JP3516596B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に、加工によるダメージを回復させるため
の水素シンター処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置の製造工程におい
て、ドライエッチング工程,金属膜のスパッタリング工
程などにおいてゲート酸化膜などに導入されたダメージ
を除去することを目的として、水素雰囲気での熱処理い
わゆる水素シンター処理が行われている。この従来行な
われている水素シンター処理の方法について、以下に説
明する。
【0003】図7は、水素シンター処理を行なう対象と
なる半導体装置の例を示す断面図であって、タングステ
ンプラグ構造を採用した従来の半導体装置の製造工程中
の第2層間絶縁膜16の形成を終了した時点での基板の
一部を示す断面図である。同図に示すように、シリコン
基板10上の拡散層11とアルミニウム合金配線15と
の間の層間絶縁膜12には、アルミニウム合金配線15
と拡散層11とを電気的に接続するためのコンタクトホ
ールが形成されている。このコンタクトホール内及びそ
の周囲の層間絶縁膜12の上に亘って、チタンと窒化チ
タンとの積層膜,またはタンタルと窒化タンタルとの積
層膜からなるバリアメタル層13が形成されている。そ
して、コンタクトホール内においては、バリアメタル層
13の上にタングステンなどの金属膜が埋め込まれ、プ
ラグ状構造の埋め込み層14となっている。なお、図
中、16は、アルミニウム合金配線15の上方にさらに
第2のアルミニウム合金配線層を形成するための層間絶
縁膜である。
【0004】このような各配線間あるいは配線と下方の
基板とを接続するコンタクト部材として、層間絶縁膜に
形成された接続孔にタングステンを埋め込んでなるタン
グステンプラグを設けた構造は、最近ではごく一般的な
構造である。
【0005】ここで、従来の一般的な半導体製造工程で
は、図7に示す工程を終了した後、バリアメタル層13
と拡散層11とのコンタクト抵抗を低減したり、また、
特にMOS型半導体装置の場合には、それまでのドライ
エッチング工程又は金属膜のスパッタリング工程におい
てゲート酸化膜などに導入されたダメージを除去するこ
とを目的として水素雰囲気での熱処理いわゆる水素シン
ター処理が行われる。従来の半導体装置の製造工程で
は、この水素シンター処理を行なう際、例えば石英管に
より構成され水素ガス供給ラインを付加したバッチ式拡
散炉に、半導体基板(ウエハ)を数10枚投入し、一括
して熱処理を行っていた。便宜上、大量のウエハーに一
括して水素シンター処理を施す方法を、以下、「バッチ
式水素シンター処理」と呼ぶことにする。従来、このバ
ッチ式水素シンター処理を行うことにより、MOSトラ
ンジスタのゲート酸化膜の界面安定化などを行ってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような大量のウエハーを熱拡散炉中で一括してシンタリ
ングする従来のバッチ式水素シンター処理に要する時間
は、一回の処理に対して約2時間30分いう非常に長い
時間が必要であり、生産効率がよいとはいえなかった。
また、今後、半導体集積回路の高機能化に伴うチップサ
イズの増大、あるいは単位ウエハからの半導体チップの
取れ数を増加させることによるチップ製造コストの低減
のため、ウエハーの大口径化が進む方向にある。
【0007】こうした状況の下では、大口径ウエハーの
水素シンターを従来のようなバッチ式熱拡散炉で行う
と、ウエハー面内の温度均一性がますます劣化するの
で、炉内へのウエハーの挿入時にウエハー面内の温度の
不均一性に起因するウエハ内部の結晶格子欠陥の発生の
おそれが大きくなる。一方、ウエハー挿入時のウエハー
温度の応答性や均一性を維持するために、ウエハーを乗
せたボートの炉心への投入速度やボートの炉心からの取
り出し速度を低速化したり、ウエハーボート投入前及び
取り出し前に炉心温度を下降させる工程を設けると、熱
処理の時間が従来以上に長時間必要になり、生産効率の
低下を招く。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされてもの
