JPH07168147A - プロジエクタ装置 - Google Patents
プロジエクタ装置Info
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- JPH07168147A JPH07168147A JP5342910A JP34291093A JPH07168147A JP H07168147 A JPH07168147 A JP H07168147A JP 5342910 A JP5342910 A JP 5342910A JP 34291093 A JP34291093 A JP 34291093A JP H07168147 A JPH07168147 A JP H07168147A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、プロジエクタ装置２０において、単
一の光変調器１５を用いて簡易かつ小型化し得ると共に
確実にカラー画像を表示する。 【構成】光源装置１１、２１、２３として、光源１１よ
り照射される白色光Ｌ１０を、赤色、緑色及び青色の色
フイルタ２１Ｂが配された液晶シヤツタ２１を透過させ
て、赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０を発生するよう
にしたことにより、単一の光変調器１５を用いて簡易か
つ小型化し得ると共に確実にカラー画像を表示し得る。
一の光変調器１５を用いて簡易かつ小型化し得ると共に
確実にカラー画像を表示する。 【構成】光源装置１１、２１、２３として、光源１１よ
り照射される白色光Ｌ１０を、赤色、緑色及び青色の色
フイルタ２１Ｂが配された液晶シヤツタ２１を透過させ
て、赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０を発生するよう
にしたことにより、単一の光変調器１５を用いて簡易か
つ小型化し得ると共に確実にカラー画像を表示し得る。
Description
【０００１】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題（図３及び図４） 課題を解決するための手段（図１及び図２） 作用（図１及び図２） 実施例（図１及び図２） 発明の効果
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明はプロジエクタ装置に関
し、例えばカラー画像を映写するものに適用して好適な
ものである。
し、例えばカラー画像を映写するものに適用して好適な
ものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、カラー画像を映写するプロジエク
タ装置として、画像データの赤色、緑色、青色成分を３
本のＣＲＴ（陰極線管）に各別に映出するようになされ
たものがある。この投影型３管式プロジエクタ装置の前
面には、画像投影面側にそれぞれ赤色、緑色、青色の色
フイルタと、プロジエクシヨンレンズとが順次配置され
た３本のＣＲＴが配置されている。ＣＲＴは映写時に画
像データの赤色、緑色、青色成分を各別にスクリーンに
直接投影するようになされ、これによりスクリーン上で
それぞれのＣＲＴから投影された赤色、緑色、青色成分
の投影光が合成されて１つの画像が形成され、全体とし
てカラー画像が映写される。
タ装置として、画像データの赤色、緑色、青色成分を３
本のＣＲＴ（陰極線管）に各別に映出するようになされ
たものがある。この投影型３管式プロジエクタ装置の前
面には、画像投影面側にそれぞれ赤色、緑色、青色の色
フイルタと、プロジエクシヨンレンズとが順次配置され
た３本のＣＲＴが配置されている。ＣＲＴは映写時に画
像データの赤色、緑色、青色成分を各別にスクリーンに
直接投影するようになされ、これによりスクリーン上で
それぞれのＣＲＴから投影された赤色、緑色、青色成分
の投影光が合成されて１つの画像が形成され、全体とし
てカラー画像が映写される。
【０００４】また投影型３管式プロジエクタ装置に代
え、ボツクス内部に３本のＣＲＴを配置した反射型３管
式プロジエクタ装置がある。このプロジエクタ装置の場
合、投影型３管式プロジエクタ装置と同様の光路をボツ
クス内部に配置したミラーで反射して折り曲げ、すりガ
ラス状の半透明スクリーンに裏面から投影光を照射す
る。これによりスクリーン上でそれぞれのＣＲＴから射
出された赤色、緑色、青色成分の投影光が合成されて１
つの画像が形成され、全体としてカラー映像が映写され
る。この反射型３管式プロジエクタ装置の場合、光路を
