JP2001244837A - 周波数変換装置、アンテナ用給電部及びアンテナ - Google Patents

周波数変換装置、アンテナ用給電部及びアンテナ

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JP2001244837A
JP2001244837A JP2000056994A JP2000056994A JP2001244837A JP 2001244837 A JP2001244837 A JP 2001244837A JP 2000056994 A JP2000056994 A JP 2000056994A JP 2000056994 A JP2000056994 A JP 2000056994A JP 2001244837 A JP2001244837 A JP 2001244837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ほぼ同一方向から到来する特定の偏波信号で
あって異なる周波数帯の複数の信号を所定の周波数の信
号に変換する。 【解決手段】 特定の偏波を持つ第1及び第2の周波数
帯の信号のうち少なくとも一方をプローブ12で受信
し、このプローブ12からの信号が、第1及び第2の周
波数帯の信号を通過させる通過帯域を有するフィルタ1
6を通過する。このフィルタ16の出力信号を所定の周
波数帯の信号にミキサー18が局部発振器20からの局
部発振信号に基づいて周波数変換する。ミキサー18の
出力信号が出力端子10に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラボラまたはオ
フセットパラボラアンテナ、これらアンテナの給電部及
び給電部において使用される周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パラボラまたはオフセットパラボラアン
テナは、例えば衛星放送信号または衛星通信信号を受信
するために使用されることがある。これらアンテナは、
パラボラまたはオフセット反射鏡の焦点位置に給電部を
有している。給電部は、一次放射器と導波管とを有し、
導波管には、プローブが設けられ、プローブで受信され
た衛星放送信号または衛星通信信号が、給電部に設けら
れた周波数変換装置に出力され、ここで第1中間周波信
号に周波数変換され、例えば衛星放送または衛星通信受
信用のチューナに供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現時点では、衛星放送
信号を送信している放送衛星と、衛星通信信号を送信し
ている通信衛星とは、異なる経度上に打ち上げられてい
る。そのため、衛星放送受信用のアンテナと、衛星通信
受信用のアンテナとは、同一受信点であっても、それぞ
れ別個に設置されている。将来、同一経度上に打ち上げ
られた静止衛星から、衛星放送信号と衛星通信信号とが
送信される可能性がある。同一受信点に衛星放送受信用
と衛星通信受信用のアンテナを別々に設置することは、
不経済である上に、多くの設置スペースが必要である。
【0004】本発明は、将来の衛星放送信号や衛星通信
信号のように周波数帯は異なっているが、ほぼ同一方向
から到来する信号を所定の周波数に変換する周波数変換
装置、この変換装置を備えた給電部及びこの給電部を備
えたアンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様の周波数
変換装置は、特定の偏波を持つ第1及び第2の周波数帯
の信号のうち少なくとも一方を受信する受信手段を有し
ている。この受信手段は、第1及び第2の周波数帯の信
号の双方を受信することもできるし、一方のみを受信す
ることもできる。特定の偏波としては、右旋円偏波また
は左旋円偏波、垂直または水平偏波の直線偏波を使用す
ることができる。この受信手段からの信号がフィルタに
出力される。このフィルタは、第1及び第2の周波数帯
の信号を通過させる通過帯域を有している。フィルタと
しては、バンドパスフィルタ、ローパスフィルタまたは
ハイパスフィルタを使用することができる。このフィル
タの出力信号を所定の周波数帯の信号に周波数変換手段
が周波数変換する。周波数変換手段としては、1台のミ
キサーと1台の局部発振器を用いたものを使用すること
ができる。この周波数変換手段の出力信号が出力端子に
出力される。この出力端子に、前記周波数変換手段を動
作させるための電圧を、外部から供給することもでき
る。
【0006】この周波数変換装置では、フィルタに、第
1及び第2の周波数帯を通過帯域とするものを使用して
いる。従って、特定の偏波を持つ第1の周波数帯の信号
及び特定の偏波を持つ第2の周波数帯の信号の双方また
はいずれか一方を、受信手段で受信すると、これを所定
の周波数帯に周波数変換して、出力することができる。
【0007】本発明の他の態様の周波数変換装置は、第
1の周波数帯における特定の偏波を持つ第1の信号と、
第2の周波数帯における前記特定の偏波を持つ第2の信
号とのうち、一方の信号を受信する受信手段を、有して
いる。特定の偏波としては、右旋または左旋の円偏波、
