JP2001241916A - 斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置 - Google Patents

斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置

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JP2001241916A
JP2001241916A JP2000050917A JP2000050917A JP2001241916A JP 2001241916 A JP2001241916 A JP 2001241916A JP 2000050917 A JP2000050917 A JP 2000050917A JP 2000050917 A JP2000050917 A JP 2000050917A JP 2001241916 A JP2001241916 A JP 2001241916A
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light
optical system
light beam
prism
oblique incidence
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JP2000050917A
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Hideo Kanda
秀雄 神田
Fumio Watabe
文男 渡部
Fumio Kobayashi
富美男 小林
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリズムよりなる光束径偏拡大光学系を備え
平行光線束を所定方向に拡大させた後、その一部を測定
光として被検面に斜入射させる斜入射干渉計用光学系お
よびこれを用いた装置とし、光利用効率を向上させると
ともにコリメータレンズを小さく焦点距離の短いレンズ
とし、軽量化および小型化をも図る。 【構成】 コリメータレンズ14からの平行光線束が光
束径調整用プリズム25に斜めに入射されることによ
り、光線束は所定方向にのみ拡大される。この光線束の
一部が測定光とされ、その拡大された方向が被検面2a
への入射光束の中心光線およびその反射光束の中心光線
を含む平面(被検面Y方向に延びる平面)に対し直交す
るように、被検面2aに斜入射される。被検面2aで反
射された測定光が参照光と合成され互いに干渉を生じ、
この合成光によりスクリーン部18上に干渉縞画像が映
出され、TVカメラ20により干渉縞を観察する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に粗面の平面度
を非接触で測定可能とする斜入射干渉計に用いられる光
学系およびこれを用いた装置に関するものであり、特
に、コリメータレンズより射出される平行光線束の整形
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、加工物表面の平面度を測定す
るための種々の干渉計装置が知られている。その中でも
凹凸差の大きい被検面の平面度を測定し得る装置とし
て、斜入射干渉計装置が知られている。
【0003】斜入射干渉計装置においては、被検面に対
し可干渉光線束を斜めから入射させることにより測定感
度を低くすることができるため、非接触での粗面等の平
面度測定に用いられている。ここで、測定に使用される
光の波長をλ、被検面への入射角をθとすれば、被検面
の凹凸量、すなわち測定感度Δhは下式で表わされる。 Δh=λ/(2 cosθ) すなわち、入射角θが大きくなり斜め入射の程度が大き
くなる程、縞間隔が大きくなり測定感度が低くなるの
で、平面精度が悪い平面を測定することが可能となる。
【0004】図8は、従来の斜入射干渉計装置の第1の
構成例であり、基準原器として平面基準板を用いた例で
あり、平行平面板116の基準平面116aと被検物2
の被検面2aとは対向配置されている。この斜入射干渉
計装置は、レーザ光源111から発せられピンホール1
13を透過し、コリメータレンズ114により平行光と
された可干渉光を、ミラー115を介して平行平面板1
16に斜め方向から照射し、基準平面116aを透過し
被検面2aにより反射されこの面に再び入射する測定光
と、この基準平面116aで内部反射する参照光とを、
この面において合成し互いに干渉させ、この基準平面1
16aと被検面2aの距離に基づく光路差に応じた干渉
縞をスクリーン118に投影し、観察者119が観察す
るようになっている。
【0005】図9は、従来の斜入射干渉計装置の第2の
構成例であり、基準原器として直角二等辺三角形プリズ
ムを用いた、アブラムソン型と呼ばれる例である。図9
および以下の従来例において、図8に示す斜入射干渉計
装置と同様の部材には下二桁を一致させた符号を付して
いる。この装置は、可干渉平行光を直角二等辺三角形プ
リズム216に入射面216bから入射させるものであ
り、基準平面216aにおいて参照光と測定光とを分離
