JP2001242416A - 投影装置用の逐次色再捕獲 - Google Patents

投影装置用の逐次色再捕獲

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JP2001242416A
JP2001242416A JP2000376680A JP2000376680A JP2001242416A JP 2001242416 A JP2001242416 A JP 2001242416A JP 2000376680 A JP2000376680 A JP 2000376680A JP 2000376680 A JP2000376680 A JP 2000376680A JP 2001242416 A JP2001242416 A JP 2001242416A
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optical path
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Duane Scott Dewald
スコット ドワルド ドアン
Steven M Penn
エム、ペン スチーブン
Michael T Davis
ティ、デービス マイケル
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    • G02B27/0905Dividing and/or superposing multiple light beams
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3111Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying the colours sequentially, e.g. by using sequentially activated light sources
    • H04N9/3117Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying the colours sequentially, e.g. by using sequentially activated light sources by using a sequential colour filter producing two or more colours simultaneously, e.g. by creating scrolling colour bands

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な光学機器を用いて低コストのフルカラー
表示装置を製作する方法と装置を提供する。 【解決手段】白色光源202を用いて映像面214上に
フルカラー映像を生成する逐次色表示装置である。ダイ
ナミック・フィルタ206は空間光変調器210の面上
を掃引する一連の原色の光のビームを生成する。ダイナ
ミック・フィルタ206により拒否された光は光再循環
器204に入り、ダイナミック・フィルタ206に再び
当てられる。ダイナミックフィルタ206は全ての3原
色を同時に作る。ダイナミック・フィルタ206の照ら
された部分は変調器210上に投影され、コントローラ
216は変調器210の各部毎に変調器面上の原色帯域
の掃引と同期して該当する映像データを与える。空間光
変調器210は原色帯域を変調して、変調光を映像面2
14上に収束させる。視聴者はフレーム期間中に映像面
214の各部に到着する光を統合してフルカラー映像を
知覚する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置の分野に関
するもので、特に単一光変調器を用いるフルカラー表示
装置、より詳しくはフォーリング・ラスタ(falli
ng raster)またはスクローリング・カラー
(scrolling color)と呼ぶ方法を用い
る逐次フルカラー表示装置(sequential t
ull color display system)
に関する。
【0002】
【従来の技術】視聴者は、映像の大きさ、解像度、コン
トラスト比、カラー純度、明るさなどの多くの判定基準
に基づいて表示装置を評価する。多くの表示装置市場に
おいて映像の明るさは特に重要な測度である。なぜな
ら、利用可能な明るさは投影される映像の大きさを制限
し、また周囲の光のレベルが高いときは映像の見え具合
を左右するからである。投影表示装置の設計者は、映像
を形成するのに用いる光源を強くすることにより所定の
投影表示装置の明るさを大きくする。しかし光源を強く
すると、表示装置のコストも大きさも重さも大きくな
る。また光源が大きいほど発熱も大きく、表示装置はこ
れを放散しなければならない。
【0003】表示装置が生成する映像の明るさに影響す
る要因は他にも多い。主な要因の1つは、映像を生成す
るのに用いる光を変調する変調器の数である。ディジタ
ル・マイクロミラー装置(DMD;商標)などの応答の
速い変調器を用いる表示装置では、1個の変調器を用い
てフルカラー映像を作ることができる。他の表示装置で
は、3個の液晶表示(LCD)パネルやDMDなどの変
調器を用いてフルカラー映像を作る。
【0004】マイクロミラーを用いる表示装置は一般に
ディジタル方式すなわち双安定方式でマイクロミラーを
操作する。ディジタル操作では所定のマイクロミラーを
第1の位置または第2の位置に一杯に振らせる。表示装
置の照明機器はマイクロミラー・セルのアレイ全体を照
らす。第1の位置に振れたマイクロミラーは光を第1の
光路に偏向させ、第2の位置に振れたマイクロミラーは
光を第2の光路に偏向させる。表示装置の投影機器は第
1の位置のミラーからの光を集めて、光を映像面に収束
させる。第2の位置のミラーにより反射された光は映像
面に到達しないようにする。第1の位置にあるミラーに
関連する映像画素は明るく照らされるが、第2の位置に
あるミラーに関連する映像画素は照らされない。