或いは垂直または水平の直線偏波を使用することができ
る。第1の信号を通過させる通過帯域を有する第1のフ
ィルタと、第2の信号を通過させる通過帯域を有する第
2のフィルタとが、設けられている。第1及び第2のフ
ィルタとしては、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ
またはバンドパスフィルタを使用することができる。第
1及び第2のフィルタのうち、前記受信手段の出力信号
を通過させるフィルタを選択手段が選択する。選択手段
は、第1及び第2のフィルタの入力側または出力側に設
けることができる。第1または第2のフィルタのうち前
記選択手段によって選択されたフィルタを通過した信号
を、所定の周波数帯の信号に周波数変換手段が、周波数
変換する。周波数変換手段としては、1台のミキサーと
1台の局部発振器とを有するものを使用することができ
る。この周波数変換手段の出力信号が出力端子に出力さ
れ、かつ外部から制御信号が出力端子に供給される。前
記制御信号に基づいて第1及び第2のフィルタの一方を
前記選択手段に制御手段が選択させる。制御信号として
は、値の異なる直流電圧や、パルス信号を使用すること
ができる。
【0008】この周波数変換装置では、特定の偏波の信
号を受信する受信手段で受信された信号が、第1及び第
2の周波数帯の信号のいずれであっても、第1及び第2
のフィルタのうち、受信手段で受信された信号の周波数
帯に対応したものが、制御手段によって選択され、周波
数変換されて、出力端子に出力される。従って、特定の
偏波の信号である限り、第1及び第2の周波数帯いずれ
であっても、周波数変換することができる。
【0009】本発明の他の態様の周波数変換装置は、第
1及び第2の受信手段を有している。第1受信手段は、
第1または第2の周波数帯であって、第1の偏波を有す
る第1信号を、受信する。第2の受信手段は、第1また
は第2の周波数帯であって第2の偏波を有する第2の信
号を受信する。第1及び第2の偏波として、右旋及び左
旋の円偏波、または垂直または水平の直線偏波が使用で
きる。第1及び第2の受信手段のうち一方を第1の選択
手段が選択する。第1の周波数帯の信号を通過させる通
過帯域を有する第1のフィルタと、第2の周波数帯の信
号を通過させる通過帯域を有する第2のフィルタとが、
設けられている。第1選択手段で選択された信号を第1
及び第2のフィルタのいずれから出力するか第1及び第
2のフィルタの一方を第2の選択手段が選択する。第2
の選択手段は、第1及び第2のフィルタの入力側または
出力側に設けられている。第1及び第2のフィルタのう
ち第2の選択手段によって選択されたフィルタを通過し
た信号を所定の周波数帯の信号に周波数変換手段が周波
数変換する。周波数変換手段としては、1台のミキサー
と1台の局部発振器とを有するものを使用することがで
きる。この周波数変換手段の出力信号が出力端子に出力
され、この出力端子に外部から第1及び第2の選択手段
用の制御信号が供給される。制御手段が、第1の選択手
段用の制御信号に基づいて第1の選択手段に第1または
第2の受信手段を選択させ、第2の選択手段用の制御信
号に基づいて第2選択手段に第1または第2のフィルタ
を選択させる。
【0010】この周波数変換装置によれば、第1の選択
手段が、第1及び第2の偏波のうち所望の偏波を持つ信
号を選択し、この所望の偏波を持つ信号のうち第1及び
第2の周波数帯のうち所望の周波数帯のものが選択手段
の作用によって選択されて、周波数変換手段に供給さ
れ、周波数変換されて、出力端子から出力される。この
ように所望偏波の所望周波数帯の信号を、周波数変換す
ることができる。
【0011】本発明の更に別の態様の周波数変換装置
は、第1及び第2の受信手段を有している。第1の受信
手段は、第1の偏波を持つ第1の周波数帯及び第2の周
波数帯の第1及び第2の信号を受信する。第2の受信手
段は、第2の偏波を持つ第1の周波数帯及び第2の周波
数帯の第3及び第4の信号を受信する。第1及び第2の
偏波としては、右旋円偏波及び左旋円偏波、または水平
及び垂直の直線偏波のいずれかを使用することができ
る。第1の受信手段から第1及び第2の信号が第1のフ
ィルタに供給され、第1のフィルタは、第1の周波数帯
の信号を通過させる通過帯域を有する。第1の受信手段
から第1及び第2の信号が第2のフィルタにも供給され
る。第2のフィルタは、第2の周波数帯の信号を通過さ
せる通過帯域を有している。第2の受信手段から第3及
び第4の信号が第3のフィルタに供給される。第3のフ
ィルタは、第1の周波数帯の信号を通過させる通過帯域
を有している。第2の受信手段から第3及び第4の信号
が第4のフィルタにも供給される。第4のフィルタは、
第2の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有してい
る。第1乃至第4のフィルタとしては、ローパスフィル
タ、ハイパスフィルタまたはバンドパスフィルタを使用
することができる。第1乃至第4のフィルタの出力信号
のうち選択した1つの出力信号を所定の周波数帯の信号