し、被検面2aにより反射された測定光が再び入射する
この面において合成され干渉縞を投影する。この装置で
は、スクリーン218に投影された干渉縞をTVカメラ
219により撮影し観察するように構成されている。
【0006】図10は、従来の斜入射干渉計装置の第3
の構成例であり、回折格子を用いたバーチ型と呼ばれる
例である。この斜入射干渉計装置は、可干渉平行光を回
折格子317aに入射させて2方向に波面分割し、一方
の光線束を被検面2aに対して斜めに入射させてその反
射光を測定光とするとともに他方の光線束を参照光と
し、これら測定光および参照光を回折格子317bに入
射させて波面合成し、この回折格子317bから同一方
向に射出される測定光と参照光との光干渉により生じる
干渉縞をホログラムスクリーン318に投影し、TVカ
メラ319により撮像し観察するように構成されてい
る。図10においては、回折格子317aで波面分割さ
れた0次回折光が参照光、1次回折光が測定光とされ、
後段の回折格子317bにおいて参照光の1次回折光と
測定光の0次光とが合成され、互いに干渉するように構
成されている。
【0007】図11は、従来の斜入射干渉計装置の第4
の構成例であり、マッハツェンダ型干渉計を斜入射干渉
計として応用した例である。この斜入射干渉計装置は、
可干渉平行光をハーフミラー417aにより2方向に分
割し、一方の光線束を測定光としミラー415aを介し
被検面2aに対して斜めに入射させ、他方の光線束を参
照光とし、これら被検面2aで反射された測定光および
ミラー415bにより反射された参照光をハーフミラー
417bにより合成し、測定光と参照光との光干渉によ
り生じる干渉縞をスクリーン418に投影し直接または
TVカメラ等により観察するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の斜入射
干渉計では、コリメータレンズから射出された平行光線
束はその一部が測定光として、通常、断面円形の光束と
して被検面2aに射入射されている。したがって、斜め
方向から被検面2aに入射されたこの光線束は被検面2
aおよびその延長面上を楕円形状に照射する。この楕円
形状は、被検面2aへの入射光束の中心光線および反射
光束の中心光線を含む平面の延びる方向(図8〜11の
紙面左右方向)を長軸とするものとなる。被検面2a上
でのこの長軸方向を、以下、被検面Y方向と称する。
【0009】しかしながら、一般に斜入射干渉計の被検
面2aおよびその延長面上には、最も汎用性の高い形状
として、縦横方向の長さが略一致した円形または正方形
状にコリメート光が照射されることが期待される。従来
の斜入射干渉計では、楕円状の照射範囲内に収まるよう
な円形あるいは正方形の範囲だけを利用し、この範囲の
外に照射された光束は利用されないことになり、特に長
軸方向については光量が無駄になる部分が多くなってい
る。上述の従来の斜入射干渉計装置に対し、このような
光量の無駄を低減し光の利用効率を高くすることが要望
されている。
【0010】また、これらの斜入射干渉計のコリメータ
レンズは必要な光束径サイズの平行光線束を得るために
配設されるものであり、この光束径サイズは、被検面2
aおよびその延長面上で上記楕円状照射範囲の短軸が被
検面2aに対し必要十分な長さとなるように設定され
る。なお、被検面2a上でのこの短軸は、被検面2aへ
の入射光束の中心光線および反射光束の中心光線を含む
平面に直交する方向(紙面に対し垂直方向)にあり、以
下、この方向を被検面X方向と称する。
【0011】従来のコリメータレンズは、いうまでもな
くこのX方向の光束幅より大きい径のものとしなければ
ならず、したがってこのレンズの焦点距離も長くなるの
で、光学系および装置全体も大型となる傾向にある。例
えば、被検面2aのX方向幅が100mmの場合コリメー
タレンズによる光束幅は115〜120mmが必要となり、コ
リメータレンズのFナンバを4とすれば焦点距離400〜5
00mmの大きなレンズが必要となってしまう。
【0012】このような状況に対し、光学系および装置
全体の軽量化および小型化を図るため、コリメータレン
ズをより小さく、より焦点距離の短いレンズとすること
が要望されている。
【0013】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、コリメータレンズから射出される平行
光線束の光利用効率を向上させるとともに、光学系およ
び装置全体として軽量化および小型化を図り得る斜入射
干渉計用光学系およびこれを用いた装置を提供すること
を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の斜入射干渉計用
光学系は、可干渉性を有する光を射出する光源と、この
光を平行光線束とするコリメータレンズと、この平行光
線束よりなり被検面に斜入射され該被検面で反射された
測定光と、この平行光線束よりなる参照光とを合成し生
成される干渉縞が投影されるスクリーン部とを備えた斜
入射干渉計用光学系において、前記参照光および前記被
検面に斜入射される前記測定光の光束径を、前記被検面