【0005】パルス幅変調を用いると、ディジタル・マ
イクロミラー装置または他の空間光変調器でグレースケ
ール強さを知覚することができる。パルス幅変調を用い
るとき、所定のマイクロミラー要素はディジタル強度語
に応じて迅速にオンオフする。ミラーのデューティーサ
イクルは映像画素に貢献する光の全量を決定する。画素
の脈動が十分速い場合は、人の目は画素の平均強度は正
確に測定するが脈動は検出しない。またフルカラー映像
は、人の目の応答が比較的遅いことを利用して作る。各
フレーム期間を少なくとも3つの期間に分けて、各期間
中に原色映像を生成する。原色映像を高速で連続して生
成すると、目は単一のフルカラー映像を知覚する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】逐次色表示装置に代わ
るものは3個の変調器を用いる表示装置である。3変調
器の表示装置は逐次色表示装置によく似ており、両方と
も3原色の映像を組み合わせてフルカラー映像を形成す
る。3変調器の表示装置の欠点は、光源からの白色光ビ
ームを3原色光ビームに分解するためと変調された原色
光ビームを再結合するために、3個の変調器と複雑な光
学機器が必要でコストが高いことである。1個の変調器
を用いる逐次色表示装置の欠点は映像が余り明るくない
ことである。白色光源を3原色光ビームに時分割するの
で、任意の時刻にほとんどの光が用いられない。例え
ば、青原色映像を形成するときは、白色光源の緑および
赤の出力を光ビームから濾波して除去する。逐次色表示
装置は一般に3変調器の表示装置に比べて安価である
が、光源が生成する光の使用効率が悪い。
【0007】光の損失は表示装置が生成する映像の明る
さを減少させるだけでなく、光を捨てることにより表示
装置にいくつかの問題が生じる。光ビームから濾波して
除かれた光は一般に散乱光になるので、これが映像面に
届かないように、また表示された映像のコントラストを
劣化させないように、表示装置は制御しなければならな
い。原色以外の光は一般に熱に変わる。熱は大きなファ
ンを用いて放散しなければならないが、これにより表示
装置の騒音が大きくなり、また表示装置の寸法が大きく
なる。必要なのは、効率は3変調器の表示装置と同じで
あるが簡単な光学機器と低コストの1変調器の表示装置
を利用することのできる、効率的な照明装置である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的と利点は明
らかであって、後で説明するように、逐次色再捕獲のた
めの方法と装置を提供する本発明により達成される。本
発明の1つの実施の形態は次の構成要素を備える表示装
置を提供する。すなわち、白色光のビームを生成する光
源と、白色光のビームを均質化するインテグレータ(統
合器)と、均質化された白色光のビームを濾波濾過して
前記均質化された白色光のビームを第1の光路を進む或
る原色の光のビームと第2の光路を進む残りの光のビー
ムとに分離するフィルタと、第1の光路を進む光を選択
的に変調して映像を形成する第1の光路上の空間光変調
器とを含み、残りの光のビームの一部はフィルタの第2
の領域に入射して第1の光路を進む。
【0009】本発明の第2の実施の形態は次の構成要素
を備える表示装置を提供する。すなわち、白色光のビー
ムを生成する光源と、白色光のビームを均質化するイン
テグレータと、均質化された白色光のビームを濾波して
前記均質化された白色光のビームを第1の光路を進む或
る原色の光のビームと第2の光路を進む残りの光のビー
ムとに分離するフィルタと、第1の光路を進む光を受け
て第1の光路を進む光を選択的に変調して映像を形成す
る第1の光路上の空間光変調器を含み、前記残りの光の
ビームはインテグレータに再入射し、インテグレータを
再び透過してフィルタに進み、残りの光のビームの一部
はフィルタの第2の領域に入射して第1の光路を進む。
【0010】本発明の第3の実施の形態は映像を生成す
る方法を提供する。この方法は次のステップを含む。す
なわち、白色光のビームを供給し、白色光のビームをダ
イナミック・フィルタの第1の領域に当て、ダイナミッ
ク・フィルタの第1の領域は第1の原色部を透過させま
た残りの光のビームを拒否し、第1の原色部を変調し、
残りの光のビームの一部を前記ダイナミック・フィルタ
の第2の領域に当て、前記ダイナミック・フィルタの第
2の領域は残りの光のビームの第2の原色部を透過さ
せ、光のビームの第2の原色部を変調し、光のビームの
変調された第1および第2の原色部を映像面に収束させ
る。
【0011】本発明の技術的利点は照明の効率が非常に
高いことである。光のビームの全ての色成分を常に用い
るので、本発明の装置と方法は1個の変調器パネルだけ
を用いて3個の変調器パネルを用いる装置と同じ効率を
達成する。効率が高いので、運転寿命が長くて発熱の少
ない低コストの光源を用いることができる。本発明を実
現するのに必要な装置のコストは、3パネルの表示装置
を実現するのに必要な光学機器および変調器パネルのコ
ストよりはるかに低い。発熱が少ないため冷却ファンと
エア・ダクトの必要度が小さいので、表示装置の全体の
寸法は小さくて済む。
【0012】
【発明の実施の形態】逐次色表示装置の光学的効率を大
幅に改善する新しい光学装置と方法を開発した。本装置
は、照明ビームが横方向に色を変えるフォーリング・ラ
スタまたはスクローリング・カラーと呼ぶ逐次色の概念
を用いる。逐次フィルタから拒否された光を再循環させ
て(すなわち、集めて)フィルタに再び与えることによ
り装置の効率を高める。所定の時刻に1つ以上の色を表
示するので、1つのフィルタ・セグメントから拒否され
た光は、別の適当なフィルタ・セグメントにうまく導け
ばそのフィルタ・セグメントを通ることができる。
【0013】図1は逐次色表示装置100の透視図であ
る。図1の表示装置100では、光源102からの光は
回転するカラー・ホイール104上に収束する。回転す
るカラー・ホイール104は、高速で連続して原色が次
々に変わる光のビームを生成する。原色の光のビームは
空間光変調器106(この場合はDMD)に当たる。