に周波数変換した信号を選択周波数変換手段が出力す
る。選択周波数変換手段としては、例えば第1乃至第4
のフィルタの出力信号を周波数変換した4台の周波数変
換手段の出力信号のうち1つを選択手段によって選択す
るもの、または第1乃至第4のフィルタの出力信号のう
ち1つを選択手段が選択して、選択した出力信号を1台
の周波数変換手段に供給するものを使用することができ
る。この選択周波数変換手段の出力信号が出力端子に出
力されると共に、外部から前記選択周波数変換手段用の
制御信号が出力端子に供給される。前記選択周波数変換
手段用の制御信号に基づいて、選択制御手段が、第1乃
至第4のフィルタの出力信号のうち、前記選択周波数変
換手段から周波数変換されて出力される信号を選択す
る。選択周波数変換手段として、4台の周波数変換手段
と、これら周波数変換手段の出力信号のうち1つを選択
する選択手段とを備えるものとすれば、選択手段を更に
追加することによって、別の出力端子に第1乃至第4の
フィルタの出力信号のうち選択したものを周波数変換し
たものを出力することもできる。この別の出力端子に選
択手段制御用の制御信号を外部から供給することによっ
て、先の出力端子に出力される信号とは独立して、別の
出力端子に周波数変換した信号を出力できる。
【0012】この態様の周波数変換装置では、第1の偏
波の第1の周波数帯の信号、第1の偏波の第2の周波数
帯の信号、第2の偏波の第1の周波数帯の信号及び第2
の偏波の第2の周波数帯の信号のうち所望のものを周波
数変換した信号を出力端子に出力することができる。
【0013】上述した各周波数変換装置のうち任意の1
つのものの受信手段が、導波管部に設けられ、この導波
管部に一次放射器を結合することによって、アンテナ用
給電部を構成することができる。このアンテナ用給電部
を、ほぼ同一方向から到来する電波を反射するパラボラ
反射鏡またはオフセットパラボラ反射鏡の焦点位置近傍
に設けることによって、パラボラアンテナまたはオフセ
ットパラボラアンテナを構成することができる。この場
合、同一経度上の静止衛星から送信される、ほぼ同一方
向から到来する同一偏波を持つ異なる周波数帯の信号の
双方または一方や、ほぼ同一方向から到来する異なる偏
波を持つ同一または異なる周波数帯の信号のうち所望の
ものを受信して、周波数変換することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態のアンテ
ナは、図2に示すように、反射鏡、例えばオフセットパ
ラボラ反射鏡2を有している。オフセットパラボラ反射
鏡2の代わりにパラボラ反射鏡を使用することもでき
る。オフセットパラボラ反射鏡2のほぼ焦点位置に一次
放射器4が配置され、オフセットパラボラ反射鏡2によ
って反射された電波が収束される。収束された電波は、
一次放射器4に結合されている導波管部を伝搬され、導
波管部6の後方に設けられている周波数変換装置8によ
って周波数変換され、出力端子10から出力される。オ
フセットパラボラ反射鏡2及び一次放射器4は、異なる
周波数帯の信号、例えば衛星放送信号と衛星通信信号と
を受信可能に構成されている。衛星放送信号と衛星通信
信号とは、将来、同一の静止衛星、例えば放送衛星から
送信される予定がある。この場合、衛星放送信号は、例
えば右旋円偏波の信号として送信され、衛星通信信号
は、例えば右旋及び左旋の円偏波を持つ信号として送信
される予定である。
【0015】周波数変換装置8は、図1に示すように受
信手段、例えばプローブ12を導波管6内に有してい
る。このプローブ12は、例えば右旋円偏波の信号を受
信可能に導波管6内に設けられている。従って、プロー
ブ12は、衛星放送信号と、右旋の衛星通信信号とを受
信可能である。
【0016】このプローブ12で受信された右旋円偏波
の信号は、増幅手段、例えばローノイズアンプ14によ
って増幅された後、フィルタ、例えばバンドパスフィル
タ16に供給される。このバンドパスフィルタ16は、
衛星放送信号と衛星通信信号の双方のみを通過させる通
過帯域を有するものである。従来の衛星放送受信用の周
波数変換装置では、バンドパスフィルタの通過帯域は衛
星放送信号のみを通過させるように選択され、従来の衛
星通信受信用の周波数変換装置では、バンドパスフィル
タの通過帯域は衛星通信信号のみを通過させるように選
択されている。これによって不要な雑音成分が除去され
る。
【0017】このバンドパスフィルタ16の出力信号
は、周波数変換手段のミキサー18に出力される。ミキ
サー18には、周波数変換手段の局部発振器20から局
部発振信号が供給されている。ミキサー18は、局部発
振信号を利用して、バンドパスフィルタ16の出力信号
(右旋の衛星放送信号と右旋の衛星通信信号)を所定の
周波数帯、例えば1GHz帯の衛星放送第1中間周波信
号と衛星通信第1中間周波信号に周波数変換する。この
衛星放送及び衛星通信第1中間周波信号は、直流阻止コ
ンデンサ22を介して出力端子10に出力される。出力
端子10は、図示しない同軸ケーブルを介してテレビジ
ョン受信機またはチューナに接続されており、出力端子
10からテレビジョン受信機またはチューナに衛星放送
