JP2001246224A - 湿式排煙脱硫装置 - Google Patents

湿式排煙脱硫装置

Info

Publication number
JP2001246224A
JP2001246224A JP2000063574A JP2000063574A JP2001246224A JP 2001246224 A JP2001246224 A JP 2001246224A JP 2000063574 A JP2000063574 A JP 2000063574A JP 2000063574 A JP2000063574 A JP 2000063574A JP 2001246224 A JP2001246224 A JP 2001246224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas desulfurization
absorbing
flue gas
bubble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000063574A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Oda
直己 尾田
Takanori Nakamoto
隆則 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP2000063574A priority Critical patent/JP2001246224A/ja
Publication of JP2001246224A publication Critical patent/JP2001246224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液溜部の旋回流が発生する箇所のデッドスペ
ースを無くすことにより吸収液中の酸化性能を向上さ
せ、かつ石灰石などの固形物の沈降を防止することによ
り液溜部のコンパクト化を可能にした吸収塔構造を得る
ことにある。 【解決手段】 円筒型バッフル14を液溜部7の中央部
に設置し、かつ、バッフル14内の吸収液吸い込み流速
を気泡上昇速度以下にする。バッフル14を液溜部7の
中央に設置することにより液溜部7の吸収液の旋回流に
対する抵抗体が大幅に小さくなるため、液溜部7に吹き
込まれ攪拌機8によって微細化された空気は旋回流に押
し流されて液溜部7に滞留する時間が長くなることによ
り、液中の溶存酸素量が増加する。さらに、液溜部7に
供給された脱硫剤(石灰石など)についても十分な旋回
流により液溜部7での滞留時間が増加するため、吸収液
のpH回復も早くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排煙脱硫装置の吸
収塔内において硫黄酸化物(以下SOxと記す)を吸収
した吸収液を一定量保有することで、吸収したSOxを
酸化、中和する循環タンクに係わり、循環タンクより吸
収液を抜き出すポンプの抜き出し配管を循環タンクの中
央部に設置した円筒型の気泡巻き込み防止用柵と接合さ
せ循環タンク内液中の気泡密度が高い場合においてもポ
ンプ内への気泡の混入を抑制し、かつ、循環タンク内の
吸収液の攪拌性能を向上することを可能にした排煙脱硫
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球を取り巻く自然環境の悪化が
著しく進んでいる。中でも世界各地に設置された火力発
電所等において、化石燃料の燃焼に伴って発生する排ガ
ス中のSOx及び煤塵は、大気汚染等の環境問題の主原
因の一つである。
【0003】特に最近に至っては、SOx及び煤塵排出
値の低濃度化が要求される一方でボイラの大容量化が進
められており、高性能かつ低コストな排煙脱硫装置の開
発が急務である。
【0004】従来技術の排煙脱硫装置の一例を図4に示
す。排煙脱硫装置は吸収塔本体1、ガス入口部2、ガス
出口部3、吸収液スプレ部4、スプレノズル5、循環ポ
ンプ6、液溜部7、攪拌機8、空気吹き込み管9、ミス
ト捕集部10、気泡巻き込み防止用柵(以下、バッフル
と記す)11、抜き出し配管12を主体として構成され
る。図示していないボイラの排ガスは、ガス入口部2か
ら導入され吸収液スプレ部4のスプレノズル5から噴霧
される吸収液と気液接触し、清浄なガスとなりミスト捕
集部10によって同伴されるミストを除去された後、排
出される。
【0005】また、吸収塔本体1内で気液接触した吸収
液は、吸収塔本体1内を下降して液溜部7に一時的に溜
められる。液溜部7では、空気吹き込み管9より供給さ
れる空気が攪拌機8によって微細化され、吸収液中に溶
解する。液溜部7では吸収したSOxにより亜硫酸カル
