JP2001242225A - マイクロプロセッサのjtagインターフェイスの駆動方法,当該マイクロプロセッサを有するマイクロコントローラ及び制御装置 - Google Patents

マイクロプロセッサのjtagインターフェイスの駆動方法,当該マイクロプロセッサを有するマイクロコントローラ及び制御装置

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JP2001242225A
JP2001242225A JP2001003390A JP2001003390A JP2001242225A JP 2001242225 A JP2001242225 A JP 2001242225A JP 2001003390 A JP2001003390 A JP 2001003390A JP 2001003390 A JP2001003390 A JP 2001003390A JP 2001242225 A JP2001242225 A JP 2001242225A
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interface
microcontroller
jtag interface
test
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Klaus Gloeckler
グレックレル クラウス
Claus Moessner
メスナー クラウス
Axel Aue
アウエ アクセル
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/2205Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested
    • G06F11/2236Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested to test CPU or processors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/261Functional testing by simulating additional hardware, e.g. fault simulation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 IEEE基準1149に基づくバウンダ
リスキャンテスト方法を使用して,マイクロコントロー
ラ内のマイクロプロセッサ1のJTAGインタフェース
2を駆動する方法であって,前記マイクロプロセッサ1
のJTAG−インターフェイス2が,前記マイクロプロ
セッサ1上で実行可能なテストルーチンから駆動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,マイクロプロセッ
サのJTAGインターフェイスの駆動方法,当該マイク
ロプロセッサを有するマイクロコントローラ及び制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術より既知である,IEEE基準
1149に基づくバウンダリスキャンテスト方法は,2
つの半導体回路素子間(例えばマイクロコントローラと
マイクロコントローラの外部ドライバとの間)の接続を
検査するために使用される。バウンダリスキャン方法
は,検査する半導体回路素子に対して,例えば測定接触
子(例えばネイルベッドアダプタ)を使用して外部から
直接アクセする必要はなく,半導体回路素子のJTAG
(Joint−European−Test−Acit
on−Group)インターフェイスを介して半導体回
路素子にアクセスできるという利点がある。
【0003】かかるバウンダリスキャン方法は,例えば
サン マイクロエレクトロニクス(SUN MICRO
ELECTRONICS)の情報紙マウンテンビュー
(Mountain View),CA,USA,「J
TAGバウンダリスキャン概論(Introducti
on to JTAG Boundary Sca
n)」,White Paper,1997年1月,P
art No.WPR−0018−01,及びインター
ネットのページ http:/www.iee.et.
tu−dresden.de/iee/em/web−
dot4.htm,”Analogen Bounda
ry Scan,IEEEP1149.4”に詳細に開
示されている。以下,上記2つの従来技術について説明
