JP2001242224A - 入力保護装置 - Google Patents

入力保護装置

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JP2001242224A JP2000055856A JP2000055856A JP2001242224A JP 2001242224 A JP2001242224 A JP 2001242224A JP 2000055856 A JP2000055856 A JP 2000055856A JP 2000055856 A JP2000055856 A JP 2000055856A JP 2001242224 A JP2001242224 A JP 2001242224A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置自体を小型化することが可能であると共
に、入力がオープン状態となった信号処理回路の飽和を
防止することが可能な入力保護回路を提供することを目
的とする。 【解決手段】 被試験対象の大規模集積回路の出力ピン
に複数の測定回路を接続し、試験目的に対応する測定回
路に前記出力ピンの出力信号を選択入力するLSIテス
トシステムの入力保護装置において、前記測定回路の信
号入力経路に挿入され、信号切換信号によって前記出力
ピンの出力信号を前記測定回路に選択入力するスイッチ
回路と、前記測定回路の信号入力経路に、ダイオードを
介してクランプ電圧を印加するクランプ回路と、前記ク
ランプ電圧の電圧切換を行なうクランプ電圧切換部を備
え、前記クランプ電圧切換部は、前記測定回路に前記出
力ピンの出力信号が入力された信号入力経路の前記クラ
ンプ回路に、入力保護に必要なクランプ電圧を印加し、
前記LSIの出力ピンの出力信号が遮断された信号経路
の前記クランプ回路に、測定回路の入力電位の飽和を避
けるためのクランプ電圧を印加するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路の過電圧
入力に対する保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の入力保護装置の一例を図2を用い
て説明する。同図は、LSIテストシステムの信号入力
部の一例である。
【0003】LSIテストシステムはテスト対象のLS
I(DUT:Device Under Test)の
出力ピンの数に応じ、数10ピンから数100ピン分の
入力信号を同時に扱う。そのため同じ回路構造を持つ測
定回路がDUTの出力数だけ用意され、それぞれが同時
に測定を行う。同図の例では各出力ピン用の測定部は2
つの信号経路A及びBがあり、各出力ピンに対して信号
経路Aが選択された場合、オンオフ制御部10からスイ
ッチ回路SWA1〜SWA3をオンとする制御信号が各
スイッチ回路に出力され、オンオフ制御部20からスイ
ッチ回路SWB1〜SWB3をオフとする制御信号が各
スイッチ回路に出力される。これによって各出力ピンの
出力が信号経路Aに接続された測定回路(図示せず。)
に入力される。同様に、各出力ピンに対して信号経路B
が選択された場合、オンオフ制御部10からスイッチ回
路SWA1〜SWA3をオフとする制御信号が各スイッ
チ回路に出力され、オンオフ制御部20からスイッチ回
路SWB1からSWB3をオンとする制御信号が各スイ
ッチ回路に出力される。これによって各出力ピンの出力
が信号経路Bに接続された測定回路に入力される。
【0004】またすべての測定回路には、DUTからの
過大電圧による損傷を避けるため、図3に示すようなダ
イオードによるクランプ回路が設けられている。
【0005】図3のような回路においてアンプAMPの
入力を保護する場合、ダイオードD3とD4にクランプ
したい正クランプ電圧VCLMP+と負クランプ電圧VCLMP-
を印加することにより、アンプAMPの入力に前記正ク
ランプ電圧VCLMP+と負クランプ電圧VCLMP-を超える電
圧が入力されることを防止することが可能である。この
ようなクランプ回路の場合、クランプされる電圧範囲
は、ダイオードD3の電圧降下をVD3、ダイオードD
4の電圧降下VD4とすると{(VCLMP+)+VD3}
以上、{(VCLMP-)−VD4}以下となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図2で説
明した従来の入力保護装置では、複数の測定回路がスイ
ッチ回路によって選択されるため、選択されていない信
号経路の入力がオープン状態となる。一般的に測定回路
等の信号処理回路では入力部に次段の入力リーク電流が
存在し、入力がオープン状態になったとき、このリーク
電流が基板等の浮遊容量に積分されて入力電位が上昇
(または下降)して行き、最終的には信号処理回路を飽