折り曲げて小型化すると共にスクリーン自体を一体に形
成することにより、投影型３管式プロジエクタ装置に比
して小型なプロジエクタ装置を実現し得、ユーザの使い
使い勝手を向上し得る。
え、ボツクス内部に３本のＣＲＴを配置した反射型３管
式プロジエクタ装置がある。このプロジエクタ装置の場
合、投影型３管式プロジエクタ装置と同様の光路をボツ
クス内部に配置したミラーで反射して折り曲げ、すりガ
ラス状の半透明スクリーンに裏面から投影光を照射す
る。これによりスクリーン上でそれぞれのＣＲＴから射
出された赤色、緑色、青色成分の投影光が合成されて１
つの画像が形成され、全体としてカラー映像が映写され
る。この反射型３管式プロジエクタ装置の場合、光路を
折り曲げて小型化すると共にスクリーン自体を一体に形
成することにより、投影型３管式プロジエクタ装置に比
して小型なプロジエクタ装置を実現し得、ユーザの使い
使い勝手を向上し得る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
投影型３管式プロジエクタ装置や反射型３管式プロジエ
クタ装置においては、光源としてＣＲＴを用いると共に
ＣＲＴから投影された映像がスクリーン上に拡大表示さ
れるため、装置全体が大型化することを避け得ないと共
に、表示映像を高輝度化することが困難であるという問
題があつた。このような問題を解決するため、ＣＲＴに
代えて画像源として液晶パネルを用いる液晶プロジエク
タ装置がある。
投影型３管式プロジエクタ装置や反射型３管式プロジエ
クタ装置においては、光源としてＣＲＴを用いると共に
ＣＲＴから投影された映像がスクリーン上に拡大表示さ
れるため、装置全体が大型化することを避け得ないと共
に、表示映像を高輝度化することが困難であるという問
題があつた。このような問題を解決するため、ＣＲＴに
代えて画像源として液晶パネルを用いる液晶プロジエク
タ装置がある。
【０００６】実際上液晶プロジエクタ装置としては、単
枚の液晶パネルを用いて、画像毎に対応する液晶パネル
の素子にカラーフイルタが取り付けられ、液晶カラーパ
ネルの構造が複雑になることを避け得なかつた。また画
素毎に対応するカラーフイルタが取り付けられているた
め、画素数を増加させると液晶パネルの大きさが大きく
なる問題があり、逆に液晶パネルの大きさを一定にする
と画素の大きさが小さくなり、その分製造加工や組立精
度が必要となる問題があつた。また赤色、緑色及び青色
の３色で１画素を構成するため解像度が低下することを
避け得ない問題があつた。
枚の液晶パネルを用いて、画像毎に対応する液晶パネル
の素子にカラーフイルタが取り付けられ、液晶カラーパ
ネルの構造が複雑になることを避け得なかつた。また画
素毎に対応するカラーフイルタが取り付けられているた
め、画素数を増加させると液晶パネルの大きさが大きく
なる問題があり、逆に液晶パネルの大きさを一定にする
と画素の大きさが小さくなり、その分製造加工や組立精
度が必要となる問題があつた。また赤色、緑色及び青色
の３色で１画素を構成するため解像度が低下することを
避け得ない問題があつた。
【０００７】このような問題を解決するため３枚の液晶
パネルを用いる液晶プロジエクタ装置がある。すなわち
図３に示すように、この液晶プロジエクタ装置１におい
ては、光源２より出た光Ｌ１がコンデンサーレンズ３で
平行にされ、２枚の色分離用ダイクロイツクミラー４
Ａ、４Ｂを通じて、赤色光ＬR 、緑色光ＬG 及び青色光
ＬB に色分離される。
パネルを用いる液晶プロジエクタ装置がある。すなわち
図３に示すように、この液晶プロジエクタ装置１におい
ては、光源２より出た光Ｌ１がコンデンサーレンズ３で
平行にされ、２枚の色分離用ダイクロイツクミラー４
Ａ、４Ｂを通じて、赤色光ＬR 、緑色光ＬG 及び青色光
ＬB に色分離される。
【０００８】このうち赤色光ＬR はミラー５Ａで折り曲
げられ、緑色光ＬG 及び青色光ＬBはそのまま、それぞ
れ各色に応じた画像データで変調される透過型液晶パネ
ル６Ｒ、６Ｇ、６Ｂに入射する。この結果液晶パネル６
Ｒ、６Ｇ、６Ｂからは、各色に応じた画像光ＬR1、
ＬG1、ＬB1がそれぞれ出射される。このうち青色の画像
光ＬB1はミラー５Ｂで折り曲げられ、赤色及び緑色の画
像光ＬG1及びＬB1はそのまま、２枚の色合成用ダイクロ
イツクミラー７Ａ、７Ｂで色合成され、これにより得ら
れるカラー画像光Ｌ２が、プロジエクシヨンレンズ８で
スクリーン９上に拡大投影され、このようにしてスクリ
ーン９上に入力される画像データに応じたカラー画像が
映出される。
