JP2001242433A - 投射型液晶表示装置 - Google Patents
投射型液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単板の白黒液晶パネルを用いて高解像度の投
射型のカラー表示を行える投射型液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 白色光源、白黒液晶パネル、及び投射レ
ンズ７、からなるプロジェクター１と、該プロジェクタ
ー１から投射される各原色に対応した像を拡散手段２ｂ
上に結像する結像手段２ａと、透光と遮光を切り換える
ことができるシャッタ領域を横方向に複数備えるシャッ
タ手段４と、プロジェクター１からの前記各原色に対応
した像の投射タイミングに応じて前記シャッタ手段４の
シャッタ領域の透光と遮光を制御し、拡散手段２ｂ上に
複数の原色に対応したストライプ状の像を時間的に交互
に形成させるシャッタ制御手段５と、拡散手段２ｂの入
射面側に配置され、且つ、該拡散手段２ｂ上に形成され
るストライプ像に対応した複数の原色のカラーフィルタ
５と、を備えている。
射型のカラー表示を行える投射型液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 白色光源、白黒液晶パネル、及び投射レ
ンズ７、からなるプロジェクター１と、該プロジェクタ
ー１から投射される各原色に対応した像を拡散手段２ｂ
上に結像する結像手段２ａと、透光と遮光を切り換える
ことができるシャッタ領域を横方向に複数備えるシャッ
タ手段４と、プロジェクター１からの前記各原色に対応
した像の投射タイミングに応じて前記シャッタ手段４の
シャッタ領域の透光と遮光を制御し、拡散手段２ｂ上に
複数の原色に対応したストライプ状の像を時間的に交互
に形成させるシャッタ制御手段５と、拡散手段２ｂの入
射面側に配置され、且つ、該拡散手段２ｂ上に形成され
るストライプ像に対応した複数の原色のカラーフィルタ
５と、を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、白色光源、白黒液晶パ
ネル及び投射レンズを用いてカラー表示を行う投射型液
晶表示装置に関する。
ネル及び投射レンズを用いてカラー表示を行う投射型液
晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶パネルをライトバルブとして用いて
投射型カラー表示を行う方法としては、従来、Ｒ，Ｇ，
Ｂ用の３枚の液晶パネルを持ち、ダイクロイックミラー
やダイクロイックプリズム等の光学的色分離合成手段に
より構成する方法と、カラーフィルタの付いた１枚の液
晶パネルを用いる方法とがある。
投射型カラー表示を行う方法としては、従来、Ｒ，Ｇ，
Ｂ用の３枚の液晶パネルを持ち、ダイクロイックミラー
やダイクロイックプリズム等の光学的色分離合成手段に
より構成する方法と、カラーフィルタの付いた１枚の液
晶パネルを用いる方法とがある。
【０００３】後者の１枚の液晶パネルを用いて投射型カ
ラー表示を行う投射型液晶表示装置では、前者の３枚の
液晶パネルを用いる場合の如き色分離合成光学系が不要
であり、単なるランプ等からなる光源とカラーフィルタ
付き液晶パネルとレンズによって簡単に構成でき、部品
点数が少なくできる。従って、調整が簡単で、セットが
小型軽量とすることが可能であった。
ラー表示を行う投射型液晶表示装置では、前者の３枚の
液晶パネルを用いる場合の如き色分離合成光学系が不要
であり、単なるランプ等からなる光源とカラーフィルタ
付き液晶パネルとレンズによって簡単に構成でき、部品
点数が少なくできる。従って、調整が簡単で、セットが
小型軽量とすることが可能であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来装置では、１枚の液晶パネルの液晶面に、Ｒ，Ｇ，
Ｂ用映像を同時に表示させる必要があり、３枚の液晶パ
ネルを用いる場合に比較してプロジェクターから投射さ
れた解像度が悪いという問題があった。
従来装置では、１枚の液晶パネルの液晶面に、Ｒ，Ｇ，