であり、その目的は、金属配線形成後の水素シンター処
理などの熱処理時間が非常に短くなり、且つ従来の製造
工程と同等またはそれ以上の電気的特性を維持できる効
果を有する半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体素子及び配線が形成された基板を枚葉
式熱処理装置の内部に設置して行なわれる熱処理を含む
半導体装置の製造方法であって、上記熱処理は、上記基
板を加熱して基板の温度を処理温度まで上昇させる第1
のステップと、少なくとも水素を含む雰囲気中で上記基
板を上記処理温度に30秒以上で2分30秒以下の一定
時間の間保持する第2のステップと、上記第2のステッ
プの終了後、水素を含む雰囲気中で、上記基板の温度
を、上記処理温度から上記処理温度よりも50℃以上低
い一定温度に下降させる第3のステップと、上記第3の
ステップの終了後に、上記基板を上記処理装置から取り
出す第4のステップとを備えている方法である。
【0010】この方法により、水素シンター処理の対象
となる部分がそれまでの工程で受けたダメージが短時間
で回復する。したがって、例えばMOSデバイスのフラ
ットバンド電圧など、半導体素子の特性が正常値に回復
するための水素シンターを行なう時間が短縮され、スル
ープットが向上する。
【0011】上記半導体装置の製造方法において、上記
1回の熱処理時に上記熱処理装置の内部に設置する上記
基板を3枚以下とし、上記熱処理の上記第1〜第4のス
テップに要する時間を5分以下とすることにより、短時
間で半導体素子の特性を回復させながら、基板間及び基
板内の温度分布の改善により、半導体素子の特性のばら
つきを抑制することができる。
【0012】上記基板の径を8インチ以上とすることに
より、ウエハーの大口径化にも十分適応できる水素シン
ターを施す方法が得られることになる。
【0013】上記半導体素子をMOS型半導体素子とす
ることにより、短時間の水素シンター処理によってフラ
ットバンド電圧特性が正常値に回復したMOS型半導体
素子を製造することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】−水素シンター処理のための装置
− 以下、本発明の半導体装置の製造方法について詳細に説
明する。図6は本発明の水素シンター処理に用いる処理
装置の一例を示す図である。21はウエハーを処理する
チャンバーであり、チャンバー21には、ウエハーを搬
入/搬出するためのゲートバルブ22と、ウエハー28
を直接支持加熱するためのサセプター23と、サセプタ
ー23の下方に設置されている石英窓26と、チャンバ
ー21内に水素を供給するためのシャワーヘッド24
と、チャンバー21内部を真空状態に保つための真空ポ
ンプ25とを備えている。サセプター23は、石英窓2
6の下方に設けられたランプ27により加熱される。そ
して、水素シンター中の温度は、サセプター23の温度
をモニターすることにより、制御されている。そして、
本実施形態では、ウエハー28を基本的には1枚ずつ水
素シンターするように構成されている。
【0015】以上のように、本実施形態に係る水素シン
ターに用いられる処理装置は、ランプ加熱方式を用いた
一般に市販される枚葉式CVD装置と変わりがない。す
なわち、本方式の水素シンター処理(便宜上、「枚葉式
水素シンター処理」と呼ぶ)を実施するに際しては、装
置上、特別の構成を付加する必要はなく、図6に示すよ
うな従来から汎用されている装置を用いることができ
る。
【0016】−水素シンター処理の概要− ここで、本実施形態における水素シンター処理は、枚葉
式処理装置を用いた熱処理を行なうとともに、その処理
中にウエハーの処理温度を変化させることに特徴があ
る。その制御内容について、以下に説明する。
【0017】図1は、本実施形態に係る枚葉式水素シン
ター処理におけるサセプター温度制御及びこの制御中に
おけるウエハー温度変化の一例を示すタイムチャートで
ある。図1中のST1はウエハー温度上昇ステップ、S
T2はシンター処理ステップ、ST3はウエハー温度下
