JP2000035972A

JP2000035972A - 商品情報検索装置

Info

Publication number: JP2000035972A
Application number: JP11066237A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kataoka; 俊雄片岡
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1998-05-11
Filing date: 1999-03-12
Publication date: 2000-02-02

Abstract

(57)【要約】【目的】顧客情報に応じて多数の商品素材から顧客に
マッチした商品素材を検索し、商品案内を行うことが可
能な商品情報検索装置を提供する。また、顧客のニーズ
の変化に対応した商品検索が可能な商品情報検索装置を
提供する。【解決手段】所定の属性を有する複数の商品素材情報
片の各々に対し、属性の各々について加重係数値及び判
定値を設定し、顧客情報に合致した属性に関する加重係
数値の加算値が判定値以上であるか否かを判定すること
によって、顧客情報と商品素材のマッチングを行う手段
を有している。また、参照された顧客及び商品素材情報
片の識別子を蓄積し、蓄積された参照履歴情報片に基づ
いて、顧客属性値及び商品素材属性値に所定の演算を施
しこれらを更新する手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は商品情報の検索装
置、特に、顧客情報に応じて商品情報を検索することが
可能な情報検索装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】現在、通信販売、カタログショッピン
グ、テレビショッピング、インターネット上での電子モ
ールなど消費者への商品案内形態は多様化し、それに伴
い取り扱い商品の種類も多様化してきている。このよう
な商品案内形態の多くは、全顧客を対象に取り扱い商品
の全リストを表示するといった場合がほとんどである。
又、商品案内の内容や案内先を限定する場合において
も、年齢や性別、あるいは既知の顧客であれば販売履歴
などの簡単なデータによって行っていたため、必ずしも
顧客のニーズに十分に合致した商品案内をすることがで
きなかった。また、顧客のニーズの変化に対応した商品
検索を行うことができなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の商品案内形態では、顧客は全商品、あるいは非
常に多くの商品リストから必要な商品を探さざるをえな
かった。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、商品選択に時間や手間がかからず、顧
客情報に応じて多数の商品素材から顧客にマッチした商
品素材を検索し、商品案内を行うことが可能な商品情報
の検索装置を提供することにある。

【０００４】さらに、本発明の目的は、顧客の商品参照
履歴に基づいて情報検索を行うことが可能な商品情報検
索装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の情報検索装置
は、各々が所定の属性を有する複数の商品素材情報片の
中から、所定の属性を有する顧客情報片に合致する商品
素材情報片を検索する情報検索装置であって、判定値及
び所定の属性の各々に対応する加重係数値を取り込む取
込み手段と、複数の商品素材情報片の各々に対し、顧客
情報片の各属性の値を表す顧客属性値に合致する各属性
について加重係数値の加算を行った加算値を被判定値と
して得る演算手段と、複数の商品素材情報片の各々の被
判定値が判定値以上であることを判定する判定手段と、
を有することを特徴としている。

【０００６】また、本発明の情報検索装置の他の特徴
は、取込み手段は、複数の商品素材情報片の個々に対し
て判定値及び加重係数値を取り込み、判定手段は、複数
の商品素材情報片の各々の被判定値が複数の商品素材情
報片の各々の判定値以上であることを判定することにあ
る。本発明の情報検索装置は、各々が所定の属性を含む
複数の顧客情報片及び複数の商品素材情報片を有し、顧
客情報片の属性に基づいて商品素材情報片を検索する情
報検索装置であって、複数の顧客情報片の各々を識別す
るための顧客識別子及び顧客情報片の各属性の値を表す
顧客属性値を蓄積する顧客情報蓄積手段と、複数の商品
素材情報片の各々を識別するための素材識別子及び商品
素材情報片の各属性の値を表す素材属性値を蓄積する商
品情報蓄積手段と、商品素材情報片の検索の際に用いた
顧客識別子及び検索された商品素材情報片の素材識別子
を参照履歴情報片として蓄積する参照履歴蓄積手段と、
蓄積された参照履歴情報片に基づいて、複数の顧客情報
片の各々の蓄積された顧客属性値に第１の所定の演算を
施し、顧客属性値を更新する顧客情報更新手段と、商品
素材情報片の各素材属性値及びこれに対応する更新され
た顧客属性値の各々が合致することを判定する判定手段
と、を有することを特徴としている。

【０００７】また、本発明の情報検索装置の他の特徴
は、複数の商品素材情報片の各々に対して判定値及び加
重係数値を取り込み、判定手段は、複数の商品素材情報
片の各々の加算値が複数の商品素材情報片の各々の判定
値以上であることを判定することにある。さらなる本発
明の情報検索装置の特徴は、参照履歴情報片に基づい
て、複数の商品素材情報片の各々の蓄積された素材属性
値に第２の所定の演算を施し素材属性値を更新する商品
情報更新手段を更に有し、判定手段は商品素材情報片の
更新された素材属性値の各々が更新された顧客属性値の
各々に合致することを判定することにある。

