JP2001243342A - マーケティングシステム、方法及び記録媒体 - Google Patents

マーケティングシステム、方法及び記録媒体

Info

Publication number
JP2001243342A
JP2001243342A JP2000050729A JP2000050729A JP2001243342A JP 2001243342 A JP2001243342 A JP 2001243342A JP 2000050729 A JP2000050729 A JP 2000050729A JP 2000050729 A JP2000050729 A JP 2000050729A JP 2001243342 A JP2001243342 A JP 2001243342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
information
predetermined
database
measure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000050729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4350255B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Okada
達彦 岡田
Yasuhiro Naoi
康広 直井
Hideaki Yano
英昭 谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP2000050729A priority Critical patent/JP4350255B2/ja
Publication of JP2001243342A publication Critical patent/JP2001243342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4350255B2 publication Critical patent/JP4350255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現状の変化に即応した効果的なマーケティン
グが可能なマーケティングシステム等を提供する。 【解決手段】 管理センタ1は、登録されているキャン
ペーン情報に基づいて、DB部11に記憶される各種情
報を参照して顧客や市場の変化等を検出し、該当する顧
客の端末5に、宣伝広告や販売促進に関する情報を送信
する等してキャンペーンを行う。そして、管理センタ1
は、実行されたキャンペーンに対する顧客からの応答を
端末5等から受信して応答情報として記録する。管理セ
ンタ1は、応答情報に基づいて、キャンペーン情報の実
行結果を判定し、担当者端末4等に判定結果を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客や市場に関す
る情報を収集し、収集した情報に基づく施策を実行する
マーケティングシステム及び方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマーケティングでは、顧客による
商品・サービスの購入、利用等に関する情報を一定期間
収集し、その収集された情報を分析し、分析結果に基づ
いて販売促進のための対策を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなマーケテ
ィングは、所定期間蓄積された情報に基づいて分析、対
策等を行うバッチ処理的なものであり、また、情報の収
集、分析、対策等の各工程に人的作業が多く含まれてい
るため、情報の収集が開始されてから対策が実行される
までに長期間を要していた。このため、時々刻々と変化
する顧客のニーズや市場の動向を捉えてこれに対応した
施策を行うことができず、結果として、ビジネスのチャ
ンスを逃していた。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、現状の変化に即応した効果的なマーケティング
が可能なマーケティングシステム及び方法等を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るマーケティングシステム
は、顧客情報を記憶する顧客データベースを備えるマー
ケティングシステムであって、顧客情報を取得して前記
顧客データベースに記憶する顧客情報記憶手段と、前記
顧客データベースに記憶されている前記顧客情報につい
て所定の変化を検出し、該変化が検出された顧客情報に
より特定される顧客に対して、所定の施策処理を実行す
る実行手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、例えば顧客のス
テータス(所定サービスへの加入期間、サービス解約確
率、当該顧客からの収入等)等を示す顧客情報に変化が
検出された場合には、その顧客に対して、宣伝広告や販
売促進のためのメールを送信する等の施策処理を即時に
行う。これにより、個々の顧客の動向に即応できるマー
ケティングシステムを実現することができ、ビジネスチ
ャンスを逃さずに捉えることができる。
【0007】前記実行手段は、前記顧客データベースに
記憶されている前記顧客情報を参照して、所定の条件に
該当する顧客に対して所定の施策処理を実行する手段を
さらに備えてもよい。これにより、所定の条件に該当す
る一群の顧客に対して、メールを送信する等の所定の施
策処理を即時に行うため、ビジネスチャンスを逃さずに
捉えることができる。
【0008】前記実行手段により実行される施策処理
は、顧客が保持する通信装置にオンラインで所定情報を
送信する処理を含んでもよい。これにより、例えば電話
機、携帯電話機、パソコン等の通信装置を介して、リア
ルタイムでの効果的なプロモーションを実現することが
できる。
【0009】また、前記施策処理の実行に対する顧客か
らの応答率に基づいて、当該施策処理の効果を判定する
手段と、応答率が所定値未満であると判定された場合、
当該施策処理の設定内容を調整する調整手段と、をさら
に備えてもよい。これにより、一定の効果が得られない
施策処理については設定内容の調整を行うことにより、
最終的には効果的な施策処理に改良して、処理効率を向
上させることができる。
【0010】また、前記調整手段は、前記施策処理に対
する顧客からの応答を分析し、分析結果に基づいて当該
施策処理の設定内容を調整する手段をさらに備えてもよ
い。
【0011】前記顧客情報記憶手段は、前記顧客情報を
リアルタイムで取得して前記顧客データベースに記憶す
るようにしてもよい。
【0012】市場情報を記憶する市場データベースと、
市場情報を取得して前記市場データベースに記憶する手
段と、をさらに備えてもよく、前記実行手段は、前記市
場情報について所定の変化を検出し、該変化に該当する
顧客に対して、所定の施策処理を実行する手段をさらに
備えてもよい。これにより、例えば新製品の販売等の市
場の動向に即応して顧客に新製品を紹介する内容のメー