Ｂ用映像を同時に表示させる必要があり、３枚の液晶パ
ネルを用いる場合に比較してプロジェクターから投射さ
れた解像度が悪いという問題があった。
【０００５】そこで本発明は、斯かる点に鑑みてなされ
たものであって、単板の白黒液晶パネルを用いて高解像
度の投射型のカラー表示を行える投射型液晶表示装置を
提供することを目的とする。
たものであって、単板の白黒液晶パネルを用いて高解像
度の投射型のカラー表示を行える投射型液晶表示装置を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、白色光を放射
する光源、複数の原色に対応した映像信号により時間的
に交互に駆動される白黒液晶パネル、及び該液晶パネル
の液晶面の画像を拡大投射する投射レンズ、からなるプ
ロジェクターと、該プロジェクターから投射される各原
色に対応した像を拡散手段上に結像する結像手段と、透
光と遮光を切り換えることができるシャッタ領域を横方
向に複数備えるシャッタ手段と、前記プロジェクターか
らの前記各原色に対応した像の投射タイミングに応じて
前記シャッタ手段のシャッタ領域の透光と遮光を制御
し、前記拡散手段上に前記複数の原色に対応したストラ
イプ状の像を時間的に交互に形成させるシャッタ制御手
段と、前記拡散手段の入射面側に配置され、且つ、該拡
散手段上に形成される前記ストライプ像に対応した前記
複数の原色のカラーフィルタと、を備えていることを特
徴とする。
する光源、複数の原色に対応した映像信号により時間的
に交互に駆動される白黒液晶パネル、及び該液晶パネル
の液晶面の画像を拡大投射する投射レンズ、からなるプ
ロジェクターと、該プロジェクターから投射される各原
色に対応した像を拡散手段上に結像する結像手段と、透
光と遮光を切り換えることができるシャッタ領域を横方
向に複数備えるシャッタ手段と、前記プロジェクターか
らの前記各原色に対応した像の投射タイミングに応じて
前記シャッタ手段のシャッタ領域の透光と遮光を制御
し、前記拡散手段上に前記複数の原色に対応したストラ
イプ状の像を時間的に交互に形成させるシャッタ制御手
段と、前記拡散手段の入射面側に配置され、且つ、該拡
散手段上に形成される前記ストライプ像に対応した前記
複数の原色のカラーフィルタと、を備えていることを特
徴とする。
【０００７】この構成を用いることにより、単板の白黒
液晶パネルを用いて時系列でフルカラー表示が可能とな
り、３枚の液晶パネルを用いた場合と同様の高解像度の
投射型液晶装置を実現することができる。
液晶パネルを用いて時系列でフルカラー表示が可能とな
り、３枚の液晶パネルを用いた場合と同様の高解像度の
投射型液晶装置を実現することができる。
【０００８】そして具体的には、前記カラーフィルタ
は、前記拡散手段上、或いは前記結像手段の拡散手段側
上に形成されている。
は、前記拡散手段上、或いは前記結像手段の拡散手段側
上に形成されている。
【０００９】さらに、前記拡散手段、カラーフィルタ、
及び結像手段を一体化した構成としても良い。この構成
を用いることにより、プロジェクターから投射される各
原色に対応した像を拡散手段上の所定位置に確実に結像
させることができる。
及び結像手段を一体化した構成としても良い。この構成
を用いることにより、プロジェクターから投射される各
原色に対応した像を拡散手段上の所定位置に確実に結像
させることができる。
【００１０】また、前記シャッタ手段は、前記プロジェ
クターの投射レンズの絞り部分に配置され、透光と遮光
を切り換えることができるシャッタ領域を前記投射レン
ズより狭い幅で横方向に複数備えて成る構成としても良
い。この構成を用いることにより、シャッタ手段のシャ
ッタ領域に関係なくプロジェクターからの映像光が均一
に投射レンズから投射され、シャッタ手段の透光領域に
対応して拡散手段上の各画素像領域内に各原色に対応し
たストライプ像を確実に結像させることができる。
クターの投射レンズの絞り部分に配置され、透光と遮光
を切り換えることができるシャッタ領域を前記投射レン
ズより狭い幅で横方向に複数備えて成る構成としても良
い。この構成を用いることにより、シャッタ手段のシャ
