JP2001244262A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001244262A
JP2001244262A JP2000057241A JP2000057241A JP2001244262A JP 2001244262 A JP2001244262 A JP 2001244262A JP 2000057241 A JP2000057241 A JP 2000057241A JP 2000057241 A JP2000057241 A JP 2000057241A JP 2001244262 A JP2001244262 A JP 2001244262A
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temperature
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insulating film
silicon oxide
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Hideto Matsuyama
日出人 松山
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Toshiba Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマCVD法によって酸化シリコン系絶
縁膜を堆積する場合に、良好な膜質を維持できるととも
に素子へのダメージを抑制することが可能な半導体装置
の製造方法を提供する。 【解決手段】 被処理基板10上にプラズマCVD法に
よって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有する半
導体装置の製造方法であって、被処理基板10の温度が
450℃よりも高い温度を含む温度範囲において酸化シ
リコン系絶縁膜を堆積する工程と、被処理基板10の温
度が450℃以下の温度において被処理基板10表面の
帯電状態に変化を生じさせる操作を行う工程とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法、特に、被処理基板上にプラズマCVD法によって
酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有する半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化に伴い、トランジス
タのゲート間の距離が短くなる傾向にある。そのため、
絶縁膜の形成に際しては、微細で高アスペクト比の段差
を埋め込む必要性から、優れた埋め込み特性が要求され
ている。
【0003】近年この要求に対し、基板にバイアスを印
加してイオンを基板に引き込みながら酸化シリコン系絶
縁膜を形成するプラズマCVD、特にICP型プラズマ
CVDが用いられ始めている。このICP型プラズマC
VDでは、優れた膜質及び埋め込み特性を得るために、
基板を400〜700℃程度の高温に保持して酸化シリ
コン系絶縁膜を形成している。
【0004】プラズマCVDでは、基板がプラズマに曝
されている間及びその直後において、基板表面にはプラ
ズマから受けた電荷が帯電している。このように基板が
帯電している状態において、プラズマの状態を変動させ
る、或いは基板を持ち上げるウエハリフト等の動作を行
った場合、帯電状態に大きな変化が起こる。帯電状態に
大きな変化が起こると、基板上に形成されたトランジス
タに過大な電圧が印加され、トランジスタのゲート酸化
膜が破壊されるおそれがある。このような現象は、基板
が高温状態である場合に特に顕著に起こる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、プラズマCVDによって酸化シリコン系絶縁膜の成
膜を行った後、基板を十分に冷却していない高温の状態
で、RF電力のON/OFF、プラズマ消火、ウエハリ
フト等の動作を行っていた。そのため、帯電状態に大き
な変化が起こった場合には、トランジスタのゲート酸化
膜が破壊される現象が非常に起こりやすいといった問題
があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に対してなされ
たものであり、プラズマCVD法によって酸化シリコン
系絶縁膜を堆積する場合に、良好な膜質を維持できると
ともに素子へのダメージを抑制することが可能な半導体
装置の製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被処理基板上
にプラズマCVD法によって酸化シリコン系絶縁膜を堆
積する工程を有する半導体装置の製造方法であって、前
記被処理基板の温度が450℃よりも高い温度を含む温