【0014】コントローラ108はビデオ信号を受け
て、カラー・ホイール104と同期して映像データを空
間光変調器106に送る。映像の赤の部分を表す映像デ
ータは赤色フィルタが光のビームを通す期間中に送る。
変調された赤い光のビームは投影レンズ112により映
像面110上に収束して赤の映像を形成する。緑フィル
タと青フィルタが光のビームを通すとき同じ過程を繰り
返す。視聴者の目は3原色の映像を統合して1つのフル
カラー映像を知覚する。
【0015】図2は、本発明の1つの実施の態様に係る
逐次色再循環装置のブロック図である。図2において、
光源202は光のビームを光再循環器204に与える。
光再循環器204はランプ・ハウジングすなわち反射器
を備えることが多く、光のビームを均質化してダイナミ
ック・フィルタ206に送る。ダイナミック・フィルタ
は一般に一組の動くダイクロイック・フィルタ(例え
ば、カラー・ホイール)である。ダイナミック・フィル
タ内の各フィルタは波長の或る範囲の光を選択する(こ
の場合は透過させる)或る帯域幅を持ち、帯域幅以外の
光を拒否する(この場合は反射させる)。
【0016】ダイナミック・フィルタ206を透過した
光はレンズ208により空間光変調器210上に収束す
る。空間光変調器210は該光を変調して映像を形成
し、光のビームはレンズ212により映像面214上に
収束する。図1と同様に、コントローラ216は映像デ
ータを受けて、ダイナミック・フィルタ206と同期し
て原色の映像データを変調器210に送る。上に説明し
たように、ダイナミック・フィルタはその帯域幅内の光
を透過させ、帯域幅外の光を拒否する。図2は、光再循
環器204に戻る拒否光路を示す。光再循環器204は
拒否された光を受け、これをまた反射してダイナミック
・フィルタ206に戻す。再循環光が異なる帯域幅を有
するフィルタに当たると、これを透過してレンズ208
に進む。この再循環光の一部が拒否されると再び光再循
環器204により再循環してダイナミック・フィルタ2
06に当たる。この過程は、光が光再循環器204に吸
収されるか、ダイナミック・フィルタ206に受け入れ
られるか、または光再循環器204から脱出するまで続
く。
【0017】図2に示す装置の重要な要素の1つはダイ
ナミック・フィルタ206である。ダイナミック・フィ
ルタは各原色フィルタの1つ以上のセグメントを常に光
ビームに提供して、全ての再循環光が、自分が通るフィ
ルタを見つけることができるようにしなければならな
い。各色のフィルタの大きさは同じである必要はない
が、再循環操作を効率的に行うためには、フィルタの大
きさを不均一にしても利点はない。
【0018】図3と図4は多セグメント・カラー・ホイ
ールの2つの実施の形態の平面図を示す。図3と図4に
示すカラー・ホイールは共に多数の小さなセグメントを
有する。各セグメントは1つの原色を透過させ、他の2
つの原色を拒否する。カラー・ホイールからの光を空間
光変調器上に投影するとき、各フィルタは空間光変調器
の別々の部分を照らす。図5は、3色ダイナミック・フ
ィルタ206からの光が投影された空間光変調器210
を示す。
【0019】一般に、変調器は多くの同じ操作信号とバ
イアス電圧を受ける変調器セルを水平な行に配列したも
のなので、原色セグメントの境界が水平で行から行へと
垂直に動くと変調器の動作は非常に効率的になる。変調
器要素は列を垂直なグループに配列してもよい。この場
合は、原色セグメントの境界は垂直で、列から列に水平
に動く。図3に示すようなカラー・ホイールは、パイの
形をした、セグメントの間に傾斜した境界を持つ原色セ
グメントを作ることが多い。カラー・ホイールの半径が
大きくなるに従って、セグメントの間の角度は小さくな
る。カラー・ホイールは大きくない方がよい。大きいと
装置の寸法が大きくなり、回転させるモータが大きくな
り、その慣性が大きいのでカラー・ホイールの速度を変
えてカラー・ホイールをビデオ信号に合わせることが一
層困難になるからである。
【0020】図11は図3のカラー・ホイール1100
の平面図であって、カラー・ホイールと表示装置の光路
の断面1102との関係を示す。光路の断面1102
は、図8に示すインテグレータ・ロッド810から出る
光が照らす領域である。インテグレータ・ロッドは一般
にカラー・ホイールのごく近くに置いて、カラー・ホイ
ールが反射する光をインテグレータ・ロッドが再捕獲で
きるようにする。また、図11に示す光路の断面110
2が通るカラー・ホイール1100の部分は変調器に投
影されるので、光路の断面1102はカラー・ホイール
1100と変調器のアラインメントを示す。図11のカ
ラー・ホイールの直径は70mmであり、40組の一般
に赤、緑、青の原色フィルタを有し、全部で120フィ
ルタ・セグメントである。カラー・ホイールが90rp
mで回転するとフレーム速度は60hzになる。ただし
一時的な影(artifact)を減らすには速度を大
きくする必要がある。
【0021】ここに開示する照明装置の1つの利点は、
カラー・ホイールの回転が非常に低速度でよいことであ
る。カラー・ホイールの回転は遅い方が安全である。な
ぜなら、低速で回転するカラー・ホイール(ガラスが多
い)の破片は高速で回転するカラー・ホイールの破片よ
り運動量が小さいからである。また低速のカラー・ホイ
ールは騒音が小さい。これは多くの表示装置において望
ましい特性である。また低速のカラー・ホイールに用い
るモータは小さくてよいので、高速のカラー・ホイール
ほど正確にバランスをとる必要がない。
【0022】図4に示す渦巻き型カラー・ホイールを用
いると、カラー・ホイールの寸法が小さくなり、変調器
とカラー・ホイールの照らされるセグメントとのアライ
ンメントが良くなる。図4に示す渦巻き型カラー・ホイ
ールは、境界が「アルキメデスの渦巻き」を形成する色
フィルタを有する。アルキメデスの渦巻きは次式で定義
される。 r=aθ ただし、rは半径(すなわち、中心から前記境界線まで
の距離)、aは定数、θは前記境界線と基準線の間の弧
を定義する。2つのフィルタの間の境界毎に別の基準線
を用いる。
【0023】図15は、基準線1502とθと半径rの