シウムが生成されるが、吸収液中に溶解した酸素により
酸化され、図示していない炭酸カルシウム供給系統によ
り液溜部7に供給される炭酸カルシウムにより中和され
ることにより石膏を生成する。
【0006】図4のA−A線矢視図である図5に示すよ
うに、攪拌機8の回転翼は通常、液溜部7の中心に対し
て15°程度傾けて液溜部7の壁面に設置され、液溜部
7内の吸収液に対して旋回流13を発生させ、酸化用空
気の滞留時間を増加させて酸化効率を向上させると同時
に、吸収液中の石膏等の固形物が沈降して液溜部7の底
部に堆積しないよう配慮している。石膏及び未反応の炭
酸カルシウムが共存する液溜部7内の吸収液は循環ポン
プ6によって再びスプレノズル5に送られ、一部は図示
していない石膏回収系統へ送られる。液溜部7内の循環
ポンプ6への抜き出し配管12の設置部にはポンプ6内
に空気の巻き込みを防止し、かつ異物の混入を防止する
ためにバッフル11を設置している。バッフル11は、
上面が液溜部7内に溜まった吸収液内に開口しており、
吸収液はバッフル11上面より流入し、抜き出し配管1
2から循環ポンプ6へ送られる。
【0007】上記従来技術における液溜部7内に供給さ
れる酸化用空気の供給量は、プラント条件によっても異
なるが、ほぼ吸収するSOx量に比例する。このため、
高硫黄含有炭及びオリマルジョン等を燃焼するプラント
では高SOx濃度の排ガスを処理する必要があり、必然
的に酸化用空気供給量も通常と比較して増加する必要が
ある。
【0008】また、液溜部7の容量を決定する際には、
通常液溜部7でのpHの回復及び生成石膏粒径等を考慮
して決定するが、近年の低コスト化に伴い、徐々にコン
パクト化されてきているのが現状である。液溜部7の気
泡含有率(以下ボイド率と記す)は高SOx処理による
酸化用空気量の増加及び液溜部7のコンパクト化に伴い
増加することになる。ボイド率が増加すると循環ポンプ
6内に巻き込まれる空気量が増加することになり、通常
循環ポンプ6内へ空気が混入するとキャビテーション現
象が発生し、循環ポンプ6の吐出圧が減少し、ポンプ容
量の維持が困難となるためスプレノズル5より噴霧され
る吸収液量が減少し、脱硫性能が低下することになる。
【0009】一般にポンプ吸い込み液中にボイド率とし
て3〜4%以上の気泡が混入するとキャビテーション現
象が発生するとされており、上述のような現象を回避す
るためには、ポンプ吸い込み液中のボイド率を3%以下
にする必要がある。このようなキャビテーション現象が
発生した状態において循環液量を維持するためには、循
環ポンプ6の容量を大きく見込み、キャビテーションを
想定した過剰設計を行う方法もあるが、コスト面から判
断して有効な手段とは言えない。
【0010】そこで、吸収液中の気泡の上昇速度に着目
すると図6に気泡径と気泡上昇速度の関係を示すが、気
泡上昇速度は気泡径にほぼ比例している。液溜部7にお
ける気泡径は数mmであるため、気泡上昇速度は0.2
m/s程度である。また、バッフル11内吸い込み液流
速とポンプ吸い込み液中のボイド率の関係を図7に示す
が、バッフル11内吸い込み流速を増加させると、ポン
プ吸い込み液中のボイド率が増加することが分かる。
【0011】ここで、ポンプキャビテーションが発生す
ると言われるボイド率3%付近に着目すると、そのとき
のバッフル11内吸い込み流速は0.27m/sであ
る。従って図6及び図7よりバッフル11内吸い込み液
流速を気泡の上昇速以下、すなわち0.25m/s以下
にすればポンプキャビテーションを効果的に防止できる
ため、従来の湿式排煙脱硫装置ではバッフル11を拡大
し、吸い込み速度を低下させることにより気泡の巻き込
みを防止していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術ではバッフル11内の吸い込み吸収液の流速を低
下させるためバッフル11のサイズを大きくすると、液
溜部7の断面積に対してバッフル11の断面積の占める
割合が大きくなるが、液溜部7の側壁面下部に、その円
周方向に設置する攪拌機8が均等に配置できなくなり、
液溜部7の旋回流が乱れることになる。このような現象
が発生すると酸化用空気が液中に滞留する時間が短くな
るとともに、液溜部7の攪拌効果が低下して液溜部7に
供給する石灰石が液溜部7の底部に沈降しやすくなり、
SOxを吸収した吸収液と石灰石との反応が有効に行わ
れないため吸収液のpHが回復せず脱硫性能の低下及
び、石灰石の過剰投入によるユーティリティの増加要因
になる。さらに、固形物が液溜部7の底部に沈降し、堆
積しやすくなることにより液溜部7の下部に設置する配
管等の閉塞が発生する可能性がある。
【0013】そこで、本発明の課題は液溜部の旋回流が