降ステップ、ST4は真空引きステップをそれぞれ示し
ている。
【0018】まず、本実施形態における処理を行なう前
の処理について説明する。図6に示す構造において、ゲ
ートバルブ22を通ってMOSトランジスタなどの半導
体素子が形成されたウエハー28がチャンバー21内に
搬送されて、ゲートバルブ22が閉じられる。ウエハー
28を加熱するために、サセプター23は、ランプ27
により予め水素シンターをすべき所望の温度(例えば4
00℃)に加熱されている。
【0019】ウエハー温度上昇ステップST1において
は、チャンバー21内に搬送されたウエハー28がサセ
プター23上に設置されると、ウエハー28はサセプタ
ー23を介して加熱され始める(時刻t0)。そして、
シャワーヘッド24より、0.5slm〜5slmの水
素がチャンバー21内に供給される。さらに、真空ポン
プ25により、チャンバー21内の圧力が100Pa〜
6000Paに制御される。ここまでのウエハー温度上
昇ステップST1は、ウエハーを1枚づつ処理するチャ
ンバー21の容積が小さいために、図1に示すように短
い期間に行うことができる。ただし、ウエハー28をサ
セプター23に設置したとき、図1には示されていない
がサセプター23の温度はウエハー28の温度の影響に
よりわずかに低下する。そのため、ランプ27によって
自動的に温度が制御されサセプター23およびウエハー
温度が約400℃に回復、安定する(時刻t1)。
【0020】次に、シンター処理ステップST2におい
ては、ウエハー温度上昇ステップST1と同様に、水素
の供給量は0.5slm〜5slmに、チャンバー内圧
力は100Pa〜6000Paに維持されている(時刻
t2まで)。ここで、ウエハー温度上昇ステップST1
とシンター処理ステップST2の期間は併せて約1分で
ある。
【0021】次に、ウエハー温度下降ステップST3に
おいては、ランプ27を消灯し(時刻t2)、ウエハー
温度を350℃もしくはそれ以下の温度にまで下げる
(時刻t3)。このウエハー温度下降ステップST3の
期間中もシャワーヘッド24より水素がチャンバーに供
給され続けている。ここで、本実施形態の方法では、ウ
エハー冷却を短時間で行うべく大量の水素をチャンバー
内に供給しても良い。このウエハー温度下降ステップS
T3は約50秒で終了することができる。
【0022】次に、真空引きステップST4では、シャ
ワーヘッド24からの水素の供給を停止して、ウエハー
28をチャンバー21から搬出するために、真空ポンプ
25によりチャンバー21から水素を排気除去する。こ
の期間、サセプタ23の温度は350℃またはそれ以下
に保たれている。この真空引きステップST4は、チャ
ンバー21の容積が小さいために約10秒で終了する
(時刻t4)。
【0023】次に、真空引きステップST4が終了した
後、チャンバー21内部が大気圧に戻されてゲートバル
ブ22が開かれると、水素シンター済みのウエハー28
がチャンバー21から取り出され、直ちに次の処理すべ
きウエハーが入れられる。その際、ウエハーがサセプタ
23上に設置されるまでにそのサセプター23は350
℃またはそれ以下の温度から所望の温度までランプ27
により加熱され最初のシンターすべき温度約400℃に
なっている(時刻t0′)。この時刻t4から時刻t
0′までの期間も約10秒程度で済む。
【0024】その後、時刻t0′から時刻t4′までの
間に、上述のステップST1〜ST4が繰り返され、次
のウエハーの水素シンター処理が行なわれる。
【0025】以上説明したように、ウエハー1枚に水素
シンター処理を施すのに要する時間は、約2分10秒と
いう短時間である。そして、以上のような一連の工程を
繰り返し行うことにより多数のウエハーの水素シンター
処理を連続して行うのである。本実施形態では、シンタ
ー温度を約400℃としたがこれに限らず375℃〜4
20℃で行うことができ、また、水素のみを用いてシン
ター処理する場合を説明したが、水素とアルゴン、ある
いは水素と窒素の混合ガスなどを用いてもよい。また本
実施形態のウエハー加熱はランプ加熱方式を用いたもの
であるが、抵抗加熱方式を用いてもよい。
【0026】従来の拡散炉を用いた「バッチ式水素シン
