JP2001242521A - カメラの組み立て構造、カメラの調整方法、および調整用治具 - Google Patents

カメラの組み立て構造、カメラの調整方法、および調整用治具

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JP2001242521A
JP2001242521A JP2000051966A JP2000051966A JP2001242521A JP 2001242521 A JP2001242521 A JP 2001242521A JP 2000051966 A JP2000051966 A JP 2000051966A JP 2000051966 A JP2000051966 A JP 2000051966A JP 2001242521 A JP2001242521 A JP 2001242521A
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camera
adjusting
circuit board
mounting
camera body
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English (en)
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Itaru Seta
至 瀬田
Keiji Hanawa
圭二 塙
Takayuki Sogawa
能之 十川
Keiji Saneyoshi
敬二 実吉
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラユニットの生産性の向上を図ること、お
よびカメラユニットの構成部品点数を減らすことで、カ
メラユニットの耐久性の向上を図る。 【解決手段】カメラボディ部2bと、カメラボディ2b
部に内蔵された光学系とを有するカメラの組み立て構造
において、カメラボディ部2bに取り付けられていると
ともに、光学系を介した光学的情報を電気的情報に変換
するセンサが搭載された回路基板10と、カメラボディ
部2bに回路基板10を固定する第1の状態と、カメラ
ボディ部2bにおける回路基板10の取り付け位置を変
位させることが可能な第2の状態とをとることができる
取り付けネジ8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にステレオカメ
ラに適したカメラの組み立て構造、カメラの調整方法、
および調整用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一対のカメラ(ステレオカメラ)
を用いたステレオ式車外監視装置が注目されている。三
次元計測技術の一つであるステレオ法においては、ま
ず、一対の撮像画像に映し出された対象物に関する水平
方向のずれ(視差)を特定する。そして、この特定され
た視差に基づき、三角測量の原理を用いて対象物までの
距離が算出される。
【0003】図11は、従来のステレオカメラを概略的
に示した斜視図である。一対の単眼カメラユニット50
は、カメラステー51とは別個独立に組み立てられたユ
ニットであり、カメラボディ、レンズ、電荷結合素子
(以下、CCDという)等で構成されている。ステレオ
カメラの組み立てに先立ち、左右の単眼カメラユニット
50は、通常の単眼カメラ製造時における調整、例え
ば、ピント調整や光軸調整等が行われる。そして、調整
済みの単眼カメラユニット50のそれぞれが、機械的な
調整機構52を介して、カメラステー51の両端部に組
み付けられる。
【0004】周知のように、ステレオ法で計測された距
離の精度は、カメラの取り付け位置の精度に依存する。
左右のカメラの間隔(カメラ基線長)がずれていると、
計測距離と実際の距離との間に誤差が生じ、この誤差が
大きいほど計測精度が低下する。同様に、左右のカメラ
に並進ずれ(上下方向または左右方向のずれ)や回転ず
れが存在する場合も計測精度の低下を招く。一般に、計
測精度を確保する上で必要なカメラの取り付け精度は、
機械的な取り付け加工精度よりも高いレベルが要求され
る。そこで、左右の単眼カメラユニット50の取り付け
位置および撮像方向を、その台座となっている調整機構