【０００８】

【発明の実施の形態】第１の実施例以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。図１に、本発明の第１の実施例である商品情報の検
索表示装置の概略的な構成を示す。この検索表示装置に
おいては、コンテンツ情報、顧客情報、マーケティング
情報及び参照履歴情報を格納するデータベース（ＤＢ）
３を備えている。データベース３には、データベース管
理装置５、データベース３にアクセスするために必要な
中間ソフトウエアであるＤＢアクセスソフトウエアを有
するＤＢアクセス装置７が接続されている。ＤＢアクセ
ス装置７には、コンテンツ表示アプリケーションを有す
るコンテンツ表示制御装置９からの検索要求により、顧
客情報とマーケティング情報のマッチングを行いターゲ
ット顧客のコンテンツを決定するパーソナライズ実行装
置１０が接続されている。パーソナライズ実行装置１０
は、制御部１１及びメモリ１２を備えている。また、コ
ンテンツ表示制御装置９にはコンテンツ表示ディスプレ
イ１３、及び入力装置１５が接続されている。

【０００９】上記した要素について更に詳細に説明する
と、データベース３において、コンテンツ情報は、コン
テンツそのものの情報を格納し、例えば、商品情報、表
示画面上の各種オブジェクト（メッセージ文字列、画像
イメージ、レイアウト、等）及び画面遷移情報等であ
り、情報発信者、すなわち商品販売側が格納する。顧客
情報は、顧客個人に関する属性を数値によって表したデ
ータ（以下、顧客プロフィールデータと称する）を格納
する。顧客プロフィールデータの項目としては、顧客の
生年月日、年齢、性別、住所、職業、家族構成、年収、
趣味等があげられる。顧客情報は、顧客によって登録さ
れる。マーケティング情報は、コンテンツのターゲット
となる顧客像（売込みたい顧客や購入しそうな顧客）
を、顧客プロフィールデータを用いて格納する。顧客プ
ロフィールデータとマーケティング情報の顧客プロフィ
ールデータのデータ仕様は同一とする。マーケティング
情報は情報発信者が格納する。

【００１０】また、参照履歴情報は、顧客がコンテンツ
を参照した履歴を顧客識別子及びコンテンツ識別子を用
いて格納したものであり、パーソナライズ実行装置１０
が顧客のコンテンツ参照操作情報を得て作成する。更
に、パーソナライズ実行装置１０は、この参照履歴情報
を参照して顧客情報及びマーケティング情報を更新す
る。

【００１１】パーソナライズ実行装置１０は、マッチン
グ制御パラメータを使用してマッチングを行う。マッチ
ング制御パラメータは、マッチング処理を制御するパラ
メータであり、(1)マッチング条件、(2)マッチング項
目、(3)マッチング判定値、(4)マッチング項目加重係
数、の指定によりマッチングを行うことができる。ま
た、マッチング制御パラメータは一意である必要はな
く、素材毎に格納することによって、(5)コンテンツ毎
のマッチング制御パラメータ指定によるマッチングを行
うことができる。

【００１２】図２及び図３は、マッチング条件を指定し
て検索を行う場合について説明する図である。マッチン
グ条件は、マッチングプログラムが顧客情報とマーケテ
ィング情報の関係演算を行う関係演算子として表すこと
ができる。マッチング条件の指定は、対応する顧客プロ
フィールデータのエントリ値に関係演算子の文字列（例
えば、”＝＝”、”＞”、”＞＝”、”＜”、”＜
＝”、”！＝”）を設定する。例えば、”年齢”という
属性に対して条件として”＞”を指定した場合、顧客
の”年齢”がＸ₁歳のとき検索条件は”Ｘ₁歳以上の年齢
（の顧客を対象とした商品）”を意味する。又、”住
所”という属性に対して条件として”＝＝”を指定した
場合、顧客の”住所”がＸ₃地域のとき検索条件は”Ｘ₃
地域居住者（を対象とした商品）”を意味する。

【００１３】マーケティング情報の商品素材の１つに関
係演算を行った場合の例を図３に示す。例えば、検索条
件が”２０歳以上の年齢（Ｘ₁＝２０）で、Ｘ₃地域居住
の顧客”で、この商品素材の属性が”２０歳以上（成
人）の、Ｘ₃地域以外のある地域に居住する顧客を対象
とした商品”である場合、演算結果はＺ₁＝”真”、Ｚ₃
＝”偽”となる。

【００１４】図４乃至７は、本発明の第１の実施例であ
る、コンテンツ毎のマッチング制御パラメータ指定によ
りマッチングを行う商品情報の検索表示装置の動作を説
明する図である。すなわち、パーソナライズ実行装置に
おいて商品素材毎にマッチング制御パラメータを設定
し、顧客情報の顧客プロフィールデータを検索条件に設
定し、商品素材毎に関係演算を行い検索条件を満たした
商品素材を求める。