ルを送信する等の施策を行うことができ、ビジネスチャ
ンスを逃さずに捉えることができる。
【0013】また、本発明の第2の観点に係るマーケテ
ィング方法は、顧客情報を記憶するデータベースを備え
るシステムにおけるマーケティング方法であって、顧客
情報を取得して前記データベースに記憶する記憶ステッ
プと、前記データベースに記憶されている前記顧客情報
について所定の変化を検出して、該変化が検出された顧
客情報により特定される顧客に対して、所定の施策処理
を実行する実行ステップと、を備えることを特徴とす
る。
【0014】このような構成によれば、例えば顧客のス
テータス(所定サービスへの加入期間、サービス解約確
率、当該顧客からの収入等)等を示す顧客情報に変化が
検出された場合には、その顧客に対して、宣伝広告や販
売促進のためのメールを送信する等の施策処理を即時に
行う。これにより、個々の顧客の動向に即応できるマー
ケティングのためのシステムを実現することができ、ビ
ジネスチャンスを逃さずに捉えることができる。
【0015】前記実行ステップは、前記データベースに
記憶されている前記顧客情報を参照して、所定の条件に
該当する顧客に対して所定の施策処理を実行するステッ
プをさらに備えてもよい。これにより、所定の条件に該
当する一群の顧客に対して、メールを送信する等の所定
の施策処理を即時に行うため、ビジネスチャンスを逃さ
ずに捉えることができる。
【0016】前記実行ステップにより実行される施策処
理は、顧客が保持する通信装置にオンラインで所定情報
を送信する処理を含んでもよい。これにより、例えば電
話機、携帯電話機、パソコン等の通信装置を介して、リ
アルタイムでの効果的なプロモーションを実現すること
ができる。
【0017】前記施策処理の実行に対する顧客からの応
答率に基づいて、当該施策処理の効果を判定するステッ
プと、応答率が所定値未満であると判定された場合、当
該施策処理の設定内容を調整する調整ステップと、をさ
らに備えてもよい。これにより、一定の効果が得られな
い施策処理については設定内容の調整を行うことによ
り、最終的には効果的な施策処理に改良して、処理効率
を向上させることができる。
【0018】また、前記調整ステップは、前記施策処理
に対する顧客からの応答を分析し、分析結果に基づいて
当該施策処理の設定内容を調整してもよい。
【0019】前記記憶ステップは、前記顧客情報をリア
ルタイムで取得して前記データベースに記憶するように
してもよい。
【0020】市場情報を取得して前記データベースに記
憶するステップをさらに備えてもよく、前記実行ステッ
プは、前記市場情報について所定の変化を検出し、該変
化に該当する顧客に対して、所定の施策処理を実行する
ステップをさらに備えてもよい。
【0021】また、本発明の第3の観点に係る記録媒体
は、顧客情報を記憶するデータベースを備えるコンピュ
ータをマーケティングシステムとして機能させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、前記コンピュータを、顧客情報を取得し
て前記データベースに記憶する手段、前記データベース
に記憶されている前記顧客情報について所定の変化を検
出し、該変化が検出された顧客情報により特定される顧
客に対して、所定の施策処理を実行する第1実行手段、
前記データベースに記憶されている前記顧客情報を参照
して、所定の条件に該当する顧客に対して所定の施策処
理を実行する第2実行手段、として機能させるためのプ
ログラムを記録する。
【0022】前記第1と第2の実行手段により実行され
る施策処理は、顧客が保持する通信装置にオンラインで
所定情報を送信する処理を含んでもよい。
【0023】前記コンピュータを、前記施策処理の実行
に対する顧客からの応答率に基づいて、当該施策処理の
効果を判定する手段、応答率が所定値未満であると判定
された場合、当該施策処理の設定内容を調整する調整手
段、として機能させるためのプログラムをさらに記録し
てもよい。
【0024】前記コンピュータを、市場情報を取得して
前記データベースに記憶する手段、前記市場情報につい
て所定の変化を検出し、該変化に該当する顧客に対し
て、所定の施策処理を実行する手段、として機能させる
ためのプログラムをさらに記録してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態
を、例えば電話サービス加入者を対象とするマーケティ
ングシステムを例に図面を参照して説明する。本実施形
態に係るマーケティングシステムは、図1に示すよう
に、基幹系システムと接続されている管理センタ1と、
担当者端末4と、端末5と、を備える。
【0026】管理センタ1は、図2に示すように、デー
タベース(DB)部11と制御部13とチャネル制御部
15とを備える。
【0027】DB部11は、購入履歴DB111と、利
用状況DB112と、顧客価値DB113と、プロモー
ションDB114と、知識情報DB115と、商品情報
DB116と、を備える。
【0028】購入履歴DB111は、例えば図3に示す
ように、各顧客の製品購入履歴を示す購入履歴情報(顧
客識別情報、購入商品名、購入年月日等)を記憶する。
この購入履歴情報は、例えば基幹系システムから日毎、
週毎等の所定のタイミングでダウンロードされ、購入履
歴DB111に記憶される。また、顧客が商品を購入し
た時点で、該当する購入履歴情報を管理センタ1が基幹
系システム等からリアルタイムで受信して、購入履歴D
B111に記憶するようにしてもよい。
【0029】利用状況DB112は、例えば図4に示す
ように、各顧客のサービス利用状況、各顧客の加入サー
ビス内容(サービス名、契約期間等)等を含む利用情報
を記憶する。この利用情報は、例えば基幹系システムか
ら日毎、週毎等の所定のタイミングでダウンロードさ
れ、利用状況DB112に記憶される。また、顧客がサ
ービスの加入、変更、解約等をした時点で、該当する利
用情報を管理センタ1が基幹系システム等からリアルタ
イムで受信して、利用状況DB112に記憶するように
してもよい。
【0030】顧客価値DB113は、各顧客が自社にも
たらす利益の度合いを示す顧客価値指標を記憶する。こ
の顧客価値指標の算出方法については後述する。プロモ
ーションDB114は、各顧客に対して行ったプロモー
ション履歴(後述する「キャンペーン情報」)を記憶す
る。
【0031】知識情報DB115は、原因情報と結果情
報を含む知識情報を記憶する。原因情報と結果情報は、
原因となる事象とそれに対する結果とをそれぞれの内容
とする。例えば「新製品○○が発売された」等の原因情
報と、「製品××の利用者が新製品○○を購入した」等
の結果情報が対応付けて記憶されている。知識情報は、
担当者端末4から入力されてもよく、管理センタ1が、
市場と顧客の動向等から原因情報と結果情報を生成して
登録してもよい。
【0032】商品情報DB116は、例えば図5に示す
ように、自社により提供されている各商品又はサービス
についての商品情報(例えば、商品名(コード)、価
格、数量、機能等)を記憶する。この商品情報は、例え
ば基幹系システムから日毎、週毎等の所定のタイミング
でダウンロードされてもよく、リアルタイムで取得して