52により調整する。これにより、左右のカメラの相対
的な位置ずれを補正し、要求される計測精度を満足し得
る取り付け精度を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなステレ
オカメラを製造するにあたって、カメラ単体の調整とス
テレオカメラの調整とは別工程で行われていた。すなわ
ち、ピント調整や光軸調整等の調整は単眼カメラユニッ
ト50の製造過程の一工程として行われ、左右のカメラ
の相対位置や撮像方向等の調整は、ステレオカメラの組
み立て工程において行われていた。しかしながら、これ
らの調整を別工程で行うことは、ステレオカメラの生産
性(生産効率または生産コスト)の観点でいえば、必ず
しも好ましいことではない。そのため、これらの調整工
程を同一工程で行い得るような調整手法が望まれてい
る。
【0006】また、従来のステレオカメラでは、一対の
カメラの相対的な位置ずれ(並進ずれや回転ずれ)を調
整するために、複雑な機械的機構を有する調整機構52
を用いている。そのため、ステレオカメラの構成部品点
数の削減、あるいは、その耐久性の一層の向上には限界
があった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、カメラユニットの生産性の向上
を図ることである。
【0008】また、本発明の別の目的は、カメラユニッ
トの構成部品点数を減らすことで、カメラユニットの耐
久性の向上を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、第1の発明は、カメラボディ部と、カメラボデ
ィ部に内蔵された光学系とを有するカメラの組み立て構
造において、カメラボディ部に取り付けられているとと
もに、光学系を介した光学的情報を電気的情報に変換す
るセンサが搭載された回路基板と、カメラボディ部に回
路基板を固定する第1の状態と、カメラボディ部におけ
る回路基板の取り付け位置を変位させることが可能な第
2の状態とをとることができる固定手段とを有するカメ
ラの組み立て構造を提供する。
【0010】第1の発明において、上記の固定手段は、
カメラボディ部に形成された取り付け孔と螺合可能なネ
ジ径を有することが好ましい。この場合、この固定手段
は、回路基板に形成された貫通孔を貫通した状態で、取
り付け孔に螺合される。
【0011】また、上記固定手段は、回路基板に形成さ
れた貫通孔よりも大きなネジ径を有することが望まし
い。この場合、回路基板の取り付け位置は、固定手段が
有するネジ径と貫通孔との径との差に相当する範囲で変
位させることが可能となる。
【0012】また、上記の構成に、回路基板とカメラボ
ディ部との間に介在された調整手段をさらに設けてもよ
い。この場合、光学系とセンサとの間隔は、調整手段の
形状によって規定される。
【0013】さらに、上記のカメラは、一対のカメラボ
ディ部と、当該一対のカメラボディ部を支持するステー
部とが一体的に形成されたカメラシャーシを有するステ
レオカメラであることが望ましい。
【0014】第2の発明は、カメラ前方に配置されたテ
ストチャートを撮像することにより得られた画像情報に
基づいて、カメラの調整を行う調整方法において、カメ
ラボディ部に光学系が内蔵されたカメラシャーシを、所
定の位置に設置するステップと、光学系を介した光学的
情報を電気的情報に変換するセンサが搭載された回路基
板を、カメラシャーシの取り付け部に当接した状態で配
置するステップと、テストパターンを撮像することによ
り得られた画像情報に基づいて、取り付け部における回
路基板の取り付け位置を調整するステップと、当該調整
された取り付け位置を維持しながら、回路基板をカメラ
ボディ部に固定するステップとを有するカメラの調整方
法を提供する。
【0015】ここで、上記配置するステップは、ネジ部
材を回路基板に形成された貫通孔に貫通した状態で、ネ
ジ部材をカメラボディ部に形成された取り付け孔に螺合
するステップであることが好ましい。
【0016】また、上記調整するステップは、ネジ部材
のネジ径と当該ネジ径よりも大きな径を有する貫通孔の
径との差に相当する範囲で、回路基板の取り付け位置を
調整することが望ましい。
【0017】さらに、上記調整するステップは、回路基
板とカメラボディ部との間に、光学系とセンサとの間隔