げられ、緑色光ＬG 及び青色光ＬBはそのまま、それぞ
れ各色に応じた画像データで変調される透過型液晶パネ
ル６Ｒ、６Ｇ、６Ｂに入射する。この結果液晶パネル６
Ｒ、６Ｇ、６Ｂからは、各色に応じた画像光ＬR1、
ＬG1、ＬB1がそれぞれ出射される。このうち青色の画像
光ＬB1はミラー５Ｂで折り曲げられ、赤色及び緑色の画
像光ＬG1及びＬB1はそのまま、２枚の色合成用ダイクロ
イツクミラー７Ａ、７Ｂで色合成され、これにより得ら
れるカラー画像光Ｌ２が、プロジエクシヨンレンズ８で
スクリーン９上に拡大投影され、このようにしてスクリ
ーン９上に入力される画像データに応じたカラー画像が
映出される。
【０００９】ところがかかる構成の液晶プロジエクタ装
置１においては、３色の照明光を形成するためダイクロ
イツクミラーで光源より出た光Ｌ１を分離すると共に、
透過型液晶パネル６Ｒ、６Ｇ、６Ｂより出射される画像
光ＬR1、ＬG1、ＬB1を再度ダイクロイツクミラーで合成
するため、色分離用と色合成用のダイクロイツクミラー
が必要になりその分光学部品数が増加し、構成が複雑に
なることに加えて、光学的な位置合わせのための調整や
取付精度と、光路を正確に合わせるための構造が複雑に
なる問題があつた。
置１においては、３色の照明光を形成するためダイクロ
イツクミラーで光源より出た光Ｌ１を分離すると共に、
透過型液晶パネル６Ｒ、６Ｇ、６Ｂより出射される画像
光ＬR1、ＬG1、ＬB1を再度ダイクロイツクミラーで合成
するため、色分離用と色合成用のダイクロイツクミラー
が必要になりその分光学部品数が増加し、構成が複雑に
なることに加えて、光学的な位置合わせのための調整や
取付精度と、光路を正確に合わせるための構造が複雑に
なる問題があつた。
【００１０】このような問題を解決するため、１枚の液
晶パネルを時分割的に用いる液晶プロジエクタ装置があ
る。すなわち図４に示すように、この液晶プロジエクタ
装置１０においては、光源１１から出射した光Ｌ１０
が、赤色、緑色及び青色のカラーフイルタを扇状に順次
配した円盤型カラーフイルタ１２に入射する。この円盤
型カラーフイルタ１２はモータ１３によつて回転制御さ
れ、この結果円盤型カラーフイルタ１２を通じて順次循
環的に赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ１１が出射され、
これが画像信号制御回路１４で制御される反射型液晶パ
ネル１５に入射する。
晶パネルを時分割的に用いる液晶プロジエクタ装置があ
る。すなわち図４に示すように、この液晶プロジエクタ
装置１０においては、光源１１から出射した光Ｌ１０
が、赤色、緑色及び青色のカラーフイルタを扇状に順次
配した円盤型カラーフイルタ１２に入射する。この円盤
型カラーフイルタ１２はモータ１３によつて回転制御さ
れ、この結果円盤型カラーフイルタ１２を通じて順次循
環的に赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ１１が出射され、
これが画像信号制御回路１４で制御される反射型液晶パ
ネル１５に入射する。
【００１１】画像信号制御回路１５は、入力される画像
信号Ｓ１を処理して、順次循環的に赤色画像、緑色画像
及び青色画像を表示する表示制御信号Ｓ２を発生し、こ
れにより反射型液晶パネル１５は入射される各色の照明
光Ｌ１１を変調して、赤色、緑色及び青色の画像光Ｌ１
２を反射光として送出する。また画像信号制御回路１５
では画像信号Ｓ１の色分離処理に同期させて色選択制御
信号Ｓ３を発生し、これがモータ制御回路１６に送ら
れ、この結果反射型液晶パネル１５に表示する画像の色
と、円盤型カラーフイルタ１２を通じて得られる照明光
Ｌ１１の色が同期するようにモータ１３の回転が制御さ
れる。
信号Ｓ１を処理して、順次循環的に赤色画像、緑色画像
及び青色画像を表示する表示制御信号Ｓ２を発生し、こ
れにより反射型液晶パネル１５は入射される各色の照明
光Ｌ１１を変調して、赤色、緑色及び青色の画像光Ｌ１
２を反射光として送出する。また画像信号制御回路１５
では画像信号Ｓ１の色分離処理に同期させて色選択制御
信号Ｓ３を発生し、これがモータ制御回路１６に送ら
れ、この結果反射型液晶パネル１５に表示する画像の色
と、円盤型カラーフイルタ１２を通じて得られる照明光
Ｌ１１の色が同期するようにモータ１３の回転が制御さ
れる。
【００１２】このようにして反射型液晶パネル１５から
は、反射光として順次循環的に赤色、緑色及び青色の各
画像光Ｌ１２が送出され、これがプロジエクシヨンレン
ズ１７を通じてスクリーン１８上に拡大投影され、この