もよく、担当者端末4から入力されてもよい。また、商
品情報DB116は、例えば他社により提供されている
各商品又はサービスについての商品情報も記憶する。他
社の商品情報についても、自社の商品情報と同様に基幹
系システム又は担当者端末4から入力されてもよい。
【0033】また、DB部11は、各顧客について、例
えば、識別番号、氏名、住所、メールアドレス、携帯電
話番号、等の顧客情報を記憶するデータベース(図示せ
ず)を有する。
【0034】制御部13は、設計制御部131と、実施
制御部133と、チェック制御部135と、調整制御部
137と、を備える。
【0035】設計制御部131は、顧客のステータス等
を示す顧客価値指標の算出、顧客に対するキャンペーン
の実行内容(誰に、いつ、何を、どのチャネルで提示す
るか等)を示す「キャンペーン情報」の管理等を行う。
【0036】顧客価値指標の算出では、設計制御部13
1は、解約確率(X)と、加入期間(Y)と、ネット収
入(Z)の観点から、顧客価値指標X:Y:Zを各顧客
について求め、顧客価値DB113に記憶する。顧客価
値指標を構成する各指標は、例えば5段階評価により表
し、それぞれ所定の方法に従ってランクを求める。
【0037】解約確率(X)については、例えば過去の
顧客のデータ(例えば、住所、性別、年齢、利用してい
る携帯端末、利用している料金プラン等)を記憶するD
Bを参照し、それらのデータに対して既存のデータマイ
ニング手法等を用いて解約者のモデルを構築する。そし
て、構築したモデルの各ノードと現在の顧客をマッピン
グし、このマッピングの結果に基づいて各顧客に解約率
を付与し、例えば解約率の大きい順にソートする。そし
て、ソート結果を5段階に分けて、各顧客の解約確率の
ランクを決定する。
【0038】加入期間(Y)については、各顧客につい
て、自社が提供する電話サービスへの加入期間を、例え
ば各顧客の加入時期を記憶するDBを参照して算出し、
例えば加入時間の短い順にソートする。そして、ソート
結果を5段階に分けて、各顧客のランクを決定する。
【0039】ネット収入(Z)については、各顧客の毎
月のネット収入額(例えば、利用者からの支払金額等)
を記憶するDBを参照して、各顧客について現在までの
ネット収入の累積額を算出し、例えば累積額の小さい順
にソートする。そして、ソート結果を5段階に分けて、
各顧客のランクを決定する。
【0040】顧客価値指標の算出は、外部要因の変化の
発生時(例えば、新商品の発売等)、内部要因の変化の
発生時(例えば、サービス加入期間が所定期間を超えた
等)、毎月末等の所定のタイミングで行われる。
【0041】顧客価値指標は、構成要素である各指標
「X:Y:Z」について5段階指標を用いることにより
125(=5×5×5)セグメントに区分される。そし
て、例えばRFM分析等の既存の手法を用いることによ
り、各セグメントに属する顧客の収益性を測り、その結
果に基づいて、各セグメントに点数(顧客指標値)を付
与する。
【0042】また、設計制御部131は、各顧客の顧客
価値指標値及び顧客指標値の算出値を蓄積して記憶す
る。
【0043】また、設計制御部131は、所定のキャン
ペーン期間に実行されるキャンペーン情報のリストを管
理する。このキャンペーン情報は、上述のように顧客に
対するキャンペーンの実行内容を示すものであり、例え
ば図6に示すように、実行対象、実行時期、活動内容、
使用チャネル等の項目を含む。
【0044】設計制御部131は、キャンペーン情報の
リストに、前回行ったキャンペーンの結果を反映する。
すなわち、前回のキャンペーン期間に実行されたキャン
ペーン情報のうち一定の効果が得られたものについて
は、今回実行されるキャンペーン情報のリストに登録す
る。例えば、前回のキャンペーン期間に実行された「優
良顧客に、その顧客が加入している割引サービスの適用
期間が終了する一ヶ月前に、新たなサービスの加入届け
をeメールで自動配信する」というキャンペーン情報に
対するレスポンス率等がしきい値以上であった場合に
は、このキャンペーン情報を今回のキャンペーンにおい
て実行されるキャンペーン情報としてリストに自動的に
登録する。
【0045】また、リストに登録されるキャンペーン情
報としては、上記のように前回のキャンペーンから反映
されるものの他に、担当者端末4等から入力されて、設
定されたキャンペーン情報も含まれる。
【0046】また、設計制御部131は、今回のキャン
ペーンの評価指標をチェックするために設定されたしき
い値、優良顧客の顧客指標値(何点以上を優良顧客と認
識するか)、過去に実行された各キャンペーン情報の評
価指標、等を管理する。
【0047】実施制御部133は、実行リストに基づく
キャンペーン情報の自動実行、キャンペーン履歴の管理
等を行う。キャンペーンの自動実行では、実施制御部1
33は、設計制御部131により管理されている実行リ
ストのキャンペーン情報に従って、DB部11に記憶さ
れている各情報を参照し、処理対象の顧客に対して、指
定されたタイミングで、指定されたアクションを実行す
る。
【0048】実行されるキャンペーン情報の例として
は、「優良顧客(例えば、顧客指標値が1000点)
に、その顧客が加入している割引サービスの適用期間が
終了する一ヶ月前に、別の割引オプションの加入届けを
iモード端末に自動配信する」、「各顧客に、請求書を
送付する度に、ダイレクトメールを同封する」等があ
る。
【0049】上記のキャンペーン情報のうちの前者を実
行する場合、実施制御部133は、対象となる優良顧客
を顧客価値DB113から抽出し、抽出した優良顧客の
加入サービスの適用期間等について利用状況DB112
を参照し、各優良顧客について、サービス適用期間の終
了一ヶ月前となった時点で、各優良顧客のiモード端末
のアドレスに対して、割引オプションの加入届けのデー
タをチャネル制御部15を介して送信する。また、後者
のキャンペーン情報を実行する場合、実施制御部133
は、例えば担当者端末4に、各顧客への請求書にダイレ
クトメールを同封することを要求するメッセージを表示
する。また、請求書の送信等を制御するサーバ等にダイ
レクトメールの同封を通信により指示してもよい。
【0050】また、「所定期間内に優良顧客となった顧
客に対して特別セールへの招待をメールで行う」という
キャンペーン情報を実施する場合には、実施制御部13
3は、顧客価値DB113のデータを所定期間中参照
し、顧客指標値が1000点を超えた顧客のメールアド
レスに、特別セールへ招待する旨のメールをチャネル制
御部15を介して送信する。
【0051】キャンペーンの実行後、実施制御部133
は、例えば、各顧客に対して実行したキャンペーン情報
を、プロモーションDB114に記憶する。
【0052】また、実施制御部133は、キャンペーン
に対する顧客のレスポンスをキャンペーン履歴として記
録する。顧客からのレスポンスとしては、例えば、iモ
ード端末からのサービス加入届け、商品の購入、電子メ
ールの返信、Webブラウザからの応答、CTI(comp
uter telephony integration)コールセンタへの問い合