度範囲において前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工
程と、前記被処理基板の温度が450℃以下の温度にお
いて前記被処理基板表面の帯電状態に変化を生じさせる
操作を行う工程と、を有することを特徴とする。
【0008】前記発明の好ましい態様は、以下の通りで
ある。
【0009】(1)前記被処理基板表面の帯電状態に変
化を生じさせる操作は、プラズマを生成するためのRF
電力の増減である。
【0010】(2)前記被処理基板表面の帯電状態に変
化を生じさせる操作は、プラズマから被処理基板表面に
イオンを引き込むためのバイアス電力の増減である。
【0011】(3)前記被処理基板表面の帯電状態に変
化を生じさせる操作は、被処理基板の位置の移動であ
る。
【0012】(4)前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積す
る工程における最高温度と前記被処理基板表面の帯電状
態に変化を生じさせる操作を行う工程における温度との
温度差は150℃以上である。
【0013】本発明では、被処理基板の温度が高い状態
で酸化シリコン系絶縁膜を堆積することにより良好な膜
質の酸化シリコン系絶縁膜が得られ、かつ、被処理基板
の温度を一定温度以下にして被処理基板表面の帯電状態
に変化を生じさせる操作を行うので、帯電状態の変化に
よって生じる素子のダメージを低減することができる。
【0014】本発明は、被処理基板上にプラズマCVD
法によって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有す
る半導体装置の製造方法であって、前記被処理基板の温
度が所定温度よりも高い温度において前記酸化シリコン
系絶縁膜の下層側を堆積する工程と、前記被処理基板の
温度が前記所定温度以下の温度を含む温度範囲において
前記酸化シリコン系絶縁膜の上層側を堆積する工程と、
を有することを特徴とする。
【0015】前記発明の好ましい態様は、以下の通りで
ある。
【0016】(1)前記所定温度は450℃である。
【0017】(2)前記酸化シリコン系絶縁膜の下層側
を堆積する工程における最高温度と前記酸化シリコン系
絶縁膜の上層側を堆積する工程における最低温度との温
度差は150℃以上である。
【0018】(3)前記被処理基板上にプラズマCVD
法によって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する際に、バイ
アス電圧によってプラズマから被処理基板にイオンを引
き込むようにする。
【0019】本発明では、被処理基板の温度が高い状態
で酸化シリコン系絶縁膜の下層側を堆積することにより
良好な膜質の酸化シリコン系絶縁膜が得られ、かつ、被
処理基板の温度が低い状態で酸化シリコン系絶縁膜の上
層側を堆積することにより、被処理基板表面の帯電状態
に変化を生じさせる操作を行う際に被処理基板の温度を
低くしておくことができるため、帯電状態の変化によっ
て生じる素子のダメージを低減することができる。
【0020】本発明は、被処理基板上にプラズマCVD
法によって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有す
る半導体装置の製造方法であって、前記被処理基板の温
度が所定温度よりも高い温度において前記酸化シリコン
系絶縁膜を堆積する工程と、前記被処理基板の温度が前
記所定温度以下の温度において前記被処理基板の位置を
移動させる工程と、を有することを特徴とする。
【0021】前記発明の好ましい態様は、以下の通りで
ある。
【0022】(1)前記所定温度は450℃である。
【0023】(2)前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積す
る工程における最高温度と前記被処理基板の位置を移動
させる工程における温度との温度差は150℃以上であ
る。
【0024】(3)前記被処理基板上にプラズマCVD
法によって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する際に、バイ
アス電圧によってプラズマから被処理基板にイオンを引
き込むようにする。
【0025】本発明では、被処理基板の温度が高い状態
で酸化シリコン系絶縁膜を堆積することにより良好な膜
質の酸化シリコン系絶縁膜が得られ、かつ、被処理基板
の温度を一定温度以下にして被処理基板の位置を移動さ
せるので、帯電状態の変化によって生じる素子のダメー
ジを低減することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0027】(装置構成)図1は、実施形態(実施形態
1及び実施形態2)及び比較例の実験に用いたICP型
プラズマCVD装置の概略図である。成膜原理として
は、プラズマのイオンをバイアス電圧によって被処理基