関係を示す。アルキメデスの渦巻きを用いると、各境界
は光弁を通って滑る傾斜面を近似する。境界は直線では
ないので、変調器要素の行に平行にはならない。しかし
境界は変調器要素の行の接線となる非常に浅い曲線を形
成し、またこの境界は小さなフィルタ・ホイールを用い
るときでも変調器の全面にわたって同じ曲線と速度を保
持する。渦巻きは隣接するセグメントの間の境界の接線
が空間光変調器の行にほぼ水平になるように設計して、
空間光変調器に対して位置合わせする。渦巻き型カラー
・ホイールが回転すると、光のビームを通す渦巻きの部
分が渦巻きに沿って移動して、セグメントと変調器の間
の良いアラインメントを保持する。
【0024】図12は、図4に示すカラー・ホイールと
同様な渦巻き型カラー・ホイール1200の一部の平面
図で、渦巻き型カラー・ホイールと表示装置の光路の断
面1102とのアラインメントを示す。図4と図12の
渦巻き型カラー・ホイールのフィルタ・セグメントは、
カラー・ホイールの回転に従って光路断面1102に対
して水平にまた垂直に動く。これにより、フィルタ・セ
グメントと変調器要素の水平な行とのアラインメントは
変調器アレイ全体にわたって改善される。図12のカラ
ー・ホイールは24組の原色フィルタを有し、全部で7
2フィルタ・セグメントである。各フレームを形成する
のに10組のフィルタが必要であると仮定して、カラー
・ホイールを25Hzで回転するとフレーム速度は60
Hzになる。
【0025】図13は、各組の原色フィルタにオプショ
ンの白色フィルタ・セグメント1300を加えた図を示
す。白色セグメントを用いると逐次色装置全体の明るさ
が増加するが、映像の彩度が減少するというマイナス面
がある。再循環操作の効率は100%でないので(理由
は後で説明する)、白色セグメントを用いると照明装置
の効率は25%向上する。
【0026】現在のDMD設計では変調器要素をグルー
プ化して多数の完全な行を含むリセット・グループにし
ているが、将来の設計では変調器要素を要素の多数の完
全な列を含むグループにしてよい。要素のグループ化を
変えると図12に示す光弁の外形1102の方向を変え
る必要があり、フィルタ・セグメントの境界とリセット
・グループとの一致は良くなる。上に説明したように、
アルキメデスの渦巻きを用いる色セグメントではセグメ
ントの間の境界が曲線になる。曲線であるために、リセ
ット・グループとフィルタ境界との完全なアラインメン
トができない。境界のセグメントを長く照らすほど、湾
曲のアラインメントへの影響が大きくなる。変調器を図
12に示す方向から90度回転させると境界の短い部分
を用いることになるので、特に16:9HDTV方式な
どの広画面方式で用いるときには、大きなフィルタ・セ
グメントを用いることが可能になる。
【0027】カラー・ホイールが回転すると、空間光変
調器上に投影する3原色セグメントは空間光変調器の表
面を動く。図6は、空間光変調器210の表面上を下に
移動した図5の3原色セグメントを示す。図6から分か
るように、1つの原色セグメントが空間光変調器の表面
から外に出始めると、すぐ同じ色の別のセグメントが入
り始める。図7は、1セグメントの幅だけ移動した後の
図5の3原色セグメントを示す。
【0028】任意の時点に各色は変調器の異なる領域に
現れるので、変調器に与えられる映像データは3原色全
てのデータの混合である。例えば、変調器の1つの領域
が赤のデータを用いて動作しているとき、変調器の他の
領域は緑と青のデータを用いて動作している。アドレス
指定回路からの制限と、空間光変調器全体の領域間の境
界の掃引を正確に制御する機能からの制限のために、空
間光変調器の行を一般に複数のグループに分割し、各グ
ループは単一の原色のデータを受ける。2つの領域の間
の境界が行の所定のグループを横切って掃引する間は、
グループをオフにしまたは用いて、スポーク光再捕獲
(spoke light recapturing)
と呼ぶ方法を用いて白色成分を生成する。
【0029】図8は逐次色再循環表示装置の1つの実施
の形態の側面図である。図8で、アーク・ランプ804
からの光802は反射器806で反射して、反射アパー
チャ(開口)板812内のアパーチャを通ってインテグ
レーティング(integrating)・ロッド(統
合ロッド)810に入る。種々のインテグレーティング
・ロッド810が用いられる。例えば、インテグレーテ
ィング・ロッド810は反射内面を持つ中空構造かまた
は内部全反射を用いて通過光を保持する中実ロッドでよ
い。インテグレーティング・ロッド810に入る光は、
インテグレーティング・ロッド810を通って進むビー
ムの断面が均一になるまで、インテグレーティング・ロ
ッドの表面で数回反射する。
【0030】インテグレーティング・ロッド810を出
た光は、カラー・ホイール814として図8に示すダイ
ナミック・フィルタに当たる。カラー・ホイール814
に当たる光の一部は、ビームにより照らされる3つ以上
のセグメントをそれぞれ通る。各セグメントは入力光の
一部を透過させ、残りを反射させる。カラー・ホイール
814を透過した光は空間光変調器816上に収束す
る。
【0031】カラー・ホイール814に拒否された光は
インテグレーティング・ロッド810を通って戻る。図
8に示す実施の形態では、光はインテグレーティング・
ロッドから出てランプ反射器806で反射して、またイ
ンテグレーティング・ロッド810に入る。図2を再び
参照すると、光再循環器204は図8のインテグレーテ
ィング・ロッド810と反射器806を含む。再循環光
818はインテグレーティング・ロッド810で再び均
質化された後、ダイナミック・フィルタ814に当た
る。図8の再循環光818は同じフィルタに2度当たっ
てまた拒否される確率が1/3、第2のフィルタに当た
って拒否される確率が1/3、第2のフィルタに当たっ
て透過する確率が1/3である。
【0032】通過できるダイナミック・フィルタの部分
に光が到達するまで、または光が光再循環器で吸収され
るかまたはそれから脱出するまで、再循環過程は続く。
再循環光は反射器806の表面被覆で吸収されることも
