JP2001242406A - 光学走査装置 - Google Patents

光学走査装置

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JP2001242406A
JP2001242406A JP2000051585A JP2000051585A JP2001242406A JP 2001242406 A JP2001242406 A JP 2001242406A JP 2000051585 A JP2000051585 A JP 2000051585A JP 2000051585 A JP2000051585 A JP 2000051585A JP 2001242406 A JP2001242406 A JP 2001242406A
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optical housing
scanning device
housing
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JP2000051585A
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Takahiko Kobayashi
孝彦 小林
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ハウジングの形状を単純化し成形を容易
にして生産性を向上させると共に、光学ハウジングの熱
膨張による歪みを防止することを課題とする。 【解決手段】 折り返しミラー24は、別体で成形され
た保持部材40に保持され、本体フレームに固定される
光学ハウジング12に装着される(後付けされる)。こ
のため、複雑な保持形状や押えばねの取付形状を光学ハ
ウジング12に形成する必要がなくなるので、光学ハウ
ジング12の形状を単純化できる。また、光学ハウジン
グ12を本体フレームと同じ金属(線熱膨張率が略同
一)で成形することで、熱膨張による歪みを防止でき、
レーザー光の光路がシフトすることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
技術を使用した画像形成装置等に搭載される光学走査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真プロセス技術を使用し
た画像形成装置においては、一様に帯電させた感光体上
に光学走査装置からの走査光により静電潜像を形成さ
せ、この静電潜像をトナーによって現像し、得られた感
光体上のトナー像を用紙に転写、定着させて画像を記録
している。
【0003】図19及び図20に示すように、光学走査
装置150は、画像形成装置の本体フレーム152上に
複数の固定ねじ154によって取付け固定されるのが一
般的である。
【0004】このような画像形成装置においては、動作
中に装置内部にあるモータ158や電気回路や摺動部分
から発生する熱により、装置内部全体の温度が上昇す
る。このとき光学走査装置150の光学ハウジング15
6と画像形成装置の本体フレーム152とが異なる材質
であると、熱による膨張量に差が生じ、光学ハウジング
156がたわんだり変形したりして、光学走査装置15
0から感光体160に向けて射出されるレーザ光Lの光
軸に狂いが生じ、画像品質が低下することがある。
【0005】特に、固定ネジ154が光学ハウジング1
56の底部近くに設けられ、画像形成装置の本体フレー
ム152の線膨張率よりも光学ハウジング156の線膨
張率の方が大きい場合は、図21に示すように、温度が
上昇すると光学ハウジング156全体が上に凸の形に変
形し、光源162からの出射光軸が上方にシフトした
り、光学ハウジング156上にあるミラー164の角度
やレンズ166の位置が変化したりして、光路が上方に
シフトしてしまうことがある。
【0006】これは光学ハウジング156の膨張が、光
学ハウジング156の底部では画像形成装置の本体フレ
ーム152によって規制されるのに対し、光学ハウジン
グ156の上部では比較的規制を受けないためだと考え
られる。
【0007】この問題を解決するために、提案された技
術として特開平5-53069がある。
【0008】これは光走査装置の光学ハウジングと光走
査装置を支持する本体フレームとを同一素材にすること
により線膨張係数の差をなくし、温度上昇時に光学ハウ
ジングが歪まず光軸ずれが生じないようにするものであ
る。実施例では冷間圧延鋼製の本体フレームに鋳鉄製の
光学ハウジングがネジによって取付けられており、ネジ
間のピッチの熱膨張による伸び量が本体フレームと光学
ハウジングの両者共同一になるようにしている。
【0009】また、本体フレームと光学ハウジングを両
者とも鉄板金で構成した例としては特開平4-2466
4がある。ここでは光学走査装置が複数の板金の組み合
わせによって構成されている。