する。
【0004】上記従来技術は,マイクロプロセッサとし
て形成された半導体回路素子におけるバウンダリスキャ
ンに関する。マイクロプロセッサは,車両の制御装置の
一部を形成するマイクロコントローラの一部である。制
御装置は,車両の所定機能(例えば内燃機関,ブレー
キ,トランスミッション,シャーシ,走行動特性又は車
両室内の暖房/空調)を,開ループ制御/閉ループ制御
する。
【0005】従来技術によれば,JTAGインターフェ
イスは,ピンを介して接触される。JTAGインターフ
ェイスに接続されるJTAGテスターのハードウェアア
ダプタを介して,ピンを外部から監視及び/又は制御す
ることができる。JTAGインターフェイスには,ハー
ドウェアアダプタを介して,バウンダリスキャンテスト
方法の決定されたテストシーケンスに応じて,マイクロ
コントローラあるいはマイクロプロセッサのテストデー
タ電流が供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように,従来技術
においてバウンダリスキャンテスト方法を実施するため
には,JTAGインターフェイスは,ハードウェアアダ
プタを接続するために外部から自由にアクセスできなけ
ればならない。したがって,ハウジング内に配置されて
いるあるいはJTAGインターフェイスが使用準備完了
状態において他の理由から自由にアクセスできないマイ
クロコントローラには,バウンダリスキャンテスト方法
を使用することができない。
【0007】即ち,従来技術によれば,少しでも複雑な
マイクロコントローラを有する車両の制御装置において
は,バウンダリスキャンテスト方法を使用して検査を実
施することができないという問題がある。即ち,制御装
置は使用準備完了状態ではハウジング内に閉成されてい
るので,外部からJTAGインターフェイスをハードウ
ェアアダプタと接触させることができないからである。
このように,従来技術では,車両の制御装置の機能を検
査するために,比較的長時間要し,高価かつ広範な機能
テストを実施しなければならないという問題がある。
【0008】したがって,本発明の目的は,マイクロコ
ントローラのJTAGインターフェイスが自由にアクセ
スできない場合でも,バウンダリスキャンテスト方法に
よりマイクロコントローラの機能を検査することが可能
な新規かつ改良されたマイクロプロセッサのJTAGイ
ンターフェイスの駆動方法,当該マイクロプロセッサを
有するマイクロコントローラ及び制御装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1に記載の発明では,IEEE基準1149
に基づくバウンダリスキャンテスト方法を使用して,マ
イクロコントローラ内のマイクロプロセッサのJTAG
インタフェースを駆動する方法であって,前記マイクロ
プロセッサのJTAGインターフェイスが,前記マイク
ロプロセッサ上で実行可能なテストルーチンから駆動さ
れる,ことを特徴とするマイクロプロセッサのJTAG
インターフェイスの駆動方法が提供される。
【0010】本項記載の発明では,マイクロプロセッサ
のJTAGインターフェイスが外部から自由にアクセス
できない場合でも,マイクロコントローラの機能の検査
を実施することができる。これは,例えば車両内の所定
の機能を開ループ制御/閉ループ制御するために使用さ
れる複雑なマイクロコントローラを有する制御装置を検
査する場合に重要である。また,広範な機能テストなし
で,制御装置の秩序通りの機能を検査することができ
る。さらに,制御装置のマイクロコントローラから外部
のドライバへの接続を検査することができる。制御装置
において実施されるバウンダリスキャンテスト方法によ
り,より高いテストカバリング(品質向上)が達成され
る。さらに,所定の機能テストがバウンダリスキャンテ
スト方法により代用されて省略することができるのでテ
スト時間を短縮することができる(コスト削減)。
【0011】また,請求項2に記載の発明のように,前
記マイクロプロセッサの入出力ポートは,前記JTAG
インターフェイスのピンと接続されており,前記JTA
Gインターフェイスのピンは,テストルーチンにより前
記入出力ポートを介して駆動される,如く構成すれば,
JTAGインターフェイスのピンをこのように入出力ポ
ートとして駆動することは,特に簡単な実装となる。
【0012】また,請求項3に記載の発明のように,前
記JTAGインターフェイスのピンが,テストルーチン
により,テストルーチン内で決定されたテストシーケン