和させてしまうような電位に達してしまう。
【0007】信号処理回路が飽和すると、様々な問題が
発生する場合がある。例えば信号処理回路が、その出力
に負荷抵抗が接続されている増幅器の場合、入力が飽和
すると、出力に大きな電圧が発生し、そこから負荷抵抗
に大きな電流が流れる。この電流は増幅器の電源電流で
あり、すべてのピン分の電流の総和がシステム全体の無
駄な消費電力となってしまう。
【0008】これを防ぐ一つの方法に、それぞれのスイ
ッチ回路と信号処理回路の間に、信号処理経路が選択さ
れていないとき、信号処理回路が飽和しないような電位
を入力に印加するスイッチ構造を設けることが挙げられ
るが、この方法では、DUTのすべての出力ピン数に信
号経路数を乗じた数のスイッチ構造が必要となるため、
部品点数が増大しコストの増大を招くと共に、システム
全体を小型化することが困難になるという問題点が発生
する。
【0009】また、他にも信号処理回路の入力のリーク
電流が比較的小さい場合は、(リーク電流)×(抵抗
値)が信号処理回路の無駄な消費電力を抑えるような大
きさになる抵抗を入力と接地電位との間に接続する方法
があるが、この信号処理回路がDUTに対して大きな入
力抵抗を示す必要がある場合、前記抵抗によって信号処
理回路の入力抵抗が下がってしまうという問題点があ
る。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、装
置自体を小型化することが可能であると共に、入力がオ
ープン状態となった信号処理回路の飽和を防止すること
が可能な入力保護回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1と2に記載の発明では、被試験対象の
大規模集積回路(LSI)の出力ピンに複数の測定回路
を接続し、試験目的に対応する測定回路に前記出力ピン
の出力信号を選択入力するLSIテストシステムの入力
保護装置において、前記測定回路の信号入力経路に挿入
され、信号切換信号によって前記出力ピンの出力信号を
前記測定回路に選択入力するスイッチ回路と、前記測定
回路の信号入力経路に、ダイオードを介してクランプ電
圧を印加するクランプ回路と、前記クランプ電圧の電圧
切換を行なうクランプ電圧切換部を備え、前記クランプ
電圧切換部は、前記測定回路に前記出力ピンの出力信号
が入力された信号入力経路の前記クランプ回路に、入力
保護に必要なクランプ電圧を印加し、前記LSIの出力
ピンの出力信号が遮断された信号経路の前記クランプ回
路に、測定回路の入力電位の飽和を避けるためのクラン
プ電圧を印加するように構成されたことを特徴とするも
のである。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記クランプ回路は、前記信号入力
経路にアノードを接続し、カソードに正のクランプ電圧
が印加された第1のダイオードと、前記信号入力経路に
カソードを接続し、アノードに負のクランプ電圧が印加
された第2のダイオードによって構成されたことを特徴
とするものである。
【0013】このような構成によれば、本発明に係わる
入力保護装置は、信号処理回路が選択されている場合
と、選択されていない場合とで、それぞれ異なるクラン
プ電圧をクランプ回路に印加することが可能となる。
【0014】請求項3に記載の発明では、入力保護回路
において、入力端子から電子回路(AMP)までの信号
入力経路に挿入され、信号遮断信号(CLR)によって
入力信号を遮断するスイッチ回路(RL1)と、前記入
力端子に入力される信号レベルを検出し、これを電気信
号に変換する信号レベル変換手段と、前記信号レベル変
換手段の出力を検出して入力端子に過大な入力信号が印
加された時、前記信号遮断信号(CLR)を発生して前
記入力信号を遮断する過電圧検出部(U10)を備えた
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記信号レベル変換手段は、前記信
号入力経路にアノードを接続したダイオード(D11)
と、前記ダイオード(D11)のカソードをコレクタに
接続し、ベースに正クランプ電圧(VCLMP+)を印加さ
れたトランジスタ(Q1)と、前記トランジスタ(Q
1)のエミッタにカソードを接続され、アノードを接地
電位に接続されたツェナーダイオード(D13)と、前
記ツェナーダイオード(D13)に並列接続された抵抗
(R11)と、前記信号入力経路にカソードを接続した
ダイオード(D12)と、前記ダイオード(D12)の
アノードをエミッタに接続し、ベースに負クランプ電圧
(VCLMP-)を印加されたトランジスタ(Q2)と、前
記トランジスタ(Q2)のコレクタにアノードを接続さ
れ、カソードを接地電位に接続されたツェナーダイオー
ド(D14)と、前記ツェナーダイオード(D14)に