板に引き込んで成膜を行うバイアスCVDを用いてい
る。
【0028】プラズマCVD装置の反応室11には、原
料気体を導入するためのガス導入部12と排気部13と
が接続されている。反応室11上方には上部電極14
が、反応室11内部には上部電極14と対向するように
下部電極15が設けられている。反応室11の上部に
は、上部電極14から放出される高周波電力を反応室1
1内に取り入れるための絶縁体壁20を備えている。被
処理基板10は下部電極15上に載置され成膜処理が行
われる。
【0029】下部電極15の上面には冷却ガス導入部1
6によって冷却ガスが供給され、下部電極15内部には
冷却水循環経路17によって冷却水が循環するようにな
っており、冷却水によって一定温度に維持された下部電
極15とその上に載置された被処理基板10との間に冷
却ガスを満たすことにより、被処理基板10を冷却して
いる。
【0030】上部電極14には、プラズマを生成維持す
るための高周波電力を供給するための高周波電源18が
接続されている。下部電極15には、プラズマから被処
理基板10にイオンを引き込む高周波電力を供給するた
めの高周波電源19が接続されている。
【0031】(比較例)以下に示す比較例は、図1に示
したICP型プラズマCVD装置を用いて無添加シリコ
ン酸化膜(USG)を成膜した場合の例である。
【0032】本例の無添加シリコン酸化膜の成膜プロセ
ス条件は以下の通りである。
【0033】 以下の(a)〜(h)に、被処理基板を下部電極上に載
置した時点から、成膜終了後に被処理基板を持ち上げる
までの、一連のシーケンスを示した(図2参照)。
【0034】(a)被処理基板を下部電極上に載置 (b)Arガス導入 (c)上部電極RF投入、プラズマ点火、冷却Heガス
導入 (d)基板昇温 (e)SiH4 ,O2 ガス導入 (f)基板バイアス印加、膜堆積 (g)基板バイアス停止、SiH4 ,O2 ガス停止、冷
却Heガス停止 (h)上部電極RF停止、プラズマ消火、Arガス停
止、基板位置上昇 まず、被処理基板10を下部電極15上に載置する
(a)。続いて、反応室11内にArを導入し(b)、
上部電極RF電力を投入してプラズマ点火する(c)。
プラズマによって基板温度は上昇し(d)、一定時間後
に成膜に適した温度になる。
【0035】成膜ガスであるSiH4 ,O2 を導入し
(e)、バイアスを印加することによって成膜を行う
(f)。バイアスを印加することによってプラズマ中の
イオンが引き込まれ、イオンが基板に衝突する量が増
え、さらに温度が上昇する。被処理基板は冷却ガスによ
って冷却されているため、成膜開始後まもなく熱平衡に
達し一定温度を保ちつつ成膜される。
【0036】基板バイアスと成膜ガスの供給を停止して
成膜を終了し(g)、温度は降下し始める。温度降下の
途中に、上部電極RFを停止してプラズマを消火し、A
rガスの供給を停止した後、リフトピンによって基板を
下部電極から持ち上げる(h)。
【0037】なお、基板冷却用のHeガスは、プラズマ
点火(c)とともに導入を開始し、成膜終了時(g)の
基板バイアス停止と同時に停止している。
【0038】このようなシーケンスに沿って測定した基
板温度の時間変化を、模式的に図2に示す。
【0039】(a)及び(b)では室温である。プラズ
マ点火(c)するとともに昇温が始まり(d)、一定時
間後に300℃に達する。この時点で成膜ガスを導入す
る(e)。続いて、バイアスを印加することによって成
膜を開始し、まもなく温度は600℃で熱平衡に達し、
この温度を維持して成膜を続ける(f)。基板バイアス
と成膜ガスを停止して成膜が終了し(g)、温度は降下
し始める。温度降下の途中に上部電極RFを停止してプ
ラズマを消火し、Arガスを停止した後、リフトピンに
よって基板が下部電極から持ち上げられる(h)。
(h)の時点での温度は500℃であった。
【0040】上記シーケンスによる基板上の素子へのダ
メージ発生の状況は、以下のようになっている。ダメー
ジ評価用素子の構造は、33万倍のポリシリコンアンテ
ナを備えたゲート酸化膜膜厚6nmのMOSFET構造
である。この素子のゲート酸化膜の破壊の割合によって
ダメージ発生の程度を評価した。酸化膜ダメージの発生
量は、Aモード不良が98%となっており、基板全面に
わたって大きくダメージが発生していることを示してい
る。
【0041】上記のダメージが発生する原理を以下に述
べる。プラズマに曝されている間及びその直後は、被処
理基板表面はプラズマから受けた電荷により帯電してい
る。このように基板が帯電している状態において、RF
電力の大きな増減やON/OFFを行うと、プラズマの
状態に変動が加わり、被処理基板の表面の帯電状態に大
きな変化が起こる。また、表面が帯電したままの状態で
基板位置を持ち上げるウエハリフト等の動作を行った場
合も、上記と同様に表面の帯電状態に大きな変化が起こ
る。