ッタ領域に関係なくプロジェクターからの映像光が均一
に投射レンズから投射され、シャッタ手段の透光領域に
対応して拡散手段上の各画素像領域内に各原色に対応し
たストライプ像を確実に結像させることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図１は、この実施の形態の投射型
液晶装置を示した説明図である。
に基づいて説明する。図１は、この実施の形態の投射型
液晶装置を示した説明図である。
【００１２】この実施の形態の投射型液晶装置は、スク
リーン２と、プロジェクター１と、プロジェクター１の
投射レンズの前方に配置されたシャッタ手段４と、シャ
ッタ手段４を制御するシャッタ制御手段５と、映像信号
供給部６を備えている。
リーン２と、プロジェクター１と、プロジェクター１の
投射レンズの前方に配置されたシャッタ手段４と、シャ
ッタ手段４を制御するシャッタ制御手段５と、映像信号
供給部６を備えている。
【００１３】プロジェクター１は、映像信号供給部６か
らの映像信号に基づいて赤色（Ｒ）用映像、緑色（Ｇ）
用映像、及び青色（Ｂ）用映像を時間的に交互に投射す
る。このプロジェクター１として、白色光を放射する光
源１Ａ（図示せず）と、ＲＧＢに対応した映像信号によ
り時間的に交互に駆動される白黒液晶パネル１Ｂ（図示
せず）と、該液晶パネルの液晶面の画像を拡大投射する
投射レンズ７と、から構成された液晶プロジェクターが
用いられる。
らの映像信号に基づいて赤色（Ｒ）用映像、緑色（Ｇ）
用映像、及び青色（Ｂ）用映像を時間的に交互に投射す
る。このプロジェクター１として、白色光を放射する光
源１Ａ（図示せず）と、ＲＧＢに対応した映像信号によ
り時間的に交互に駆動される白黒液晶パネル１Ｂ（図示
せず）と、該液晶パネルの液晶面の画像を拡大投射する
投射レンズ７と、から構成された液晶プロジェクターが
用いられる。
【００１４】映像信号供給部６は、映像信号を処理して
プロジェクター１に供給するものであり、この処理によ
り、プロジェクター１からＲ用映像、Ｇ用映像、Ｂ用映
像が時間的に交互に投射されることになる。ここで、液
晶パネル１Ｂは、Ｒ用映像、Ｇ用映像、Ｂ用映像を従来
の駆動周波数の３倍の速度で駆動して順次表示させてい
る。
プロジェクター１に供給するものであり、この処理によ
り、プロジェクター１からＲ用映像、Ｇ用映像、Ｂ用映
像が時間的に交互に投射されることになる。ここで、液
晶パネル１Ｂは、Ｒ用映像、Ｇ用映像、Ｂ用映像を従来
の駆動周波数の３倍の速度で駆動して順次表示させてい
る。
【００１５】シャッタ手段４は、透光と遮光を切り換え
ることができるシャッタ領域を投射レンズ７より狭い幅
で横方向に３個備えている。このシャッタ手段４は、Ｔ
Ｎ液晶層と、このＴＮ液晶層を挟むように設けられた一
対の透明ガラス板と、一方の電極をなすＩＴＯストライ
プパターン部と、他方の透明電極を成すＩＴＯベタパタ
ーンと、出射側／入射側偏光板とを備えてなる。前記Ｉ
ＴＯストライプパターン部は、上記のシャッタ領域に対
応した３本の縦ストライプ状のＩＴＯ膜から成る。な
お、この実施の形態ではシャッタ手段をＴＮ型の液晶パ
ネルにより構成したが、これに限らず他の型の液晶パネ
ルを用いてもよく、更には、分散型液晶パネルを用いる
ことも可能である。
ることができるシャッタ領域を投射レンズ７より狭い幅
で横方向に３個備えている。このシャッタ手段４は、Ｔ
Ｎ液晶層と、このＴＮ液晶層を挟むように設けられた一
対の透明ガラス板と、一方の電極をなすＩＴＯストライ
プパターン部と、他方の透明電極を成すＩＴＯベタパタ
ーンと、出射側／入射側偏光板とを備えてなる。前記Ｉ
ＴＯストライプパターン部は、上記のシャッタ領域に対
応した３本の縦ストライプ状のＩＴＯ膜から成る。な
お、この実施の形態ではシャッタ手段をＴＮ型の液晶パ
ネルにより構成したが、これに限らず他の型の液晶パネ
ルを用いてもよく、更には、分散型液晶パネルを用いる
ことも可能である。
【００１６】シャッタ制御手段５は、映像信号供給部６
の出力に基づき、前記シャッタ領域の透光と遮光を制御
する。例えば、シャッタ手段４は、プロジェクター１か
らＲ用映像が投射される投射タイミングに同期して、図