わせ等がある。このうち、メールの返信、ブラウザから
の応答、CTIコールセンタへの問い合わせ等のレスポ
ンスは、チャネル制御部15を介してオンラインで受け
付ける。また、商品の購入、サービスの加入等のレスポ
ンスは、購入履歴情報や利用情報として、基幹系システ
ム等からリアルタイム又はバッチ処理で受け付ける。な
お、顧客からのレスポンスには、例えば顧客の店舗への
来店等も含まれる。店舗への来店等のようなレスポンス
は、例えば顧客が持参したダイレクトメールに記載され
ている顧客の識別番号等が担当者端末4から入力されて
管理センタ1に送信され、実施制御部133によりレス
ポンスとして記録されるようにしてもよい。
【0053】また、実施制御部133は、レスポンスの
記録に基づいて、実行したキャンペーン情報について評
価指標(レスポンス率等)を算出して記憶する。評価指
標は、レスポンス率の他に、キャンペーンの目的に応じ
て、サービスの解約防止率、新製品の購入率、顧客の来
店数等を算出してもよい。
【0054】チェック制御部135は、各キャンペーン
情報について算出された評価指標が、予め設定されたし
きい値を下回った場合、警告情報を担当者端末4に送信
する。送信された警告情報は担当者端末4において表示
される。警告情報の内容としては、評価指標(例えば、
レスポンス率、サービスの解約防止率等)が低下してい
ること等である。
【0055】また、チェック制御部135は、各キャン
ペーン情報の評価指標を含む報告情報を担当者端末4に
送信する。例えば、同一内容のキャンペーン情報を異な
るグループ(例えば、グループAとグループB)に対し
て実行した場合には、そのグループ毎の評価指標を含む
報告情報を送信する。送信された報告情報は担当者端末
4において表示される。この担当者端末4における警告
情報の表示は、例えばグラフ形式により行ってもよい。
【0056】調整制御部137は、担当者端末4からの
要求に応じて、キャンペーンに関する設定内容を変更等
する。具体的には、優良顧客を定義する数値の変更(例
えば、「顧客指標値が1000点以上」から「顧客指標
値が800点以上」に変更等)、キャンペーン情報の内
容の変更(例えば、「AグループにPプランを提示す
る」という内容から「AグループにQプランを提示す
る」に変更等)、警告をするか否かの判断に用いられる
しきい値の変更(例えば、しきい値を「60%」から
「80%」に変更等)等を行う。
【0057】また、調整制御部137は、各設定内容の
変更後の収益についてシミュレーションを行い、結果を
担当者端末4に送信する。送信されたシミュレーション
結果は、担当者端末4にて表示される。
【0058】チャネル制御部15は、管理センタ1が種
々の端末(電話機、パソコン、携帯電話機、セットトッ
プボックス(STB)、ゲーム機等)5等と通信を行う
ための各チャネルを制御する。なお、電話機との通信で
は例えばCTIコールセンタを介して通信を行う。
【0059】担当者端末4は、マーケティングの担当者
によって操作される端末である。担当者端末4は、GU
Iによるシステム管理画面を表示し、この画面におい
て、キャンペーンに関する設定内容を登録、変更(例え
ば、キャンペーン情報の登録等)等するための入力を受
け付ける。また、担当者端末4は、管理センタ1から、
評価指標がしきい値を下回ったキャンペーン情報につい
ての警告情報を受信して表示する。
【0060】端末5は、携帯電話機、電話機、パソコ
ン、STB、ゲーム機等の通信機能を有する種々の装置
を含み、管理センタ1からのデータを受信して表示等
し、また、顧客から入力されたレスポンス等を管理セン
タ1に送信する。
【0061】例えばキャンペーンの実行対象のチャネル
が携帯電話機等の場合には、携帯電話機は各種サービス
又は新製品の案内等のデータを管理センタ1から受信
し、顧客の操作に応じて、サービスの加入申込等のデー
タを管理センタ1に送信する。また、キャンペーンの実
行対象のチャネルがパソコン等の場合には、顧客による
所定サイトのアクセス要求に応じて、パソコンは各種サ
ービスの案内情報等が掲示されているホームページを表
示する。そして、パソコンは、そのサイトの入力画面に
顧客により入力されたデータ(サービス加入申込等)を
送信ボタンの押下等に応じて管理センタ1に送信する。
また、キャンペーンの実行対象のチャネルが電話機の場
合には、例えば、顧客によりプッシュ入力等によって入
力された問い合わせが、コールセンタを介して管理セン
タ1に送信される。
【0062】次に、本システムの管理センタ1によるキ
ャンペーン実行処理を具体的に説明する。
【0063】まず、所定の条件に該当する一群の顧客に
対して施策を行う内容のキャンペーン情報を実行する場
合について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。例えば、「携帯電話機の新製品が発表されたときに
携帯電話機を有する優良顧客に対して新製品情報をeメ
ールで送信する」というキャンペーン情報D1がキャン
ペーン情報の実行リストに登録されていることとする。
【0064】このキャンペーン情報D1は、「携帯電話
機の新製品が発表されたとき」という実行時期の条件が
あるため、実施制御部133は、携帯電話機の新製品の
情報が登録されるまで商品情報DB116を所定期間毎
に参照する(ステップS1)。
【0065】実施制御部133は、商品情報DB116
に新製品の情報が登録されたことを検出した場合、「携
帯電話機を有する優良顧客」である顧客を抽出するた
め、携帯電話を有し、かつ顧客指標値が例えば1000
点以上であるか否かの判別を全ての顧客Cn(n=1、
2、・・・)について行い、該当する顧客を抽出する
(ステップS2、S3、S4、S5)。
【0066】全ての顧客からキャンペーン情報D1の条
件に該当する顧客を抽出すると、次に、実施制御部13
3は、キャンペーン情報D1により指定されたアクショ
ンを実行する(ステップS6)。この例では、ステップ
S4で抽出された顧客のメールアドレスをDB部11か
ら読み出して、新製品の携帯電話機の情報を、チャネル
制御部15を介してメール送信する。これにより、「携
帯電話機を有する優良顧客」というグループに対して、
「携帯電話機の新製品情報をメール送信する」という施
策をうつことができる。
【0067】次に、個人の状況の変化に対応して施策を
行う内容のキャンペーン情報を実行する場合について、
図8のフローチャートを参照して説明する。例えば、
「顧客指標値が1000点以上の状態から、1000点
未満に変化した顧客に対して、優待サービス案内のメー
ルを送る」というキャンペーン情報D2が実行リストに
登録されていることとする。
【0068】実施制御部133は、全顧客Cn(n=
1、2、・・・)について、キャンペーン情報D2の条
件に該当するか否かを判別し、該当すると判別した場
合、その顧客に対して、キャンペーン情報D2で指定さ
れたアクションを実行する処理を顧客毎に行う(S1
1、S12、S13、S14)。
【0069】具体的には、実施制御部133は、ステッ
プS11で、全顧客Cn(n=1、2、・・・)につい
て未だ処理が完了していないと判別すると、まず顧客C