【0042】上記のシーケンスにおいて、被処理基板が
高温状態のまま素子に過大な電圧がかかる部分は、成膜
直後の基板バイアス停止の部分(g)、基板を上昇させ
る部分(h)である。(g)については、基板バイアス
が停止することによって基板表面に入射するイオンの量
が大きく減少する。これによって基板表面の帯電の平衡
状態は大きく崩れ、新たな平衡状態に落ち着くまで基板
上の素子には大きな電圧がかかる。また、(h)につい
ては、プラズマ消火の後であるが、基板表面には電荷が
残留している。このような状態にある基板をリフトピン
によって下部電極から持ち上げると、表面の帯電と基板
と下部電極の三者間で安定状態にあった電位の関係が崩
れ、基板上の素子に大きな電圧がかかる。
【0043】上記のような原因によって基板上のトラン
ジスタ等の素子に過大な電圧がかかった場合、ゲート酸
化膜を通してFN(Fowler-Nordheim)電流が流れ、酸
化膜中に電子トラップを作ったり、Si−SiO2 界面
に界面準位を形成してしまう。これによって、トランジ
スタのしきい値が大きく変動したり、ゲート酸化膜が破
壊される現象が起こる。
【0044】次に、ダメージが温度によって加速する現
象について述べる。上記のようにダメージを引き起こす
原因は、素子に過大な電圧がかかった際に流れるFN電
流である。一般的に行われている素子の不良加速試験で
あるTDDB(Time Dependent Dielectric breakdow
n)テストからもわかるように、温度が上昇するにした
がってFN電流は指数関数的に増加し、素子の不良を引
き起こす。上述した素子のダメージもこれと同様の状態
である。つまり、成膜直後(シーケンス中の(f)直
後)に素子は高温状態にある。高温状態にある素子に対
して、シーケンス中の(g)や(h)のような変化が起
こると、低温状態と比較して非常に大きなFN電流が流
れる。このように、高温状態においては酸化膜にFN電
流が流れやすいため、ダメージが非常に起こりやすい状
態になっている。
【0045】上記のダメージを回避するためには、単純
に成膜温度を低く設定すればよいのであるが、その場合
には膜質が悪化するという問題が起こる。その例とし
て、ダメージを回避するために成膜温度を低下させた場
合の膜の放出ガス特性について述べる。
【0046】成膜温度600℃でのダメージ発生は、A
モード不良98%であり、ほとんどの素子が破壊されて
いたのに対し、成膜温度450℃では、Aモード不良2
%となっており、ダメージが大幅に軽減している。しか
しながら、成膜温度600℃と450℃の場合の膜につ
いて、室温から600℃まで昇温した際のH2 Oの放出
ガス量について比較した結果では、成膜温度600℃と
比較して、450℃において成膜した膜のH2 O放出量
は7倍になっていることがわかった。このようにダメー
ジの回避と膜質とは両立しない関係にあり、ダメージを
回避するため成膜温度を下げると、大幅に膜質が悪化し
てしまうといった欠点があった。
【0047】(実施形態1)すでに説明したように、素
子に起こるダメージは、基板が高温状態にある時に表面
の帯電状態を変化させるような操作を行った場合に生じ
る。本発明は、表面の帯電状態を変化させるような操作
を行う前に、基板を低温状態にすることによってダメー
ジを回避するものである。
【0048】以下に示す第1の実施形態は、図1に示し
たICP型プラズマCVD装置を用いて無添加シリコン
酸化膜(USG)を成膜した場合の例である。
【0049】本実施形態における無添加シリコン酸化膜
の成膜プロセス条件は以下の通りである。
【0050】 以下の(a)〜(h)に、被処理基板を下部電極上に載
置した時点から、成膜終了後に被処理基板を持ち上げる
までの、一連のシーケンスについて示した(図3参
照)。
【0051】(a)被処理基板を下部電極上に載置 (b)Arガス導入 (c)上部電極RF投入、プラズマ点火、冷却Heガス
導入 (d)基板昇温 (e)SiH4 ,O2 ガス導入 (f)基板バイアス印加、膜堆積 (f1)冷却Heガス圧力増加、基板冷却 (g)基板バイアス停止、SiH4 ,O2 ガス停止、冷
却Heガス停止 (h)上部電極RF停止、プラズマ消火、Arガス停
止、基板位置上昇 まず、被処理基板10を下部電極15上に載置し
(a)、反応室11内にArを導入して(b)、上部電
極RF電力を投入しプラズマ点火する(c)。プラズマ
点火と同時に基板冷却用のHeガスを導入する。プラズ
マによって基板温度は上昇し、一定時間後に成膜に適し
た温度になる(d)。
【0052】成膜ガスであるSiH4 ,O2 を導入し
(e)、バイアスを印加することによって成膜を開始す
る(f)。バイアスを印加することによってプラズマ中
のイオンが引き込まれ、イオンが基板に衝突する量が増
え、さらに温度が上昇する。被処理基板は冷却ガスによ
って冷却されているため、成膜開始後まもなく熱平衡に
