JP2001246058A - 電力供給制御システム、および、該システムに関連する装置 - Google Patents

電力供給制御システム、および、該システムに関連する装置

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JP2001246058A
JP2001246058A JP2000062487A JP2000062487A JP2001246058A JP 2001246058 A JP2001246058 A JP 2001246058A JP 2000062487 A JP2000062487 A JP 2000062487A JP 2000062487 A JP2000062487 A JP 2000062487A JP 2001246058 A JP2001246058 A JP 2001246058A
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Kazuhiro Sato
和浩 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出される電圧レベルの変化量に応じて、部
品を放電させることによって、停電の誤認防止と、瞬断
時における速やかな動作回復を行うこと。 【解決手段】 図柄表示装置100内の電力供給を行う
必要のない部品109,110に対しては、電源装置2
0内で所定の電圧レベルの変化があっても直ちに電力を
遮断せず、その検出される電圧レベルの変化量に応じて
該部品109,110を放電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力供給制御シス
テムに係り、より詳しくは、例えば図柄表示装置を搭載
した遊技機における瞬断や停電等の電源異常に対する電
力供給制御を、遊技に支障のない状態を保ちながら行う
ことが可能な電力供給制御システム、および、該システ
ムに関連する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における電源からの電力供給制御を
行うシステムの構成例として、遊技機を例に挙げて説明
する。
【0003】図5は、図柄表示装置を搭載した遊技機と
して構成される第1の従来例を示す。
【0004】遊技に関する主制御を行う側の主基板50
0と、図柄表示装置510との間には、電源501から
の電力を供給するための電源ライン502(DC+12
V)が接続されている。
【0005】図柄表示装置510において、電源ライン
502から供給されたDC+12Vの電圧は、電圧変換
回路511においてレベル変換され、DC+5Vと、D
C+12Vとに分けられる。
【0006】そして、DC+5Vの電源ライン520に
は、CPU530、ROM531、RAM532等の、
いわゆる瞬断時にも電力を必要とする部品に接続されて
いる。一方、DC+12Vの電源ラインには、LCDI
/F(インターフェース)533、LCDパネル534
等の、いわゆる瞬断時にも電力を必要としない部品に接
続されている。
【0007】図6は、液晶制御基板を有する遊技機とし
て構成される第2の従来例を示す(特開平10−263
152号公報等参照)。
【0008】遊技に関する主制御を行う側のゲーム制御
用基板600と、液晶制御基板610のLCD制御用マ
イコン602との間には、異なる電力を供給するための
複数の電源ライン601(DC+45V、DC+15
V、DC+5V、DC+1.5V、DC−7V)が接続
されている。そして、LCD制御用マイコン602に
は、LCD電源回路603を介して、絵柄を表示するL
CD604が接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例の場合、
図5に示すように、主基板500から図柄表示装置51
0への電源ライン数は、DC+12Vの電源ライン50
2だけの単数であるため、図柄表示装置510内に分電
用の電圧変換回路511を備えている。
【0010】このように図柄表示装置510側におい
て、DC+12Vの電源ライン502を、DC+5Vの
電源ライン520とDC+12Vの電源ライン521と
の2ラインに分岐した回路状態において、電源の瞬電対
策を行うと、新たに高負荷の回路を付設しなければなら
ず、その結果、回路構成が複雑化し、高コストとなる。
【0011】さらに、上記遊技機等の従来のシステムに
おいては、瞬断時にも電力を必要とする部品(例えば、
図5のCPU530、ROM531、RAM532等)
や、瞬断時には電力を必要としない部品(例えば、図5
のLCDI/F533等)といった、いわゆる、部品の
異なる使用条件を加味した上で、瞬断又は停電の対策を
行っていない。
【0012】また、第2の従来例の場合、図6に示すよ
うに、ゲーム制御用基板600と、LCD604を有す
る液晶制御基板610との間は、複数の電源ライン60
1が接続されているが、電源の瞬断対策についての構成
ではなく、その説明も何らなされていない。
【0013】そこで、本発明の目的は、検出される電圧