ようにしてスクリーン１８上に入力される画像信号Ｓ１
に応じたカラー画像が映出される。
は、反射光として順次循環的に赤色、緑色及び青色の各
画像光Ｌ１２が送出され、これがプロジエクシヨンレン
ズ１７を通じてスクリーン１８上に拡大投影され、この
ようにしてスクリーン１８上に入力される画像信号Ｓ１
に応じたカラー画像が映出される。
【００１３】ところがかかる構成の液晶プロジエクタ装
置１０においては、３色のカラーフイルタを円盤状に貼
り合わせて回転させ、画面毎に同期を取り入射する光線
の色を切り換えるようになされているため、画像信号と
同期するような回転機構が必要になり、画面の大きさよ
り円盤自体の大きさが大きくなり、その分装置自体が全
体として大型化してしまう問題があつた。またモータを
用いた機械的な回転機構が存在するため、回転音により
騒音が発生したり、信頼性が損なわれるという問題があ
つた。
置１０においては、３色のカラーフイルタを円盤状に貼
り合わせて回転させ、画面毎に同期を取り入射する光線
の色を切り換えるようになされているため、画像信号と
同期するような回転機構が必要になり、画面の大きさよ
り円盤自体の大きさが大きくなり、その分装置自体が全
体として大型化してしまう問題があつた。またモータを
用いた機械的な回転機構が存在するため、回転音により
騒音が発生したり、信頼性が損なわれるという問題があ
つた。
【００１４】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、単一の光変調器を用いて簡易かつ小型化し得ると共
に確実にカラー画像を表示し得るプロジエクタ装置を提
案しようとするものである。
で、単一の光変調器を用いて簡易かつ小型化し得ると共
に確実にカラー画像を表示し得るプロジエクタ装置を提
案しようとするものである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、画像データＳ１が形成する画面の
画素の応じて配置された複数の空間光変調素子を有する
光変調器１５に対して、光源装置１１、２１、２３より
順次循環的に赤色、緑色及び青色の照明光を照射すると
共に、それぞれ光変調器を赤色、緑色及び青色の照明光
に同期した色成分の画像データで変調し、その赤色、緑
色及び青色の画像データに応じて光変調器より得られる
赤色、緑色及び青色の変調光を画像表示面上で拡大合成
して、所望のカラー画像を拡大表示するプロジエクタ装
置において、光源装置は、光源より照射される白色光
を、赤色、緑色及び青色の色フイルタが配された液晶シ
ヤツタを透過させて、３色の照明光を発生するようにし
た。
め本発明においては、画像データＳ１が形成する画面の
画素の応じて配置された複数の空間光変調素子を有する
光変調器１５に対して、光源装置１１、２１、２３より
順次循環的に赤色、緑色及び青色の照明光を照射すると
共に、それぞれ光変調器を赤色、緑色及び青色の照明光
に同期した色成分の画像データで変調し、その赤色、緑
色及び青色の画像データに応じて光変調器より得られる
赤色、緑色及び青色の変調光を画像表示面上で拡大合成
して、所望のカラー画像を拡大表示するプロジエクタ装
置において、光源装置は、光源より照射される白色光
を、赤色、緑色及び青色の色フイルタが配された液晶シ
ヤツタを透過させて、３色の照明光を発生するようにし
た。
【００１６】
【作用】光源装置１１、２１、２３として、光源１１よ
り照射される白色光Ｌ１０を、赤色、緑色及び青色の色
フイルタ２１Ｂが配された液晶シヤツタ２１を透過させ
て、赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０を発生するよう
にしたことにより、単一の光変調器１５を用いて簡易か
つ小型化し得ると共に確実にカラー画像を表示し得る。
り照射される白色光Ｌ１０を、赤色、緑色及び青色の色
フイルタ２１Ｂが配された液晶シヤツタ２１を透過させ
て、赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０を発生するよう
にしたことにより、単一の光変調器１５を用いて簡易か
つ小型化し得ると共に確実にカラー画像を表示し得る。
【００１７】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【００１８】図４との対応部分に同一符号を付して示す
図１において、２０は全体として本発明による液晶プロ
ジエクタ装置を示し、光源１１から出射した光Ｌ１０
が、赤色、緑色及び青色のカラーフイルタをストライプ