【００１５】図４、図５に示す顧客情報、５つの商品素
材（ＩＤ＝１−５）に対して、図６に示すようにマッチ
ング制御パラメータ（マッチング条件、マッチング項
目、マッチング判定値、マッチング項目加重係数）を商
品素材毎に設定してある。マッチング項目は各属性に関
して関係演算を行うか否かを示し、関係演算を行う場合
は１を指定し、行わない場合は０を指定する。又、マッ
チング項目を設けずに、関係演算を行わない属性につい
ては、後述する加重係数を０と設定する方法を用いても
よい。マッチング判定値は、顧客情報とマーケティング
情報の関係演算結果（”真”の項目数）からマッチング
素材か否かを判定する判定値である。マッチングプログ
ラムは関係演算を行った後、演算結果の真の項目数とマ
ッチング判定値を比較し、真の項目数がマッチング判定
値以上であればその素材をマッチング素材とする。

【００１６】マッチング項目加重係数は、顧客情報とマ
ーケティング情報の関係演算結果に対して顧客プロフィ
ールデータ毎の重みづけを表した数値である。マッチン
グプログラムは関係演算を行った後、演算結果の真の項
目についてマッチング項目加重係数を合計し、その合計
値とマッチング判定値を比較し、合計値がマッチング判
定値以上であればその素材をマッチング素材とする。マ
ッチング項目加重係数に指定する値は０より大でかつ、
各マッチング項目加重係数の合計がマッチング項目に指
定した項目数と同じ値となるようにする。この範囲以外
の数値が指定された場合は不正値として処理する。

【００１７】図７に示すマッチングを行った演算結果か
ら各素材の合計値は以下のようになる。合計値判定値素材ＩＤ１： 1.0＋1.0 1.0＝ 3.0 6 素材ＩＤ２：＝ 0.0 1 素材ＩＤ３： 1.0 ＋1.0＋1.0＝ 3.0 3 素材ＩＤ４： 0.5 ＋2.0 ＝ 2.5 3 素材ＩＤ５： 0.5＋1.0＋1.0 ＋1.0＋0.5＝ 4.0 5 従って、合計値がマッチング判定値以上である素材ＩＤ
３がマッチング素材であり、コンテンツとして決定され
る。

【００１８】次に、本発明の第１の実施例である商品情
報の検索表示装置においてパーソナライズ実行装置１０
の制御部１１が行う商品情報検索／表示ルーチンについ
て、図８、図９のフローチャートを参照しつつ説明す
る。まず、入力装置１５の操作に応じたコンテンツ表示
制御装置９からの検索要求によって、顧客識別子（Ｉ
Ｄ）に対応した顧客情報をデータベース３から取り込む
（ステップＳ１１）。次に、予め格納しておいた、又は
新たに入力装置１５により入力した商品素材毎の判定値
（Ｄ(ID)）、及び加重係数（ｗ(ID)）を取り込み（ステ
ップＳ１２）、マッチング条件、マッチング項目、マッ
チング判定値、マッチング項目加重係数からなる制御パ
ラメータを生成する指令を行う（ステップＳ１３）。次
に、制御部１１は検索／判定サブルーチンを呼び（ステ
ップＳ１４）、顧客情報とマーケティング情報のマッチ
ングをおこなう。

【００１９】この検索／判定サブルーチン（図９参照）
では、まず、顧客情報とマーケティング情報の関係演算
を実行指令を行う（ステップＳ３１）。その演算結果に
より、真値とされた項目の加重係数の加算を素材毎に行
い（ステップＳ３２）、その合計値（Ｓw(ID)）を判定
値（Ｄ(ID)）と比較し、合計値が判定値以上か否かを判
定し、合計値の判定値に対する差Δ(ID)を一時格納する
（ステップＳ３３）。対象の素材について全て判定を行
ったか否かを判別し（ステップＳ３４）、終了していれ
ば、コンテンツ識別子（ＩＤ）をΔ(ID)の大なる順にソ
ーティングし（ステップＳ３５）、ソーティングされた
コンテンツ識別子（ＩＤ）及びΔ(ID)をメモリ１２に格
納する（ステップＳ３６）。以上のステップにより、こ
のサブルーチンを終え、商品情報検索／表示ルーチンに
処理が戻る。

【００２０】商品情報検索／表示ルーチンでは、商品情
報検索／表示ルーチンで検索された素材、すなわち上記
のΔ(ID)がゼロ以上の素材があった場合は、メモリ１２
からそれらのコンテンツＩＤをソーティングされた順に
取り込み（ステップＳ１６）、それらに対応したコンテ
ンツデータ、すなわち商品情報を取り込む（ステップＳ
１７）。次に、表示サブルーチンにこれらのデータを引
き渡し、検索された商品情報をディスプレイに表示す
る。

【００２１】ステップＳ１６においてマッチング素材が
無かった場合は（ステップＳ２０）、表示サブルーチン
に移り、該当する商品情報が無い旨の表示を行う（ステ
ップＳ１８）。更に、商品素材の情報要求、すなわちΔ
(ID)は負であるが次善の情報要求が有る場合は、ステッ
プＳ１６に戻り次の順位のコンテンツＩＤ及びそれに対
応したコンテンツデータを取り込み（ステップＳ１６，
Ｓ１７）、表示する（ステップＳ１８）。以上のステッ
プにより、商品情報検索／表示ルーチンの処理を終え
る。