ター処理」においては、1バッチ50枚のウエハーを約
2時間30分で処理するのが一般的である。一方、本発
明の実施形態の枚葉式水素シンター処理においては、ウ
エハー1枚についての処理時間が2分10秒であるか
ら、50枚のウエハーを約1時間50分で処理できるこ
とになり、従来の拡散炉を用いたシンター処理よりも処
理時間を短縮することができる。
【0027】なお、ウエハーを1枚ずつ処理する場合、
1回の熱処理サイクルに要する時間が上記実施形態のご
とく2分10秒ほど短くなくても、例えば3分以下であ
れば、50枚分の処理に要する時間を、従来のバッチ式
拡散炉シンターよりも短縮できる。場合によっては、1
回の水素シンター処理に要する時間をさらに長い時間に
設定してもよいが、5分以内が好ましい。
【0028】また、水素シンター処理を行なう装置をバ
ッチ式熱拡散炉ではなく枚葉式処理装置にしたことによ
り、図1に示すようなランプ短時間加熱が可能となる。
その場合、ウエハーはサセプター23を介して全面がほ
ぼ均一に加熱されるので、ウエハー内における温度均一
性が改善され、温度不均一性による結晶格子欠陥の発生
を防止できるとともにウエハーの温度応答特性も改善さ
れる。
【0029】さらに、ウエハーが大口径化した場合に
は、このウエハーを熱処理するためのバッチ式拡散炉を
構成する石英管の直径はさらに巨大なものとなり、石英
管の洗浄など炉のメインテナンスに困難が伴うおそれが
あるが、本実施形態の方法では、かかる困難は生じな
い。
【0030】−MOS型半導体装置の特性改善に関する
実験結果− ここで、本発明の水素シンター処理によって得られるM
OS型半導体装置の特性改善に関する実験結果について
説明する。本発明のような短時間の枚葉式水素シンター
処理を行なうことによって、前工程で導入されたダメー
ジを回復させ、特に、MOS型半導体装置に対して従来
のバッチ式シンター処理を行なった場合と同等の良好な
特性を得るためには、上記実施形態において説明したよ
うに、ウエハーをチャンバーから取り出すときの温度を
シンター処理中の温度より低くすることが重要である。
このような方法は本発明者らが見いだしたものである。
以下、この点を中心として枚葉式水素シンター処理の実
験結果について説明する。
【0031】この実験では、主として本発明の水素シン
ター処理によるMOS構造のダメージ回復の程度を確認
するために、シリコン基板上にMOSダイオードが形成
された試料を用いた。試料は以下のような構成になって
いる。以下、特に断らない限り用いた試料は同じであ
る。
【0032】 基板濃度:N型 5×1015/cm2 ゲート酸化膜:9nm ゲート電極:N+型WSiポリサイドゲート(全膜厚
100nm) ゲート電極上に絶縁膜を形成し開口 表1は、MOSダイオードのC−V特性(容量ーバイア
ス電圧特性)測定から求めたフラットバンド電圧と、ア
ルミニウム合金層のグレインサイズとを、各種水素シン
ター処理法について測定した結果を示す表である。
【0033】表1中の試料1は、本発明の枚葉式水素シ
ンター処理を施したMOSダイオードであって、水素シ
ンター処理の際の条件は100%水素雰囲気、処理圧力
1000Pa、シンター中の処理温度400℃(ウエハ
ーでの温度)、ウエハー取り出し温度350℃(ウエハ
ーでの温度)、図1におけるステップST1の期間が3
0秒、ステップST2の期間が2分30秒、ステップS
T3の期間が50秒、ステップST4の期間が10秒で
ある。試料2は、同じく枚葉式水素シンター処理を施し
たMOSダイオードであるが、ウエハー取り出し時の温
度を水素シンター時の温度と同じ400℃とし、その他
の処理条件を試料1と同じとしたものである。試料3
は、従来のバッチ式拡散炉を用いたバッチ式水素シンタ
ー処理を施したMOSダイオードであって、処理温度は
400℃とし、処理時間はウエハーの挿入から取り出し
終了まで約2時間30分としている。
【0034】
【表1】
【0035】上記表1から以下のことがわかる。
【0036】第1に、本発明の短時間の枚葉式水素シン
ター処理をすることによって、従来から生産に使用され
ていた長時間のバッチ式水素シンター処理の場合と同じ