並列接続された抵抗(R12)によって構成されたこと
を特徴とするものである。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記過電圧検出部(U10)は、前
記ツェナーダイオード(D13)のカソード電位(V
+)と前記ツェナーダイオード(D14)のアノード電
位(V−)を検出し、前記信号遮断信号(CLR)を発
生するように構成されたこと特徴とするものである。
【0017】このような構成によれば、本発明に係わる
入力保護装置は、入力端子に過大な入力信号が印加され
た場合、即座に入力信号を遮断することが可能となる。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記過電圧検出部(U10)は、外
部回路との信号を授受する外部信号端子を具備したこと
特徴とするものである。
【0019】このような構成によれば、外部回路からの
信号により、例えば、一旦遮断された入力信号を再入力
することが可能となる。
【0020】請求項7に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記スイッチ回路(RL1)は、電
磁開閉器(リレー)を用いたことを特徴とするものであ
る。
【0021】このような構成によれば、本発明の入力保
護装置は、大電流を流すことが要求される電子回路にお
いても容易に対応することが可能となる。
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る入力保護装置の一実施例
を示す回路図である。同図において、従来例と同様のも
のは同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0022】図1において図2の従来例と異なる点は、
クランプ電圧切換部U1及びU2を備えた点である。ク
ランプ電圧切換部U1は、信号経路Aに接続された第1
及び第2のダイオードに印加する正クランプ電圧(VA
CLMP+)と負クランプ電圧(VACLMP-)を発生し、クラ
ンプ電圧切換部U2は、信号経路Bに接続された第1及
び第2のダイオードに印加する正クランプ電圧(VB
CLMP+)と負クランプ電圧(VBCLMP-)を発生する。
【0023】同図において、例えば信号経路Aが選択さ
れた場合、従来例と同様にオンオフ制御部10からスイ
ッチ回路SWA1〜SWA3をオンとする制御信号が各
スイッチ回路に出力され、制御部20からスイッチ回路
SWB1〜SWB3をオフする制御信号が各スイッチ回
路に出力される。これによって、各出力ピンの出力が信
号経路Aに接続された測定回路に入力される。この時、
同時にクランプ電圧切換部U1は、信号経路Aに接続さ
れた第1及び第2のダイオードにDUTからの入力に対
して信号経路Aに接続された信号処理回路を保護する正
クランプ電圧(VACLMP+)と負クランプ電圧(VB
CLMP-)を印加し、クランプ電圧切換部U2は、信号経
路Bに接続された第1及び第2のダイオードに信号処理
回路が飽和しない値に調整された正クランプ電圧(VB
CLMP+)と負クランプ電圧(VBCLMP-)を印加する。
【0024】また、同様に、信号経路Bが選択された場
合、オンオフ制御部10からスイッチ回路SWA1〜S
WA3をオフとする制御信号が各スイッチ回路に出力さ
れ、制御部20からスイッチ回路SWB1〜SWB3を
オンする制御信号が各スイッチ回路に出力される。これ
によって、各出力ピンの出力が信号経路Bに接続された
測定回路に入力される。この時、同時にクランプ電圧切
換部U1は、信号経路Aに接続された第1及び第2のダ
イオードに信号処理回路が飽和しない値に調整された正
クランプ電圧(VACLMP+)と負クランプ電圧(VB
CLMP-)を印加し、クランプ電圧切換部U2は、信号経
路Bに接続された第1及び第2のダイオードにDUTか
らの入力に対して信号経路Aに接続された信号処理回路
を保護する正クランプ電圧(VBCLMP+)と負クランプ
電圧(VBCLMP-)を印加する。
【0025】ここで、上記の説明にある信号処理回路が
飽和しない値に調整された正クランプ電圧と負クランプ
電圧とは、この正クランプ電圧と負クランプ電圧の電圧
範囲を充分に狭くした値のことであり、前記第1及び第
2のダイオードに充分に狭い範囲のクランプ電圧を設定
することにより、信号経路の入力リーク電流によって信
号処理回路の入力電位が変化しようとしても、電圧範囲
が絞られたクランプ回路によって電圧の変化可能範囲が
制限され信号経路内部の飽和が回避される。従って、こ
のような動作により、入力がオープン状態となった信号
処理回路の飽和を防止することが可能となる。
【0026】また、上記に説明した入力保護回路のほか
にも、図4に示すような構成のものがある。同図におい