及び衛星通信第1中間周波信号が出力される。
【0018】テレビジョン受信機またはチューナは、周
波数変換装置作動用の電源部、例えば直流電源部を内蔵
しており、この直流電源部からの直流電圧は、同軸ケー
ブルを介して出力端子10に供給されている。出力端子
10に供給された直流電圧は、高周波阻止コイル24を
介して電源部、例えば電源回路26に供給されている。
この電源回路26は、供給された直流電圧を所定の電圧
に変換し、且つ安定化して、局部発振器20とローノイ
ズアンプ14に供給する。直流電源部からの直流電圧の
供給は、例えばテレビジョン受信機またはチューナにお
ける衛星放送信号または右旋の衛星通信信号の選局に連
動して行われる。
【0019】この周波数変換装置8では、右旋円偏波の
衛星放送信号と右旋円偏波の衛星通信信号との周波数変
換を行ったが、プローブ12の取付位置を、例えば機械
的に90度回転させた位置とすれば、左旋円偏波の衛星
通信信号を周波数変換することができる。この場合、バ
ンドパスフィルタ16の通過帯域は、衛星放送信号及び
衛星通信信号の双方を通過させる通過帯域を有している
ので、プローブ12の変更以外の変更は不要である。
【0020】第2の実施形態のアンテナは、図3に示す
ように周波数変換装置8aの構成が相違する以外、図1
及び図2のアンテナと同様に構成されている。同等部分
には同一符号を付して、説明を省略する。
【0021】周波数変換装置8aにおいて、図1の周波
数変換装置8と同様に右旋の衛星放送信号及び右旋の衛
星通信信号が、プローブ12によって受信され、ローノ
イズアンプ14によって増幅され、2分配器28に供給
される。2分配器28からの一方の分配出力は、衛星放
送信号のみを通過させる通過帯域を有するバンドパスフ
ィルタ16BSに供給され、このバンドパスフィルタ1
6BSの出力信号は増幅器30BSに供給されている。
2分配器28の他方の分配出力は、衛星通信信号のみを
通過させる通過帯域を有するバンドパスフィルタ16C
Sに供給され、このバンドパスフィルタ16CSの出力
信号は、増幅器30CSに供給されている。この増幅器
30BS及び30CSは、後述するように一方のみが動
作する。従って、バンドパスフィルタ16BS及び16
CSのうち選択された一方の出力信号のみがミキサー1
8に供給される。このように増幅器30BS及び30C
Sが選択手段として機能する。なお、増幅器30BS及
び30CSを、バンドパスフィルタ16BS及び16C
Sの入力側に設け、バンドパスフィルタ16BS及び1
6CSの出力側を直接にミキサー18に接続してもよ
い。
【0022】ミキサー18及び局部発振器20の構成
は、図1の周波数変換装置8と同様である。但し、ミキ
サー18には、バンドパスフィルタ16BS及び16C
Sの出力信号の一方のみが供給されているので、出力端
子10から出力されるのは、衛星放送第1中間周波信号
のみ、または衛星通信第1中間周波信号のみである。
【0023】出力端子10には、テレビジョン受信機ま
たはチューナから+15V、+11Vまたは+15Vに
パルス状のトーン信号が重畳されたもののいずれかが供
給される。これらの信号は高周波阻止コイル24を介し
て電源回路26aに供給されている。電源回路26a
は、+15Vまたは+11Vの直流電圧を所定の電圧に
変換し、かつ安定化して、ローノイズアンプ14及び局
部発振器20に供給し、これらを動作させる。
【0024】電源回路26a内には、図示していないが
供給された電圧が+15Vであるか+11Vであるかを
判定する電圧判定回路と、トーン信号がコンデンサ32
を介して供給されているか否かを判定するトーン判定回
路とを、有している。電圧判定回路が例えば+15Vの
電圧が供給されていると判定し、かつトーン判定回路に
トーン信号が供給されていないと判定したとき、衛星放
送信号を周波数変換する必要があると判断して、所定の
電圧を増幅器30BSに供給し、これを動作させる。ま
た電圧判定回路で+15Vが供給されていると判定し、
かつトーン判定回路でトーン信号が供給されていると判
定したとき、衛星通信信号を周波数変換する必要がある
と判断して、所定の電圧を増幅器30CSに供給し、こ
れを動作させる。
【0025】なお、+11Vの電圧が供給されたと電圧
判定回路が判定したとき、増幅器30CSが動作させら
れるが、これは、プローブ12の位置を変更して、左旋
の衛星通信信号を受信するようにした場合のためのもの
である。このように電源回路26aは、選択手段の制御
手段としても機能する。
【0026】このアンテナでは、周波数変換装置8a
が、衛星放送信号のみを通過させるバンドパスフィルタ
16BSと衛星通信信号のみを通過させるバンドパスフ
ィルタ16CSとを備え、これらのうち選択された一方
のみを通過した信号だけを周波数変換するように構成し
ているので、衛星放送信号及び衛星通信信号のいずれで
も、所定の周波数帯に周波数変換することができる。ま
た、プローブ12の位置を90度変更するだけで、左旋
の衛星通信信号も周波数変換することができる。
【0027】第3の実施の形態のアンテナは、周波数変