発生する箇所のデッドスペースを無くすことにより吸収
液中の酸化性能を向上させ、かつ石灰石などの固形物の
沈降を防止することにより液溜部のコンパクト化を可能
にした吸収塔構造を得ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、円
筒型バッフルを液溜部の中央部に設置し、かつ、バッフ
ル内の吸収液吸い込み流速を気泡上昇速度以下にするこ
とにより達成される。
【0015】すなわち、本発明は、ボイラ等の燃焼装置
から排出される排ガス中の硫黄酸化物や煤塵等を導入し
て吸収塔内の吸収液と接触させて、排ガス中の硫黄酸化
物を吸収液中に吸収させる吸収塔と、硫黄酸化物を吸収
した吸収液を溜める吸収塔下部に設けられた循環タンク
と、該循環タンクの壁面には吸収液酸化用の空気吹き込
み管と吸収液攪拌用の攪拌器を取り付け、また、循環タ
ンク内の吸収液を再び吸収塔内に循環供給するための循
環ポンプと、循環ポンプ抜き出し流路を備えた湿式排煙
脱硫装置において、円筒型にして循環タンク中央部に設
置したポンプ抜き出し配管に接続するバッフルを備えた
湿式排煙脱硫装置である。
【0016】本発明によれば、バッフルを液溜部の中央
に設置することにより液溜部の吸収液の旋回流に対する
抵抗体が大幅に小さくなるため、液溜部に吹き込まれ攪
拌機によって微細化された空気は旋回流に押し流されて
液溜部に滞留する時間が長くなることにより、液中の溶
存酸素量が増加する。さらに、液溜部に供給された脱硫
剤(石灰石)などについても十分な旋回流により液溜部
での滞留時間が増加するため、吸収液のpH回復も早く
なる。
【0017】このとき、円筒型バッフルの下部には吸収
液吸い込み用の開口を設け、円筒型バッフルの上部には
前記下部開口より断面積の大きい開口を設けることによ
り、バッフル内吸い込み流速を0.25m/s以下にす
ることができる。ここで円筒型バッフルは直円筒型とす
ると液溜部の容量に対してバッフルの容量が占める割合
が大きくなり、液溜部のpH回復及び亜硫酸塩の酸化工
程の有効容量が減少するので好ましくない。そこで、円
筒型バッフルの上部のみを拡大し、この拡大部の断面積
の吸い込み液流速を0.25m/s以下になるようにす
れば拡大部分で気泡は液の吸い込みに逆らって上昇を開
始する。従って、円筒型バッフルの拡大部より下部の開
口部の断面積は吸い込み液流速0.25m/s以上にし
てもボイド率3%以上の空気が吸い込まれることはな
く、循環液量を減少させることなく、かつ、液溜部7の
有効容量を減少させることもない。
【0018】また、空気吹き込み管と攪拌器の取り付け
部は円筒型バッフルの下部の吸収液吸い込み用の開口よ
り上方位置に配置することで、攪拌機によって微細化さ
れた空気は旋回流に押し流されながら上昇を始めるので
円筒型バッフルの下部の開口から空気を巻き込むことは
ない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の具体例に係わる吸収
塔の湿式排煙脱硫装置の断面側面図、図2は図1のA−
A線矢視図、図3は液溜部に配置される円筒型バッフル
の構造を示した構造図である。
【0020】図1、図2、図3において、排煙脱硫装置
は吸収塔本体1、ガス入口部2、ガス出口部3、吸収液
スプレ部4、スプレノズル5、循環ポンプ6、液溜部
(循環タンク)7、攪拌機8、空気吹き込み管9、ミス
ト捕集部10、バッフル11、抜き出し配管12を主体
として構成され、液溜部7には円筒型バッフル14が設
けられる。
【0021】このような構造において、円筒型バッフル
14は液溜部7の中央部に設置される。円筒型バッフル
14には循環ポンプ6のサクションと同じ高さの位置に
循環ポンプ抜き出し配管12が接続されている。液溜部
7の側面の円周方向に攪拌機8が設置されている。円筒
型バッフル14は上部及び下部に開口部があり液溜部の
吸収液はこれらの開口部より流入し、循環ポンプ抜き出
し配管12を通り循環ポンプ6に送られる。
【0022】以下、円筒型バッフル14の構造について
説明するが本発明はこの構造に限ったものではない。円
筒型バッフル14の断面積は、空気の巻き込みを抑制す
るため前述したようにバッフル内吸い込み流速を0.2
5m/s以下となるようにする。ここで円筒型バッフル
14は直円筒型とすると液溜部7の容量に対してバッフ
ル14の容量が占める割合が大きくなり、液溜部7のp
H回復及び酸化工程の有効容量が減少するので好ましく
ない。そこで、円筒型バッフル14の上部のみを拡大
し、この拡大部の断面積の吸い込み液流速を0.25m
/s以下になるようにすれば拡大部分で気泡は液の吸い
込みに逆らって上昇を開始する。従って、円筒型バッフ
ル14の拡大部より下部の断面積は吸い込み液流速0.