に向かって右から１番目のシャッタ領域を開口状態の透
光領域にしており（図１参照）、プロジェクター１から
Ｇ用映像が投射される投射タイミングに同期して、図に
向かって右から２番目のシャッタ領域を開口状態に、そ
して、プロジェクター１からＢ用映像が投射される投射
タイミングに同期して、図に向かって右から３番目のシ
ャッタ領域を開口状態にするように時分割制御される。
の出力に基づき、前記シャッタ領域の透光と遮光を制御
する。例えば、シャッタ手段４は、プロジェクター１か
らＲ用映像が投射される投射タイミングに同期して、図
に向かって右から１番目のシャッタ領域を開口状態の透
光領域にしており（図１参照）、プロジェクター１から
Ｇ用映像が投射される投射タイミングに同期して、図に
向かって右から２番目のシャッタ領域を開口状態に、そ
して、プロジェクター１からＢ用映像が投射される投射
タイミングに同期して、図に向かって右から３番目のシ
ャッタ領域を開口状態にするように時分割制御される。
【００１７】スクリーン２は、映像形成面としての拡散
板２ｂと、この拡散板２ｂの入射側に配置された結像手
段である入射側レンチキュラーレンズ２ａと、拡散板２
ｂの入射面側上に形成されたＲ透過フィルタ、Ｇ透過フ
ィルタ、Ｂ透過フィルタからなるカラーフィルタ２ｃ
と、を備えて成る。
板２ｂと、この拡散板２ｂの入射側に配置された結像手
段である入射側レンチキュラーレンズ２ａと、拡散板２
ｂの入射面側上に形成されたＲ透過フィルタ、Ｇ透過フ
ィルタ、Ｂ透過フィルタからなるカラーフィルタ２ｃ
と、を備えて成る。
【００１８】入射側レンチキュラーレンズ２ａは、レン
ズ部２１ａ、…を有し、プロジェクター１から投射され
るＲ用、Ｇ用、Ｂ用の像を拡散板２ｂ上に縦ストライプ
状に結像する。そして、シャッタ手段４と入射側レンチ
キュラーレンズ２ａの作用により、開口状態の前記シャ
ッタ領域に対応したＲ用映像、Ｇ用映像、又はＢ用映像
が、カラーフィルタ２ｃの対応するＲ透過フィルタ、Ｇ
透過フィルタ、又はＢ透過フィルタを透過し、拡散板２
ｂ上の各画素に対応した映像結像領域（各画素像領域）
にストライプ状のＲ映像、Ｇ映像、又はＢ映像が結像さ
れる。そして、拡散板２ｂ上に形成されたストライプ状
のＲ色映像、Ｇ色映像、Ｂ色映像が拡散されて、時分割
のフルカラー表示が可能となる。 （実施の形態２）次に、本発明の第２の実施の形態につ
いて図に基づいて説明する。
ズ部２１ａ、…を有し、プロジェクター１から投射され
るＲ用、Ｇ用、Ｂ用の像を拡散板２ｂ上に縦ストライプ
状に結像する。そして、シャッタ手段４と入射側レンチ
キュラーレンズ２ａの作用により、開口状態の前記シャ
ッタ領域に対応したＲ用映像、Ｇ用映像、又はＢ用映像
が、カラーフィルタ２ｃの対応するＲ透過フィルタ、Ｇ
透過フィルタ、又はＢ透過フィルタを透過し、拡散板２
ｂ上の各画素に対応した映像結像領域（各画素像領域）
にストライプ状のＲ映像、Ｇ映像、又はＢ映像が結像さ
れる。そして、拡散板２ｂ上に形成されたストライプ状
のＲ色映像、Ｇ色映像、Ｂ色映像が拡散されて、時分割
のフルカラー表示が可能となる。 （実施の形態２）次に、本発明の第２の実施の形態につ
いて図に基づいて説明する。
【００１９】図２は、この第２の実施の形態の投射型液
晶装置を示した説明図である。説明の便宜上、上記実施
の形態１の構成における部材と同一の機能を有する部材
には同一の符号を付記してその説明を省略している。上
記実施の形態１との相違点は、レンチキュラーレンズ２
ａと、カラーフィルタ２ｃと、拡散板２ｂとを一体化し
た点である。
晶装置を示した説明図である。説明の便宜上、上記実施
の形態１の構成における部材と同一の機能を有する部材
には同一の符号を付記してその説明を省略している。上
記実施の形態１との相違点は、レンチキュラーレンズ２
ａと、カラーフィルタ２ｃと、拡散板２ｂとを一体化し
た点である。
【００２０】これにより、レンチキュラーレンズ２ａ、
拡散板２ｂ、及びカラーフィルタ２ｃの位置関係を装置
組立時に個別に調整する必要がなく、プロジェクター１
から投射されるＲ用映像，Ｇ用映像，Ｂ用映像を拡散板
２ｂ上の所定位置に確実に結像させることができる。