スに応じてセット及び/又は読まれる,如く構成すれ
ば,入力として接続されている入出力ポートを介して,
JTAGインターフェイスのピンに印加されている値を
読み出すことができる。読まれた値は,すぐに処理され
るか,あるいは後に処理するために一時的に格納するこ
とができる。入出力ポートの少なくとも1つが,入力と
して接続されている場合には,テストアダプタによりマ
イクロコントローラのインターフェイスを介して,マイ
クロプロセッサあるいはマイクロコントローラへ所定の
値を印加することができる。JTAGインターフェイス
のピン(DO)に印加されている値は,マイクロコント
ローラのインターフェイスに印加されている値及びマイ
クロコントローラの機能可能性に依存する。
【0013】また,請求項4に記載の発明のように,前
記バウンダリスキャンテスト方法において,前記テスト
ルーチンでは,前記JTAGインターフェイスのテスト
データ電流が使用される,如く構成すれば,テストデー
タ電流により,所定のテストデータパターンをマイクロ
プロセッサあるいはマイクロコントローラへ印加するこ
とができるので,マイクロコントローラの所定の機能を
シミュレートし,マイクロコントローラの機能を検査す
ることができる。
【0014】また,請求項5に記載の発明のように,前
記マイクロプロセッサの入出力ポートが,テストルーチ
ンにより予め設定された期間,出力ポートとして,かつ
ハイに切り換えられ,マイクロプロセッサのインターフ
ェイスに印加されているレベルが測定される,如く構成
すれば,マイクロコントローラのインターフェイスは,
例えばSCI(Scalable−Coherent−
Interface)−インターフェイスとして形成さ
れている。マイクロコントローラのインターフェイスに
印加されるレベルは,例えばテストアダプタにより測定
される。
【0015】また,請求項6に記載の発明のように,前
記マイクロプロセッサの入出力ポートが,前記テストル
ーチンにより予め設定された期間,入力ポートとして切
り換えられ,決定されたテストシーケンスに応じて定め
られた値が,マイクロコントローラのインターフェイス
に印加される,如く構成すれば,JTAGインターフェ
イスのピン(DO)には,マイクロコントローラのイン
ターフェイスに印加されている値に応じた所定の値が出
力され,入力ポートとして接続されかつJTAGインタ
ーフェイスのピンと接続されているマイクロプロセッサ
のI/Oポートにより読まれる。
【0016】また,請求項7に記載の発明のように,J
TAGインターフェイスのピンに印加されている値が,
マイクロプロセッサの入出力ポートを介して読み出され
て,マイクロコントローラのメモリ領域に格納される,
如く構成するのが好ましい。なお,かかるメモリ領域と
して,例えばマイクロプロセッサのダイレクトアクセス
を有する内部のリードライトメモリ(ランダムアクセス
メモリ,RAM)である。
【0017】また,請求項8に記載の発明のように,メ
モリ領域に格納されている値が,マイクロコントローラ
のインターフェイスを介して読み出される,如く構成す
るのが好ましい。読み出された値は,その後,テスト装
置においてさらに処理することができる。
【0018】また,請求項9に記載の発明のように,前
記マイクロプロセッサのJTAGインターフェイスの駆
動方法は,車両の制御装置のマイクロコントローラを検
査するために使用される,如く構成することができる。
【0019】上記課題を解決するため,請求項10に記
載の発明のように,IEEE基準1149に基づくバウ
ンダリスキャンテスト方法の枠内で,マイクロプロセッ
サのJTAGインターフェイスを介して駆動可能な,少
なくとも1つのマイクロプロセッサを具備するマイクロ
コントローラであって,前記マイクロコントローラは,
少なくとも1つのマイクロプロセッサが,マイクロプロ
セッサ上で実行可能なテストルーチンにより,マイクロ
プロセッサのJTAGインターフェイスを駆動する手段
を有する,ことを特徴とするマイクロコントローラが提
供される。
【0020】本項記載の発明では,マイクロプロセッサ
のJTAGインターフェイスを簡単に修正することによ
り,JTAGインターフェイスが外部から自由にアクセ
スできないようなマイクロコントローラのためにも,バ
ウンダリスキャンテスト方法を使用することができる。
【0021】また,請求項11に記載の発明のように,
前記駆動手段は,前記マイクロプロセッサのパッドセル
と,前記パッドセルから前記JTAGインターフェイス