を調整する調整部材を介在させるステップを含むことが
好ましい。
【0018】さらに、カメラは、一対のカメラボディ部
と、当該一対のカメラボディ部を支持するステー部とが
一体的に形成されたカメラシャーシを有するステレオカ
メラであることが望ましい。この場合、光学系が内蔵さ
れたカメラボディ部のそれぞれについて、回路基板の取
り付け位置の調整を行う。
【0019】第3の発明は、取り付け部材の取り付け位
置を調整する調整用冶具において、取り付け部材を収納
するスペースが内部に形成された保持部と、保持部に取
り付けられ、かつ、保持部の内部に収納された取り付け
部材を水平方向に付勢する第1の付勢手段と、保持部に
取り付けられ、かつ、第1の付勢手段とともに取り付け
部材を挟持し、取り付け部材の水平位置を調整する第1
の調整手段と、保持部に取り付けられ、かつ、取り付け
部材を垂直方向に付勢する第2の付勢手段と、保持部に
取り付けられ、かつ、第2の付勢手段とともに取り付け
部材を挟持し、取り付け部材の垂直位置を調整する第2
の調整手段とを有する調整用冶具を提供する。
【0020】ここで、第3の発明の構成に、取り付け部
材を前方に付勢するために、保持部に取り付けられた第
3の付勢手段をさらに設けてもよい。
【0021】また、上記の構成を有する調整用冶具を用
いて、第2の発明に係るカメラの調整を行うことが好ま
しい。そのために、まず、調整用冶具における保持部の
内部に形成されたスペースに、取り付け部材として回路
基板を収納する。そして、調整用冶具の上記スペースに
回路基板を収納した状態で、調整用冶具をカメラボディ
部に当接させる。その後、調整用冶具が有する第1の調
整手段と第2の調整手段とによって、回路基板の取り付
け位置を調整する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に係るカメラ
ユニットを概略的に示した斜視図である。本実施形態
は、所定のカメラ基線長で一対のカメラが配置されたス
テレオカメラに関するものである。カメラユニット1の
カメラシャーシ2は、高剛性のアルミ合金で一体成型さ
れており、ステー部2aと、このステー部2の両端に設
けられた左右のカメラボディ部2bとを有する。図2
(a)はカメラシャーシ2の正面図であり、同図(b)
はその背面図である。
【0023】図3は、カメラの構成部材の組み立てを説
明するシャーシ側面図である。同図に示したように、各
カメラボディ部2bには、光学系6、CCD9が搭載さ
れた回路基板10等が収納される。カメラボディ部2b
の内部には、カメラの光軸O方向に延在する受光孔4が
形成され、この受光孔4はカメラボディ部2bの正面と
背面との間を貫通している。受光孔4の正面側の広径部
4aは、レンズを主体に構成された光学系6の外径に相
当する内径を有する。光学系6はカメラボディ部2bの
正面から広径部4aに挿入され、適切な収納位置におい
てネジ7で固定される。受光孔4の背面側に形成された
狭径部4bは、CCD9を収納し得る程度の径を有す
る。カメラボディ部2bの背面には、受光孔4の周りに
複数の取り付け孔5が形成されている。
【0024】カメラボディ部2bの背面に回路基板10
を当接させた状態で、固定部材である取り付けネジ8
を、カメラボディ部2b側の取り付け孔5に螺合する。
これによって、回路基板10は、カメラボディ部2bの
背面(取り付け部)に直接取り付けられる。具体的に
は、この回路基板10の四隅に貫通孔11が形成されて
おり、これらの貫通孔11は、カメラボディ部2b側の
取り付け孔5と位置的に対応している。取り付けネジ8
は、取り付け孔5と螺合可能なネジ径を有する。また、
貫通孔11の内径は、取り付けネジ8のネジ径よりも大
きく形成されている。回路基板10をカメラボディ部2
bに取り付ける場合は、取り付け孔5と貫通孔11との
位置合わせをした上で、取り付けネジ8を貫通孔11に
貫通させて螺合する。すべての取り付けネジ8を完全に
締め付けた状態において、回路基板10はカメラボディ
部2bに固定される。一方、すべての取り付けネジ8を
緩めた状態(完全に締め付けていない状態)において、
回路基板10は、取り付けネジ8のネジ径と貫通孔11
の内径との差(クリアランス)の範囲内で、カメラボデ