【００２２】図１０は、図４から図７に示した場合の検
索結果の画面表示の１例を示す図である。上記した場合
では、合計値がマッチング判定値以上である素材ＩＤ３
のみがマッチング素材として判定され、商品素材ＩＤ３
の商品情報が画面に表示される。しかし、更に情報要求
があった場合は、Δ(ID)の大きい順から商品情報を画面
に順次表示（商品素材ＩＤ＝４，２，５）することが可
能である。

【００２３】なお、上記した実施例では、商品素材の各
々に、マッチング条件、マッチング項目、マッチング判
定値、マッチング項目加重係数からなる制御パラメータ
を設定したが、必ずしもこれらの全ての値を商品素材毎
に変える必要はない。また、これらのパラメータの全て
を用いる必要はなく、幾つかのパラメータを選択してマ
ッチングを行うことも可能である。さらに、上記した実
施例で挙げた属性、演算条件等は１例であり、これらに
限定されない。第２の実施例以下に、本発明の第２の実施例である商品情報検索装置
について説明する。本実施例は、顧客の商品に関する行
動履歴から顧客のニーズの変化を把握してそれを商品情
報検索に反映させるものである。すなわち、商品情報検
索の履歴を用いて顧客情報又は商品情報（マーケティン
グ情報）を所定の条件の下で更新することによって、顧
客のニーズの変化に対応した動的な商品情報検索を可能
とするものである。

【００２４】初めに、参照履歴情報の作成の手順につい
て図１１に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、パーソナライズ実行装置１０は、制御部１１の制
御の下で、顧客が商品情報を検索した際の操作情報をコ
ンテンツ表示制御装置９から受け取る（ステップＳ４
１）。顧客操作情報は、顧客が実際に参照したコンテン
ツ（参照素材）であり、顧客の識別子、及び参照した素
材の識別子を含んでいる。取り込まれた顧客操作情報に
より、図１２に示すように、上述した顧客識別子、素材
識別子、及び、参照した日付、時刻を含み履歴情報内で
一意の履歴識別子を付加された参照履歴情報が作成され
る。この履歴識別子は、データベース管理装置５が自動
的に採番する。作成された参照履歴情報は、データベー
ス３に蓄積される（ステップＳ４２）。パーソナライズ
実行装置１０は、コンテンツ表示制御装置９に参照履歴
情報作成の結果を応答して（ステップＳ４３）、処理を
終了する。

【００２５】次に、パーソナライズ実行装置１０が実行
する顧客情報の更新処理について図１３に示すフローチ
ャートを参照しつつ説明する。顧客情報の更新は、一定
期間の経過や一定参照件数超過などの所定の更新条件が
満たされた時点で実行される。図１４は、この更新条件
を満たした時点での顧客情報の１例であり、以下におい
てはこの顧客情報及び図１２に示した参照履歴情報を例
に説明する。

【００２６】まず、パーソナライズ実行装置１０は、顧
客識別子に１を設定し（ステップＳ５１）、顧客識別子
を検索条件として上記した参照履歴情報を検索する（ス
テップＳ５２）。ヒットした全ての履歴情報から素材Ｉ
Ｄを取得する（ステップＳ５３）。すなわち、図１２に
おいて、履歴ＩＤ＝１，４，５，７，９，１０からそれ
ぞれ素材ＩＤ(i)＝１，２，３，２，１，１（ｉ＝１〜
５）を得る。

【００２７】次に、後の演算のため、ｋ個（ｋ＝６）か
らなる顧客プロフィールデータ（顧客の年齢、性別、住
所、職業、家族構成、趣味）の各値、及び総和(ｋ)（ｋ
＝１〜６）の各値を初期化（ゼロに設定）する（ステッ
プＳ５４）。また、素材ＩＤ(i)の引数ｉに１を設定す
る（ステップＳ５５）。素材ＩＤ(1)を条件として、図
５に示した商品情報を検索し（ステップＳ５６）、顧客
プロフィールデータを取得する（ステップＳ５７）。得
られた顧客プロフィールデータ(ｋ)の各値をそれぞれ総
和(ｋ)に格納し（ステップＳ５８）、素材ＩＤ(i)の引
数ｉを１増加させる（ステップＳ５９）。次に、全ての
素材ＩＤ(i)の処理が終了したか否かを判別し（ステッ
プＳ６０）、終了していない場合はステップＳ５６に戻
り、上記のステップＳ５６〜Ｓ５９を繰り返す。