換装置8bの構成が図1の周波数変換装置8と一部で相
違する以外、図2のアンテナと同様に構成されている。
同等部分には同一符号を付して、説明を省略する。
【0028】周波数変換装置8bは、導波管6内に機械
的に90度異なる位置に第1及び第2の受信手段、例え
ばプローブ12R及び12Lとを有している。プローブ
12Rは、右旋円偏波の衛星放送信号と右旋円偏波の衛
星通信信号とを受信する。プローブ12Lは、左旋円偏
波の衛星通信信号を受信する。プローブ12Rで受信さ
れた右旋円偏波の衛星放送及び衛星通信信号は、右旋用
ローノイズアンプ14Rで受信される。同様にプローブ
12Lで受信された左旋円偏波の衛星放送信号及び衛星
通信信号は、左旋用ローノイズアンプ14Lで増幅され
る。ローノイズアンプ14R及び14Lは、後述するよ
うに、一方のみが動作し、第1の選択手段として機能す
る。
【0029】これらローノイズアンプ14R及び14L
の出力信号は、共通ローノイズアンプ34によって増幅
された後、2分配器28によって2分配される。これら
分配出力は、衛星放送信号のみを通過させる通過帯域を
有するバンドパスフィルタ16BSと、衛星通信信号の
みを通過させる通過帯域を有するバンドパスフィルタ1
6CSとに出力されている。従って、バンドパスフィル
タ16BSから衛星放送信号が出力され、バンドパスフ
ィルタ16CSから右旋及び左旋円偏波の衛星通信信号
が出力されている。これらバンドパスフィルタ16BS
及び16CSの出力信号は、図3の周波数変換装置8a
において示したのと同様に増幅器30BS及び30CS
に供給されている。増幅器30BS及び30CSは、後
述するようにいずれか一方のみが動作する。従って、増
幅器30BS及び30CSは、第2の選択手段として機
能する。無論、バンドパスフィルタ16CS及び16B
Sの入力側に増幅器30CS及び30BSを設けること
もできる。
【0030】増幅器30BS及び30CSのいずれか選
択されたものを出力信号が、ミキサー18において局部
発振器20からの局部発振信号に基づいて周波数変換さ
れ、直流阻止コンデンサ22を介して出力端子10に出
力され、テレビジョン受信機またはチューナに図示して
いない同軸ケーブルで伝送される。
【0031】テレビジョン受信機またはチューナは、+
11V、+15Vまたはパルス状のトーン信号を重畳し
た+15Vの電圧のうちいずれかを出力する直流電源部
を有し、左旋の衛星通信信号を受信する場合には+11
Vの電圧を、右旋の衛星通信信号を受信する場合にはト
ーン信号重畳の+15Vの電圧を、衛星放送信号を受信
する場合には+15Vの電圧を、テレビジョン受信機ま
たはチューナにおいて行われた選局に連動して出力す
る。これら電圧は、出力端子10から高周波阻止コイル
24を介して電源回路26bに供給される。また、トー
ン信号も出力端子10、高周波阻止コイル24及びコン
デンサ32を介して電源回路26bに供給されている。
【0032】電源回路26bは、+15及び+11Vの
いずれの電圧が供給されている場合であっても、供給さ
れた電圧を所定の電圧に変換し、且つ安定化して、共通
ローノイズアンプ34、局部発振器20に供給し、これ
を動作させる。
【0033】電源回路26bは、+15Vの電圧が供給
されているか、或いは+11Vの電圧が供給されている
かを判定する電圧判定回路と、トーン信号が供給されて
いるか否かを判定するトーン判定回路を有している。
【0034】電源回路26bは、+11Vの電圧が供給
されていると電圧判定回路が判定し、かつトーン信号が
供給されていないとトーン判定回路が判定したとき、ロ
ーノイズアンプ14Lと増幅器30CSとに所定の電圧
を供給し、これらを動作させる。従って、左旋の衛星通
信信号が周波数変換されて、出力端子より左旋の第1中
間周波衛星通信信号が出力される。
【0035】+15Vの電圧が供給されていると、電圧
判定回路が判定し、かつトーン信号が供給されていると
トーン判定回路が判定したとき、電源回路26bは、ロ
ーノイズアンプ14Rと増幅器30CSに所定の電圧を
供給し、これらを動作させる。その結果、右旋の衛星通
信信号が周波数変換されて、出力端子10から右旋の第
1中間周波通信信号が出力される。
【0036】+15Vの電圧が供給されていると、電圧
判定回路が判定し、かつトーン信号が供給されていない
とトーン判定回路が判定すると、電源回路26bは、ロ
ーノイズアンプ14Rと増幅器30BSに所定の電圧を
供給し、これらを動作させる。その結果、衛星放送信号
が周波数変換されて、出力端子10から第1中間周波衛
星放送信号が出力される。
【0037】この周波数変換装置8bでは、異なる偏
波、例えば右旋及び左旋の円偏波の信号の何れか選択さ
れたもののうち、異なる周波数帯のうち何れかの周波数
帯に属するものを選択して、周波数変換手段に供給して
いるので、所望の偏波の所望の周波数帯の信号を周波数
変換することができる。
【0038】第4の実施形態のアンテナ装置も、周波数
変換装置8cの構成が、図1の周波数変換装置8と異な
る以外、図2に示したアンテナと同様に構成されてい