ィ部2bの背面上を変位させることが可能である。詳細
については後述するが、このクリアランスは、カメラの
取り付け位置等の調整を行う際における調整可能な範囲
を規定するものである。回路基板10がカメラボディ部
2bの背面に取り付けられた状態において、回路基板1
0に搭載されたCCD9の受光面は光学系6と対向す
る。光学系6を介して入力された光学的情報は、CCD
9によって電気的情報に変換される。
【0025】このようにして、光学系6と回路基板10
とが左右のカメラボディ部2bに組み付けられたカメラ
ユニット1は、支持プレート12を介して、ルーフレー
ル等の車体部材にボルト13によって固定される。
【0026】つぎに、上述したような組み立て構造を有
するカメラユニット1の調整方法について説明する。特
に、ステレオカメラの組み立て過程では、要求レベルの
計測精度を確保するために、左右のカメラの位置ずれ調
整が重要となる。図5は、カメラ調整の説明図である。
左右のカメラの位置調整は、カメラ前方に配置されたテ
ストチャート42に基づいて行われる。このテストチャ
ート42には、特定のパターン、例えば、射的の的のよ
うな同心円が左右に描かれている。
【0027】まず、鉄製の作業面を有する作業台40の
所定位置に、図2の構成を有するカメラシャーシ2を上
下逆にした状態で配置する。作業台40には取り付け金
具41が取り付けられており、この取り付け金具41の
付勢力によって、カメラシャーシ2は作業台40の作業
面上に押圧される。作業者は、作業台40の作業面等に
記された位置合わせマークを参照して、指示された位置
にカメラシャーシ2を配置する。カメラシャーシ2には
光学系6がすでに取り付けられている。したがって、こ
の配置状態でカメラボディ部2bの背面に回路基板10
を取り付ければ、前方のテストパターン42を撮像する
ことが可能となる。
【0028】つぎに、図6に示したように、左右のカメ
ラボディ部2bの背面に、回路基板10を収納・保持し
た調整用冶具20を当接させる。調整用冶具20は、カ
メラボディ部2bに対する回路基板10の相対的な位置
を調整するための冶具である。図4(a)は、調整用治
具20の斜視図であり、同図(b)はA−A断面図であ
る。この調整用治具20は、高剛性で、かつ矩形形状の
保持枠21を有し、保持枠21の枠内には、回路基板1
0を収容するための収容スペース22が存在する。ま
た、この保持枠21の枠内には、保持枠21の下方中央
から上方に延在する受け板23が形成されている。さら
に、保持枠21の下面には、マグネット24が取り付け
られている。調整用冶具20は、このマグネット24の
磁力によって、作業台40に固定される。
【0029】作業者は、カメラボディ部2bに回路基板
10を取り付けるのに先立ち、まず、回路基板10を調
整用冶具20に装着する。収納スペース22内に収納さ
れた回路基板10は、調整用冶具20が有する調整用ネ
ジ30〜32と、これらと対向配置された圧縮コイルス
プリング26〜29とによって保持される。すなわち、
回路基板10は、調整用ネジ32と水平方向の付勢力を
有するスプリング28,29とによって水平方向に挟持
される。回路基板10の水平位置は、調整用ネジ32を
回転させて、このネジ32の先端を変位させることによ
って調整することができる。一方、垂直方向に関して、
回路基板10は、調整用ネジ30,31と垂直方向の付
勢力を有するスプリング26,27とによって挟持され
る。そして、回路基板10の垂直位置は、調整用ネジ3
0,31を回転させて、これらのネジ30,31の先端
を変位させることによって調整することができる。その
際、調整用ネジ30,31の回転量を変えれば、回路基
板10を回転方向に変位させることができる。なお、受
け板23に一端が取り付けられた圧縮コイルスプリング
25は、調整用冶具20をカメラボディ部2bの背面に
当接させた状態において、回路基板10を背面方向に付
勢する。
【0030】右カメラ用の回路基板10を保持した調整
用冶具20を右側のカメラボディ部2bに当接させると
ともに、左カメラ用の回路基板10を保持した調整用冶
具20を左側のカメラボディ部2bに当接させる。そし
て、図6に示したように、取り付けネジ8を緩く螺合し
て、カメラボディ部2bの背面上を変位可能な状態で、