25m/s以上にしてもボイド率3%以上の空気が吸い
込まれることはなく、循環液量を減少させることなく、
かつ、液溜部7の有効容量を減少させることもない。
【0023】円筒型バッフル14の下部に開口を設ける
ことにより循環ポンプサクションの抵抗を低減させてい
るが、下部の開口は攪拌機8及び空気吹き込み管9に対
して高い位置になることはなく、かつ、攪拌機8によっ
て微細化された空気は旋回流13に押し流されながら上
昇を始めるのでバッフル14の下部の開口から空気を巻
き込むことはない。
【0024】循環ポンプ抜き出し配管12は、円筒型バ
ッフル14と液溜部7近傍に配置された循環ポンプ6の
サクションの間を連絡している。通常、排煙脱硫装置で
は、ボイラ負荷変化時に対応するため複数台の循環ポン
プ6を配置し、台数変化運用を行っているため各循環ポ
ンプ6のサクションに接続する配管が必要となるが、円
筒型バッフル14と液溜部7の間に複数本の配管を設置
すると配管計画が複雑となるため、1本の抜き出し配管
12を円筒型バッフル14から液溜部7の外部まで通
し、さらに各ポンプ6に分岐するヘッダ(図示せず)を
配置する方が好ましい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、高濃度のSOxを含む
排ガスを処理する排煙脱硫プラントにおいて液溜部が高
ボイド率であっても円滑な循環ポンプ運転を行うことが
可能であり、かつ、液溜部の旋回流を乱すことがないた
め、吸収液中の亜硫酸塩の酸化及び吸収液のpH回復が
効率よく行われ、液溜部のコンパクト化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示した排煙脱硫装置の
断面側面図である。
【図2】 図1のA−A線矢視図である。
【図3】 図1の円筒型バッフルの構造を示した構造図
である。
【図4】 従来技術の一例を示した排煙脱硫装置の断面
側面図である。
【図5】 図4のA−A線矢視図である。
【図6】 液中を上昇する気泡径とその上昇速度の関係
を示した図である。
【図7】 バッフル内吸い込み液流速とポンプ吸い込み
液中のボイド率を示した図である。
【符号の説明】
1 吸収塔本体 2 ガス入口部 3 ガス出口部 4 吸収液スプレ
部 5 スプレノズル 6 循環ポンプ 7 液溜部 8 攪拌機 9 空気吹き込み管 10 ミスト捕集
部 11 バッフル 12 循環ポンプ
抜き出し配管 13 旋回流 14 円筒型バッ
フル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ等の燃焼装置から排出される排ガ
    ス中の硫黄酸化物や煤塵等を導入して吸収塔内の吸収液
    と接触させて、排ガス中の硫黄酸化物を吸収液中に吸収
    させる吸収塔と、硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める
    吸収塔下部に設けられた循環タンクと、該循環タンクの
    壁面には吸収液酸化用の空気吹き込み管と吸収液攪拌用
    の攪拌器を取り付け、また、循環タンク内の吸収液を再
    び吸収塔内に循環供給するための循環ポンプと、循環ポ
    ンプ抜き出し流路を備えた湿式排煙脱硫装置において、 円筒型にして循環タンク中央部に設置した循環ポンプ抜
    き出し配管に接続する気泡巻き込み防止用柵を備えたこ
    とを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  2. 【請求項2】 円筒型気泡巻き込み防止用柵の下部には
    吸収液吸い込み用の開口を設け、円筒型気泡巻き込み防
    止用柵の上部には前記下部開口より断面積の大きい開口
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の湿式排煙脱硫
    装置。
  3. 【請求項3】 空気吹き込み管と攪拌器の循環タンクへ
    の取り付け部は円筒型気泡巻き込み防止用柵の下部の吸
    収液吸い込み用の開口より上方位置に配置したことを特
    徴とする請求項1記載の湿式排煙脱硫装置。
  4. 【請求項4】 円筒型気泡巻き込み防止用柵下部の開口
    断面積は気泡巻き込み防止用柵内部に流入する吸収液流
    速が循環タンク吸収液中での気泡上昇速度以下となる大
    きさにしたことを特徴とする請求項1記載の湿式排煙脱
    硫装置。
  5. 【請求項5】 円筒型気泡巻き込み防止用柵に接続した
    循環ポンプ抜き出し流路を単一のものとし、複数の循環
    ポンプには循環ポンプ抜き出し流路からヘッダを介して
    接続することを特徴とする請求項1記載の湿式排煙脱硫
    装置。