レベルの変化量に応じて、所望の部品を放電させること
によって、遊技に支障のない状態を保ちながらも、停電
の誤認防止と、瞬断時における速やかな動作回復とを行
うことが可能な電力供給制御システムおよび該システム
に関連する装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源装置から
出力される電力を、遊技装置内に設けられた各機能を有
する部品に対して、必要に応じて供給制御する電力供給
制御システムであって、前記遊技装置内に、少なくと
も、電源瞬断時には電力を必要としない部品が設けられ
た場合において、前記部品に接続され、かつ、該部品に
対して前記電源装置から電力を供給する電源ラインと、
前記電源装置から前記電源ラインを介して供給される電
力の電圧レベルの変化を検出する検出手段と、前記検出
される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、前記電源
ラインを介して前記部品に供給される電力を遮断する遮
断手段と、前記検出される電圧レベルの変化量に応じ
て、前記部品を放電させる放電手段とを具え、遊技に支
障のない状態を保ちながら、前記電源装置内で一定の電
圧レベルの変化があった場合、前記部品に対して遮断
し、さらに該部品を放電させることによって、電力供給
制御システムを構成する。
【0015】本発明は、電源装置から出力される電力
を、遊技装置内に設けられた各機能を有する部品に対し
て、必要に応じて供給制御する電力供給制御システムで
あって、前記遊技装置内に、少なくとも、電源瞬断時に
は電力を必要としない部品が設けられた場合において、
前記部品に接続され、かつ、該部品に対して前記電源装
置から電力を供給する電源ラインと、前記電源装置に設
けられ、当該電源装置から前記電源ラインを介して供給
される電力の電圧レベルの変化を検出する検出手段と、
前記検出される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、
前記電源ラインを介して前記部品に供給される電力を遮
断する遮断手段と、前記検出される電圧レベルの変化量
に応じて、前記部品を放電させる放電手段とを具え、遊
技に支障のない状態を保ちながら、前記電源装置内で一
定の電圧レベルの変化があった場合、前記部品に対して
遮断し、さらに該部品を放電させることによって、電力
供給制御システムを構成する。
【0016】本発明は、電源装置から出力される電力を
必要に応じて、当該装置内に設けられた各機能を有する
部品に対して供給制御する電力供給制御機能を有する遊
技装置であって、少なくとも、電源瞬断時には電力を必
要としない部品が設けられた場合において、前記部品に
接続され、かつ、該部品に対して前記電源装置から電力
を供給する電源ラインと、前記電源装置から前記電源ラ
インを介して供給される電力の電圧レベルの変化を検出
する検出手段と、前記検出される電圧レベルの変化量が
所定以上のとき、前記電源ラインを介して前記部品に供
給される電力を遮断する遮断手段と、前記検出される電
圧レベルの変化量に応じて、前記部品を放電させる放電
手段とを具え、遊技に支障のない状態を保ちながら、前
記電源装置内で一定の電圧レベルの変化があった場合、
前記部品に対して遮断し、さらに該部品を放電させるこ
とによって、遊技装置を構成する。
【0017】本発明は、遊技装置内に設けられた各機能
を有する部品に対して、必要に応じて電力を供給制御す
る電源装置であって、前記遊技装置内に設けられた電源
瞬断時には電力を必要としない部品に接続され、かつ、
該部品に対して電力を供給する電源ラインと、前記電源
ラインを介して供給される電力の電圧レベルの変化を検
出する検出手段と、前記検出される電圧レベルの変化量
が所定以上のとき、前記電源ラインを介して前記部品に
供給される電力を遮断する遮断手段と、前記検出される
電圧レベルの変化量に応じて、前記部品を放電させる放
電手段とを具え、遊技に支障のない状態を保ちながら、
前記電源装置内で一定の電圧レベルの変化があった場
合、前記部品に対して遮断し、さらに該部品を放電させ
ることによって、電源装置を構成する。
【0018】ここで、前記部品は、可変画像表示装置の
可変画像を表示可能な画像表示部としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0020】本例では、本発明に係る電力供給制御シス
テムを、パチンコ遊技機に適用した場合の構成例を、図
1〜図4に基づいて説明する。
【0021】(システム構成)図1において、本パチン
コ遊技機は、主基板1側に設けられた統括的な制御を行
う主制御装置10と、電力供給用の電源回路20と、図
柄表示装置100とに大別される。
【0022】主制御装置10は、設定された所定の確率
に基づく乱数を発生する機能、始動入賞口200への入
賞数、可変画像表示ゲームにおける大当たり情報、不正
情報等の各種情報をホール管理用として出力する機能、
さらには、図柄表示装置100に対して大当たり情報等
の表示用データを出力する機能等を有している。