i(i=1)について、「従前の顧客指標値が1000
点以上であり、かつ現在の顧客指標値が1000点未満
である」という条件に該当するかの判別を行い(ステッ
プS12)、該当する場合には顧客C1に対して、「優
待サービス案内のメールを送る」というアクションを実
行する(ステップS13)。
【0070】そして、フローはステップS14(iのカ
ウントアップ)を介してステップS11に戻り、全顧客
Cnについて未だ処理が完了していないと判別すると、
次の顧客C(i=2)について、「従前の顧客指標値が
1000点以上であり、かつ現在の顧客指標値が100
0点未満である」という条件に該当するかの判別を行う
(ステップS12)。顧客C2が前述の条件に該当しな
い場合にはフローはステップS14(iのカウントアッ
プ)を介してステップS11に戻る。このようにして、
ステップS11で全顧客Cnについて処理が完了したと
判別されるまで上記処理(ステップS12、S13、S
14)を繰り返す。これにより、「顧客指標値が100
0点以上の状態から1000点未満に変化した顧客」に
対して、個別に「優待サービス案内のメールを送る」と
いう施策をうつことができる。
【0071】このようにして、市場の変化、顧客の変化
等に即応してリアルタイムのプロモーションを自動的に
実行させることができるため、ビジネスチャンスを逃さ
ずに捉えることができる。
【0072】また、実施制御部133が、所定の変化
(市場の変化、顧客の変化等)をDB部11に記憶され
る情報、外部から入力される情報等から検出し、知識情
報DB115から、今回検出した変化と同様のパターン
の過去の事象を検索して、それに対応する施策を行うよ
うなキャンペーン情報を自動的に作成して登録するよう
にしてもよい。
【0073】例えば、実施制御部133がAサービスの
利用料金の値下げに関する情報が商品情報DB116に
登録されたことを検出したとする。これに応じて、知識
情報DB115に蓄積された過去の情報について、サー
ビスの利用料金の値下げに関する原因情報を検索し、
「サービスCの利用料金を値下げした」という原因情報
と、この原因情報に対する「サービスCに対応する機種
の売上が倍増した」という結果情報と、を読み出し、こ
れらの情報に基づいて、「サービスAに対応する機種の
ダイレクトメールを顧客に送信する」という内容のキャ
ンペーン情報を生成して登録するようにしてもよい。
【0074】次に、本システムによるマーケティング処
理の全体的な流れについて図9を参照して説明する。本
システムにより実行されるマーケティング処理は、「キ
ャンペーンの設計」と、「キャンペーンの実施」と、
「効果の測定」と、「今回のキャンペーン結果を次回に
反映させるための考察」と、の4つのフェーズからな
る。各フェーズをそれぞれ順番に、P(plan)フェー
ズ、D(do)フェーズ、C(check)フェーズ、A(act
ion)フェーズ、と以下表す。
【0075】まず、Pフェーズでは、管理センタ1の設
計制御部131が、実行対象の各キャンペーン情報を管
理する(P1)。実行対象のキャンペーン情報は、前回
のキャンペーンで実行され、評価指標が高かったもの
や、担当者により担当者端末4を介して新たに設定され
たもの等を含む。
【0076】この場合、例えば、「優良顧客(顧客指標
値1000点以上)には、Bサービスの契約期間終了1
ヶ月前に、「Bサービスを再契約すると5%オフ」とい
うメッセージと再契約申込書を携帯端末に送信する」と
いうキャンペーン情報D2が登録されていることとす
る。また、このキャンペーン情報に対しては、解約防止
率のしきい値「80%」が設定されていることとする。
【0077】次に、Dフェーズでは、登録されているキ
ャンペーン情報に従って、実施制御部133が各キャン
ペーン情報を実行する(P2)。上記のキャンペーン情
報D2の実行では、実施制御部133は、顧客指標値が
「1000点」以上の顧客を顧客価値DB113を参照
して抽出し、利用状況DB112を参照して、抽出され
た顧客の中でBサービスを利用している顧客を特定す
る。そして、特定した各顧客に対して、サービス期間終
了1ヶ月前に、「サービスBを再契約すると5%オフ」
というメッセージと再契約申込書のデータをチャネル制
御部15を介して各顧客の携帯端末に送信する。
【0078】そして、実施制御部133は、キャンペー
ンの実行対象の顧客からのレスポンスをリアルタイム又
はバッチ処理で取得して記録しておき、各キャンペーン
情報について評価指標を算出する。キャンペーン情報D
2については、例えば、基幹系システム等からリアルタ
イム又はバッチ処理で取得した利用情報のうち、キャン
ペーン情報D2の実行対象の顧客からのサービスBにつ
いての再契約申込を示す利用情報を抽出して記録し、こ
の記録に基づいて再契約率を算出する。
【0079】Dフェーズ終了後、Cフェーズにおいて、
チェック制御部135は、今回実行した各キャンペーン
情報について、算出された評価指標がそれぞれ設定され
たしきい値を下回ったか否かを判別する(P3)。ここ
で、評価指標がしきい値を下回ったキャンペーン情報に
ついては、担当者端末4に警告情報を送信して、担当者
に警告を行う(P4)。
【0080】次に、Aフェーズでは、Cフェーズでの判
定結果に基づいて、キャンペーン内容の見直しを行う。
評価指標がしきい値を下回らなかったキャンペーン情報
については、その設定内容が適正であったとして、例え
ば次回のキャンペーンで再実行することとし、各顧客の
顧客価値指標の再計算等を行う(P5)。また、評価指
標がしきい値を下回ったキャンペーン情報については、
担当者端末4からの入力等に応じて、キャンペーン情報
の内容を再設定等する(P6)。Aフェーズが完了した
時点でマーケティング処理の1サイクルが完了し、フロ
ーは、次のマーケティング処理のPフェーズに移る。
【0081】上記説明のように、良い結果が得られたキ
ャンペーン情報については次回のキャンペーンにおいて
も自動的に実行され、良い結果が得られなかったキャン
ペーン情報についてのみ見直しが必要とされる。これに
より、マーケティングプロセスをほぼ自動化して、一サ
イクルを短時間で実行できるため、顧客、業界の動向の
急速な変化にも対応することができ、ビジネスチャンス
を逃さずに捉えることができる。
【0082】なお、あるキャンペーン情報を実行した結
果、評価指標がしきい値を下回った場合には、制御部1
3がキャンペーン情報の内容を調整し、再設定するよう
にしてもよい。例えば、見直し対象となったキャンペー
ン情報の処理対象が「年齢が20〜30歳代の顧客」と
設定されており、20歳代の顧客からのレスポンスが悪
く、30歳代の顧客からのレスポンスは良い結果を示し
ている場合には、制御部13が、そのキャンペーン情報
の処理対象の年齢を「30歳代」に狭めるよう調整して
設定し直してもよい。そして、次のキャンペーン期間に
おいて得られた評価指標と比較して必要な調整を行い、
学習的に精度を高めていくようにしてもよい。
【0083】また、本発明は、上記説明の電話サービス
加入者を対象とするマーケティングシステムに限定され
ず、種々の市場分野を対象とするマーケティングシステ