拡散板２ｂ、及びカラーフィルタ２ｃの位置関係を装置
組立時に個別に調整する必要がなく、プロジェクター１
から投射されるＲ用映像，Ｇ用映像，Ｂ用映像を拡散板
２ｂ上の所定位置に確実に結像させることができる。
【００２１】また、拡散板２ｂを設けず、レンチキュラ
ーレンズ２ａの出射側の平坦な面に拡散材を混入したカ
ラーフィルタ２ｃ’（図示せず）を形成したものを用い
ても良い。
ーレンズ２ａの出射側の平坦な面に拡散材を混入したカ
ラーフィルタ２ｃ’（図示せず）を形成したものを用い
ても良い。
【００２２】尚、上記実施の形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
【００２３】例えば、以上説明した実施の形態では、結
像手段としてレンチキュラーレンズを用いたが、光量が
下がってしまうことには成るが、これに代えてパララッ
クスバリアを用いることも可能である。
像手段としてレンチキュラーレンズを用いたが、光量が
下がってしまうことには成るが、これに代えてパララッ
クスバリアを用いることも可能である。
【００２４】さらに、上記実施形態例ではシャッタ手段
４を、プロジェクター１の投射レンズ７の前方に配置し
たが、これに限らず投射レンズ７の絞り部分に配置させ
ても良い。これは、上記実施の形態例の構成の如く、プ
ロジェクター１の投射レンズ７の前方にシャッタ手段４
を配置させた場合に、プロジェクター１、拡散板２ｂ等
の構成部材の配置関係によって、拡散板２ｂ上の両端部
分においてシャッタ手段４の透光領域に対応して形成さ
れるはずの、各画素像領域内に映像光が到達せずに結像
されない場合などに有効である。即ち、投射レンズ７の
絞り部分にシャッタ手段４を配置することにより、シャ
ッタ手段４のシャッタ領域に関係なくプロジェクター１
からの映像光が均一に投射レンズ７から投射されること
となり、シャッタ手段４の透光領域に対応して拡散板２
ｂ上の各画素像領域内に、ストライプ状のＲ映像、Ｇ映
像、又はＢ映像を確実に結像させることができる。
４を、プロジェクター１の投射レンズ７の前方に配置し
たが、これに限らず投射レンズ７の絞り部分に配置させ
ても良い。これは、上記実施の形態例の構成の如く、プ
ロジェクター１の投射レンズ７の前方にシャッタ手段４
を配置させた場合に、プロジェクター１、拡散板２ｂ等
の構成部材の配置関係によって、拡散板２ｂ上の両端部
分においてシャッタ手段４の透光領域に対応して形成さ
れるはずの、各画素像領域内に映像光が到達せずに結像
されない場合などに有効である。即ち、投射レンズ７の
絞り部分にシャッタ手段４を配置することにより、シャ
ッタ手段４のシャッタ領域に関係なくプロジェクター１
からの映像光が均一に投射レンズ７から投射されること
となり、シャッタ手段４の透光領域に対応して拡散板２
ｂ上の各画素像領域内に、ストライプ状のＲ映像、Ｇ映
像、又はＢ映像を確実に結像させることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単板の白黒液晶パネルを用いて時系列でフルカラー表示
が可能となり、３枚の液晶パネルを用いた場合と同様の
高解像度の投射型液晶装置を実現することができる。
単板の白黒液晶パネルを用いて時系列でフルカラー表示
が可能となり、３枚の液晶パネルを用いた場合と同様の
高解像度の投射型液晶装置を実現することができる。
【図１】この発明の実施の形態１の投射型液晶装置を示
した説明図である。
した説明図である。
【図２】この発明の実施の形態２の投射型液晶装置を示
した説明図である。
した説明図である。
１ プロジェクター ２ スクリーン ２ａ レンチキュラーレンズ（結像手段） ２ｂ 拡散板（拡散手段） ２ｃ、２ｃ’ カラーフィルタ ４ シャッタ手段 ５ シャッタ制御手段 ６ 映像信号供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 9/31 Ｇ０２Ｆ 1/1335 ５３０ Ｆターム(参考） 2H088 EA13 EA20 EA40 GA02 GA10 HA06 HA12 HA21 HA24 HA26 JA04 MA20 2H091 FA03X FA28X FA32X FA41Z FD24 GA11 HA06 JA02 LA30 MA07 5C060 AA07 BC05 DA03 DB13 GB06 HC01 5G435 AA01 BB17 CC12 DD07 DD11 FF06 GG01 GG06 GG12 LL15