る。同等部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0039】周波数変換装置8cは、導波管6に第1及
び第2の受信手段、例えばプローブ12Rと12Lを有
している。プローブ12Rは右旋円偏波の信号であって
周波数帯が例えばA、Bと異なる2つの信号を受信する
ためのものである。プローブ12Lは左旋円偏波の信号
であって、周波数帯が例えばA、Bと異なる2つの信号
を受信するためのものである。
【0040】プローブ12Rで受信された信号は、ロー
ノイズアンプ14Rで増幅された後、2分配器28Rで
2分配される。これら2分配出力は、周波数帯Aの信号
のみを通過させることができるバンドパスフィルタ16
R−Aと、周波数帯Bの信号のみを通過させることがで
きるバンドパスフィルタ16R−Bとに供給される。
【0041】プローブ12Lで受信された信号は、ロー
ノイズアンプ14Lで増幅された後、2分配器28Lで
2分配される。これら2分配出力は、周波数帯Aの信号
のみを通過させることができるバンドパスフィルタ16
L−Aと、周波数帯Bの信号のみを通過させることがで
きるバンドパスフィルタ16L−Bとに供給される。
【0042】各バンドパスフィルタ16R−A、16R
−B、16L−A及び16L−Bの出力信号は、対応す
るミキサー18R−A、18R−B、18L−A及び1
8L−Bに供給される。これらミキサー18R−A、1
8R−B、18L−A及び18L−Bには、共通の局部
発振器20から局部発振信号が供給されており、それぞ
れ入力された右旋の周波数帯A、右旋の周波数帯B、左
旋の周波数帯A及び左旋の周波数帯Bの信号を、それぞ
れ所定の周波数帯の第1中間周波信号に周波数変換す
る。
【0043】各ミキサー18R−A、18R−B、18
L−A及び18L−Bの出力信号は、選択手段、例えば
2回路切換スイッチ36に供給されている。2回路切換
スイッチ36は、それぞれ4入力1出力の切換スイッチ
38、40を有し、ミキサー18R−Aの出力信号は、
切換スイッチ38及び40の接点38R−Aと40R−
Aに供給されている。ミキサー18R−Bの出力信号
は、切換スイッチ38及び40の接点38R−Bと40
R−Bに供給されている。ミキサー18L−Aの出力信
号は、切換スイッチ38及び40の接点38L−A及び
40L−Aに供給されている。ミキサー18L−Bの出
力信号は、切換スイッチ38及び40の接点38L−A
及び40L−Bに供給されている。切換スイッチ38の
接触子38Cは、接点38R−A、38R−B、38L
−A及び38L−Bの何れかに接続し、切換スイッチ4
0の接触子40Cは、接点40R−A、40R−B、4
0L−A及び40L−Bの何れかに接続する。
【0044】切換スイッチ38の出力信号は、増幅器4
2によって増幅され、直流阻止コンデンサ44を介して
出力端子10aに出力され、図示しない第1のテレビジ
ョン受信機またはチューナに同軸ケーブルを介して出力
される。また、切換スイッチ40の出力信号は増幅器4
6によって増幅され、直流阻止コンデンサ48を介して
出力端子10bに供給され、同軸ケーブルを介して上述
したのとは別の第2のテレビジョン受信機またはチュー
ナに出力される。
【0045】第1及び第2のテレビジョン受信機または
チューナは、+11V、+15V、パルス状のトーン信
号が重畳された+11V、トーン信号が重畳された+1
5Vの直流電圧を、選局動作に連動して発生する直流電
源回路を有している。
【0046】出力端子10aに第1のテレビジョン受信
機またはチューナから供給された+11Vまたは+15
Vの直流電圧は、高周波阻止コイル24aを介して電源
回路26cに供給し、トーン信号が重畳されている場合
には、高周波阻止コイル24a及びコンデンサ32aを
介して電源回路26cに供給する。出力端子10bに第
2のテレビジョン受信機またはチューナから+11Vま
たは+15Vの直流電圧が供給されたときも、同様に電
源回路26cに高周波阻止コイル24bを介して供給さ
れ、トーン信号は高周波阻止コイル24b及びコンデン
サ32bを介して供給される。このように出力端子10
a及び10bの何れかから直流電圧が供給されると、直
流電源回路26cは供給された電圧を所定の値の電圧に
変換し、且つ安定化して、ローノイズアンプ14L及び
14Rと局部発振器20と増幅器42、46に供給し、
これらを動作させる。
【0047】電源回路26cは、出力端子10aから供
給された電圧に対する第1電圧判定回路と、出力端子1
0aからのトーン信号の有無を判定する第1トーン判定
回路とを有し、さらに出力端子10bからの電圧に対す
る第2電圧判定回路と、出力端子10bからのトーン信
号の有無を判定する第2トーン判定回路とを、有してい
る。
【0048】出力端子10aからの電圧が+11Vであ
ると、第1電圧判定回路が判定し、かつトーン信号が供
給されていないと第1トーン判定回路が判定していると
き、電源回路26cは、切換スイッチ38の接触子38
cを接点38L−Aに接続させる。これによって、左旋
の周波数帯Aの信号を周波数変換した信号が出力端子1
0aに供給される。
