JP2001244617A - はんだバンプ接続方法及び装置 - Google Patents

はんだバンプ接続方法及び装置

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JP2001244617A
JP2001244617A JP2000055956A JP2000055956A JP2001244617A JP 2001244617 A JP2001244617 A JP 2001244617A JP 2000055956 A JP2000055956 A JP 2000055956A JP 2000055956 A JP2000055956 A JP 2000055956A JP 2001244617 A JP2001244617 A JP 2001244617A
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JP
Japan
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solder
electronic component
printed wiring
wiring board
solder bumps
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Pending
Application number
JP2000055956A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Mitomi
雅義 三富
Koji Kaminaga
恒治 神長
Masao Tomioka
正男 富岡
Koji Kurosawa
広次 黒沢
Masanori Seito
正則 生頭
Terumichi Nishino
輝道 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品やプリント配線板にそりが発生した時
でも、接続ができ、洗浄ができ、実装状態で接続部の修
正ができる方法の提供。 【解決手段】はんだバンプの径を大きくしないで、電子
部品やプリント配線板に1つ以上のはんだバンプを重
ね、電子部品とプリント配線板の間隙を広くして接続す
ることで、電子部品やプリント配線板で発生するそりに
対応できる接続を行う。接続は、フラックス入りはんだ
ペ−ストあるいは、はんだバンプの表面を紫外線やガス
によりスパッタリングし、はんだバンプの表面を清浄に
した直後に、はんだ付けや接着を行うことで達成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品とプリン
ト配線板の接続全般に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のはんだバンプ電子部品の接続は、
プリント配線板のパタ−ン上にはんだペ−ストを塗布
し、電子部品のはんだバンプをプリント配線板に接続す
る。しかし、はんだ付けの熱により電子部品やプリント
配線板にそりが発生し、はんだ接続ができない箇所が発
生しやすい。1個所の不具合でも部品に熱を加え取り外
し、再取付けを実施する。また、接続は部品下で行われ
狭隘の為、フラックス残さや塵埃等が残るが、取除く洗
浄が行なえない為、接続信頼性が懸念される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子部品や
プリント配線板にそりが発生した時でも、接続ができ、
洗浄ができ、実装状態で接続部の修正ができる方法を提
供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】はんだバンプの径を大き
くしないで、電子部品やプリント配線板に1つ以上のは
んだバンプを重ね、電子部品とプリント配線板の間隙を
広くして接続することで、電子部品やプリント配線板で
発生するそりに対応できる接続を行う。接続は、はんだ
バンプと重ねはんだバンプの間に酸化膜を取り除くため
のフラックス入りはんだペーストを塗布する。あるい
は、フラックス入りはんだペースを塗布した受け台を挟
み込み、重ねはんだバンプの表面を紫外線やガスにより
スパッタリングし、重ねはんだバンプの表面を清浄にし
た直後に、はんだ付や接着剤による接着を行うことで達
成できる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の多重はんだバン
プ接続例1を示す。電子部品1とプリント配線板2にそ
れぞれはんだバンプA3とはんだバンプB4を設ける。
はんだバンプA3とはんだバンプB4の酸化膜を取り除
く手段として、はんだバンプA3とはんだバンプB4に
フラックス入りはんだペ−ストを供給するあるいは、は
んだバンプA3とはんだバンプB4の表面を紫外線や不
活性ガスによりスパッタリングし、はんだバンプA3と
はんだバンプB4の表面を清浄し、はんだ付けを行い電
子部品1とプリント配線板2の接続を行う。また、はん
だバンプの数が3個以上の場合も同じ方法で接続でき
る。
【0006】図2は、本発明の多重はんだバンプ接続例
2を示す。電子部品1とプリント配線板2にそれぞれは
んだバンプA3とはんだバンプB4を設ける。はんだバ
ンプA3とはんだバンプB4の酸化膜を取り除く手段と
して、はんだバンプA3とはんだバンプB4にフラック
スやフラックス入りはんだペ−ストを供給した受け台を
挟み込む。あるいは、はんだバンプA3とはんだバンプ
B4の表面を紫外線や不活性ガスによりスパッタリング
し、はんだバンプA3とはんだバンプB4の表面を清浄
し、はんだ付けを行うことで電子部品1とプリント配線
板2を接続する。
【0007】図3はプリント配線板にはんだバンプを形
成するプロセスを示す。プリント配線板2に設けたパッ
ド5上にはんだボール7を載せ、フラックス入りはんだ
ペ−スト8をディスペンスや印刷機により供給し、窒素
雰囲気で加熱し、はんだバンプB4を形成する。はんだ
バンプB4の形状と大きさはパッド5の大きさとフラッ
クス入りはんだペ−スト8の供給量及び型により決定す
る。