【００２８】ステップＳ６０において、全ての素材ＩＤ
(i)の処理が終了したと判別された場合はステップＳ６
１に進み、総和(ｋ)の各々を全件数で除算して平均値
(ｋ)を求める。以上の処理により、図１５に示すよう
に、顧客１のプロフィールデータの各平均値（以下、主
要参照顧客像と称する）が得られる。更に、上記平均値
と図１４に示した顧客情報の旧値との平均化を行い（ス
テップＳ６２）、これを新たな顧客プロフィールデータ
(ｋ)とする。この更新された顧客プロフィールデータ
(ｋ)を顧客情報データベースに格納し（ステップＳ６
３）、顧客識別子を１増加させる（ステップＳ６４）。
次に、全ての顧客識別子について処理が終了したか否か
を判別し（ステップＳ６５）、終了していない場合はス
テップＳ５２に戻り、上記のステップＳ５２〜Ｓ６５を
繰り返す。このようにして得られた顧客２及び顧客３の
主要参照顧客像及び更新後の顧客プロフィールデータを
それぞれ図１６，１７に示す。

【００２９】ステップＳ６５において、全ての顧客識別
子について処理が終了したと判別された場合は、顧客情
報の更新処理を終了する。かかる処理により得られた更
新後の顧客情報を図１８に示す。次に、パーソナライズ
実行装置１０が実行する商品情報（マーケティング情
報）の更新処理について図１９に示すフローチャートを
参照しつつ説明する。商品情報の更新は、上記した顧客
情報の更新と同様な手順によって実行することができ
る。

【００３０】商品情報の更新は、一定期間の経過や一定
参照件数超過などの所定の更新条件が満たされた時点で
実行される。前述のように、図１４は、顧客情報更新直
前の顧客情報の１例である。商品情報の更新は、この更
新直前の顧客情報を用いて実行されるのが好ましい。す
なわち、商品情報と顧客情報の更新の繰り返しにより、
両者のデータが近似値になることを避けるためである。
また、以下においてはこの顧客情報及び図１２に示した
参照履歴情報を例に説明する。

【００３１】まず、パーソナライズ実行装置１０は、参
照素材(コンテンツ）識別子に１を設定し（ステップＳ
７１）、素材識別子を検索条件として上記した参照履歴
情報を検索する（ステップＳ７２）。ヒットした全ての
履歴情報から顧客ＩＤを取得する（ステップＳ７３）。
すなわち、図１２において、履歴ＩＤ＝１，９，１０か
らそれぞれ顧客ＩＤ(i)＝１，１，１（ｉ＝１〜３）を
得る。

【００３２】次に、後の演算のため、顧客プロフィール
データ(ｋ)、及び総和(ｋ)（ｋ＝１〜６）の各値を初期
化（ゼロに設定）する（ステップＳ７４）。また、顧客
ＩＤ(i)の引数ｉに１を設定する（ステップＳ７５）。
顧客ＩＤ(1)を条件として、図１４に示した顧客情報を
検索し（ステップＳ７６）、顧客プロフィールデータを
取得する（ステップＳ７７）。得られた顧客プロフィー
ルデータ(ｋ)の各値をそれぞれ総和(ｋ)に格納し（ステ
ップＳ７８）、顧客ＩＤ(i)の引数ｉを１増加させる
（ステップＳ７９）。次に、全ての顧客ＩＤ(i)の処理
が終了したか否かを判別し（ステップＳ８０）、終了し
ていない場合はステップＳ７６に戻り、上記のステップ
Ｓ７６〜Ｓ７９を繰り返す。

【００３３】ステップＳ８０において、全ての顧客ＩＤ
(i)の処理が終了したと判別された場合はステップＳ８
１に進み、総和(ｋ)の各々を全件数で除算して平均値
(ｋ)を求める。以上の処理により、図２０に示すよう
に、素材１の主要参照顧客像が得られる。更に、上記平
均値と図５に示した商品情報の素材ＩＤ(1)の旧値との
平均化を行い（ステップＳ８２）、これを新たに素材１
の顧客プロフィールデータ(ｋ)とする。この更新された
顧客プロフィールデータ(ｋ)を商品情報データベースに
格納し（ステップＳ８３）、素材識別子を１増加させる
（ステップＳ８４）。次に、全ての素材識別子について
処理が終了したか否かを判別し（ステップＳ８５）、終
了していない場合はステップＳ７２に戻り、上記のステ
ップＳ７２〜Ｓ８５を繰り返す。ステップＳ８５におい
て、全ての顧客識別子について処理が終了したと判別さ
れた場合は、顧客情報の更新処理を終了する。このよう
にして得られた素材１〜５の主要参照顧客像及び更新後
の顧客プロフィールデータを一部省略して図２０に、更
新後の商品情報を図２１に示す。

【００３４】上記した顧客情報及び商品情報の更新を実
行する商品情報検索装置の動作について詳細に説明す
る。第１の実施例において述べたように、パーソナライ
ズ実行装置１０が使用するマッチング制御パラメータに
は、(1)マッチング条件、(2)マッチング項目、(3)マッ
チング判定値、及び(4)マッチング項目加重係数があ
る。さらに、マッチング制御パラメータは素材毎に一意
である必要はなく、(5)コンテンツ毎にマッチング制御
パラメータを任意に指定することも可能である。