【0049】出力端子10aからの電圧が+11Vであ
ると、第1電圧判定回路が判定し、かつトーン信号が供
給されていると第1トーン判定回路が判定したとき、切
換スイッチ38の接触子38cを接点38L−Bに接続
させる。これによって、左旋の周波数帯Bの信号を周波
数変換した信号が出力端子10aに供給される。
【0050】出力端子10aから供給された電圧が+1
5Vであると第1電圧判定回路が判定し、かつトーン信
号が供給されていないと第1トーン判定回路が判定した
とき、電源回路26cは、切換スイッチ38の接触子3
8cを接点38R−Aに接続させる。これによって右旋
の周波数帯Aの信号を周波数変換した信号が出力端子1
0aに供給される。
【0051】出力端子10aから供給された電圧が+1
5Vであると第1判定回路が判定し、かつトーン信号が
供給されていると第1トーン判定回路が判定したとき、
電源回路26cは、切換スイッチ38の接触子38cを
接点38R−Bに接触させる。これによって右旋の周波
数帯Bの信号を周波数変換した信号が出力端子10aに
供給される。
【0052】出力端子10bに+15V、+11V、ト
ーン信号が重畳された+11Vまたはトーン信号が重畳
された+15Vの直流電圧が供給された場合にも、上述
したのと同様にして、第2の電圧判定回路及び第2のト
ーン判定回路の判定結果に従って、切換スイッチ40の
接点40Cが、接点40L−A、40L−B、40R−
A及び40R−Bのいずれかに電源回路26cによって
切り換えられる。
【0053】このようにして、、右旋及び左旋の周波数
帯A及びBの4つの信号のうち、任意に選択された信号
を周波数変換した信号を、2つの出力端子10a及び1
0bに互いに独立して出力することができる。なお、ミ
キサー18L−A乃至18R−Bと切換スイッチ36が
選択周波数変換手段を構成している。
【0054】選択周波数変換手段としては、例えばバン
ドパスフィルタ16L−A乃至16R−Bの出力側を切
換スイッチ38の接点38L−A、38L−B、38R
−A、38R−Bに接続し、かつ切換スイッチ40の接
点40L−A、40L−B、40R−A、40R−Bに
接続し、各切換スイッチ38及び40の接触子38C及
び40Cからの出力が供給される2台のミキサーを設
け、これらミキサーの出力信号を増幅器42及び46に
供給する構成としたものを使用することもできる。周波
数帯A及びBとしては、衛星放送信号や衛星通信信号に
使用されている周波数帯がある。
【0055】上記の各実施形態では、右旋及び左旋の円
偏波信号を使用したが、これに限ったものではなく、例
えば垂直偏波及び水平偏波からなる直線偏波の信号を使
用することもできる。また、第2の実施形態、第3実施
形態では、選択手段としてローノイズアンプ14R、1
4L、増幅器30BS、30CSを使用したが、これら
に代えて開閉スイッチを使用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、周波数
帯は異なっているが、同一または異なる偏波信号のうち
所望のものを所定の周波数に変換する周波数変換装置を
提供することができ、この周波数変換装置を備えた給電
部及びこの給電部を備えたアンテナによれば、ほぼ同一
方向から到来する衛星放送信号や衛星通信信号のような
信号を受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のアンテナで使用する周
波数変換装置のブロック図である。
【図2】本発明の第1乃至第4実施形態の周波数変換装
置を用いたアンテナの側面図である。
【図3】本発明の第2実施形態で使用する周波数変換装
置のブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態で使用する周波数変換装
置のブロック図である。
【図5】本発明の第4実施形態で使用する周波数変換装
置のブロック図である。
【符号の説明】
2 オフセットパラボラ反射鏡 4 一次放射器 6 導波管 8 8a、8b、8c 周波数変換装置 10 10a 10b 出力端子 12 12R 12L プローブ(受信手段) 14L 14R ローノイズアンプ(選択手段) 16 16CS 16BS 16L−A乃至16R−B
バンドパスフィルタ(フィルタ) 18 18L−A及び18R−B ミキサー(周波数変
換手段) 20 局部発振器(周波数変換手段) 30CS 30BS 増幅器(選択手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/18 H04B 1/18 K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の偏波を持つ第1及び第2の周波数
    帯の信号のうち少なくとも一方を受信する受信手段と、 この受信手段からの信号が出力され、かつ第1及び第2
    の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有するフィル
    タと、 このフィルタの出力信号を所定の周波数帯の信号に周波