あり、アーク・ランプの電極に達したときに吸収される
こともある。
【0033】図14は、通過する光を再循環させるよう
設計されたインテグレータ(integrator)・
ロッド(統合ロッド)902の1つの実施の形態の透視
図である。図9は、図14のインテグレータ・ロッド9
02の断面である。光源からの光904は、ロッド90
2の鏡付き入り口端内のアパーチャを通ってロッドに入
る。アパーチャの面積はロッド端の面積の約1/3であ
る。高出力光源より一般にアークが小さい低出力光源と
組み合わせる場合は、小さいアパーチャの方がよい。ス
クローリング色再循環表示装置にインテグレータ・ロッ
ド902を用いると装置全体の効率が大幅に向上するの
で、装置の所定の明るさレベルを保持するには低出力光
源でよい。
【0034】インテグレータ・ロッド902は一般に中
実ガラス棒であるが、他の材料を用いてもよい。例え
ば、或るインテグレータ・ロッドは内部に鏡面を持つ中
空構造である。一般にインテグレータ・ロッドは、表示
装置に用いられる変調器と同じ断面アスペクト比を有す
る。インテグレータ・ロッド902の鏡付き端面は、図
14に示すアパーチャ1400以外のインテグレータ・
ロッドに当たる光を反射させる。この光は反射してラン
プと反射器に戻り、アパーチャ1400を透過すること
のできる位置と角度でまたインテグレータに戻る確率が
高い。図14に示す反射アパーチャは8乃至15パーセ
ントの明るさ利得を与えることが分かっている。
【0035】ロッドに入る光は、ロッドの中を進むに従
って数回反射する。ロッド902の出口端から出ると、
光はダイナミック・フィルタの第1のセグメント906
に当たり、光の第1の帯域907が通過する。残りの光
908はダイナミック・フィルタの第1のセグメント9
06で反射してインテグレータ・ロッドの中を反対方向
に進む。残りの光908はインテグレータ・ロッド90
2の入り口端にあるミラー910で反射して、またロッ
ド902の中を最初の方向に進む。最終的に再循環光9
12はダイナミック・フィルタの第2のセグメント91
4に当たり、第2の帯域916が通過する。残りの光は
また再循環して、最終的にダイナミック・フィルタの第
3のセグメント918に当たり、第3の帯域が通過す
る。
【0036】図9と図14のインテグレータ・ロッド9
02を用いると、入り口アパーチャ1400の面積がロ
ッドの端の面積の1/3なので、第1のセグメント90
6で反射された光の1/3はインテグレータ・ロッドか
ら出てランプおよび反射器に戻る。この光は反射器の第
2の焦点に非常に近い点からランプに向かって進むの
で、アークの近くを通って反射器で収束して入力アパー
チャ1400に入る確率が高い。
【0037】第1のセグメント906で反射した光の残
りの2/3(インテグレータ・ロッドの鏡付き端910
で反射した部分)は、第2のフィルタ・セグメント91
4または第3のフィルタ・セグメント918に当たる確
率が2/3である。当該光は2原色成分だけ含み、第3
の原色成分は第1のフィルタ・セグメントをすでに通過
しているので、第2および第3のフィルタ・セグメント
に当たる光の50%はフィルタ・セグメントに受け入れ
られてカラー・ホイールを通過する。残りの部分はまた
再循環してカラー・ホイールに向かう。反射損失がない
と仮定すると、かかる装置の理論的効率は次式の通りで
ある。 効率 = (1/3)[1+(2/3)+(2/3)
+(2/3)+...]≒ [1.78]
【0038】言い換えると、ランプ面積(etendu
e)が十分小さいとき、この装置の効率はフィールド逐
次照明装置に比べて最大1.8倍高くなる可能性を有す
る。反射する度に5%という大きな損失があると仮定す
ると、上記の効率級数は1.65倍の効率利得に収束す
る。上の効率計算ではランプおよび反射器に戻る光は損
失になると仮定した。上に述べたように、入力アパーチ
ャ1400を通過する再循環光はランプおよび反射器組
立体に戻り、また入力アパーチャに戻る可能性が十分あ
る。モデルによると、ランプおよび反射器組立体から入
力アパーチャに戻る光は照明装置の効率を上に述べた値
より最大20%向上させる。しかし実際には、ランプお
よび反射器を通って多くの光が再循環することを測定に
よって確かめにくいので、ランプおよび反射器を通って
再循環する光ははるかに少ないようである。しかし、イ
ンテグレータ・ロッドの鏡付き端を取り外して全ての再
循環光を反射器に戻すことは可能である。したがって、
反射器は図2の光再循環器204の一部と考えられる。
【0039】インテグレータ・ロッドの鏡付き端のアパ
ーチャの大きさは装置の全体効率に大きな影響を与え
る。一般に、アパーチャが大きいほど光収集装置の効率
は高いが、再循環の効率は低い。同様に、アパーチャが
小さいほど再循環の効率は高いが、インテグレータ・ロ
ッドに入る光の量は少ない。図17〜19はアークの大
きさとアパーチャの大きさが光収集装置の効率に与える
影響を示す。
【0040】図17は、モデルによる収集効率と収集ア
パーチャの直径との関係を種々のランプ・アークの大き
さと反射器の設計についてプロットしたものである。図
17で、x軸はアパーチャの直径をミリメートルで表
し、y軸はf/1収集分数(collection f
raction)を表す。アークの大きさは0.7mm
から1.5mmまでの範囲である。実線は長円形のコレ
クタの収集効率を表す。破線は放物線形の反射器の収集
効率を表す。
【0041】図18は、6.4mmx4.8mmのイン
テグレータ・ロッドで実現される再循環利得を鏡付き入
力アパーチャの大きさの或る範囲にわたってプロットし
たものである。図18で、x軸は入力アパーチャの直径
をミリメートルで表し、y軸は再循環利得を表す。図1
8では、インテグレータ・ロッドを通る度に7%の反射
損失があると仮定している。図19は図17と図18の
データを組み合わせてプロットしたもので、複数のラン
プ・アークの大きさにおいて、入力アパーチャの大きさ
の或る範囲にわたる全照明効率を示す。図19はy軸を
照明効率(ルーメン/ワット)、x軸を入力アパーチャ