【0010】さらに鉄板金製の本体フレームとアルミダ
イキャスト製の光学ハウジングという、比較的線膨張係
数の差が小さい組み合わせによって、温昇時の光学ハウ
ジングの歪みを小さく抑えている装置もある。
【0011】光学走査装置には結像光学系を構成するレ
ンズやミラー等の複数の光学部品が取付けられるが、光
学ハウジングにはこれらの光学部品を支持する支持部1
68や、スプリング等の保持部材を係止する係止部が一
体形成されている。
【0012】光学部品の位置や姿勢を正確に位置決めす
るためには、支持部の形状には高い精度が要求され、ま
た、係止部もスプリング等がスナップフィットで簡単に
取り付け可能とするために、複雑な形状となることが多
い。
【0013】ここで、画像形成装置の本体フレームが金
属製の場合、熱膨張による光学走査装置の光学性能の低
下を防ぐためには上記従来技術のように光学ハウジング
も金属で構成することが有効である。
【0014】しかし、金属製の光学ハウジング上に複雑
な形状の支持部等を高精度に形成するには、光学ハウジ
ングがダイキャスト成形品の場合、成形面のままでは精
度不足のため多方向からの機械加工が必要になる。ま
た、板金製の場合は複数の板金を複雑に組合せた構成が
必要となる。
【0015】このため光学ハウジングが高価になった
り、生産能力が低下したりするという問題が生じてい
た。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光学ハウジ
ングの形状を単純化し成形を容易にして生産性を向上さ
せると共に、光学ハウジングの熱膨張による歪みを防止
することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、光源から発生したレーザー光が光学部品を介して回
転多面鏡へ入射される。回転多面鏡はレーザー光を偏向
走査し、光学部品を介して感光体表面に結像させる。
【0018】これらの光学部品は、別体で成形された保
持部材に保持され、本体フレームに固定される光学ハウ
ジングに装着される(後付けされる)。このように、光
学部品を光学ハウジングと別体で成形することで、複雑
な保持形状や押えばねの取付形状を光学ハウジングに形
成する必要がなくなるので、光学ハウジングの形状を単
純化できる。このため、光学ハウジングが高価になった
り、生産能力が低下するという問題が生じない。
【0019】また、光学ハウジングを本体フレームと同
じ金属(線熱膨張率が略同一)で成形することで、熱膨
張による歪みを防止でき、レーザー光の光路がシフトす
ることを防止できる。
【0020】なお、上述したように、光学ハウジングは
単純な形状でよいので、ダイキャスト成形した場合、成
形後に必要な加工箇所、加工方向を少なくすることがで
きる。このため、多方向から機械加工する必要がない。
また、板金製の場合では、複数の板金を複雑に組み合わ
せる必要がない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本形態に係
る光学走査装置を説明する。 (光学走査装置の概略構成)図1及び図2に示すよう
に、光学走査装置10を構成するアルミダイキャスト製
の光学ハウジング12が、4本のネジ14で画像形成装
置の本体フレーム16に固定されている。
【0022】この本体フレーム16は鉄板金製であり、
アルミダイキャスト製の光学ハウジング12との線膨張
係数差は、従来多用されていたガラス繊維強化プラスチ
ック製の光学ハウジングと本体フレーム16との線膨張
係数差より小さくなっている。
【0023】このため、ネジ14で締結されたスパンで
は、本体フレーム16と光学ハウジング12の熱膨張量
の差が小さく、また、アルミダイキャストの方がガラス
繊維強化プラスチックより剛性が高いので、温度上昇時
に光学ハウジング12が歪まない。
【0024】この光学ハウジング12の周壁には、レー
ザーダイオード18が取付けられている。レーザーダイ
オード18から出射されたレーザー光は、コリメータレ
ンズ20とシリンダーレンズ22を通過して、折り返し
ミラー24を経て回転多面鏡26によって偏向走査され
る。
【0025】偏向走査されたレーザー光は、第1fθレ
ンズ28、第2fθレンズ30及びシリンダーミラー3
2からなる結像光学系を通過して感光体34の表面に結
像走査される。なお、偏向走査されたレーザー光の一部
は、ミラー36で光検知手段38へ反射される。
【0026】これら光学部品としての、折り返しミラー
24、第1fθレンズ28、第2fθレンズ30、シリ
ンダーミラー32、ミラー36、及び光検知手段38
は、ガラス繊維強化樹脂で成形された保持部材40、4
2、44、46、48、50に取付けられる。
【0027】ここで、基本的構造は何れの保持部材も同
じなので、折り返しミラー24の保持部材40を例に採
って説明する。
【0028】図3及び図4に示すように、保持部材40
は、ベース板52を備えている。このベース板52の略