程度のフラットバンド電圧を得ることができる。本実験
の試料においては、フラットバンド電圧値が0に近いほ
どゲート酸化膜−シリコン基板間の界面準位密度が小さ
く、前工程でのダメージが少ないことを示しており、本
発明の方法がダメージを回復させるのに十分であること
がわかる。これに対して、同じ枚葉式の短時間水素シン
ター処理であっても、シンター温度と同じ温度でウエハ
ーを取り出したときには、フラットバンド電圧値は水素
シンター処理を施さないものとほぼ同じ値でダメージを
回復させる効果がほとんどなかった。このように、短時
間で行なわれる枚葉式水素シンター処理では、ウエハー
の取り出し温度がMOS型半導体装置のダメージ回復と
特性の安定化に重要な役割を果たしている。この水素シ
ンター処理は、MOS型半導体装置の特性向上ととも
に、バイポーラトランジスタの電流増幅率の向上に寄与
することが従来から知られている。言い換えると、本実
験結果のように、フラットバンド電圧の改善効果が従来
の長時間を費やして行なわれるバッチ式水素シンター処
理と同等であることで、バイポーラトランジスタの電流
増幅率の向上効果が得られることを示唆している。すな
わち、ゲート酸化膜−シリコン基板間の界面密準位が低
減していることは、バイポーラトランジスタにもダメー
ジの回復による影響を与えているといえる。すなわち、
本発明はMOS型半導体装置以外にも有効である。
【0037】第2に、本実施形態のような短時間の枚葉
式水素シンター処理をすることによって従来から生産に
使用されていた長時間のバッチ式水素シンター処理の場
合と同等の配線特性を得ることができる。表1には、配
線のうち、アルミニウム合金層のグレインサイズも示し
てある。水素シンター処理はダメージの回復とともに現
在の半導体装置では上記グレインサイズを一定値に設定
するためにも使われる。これは配線のエレクトロマイグ
レーション寿命をできる限り長くしたいためである。
【0038】アルミグレインサイズは膜厚が0.4μm
のAl−Cu(0.5%)膜を熱酸化膜上に形成した別
構造の試料を用いて評価した。表1に示すグレインサイ
ズの値は走査型電子顕微鏡写真よりインターセプト法を
用い、直接平均的な直径を測定して得たものである。本
発明の水素シンター処理後のグレインサイズは、従来の
確立された長時間のバッチ式水素シンター処理によって
よく制御されたグレインサイズと同等まで成長させるこ
とができる。このことは、アルミニウム合金のグレイン
は400℃近辺の温度で速やかに成長し、数分という短
時間のシンターでもグレインの成長効果があることを示
している。
【0039】次に、図2は、本実施形態のような短時間
の枚葉式水素シンター処理を施したMOSトランジスタ
について、そのフラットバンド電圧の取り出し温度依存
性を示す図である。同図において、横軸は取り出し温度
(ウエハー温度)を表し、縦軸はフラットバンド電圧を
表している。枚葉式水素シンター処理の条件は、雰囲気
が100%水素雰囲気で、処理圧力が1000Paで、
処理温度が400℃(ウエハー温度)で、図1における
ステップST1の期間が30秒、ステップST2軒間が
2分30秒、ステップST3の期間が50秒、ステップ
ST4の期間が10秒である。同図に示されるように、
ウエハー冷却を行わず処理温度と同じ約400℃でウエ
ハーを取り出すと、すでに述べたようにフラットバンド
電圧は、水素シンター処理を行なわない試料のフラット
バンド電圧と同等となる。しかし、ウエハー温度を35
0℃以下まで(すなわち水素シンター処理温度(400
℃)よりも50℃以上低い温度まで)冷却するとフラッ
トバンド電圧は、バッチ式水素シンター処理を行なった
ものと同じ程度に正常値まで回復していることが示され
ている。このような効果のメカニズムはまだ明らかでは
ないが、十分確実な再現性を有していることが確認され
た。現在のところ、この効果が得られる理由は、シンタ
ー温度下において水素がゲート酸化膜ーシリコン基板界
面に存在する界面準位(ダメージに起因する準位)と結
合する一方、取り出し時にはシンター温度よりも低い温
度まで冷却することでその水素が界面に固定され安定化
すると推定される。図2には、取り出し温度が200℃