状に順次配した液晶カラーシヤツタ２１に入射する。こ
の液晶カラーシヤツタ２１は液晶カラーシヤツタ制御回
路２２によつて制御され、これにより光源１１からの光
Ｌ１０が順次循環的に赤色光、緑色光及び青色光に色分
離されて出射され拡散板２３に入射する。この拡散板２
３は回折格子等で形成され、液晶カラーシヤツタ２１よ
り出射されたストライプ状の赤色光、緑色光及び青色光
を拡散し、均一な光分布を有する赤色、緑色及び青色の
照明光Ｌ２０に形成し、これが画像信号制御回路１４で
制御される反射型液晶パネル１５に入射する。
図１において、２０は全体として本発明による液晶プロ
ジエクタ装置を示し、光源１１から出射した光Ｌ１０
が、赤色、緑色及び青色のカラーフイルタをストライプ
状に順次配した液晶カラーシヤツタ２１に入射する。こ
の液晶カラーシヤツタ２１は液晶カラーシヤツタ制御回
路２２によつて制御され、これにより光源１１からの光
Ｌ１０が順次循環的に赤色光、緑色光及び青色光に色分
離されて出射され拡散板２３に入射する。この拡散板２
３は回折格子等で形成され、液晶カラーシヤツタ２１よ
り出射されたストライプ状の赤色光、緑色光及び青色光
を拡散し、均一な光分布を有する赤色、緑色及び青色の
照明光Ｌ２０に形成し、これが画像信号制御回路１４で
制御される反射型液晶パネル１５に入射する。
【００１９】画像信号制御回路１４は、入力される画像
信号Ｓ１を処理して、順次循環的に赤色画像、緑色画像
及び青色画像を表示する表示制御信号Ｓ２を発生し、こ
れにより反射型液晶パネル１５は入射される照明光Ｌ２
０を変調して、赤色、緑色及び青色の画像光Ｌ２１を反
射光として送出する。また画像信号制御回路１４では画
像信号Ｓ１の色分離処理に同期させて色選択制御信号Ｓ
３を発生し、これが液晶カラーシヤツタ制御回路２２に
送られ、この結果反射型液晶パネル１４に表示する画像
の色と、液晶カラーシヤツタ２１を通じて得られる照明
光Ｌ２０の色が同期するように制御される。
信号Ｓ１を処理して、順次循環的に赤色画像、緑色画像
及び青色画像を表示する表示制御信号Ｓ２を発生し、こ
れにより反射型液晶パネル１５は入射される照明光Ｌ２
０を変調して、赤色、緑色及び青色の画像光Ｌ２１を反
射光として送出する。また画像信号制御回路１４では画
像信号Ｓ１の色分離処理に同期させて色選択制御信号Ｓ
３を発生し、これが液晶カラーシヤツタ制御回路２２に
送られ、この結果反射型液晶パネル１４に表示する画像
の色と、液晶カラーシヤツタ２１を通じて得られる照明
光Ｌ２０の色が同期するように制御される。
【００２０】ここで液晶カラーシヤツタ２１は、図２に
示すように、液晶シヤツタ２１Ａ、カラーフイルタ２１
Ｂ及び液晶制御回路２１Ｃより構成されている。このう
ちカラーフイルタ２１Ｂは、ダイクロイツクミラー等で
列方向にストライプ状に形成された赤色、緑色及び青色
の透過色分離フイルタＦR 、ＦG 、ＦB を順次循環的に
配置して構成されている。また液晶シヤツタ２１Ａは、
カラーフイルタ２１Ｂに対応して列方向に並んだ液晶毎
に、制御信号に応じて透過率を変化させて、光を透過又
は遮断させる。さらに液晶制御回路２１Ｃは、液晶カラ
ーシヤツタ制御回路２３より液晶シヤツタ制御信号Ｓ１
０として各色毎に入力される制御信号ＳR 、ＳG 、ＳB
に応じて、列方向の液晶毎に透過率を制御する。
示すように、液晶シヤツタ２１Ａ、カラーフイルタ２１
Ｂ及び液晶制御回路２１Ｃより構成されている。このう
ちカラーフイルタ２１Ｂは、ダイクロイツクミラー等で
列方向にストライプ状に形成された赤色、緑色及び青色
の透過色分離フイルタＦR 、ＦG 、ＦB を順次循環的に
配置して構成されている。また液晶シヤツタ２１Ａは、
カラーフイルタ２１Ｂに対応して列方向に並んだ液晶毎
に、制御信号に応じて透過率を変化させて、光を透過又
は遮断させる。さらに液晶制御回路２１Ｃは、液晶カラ
ーシヤツタ制御回路２３より液晶シヤツタ制御信号Ｓ１
０として各色毎に入力される制御信号ＳR 、ＳG 、ＳB
に応じて、列方向の液晶毎に透過率を制御する。
【００２１】このようにして反射型液晶パネル１５から
は、順次循環的に赤色、緑色及び青色の各画像光Ｌ２１
が反射光として送出され、これがプロジエクシヨンレン
ズ１７を通じてスクリーン１８上に拡大投影され、これ
によりスクリーン１８上に入力される画像信号Ｓ１に応
じたカラー画像が映出される。
は、順次循環的に赤色、緑色及び青色の各画像光Ｌ２１
が反射光として送出され、これがプロジエクシヨンレン
ズ１７を通じてスクリーン１８上に拡大投影され、これ