回路基板10を取り付ける。この状態で、左右の回路基
板10の出力ラインを外付けの表示装置43に接続し
て、左右のCCD9の撮像画像を表示装置43に表示す
る。
【0031】作業者は、表示装置43に表示された左右
の撮像画像をモニタリングしながら、必要に応じて、左
右の調整用冶具20の調整用ネジ30〜32を回転させ
る。例えば、左側の撮像画像に映し出された左パターン
(対象パターン)の位置が、予め規定された適正範囲を
基準として水平方向にずれている場合は、調整用ネジ3
2を回転させて、回路基板10を水平方向に変位させる
(図7に示した矢印X方向)。これにより、カメラの光
軸Oに対するCCD9の撮像位置が変わるため、左カメ
ラの位置ずれを等価的に調整することができる。また、
撮像画像中の対象パターンが垂直方向にずれている場合
は、調整用ネジ30,31を回転させて、回路基板10
を垂直方向に変位させる(図7に示した矢印Y方向)。
さらに、このパターンの撮像位置が、回転方向にずれて
いる場合は、調整用ネジ30,31の回転量を変えるこ
とで、回路基板10を回転方向に変位させる(図7に示
した矢印Z方向)。このように、左の撮像画像の状態に
応じて、左の調整用冶具20の調整用ネジ30〜32を
回転させることで、水平、垂直および回転方向に関する
左カメラの位置ずれを等価的に調整することができる。
同様に、右の撮像画像の状態に応じて、右の調整用冶具
20の調整用ネジ30〜32を回転させることで、水
平、垂直および回転方向に関する右カメラの位置ずれを
等価的に調整することができる。
【0032】なお、上述したように、回路基板10は、
回路基板10の貫通孔11に挿入された取り付けネジ8
によって、カメラボディ部2bの背面に取り付けられ
る。したがって、回路基板10を変位させることができ
る範囲(換言すると、カメラの位置ずれ調整可能範囲)
は、取り付けネジ8のネジ径と貫通孔11の内径との差
(クリアランス)によって規定される。すなわち、この
クリアランスを大きく取るほど調整可能範囲は広くな
る。クリアランスをどの程度とるかは、計測距離の要求
精度と、カメラシャーシ2の機械的な加工精度とを考慮
した上で設定するべきである。
【0033】一方、カメラのピント調整(焦点距離の調
整)は、図8に示したような板状スペーサ44を、回路
基板10とカメラボディ部2bの背面との間に挟み込
む。表示装置43に表示された撮像画像がぼけて不鮮明
な場合は、適切な形状(本実施形態では板厚)を有する
スペーサ44を介在させることで、光学系6とCCD9
との焦点距離を調整する。撮像画像が全体的にぼけてい
る場合は、回路基板10の上下左右の縁部にスペーサ4
4を介在させればよい。一方、撮像画像が部分的にぼけ
ている場合は、回路基板10の適切な縁部(ぼけを解消
すべき部分に対応する縁部)に、板状スペーサ44を介
在させればよい(図8の例では上縁部と左縁部)。
【0034】カメラの焦点距離を調整するための調整部
材は、図8に示した板状スペーサ44の他にも、図9に
示したリング状スペーサ45(例えばワッシャー等)を
用いてもよい。すなわち、撮像画像のぼけを解消するよ
うな形状(本実施形態では板厚)を有するリング状スペ
ーサ45を介して、取り付けネジ8を螺合する。また、
撮像画像が部分的にぼけている場合は、調整すべき部分
に相当する取り付け孔5に、リング状スペーサ45を介
在させればよい。
【0035】なお、調整部材の利用は、上述した焦点距
離の調整のみならず、撮像画像の拡大・縮小(部分的な
拡大・縮小による像の変形を含む)等の調整としても有
効である。
【0036】以上のカメラ調整が完了したら、作業者
は、取り付けネジ8を完全に締め付けて、回路基板10
をカメラボディ部2bの背面に完全に固定した後、調整
用冶具20を取り外す。これにより、カメラ調整を含む
カメラユニットの組み立て工程が終了する。
【0037】このように、本実施形態においては、カメ
ラシャーシ2のカメラボディ部2bの背面に、取り付け
ネジ8を用いて、回路基板10を直接取り付けている。
取り付けネジ8を完全に締め付けれた状態において、回
路基板10はカメラボディ部2bに完全に固定される。
一方、取り付けネジ8を完全に締め付けていない状態で
は、カメラボディ部2bの背面における回路基板10の
位置(換言すれば、カメラシャーシ2に対する回路基板