の直径としてプロットしているが、この図が示すよう
に、ランプ・アークが大きいほどインテグレータ・ロッ
ドの最適入力アパーチャは大きい。
【0042】白色セグメントを用いて効率利得を上げる
と、表示投影機の全効率は最大120%(2.2倍)ま
で上がる。この効率利得により、従来は3変調器の表示
装置を必要とする応用に1変調器の表示装置を用いるこ
とができる。または、はるかに低出力ランプを用いて、
スクローリング色再循環を用いない装置と同等の明るさ
を与えることができる。効率の向上は投影機の全熱負荷
に直接影響する。なぜなら、使われない光が熱として吸
収されずに再循環されるからである。
【0043】これまで説明した実施の形態ではカラー・
ホイールのパイ型または渦巻き型のセグメントを用いた
が、多くの他の実施の形態が考えられる。例えば、種々
のフィルタ・ドラム、ベルト、その他の機器も同様に用
いることができる。図10は、フィルタ・ベルトを用い
る照明路の1つの実施の形態の透視図である。図10
で、光源1000は白色光のビームをインテグレータ・
ロッド1002に与える。インテグレータ・ロッドは白
色光のビームを均質化して、回転するフィルタ・ベルト
1004に光のビームを与える。フィルタ・ベルト10
04により拒否された光はインテグレータ・ロッドを通
って戻り、再循環される。フィルタ・ベルトを通過した
光はミラー1006で反射して、レンズ1008により
空間光変調器1010上に収束する。前の実施の形態と
同様に、拒否された光を再捕獲して再循環するには注意
深い光学設計が必要がある。例えば、ダイナミック・フ
ィルタを一般にインテグレータ・ロッドのすぐ近くに置
いて、ダイナミック・フィルタにより拒否された光の大
部分がインテグレータ・ロッドに再び入るようにする。
【0044】1パネル(単一LCD、DMD、その他の
変調器)の表示装置で逐次色再循環を実現するとき最大
の効率利得が得られる。上に説明した逐次色再循環法お
よび装置により、単一パネルの装置を用いて従来に比べ
てはるかに優れた効率を達成することができる。しかし
ここに開示した方法と装置の応用は単一パネルの表示装
置に限定されるものではない。同じ方法は2パネルおよ
び3パネルの表示装置にも適用できる。しかし一般に表
示装置はかなり高価になる。
【0045】米国特許番号第5,612,753号は、
第1のパネルを用いて2つの原色の映像を逐次生成し、
第2のパネルを用いて第3の原色の映像を生成する、と
いう2パネル装置を開示している。スクローリング色再
捕獲の概念は、図16に示す2パネルの表示装置に適用
することができる。図16で、渦巻き型カラー・ホイー
ル1602は、光源1604から出てインテグレータ・
ロッド1606により均質化された光を濾波する。渦巻
き型カラー・ホイール1602は多くの色フィルタの対
を含み、モータ1608により回転する。各フィルタは
2つの原色を通し、1つの原色を拒否する。フィルタ
は、どちらも原色の1つを通すように選択される。他の
原色のうちの1つはフィルタの1つを通過し、別の原色
は別のフィルタを通過する。例えば、第1のフィルタは
マゼンタ光(赤と青の原色から成る光)を通し、別のフ
ィルタは黄光(赤と緑の原色から成る光)を通す。濾波
された光はTIRプリズム組立体1610に入り、ここ
で反射した光は色分離プリズム組立体1612に入る。
色分離プリズム組立体1612内の2個のプリズムの中
間面にあるダイクロイック(2色性)・フィルタは2つ
のフィルタを通った原色と他の2つの原色を分離する。
例えば、赤色光はダイクロイック・フィルタを通ってD
MD1614により変調される。他の2つの原色はダイ
クロイック・フィルタで反射して、DMD1616で変
調される。
【0046】変調器1614で濾波された光は必ず赤色
光であり、青色光と緑色光は変調器1616をスクロー
ルする。カラー・ホイールのフィルタ・セグメントによ
り拒否された光は青と緑の成分から成り、再循環され
る。空間光変調器により変調された光は色プリズムを通
ってその光路を戻る。DMDは変調光の角度を変えるの
で、変調光はTIRプリズムの中間面で反射せずに中間
面を通過する。変調光は投影レンズ1618により映像
面1620上に収束して映像を形成する。
【0047】これまではダイナミック・フィルタは動く
ダイクロイック・フィルタとして説明したが、他の型と
設計のフィルタも有用である。例えば、一組の静止フィ
ルタと、変調器の表面上で原色ビームを掃引する装置と
を組み合わせると別の形のダイナミック・フィルタが得
られる。同様に、別の実施の形態では固体色スイッチ
(solid−state color swich)
を用いてもよい。
【0048】上に説明した装置の白色点と色の全領域と
を調整するには複数の方法がある。第1に、各原色を作
るのに用いる映像データを基準化していくつかの原色成
分の最大強さを下げることができる。または、可変フィ
ルタ密度を用いて、変調の前にいくつかの原色光成分の
明るさを減らすことができる。更に、再循環装置の効率
は100%ではないので、光の或る原色成分がフィルタ
に受け入れられる確率を高めることにより、色フィルタ
の相対的な大きさを調整して表示装置の白色点を変える
ことができる。受け入れられる所定の原色成分の確率を
高めると、反射を繰り返す度に生じる損失が減り、また
反射器に逃げてインテグレータ・ロッドに戻らない光に
よる損失が減る。
【0049】上に述べたように、カラー・ホイールは変
調器上を動くパイ型の色セグメントを生成することが多
い。セグメント間の境界の角度は、カラー・ホイールか
らの光が変調器の面上を動くに従って変わる。アルキメ
デスの渦巻き型設計を用いると、色セグメントが変調器
上を動くときに境界の角度を一定に保つことができる
が、境界は湾曲するので製作が困難である。色が変わる
光や原色の混合である光は用いるのが難しい。混合光を
用いて二次色すなわち白色を作ることにより表示装置の
明るさを増すことはできるが、色の純度は悪くなる。ま
たは、要素が受けた光の色が変わる間は変調器要素をオ
フにすればスポーク光が除かれる。