付近までのデータしか示されていないが、フラットバン
ド電圧の正常値への回復効果は、取り出し温度が室温程
度に低くても得られる。
【0040】図3は、本実施形態の枚葉式水素シンター
処理における処理時間とフラットバンド電圧との関係を
示す図であり、図4は水素シンター処理時間とアルミニ
ウム合金のグレインサイズとの関係を示す図である。各
図において、横軸は処理時間を表し、縦軸はフラットバ
ンド電圧あるいはグレインサイズを表している。ここで
言う処理時間には、図1におけるウエハー温度上昇ステ
ップST1の時間とシンター処理ステップST2の時間
とが含まれるが、ウエハー温度上昇ステップST1の時
間は30秒に固定されている。その他の条件は、雰囲気
が100%水素雰囲気で、処理圧力が1000Paで、
処理温度が400℃(ウエハー温度)で、図1に示すウ
エハー温度下降ステップST3の時間が50秒で、真空
引きステップST4の時間が10秒である。図3に示さ
れているように、フラットバンド電圧を前述のバッチ式
シンターと同等の値にするには処理時間(図1のステッ
プST1,ST2の合計時間)が約1分で足りる。これ
よりも長い時間でも効果があることはもちろんであり、
水素シンター処理に最適なスループットから適当な処理
時間を選べばよい。一方、アルミグレインサイズに関し
ても、処理時間が約1分でも従来のバッチ式シンター処
理におけると同等のサイズレベルまでグレインを成長さ
せることができる。すなわち、きわめて短時間の熱処理
を行なうだけでも、MOSダイオードなどの特性には悪
影響がない。
【0041】図5は、本実施形態の枚葉式水素シンター
処理における処理圧力とフラットバンド電圧の相関関係
を示す図である。同図において、横軸はチャンバー内の
処理圧力を表し、縦軸はフラットバンド電圧を表してい
る。枚葉式水素シンター処理における処理条件は、雰囲
気が100%水素雰囲気で、処理温度が400℃(ウエ
ハー温度)で、取り出し温度が350℃(ウエハー温
度)で、図1に示すステップST1の時間が30秒で、
ステップST2の時間が2分30秒で、ステップST3
の時間が50秒で、ステップST4の時間が10秒であ
る。同図に示されているように、処理圧力を1000P
aから6000Paに変化させてもフラットバンド電圧
には何らの影響もない。したがって、枚葉式水素シンタ
ー処理においては水素と不活性ガスとの混合ガスつまり
アンモニアを分解して得られるガスで処理してもよいこ
とがわかる。例えば、全体圧力を6000Paとし、水
素分圧を1000Paとすることが可能である。すなわ
ち、少なくとも水素分圧が1000Paあればよいので
ある。
【0042】一般に、水素シンター処理には上述の役割
とは別に、図7に示すバリヤメタル層13とシリコン基
板10の拡散層11とを例えば反応させて合金化し、コ
ンタクト抵抗を低下させるという役割がある。この役割
に関し、本発明のような短時間の枚葉式水素シンター処
理の場合は、従来の長時間のバッチ式水素シンター処理
に比べて合金化という役割を十分果たすことができない
おそれがある。しかしながら、図7に示すような構造を
有する最近のデバイスにおいては、CVD法によるタン
グステン形成の際、あるいはその上の層間絶縁膜形成の
際に、高温(約350℃から約400℃程度)に維持さ
れることによって自動的に合金化が進むため、この枚葉
式水素シンター処理がバリアメタル層13の低抵抗化と
いう役割を果たさなくても問題はない。もちろん、本発
明において、このバリアメタル層13の低抵抗化のため
の熱処理を独立して行ってもよい。
【0043】さらに、本発明の短時間の枚葉式水素シン
ター処理は、各層の配線形成終了ごとに実施することも
でき、また、多層配線層のすべてを形成後まとめて実施
しても効果がある。
【0044】また、上記実施形態では、チャンバー内に
1回に1枚づつウエハーを設置してシンター処理する方
法を示したが、複数枚1度に設置して処理しても、本実
施形態の効果がある程度得られる。ただし、直径8イン
チ以上の大口径ウエハのサイズと、チャンバーの経済的
な大きさを考慮すれば2枚〜3枚が望ましい。このよう
な場合は、ウエハーをチャンバーに設置する時間や、取