のピンまでの接続導線とを有し,前記パッドセルは入出
力ポート機能を有する,如く構成すれば,パッドセル
は,マイクロプロセッサのために,入力インバータ又は
出力ドライバとして動作される。パッドセルは,各々J
TAGインターフェイスの所定ピンと接続されている。
パッドセルを入力ポートとして接続することにより,J
TAGインターフェイスのピンに印加されている値を読
み出すことができ,出力ポートとして接続することによ
り,JTAGインターフェイスのピンに所定の値を印加
することができる。
【0022】また,請求項12に記載の発明のように,
前記マイクロコントローラは,インターフェイスを有し
ており,前記インターフェイスは,前記マイクロコント
ローラの外部から印加されているレベルが測定可能であ
り,あるいはそのインターフェイスに所定値を印加可能
である,如く構成すれば,マイクロコントローラのイン
ターフェイスは,好ましくはSCI(Scalable
−Coherent−Interface)インターフ
ェイスとして形成することができる。
【0023】上記課題を解決するため,請求項13の記
載の発明では,前記請求項10〜12のうちいずれか1
項に記載のマイクロコントローラを有し,かつ請求項1
〜9のうちいずれか1項に記載のマイクロプロセッサの
JTAGインターフェイスの駆動方法を実施する,車両
の制御装置。
【0024】本項記載の発明では,マイクロコントロー
ラのJTAGインターフェイスが自由にアクセスできな
い場合でも,バウンダリスキャンテスト方法によりマイ
クロコントローラの機能を検査することが可能な車両の
制御装置を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0026】近年における制御装置は,より複雑なマイ
クロコントローラが搭載されるので,マイクロコントロ
ーラの機能テストを,より広範に検査しなければならな
い。高集積のマイクロコントローラ内のマイクロプロセ
ッサは,JTAG(Joint−European−T
est−Action−Group)−インターフェイ
スを有し,IEEE(Institute−of−El
ectrical−and−Electronic−E
ngineers)基準1149に基づくバウンダリス
キャンテスト方法(Boundary−Scan−Te
stverfahren)の枠内で,マイクロコントロ
ーラの機能を検査することができる。
【0027】当然ながら,制御装置は使用準備完了した
状態では,ハウジング内に配置されているため,制御装
置のマイクロプロセッサのJTAGインターフェイスは
外部から自由にアクセスすることはできない。したがっ
て,バウンダリスキャンテスト方法を実施するためのJ
TAGテスターのハードウェアアダプタを接続させるこ
とはできない。かかる理由から,本発明は,マイクロプ
ロセッサ1を駆動する新規かつ改良された方法を提案す
る。
【0028】(第1の実施の形態)まず,図1を参照し
ながら,第1の実施の形態について説明する。図1は,
第1の実施の形態にかかるマイクロコントローラのマイ
クロプロセッサの構成を示すブロック図である。
【0029】まず,図1に示すように,マイクロコント
ローラのマイクロプロセッサ1は,マイクロコントロー
ラの複数の半導体回路素子の1つである。また,マイク
ロコントローラは,車両の制御装置の構成部分である。
かかる制御装置は,所定の車両機能(例えば内燃機関,
トランスミッション,ブレーキ,シャーシ,走行動特性
又は車両室内の暖房/空調)を,開ループあるいは閉ル
ープ制御する。
【0030】マイクロプロセッサ1のJTAGインター
フェイス2は,ピン3を介して接触される。ピン3に
は,従来技術によれば,JTAGテスターのハードウェ
アアダプタ(図示せず)が接続される。
【0031】車両の制御装置においても,バウンダリス
キャンテスト方法の利点を利用するために,本実施形態
においては,JTAGインターフェイスをマイクロプロ
セッサ1上で実行可能なテストルーチンから駆動できる
構成される。
【0032】マイクロプロセッサ1は,通常の入出力
(IO)ポート機能を具備するパッドセル4を有する。
かかるパッドセル4は,入力インバータあるいは出力ド
ライバとして,マイクロプロセッサ1のために動作す
る。また,パッドセル4は,マイクロプロセッサ1上で
実行可能なテストルーチンにより,入力ポートあるいは
出力ポートとして接続することができる。
【0033】マイクロプロセッサ1の所定のパッドセル
4aからは,配線5がJTAGインターフェイス2のピ