ムに適用可能である。例えば、商品を販売する店舗にお
いて、顧客の動向を把握し、優良顧客に対しては、在庫
を安く販売する等のサービスを行うことができる顧客管
理システムとして実現してもよい。
【0084】なお、この発明のマーケティングシステム
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、コンピュータに
上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体
(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等)
から該プログラムをインストールすることにより、上述
の処理を実行する管理センタ1、担当者端末4等を構成
することができる。なお、上述の機能を、OSが分担又
はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等
には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0085】なお、搬送波にプログラムを重畳し、通信
ネットワークを介して配信することも可能である。例え
ば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラ
ムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよ
い。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下
で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行する
ことにより、上述の処理を実行することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客情報に所定の変化が検出された場合には、その顧客
に対して、メールを送信する等の所定の施策処理を即時
に行う。これにより、個々の顧客の動向に即応できるマ
ーケティングシステムを実現することができ、ビジネス
チャンスを逃さずに捉えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るマーケティングシス
テムのシステム構成図である。
【図2】図1のマーケティングで使用される管理センタ
の構成を示す図である。
【図3】購入履歴DBに記憶される購入履歴情報のデー
タ構造の一例を示す図である。
【図4】利用状況DBに記憶される利用情報のデータ構
造の一例を示す図である。
【図5】商品情報DBに記憶される商品情報のデータ構
造の一例を示す図である。
【図6】キャンペーン情報のデータ構造の一例を示す図
である。
【図7】キャンペーン情報の実行処理のフローチャート
の一例を示す図である。
【図8】キャンペーン情報の実行処理のフローチャート
の一例を示す図である。
【図9】マーケティング処理の全体的な流れについて説
明するための図である。
【符号の説明】
1 管理センタ 4 担当者端末 5 端末 11 DB部 13 制御部 15 チャネル制御部 111 購入履歴DB 112 利用状況DB 113 顧客価値DB 114 プロモーションDB 115 知識情報DB 116 商品情報DB 131 設計制御部 133 実施制御部 135 チェック制御部 137 調整制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷野 英昭 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 Fターム(参考) 5B049 BB11 BB49 CC02 CC08 EE05 FF03 FF04 GG03 GG04 GG06 GG07 GG08 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND20 NR02 NR15 PQ02 PQ05 PQ14 PQ20 PR03 UU24 UU40

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客情報を記憶する顧客データベースを備
    えるマーケティングシステムであって、 顧客情報を取得して前記顧客データベースに記憶する顧
    客情報記憶手段と、 前記顧客データベースに記憶されている前記顧客情報に
    ついて所定の変化を検出し、該変化が検出された顧客情
    報により特定される顧客に対して、所定の施策処理を実
    行する実行手段と、 を備えることを特徴とするマーケティングシステム。
  2. 【請求項2】前記実行手段は、前記顧客データベースに
    記憶されている前記顧客情報を参照して、所定の条件に
    該当する顧客に対して所定の施策処理を実行する手段を
    さらに備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のマーケティングシス
    テム。
  3. 【請求項3】前記顧客情報記憶手段は、前記顧客情報を
    リアルタイムで取得して前記顧客データベースに記憶す
    る、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマーケティン
    グシステム。
  4. 【請求項4】前記実行手段により実行される施策処理
    は、顧客が保持する通信装置にオンラインで所定情報を
    送信する処理を含む、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のマーケティングシステム。
  5. 【請求項5】前記施策処理の実行に対する顧客からの応
    答率に基づいて、当該施策処理の効果を判定する手段
    と、 応答率が所定値未満であると判定された場合、当該施策
    処理の設定内容を調整する調整手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1項に記載のマーケティングシステム。
  6. 【請求項6】前記調整手段は、前記施策処理に対する顧
    客からの応答を分析し、分析結果に基づいて当該施策処
    理の設定内容を調整する手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項5に記載のマーケティングシス
    テム。
  7. 【請求項7】市場情報を記憶する市場データベースと、 市場情報を取得して前記市場データベースに記憶する手
    段と、をさらに備え、 前記実行手段は、前記市場情報について所定の変化を検
    出し、該変化に該当する顧客に対して、所定の施策処理
    を実行する手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のマーケティングシステム。
  8. 【請求項8】顧客情報を記憶するデータベースを備える
    システムにおけるマーケティング方法であって、 顧客情報を取得して前記データベースに記憶する記憶ス
    テップと、 前記データベースに記憶されている前記顧客情報につい