【0050】以上のように逐次色再捕獲のための方法と
装置の特定の実施の形態を開示したが、特許請求の範囲
に示すものを除いて、かかる特定の例は本発明の範囲を
制限するものではない。また、特定の実施の形態に関し
て本発明を説明したが、当業者に理解されるようにこれ
らは更に変更することができるものであって、かかる変
更は全て特許請求の範囲に含まれる。
【0051】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 表示装置であって、白色光のビームを生成する
光源と、白色光の前記ビームを均質化するインテグレー
タと、前記均質化された白色光のビームを濾波するフィ
ルタであって、前記フィルタの第1の領域は前記均質化
された白色光のビームを第1の光路を進む或る原色の光
のビームと第2の光路を進む残りの光のビームとに分離
する、フィルタと、前記第1の光路上の空間光変調器で
あって、前記第1の光路を進む光を受けて前記第1の光
路を進む前記光を選択的に変調して映像を形成する、空
間光変調器と、を備え、前記残りの光のビームの一部は
前記フィルタの第2の領域に入射して前記第1の光路を
進む、表示装置。
【0052】(2) 前記残りの光のビームは再び均質
化された後で前記フィルタの前記第2の領域に入射す
る、第1項に記載の表示装置。 (3) 前記インテグレータは前記再均質化を行う、第
2項に記載の表示装置。 (4) 前記インテグレータは反射容器である、第1項
に記載の表示装置。 (5) 前記インテグレータはガラス・ロッドである、
第1項に記載の表示装置。
【0053】(6) 前記インテグレータは鏡付きガラ
ス・ロッドである、第1項に記載の表示装置。 (7) 前記インテグレータは中空のシリンダである、
第1項に記載の表示装置。 (8) 前記インテグレータは反射する中空の方形シリ
ンダである、第1項に記載の表示装置。 (9) 前記インテグレータは反射する入り口アパーチ
ャを有する、第1項に記載の表示装置。
【0054】(10) 前記インテグレータは再反射す
る入り口アパーチャを有する、第1項に記載の表示装
置。 (11) 前記第1光路を進む光は前記変調器を満た
す、第1項に記載の表示装置。 (12) 前記フィルタはカラー・ホイールである、第
1項に記載の表示装置。 (13) 前記フィルタは3色のカラー・ホイールであ
る、第1項に記載の表示装置。
【0055】(14) 前記フィルタは3原色および白
色のカラー・ホイールである、第1項に記載の表示装
置。 (15) 前記フィルタは複数のフィルタ・セグメント
を有するカラー・ホイールである、第1項に記載の表示
装置。 (16) 前記フィルタは渦巻き型に配置された複数の
フィルタ・セグメントを有するカラー・ホイールであ
る、第1項に記載の表示装置。 (17) 前記残りの前記光のビームの部分を均質化す
る再均質化器を更に備える、第1項に記載の表示装置。
【0056】(18) 映像を生成する方法であって、
白色光のビームを生成し、前記白色光のビームをダイナ
ミック・フィルタの第1の領域に当て、前記ダイナミッ
ク・フィルタの前記第1の領域は前記光のビームの第1
の原色部を空間光変調器に通しまた残りの前記光のビー
ムを拒否し、前記光のビームの前記第1の原色部を変調
し、前記残りの前記光のビームの一部を前記ダイナミッ
ク・フィルタの第2の領域に当て、前記ダイナミック・
フィルタの前記第2の領域は前記残りの前記光のビーム
の第2の原色部を透過させ、前記光のビームの前記第2
の原色部を変調し、前記光のビームの前記変調された第
1および第2の原色部を映像面に収束させる、ステップ
を含む、映像を生成する方法。
【0057】(19) 前記白色光のビームをダイナミ
ック・フィルタの第1の領域に当てる前記ステップは、
前記白色光のビームを回転するカラー・フィルタの第1
の領域に当てるステップを含む、第18項に記載の映像
を生成する方法。 (20) 前記白色光のビームをダイナミック・フィル
タの第2の領域に当てる前記ステップは、前記白色光の
ビームを回転するカラー・フィルタの第2の領域に当て
るステップを含む、第18項に記載の映像を生成する方
法。
【0058】(21) 前記残りの前記光のビームの一
部を前記ダイナミック・フィルタの第2の領域に当てる
前記ステップは、第2の残りの部分を拒否するステップ
を更に含み、また、前記第2の残りの部分をダイナミッ
ク・フィルタの第3の領域に当て、前記ダイナミック・
フィルタの前記第3の部分は前記光のビームの第3の原
色部を透過させ、前記光のビームの前記第3の原色部を
変調し、前記光のビームの前記変調された第3の原色部
を前記映像面に収束させる、ステップを更に含む、第1
8項に記載の映像を生成する方法。
【0059】(22) 白色光源(202)を用いて映
像面(214)上にフルカラー映像を生成する逐次色表
示装置である。ダイナミック・フィルタ(206)は一
般に一連の動くダイクロイック・フィルタであって、空
間光変調器(210)の面上を掃引する一連の原色の光
のビームを生成する。ダイナミック・フィルタ(20
6)により拒否された光は光再循環器(204)に入
り、ダイナミック・フィルタ(206)に再び当てられ
る。光再循環器は一般に1つ以上の反射面であって、光
再循環器(204)とダイナミック・フィルタ(20
6)を分離するアパーチャに光が進むように配置した
鏡、バッフル、容器、ランプ反射器、TIR面、特殊な
被覆材料を含む。ダイナミックフィルタ(206)は全
ての3原色を同時に作る。ダイナミック・フィルタ(2
06)の照らされた部分は変調器(210)上に投影さ
れ、コントローラ(216)は変調器(210)の各部
毎に変調器面上の原色帯域の掃引と同期して該当する映
像データを与える。空間光変調器(210)は原色帯域
を変調して、変調光をレンズ(212)により映像面
(214)に収束させる。視聴者はフレーム期間中に映
像面(214)の各部に到着する光を統合してフルカラ
ー映像を知覚する。
【0060】関連出願の相互参照以下の特許および/ま