ン3まで延在している。テストデータ電流は,配線5を
介して,パッドセル4aからピン3(テストデータ,I
n,TDI)に伝達される。同様に,JTAGインター
フェイス2のピン(テストデータ,Out,TDO)の
ピン3に印加される値を,配線5を介して,パッドセル
4aにより読み込むことができる。
【0034】JTAGインターフェイス2のピン3は,
テストルーチンにより,テストルーチン内で決定された
テストシーケンスに応じてセット及び/又は読み出すこ
とができる。出力ドライバとして接続されているパッド
セル4aを介して,予め設定されたテストデータ電流を
JTAGインターフェイス2を介してマイクロプロセッ
サ1あるいはマイクロコントローラに伝達することがで
きる。
【0035】このとき,例えばテストアダプタ(図示せ
ず)によりアクセスできるマイクロコントローラのイン
ターフェイス(図示せず)のピンにおいて,印加されて
いるレベルを測定することができる。マイクロコントロ
ーラのインターフェイスのかかるテストピンに印加され
ているレベルは,テストルーチンによりJTAGインタ
ーフェイス2のピン3(TDI)を介してマイクロプロ
セッサ1あるいはマイクロコントローラへ与えられる,
テストデータ電流並びにマイクロコントローラの機能可
能性に依存する。
【0036】一方,入力ドライバとして接続されるパッ
ドセル4aを介して,JTAGインターフェイス2のピ
ン3に印加されている値を読み出すことができる。読ま
れた値は,その後すぐに処理されるか,あるいは後から
処理するためにまず一時的に格納することができる。パ
ッドセル4aの少なくとも1つが入力ドライバとして接
続されている場合には,テストアダプタによりマイクロ
コントローラのインターフェイスを介して所定の値を,
マイクロコントローラあるいはマイクロプロセッサ1に
印加することができる。JTAGインターフェイス2の
ピン3(DO)に印加されている値は,マイクロコント
ローラのインターフェイスに印加されている値及びマイ
クロコントローラの機能可能性に依存する。
【0037】バウンダリスキャンテスト方法を使用する
ことにより,制御装置製造の際に,より高いテストカバ
リング(品質向上)を得ることができる。さらに,従来
では制御装置の機能検査に必要な幾つかの機能テスト
が,バウンダリスキャンテスト方法により代用されて省
略できるので,テスト時間を短縮することができる(コ
スト削減)。
【0038】次に,図2に基づいて,本実施形態にかか
る第1の実施の形態にかかるマイクロプロセッサのJT
AGインターフェイスの駆動方法を説明する。なお,図
2は,第1の実施の形態にかかるマイクロプロセッサの
JTAGインターフェイスの駆動方法を説明するための
フローチャートである。
【0039】まず,図2に示すように,ステップS11
で,処理が開始される(ステップS11)。このテスト
開始時に,マイクロコントローラは,JTAGテストモ
ードに切り換えられる。JTAGインターフェイス2を
駆動するテストルーチンは,マイクロプロセッサ1の内
部又は外部メモリ11内に格納されている。
【0040】次いで,ステップS12で,実施するテス
トルーチンが,メモリ11からマイクロプロセッサ1の
フラッシュメモリにロードされる(ステップS12)。
その後,ステップS13で,マイクロプロセッサ1内で
のテストルーチンの実施の枠内で,パッドセル4aがバ
ウンダリテストスキャン方法のテストシーケンスに応じ
て,入力ポート及び/又は出力ポートとして駆動される
(ステップS13)。
【0041】さらに,ステップS14で,パッドセル4
aを介して所定のテストデータ電流が,JTAGインタ
ーフェイス2のピン3に印加される(ステップS1
4)。なお,かかるテストデータ電流は,制御装置のピ
ンに印加されるのが好ましい。
【0042】テストデータ電流は,同様にバウンダリス
キャンテスト方法のテストシーケンスに依存する。テス
トデータ電流により,様々なテストデータパターンをマ
イクロプロセッサ1あるいはマイクロコントローラに印
加することができる。さらに,JTAG機能性を有する
他のチップ(CICs)をマイクロコントローラと接続
する(及びテストする)こともできる。
【0043】次いで,ステップS15で,パッドセル4
aが入力ポートとして駆動される場合には,マイクロコ
ントローラのインターフェイスのピンに,所定の値が印
加される(ステップS15)。このとき,JTAGイン
ターフェイスのピン3に印加されている値が,パッドセ
ル4aを介してマイクロプロセッサ1へ読み込まれる。