    て所定の変化を検出して、該変化が検出された顧客情報
    により特定される顧客に対して、所定の施策処理を実行
    する実行ステップと、 を備えることを特徴とするマーケティング方法。
  9. 【請求項9】前記実行ステップは、前記データベースに
    記憶されている前記顧客情報を参照して、所定の条件に
    該当する顧客に対して所定の施策処理を実行するステッ
    プをさらに備える、 ことを特徴とする請求項8に記載のマーケティング方
    法。
  10. 【請求項10】前記記憶ステップは、前記顧客情報をリ
    アルタイムで取得して前記データベースに記憶する、 ことを特徴とする請求項8又は9に記載のマーケティン
    グ方法。
  11. 【請求項11】前記実行ステップにより実行される施策
    処理は、顧客が保持する通信装置にオンラインで所定情
    報を送信する処理を含む、 ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記
    載のマーケティング方法。
  12. 【請求項12】前記施策処理の実行に対する顧客からの
    応答率に基づいて、当該施策処理の効果を判定するステ
    ップと、 応答率が所定値未満であると判定された場合、当該施策
    処理の設定内容を調整する調整ステップと、 をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至11のい
    ずれか1項に記載のマーケティング方法。
  13. 【請求項13】前記調整ステップは、前記施策処理に対
    する顧客からの応答を分析し、分析結果に基づいて当該
    施策処理の設定内容を調整する、 ことを特徴とする請求項12に記載のマーケティング方
    法。
  14. 【請求項14】市場情報を取得して前記データベースに
    記憶するステップをさらに備え、 前記実行ステップは、前記市場情報について所定の変化
    を検出し、該変化に該当する顧客に対して、所定の施策
    処理を実行するステップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記
    載のマーケティング方法。
  15. 【請求項15】顧客情報を記憶するデータベースを備え
    るコンピュータをマーケティングシステムとして機能さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、 前記コンピュータを、 顧客情報を取得して前記データベースに記憶する手段、 前記データベースに記憶されている前記顧客情報につい
    て所定の変化を検出し、該変化が検出された顧客情報に
    より特定される顧客に対して、所定の施策処理を実行す
    る第1実行手段、 前記データベースに記憶されている前記顧客情報を参照
    して、所定の条件に該当する顧客に対して所定の施策処
    理を実行する第2実行手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】前記第1と第2の実行手段により実行さ
    れる施策処理は、顧客が保持する通信装置にオンライン
    で所定情報を送信する処理を含む、 ことを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】前記コンピュータを、 前記施策処理の実行に対する顧客からの応答率に基づい
    て、当該施策処理の効果を判定する手段、 応答率が所定値未満であると判定された場合、当該施策
    処理の設定内容を調整する調整手段、 として機能させるためのプログラムをさらに記録した請
    求項15又は16に記載のコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  18. 【請求項18】前記コンピュータを、 市場情報を取得して前記データベースに記憶する手段、 前記市場情報について所定の変化を検出し、該変化に該
    当する顧客に対して、所定の施策処理を実行する手段、 として機能させるためのプログラムをさらに記録した請
    求項15乃至17のいずれか1項に記載の記録媒体。
JP2000050729A 2000-02-28 2000-02-28 マーケティングシステム、方法及び記録媒体 Expired - Lifetime JP4350255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050729A JP4350255B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 マーケティングシステム、方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050729A JP4350255B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 マーケティングシステム、方法及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001243342A true JP2001243342A (ja) 2001-09-07
JP4350255B2 JP4350255B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=18572486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000050729A Expired - Lifetime JP4350255B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 マーケティングシステム、方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4350255B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537544A (ja) * 2004-05-10 2007-12-20 アイエムエス ソフトウェア サービシズ リミテッド 製品マーケティングの時系列パフォーマンス管理
JP2014502743A (ja) * 2010-12-09 2014-02-03 イグザクトターゲット,インコーポレーテッド アクティビティのリアルタイムモニタリングのためのシステム、方法、およびコンピュータ可読プログラム
WO2018005637A1 (en) * 2016-06-28 2018-01-04 Analytics Media Group, LLC Evaluation of advertising effectiveness
JP2021064406A (ja) * 2015-05-29 2021-04-22 日本電気株式会社 営業活動支援装置及び営業活動支援方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101691542B1 (ko) 2010-02-25 2017-01-09 존 프레스톤 비계