によりスクリーン１８上に入力される画像信号Ｓ１に応
じたカラー画像が映出される。
【００２２】以上の構成によれば、光源１１から出射さ
れた光Ｌ１０を、３色の色フイルタＦR 、ＦG 及びＦB
がストライプ状に配された液晶カラーシヤツタ２１を透
過させて、順次循環的に赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ
２０を発生し、この照明光Ｌ２０の色に同期して反射型
液晶パネル１５を変調して得られる画像光Ｌ２１をプロ
ジエクシヨンレンズ１７を通じてスクリーン１８上に拡
大表示するようにしたことにより、１枚の反射型液晶パ
ネル１５を用いて簡易かつ小型化し得ると共に確実にカ
ラー画像を表示し得る液晶プロジエクタ装置２０を実現
できる。
れた光Ｌ１０を、３色の色フイルタＦR 、ＦG 及びＦB
がストライプ状に配された液晶カラーシヤツタ２１を透
過させて、順次循環的に赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ
２０を発生し、この照明光Ｌ２０の色に同期して反射型
液晶パネル１５を変調して得られる画像光Ｌ２１をプロ
ジエクシヨンレンズ１７を通じてスクリーン１８上に拡
大表示するようにしたことにより、１枚の反射型液晶パ
ネル１５を用いて簡易かつ小型化し得ると共に確実にカ
ラー画像を表示し得る液晶プロジエクタ装置２０を実現
できる。
【００２３】さらに上述の構成によれば、液晶カラーシ
ヤツタ２１を用いて赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０
を発生するようにしたことにより、色選択に関して機械
的な駆動部分が不要になり、その分液晶プロジエクタ装
置２０自体を小型化し得ると共に信頼性を格段的に向上
し得る。また３板の液晶パネルを用いた液晶プロジエク
タ装置に比較して、光の色分離や合成のためのダイクロ
イツクミラーが不要になり、その分光学系の取付や位置
合わせ精度等が求められなくなり、光路を正確に合わせ
るための構造等も不要になり、構成を格段的に簡略化し
得る。
ヤツタ２１を用いて赤色、緑色及び青色の照明光Ｌ２０
を発生するようにしたことにより、色選択に関して機械
的な駆動部分が不要になり、その分液晶プロジエクタ装
置２０自体を小型化し得ると共に信頼性を格段的に向上
し得る。また３板の液晶パネルを用いた液晶プロジエク
タ装置に比較して、光の色分離や合成のためのダイクロ
イツクミラーが不要になり、その分光学系の取付や位置
合わせ精度等が求められなくなり、光路を正確に合わせ
るための構造等も不要になり、構成を格段的に簡略化し
得る。
【００２４】なお上述の実施例においては、液晶カラー
シヤツタ２１として、通常の液晶シヤツタ２１Ａの表面
にカラーフイルタ２１Ｂを列方向にストライプ状に順次
循環的に配置したものを用いたがカラーフイルタ２１Ｂ
は制御方法によつては行方向に配置するようにしても良
く、さらに液晶自体もこれに限らず、強誘電タイプのも
のや高分子分散型等の液晶を用いても、上述の実施例と
同様の効果を実現できる。
シヤツタ２１として、通常の液晶シヤツタ２１Ａの表面
にカラーフイルタ２１Ｂを列方向にストライプ状に順次
循環的に配置したものを用いたがカラーフイルタ２１Ｂ
は制御方法によつては行方向に配置するようにしても良
く、さらに液晶自体もこれに限らず、強誘電タイプのも
のや高分子分散型等の液晶を用いても、上述の実施例と
同様の効果を実現できる。
【００２５】また上述の実施例においては、複数の空間
光変調素子を有する光変調器として、反射型液晶パネル
を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば透過型液晶パネルを用いるようにしても良
く、さらに他の複数の空間光変調素子を有する光変調器
を用いるようにしても、上述の実施例と同様の効果を実
現できる。
光変調素子を有する光変調器として、反射型液晶パネル
を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば透過型液晶パネルを用いるようにしても良
く、さらに他の複数の空間光変調素子を有する光変調器
を用いるようにしても、上述の実施例と同様の効果を実
現できる。
【００２６】また上述の実施例においては、光変調器と
して画像データに応じて複数の空間光変調素子を有する
ものを用いた場合について述べたが、空間光変調素子の
配列はこれに限らず、種々選定するようにしても良く、
例えば２次元配列に限らず空間光変調素子を１次元に配