中央部には、丸ボス54が突出しており、この丸ボス5
4の遠心方向へ離れた位置に位置決めピン56が突出し
ている。
【0029】そして、丸ボス54が光学ハウジング12
の底板12Aに形成された円形の凹部58に嵌合し、位
置決めピン56が長溝60に嵌合して、保持部材40が
光学ハウジング12に対して位置決めされるようになっ
ている。なお、長溝60は、丸ボス54と位置決めピン
56とを結ぶ線上に長くなっており、後述するように、
保持部材40の熱変形を許容する構成である。
【0030】光学ハウジング12の凹部58及び長溝6
0は、底板12Aの上方から単一方向へ降ろされたエン
ドミルによって容易に機械加工することができ、また、
凹部58の底面に精度のよい基準平面58Aを成形でき
る。このため、光学ハウジング12の加工時間が短くな
り、安価に製作することができ、個々の複雑な光学部品
の保持形状を光学ハウジング側に加工するために、高額
な多軸型の切削機械を導入する必要もなくなる。このよ
うに、保持部材を光学ハウジングと別体とすることで、
形状が複雑な保持部を樹脂の成形品で精度よく安価に作
製することができる。
【0031】また、凹部58の底面には、雌ネジ穴62
が形成されており、丸ボス54の貫通孔64を貫通した
ネジ66が螺合し、1本のネジ66で保持部材40が光
学ハウジング12に締結される。このとき、丸ボス54
の先端面が凹部58の基準平面58Aと面接し、ベース
板52が若干浮いた状態で支持されている。
【0032】このような構成を採ることで、装置内の温
度が上昇して保持部材40が熱膨張するときは、図6に
示すように、ねじ66を中心に放射状に膨張するので、
膨張が拘束されることがなく、保持部材40が局部的な
変形を起こさない。このため、光路変動が小さい光学走
査装置10とすることができる。また、凹部58の基準
平面58Aは、上方から容易に加工することができるの
で、精度の高い位置決めができる。さらに、ベース板5
2と底板12Aとの間に隙間が生じる設計とすること
で、丸ボス54の先端面が確実に基準平面58Aと面接
する。
【0033】一方、保持部材40のベース板52から
は、先端部が球状の突起68、70が突設されている。
この突起68、70に折り返しミラー24が載置される
構成である。また、ベース板52の中央部からは折り返
しミラー24の反射面中央を支持する支持部72が立ち
上がり、両端部からは折り返しミラー24の反射面端部
を支持する支持部74が立ち上がっている。なお、支持
部74は、ベース板52から立設された補強壁75で両
側から補強されている。
【0034】さらに、ベース板52の端面からは、掛止
爪76が水平に張り出しており、板バネ78の立壁78
Aに形成された止め孔80が掛止されるようになってい
る。板バネ78は、側面視にて略U字状をしており、両
端からはアーム78Bが折り返しミラー24を乗り越え
て非反射面に至り、屈曲された押え部78Cが非反射面
を支持部72、74に向かって押圧する。
【0035】このような構成により、折り返しミラー2
4が板バネ78により、スナップフィットで簡単に保持
部材40に固定される。なお、板バネ78が装着された
とき、その下端部78Dは底板12Aに形成された長穴
79に位置する。
【0036】ここで、図7に示す、保持部82が一体に
成形されたアルミダイキャストの光学ハウジングX1
(成形後、機械加工されている)及びガラス繊維強化プ
ラスチック製の光学ハウジングX2と、本形態のように
保持部材40を後付けしたアルミダイキャスト製の光学
ハウジング12の寸法精度を比較した表を図8に示す。
【0037】この表は、光学ハウジングの基準点Oに対
する折り返しミラー24の支持部(84、86)、(7
2、74)の距離を、位置度、基本寸法で比較し、
光学ハウジングの取付基準平面Aに対して支持部が形成
する面の角度を、傾斜度、角度ノミナル寸法、熱変
形による角度変化で比較したものである。
【0038】先ず、基準点Oに対する基本寸法である
が、アルミダイキャストを機械加工した光学ハウジング
X1では、誤差が±0.1mmであった。なお、保持部
82は光学ハウジングと一体成形され、本形態のよう
に、位置決め用の穴(凹部58、長溝60)は形成され
ていないので、位置度の誤差要因は当然存在しない。
また、ガラス繊維強化プラスチック製の光学ハウジング
X2も同様に、基準点Oに対する基本寸法は±0.1
mmであった。
【0039】一方、本形態に係るアルミダイキャスト製
の光学ハウジング12では、基準点Oに対する位置度
では、凹部58及び長溝60の誤差が±0.1mmであ
り、また、ガラス繊維強化プラスチック成形品の保持部
材40に形成された丸ボス54及び位置決めピン56の
誤差が±0.05mmであった。また、保持部材40の
基準点(ネジ66の軸線と基準平面58Aが交わる点)
から支持部72、74までの距離の誤差が±0.08m
mであるので、光学ハウジング12の累積誤差は±0.