【0023】図柄表示装置100は、主制御装置10か
ら出力される小当りや大当たり等の遊技形態に対応した
表示用データに基づいて、2次元映像データや3次元映
像データを表示画面に表示させる。
【0024】101は、主制御装置10からの表示用デ
ータ(すなわち、制御用のストローブ信号、データ用の
コマンド群等からなる)を受信するためのデータ受信回
路である。
【0025】102は、外部の電源回路20から電力が
供給され、新たに本図柄表示装置用の電源を生成する電
源回路である。
【0026】103は、受信したコマンドに基づいて表
示制御を行うために必要な制御データの生成や、その他
の回路部の統括的な制御を行うCPUである。
【0027】104は、CPU103から出力された制
御データに基づいて3D映像データ等を演算処理によっ
て生成し、該3D映像データ等を表示画面に出力する画
像処理LSI(以下、VDP:ビデオディスプレイプロ
セッサという)である。
【0028】105は、CPU103の動作手順を記述
したプログラムや、本発明の3D図柄変動処理に関する
制御プログラムを記録するROMである。
【0029】106は、CPU103のワークエリア
や、演算データを一時的に記憶する領域として用いられ
るRAMである。
【0030】107は、VDP104により生成された
3D映像データを画像データとして一時的に記憶するビ
デオRAMである。これにより、VDP104は、この
ビデオRAM107に記憶された画像データを映像信号
に変換して表示画面に表示させる。
【0031】108は、3D映像データを生成するため
の3D画像データ120と、2D映像データを生成する
ための2D画像データ130とを記憶するキャラクタR
OMである。
【0032】ここで、3D画像データ120には、複数
のテクスチャデータ121と、3D形状を示す複数のオ
ブジェクトデータ122とが含まれる。
【0033】テクスチャデータ121は、ビットマップ
データにより構成され、R,G,Bの各色3バイトから
なるパレットデータと、このカラーパレットの番号を示
す1バイトのインデックスデータとを有する。
【0034】オブジェクトデータ122は、X,Y,Z
の座標軸をもつ3D形状データにより構成され、3D形
状ポリゴンを示す色無しのデータとして表現される。
【0035】109は、ビデオRAM107に一時的に
記憶された画像データを映像信号として受け取って表示
画面に出力するLCDパネル用インターフェイス(I/
F)回路である。
【0036】110は、LCDパネル用インターフェイ
ス回路109から出力された映像信号に基づいて、3D
画像や2D画像の図柄を表示させる表示画面としてのL
CDパネルである。本例では、このLCDパネル110
は、3つの図柄(左図柄、中図柄、右図柄)から構成さ
れているものとする。
【0037】(電源ライン)次に、電源ラインの接続
を、図1に基づいて説明する。
【0038】図1において、主基板1側の電源装置20
と、図柄表示装置100側の電源回路102との間は、
DC+5Vの電源ライン30、および、DC+12Vの
電源ライン31によって接続されている。なお、電源装
置20には、AC24Vが供給されている。
【0039】図柄表示装置100において、電源回路1
02からのDC+5Vの電源ライン30は、電源瞬断時
にも電力を必要とする「第1の部品」に各々接続されて
いる。この第1の部品としては、図1中の実線に示すよ
うに、CPU103、VDP104、プログラムROM
105、RAM106、ビデオRAM107、キャラク
タROM108等がある。
【0040】また、電源回路102からのDC+12V
の電源ライン30は、電源瞬断時には電力を必要としな
い「第2の部品」に各々接続されている。この第2の部
品としては、図1中の破線に示すように、LCDパネル
110と接続されたLCDパネル用I/F回路109が
ある。
【0041】(電力供給制御回路)次に、電力供給制御
回路を、図2および図3に基づいて説明する。
【0042】図2は、電源装置20が電源ライン31を
介して図柄表示装置100内の電源回路102と接続さ
れ、さらに、電源回路102が電源ライン31を介して
電源瞬断時には電力を必要としない第2の部品(LCD
パネル用I/F回路109、LCDパネル110)と接
続されている部分の回路構成を示す。
【0043】この電源回路102は、検出回路200
と、カット回路201と、放電回路202とを備えてい
る。
【0044】検出回路200は、電源装置20から電源
ライン31を介して供給される電力の電圧レベルを認識
し、その変化量を検出する機能をもつ。
【0045】カット回路201は、その検出された電圧
レベルが一定値以上の変化をしたとき、電源ライン31
を介して第2の部品に出力する電力を遮断する機能をも
つ。
【0046】放電回路202は、前記検出される電圧レ
ベルの変化量に応じて、第2の部品を放電させる機能を
もつ。
【0047】図3は、各回路の詳細な構成を示す。
【0048】検出回路200の出力端子には、PNPト
ランジスタ回路201aと、MOS型の受発光回路20