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11259578A (ja) * 1997-11-28 1999-09-24 Ncr Internatl Inc データベースに対応した分析及び戦略実行ツール
JP2000035972A (ja) * 1998-05-11 2000-02-02 Oki Electric Ind Co Ltd 商品情報検索装置
JP2000056721A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Nri & Ncc Co Ltd 条件広告出力装置、条件広告出力方法および記録媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11259578A (ja) * 1997-11-28 1999-09-24 Ncr Internatl Inc データベースに対応した分析及び戦略実行ツール
JP2000035972A (ja) * 1998-05-11 2000-02-02 Oki Electric Ind Co Ltd 商品情報検索装置
JP2000056721A (ja) * 1998-08-05 2000-02-25 Nri & Ncc Co Ltd 条件広告出力装置、条件広告出力方法および記録媒体

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
前田章: "データベースマーケティングへの応用", 経営の科学 オペレーションズ・リサーチ, vol. 第43巻,第12号, JPN6008057919, 1 December 1998 (1998-12-01), JP, pages 670 - 674, ISSN: 0001372893 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537544A (ja) * 2004-05-10 2007-12-20 アイエムエス ソフトウェア サービシズ リミテッド 製品マーケティングの時系列パフォーマンス管理
JP2012138097A (ja) * 2004-05-10 2012-07-19 Ims Software Services Ltd 製品マーケティングの時系列パフォーマンス管理
JP2014502743A (ja) * 2010-12-09 2014-02-03 イグザクトターゲット,インコーポレーテッド アクティビティのリアルタイムモニタリングのためのシステム、方法、およびコンピュータ可読プログラム
JP2021064406A (ja) * 2015-05-29 2021-04-22 日本電気株式会社 営業活動支援装置及び営業活動支援方法
JP7047942B2 (ja) 2015-05-29 2022-04-05 日本電気株式会社 営業活動支援装置及び営業活動支援方法
WO2018005637A1 (en) * 2016-06-28 2018-01-04 Analytics Media Group, LLC Evaluation of advertising effectiveness

Also Published As

Publication number Publication date
JP4350255B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8909542B2 (en) Systems and methods for managing brand loyalty
CA2706857C (en) Targeting messages
US6298330B1 (en) Communicating with a computer based on the offline purchase history of a particular consumer
WO2015137065A1 (ja) 購買情報活用システム及び購買情報活用方法、及びプログラム
US20060143086A1 (en) System and method for tracking web campaign effectiveness
JPH0983678A (ja) オンライン広告システムおよび方法
KR20040107715A (ko) 단문 메시지를 이용한 개인별 회계 관리 서비스 제공시스템 및 그 방법
JP3913497B2 (ja) 情報配送方法、情報配送装置、コンピュータプログラム
US20020128907A1 (en) Information delivery scheme and advertisement providing scheme using social filtering technique
JP2013182594A (ja) 広告配信装置、広告配信方法及びプログラム
US20030149627A1 (en) Method and apparatus for interaffiliate marketing
JP2002245339A (ja) インターネット広告の対価決定システム及び不正防止システム
JP2003162670A (ja) ネット広告購買情報管理システム及びネット広告購買情報管理方法並びにネット広告購買情報管理用プログラム。
JP6739400B2 (ja) 情報収集処理システム
JP2007286803A (ja) 広告配信管理装置、広告配信管理方法、広告配信管理プログラム
JP4574292B2 (ja) 広告提供方法、広告提供装置およびコンピュータプログラム
JP2003076913A (ja) ポイントサービスシステムおよびポイント計算装置並びにこれに用いるプログラム
JP2007047881A (ja) アクセス解析システム、アクセス解析方法及びアクセス解析プログラム
JP2001243342A (ja) マーケティングシステム、方法及び記録媒体
WO2001048666A1 (en) System, method and business operating model optimizing the performance of advertisements or messages in interactive measurable mediums
KR101945287B1 (ko) Pos 단말기를 활용한 고객 관리 방법, 고객 관리 서버 및 고객 관리 시스템
CN116228324A (zh) 广告投放方确定方法、装置、设备及存储介质
JP2001283087A (ja) インターネット広告評価方法及びシステム
JP2004158023A (ja) メールに広告情報を追加可能なメール配信システム、並びに受信形態の異なる複数種類のメール配信サービスを提供可能なメール配信システム
TWI776395B (zh) 社交平台商家訊息圈用戶使用狀態分析系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4350255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term