13mmとなる。
【0040】この結果から、従来の光学ハウジングX
1,X2と本形態の光学ハウジング12は略同レベルの
精度といえる。
【0041】また、取付基準平面Aに対して、折り返し
ミラー24の反射面の支持部が形成する平面の傾斜度
は、従来の光学ハウジングX1、X2では、0.03m
mである。
【0042】これに対して、本形態では、取付基準平面
Aに対する、凹部58の基準平面58Aの傾斜度は
0.02mm、そして、基準平面58Aに対し折り返し
ミラー24の反射面の支持部72、74が形成する平面
の傾斜度は0.03mmであるため、累積されて0.
036mmとなるが、従来の光学ハウジングと本形態の
光学ハウジングは略同レベルの精度といえる。
【0043】なお、角度ノミナル寸法は、光学ハウジ
ングX1、X2では共に0.81°であるが、光学ハウ
ジング12では、基準平面58Aの角度ノミナル寸法を
0°とし、基準平面58Aに対する折り返しミラー24
の反射面の支持部72、74が形成する平面の角度ノミ
ナル寸法を0.81°に形成して、全体としては0.8
1°となるように構成している。
【0044】また、熱変形による角度変化は、光学ハ
ウジングX1は本形態の光学ハウジング12と同様に0
であり、ガラス繊維強化プラスチック製の光学ハウジン
グX2の±0.2°よりも小さくなっている。なお、保
持部材40については、前述したように、ネジ66を中
心として放射状に熱膨張するので、角度変化は0°とな
る。
【0045】このように、本形態では、光学ハウジング
と保持部材の必要な寸法精度を確保しつつ熱による歪み
を抑えることができる。
【0046】次に、シリンダーミラー32の保持部材4
8について説明する。
【0047】基本的な構造は、折り返しミラー24の保
持部材40と同一であるが、図1に示すように、2つの
保持部材48でシリンダーミラー32の両端部を保持し
ている点で異なる。また、図9〜図13に示すように、
保持部材48のベース板88には、台座90が形成され
ており、階段状の壁体の角部92、94、96でシリン
ダーミラー32の反射面を支持するようになっている。
【0048】さらに、台座90の踏み面90Aには、2
つのピン98が突設されており、このピン98に板バネ
100の位置決め孔102を挿入することで、板バネ1
00が保持部材48に対して位置決めされ、ネジ104
で固定される。
【0049】このような保持部材48においても、光学
ハウジングと保持部材の必要な寸法精度を確保しつつ熱
による歪みを抑えることができる。
【0050】次に、上記の保持部材48が取付けられる
光学ハウジングの変形例を説明する。
【0051】図14〜図16に示すように、光学ハウジ
ング106は、鉄板の4辺を曲げ起こして箱状に形成さ
れており、底板106Aが4箇所ネジ108で本体フレ
ーム16に固定されている。その他の構造は、図1に示
す光学ハウジング12と同一であるので割愛する。
【0052】ここで、保持部材48の取付部分を説明す
る。
【0053】光学ハウジング106の底板106Aに
は、位置決め用の丸穴110と長穴112が打ち抜き加
工されている。この丸穴110と長穴112には、底板
106Aの裏側から板金プレート114が溶接されてお
り、この板金プレート114に雌ネジ孔116が形成さ
れている。
【0054】そして、丸穴110と長穴112には、保
持部材48の丸ボス54と位置決めピン56が挿入さ
れ、保持部材48が位置決めされた後、1本のネジ66
を丸ボス54へ挿通させ、雌ネジ孔116へ螺合させる
ことで、保持部材48が光学ハウジング106に取付け
られる。
【0055】上記の構成では、本体フレーム16と光学
ハウジング106が鉄製なので、両者の間に熱膨張量の
差が生じない。このため、昇温時に光学ハウジング10
6が歪まない。さらに、光学ハウジング106には、丸
穴110、長穴112、及び雌ネジ孔116のように単
純な加工を施せばよいので、複数の板金を組み合わせた
光学ハウジングと比較して、安価に製作できる。
【0056】次に、第2形態に係る保持部材を説明す
る。
【0057】図17及び図18に示すように、保持部材
120の基本的な構成は、図5に示す保持部材40と同
じであるが、ベース板52にミラー36が載置される突
起122、124とミラー36の反射面を支持する支持
部126、128が形成されている。そして、ミラー3
6は、板ばね130で保持部材120に取付けられる。
【0058】図18では、折り返しミラー24とミラー
36の双方がセットされた状態を表しているが、実際に
は、折り返しミラー24かミラー36のどちらか一方が
セットされる。
【0059】このように、1つの保持部材に複数の支持
構造を形成することで、部品が共通化され部品点数が削
減できる。
【0060】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、光学ハウ
ジングの形状を単純化し成形を容易にして生産性を向上