列し、照明光を走査して画像を形成するような場合でも
上述の実施例と同様の効果を実現できる。
して画像データに応じて複数の空間光変調素子を有する
ものを用いた場合について述べたが、空間光変調素子の
配列はこれに限らず、種々選定するようにしても良く、
例えば２次元配列に限らず空間光変調素子を１次元に配
列し、照明光を走査して画像を形成するような場合でも
上述の実施例と同様の効果を実現できる。
【００２７】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、光源装置
として光源より照射される白色光を、赤色、緑色及び青
色の色フイルタが配された液晶シヤツタを透過させて、
赤色、緑色及び青色の照明光を発生するようにしたこと
により、単一の光変調器を用いて簡易かつ小型化し得る
と共に確実にカラー画像を表示し得るプロジエクタ装置
を実現できる。
として光源より照射される白色光を、赤色、緑色及び青
色の色フイルタが配された液晶シヤツタを透過させて、
赤色、緑色及び青色の照明光を発生するようにしたこと
により、単一の光変調器を用いて簡易かつ小型化し得る
と共に確実にカラー画像を表示し得るプロジエクタ装置
を実現できる。
【図１】本発明によるプロジエクタ装置の一実施例の構
成を示す略線的斜視図である。
成を示す略線的斜視図である。
【図２】図１のプロジエクタ装置における液晶カラーシ
ヤツタを示す略線的斜視図である。
ヤツタを示す略線的斜視図である。
【図３】従来のプロジエクタ装置として３枚の透過型液
晶パネルを用いた液晶プロジエクタ装置の構成を示す光
学的系統図である。
晶パネルを用いた液晶プロジエクタ装置の構成を示す光
学的系統図である。
【図４】従来のプロジエクタ装置として１枚の反射型液
晶パネルを用いた液晶プロジエクタ装置の構成を示す略
線的斜視図である。
晶パネルを用いた液晶プロジエクタ装置の構成を示す略
線的斜視図である。
１、１０、２０……液晶プロジエクタ装置、２、１１…
…光源、３……コンデンサーレンズ、４Ａ、２Ｂ……色
分離用ダイクロイツクミラー、５Ａ、５Ｂ……ミラー、
６Ｒ、６Ｇ、６Ｂ……透過型液晶パネル、７Ａ、７Ｂ…
…色合成用ダイクロイツクミラー、８、１７……プロジ
エクシヨンレンズ、９、１８……スクリーン、１２……
円盤型カラーフイルタ、１３……モータ、１４……画像
信号制御回路、１５……反射型液晶パネル、１６……モ
ータ制御回路、２１……液晶カラーシヤツタ、２２……
液晶カラーシヤツタ制御回路、２３……拡散板。
…光源、３……コンデンサーレンズ、４Ａ、２Ｂ……色
分離用ダイクロイツクミラー、５Ａ、５Ｂ……ミラー、
６Ｒ、６Ｇ、６Ｂ……透過型液晶パネル、７Ａ、７Ｂ…
…色合成用ダイクロイツクミラー、８、１７……プロジ
エクシヨンレンズ、９、１８……スクリーン、１２……
円盤型カラーフイルタ、１３……モータ、１４……画像
信号制御回路、１５……反射型液晶パネル、１６……モ
ータ制御回路、２１……液晶カラーシヤツタ、２２……
液晶カラーシヤツタ制御回路、２３……拡散板。
Claims (4)
- 【請求項１】画像データが形成する画面の画素の応じて
配置された複数の空間光変調素子を有する光変調器に対
して、光源装置より順次循環的に赤色、緑色及び青色の
照明光を照射すると共に、上記光変調器をそれぞれ上記
赤色、緑色及び青色の照明光に同期した色成分の上記画
像データで変調し、当該赤色、緑色及び青色の画像デー
タに応じて上記光変調器より得られる赤色、緑色及び青
色の変調光を画像表示面上で拡大合成して、所望のカラ
ー画像を拡大表示するプロジエクタ装置において、 上記光源装置は、光源より照射される白色光を、赤色、
緑色及び青色の色フイルタが配された液晶シヤツタを透
過させて、上記赤色、緑色及び青色の照明光を発生する
ようにしたことを特徴とするプロジエクタ装置。 - 【請求項２】上記光変調器は、液晶空間光変調素子を上
記画像データが形成する上記画面の画素の応じて配置し
た反射型液晶パネルでなることを特徴とする請求項１に
記載のプロジエクタ装置。 - 【請求項３】上記光変調器は、透過型液晶空間光変調素
子を上記画像データが形成する上記画面の画素の応じて
配置した透過型液晶パネルでなることを特徴とする請求
項１に記載のプロジエクタ装置。 - 【請求項４】上記光源装置の上記液晶シヤツタには、行
又は列方向にストライプ状に順次赤色、緑色及び青色の
色フイルタが形成され、上記液晶シヤツタを構成する各
液晶を上記行又は列毎に制御して、上記赤色、緑色及び
青色の照明光を発生するようにしたことを特徴とする請