Claims (5)
- 【請求項１】 白色光を放射する光源、複数の原色に対
応した映像信号により時間的に交互に駆動される白黒液
晶パネル、及び該液晶パネルの液晶面の画像を拡大投射
する投射レンズ、からなるプロジェクターと、 該プロジェクターから投射される各原色に対応した像を
拡散手段上に結像する結像手段と、 透光と遮光を切り換えることができるシャッタ領域を横
方向に複数備えるシャッタ手段と、 前記プロジェクターからの前記各原色に対応した像の投
射タイミングに応じて前記シャッタ手段のシャッタ領域
の透光と遮光を制御し、前記拡散手段上に前記複数の原
色に対応したストライプ状の像を時間的に交互に形成さ
せるシャッタ制御手段と、 前記拡散手段の入射面側に配置され、且つ、該拡散手段
上に形成される前記ストライプ像に対応した前記複数の
原色のカラーフィルタと、を備えていることを特徴とす
る投射型液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記カラーフィルタは、前記拡散手段上
に形成されていることを特徴とする請求項１記載の投射
型液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記カラーフィルタは、前記結像手段の
拡散手段側上に形成されていることを特徴とする請求項
１記載の投射型液晶表示装置。 - 【請求項４】 前記拡散手段、カラーフィルタ、及び結
像手段を一体化したことを特徴とする請求項１乃至３の
いずれかに記載の投射型液晶表示装置。 - 【請求項５】 前記シャッタ手段は、前記プロジェクタ
ーの投射レンズの絞り部分に配置され、透光と遮光を切
り換えることができるシャッタ領域を前記投射レンズよ
り狭い幅で横方向に複数備えて成ることを特徴とする請
求項１乃至４のいずれかに記載の投射型液晶表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054986A JP2001242433A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 投射型液晶表示装置 |
| US09/794,087 US6467909B2 (en) | 2000-02-29 | 2001-02-28 | Projection type liquid crystal display |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054986A JP2001242433A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 投射型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001242433A true JP2001242433A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18576175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000054986A Pending JP2001242433A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 投射型液晶表示装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6467909B2 (ja) |
| JP (1) | JP2001242433A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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