させると共に、光学ハウジングの熱膨張による歪みを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本形態に係る光学走査装置を示す平面図であ
る。
【図2】 本形態に係る光学走査装置を示す側断面図で
ある。
【図3】 本形態に係る光学走査装置の保持部材を示す
分解斜視図である。
【図4】 本形態に係る光学走査装置の保持部材を示す
斜視図である。
【図5】 本形態に係る光学走査装置の保持部材を示す
断面図である。
【図6】 本形態に係る光学走査装置の保持部材を示す
平面図である。
【図7】 従来の光学走査装置の保持部材を示す断面図
である。
【図8】 ハウジングの寸法精度を比較した表である。
【図9】 本形態に係る光学走査装置の他の保持部材を
示す斜視図である。
【図10】 本形態に係る光学走査装置の他の保持部材
を示す平面図である。
【図11】 本形態に係る光学走査装置の他の保持部材
を示す側面図である。
【図12】 本形態に係る光学走査装置の他の保持部材
を示す正面図である。
【図13】 本形態に係る光学走査装置の他の保持部材
にシリンダーミラーが取付けられた状態を示す側断面図
である。
【図14】 本形態に係る光学走査装置が取付けられる
ハウジングの変形例を示す側断面図である。
【図15】 本形態に係る光学走査装置が取付けられる
ハウジングの変形例を示す平面図である。
【図16】 本形態に係る光学走査装置が取付けられる
ハウジングの変形例を示す側面図である。
【図17】 本形態に係る光学走査装置の第2形態の保
持部材を示す正面図である。
【図18】 本形態に係る光学走査装置の第2形態の保
持部材を示す正面図である。
【図19】 従来の光学走査装置を示す平面図である。
【図20】 従来の光学走査装置を示す側断面図であ
る。
【図21】 従来の光学走査装置が熱変形した状態を示
す側断面図である。
【符号の説明】
12 ハウジング 40 保持部材 42 保持部材 44 保持部材 46 保持部材 48 保持部材 50 保持部材 54 丸ボス(位置決め部、凸部) 56 位置決めピン(位置決め部) 58 凹部(被位置決め部) 58A 基準平面 60 長溝(被位置決め部) 66 ねじ 106 ハウジング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を発生する光源と、前記レー
    ザー光を偏向走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡へ
    レーザー光を入射させ又は回転多面鏡で偏向走査された
    レーザー光を感光体表面に結像させる複数の光学部品
    と、前記光学部品を収納し本体フレームに固定される光
    学ハウジングと、を備えた光学走査装置において、 別体で成形され前記光学部品を保持する保持部材が、前
    記光学ハウジングに装着されることを特徴とする光学走
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記光学ハウジングに形成された位置決
    め部と、前記保持部材に形成され前記位置決め部と嵌合
    して位置決めされる被位置決め部と、を有することを特
    徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部が、長溝と、底面に基準
    平面を持つ凹部とで構成され、 前記被位置決め部が、前記長溝にスイライド可能に係合
    する位置決めピンと、前記凹部の基準平面と面接して嵌
    合する凸部とで構成されていることを特徴とする請求項
    2に記載の光学走査装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部材が1本のねじで前記光学ハ
    ウジングに固定されることを特徴とする請求項1〜請求
    項3の何れかに記載の光学走査装置。
  5. 【請求項5】 前記保持部材に、複数の光学部品が搭載
    可能な支持部が形成されたことを特徴とする請求項1〜
    請求項4の何れかに記載の光学走査装置。
  6. 【請求項6】 前記本体フレームと前記光学ハウジング
    を成形する部材が略同一の線膨張係数を持つことを特徴
    とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の光学走査装
    置。
  7. 【請求項7】 前記本体フレーム及び前記光学ハウジン
    グが金属製であることを特徴とする請求項1〜請求項6
    の何れかに記載の光学走査装置。
  8. 【請求項8】 前記保持部材が樹脂製であることを特徴
    とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の光学走査装
    置。
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