たは共通に譲渡された特許出願を参照として挙げる。 特許番号 出願日 発行日 5,192,946 1991年5月30日 1993年3月9日 ディジタル化されたカラー・ビデオ表示装置(Digitized Col or Video Display System) 5,448,314 1994年1月7日 1995年9月5日 逐次カラー映像化用の方法と装置(Method and Apparat us for Sequential Color Imaging) 5,592,188 1995年1月4日 1997年1月7日 逐次DMDビデオ装置の強化白色表示領域を強調する方法と装置(Meth od And System For Accentuating Int ense White Display Areas In Sequen tial DMD Video Systems) 5,612,753 1995年1月27日 1997年3月18日 2個の光変調器を用いるフルカラー投影表示装置(full−Color Projection Display System Using Two Light Modulators) 5,760,976 1997年4月15日 1998年6月2日 運動学的な統合光学機器の取付け(Kinematic Integrat ing Optic Mount) TI−29914 フォーリング・ラスタ表示装置とカラー・ホイール(Falling Ra ster Display System And Color Whee l)
【図面の簡単な説明】
本発明とその利点をよく理解するため、添付の図面と共
に詳細な説明を参照していただきたい。
【図1】従来の逐次色表示装置の透視図。
【図2】本発明の1つの実施の形態に係る、色フィルタ
により拒否された光を再循環することのできるスクロー
リング色表示装置のブロック図。
【図3】開示された再循環スクローリング色照明装置用
として適したカラー・ホイールの第1の実施の形態の平
面図。
【図4】開示された再循環スクローリング色照明装置用
として適したカラー・ホイールの第2の実施の形態の平
面図。
【図5】濾波されて3つの横向きの原色セグメントにな
った光のビームにより照らされた空間光変調器の平面
図。
【図6】図5の空間光変調器上を3原色セグメントがシ
フトした空間光変調器の平面図。
【図7】図5の空間光変調器上を3原色セグメントが更
にシフトした空間光変調器の平面図。
【図8】本発明の1つの実施の形態に係る、再循環する
スクローリング色照明装置の側面図。
【図9】開示された再循環するスクローリング色照明装
置と共に用いるインテグレータ・ロッドの1つの実施の
形態の側面図。
【図10】色フィルタ・ベルトを用いる本発明の1つの
実施の形態に係る、再循環するスクローリング色照明装
置の側面図。
【図11】カラー・ホイールと表示装置の光路の断面と
の関係を示す、図3のカラー・ホイールの平面図。
【図12】渦巻き型カラー・ホイールと表示装置の光路
の断面とのアラインメントを示す、図4のカラー・ホイ
ールと同様な渦巻き型カラー・ホイールの一部の平面
図。
【図13】図12のカラー・ホイール内の各組の原色フ
ィルタにオプションの白色フィルタ・セグメントを追加
した図。
【図14】通過する光を再循環させるよう設計されたイ
ンテグレータ・ロッドの1つの実施の形態の透視図。
【図15】フィルタ・セグメントの湾曲の詳細を示す、
図4のカラー・ホイールの一部の平面図。
【図16】本発明の1つの実施の形態に係る、2個の変
調器を用いたスクローリング色再捕獲表示装置の平面
図。
【図17】アパーチャの大きさの或る範囲における、種
々のアークの大きさに対する収集効率のプロット。
【図18】種々の入力アパーチャの直径に対する、鏡面
入力面を有するインテグレータ・ロッドのモデル化され
た再循環効率のプロット。
【図19】鏡面インテグレータ・ロッドのアパーチャの
大きさの或る範囲に対するモデル化された反射器とイン
テグレータの全体の再循環効率のプロット。
【符号の説明】
202 白色光源 204 光再循環器 206 ダイナミック・フィルタ 210 変調器 214 像平面 216 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/31 G02B 27/00 V (72)発明者 マイケル ティ、デービス アメリカ合衆国 テキサス、リチャードソ ン、 イースト スプリング バレイ 1709

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光のビームを生成する光源と、 白色光の前記ビームを均質化するインテグレータと、 前記均質化された白色光のビームを濾波するフィルタで
    あって、前記フィルタの第1の領域は前記均質化された
    白色光のビームを第1の光路を進む或る原色の光のビー
    ムと第2の光路を進む残りの光のビームとに分離する、
    フィルタと、 前記第1の光路上の空間光変調器であって、前記第1の
    光路を進む光を受けて前記第1の光路を進む前記光を選
    択的に変調して映像を形成する、空間光変調器と、を備
    え、 前記残りの光のビームの一部は前記フィルタの第2の領
    域に入射して前記第1の光路を進む、表示装置。
  2. 【請求項2】 映像を生成する方法であって、 白色光のビームを供給し、 前記白色光のビームをダイナミック・フィルタの第1の
    領域に当て、前記ダイナミック・フィルタの前記第1の
    領域は前記光のビームの第1の原色部を空間光変調器に
    通しかつ残りの前記光のビームを拒否し、 前記光のビームの前記第1の原色部を変調し、 前記残りの前記光のビームの一部を前記ダイナミック・
    フィルタの第2の領域に当て、前記ダイナミック・フィ
    ルタの前記第2の領域は前記残りの前記光のビームの第
    2の原色部を透過させ、 前記光のビームの前記第2の原色部を変調し、 前記光のビームの前記変調された第1および第2の原色
    部を映像面に収束させる、ステップを含む、映像を生成
    する方法。
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