【００３５】以下に、これらのマッチング制御パラメー
タを用いてマッチングを行い、顧客ＩＤ(1)の顧客のコ
ンテンツを決定する場合を例に説明する。（１）マッチング条件指定によるコンテンツの判定上記したように、図１４の顧客情報、図５の商品情報
(マーケティング情報)は、図１２の参照履歴情報によっ
て更新され、それぞれ図１８の更新後顧客情報、図２１
の更新後商品情報が得られる。図２２に示すようにマッ
チング条件を指定したマッチング制御パラメータを用い
てマッチングを行う。例えば、「年齢」という属性にお
いて、顧客１の属性値は”１７．５”であり、素材１の
属性値は”１５”であるので、マッチング条件である演
算”＞”に対する演算結果は”偽”となる。また、「性
別」という属性において、顧客１の属性値は”０．８”
であり、素材１の属性値は”１”であるので、演算”＞
＝”に対する演算結果は”真”となる。このような判定
を全ての素材に対して行うことにより、図２３に示す演
算結果が得られる。従って、図２１の更新後商品情報の
うち、顧客１にマッチングするコンテンツとして、全て
の属性の演算結果が”真”である素材５が決定される。（２）マッチング項目指定によるコンテンツの判定上記（１）と同様に、図１８の更新後顧客情報、図２１
の更新後商品情報を得た場合において、図２４に示すマ
ッチング項目を指定したマッチング制御パラメータを用
いてマッチングを行う。すなわち、（１）の場合に対
し、更にマッチング項目のパラメータを追加している。
この例においては、マッチング項目として「年齢」とい
う属性のみを指定し、マッチング判定を行っている。例
えば、顧客１の属性値は”１７．５”であり、素材１の
属性値は”１５”であるので、演算”＞”に対する演算
結果は”偽”となる。また、素材２，３，４，５の属性
値はそれぞれ”２０”，”２０”，”３１．５”，”４
５”であるので、演算結果は”真”となる。このような
判定を全ての素材に対して行うことにより、図２５に示
す演算結果が得られる。従って、顧客１にマッチングす
るコンテンツとして素材２，３，４，５が決定される。（３）マッチング判定値指定によるコンテンツの判定上記した場合と同様に、図１８の更新後顧客情報、図２
１の更新後商品情報を得た場合において、図２６に示す
マッチング制御パラメータを用いてマッチングを行う。
すなわち、（２）の場合に対し、更にマッチング判定値
のパラメータを追加している。この例においては、マッ
チング判定値として”３”を指定し、マッチング判定を
行っている。例えば、素材１，２，３，４，５の”真”
の合計値（計数値）はそれぞれ”１”，”２”，”
４”，”４”，”５”となり、図２７に示す演算結果が
得られる。従って、マッチング判定値３以上の素材３，
４，５がコンテンツとして決定される。（４）マッチング項目加重係数指定によるコンテンツの
判定上記した場合と同様に、図１８の更新後顧客情報、図２
１の更新後商品情報を得た場合において、図２８に示す
マッチング制御パラメータを用いてマッチングを行う。
すなわち、（３）の場合に対し、更にマッチング加重係
数のパラメータを追加している。この例においては、マ
ッチング加重係数として、「年齢」，「性別」，・・
・，「趣味」の各属性に対し、”０．５”，”２．
５”，・・・，”０．５”を指定している。（３）の場
合と同様に、図２９に示すように、各素材の各属性に対
して”真”又は”偽”の演算結果が得られる。マッチン
グ判定は、各素材に対して、顧客１にマッチングする属
性の加重係数を加算した加算値とマッチング判定値”
３．０”を比較判定することによってなされる。各素材
の加算値は以下のように得られる。

【００３６】従って、加算値がマッチング判定値以上である素材３及
び５がマッチング素材であり、コンテンツとして決定さ
れる。（５）コンテンツ毎のマッチング制御パラメータ指定に
よるコンテンツの判定上記した場合と同様に、図１８の
更新後顧客情報、図２１の更新後商品情報を得た場合に
おいて、図３０に示すマッチング制御パラメータを用い
てマッチングを行う。すなわち、上記（４）において示
した、マッチング制御パラメータを素材毎に指定してマ
ッチングを行っている。マッチング判定は、各素材に対
して、顧客１にマッチングする属性の加重係数を加算し
た加算値と各素材のマッチング判定値を比較判定するこ
とによってなされる。各素材の加算値は以下のように得
られる。