10の相対位置)を変えることが可能となる。これによ
り、回路基板10に搭載されたCCD9の撮像位置(カ
メラの光軸Oを基準とした位置)を変えることができる
ため、左右のカメラの位置ずれを等価的に調整すること
ができる。その際、必要に応じて、回路基板10とカメ
ラボディ部2bの背面との間にスペーサを介在させれ
ば、同一の調整工程でピント調整等を行うこともでき
る。したがって、単眼カメラの一般的な調整とステレオ
カメラに特有の調整とを同一工程で行うことができた
め、ステレオカメラユニットの生産性の向上を図ること
ができる。
【0038】また、回路基板10に形成された貫通孔1
1の内径は、取り付けネジ8のネジ径よりも大きく形成
されており、これが回路基板10の変位可能な範囲に相
当する。このような変位可能範囲を適切に設定すれば、
カメラの位置ずれ調整を一層効率的に行うことが可能と
なる。
【0039】また、ステレオカメラユニットの組み立て
過程において、図4に示した調整用冶具20を用いれ
ば、回路基板10の取り付けを正確かつ効率的に行うこ
とができる。その結果、カメラの位置ずれ調整に関する
作業効率と調整精度とを一層向上させることができる。
【0040】さらに、本実施形態に係るステレオカメラ
の組み立て構造では、図11に示した従来のカメラユニ
ットで用いられる調整機構52が必要ない。したがっ
て、複雑な機構を用いることなくカメラユニットを製造
でき、かつ、ユニットの構成部品点数も少なくて済む。
その結果、従来のカメラユニットと比べて、耐久性の一
層の向上を図ることが可能となる。
【0041】なお、上述した実施形態において、カメラ
ボディ部2bに回路基板10を固定する固定部材とし
て、ネジ部材を例に説明した。しかしながら、このよう
な固定部材は、ネジ部材に限定されるものではなく、ボ
ルト等を含めた様々な締結部材を用いることができるの
は当然である。
【0042】また、上述した実施形態は、一対のカメラ
を有するカメラユニット、すなわちステレオカメラユニ
ットについて説明した。しかしながら、本発明は、ステ
レオカメラユニットに限定されるものではなく、CCD
が搭載された回路基板がカメラシャーシに取り付けられ
ているような構造(単眼カメラユニットを含む)に広く
適用することができる。ただし、本発明に係る調整方法
をステレオカメラに適用すれば、従来別個に行われてい
た調整を同一工程で行うことが可能となるので、ステレ
オカメラに適用することが特に好ましい。
【0043】さらに、上述した実施形態は、作業者が調
整用冶具20を用いてマニュアルで作業をするケースを
例に説明した。しかしながら、図10に示したようなシ
ステムを用いれば、調整工程を自動化することができ
る。図10は、調整用治具20を用いた回路基板10の
位置調整システムの概略図である。なお、同図におい
て、図4に示した部材と同一部材については同一の符号
を付して説明を省略する。調整用ネジ30〜32は、電
動モータ等のアクチュエータ46〜48の駆動力によっ
て回転する。各アクチュエータ46〜48は、制御ユニ
ット49によって自動制御される。カメラの調整工程に
おいては、まず、テストチャート42を撮像することに
より得られた画像情報が、制御ユニット49に入力され
る。制御ユニット49は、撮像画像中に映し出された対
象パターンを画像認識技術を用いて特定し、特定された
対象パターンの撮像位置を算出する。そして、撮像画像
における対象パターンの位置が、予め設定された適正範
囲に収まるように、水平、垂直および回転方向に関する
回路基板10の変位量を算出する。この算出された変位
量に応じて、アクチュエータ46〜48が作動し、調整
用ネジ30〜32が回転する。その結果、回路基板10
が指示された方向に変位するので、カメラの位置ずれを
等価的に補正することができる。
【0044】
【発明の効果】このように、本発明では、CCDが搭載
された回路基板を、カメラボディに直接取り付け、調整
時には、カメラボディに対する回路基板の相対位置を変
位させている。これにより、カメラの光軸に対するCC
Dの撮像位置を可変にできるため、カメラの位置ずれや
撮像方向ずれを等価的に補正することができ、かつ、各
調整を同一工程で行うことが可能となる。そのため、カ
メラユニットの生産性の向を図ることが可能となる。ま