1bとからなるカット回路201が接続されている。受
発光回路201bの受光側はDC+12Vの電源ライン
31に接続されている。
【0049】また、検出回路200の出力端子はAND
回路210の一方の入力端子に接続され、該AND回路
210の出力端子は放電回路202を構成するNPNト
ランジスタ回路202aのベース端子に接続され、その
コレクタ端子はDC+12Vの電源ライン31を介して
LCDパネル用I/F回路109、さらには、LCDパ
ネル110に接続されている。
【0050】以下、本システムの動作について説明す
る。
【0051】(電力供給制御)次に、電力の供給制御
を、図4に基づいて説明する。
【0052】ここでは、電源装置20側の制御によっ
て、2つの電源ライン30,31を介して、図柄表示装
置100内の第1の部品および第2の部品に、電力供給
の制御を行う手法について説明する。
【0053】図4は、電力供給制御の処理を説明するた
めのタイミングチャートである。
【0054】図4(a)は、電源装置20に供給されて
いる交流電圧(AC24V)の波形を示す。
【0055】図4(b)は、その交流電圧を直流電圧
(DC+12V)に変換した波形であり、電源ライン3
1に供給される。
【0056】図4(c)は、その交流電圧を直流電圧
(DC+5V)に変換した波形であり、電源ライン30
に供給される。
【0057】図4(d)は、電源装置20から主制御装
置10へ出力される制御信号PFを示す。
【0058】図4(e)は、電源装置20から図柄表示
装置100内のデータ受信回路101に出力されるリセ
ット信号RSTを示す。 (電源投入動作) 1.今、時間t1において電源装置20の電源が投入さ
れると、DC+5Vの電源ライン30、DC+12Vの
電源ライン31が順次起動する。
【0059】2.DC+12Vが立ち上がり後、時間d
1経過した後、時間t2において制御信号PFがL(ロ
ウ)レベルからH(ハイ)レベルに変化する。
【0060】3.制御信号PFが立ち上がり後、時間d
2経過した後、時間t3においてリセット信号RSTがL
レベルからHレベルに変化する。
【0061】(AC24V入力の瞬停/復電/停電動
作) 4.時間t4 において瞬停(瞬時の停電)が発生する
と、DC+12Vの出力をOFF(オフ)とする。これ
により、DC+12Vの電源ライン31から、図柄表示
装置100内の第2の部品である、LCDパネル用I/
F回路109には電力が供給されないため、LCDパネ
ル110は動作停止状態となる。
【0062】一方、この瞬停時において、DC+5Vの
出力は、ON(オン)状態を維持する。これにより、D
C+5Vの電源ライン30から、図柄表示装置100内
の第1の部品である、CPU103やVDP104に電
力が供給され続けるため、動作状態を保つ。
【0063】ここで、瞬停か否かは、検出回路200を
用いて電圧レベルの変化を検出することによって判断で
きる。例えば、瞬停が発生する電圧レベルの変化量を、
停電が発生する電圧レベルの変化量よりも小さく設定す
ることによって容易に判断するか、又は、電圧レベルが
一度降下し、再び回復するまでの時間によって判断す
る。
【0064】この瞬電の期間において、カット回路20
1による電源ライン31の切り離しを行い、あわせて放
電を行う。
【0065】放電は、放電回路302を用いて、LCD
パネル110を含むパネル部分の放電を行う。この放電
を行う期間は、例えば、瞬電発生時の時間t4から復電
時の時間t6まで期間Pに設定することが可能である。
【0066】5.瞬停検出後、制御信号PFは、Hレベ
ルを維持して電力を供給するが、この検出時点から時間
3経過後の時間t5において、HレベルからLレベルに
変化する。時間t5までAC24Vの電力が回復しない
場合は、停電と判断する。
【0067】6.AC24V入力が時間t6において復
電した後、DC+12Vが再起動する。これにより、電
源ライン31を介して、再度、LCDパネル用I/F回
路109、LCDパネル110に電力が供給される。な
お、このとき、DC+5Vは、ON状態のままでHレベ
ルにあり、電力が供給されている。
【0068】7.制御信号PFは、時間t5の時点から
時間d4以上の動作停止状態を保持した後、時間t7にお
いて復帰し、Hレベルとなる。その後、必ず、リセット
信号RSTは、HレベルからLレベルに変化する。
【0069】また、リセット信号RSTのHレベルから
Lレベルへの変化に同期して、制御信号PFはLレベル
からHレベルへ変化する。
【0070】8.リセット信号RSTは、時間t7の時
点から時間d5以上のLレベルを保持した後、Hレベル
に変化する。
【0071】9.時間t9 の時点で停電が発生すると、
DC+12VはHレベルからLレベルに変化するが、D
C+5Vは停電に関係なくHレベルを保持する。
【0072】この停電時には、LCDパネル110は電
力が供給されないため動作を停止するが、CPU103
やVDP104は依然として電源ライン31を介して電
力が供給されるため、動作状態を保持する。
【0073】ここで、停電か否かは、瞬停と同様に、検