て、入力端子は例えばリレーを用いたスイッチ回路RL
1の固定接点に接続され、このスイッチ回路RL1の可
動接点は、例えばアンプAMP等の電子回路の入力端子
に接続される。また、このスイッチ回路RL1は過電圧
検出部U10から出力される信号遮断信号CLRによっ
てオンオフされる。
【0027】前記スイッチ回路RL1の可動接点にはダ
イオードD11のアノードが接続され、このダイオード
D11のカソードはベースに正クランプ電圧VCLMP+
印加されたトランジスタQ1のコレクタに接続される。
【0028】前記トランジスタQ1のエミッタにはツェ
ナーダイオードD13のカソードが接続され、このツェ
ナーダイオードD13のアノードは接地電位に接続され
ている。また、このこのツェナーダイオードD13には
抵抗R11が並列に接続されている。
【0029】また、前記スイッチ回路RL1の可動接点
にはダイオードD12のカソードが接続され、このダイ
オードD12のアノードはベースに負クランプ電圧V
CLMP-を印加されたトランジスタQ2のエミッタに接続
される。
【0030】前記トランジスタQ2のコレクタにはツェ
ナーダイオードD14のアノードが接続され、このツェ
ナーダイオードD14のカソードは接地電位に接続され
ている。また、このこのツェナーダイオードD14には
抵抗R12が並列に接続されている。
【0031】更に、前記ツェナーダイオードD13のカ
ソード電位V+と前記ツェナーダイオードD14のアノ
ード電位V−は、前記信号遮断信号CLRを出力すると
共に制御回路CPUに割り込み信号を出力するINT端
子とリセット信号を入力するRST端子を備えた過電圧
検出部U10に入力される。
【0032】このような構成の回路において、入力端子
から前記正クランプ電圧VCLMP+または、負クランプ電
圧VCLMP-を超える電位の入力信号Vinが印加された
場合、トランジスタQ1またはQ2がオンとなり、過電
圧検出部U10に入力されるカソード電位V+またはア
ノード電位V−をツェナーダイオードD13またはツェ
ナーダイオードD14のツェナー電圧に変化させる。過
電圧検出部U10はこれを検知し、スイッチ回路RL1
をオフすると共に、制御回路CPUに割り込み信号を出
力しエラー処理を要求する。
【0033】制御回路CPUでは、上記の動作によって
スイッチ回路RL1をオフとした後、内部のプログラム
によって入力信号Vinが正常な電圧範囲に戻ったと判
断された場合、過電圧検出部U10にリセット信号を出
力し、再びスイッチ回路RL1をオンとし、信号処理を
再開する。上記に説明した動作によって、入力保護回路
は過電圧保護状態から通常状態への自動復帰が可能とな
る。
【0034】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1と2に
記載の発明では、本発明に係わる入力保護装置は、従来
の入力保護回路に、クランプ電圧切換回路を付加するだ
けの簡単な改造で、入力がオープン状態となった信号処
理回路の飽和を防止することが可能となる。また、前記
クランプ電圧切換回路は簡単な電子回路で実現が可能で
あるため、入力保護装置を小型化できると共に低コスト
で製作することが可能である。
【0036】請求項3〜5に記載の発明では、本発明に
係わる入力保護装置は、過電圧保護状態から通常状態へ
の自動復帰が可能であるため、比較的短時間の過大入力
の後に通常の入力信号が続くような入力信号に対して
も、電子回路の信号処理を妨げることなく信号処理を継
続することが可能である。また、入力端子1からアンプ
AMPの入力端子の間にスイッチ回路RL1しかないの
で、大電流を流す必要のある電子回路にも対応が可能で
ある。更に、入力保護回路に使用する部品は、過電圧検
出部がスイッチ回路をオフにする時間のみ電流を流せば
よいので無駄な発熱を抑えることが可能であると共に小
電力対応の部品を使用することが可能となる。従って入
力保護装置を小型化することが可能である。
【0037】請求項6に記載の発明では、請求項3〜5
に記載された発明において、例えば、中央演算装置(C
PU)を含む外部回路を用いて、過電圧入力保護回路を
制御するように構成することにより、様々な用途に対応
が可能な柔軟性の高い入力保護回路を提供することが可
能である
【0038】請求項7に記載の発明では、請求項3〜5
に記載された発明において、前記スイッチ回路に汎用的
な電磁開閉器(リレー)を用いたことにより、スイッチ
回路を低コストで製作することが可能であると共に大電
流を流すことが要求される電子回路においても容易に対
応することが可能である。また、部品調達も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力保護回路の一実施例を示す構
成図である。
【図2】従来の入力保護回路の一例を示す構成図であ