JP2000063574A 2000-03-08 2000-03-08 湿式排煙脱硫装置 Pending JP2001246224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000063574A JP2001246224A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 湿式排煙脱硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000063574A JP2001246224A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 湿式排煙脱硫装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001246224A true JP2001246224A (ja) 2001-09-11

Family

ID=18583417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000063574A Pending JP2001246224A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 湿式排煙脱硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001246224A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014050797A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Ihi Corp 排煙脱硫装置
CN108421394A (zh) * 2018-05-04 2018-08-21 佛山市建金建电子科技有限公司 一种活性炭微气泡废气洗涤塔
CN108786427A (zh) * 2017-05-02 2018-11-13 中国石油化工股份有限公司 烟气脱硫再生一体塔及可再生湿法烟气脱硫工艺

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014050797A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Ihi Corp 排煙脱硫装置
CN108786427A (zh) * 2017-05-02 2018-11-13 中国石油化工股份有限公司 烟气脱硫再生一体塔及可再生湿法烟气脱硫工艺
CN108786427B (zh) * 2017-05-02 2020-11-10 中国石油化工股份有限公司 烟气脱硫再生一体塔及可再生湿法烟气脱硫工艺
CN108421394A (zh) * 2018-05-04 2018-08-21 佛山市建金建电子科技有限公司 一种活性炭微气泡废气洗涤塔

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090277334A1 (en) Wet flue gas desulfurization apparatus
JPWO2011145160A1 (ja) 排煙脱硫装置と燃焼システムと燃焼方法
CN107138038A (zh) 一种湿法脱硫脱硝除尘一体工艺及装置
CN108554158A (zh) 一种高温高湿烟气降温脱硫净化系统
JP3776793B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
CN206965497U (zh) 一种湿法脱硫脱硝除尘装置
CN106237825A (zh) 扰流捕捉器及一种湿法烟气脱硫除尘吸收塔
KR19990044912A (ko) 습식 연도 가스 탈황장치 및 연도 가스 탈황장치의 산소 함유가스 송풍장치
CN201445885U (zh) 一种脱硫除尘装置
CN106975338A (zh) 一种智能喷淋式脱硫除尘方法及其装置
JP2002248318A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JP2001246224A (ja) 湿式排煙脱硫装置
CN2920372Y (zh) 一种工业烟气双碱湿法脱硫除尘装置
JP3910307B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
CN202343073U (zh) 回转炉烟气净化装置
JP3842693B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
JP3942778B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置
JP3842706B2 (ja) 湿式排煙脱硫装置と方法
JP4349511B2 (ja) 排ガス処理装置とその運転方法
CN212915125U (zh) Y型吸收反应器
JP7323077B2 (ja) 排ガス浄化装置
CN209714715U (zh) 一种小型无害化废气处理装置
CN214437665U (zh) 一种离心式烟气脱硫脱硝除尘塔
JP2003190739A (ja) 湿式排煙脱硫装置
JP2001120946A (ja) 湿式排煙脱硫装置とその運転方法