求項１、請求項２又は請求項３に記載のプロジエクタ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342910A JPH07168147A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | プロジエクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342910A JPH07168147A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | プロジエクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07168147A true JPH07168147A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18357473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5342910A Pending JPH07168147A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | プロジエクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07168147A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066440A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Ricoh Co Ltd | 光路切替素子、空間光変調器、及び画像表示装置 |
| US6943756B1 (en) | 1999-07-29 | 2005-09-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for enhancing contrast in liquid crystal display projection system |
| KR100548687B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2006-02-02 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 투사형 표시 장치 및 표시 장치와 그 구동 방법 |
| JP2016507998A (ja) * | 2013-03-04 | 2016-03-10 | インテル コーポレイション | プロジェクタシステムのコンテンツ適応電力管理 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5342910A patent/JPH07168147A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6943756B1 (en) | 1999-07-29 | 2005-09-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for enhancing contrast in liquid crystal display projection system |
| JP2003066440A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Ricoh Co Ltd | 光路切替素子、空間光変調器、及び画像表示装置 |
| KR100548687B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2006-02-02 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 투사형 표시 장치 및 표시 장치와 그 구동 방법 |
| JP2016507998A (ja) * | 2013-03-04 | 2016-03-10 | インテル コーポレイション | プロジェクタシステムのコンテンツ適応電力管理 |
| JP2017188966A (ja) * | 2013-03-04 | 2017-10-12 | インテル コーポレイション | プロジェクタシステムのコンテンツ適応電力管理 |
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