出回路200を用いて電圧レベルの変化により判断でき
る。例えば、停電が発生する電圧レベルの変化量を、瞬
停が発生する電圧レベルの変化量よりも大きく設定する
ことによって容易に判断でき、又は、電圧レベルが降下
し、再び回復するまでの時間によって瞬停と停電を判断
する。
【0074】そして、停電の発生と認識した時点におい
て、カット回路201を用いてLCDパネル110に接
続されているDC+12Vの電源ライン31を切り離
す。
【0075】また、必要に応じて、電源ライン31の切
り離しに際して、放電回路302を用いてLCDパネル
110のパネル部の放電を行なわせてもよい。この放電
を行う期間は、例えば、瞬停と同じ期間Pに設定した
り、さらには、停電発生時の時間t9から一定時間後の
時間t10まで期間Q(Q>P)に設定してもよい。
【0076】上述したように、瞬停時において、図柄表
示装置100内のLCDパネル110等の電力供給を行
う必要のない第2の部品に対しては、電源装置20内で
一定の電圧レベルの変化(すなわち、瞬停レベルに相当
する変化)があると、直ちに電力を遮断し、電力を遮断
した部品に対しては放電を行うようにしたので、次回電
力が復帰されたときに速やかに画面表示を行うことが可
能となり、さらに、停電レベルではない瞬電レベルでの
電力供給停止があった場合でも、直ぐに停電と誤判断す
ることがなく、瞬電レベルにも電力の必要な部品に電力
をまわすことができ、これにより、遊技に支障のない状
態を保ちながらも、停電の誤認防止と、瞬断時における
速やかな動作回復を行うことができる。
【0077】(その他の例)上記例では、電力供給制御
の処理を図柄表示装置100側の電源回路102内で行
ったが、これに限定されるものではなく、電圧レベルの
変化を検出する検出機能、電源ラインを遮断するカット
機能、放電機能を主基板1側の電源装置20内に備えて
同様な処理を行うことも可能である。さらには、検出機
能のみを電源装置20内に備え、カット機能と放電機能
を図柄表示装置100側の電源回路102内に備えるよ
うな構成としてもよい。
【0078】なお、上記例では、電力供給制御システム
として、パチンコ遊技機を例に挙げて説明したが、これ
に限定されるものではなく、他の遊技機、さらには遊技
機以外のシステムや装置にも応用できるものである。
【0079】また、上記例では、2つの電源ラインに接
続する第1又は第2の部品は、電源瞬断時にも電力を必
要とするか否かによって決定していたが、これに限定さ
れるものではなく,他の使用条件や機能を加味した上で
決定してもよく、さらに、電源ライン数は2つに限定さ
れるものではなく、それ以外の数でも同様に処理するこ
とが可能である。
【0080】また、本発明に係る電力供給制御の処理
は、記憶媒体(例えば、フロッピディスク、ハードディ
スク等)に記憶された制御プログラムを装置又はシステ
ムに供給して、コンピュータによって当該制御プログラ
ムを実行することによっても、本発明の効果を享受でき
るものである。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源瞬断時に図柄表示装置内の電力供給を行う必要のな
い部品に対しては、電源装置内で所定の電圧レベルの変
化があっても直ちに電力を遮断し、電力供給の不要な部
品に対しては放電を行うようにしたので、次回電力が復
帰されたときに速やかに画面表示を行うことが可能とな
り、さらに、停電レベルではない瞬電レベルでの電力供
給停止があっても、直ぐに停電と誤判断することがなく
なり、瞬電レベルにも電力の必要な部品に電力をまわす
ことができ、これにより、遊技に支障のない状態を保ち
ながらも、停電の誤認防止と、瞬断時における速やかな
動作回復を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である電力供給制御システ
ムとして構成される遊技機の1例を示すブロック図であ
る。
【図2】瞬断時には電力を必要としない第2の部品に接
続される電源ラインの部分を抽出して示すブロック図で
ある。
【図3】電力供給制御を行う回路の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】電力供給制御の処理を説明するフローチャート
である。
【図5】第1の従来例を示すブロック図である。
【図6】第2の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 10 主制御装置 20 電源回路 30 第1の電源ライン 31 第2の電源ライン 100 図柄表示装置 101 データ受信回路 102 電源回路 103 CPU 104 VDP 105 プログラムROM 106 RAM 107 ビデオRAM 108 キャラクタROM 109 LCDパネル用インターフェイス回路 110 LCDパネル 200 検出回路 201 カット回路 202 放電回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置から出力される電力を、遊技装
    置内に設けられた各機能を有する部品に対して、必要に