    数変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段の出力信号が出力される出力端子と
    を、具備する周波数変換装置。
  2. 【請求項2】 第1の周波数帯における特定の偏波を持
    つ第1の信号と、第2の周波数帯における前記特定の偏
    波を持つ第2の信号とのうち、一方の信号を受信する受
    信手段と、 第1の信号を通過させる通過帯域を有する第1のフィル
    タと、 第2の信号を通過させる通過帯域を有する第2のフィル
    タと、 第1及び第2のフィルタのうち、前記受信手段の出力信
    号を通過させるフィルタを選択する選択手段と、 第1または第2のフィルタのうち前記選択手段によって
    選択されたフィルタを通過した信号を、所定の周波数帯
    の信号に周波数変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段の出力信号が出力され、かつ外部か
    ら制御信号が供給される出力端子と、 前記制御信号に基づいて第1及び第2のフィルタの一方
    を前記選択手段に選択させる制御手段とを、具備する周
    波数変換装置。
  3. 【請求項3】 第1または第2の周波数帯を有し第1の
    偏波を有する第1信号を、受信する第1受信手段と、 第1または第2の周波数帯を有し第2の偏波を有する第
    2の信号を、受信する第2受信手段と、 第1及び第2の受信手段のうち一方を選択する第1の選
    択手段と、 第1の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    1のフィルタと、 第2の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    2のフィルタと、 第1選択手段で選択された信号を第1及び第2のフィル
    タのいずれから出力するか第1及び第2のフィルタの一
    方を選択する第2の選択手段と、 第1及び第2のフィルタのうち第2の選択手段によって
    選択されたフィルタを通過した信号を所定の周波数帯の
    信号に周波数変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段の出力信号が出力され、外部から第
    1及び第2の選択手段用の制御信号が供給される出力端
    子と、 第1の選択手段用の制御信号に基づいて第1の選択手段
    に第1または第2の受信手段を選択させ、第2の選択手
    段用の制御信号に基づいて第2選択手段に第1または第
    2のフィルタを選択させる制御手段とを、具備する周波
    数変換装置。
  4. 【請求項4】 第1の偏波を持つ第1の周波数帯の第1
    の信号及び第1の偏波を持つ第2の周波数帯の第2の信
    号を受信する第1受信手段と、第2の偏波を持つ第1の
    周波数帯の第3の信号及び第2の偏波を持つ第2の周波
    数帯の第4の信号を受信する第2受信手段と、 第1の受信手段から第1及び第2の信号が供給される、
    第1の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    1のフィルタと、 第1の受信手段から第1及び第2の信号が供給される、
    第2の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    2のフィルタと、 第2の受信手段から第3及び第4の信号が供給される、
    第1の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    3のフィルタと、 第2の受信手段から第3及び第4の信号が供給される、
    第2の周波数帯の信号を通過させる通過帯域を有する第
    4のフィルタと、 第1乃至第4のフィルタの出力信号のうち選択した1つ
    の出力信号を所定の周波数帯の信号に周波数変換した信
    号を出力する選択周波数変換手段と、 この選択周波数変換手段の出力信号が出力されると共
    に、外部から前記選択周波数変換手段用の制御信号が供
    給される出力端子と、 前記選択手段用の制御信号に基づいて、第1乃至第4の
    フィルタの出力信号のうち、前記選択周波数変換手段か
    ら周波数変換されて出力される信号を選択する選択制御
    手段とを、具備する周波数変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の周波数
    変換装置の受信手段が、導波管部に設けられ、この導波
    管部に一次放射器が結合されているアンテナ用給電部。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のアンテナ用給電部が、ほ
    ぼ同一方向から到来する電波を反射するパラボラ反射鏡
    またはオフセットパラボラ反射鏡の焦点位置近傍に設け
    られているアンテナ。
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