達し一定温度を保ちつつ成膜される。所望の膜厚の90
%まで堆積した時点で、膜堆積を維持したまま、冷却ガ
スの圧力を60%増加して基板の冷却能力を増す(f
1)。これによって、プラズマの状態は不変のまま、基
板温度は降下し始める。
【0053】降温途中の段階で基板バイアスと成膜ガス
を停止し成膜を終了する(g)。これと同時に基板冷却
用のHeガスの供給を停止する。最後に、上部電極RF
を停止してプラズマを消火し、Arガスを停止した後、
リフトピンによって基板を下部電極から持ち上げる
(h)。
【0054】上記シーケンスにおいて、比較例と異なっ
ているのは、新たなステップとして(f1)を導入した
点である。比較例においては、(c)〜(g)間で冷却
ガスを導入し基板の冷却を行っていたが、あくまでも一
定圧力に保持したままであった。本例では、膜堆積
(f)の後半において、冷却ガスの圧力を増加し(f
1)、基板の冷却能力を増している。これによって、基
板バイアス停止(g)までにダメージの発生が抑制され
る温度まで基板温度を降下させている。
【0055】上述したシーケンスに沿って測定した基板
温度の時間変化を模式的に図3に示した。
【0056】(a)及び(b)では室温である。プラズ
マ点火(c)するとともに昇温が始まり(d)、一定時
間後に300℃に達する。この時点で成膜ガスを導入す
る(e)。続いて、バイアスを印加することによって成
膜を開始し、まもなく温度は600℃で熱平衡に達し、
この温度を維持して成膜を続ける(f)。成膜後半で冷
却ガスの圧力を増加させて基板の冷却能力を増したこと
により(f1)、基板温度は降下し始める。
【0057】基板バイアスと成膜ガスを停止して成膜を
終了し(g)、これと同時に基板冷却用のHeガスの供
給を停止する。(g)の時点で基板温度は430℃まで
低下している。最後に、上部電極RFを停止してプラズ
マを消火し、Arガスを停止した後、リフトピンによっ
て基板位置は下部電極から持ち上げられる(h)。この
(h)の時点での基板温度は300℃であった。
【0058】このように、膜堆積中に600℃であった
基板温度は、(g)の基板バイアス停止までに430℃
にまで降下している。このように基板温度を下げたこと
によって、(g)で基板表面の帯電状態が大きく変動す
るにもかかわらず、ダメージの発生を回避することがで
きた。
【0059】上述した成膜シーケンスにおける基板上の
素子のダメージ発生の状況は、以下のようになってい
る。ダメージ評価用素子の構造は、比較例と同じであ
り、33万倍のポリシリコンアンテナを備えたゲート酸
化膜膜厚6nmのMOSFET構造である。この素子の
ゲート酸化膜の破壊の割合によってダメージ発生の程度
を評価した。酸化膜ダメージの発生量は、Aモード不良
が5%となっており、比較例に比べてダメージの発生が
大きく減少していることがわかった。
【0060】さらに、基板温度に関して種々の条件で実
験を行った。図5は、基板温度とAモード不良発生率と
の関係を示したものである。基板温度が450℃付近を
境にして、Aモード不良発生率が急激に増加しているこ
とがわかる。すなわち、上記MOSFET構造の素子に
おいて、ダメージが急激に増加する温度のしきい値は、
450℃近傍であることがわかった。したがって、RF
電力の大きな増減やON/OFFを行う際、基板温度を
450℃以下に保つことによって、素子のダメージの発
生を大きく抑制することができる。
【0061】本実施形態において上記のようにダメージ
が抑制されるメカニズムについて以下に述べる。
【0062】すでに説明したように、プラズマに曝され
ている間、被処理基板表面はプラズマから受けた電荷に
よって帯電している。このように基板が帯電している状
態において、RF電力の大きな増減やON/OFFを行
うと、プラズマの状態に変動が加わり、被処理基板の表
面の帯電状態に大きな変化が起こる。
【0063】上記のシーケンスでこのような変化が起こ
るのは、成膜直後に基板バイアスを停止する(g)の時
点である。(g)の時点では、基板バイアスが停止する
ことによって基板表面に入射するイオンの量が大きく減
少する。これによって基板表面の帯電の平衡状態は大き
く崩れ、新たな平衡状態に落ち着くまで、基板上の素子
には大きな電圧がかかる。素子に大きな電圧がかかった
状態で、もし比較例のように基板が高温状態にあったな
ら、ゲート酸化膜に過大なFN電流が流れ、素子にダメ
ージを引き起こす。
【0064】しかし、本実施形態においては、基板上の
素子に大きな電圧がかかる(g)の時点において、基板
温度は比較例の600℃に対し430℃と低温化されて
いる。このように、基板を低温化することによってゲー
ト酸化膜に過大なFN電流が流れることを防止している
ため、素子に大きな電圧がかかっていながらもダメージ
の発生を抑制することができる。
【0065】すでに説明したように、ダメージを回避す