【0044】一方,パッドセル4aが出力ポートとして
駆動されている場合には,ステップS15で,所定の値
がJTAGインターフェイスのピン3に印加される(ス
テップS15)。このとき,マイクロコントローラのイ
ンターフェイスのピンに印加されているレベルが読まれ
る。
【0045】上記ステップS15における所定の値をマ
イクロコントローラのインターフェイスに印加し,ある
いはマイクロコントローラのインターフェイスに印加さ
れているレベルを読み出すことは,例えばインターフェ
イスに接続されているテストアダプタにより行われる。
【0046】その後,ステップS16で,バウンダリス
キャンテスト方法のテストシーケンスの次のテスト工程
が選択される(ステップS16)。次いで,ステップS
17で,バウンダリスキャンテスト方法の全てのテスト
工程が実行されたか否かが判断される(ステップS1
7)。全てのテスト工程が実行されていないと判断され
る場合には,ステップS13に移行して,再度処理が実
行される。
【0047】一方,バウンダリスキャンテスト方法の全
のテスト工程が実行されたと判断される場合には,ステ
ップS18に移行し,処理が終了する(ステップS1
8)。なお,JTAGテストモードは,TRSTポート
3a(図1を参照)をアクティブにすることにより終了
する。
【0048】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0049】
【発明の効果】バウンダリスキャンテスト方法を使用す
ることにより,制御装置製造の際に,より高いテストカ
バリング(品質向上)を得ることができる。さらに,従
来では制御装置の機能検査に必要な幾つかの機能テスト
が,バウンダリスキャンテスト方法により代用されて省
略できるので,テスト時間を短縮することができる(コ
スト削減)。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるマイクロコントロー
ラのマイクロプロセッサを示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるマイクロプロセッサ
のJTAGインターフェイスの駆動方法を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 JTAGインターフェイス 3 ピン 4 パッドセル 5 配線
フロントページの続き (72)発明者 クラウス メスナー ドイツ連邦共和国 75228 イスプリンゲ ン, シュヴァルツヴァルトシュトラーセ 16 (72)発明者 アクセル アウエ ドイツ連邦共和国 70825 コルンタール −ミュンヒンゲン, トーマス−マン−シ ュトラーセ 30

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE基準1149に基づくバウンダ
    リスキャンテスト方法を使用して,マイクロコントロー
    ラ内のマイクロプロセッサのJTAGインタフェースを
    駆動する方法であって,前記マイクロプロセッサのJT
    AG−インターフェイスが,前記マイクロプロセッサ上
    で実行可能なテストルーチンから駆動される,ことを特
    徴とするマイクロプロセッサのJTAGインターフェイ
    スの駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記マイクロプロセッサの入出力ポート
    は,前記JTAGインターフェイスのピンと接続されて
    おり,前記JTAGインターフェイスのピンは,テスト
    ルーチンにより前記入出力ポートを介して駆動される,
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロプロセッサ
    のJTAGインターフェイスの駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記JTAGインターフェイスのピン
    が,テストルーチンにより,テストルーチン内で決定さ
    れたテストシーケンスに応じてセット及び/又は読まれ
    る,ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロ
    プロセッサのJTAGインターフェイスの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記バウンダリスキャンテスト方法にお