る。
【図3】従来の入力保護回路のクランプ回路の一例を示
す構成図である。
【図4】本発明に係る入力保護回路の他の実施例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 10、20 オンオフ制御部 U1,U2 クランプ電圧切換回路 SWA1、SWA2、SWA3、SWB1、SWB2、
SWB3、RL1 スイッチ回路 AMP 電子回路 D11、D12 ダイオード D13、D14 ツェナーダイオード Q1、Q2 トランジスタ R11、R12 抵抗 U10 過電圧検出部 CPU 制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被試験対象の大規模集積回路の出力ピンに
    複数の測定回路を接続し、試験目的に対応する測定回路
    に前記出力ピンの出力信号を選択入力するLSIテスト
    システムの入力保護装置において、 前記測定回路の信号入力経路に挿入され、信号切換信号
    によって前記出力ピンの出力信号を前記測定回路に選択
    入力するスイッチ回路と、 前記測定回路の信号入力経路に、ダイオードを介してク
    ランプ電圧を印加するクランプ回路と、 前記クランプ電圧の電圧切換を行なうクランプ電圧切換
    部を備え、 前記クランプ電圧切換部は、前記測定回路に前記出力ピ
    ンの出力信号が入力された信号入力経路の前記クランプ
    回路に、入力保護に必要なクランプ電圧を印加し、 前記出力ピンの出力信号が遮断された信号経路のクラン
    プ回路に、測定回路の入力電位の飽和を避けるためのク
    ランプ電圧を印加するように構成されたことを特徴とす
    る入力保護装置。
  2. 【請求項2】前記クランプ回路は、前記信号入力経路に
    アノードを接続し、カソードに正のクランプ電圧が印加
    された第1のダイオードと、 前記信号入力経路にカソードを接続し、アノードに負の
    クランプ電圧が印加された第2のダイオードによって構
    成されたことを特徴とする請求項1に記載の入力保護装
    置。
  3. 【請求項3】入力端子から電子回路(AMP)までの信
    号入力経路に挿入され、信号遮断信号(CLR)によっ
    て入力信号を遮断するスイッチ回路(RL1)と、 前記入力端子に入力される信号レベルを検出し、これを
    電気信号に変換する信号レベル変換手段と、 前記信号レベル変換手段の出力を検出して入力端子に過
    大な入力信号が印加された時、前記信号遮断信号(CL
    R)を発生して前記入力信号を遮断する過電圧検出部
    (U10)を備えたことを特徴とする入力保護装置。
  4. 【請求項4】前記信号レベル変換手段は、前記信号入力
    経路にアノードを接続したダイオード(D11)と、 前記ダイオード(D11)のカソードをコレクタに接続
    し、ベースに正クランプ電圧(VCLMP+)を印加された
    トランジスタ(Q1)と、 前記トランジスタ(Q1)のエミッタにカソードを接続
    され、アノードを接地電位に接続されたツェナーダイオ
    ード(D13)と、 前記ツェナーダイオード(D13)に並列接続された抵
    抗(R11)と、 前記信号入力経路にカソードを接続したダイオード(D
    12)と、 前記ダイオード(D12)のアノードをエミッタに接続
    し、ベースに負クランプ電圧(VCLMP-)を印加された
    トランジスタ(Q2)と、 前記トランジスタ(Q2)のコレクタにアノードを接続
    され、カソードを接地電位に接続されたツェナーダイオ
    ード(D14)と、 前記ツェナーダイオード(D14)に並列接続された抵
    抗(R12)によって構成されたことを特徴とする請求
    項3に記載の入力保護装置。
  5. 【請求項5】前記過電圧検出部(U10)は、前記ツェ
    ナーダイオード(D13)のカソード電位(V+)と前
    記ツェナーダイオード(D14)のアノード電位(V
    −)を検出し、前記信号遮断信号(CLR)を発生する
    ように構成されたこと特徴とする請求項3に記載の入力
    保護装置。
  6. 【請求項6】前記過電圧検出部(U10)は、外部回路
    との信号を授受する外部信号端子を具備したこと特徴と
    する請求項3に記載の入力保護装置。
  7. 【請求項7】前記スイッチ回路(RL1)は、電磁開閉
    器(リレー)を用いたことを特徴とする請求項2に記載
    の入力保護装置。
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Cited By (3)

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