り出す時間が増加するだけであり、正味のシンター処理
時間は増加しないので、1枚づつ処理するよりもさらに
スループットを向上できるという効果がある。
【0045】いずれにしても、本発明の方法は、今後8
インチ以上に大口径化するウエハー、特に直径が300
mm、400mmというウエハーの水素シンター処理に
きわめて有効である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置の製造方法により、従来のバッチ式拡散炉よりも短時
間で一定の枚数のウエハーを水素シンター処理し、しか
も前工程のドライエッチングやスパッタリングで受けた
ダメージを従来と同じように回復できる。
【0047】特に、本発明は、8インチよりも大きい大
口径半導体ウエハーを用いる熱処理工程の生産性向上、
低コスト化にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る枚葉式短時間水素シン
ター処理におけるサセプター温度及びウエハー温度の時
間変化を示すタイムチャート図である。
【図2】水素シンター処理におけるウエハー取り出し温
度とフラットバンド電圧との相関関係を示す図である。
【図3】水素シンター処理における処理時間とフラット
バンド電圧との相関関係を示す図である。
【図4】水素シンター処理における処理時間とアルミニ
ウム合金グレインサイズとの相関関係を示す図である。
【図5】水素シンター処理における処理圧力とフラット
バンド電圧との相関関係を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る枚葉式水素シンター処
理装置の断面図である。
【図7】水素シンター処理の対象となる部分の例である
多層配線のコンタクト部の断面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 拡散層 12,16 層間絶縁膜 13 バリアメタル層 14 埋込み層 15 メタル配線 21 処理チャンバー 22 ゲートバルブ 23 サセプター 24 シャワーヘッド 25 真空ポンプ 26 石英窓 27 ランプ 28 ウエハー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−44731(JP,A) 特開 平1−276727(JP,A) 特開 昭62−79628(JP,A) 実開 昭61−171246(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子及び配線が形成された基板を
    枚葉式熱処理装置の内部に設置して行なわれる熱処理を
    含む半導体装置の製造方法であって、 上記熱処理は、 上記基板を加熱して基板の温度を処理温度まで上昇させ
    る第1のステップと、 少なくとも水素を含む雰囲気中で上記基板を上記処理温
    度に30秒以上で2分30秒以下の一定時間の間保持す
    る第2のステップと、 上記第2のステップの終了後、水素を含む雰囲気中で、
    上記基板の温度を、上記処理温度から上記処理温度より
    も50℃以上低い一定温度に下降させる第3のステップ
    と、 上記第3のステップの終了後に、上記基板を上記処理装
    置から取り出す第4のステップとを備えている半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 上記枚葉式熱処理装置は、ランプ加熱方式又は抵抗加熱
    方式の装置であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置の製造
    方法において、 上記基板の径は8インチ以上であることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法において、 上記半導体素子はMOS型半導体素子であることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
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