【００３７】加算値判定値素材ＩＤ１： 1.0 ＝ 1.0 ＜ 6.0 素材ＩＤ２：＝ 0.0 ＜ 1.0 素材ＩＤ３： 1.0＋1.0＋1.0 ＋1.0 ＝ 4.0 ＜ 4.5 素材ＩＤ４： 0.5 ＋1.0 ＋0.5＋0.5 ＝ 2.5 ＜ 3.0 素材ＩＤ５： 0.5＋2.5＋1.0 ＋0.5＋0.5 ＝ 5.0 ≧ 5.0 従って、加算値がマッチング判定値以上である素材５が
コンテンツとして決定される。その他の実施例上記実施例においては、顧客情報及び商品情報の更新に
際し、各属性毎に算術平均を用いた場合を例に説明した
が、幾何平均、重みつき平均、移動平均など他の平均化
演算を用いてもよい。また、各属性及び参照履歴データ
内に蓄積された顧客属性値又は素材属性値に、例えば最
小２乗法、回帰分析、多変量解析など一般的に用いられ
る演算又は統計的方法を適用して更新値を得てもよい。

【００３８】また、マッチング制御パラメータは上記し
た実施例に示した組合せに限定されず、任意に組合せて
用いてもよい。さらに、上記した実施例で挙げた属性、
演算条件等は１例であり、これらに限定されない。上記
実施例では、情報検索装置をハードウエアの構成として
説明したが、例えば、ワンチップ化したＩＣを用いて構
成してもよく、あるいはマイクロコンピュータのソフト
ウエア等を利用して実現してもよい。

【００３９】

【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明によれば、顧客情報に応じて多数の商品素材から顧客
にマッチした商品素材を検索し、商品案内を行うことが
可能な商品情報検索装置が得られる。さらに、本発明に
よれば、顧客の商品参照履歴に基づいて情報検索を行う
ことによって、顧客のニーズの変化に対応した商品検索
が可能な商品情報検索装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例である商品情報の検索表
示装置の概略的な構成を示す図である。

【図２】マッチング条件を指定した場合の検索条件の生
成方法について説明する図である。

【図３】マッチング条件を指定した場合の関係演算につ
いて説明する図である。

【図４】本発明の第１の実施例である、コンテンツ毎の
マッチング制御パラメータ指定によりマッチングを行う
商品情報の検索表示装置の動作を説明する図である。

【図５】本発明の第１の実施例である、コンテンツ毎の
マッチング制御パラメータ指定によりマッチングを行う
商品情報の検索表示装置の動作を説明する図である。

【図６】本発明の第１の実施例である、コンテンツ毎の
マッチング制御パラメータ指定によりマッチングを行う
商品情報の検索表示装置の動作を説明する図である。

【図７】本発明の第１の実施例である、コンテンツ毎の
マッチング制御パラメータ指定によりマッチングを行う
商品情報の検索表示装置の動作を説明する図である。

【図８】本発明の第１の実施例である検索表示装置にお
いてパーソナライズ実行装置１０が行う商品情報検索／
表示ルーチンのフローチャートである。

【図９】本発明の第１の実施例である検索表示装置にお
いてパーソナライズ実行装置１０が行う検索／判定サブ
ルーチンのフローチャートである。

【図１０】図４から図７に示した場合の検索結果の画面
表示の１例を示す図である。

【図１１】本発明の第２の実施例における参照履歴情報
の作成の手順について示すフローチャートである。

【図１２】本発明の第２の実施例における参照履歴情報
の１例を示す図である。

【図１３】パーソナライズ実行装置が実行する顧客情報
の更新処理の手順について示すフローチャートである。

【図１４】本発明の第２の実施例における、更新条件を
満たした時点での顧客情報の１例を示す図である。

【図１５】顧客１の参照素材、主要参照顧客像、及び更
新後の顧客情報を示す図である。

【図１６】顧客２の参照素材、主要参照顧客像、及び更
新後の顧客情報を示す図である。

【図１７】顧客３の参照素材、主要参照顧客像、及び更
新後の顧客情報を示す図である。

【図１８】更新処理により得られた更新後の顧客情報を
示す図である。

【図１９】パーソナライズ実行装置が実行する商品情報
の更新処理について示すフローチャートである。

【図２０】素材１〜５の参照顧客、主要参照顧客像、及
び更新後のマーケティング情報を示す図である。

【図２１】図１９に示す更新処理により得られた更新後
の商品情報を示す図である。

【図２２】マッチング条件を指定したマッチング制御パ
ラメータを説明するための図である。

【図２３】図１８の更新後顧客情報及び図２１の更新後
商品情報に対して、図２２のマッチング制御パラメータ
を用いた場合の、顧客ＩＤ(１)に対する演算結果を示す
図である。