る目的で単純に成膜温度を下げると、大幅に膜質が悪化
してしまうといった欠点があった。しかし、本実施形態
においては、所望の膜厚の90%までは600℃の高温
で堆積し、残り10%の膜厚を堆積する間のみ低温化し
ているため、膜質の悪化は非常に小さい。その例とし
て、本発明によって成膜した際の膜の放出ガス特性につ
いて述べる。
【0066】比較例において基板温度600℃の成膜を
行った膜と、本実施形態において成膜した膜とについ
て、室温から600℃まで昇温した際のH2 Oの放出ガ
ス量について比較した結果では、従来技術と比較して本
実施形態において成膜した膜のH2 O放出量の増加は
1.5倍に留まっていることがわかった。このように、
本実施形態では、膜質の悪化を低く抑えつつ、ダメージ
の発生を抑制することができる。
【0067】さらに、基板温度に関して種々の条件で実
験を行った。図6は、成膜シーケンスの(g)の時点で
の基板温度を430℃に固定し、(f)の時点での基板
温度を変化させたときの、(g)の時点と(f)の時点
との温度差に対するH2 Oの放出ガス量を示したもので
ある。温度差が150℃付近を境にして、H2 O放出量
が急激に増加していることがわかる。したがって、
(g)の時点と(f)の時点での基板温度差は、150
℃以上であることが好ましい。
【0068】(実施形態2)以下に示す第2の実施形態
も、図1に示したICP型プラズマCVD装置を用いて
無添加シリコン酸化膜(USG)を成膜した場合の例で
ある。
【0069】本実施形態における無添加シリコン酸化膜
の成膜プロセス条件は、第1の実施形態と同様であるた
め省略する。
【0070】以下の(a)〜(h)に、被処理基板を下
部電極上に載置した時点から、成膜終了後に被処理基板
を持ち上げるまでの、一連のシーケンスについて示した
(図4参照)。
【0071】(a)被処理基板を下部電極上に載置 (b)Arガス導入 (c)上部電極RF投入、プラズマ点火、冷却Heガス
導入 (d)基板昇温 (e)SiH4 ,O2 ガス導入 (f)基板バイアス印加、膜堆積 (g)基板バイアス停止、SiH4 ,O2 ガス停止 (g1)冷却Heガス圧力増加、基板冷却 (h)冷却Heガス停止、上部電極RF停止、プラズマ
消火、Arガス停止、基板位置上昇 まず、被処理基板10を下部電極15上に載置し
(a)、反応室11内にArを導入して(b)、上部電
極RF電力を投入しプラズマ点火する(c)。プラズマ
点火と同時に基板冷却用のHeガスを導入する。プラズ
マによって基板温度は上昇し、一定時間後に成膜に適し
た温度になる(d)。
【0072】成膜ガスであるSiH4 ,O2 を導入し
(e)、バイアスを印加することによって成膜を開始す
る(f)。バイアスを印加することによってプラズマ中
のイオンが引き込まれ、イオンが基板に衝突する量が増
え、さらに温度が上昇する。被処理基板は冷却ガスによ
って冷却されているため、成膜開始後まもなく熱平衡に
達し一定温度を保ちつつ成膜される。
【0073】基板バイアスと成膜ガスを停止して成膜を
終了し(g)、基板温度は降下し始める。降温を始める
と同時に冷却Heガスの圧力を増加させ、基板冷却能力
を増して降温を加速する(g1)。所望の温度まで達し
た時点で、冷却Heガスを停止し、続いて上部電極RF
を停止、プラズマを消火し、Arガスを停止した後、リ
フトピンによって基板を下部電極から持ち上げる
(h)。
【0074】上記シーケンスにおいて比較例と異なって
いるのは、新たなステップとして(g1)を導入し、か
つ冷却Heガスの停止をプラズマを消火する直前の
(h)で行っている点である。比較例においては、
(c)〜(g)間でのみ冷却ガスを導入し基板の冷却を
行っていた。これに対して、本実施形態では、(g)の
時点で冷却ガスを停止せず、その後(g1)で圧力を増
加してより基板を冷却し、基板位置を上昇させる(h)
の直前まで冷却ガスを導入している。これによって、
(h)の基板上昇の前までに、ダメージの発生が抑制さ
れる温度まで基板温度を降下させている。
【0075】上述したシーケンスに沿って測定した基板
温度の時間変化を、模式的に図4に示した。
【0076】(a)及び(b)では室温である。プラズ
マ点火(c)するとともに昇温が始まり(d)、一定時
間後に300℃に達する。この時点で成膜ガスを導入す
る(e)。続いて、バイアスを印加することによって成
膜を開始し、まもなく温度は600℃で熱平衡に達し、
この温度を維持して成膜を続ける(f)。
【0077】基板バイアスと成膜ガスを停止して成膜を
終了し(g)、基板温度は降下し始める。その直後、冷
却Heガスの圧力を増加したことによって(g1)、降
温はより一層加速する。温度降下の途中に、冷却Heガ
スを停止、上部電極RFを停止、プラズマを消火し、A
rガスを停止した後、リフトピンによって基板を下部電
極から持ち上げる(h)。基板位置を上昇した時点での