た、機械的な複雑な調整機構をカメラユニットに設ける
必要がないので、ユニットの部品点数を削減でき、か
つ、カメラの耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るカメラユニットの概略斜視
【図2】 シャーシの正面図および背面図
【図3】 カメラの構成部材の組み立てを説明するシャ
ーシ側面図
【図4】 調整治具を示した図
【図5】 カメラ調整の説明図
【図6】 調整用冶具を用いた回路基板の取り付け説明
【図7】 回路基板の位置調整状態を示す説明図
【図8】 板状スペーサを用いた回路基板の取り付け説
明図
【図9】 リング状スペーサを用いた回路基板の取り付
け説明図
【図10】 回路基板の位置調整システムの概略図
【図11】 従来のステレオカメラの概略斜視図
【符号の説明】
1 カメラユニット 2 カメラシャーシ 2a ステー部 2b カメラボディ
部 4 受光孔 4a 広径部 4b 狭径部 5 取り付け孔 6 光学系 7 ネジ 8 取り付けネジ 9 CCD 10 回路基板 11 貫通孔 12 支持プレート 12 支持プレート 13 ボルト 20 調整用治具 21 保持枠 22 収容スペース 23 受け板 24 マグネット 25〜29 圧縮コイルス
プリング 30〜32 調整用ネジ 33 ステレ
オカメラシャーシ 40 作業台 41 取り付け金具 42 テストチャー
ト 43 表示装置 44 板状スペーサ 45 リング状スペーサ 46〜48 アクチュエー
タ 49 制御ユニット 50 単眼カメラユ
ニット 51 カメラステー 52 調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 十川 能之 東京都三鷹市大沢三丁目9番6号 株式会 社スバル研究所内 (72)発明者 実吉 敬二 東京都三鷹市大沢三丁目9番6号 株式会 社スバル研究所内 Fターム(参考) 2H100 BB02 BB11 CC04 5C022 AA11 AB00 AC26 AC51 AC70 AC77

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラボディ部と、前記カメラボディ部に
    内蔵された光学系とを有するカメラの組み立て構造にお
    いて、 前記カメラボディ部に取り付けられているとともに、前
    記光学系を介した光学的情報を電気的情報に変換するセ
    ンサが搭載された回路基板と、 前記カメラボディ部に前記回路基板を固定する第1の状
    態と、前記カメラボディ部における前記回路基板の取り
    付け位置を変位させることが可能な第2の状態とをとる
    ことができる固定手段とを有することを特徴とするカメ
    ラの組み立て構造。
  2. 【請求項2】前記固定手段は、前記カメラボディ部に形
    成された取り付け孔と螺合可能なネジ径を有するととも
    に、 前記固定手段は、前記回路基板に形成された貫通孔を貫
    通した状態で、前記取り付け孔に螺合されることを特徴
    とする請求項1に記載されたカメラの組み立て構造。
  3. 【請求項3】前記固定手段は、前記回路基板に形成され
    た前記貫通孔よりも大きなネジ径を有し、 前記回路基板の取り付け位置は、前記固定手段が有する
    前記ネジ径と前記貫通孔との径との差に相当する範囲で
    変位させることが可能であることを特徴とする請求項2
    に記載されたカメラの組み立て構造。
  4. 【請求項4】前記回路基板と前記カメラボディ部との間
    に介在された調整手段をさらに有し、 前記光学系と前記センサとの間隔は、前記調整手段の形
    状によって規定されることを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載されたカメラの組み立て構造。
  5. 【請求項5】前記カメラは、一対のカメラボディ部と、
    当該一対のカメラボディ部を支持するステー部とが一体
    的に形成されたカメラシャーシを有するステレオカメラ
    であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載されたカメラの組み立て構造。