【図２４】マッチング項目をさらに指定したマッチング
制御パラメータを説明するための図である。

【図２５】図２３と同様の、図２４のマッチング制御パ
ラメータを用いた場合の演算結果を示す図である。

【図２６】マッチング判定値を指定したマッチング制御
パラメータを説明するための図である。

【図２７】図２３と同様の、図２６のマッチング制御パ
ラメータを用いた場合の演算結果を示す図である。

【図２８】マッチング加重係数値を指定したマッチング
制御パラメータを説明するための図である。

【図２９】図２８に示すマッチング制御パラメータを用
いた場合の演算結果を示す図である。

【図３０】コンテンツ毎にパラメータを指定した場合の
マッチング制御パラメータを説明するための図である。

【図３１】図２９に示すマッチング制御パラメータを用
いた場合の演算結果を示す図である。

【符号の説明】

３データベース５データベース管理装置７ＤＢアクセス装置９コンテンツ表示制御装置１０パーソナライズ実行装置１１制御部１２メモリ１３コンテンツ表示ディスプレイ１５入力装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】各々が所定の属性を有する複数の商品素
材情報片の中から、前記所定の属性を有する顧客情報片
に合致する商品素材情報片を検索する情報検索装置であ
って、判定値及び前記所定の属性の各々に対応する加重係数値
を取り込む取込み手段と、前記複数の商品素材情報片の各々に対し、前記顧客情報
片の各属性の値を表す顧客属性値に合致する各属性につ
いて前記加重係数値の加算を行った加算値を被判定値と
して得る演算手段と、前記複数の商品素材情報片の各々の前記被判定値が前記
判定値以上であることを判定する判定手段と、を有する
ことを特徴とする情報検索装置。
【請求項２】各々が所定の属性を有する複数の商品素
材情報片の中から、前記所定の属性を有する顧客情報片
に合致する商品素材情報片を検索する情報検索装置であ
って、前記複数の商品素材情報片の各々について、前記顧客情
報片の各属性の値を表す顧客属性値に合致する各属性の
数を計数した計数値を被判定値として得る計数手段と、判定値を取り込む取込み手段と、前記複数の商品素材情報片の各々の前記被判定値が前記
判定値以上であることを判定する判定手段と、を有する
ことを特徴とする情報検索装置。
【請求項３】前記取込み手段は、前記複数の商品素材
情報片の個々に対して判定値及び前記加重係数値を取り
込み、前記判定手段は、前記複数の商品素材情報片の各
々の前記被判定値が前記複数の商品素材情報片の各々の
判定値以上であることを判定することを特徴とする請求
項１又は２記載の情報検索装置。
【請求項４】前記判定値以上の被判定値を有する商品
素材情報片の表示を行う手段を更に有することを特徴す
る請求項１ないし３のいずれか１に記載の情報検索装
置。
【請求項５】更なる商品素材情報表示の請求に応じ
て、前記判定値未満の前記被判定値を有する商品素材情
報片のうち、前記判定値と前記被判定値の差の小なるも
のから順次表示を行う手段、を更に有することを特徴と
する請求項４記載の情報検索装置。
【請求項６】各々が所定の属性を含む複数の顧客情報
片及び複数の商品素材情報片を有し、前記顧客情報片の
属性に基づいて商品素材情報片を検索する情報検索装置
であって、前記複数の顧客情報片の各々を識別するための顧客識別
子及び前記顧客情報片の各属性の値を表す顧客属性値を
蓄積する顧客情報蓄積手段と、前記複数の商品素材情報片の各々を識別するための素材
識別子及び前記商品素材情報片の各属性の値を表す素材
属性値を蓄積する商品情報蓄積手段と、前記商品素材情報片の検索の際に用いた顧客識別子及び
検索された商品素材情報片の素材識別子を参照履歴情報
片として蓄積する参照履歴蓄積手段と、該蓄積された参照履歴情報片に基づいて、前記複数の顧
客情報片の各々の該蓄積された顧客属性値に第１の所定
の演算を施し、前記顧客属性値を更新する顧客情報更新
手段と、前記商品素材情報片の各素材属性値及びこれに対応する
該更新された顧客属性値の各々が合致することを判定す
る判定手段と、を有することを特徴とする情報検索装
置。
【請求項７】判定値及び前記所定の属性の各々に関す
る加重係数値を取り込む取込み手段と、前記複数の商品
素材情報片の各々に対し、前記顧客属性値の各々に合致
する属性について前記加重係数値の加算を行い加算値を
得る演算手段と、を更に有し、前記判定手段は前記加算値の各々が前記判定値以上であ
ることを判定することを特徴とする請求項６記載の情報
検索装置。
【請求項８】前記取込み手段は、前記複数の商品素材
情報片の各々に対して判定値及び前記加重係数値を取り
込み、前記判定手段は、前記複数の商品素材情報片の各
々の加算値が前記複数の商品素材情報片の各々の判定値
以上であることを判定することを特徴とする請求項７記
載の情報検索装置。
【請求項９】前記第１の所定の演算は、各属性毎の前
記顧客属性値の平均化演算であることを特徴とする請求
項６ないし８のいずれか１に記載の情報検索装置。
【請求項１０】前記参照履歴情報片に基づいて、前記
複数の商品素材情報片の各々の該蓄積された前記素材属
性値に第２の所定の演算を施し前記素材属性値を更新す
る商品情報更新手段を更に有し、前記判定手段は前記商
品素材情報片の該更新された素材属性値の各々が前記更
新された顧客属性値の各々に合致することを判定するこ
とを特徴とする請求項６ないし９のいずれか１に記載の
情報検索装置。
【請求項１１】前記第２の所定の演算は、各属性毎の
前記素材属性値の平均化演算であることを特徴とする請
求項１０記載の情報検索装置。