基板温度は400℃であった。このように基板温度を下
げたことによって、(h)において基板表面の帯電状態
が大きく変わるにもかかわらず、ダメージの発生を回避
することができた。
【0078】上述した成膜シーケンスにおける基板上の
素子のダメージ発生の状況を以下に述べる。ダメージ評
価用素子の構造は、第1の実施形態で用いたものと同様
である。酸化膜ダメージの発生量は、Aモード不良が2
0%となっており、比較例に比べてダメージの発生が大
きく減少していることがわかった。
【0079】本実施形態において上記のようにダメージ
が抑制されるメカニズムについて以下に述べる。
【0080】すでに説明したように、被処理基板の表面
は、プラズマに曝された直後はたとえプラズマ消火後で
あっても、プラズマから受けた電荷によって帯電してい
る。このように基板が帯電している状態において、基板
を持ち上げる動作を行った場合、表面の帯電状態に大き
な変化が起こる。上記のシーケンスでこのような変化が
起こるのは、基板位置を上昇させる(h)の時点であ
る。(h)の時点では、プラズマ消火後であるが、表面
には帯電した電荷が残留している。このような状態にあ
る基板をリフトピンによって下部電極から持ち上げる
と、表面の帯電と基板と下部電極の三者間で安定状態に
あった電位の関係が崩れ、基板上の素子に大きな電圧が
かかる。素子に大きな電圧がかかった状態で、もし比較
例のように基板が高温状態にあったなら、ゲート酸化膜
に過大なFN電流が流れ、素子にダメージを引き起こ
す。
【0081】しかし、本実施形態においては、基板上の
素子に大きな電圧がかかる(h)の時点において、基板
温度は比較例の500℃に対し400℃と低温化されて
いる。このように、基板を低温化することによってゲー
ト酸化膜に過大なFN電流が流れることを防止している
ため、素子に大きな電圧がかかっていながらもダメージ
の発生を抑制することができる。
【0082】すでに説明したように、ダメージを回避す
る目的で単純に成膜温度を下げると、大幅に膜質が悪化
してしまうといった欠点があった。しかし、本実施形態
においては、成膜終了後に低温化しているため、膜質の
悪化は全く見られなかった。このように、本実施形態で
は、膜質を悪化させることなく、ダメージの発生を抑制
することができる。
【0083】さらに、基板温度に関して種々の条件で実
験を行った。図7は、成膜シーケンスの(f)の時点で
の基板温度を600℃に固定し、(h)の時点での基板
温度を変化させたときの、(f)の時点と(h)の時点
との温度差に対するAモード不良発生率を示したもので
ある。温度差が150℃付近を境にして、Aモード不良
発生率が急激に増加していることがわかる。したがっ
て、(f)の時点と(h)の時点での基板温度差は、1
50℃以上であることが好ましい。
【0084】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施するこ
とが可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、良好な膜質の酸化シリ
コン系絶縁膜が得られるとともに、素子へのダメージを
抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態及び比較例において用いたI
CP型プラズマCVD装置の概略図。
【図2】比較例におけるシーケンスを模式的に示した
図。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるシーケンスを
模式的に示した図。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるシーケンスを
模式的に示した図。
【図5】基板温度とAモード不良発生率との関係を示し
た図。
【図6】基板温度差とH2 O放出量との関係を示した
図。
【図7】基板温度差とAモード不良発生率との関係を示
した図。
【符号の説明】
10…被処理基板 11…反応室 12…ガス導入部 13…排気部 14…上部電極 15…下部電極 16…冷却ガス導入部 17…冷却水循環経路 18、19…高周波電源 20…絶縁体壁
フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 RR04 SS15 WW03 WW07 WW10 XX00 5F045 AA08 AB32 AC01 AC11 AC16 AD08 AD09 AD10 AD11 AD12 AD13 AD14 AD15 AD16 AD17 AD18 AE15 AF03 BB16 CA05 DP03 DQ10 EH11 5F058 BA09 BA20 BC02 BF07 BF23 BF29 BF39 BJ01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板上にプラズマCVD法によって
    酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有する半導体装
    置の製造方法であって、 前記被処理基板の温度が450℃よりも高い温度を含む
    温度範囲において前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積する
    工程と、前記被処理基板の温度が450℃以下の温度に
    おいて前記被処理基板表面の帯電状態に変化を生じさせ
    る操作を行う工程と、を有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記被処理基板表面の帯電状態に変化を生
    じさせる操作は、プラズマを生成するためのRF電力の
    増減である、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記被処理基板表面の帯電状態に変化を生
    じさせる操作は、プラズマから被処理基板表面にイオン
    を引き込むためのバイアス電力の増減である、ことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記被処理基板表面の帯電状態に変化を生
    じさせる操作は、被処理基板の位置の移動である、こと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程
    における最高温度と前記被処理基板表面の帯電状態に変
    化を生じさせる操作を行う工程における温度との温度差
    は150℃以上であることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】被処理基板上にプラズマCVD法によって
    酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有する半導体装
    置の製造方法であって、 前記被処理基板の温度が所定温度よりも高い温度におい
    て前記酸化シリコン系絶縁膜の下層側を堆積する工程
    と、前記被処理基板の温度が前記所定温度以下の温度を
    含む温度範囲において前記酸化シリコン系絶縁膜の上層
    側を堆積する工程と、を有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記所定温度は450℃であることを特徴
    とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記酸化シリコン系絶縁膜の下層側を堆積
    する工程における最高温度と前記酸化シリコン系絶縁膜
    の上層側を堆積する工程における最低温度との温度差は
    150℃以上であることを特徴とする請求項6に記載の
    半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記被処理基板上にプラズマCVD法によ
    って酸化シリコン系絶縁膜を堆積する際に、バイアス電
    圧によってプラズマから被処理基板にイオンを引き込む
    ようにすることを特徴とする請求項6に記載の半導体装
    置の製造方法。
  10. 【請求項10】被処理基板上にプラズマCVD法によっ
    て酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程を有する半導体
    装置の製造方法であって、 前記被処理基板の温度が所定温度よりも高い温度におい
    て前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工程と、前記被
    処理基板の温度が前記所定温度以下の温度において前記
    被処理基板の位置を移動させる工程と、を有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記所定温度は450℃であることを特
    徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記酸化シリコン系絶縁膜を堆積する工
    程における最高温度と前記被処理基板の位置を移動させ
    る工程における温度との温度差は150℃以上であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】前記被処理基板上にプラズマCVD法に
    よって酸化シリコン系絶縁膜を堆積する際に、バイアス
    電圧によってプラズマから被処理基板にイオンを引き込
    むようにすることを特徴とする請求項10に記載の半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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