    いて,前記テストルーチンでは,前記JTAGインター
    フェイスのテストデータ電流が使用される,ことを特徴
    とする請求項1,2あるいは3項のうちいずれか1項に
    記載のマイクロプロセッサのJTAGインターフェイス
    の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記マイクロプロセッサの入出力ポート
    が,テストルーチンにより予め設定された期間,出力ポ
    ートとして,かつハイに切り換えられ,マイクロプロセ
    ッサのインターフェイスに印加されているレベルが測定
    される,ことを特徴とする請求項2,3あるいは4項の
    うちいずれか1項に記載のマイクロプロセッサのJTA
    Gインターフェイスの駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記マイクロプロセッサの入出力ポート
    が,前記テストルーチンにより予め設定された期間,入
    力ポートとして切り換えられ,決定されたテストシーケ
    ンスに応じて定められた値が,マイクロコントローラの
    インターフェイスに印加される,ことを特徴とする請求
    項2,3,4あるいは5項のうちいずれか1項に記載の
    マイクロプロセッサのJTAGインターフェイスの駆動
    方法。
  7. 【請求項7】 JTAGインターフェイスのピンに印加
    されている値が,マイクロプロセッサの入出力ポートを
    介して読み出されて,マイクロコントローラのメモリ領
    域に格納される,ことを特徴とする請求項6に記載のマ
    イクロプロセッサのJTAGインターフェイスの駆動方
    法。
  8. 【請求項8】 前記メモリ領域に格納されている値が,
    マイクロコントローラのインターフェイスを介して読み
    出される,ことを特徴とする請求項7に記載のマイクロ
    プロセッサのJTAGインターフェイスの駆動方法。
  9. 【請求項9】 前記マイクロプロセッサのJTAGイン
    ターフェイスの駆動方法は,車両の制御装置のマイクロ
    コントローラを検査するために使用される,ことを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5,6,7あるいは8項
    のうちいずれか1項に記載のマイクロプロセッサのJT
    AGインターフェイスの駆動方法。
  10. 【請求項10】 IEEE基準1149に基づくバウン
    ダリスキャンテスト方法の枠内で,マイクロプロセッサ
    のJTAGインターフェイスを介して駆動可能な,少な
    くとも1つのマイクロプロセッサを具備するマイクロコ
    ントローラであって,前記マイクロコントローラは,少
    なくとも1つのマイクロプロセッサが,マイクロプロセ
    ッサ上で実行可能なテストルーチンにより,マイクロプ
    ロセッサのJTAGインターフェイスを駆動する手段を
    有する,ことを特徴とするマイクロコントローラ。
  11. 【請求項11】 前記駆動手段は,前記マイクロプロセ
    ッサのパッドセルと,前記パッドセルから前記JTAG
    インターフェイスのピンまでの接続導線とを有し,前記
    パッドセルは入出力ポート機能を有する,ことを特徴と
    する請求項10に記載のマイクロコントローラ。
  12. 【請求項12】 前記マイクロコントローラは,インタ
    ーフェイスを有しており,前記インターフェイスは,前
    記マイクロコントローラの外部から印加されているレベ
    ルが測定可能であり,あるいはそのインターフェイスに
    所定値を印加可能である,ことを特徴とする請求項10
    又は11に記載のマイクロコントローラ。
  13. 【請求項13】 前記請求項10〜12のうちいずれか
    1項に記載のマイクロコントローラを有し,かつ請求項
    1〜9のうちいずれか1項に記載のマイクロプロセッサ
    のJTAGインターフェイスの駆動方法を実施する,車
    両の制御装置。
JP2001003390A 2000-01-11 2001-01-11 マイクロプロセッサのjtagインターフェイスの駆動方法,当該マイクロプロセッサを有するマイクロコントローラ及び制御装置 Withdrawn JP2001242225A (ja)

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