    応じて供給制御する電力供給制御システムであって、 前記遊技装置内に、少なくとも、電源瞬断時には電力を
    必要としない部品が設けられた場合において、 前記部品に接続され、かつ、該部品に対して前記電源装
    置から電力を供給する電源ラインと、 前記電源装置から前記電源ラインを介して供給される電
    力の電圧レベルの変化を検出する検出手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、
    前記電源ラインを介して前記部品に供給される電力を遮
    断する遮断手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量に応じて、前記部品
    を放電させる放電手段とを具え、 遊技に支障のない状態を保ちながら、前記電源装置内で
    一定の電圧レベルの変化があった場合、前記部品に対し
    て遮断し、さらに該部品を放電させることを特徴とする
    電力供給制御システム。
  2. 【請求項2】 電源装置から出力される電力を、遊技装
    置内に設けられた各機能を有する部品に対して、必要に
    応じて供給制御する電力供給制御システムであって、 前記遊技装置内に、少なくとも、電源瞬断時には電力を
    必要としない部品が設けられた場合において、 前記部品に接続され、かつ、該部品に対して前記電源装
    置から電力を供給する電源ラインと、 前記電源装置に設けられ、 当該電源装置から前記電源ラインを介して供給される電
    力の電圧レベルの変化を検出する検出手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、
    前記電源ラインを介して前記部品に供給される電力を遮
    断する遮断手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量に応じて、前記部品
    を放電させる放電手段とを具え、 遊技に支障のない状態を保ちながら、前記電源装置内で
    一定の電圧レベルの変化があった場合、前記部品に対し
    て遮断し、さらに該部品を放電させることを特徴とする
    電力供給制御システム。
  3. 【請求項3】 前記部品は、前記遊技装置内に設けられ
    た可変画像表示装置の可変画像を表示可能な画像表示部
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の電力供給
    制御システム。
  4. 【請求項4】 電源装置から出力される電力を必要に応
    じて、当該装置内に設けられた各機能を有する部品に対
    して供給制御する電力供給制御機能を有する遊技装置で
    あって、 少なくとも、電源瞬断時には電力を必要としない部品が
    設けられた場合において、 前記部品に接続され、かつ、該部品に対して前記電源装
    置から電力を供給する電源ラインと、 前記電源装置から前記電源ラインを介して供給される電
    力の電圧レベルの変化を検出する検出手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、
    前記電源ラインを介して前記部品に供給される電力を遮
    断する遮断手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量に応じて、前記部品
    を放電させる放電手段とを具え、 遊技に支障のない状態を保ちながら、前記電源装置内で
    一定の電圧レベルの変化があった場合、前記部品に対し
    て遮断し、さらに該部品を放電させることを特徴とする
    遊技装置。
  5. 【請求項5】 前記部品は、可変画像表示装置の可変画
    像を表示可能な画像表示部であることを特徴とする請求
    項4記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】 遊技装置内に設けられた各機能を有する
    部品に対して、必要に応じて電力を供給制御する電源装
    置であって、 前記遊技装置内に設けられた電源瞬断時には電力を必要
    としない部品に接続され、かつ、該部品に対して電力を
    供給する電源ラインと、 前記電源ラインを介して供給される電力の電圧レベルの
    変化を検出する検出手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量が所定以上のとき、
    前記電源ラインを介して前記部品に供給される電力を遮
    断する遮断手段と、 前記検出される電圧レベルの変化量に応じて、前記部品
    を放電させる放電手段とを具え、 遊技に支障のない状態を保ちながら、当該電源装置内で
    一定の電圧レベルの変化があった場合、前記部品に対し
    て遮断し、さらに該部品を放電させることを特徴とする
    電源装置。
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