  6. 【請求項6】カメラ前方に配置されたテストチャートを
    撮像することにより得られた画像情報に基づいて、カメ
    ラの調整を行う調整方法において、 カメラボディ部に光学系が内蔵されたカメラシャーシ
    を、所定の位置に設置するステップと、 前記光学系を介した光学的情報を電気的情報に変換する
    センサが搭載された回路基板を、前記カメラシャーシの
    取り付け部に当接した状態で配置するステップと、 前記テストパターンを撮像することにより得られた画像
    情報に基づいて、前記取り付け部における前記回路基板
    の取り付け位置を調整するステップと、 当該調整された取り付け位置を維持しながら、前記回路
    基板を前記カメラボディ部に固定するステップとを有す
    ることを特徴とするカメラの調整方法。
  7. 【請求項7】上記配置するステップは、ネジ部材を前記
    回路基板に形成された貫通孔に貫通した状態で、前記ネ
    ジ部材を前記カメラボディ部に形成された取り付け孔に
    螺合するステップであることを特徴とする請求項6に記
    載されたカメラの調整方法。
  8. 【請求項8】上記調整するステップは、前記ネジ部材の
    ネジ径と当該ネジ径よりも大きな径を有する前記貫通孔
    の径との差に相当する範囲で、前記回路基板の取り付け
    位置を調整することが可能であることを特徴とする請求
    項7に記載されたカメラの調整方法。
  9. 【請求項9】上記調整するステップは、前記回路基板と
    前記カメラボディ部との間に、前記光学系と前記センサ
    との間隔を調整する調整部材を介在させるステップを含
    むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載さ
    れたカメラの調整方法。
  10. 【請求項10】前記カメラは、一対のカメラボディ部
    と、当該一対のカメラボディ部を支持するステー部とが
    一体的に形成されたカメラシャーシを有するステレオカ
    メラであって、光学系が内蔵された前記カメラボディ部
    のそれぞれについて、前記回路基板の取り付け位置の調
    整を行うことを特徴とする請求項6から9のいずれかに
    記載されたカメラの調整方法。
  11. 【請求項11】取り付け部材の取り付け位置を調整する
    調整用冶具において、 前記取り付け部材を収納するスペースが内部に形成され
    た保持部と、 前記保持部に取り付けられ、かつ、前記保持部の内部に
    収納された前記取り付け部材を水平方向に付勢する第1
    の付勢手段と、 前記保持部に取り付けられ、かつ、前記第1の付勢手段
    とともに前記取り付け部材を挟持し、前記取り付け部材
    の水平位置を調整する第1の調整手段と、 前記保持部に取り付けられ、かつ、前記取り付け部材を
    垂直方向に付勢する第2の付勢手段と、 前記保持部に取り付けられ、かつ、前記第2の付勢手段
    とともに前記取り付け部材を挟持し、前記取り付け部材
    の垂直位置を調整する第2の調整手段とを有することを
    特徴とする調整用冶具。
  12. 【請求項12】前記取り付け部材を前方に付勢するため
    に、前記保持部に取り付けられた第3の付勢手段をさら
    に有することを特徴とする請求項11に記載された調整
    用冶具。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載された前記
    調整用冶具における前記保持部の内部に形成されたスペ
    ースに、取り付け部材として回路基板を収納するステッ
    プをさらに有し、 上記配置するステップは、前記調整用冶具の前記スペー
    スに前記回路基板を収納した状態で、前記調整用冶具を
    前記カメラボディ部に当接させるステップであり、 上記調整するステップは、前記調整用冶具が有する前記
    第1の調整手段と前記第2の調整手段とによって、前記
    回路基板の取り付け位置を調整するステップであること
    を特徴とする請求項6または10に記載されたカメラの
    調整方法。
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