【0008】図4は、多重はんだバンプ形成プロセスを
示す。ここでは、はんだバンプA3とはんだバンプB4
とはんだバンプC9の3個の接続について示す。電子部
品1とプリント配線板2の接続にはんだバンプA3とは
んだバンプB4とはんだバンプC9を使用する。はんだ
バンプA3とはんだバンプB4とはんだバンプC9の酸
化膜を取り除く手段として、はんだバンプA3とはんだ
バンプB4とはんだバンプC9にフラックスやフラック
ス入りはんだを塗布した受け台6をはんだバンプA3と
はんだバンプB4の間、はんだバンプB4とはんだバン
プC9の間に挟み込むあるいは、はんだバンプA3とは
んだバンプB4とはんだバンプC9表面を紫外線や不活
性ガスによりスパッタリングし、はんだバンプの表面を
清浄にする。電子部品1に付いているはんだバンプA3
とは別のはんだバンプB4とはんだバンプC9をはんだ
付けにて接続する。はんだ付け時に電子部品1に付いて
いるはんだバンプA3とはんだバンプB4とはんだバン
プC9の位置が違わないように型を用いて行う。
【0009】図5は、従来の電子部品でのはんだバンプ
接続を示す。電子部品1やプリント配線板2にそりが発
生すると、電子部品1とプリント配線板2の接続ができ
ない箇所が発生する。修正方法として高価な電子部品1
を処分し、プリント配線板2を傷めないようにプリント
配線板2のはんだを全て取り除き、再度フラックスやフ
ラックス入りはんだペースト8を供給し、はんだ付けを
行う必要がある。また、電子部品1とプリント配線板2
の接触のみの接続が起こることが懸念される。また、は
んだ付け後のプリント配線板2を洗浄したとき、電子部
品1とプリント配線板2の間隙が狭いため、洗浄液が全
体的に行き渡らない為、フラックス残さや塵埃等が残り
やすい為、接続信頼性が懸念される。
【0010】
【発明の効果】多重はんだバンプ接続とすることによ
り、はんだペ−ストの全体量が増え、電子部品やプリン
ト配線板のそりに追従できやすくなる為、はんだ接続不
良は発生しにくくできる。また、万一はんだの未接続が
発生しても、電子部品とプリント配線板の間隙が広いた
めに、はんだペーストの供給が可能になるため部品取外
しなしで接続が容易となり、信頼性の高い接続ができ
る。また、洗浄機にかけた時、部品とプリント配線板の
間隙が広くしたため、液が行き渡りやすく、良好な洗浄
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のはんだバンプ接続例1を示す図。
【図2】本発明のはんだバンプ接続例2を示す図。
【図3】プリント配線板にはんだバンプを形成するプロ
セスを示す図。
【図4】多重はんだバンプ形成プロセスを示す図。
【図5】従来の電子部品でのはんだバンプ接続を示す
図。
【符号の説明】
1…BGA電子部品、2…プリント配線板、3…はんだ
バンプA、3…はんだバンプB、5…パッド、6…受け
台、7…はんだボール、8…フラックス入りはんだペ−
スト、9…はんだバンプC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富岡 正男 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 黒沢 広次 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 生頭 正則 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 西野 輝道 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 5E319 AA03 AB05 AC01 AC16 BB04 CC33 CC61 CD01 CD26 GG20 5F044 KK02 KK18 LL04 QQ03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだバンプによりはんだ付けする電子
    部品とプリント配線板において、はんだバンプを2つ以
    上重ねて、電子部品とプリント配線板を接続することを
    特徴とするはんだバンプ接続方法及び装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、はんだバ
    ンプを少なくとも2つ以上重ねる方法として、電子部品
    にはんだバンプを2つ以上設けるあるいは、プリント配
    線板のパターン上にはんだバンプを2つ以上設けるある
    いは、電子部品とプリント配線板の両方に1つ以上のは
    んだバンプを設け、電子部品とプリント配線板をはんだ
    付けや接着を行うことを特徴とするはんだバンプ接続方
    法及び装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、はんだバ
    ンプの清掃方法として、はんだバンプと重ねはんだバン
    プの間に酸化膜を取り除くためのフラックス入りはんだ
    ペーストを塗布するあるいは、フラックス入りはんだペ
    ーストを塗布した受け台を挟み込み、重ねはんだバンプ
    の表面を紫外線やガスによりスパッタリングし、重ねは
    んだバンプの表面を清浄にした直後に、はんだ付けや接
    着を行うことを特徴とするはんだバンプ接続方法及び装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267117A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nec Corp 半導体装置、基板、及び半導体装置の実装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009267117A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nec Corp 半導体装置、基板、及び半導体装置の実装方法

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