への前記測定光の入射光束の中心光線およびその反射光
束の中心光線を含む平面に対し直交する方向に、拡大す
る機能を有する光束径偏拡大光学系を備えたことを特徴
とするものである。
【0015】また、この斜入射干渉計用光学系は、前記
平行光線束を前記参照光と前記測定光とに分割する光束
分割手段、ならびに、該参照光と、前記被検面から反射
された該測定光とを合成する光束合成手段とを備え、前
記光束径偏拡大光学系が前記コリメータレンズと前記光
束分割手段の間に配設されていることが好ましい。
【0016】また、前記光束径偏拡大光学系が少なくと
も1つのプリズムからなることがより好ましい。また、
前記光束分割手段がプリズムまたは回折光学素子からな
ることが好ましい。
【0017】また、この斜入射干渉計用光学系は、前記
光束径偏拡大光学系を構成する少なくとも1つのプリズ
ムが、前記平行光線束のこのプリズムへの入射面または
このプリズムからの射出面において、P偏光成分を効率
よく透過させ得るプリズムとされ、このP偏光成分を前
記被検面に対してはS偏光成分として入射させるため
の、光路変換手段を備えていることが好ましい。
【0018】本発明に係る装置は、前記斜入射干渉計用
光学系およびカメラを備えてなることを特徴とするもの
である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、後述する実施例1に係る斜入射干渉計用光学系およ
びこれを用いた装置の図面を代表として参照しながら説
明する。
【0020】図1(B)は、実施例1に係る光学系およ
び装置の概略構成を示す図である。また、図1(A)
は、図1(B)のミラー24からミラー22までを紙面
左側より見た図である。
【0021】図1(B)に示すようにこの斜入射干渉計
用光学系は、光源11より射出された可干渉性を有する
光がコリメータレンズ14により平行光線束とされ、さ
らに光束径調整用プリズム25からなる光束径偏拡大光
学系によりこの平行光線束が所定方向に拡大され、この
平行光線束よりなり被検面2aに斜入射され被検面2a
で反射された測定光と、この平行光線束よりなる参照光
とを合成し生成される干渉縞が投影されるスクリーン部
18とを備えており、この装置は、この光学系のスクリ
ーン部18に形成される干渉縞を観察し得る位置にTV
カメラ20が配置されたものとされている。
【0022】すなわち、コリメータレンズ14からの平
行光線束が、図1(A)に示すように光束径調整用プリ
ズム25に斜めに入射されることにより、光線束は所定
方向に拡大されてプリズム25から射出される。光束径
調整用プリズム25から射出された平行光線束は、その
一部が参照光とされ、また他の一部は測定光とされる。
図1においては、この平行光線束は第1のプリズム16
に入射する面において参照光および測定光に分割され
る。測定光は被検面2aに斜入射され、この被検面2a
で反射された測定光が参照光と合成されることにより、
互いに干渉を生じる。図1においては、測定光が第2の
プリズム17から射出される面において、測定光と参照
光が合成されている。この干渉縞情報を担持した合成光
によりスクリーン部18上に干渉縞画像が映出され、T
Vカメラ20により干渉縞を観察する。
【0023】さらに、この斜入射干渉計用光学系におい
ては、光束径偏拡大光学系により所定方向に拡大された
平行光線束よりなる前記測定光が、その拡大された方向
が被検面2aに対する入射光束の中心光線およびその反
射光束の中心光線を含む平面(被検面Y方向に延びる平
面)に対して直交するように、前記被検面2aに入射す
るように、各部材が配設されている。
【0024】光束径偏拡大光学系は上述のように参照光
および測定光をともに所定方向に拡大させる光学系であ
り、図1においては光束径調整用プリズム25がこれに
あたる。このプリズム25は、図示するように断面が略
直角二等辺三角形とされ、直角二等辺三角形からなる表
裏2面の対向方向に扁平とされた三角柱形状のブロック
である。そして、ミラー24により、コリメータレンズ
14からの平行光線束がこのプリズム25の斜面長手方
向に向かって斜入射するように位置設定されている。
【0025】このプリズム25により、図1(B)のプ
リズム25の光射出面において、平行光線束を紙面に対
し垂直方向に拡大させることができる。例えば、コリメ
ータレンズ14により平行光とされた光束の光束断面を
円形とするならば、図1(B)のプリズム25の光射出
面において、この光束断面は紙面に対し垂直方向に長軸
を、紙面に対し左右方向に短軸をとった楕円形状とされ
る。平行光線束の進行方向に対し、この光束断面の長軸
方向を、以下、平行光線束のy方向と称し、同じく短軸
方向を平行光線束のx方向と称する。また、この光束断
面の長径を、以下、平行光線束のy方向径と称し、同じ
く短径を平行光線束のx方向径と称する。この平行光線
束よりなる参照光、測定光および合成光についても同様
とする。
【0026】この平行光線束の一部が測定光として被検
面2aに入射する。被検面2aに入射する際には、その
拡大された方向(平行光線束のy方向)が前記被検面2
aにおける入射光束の中心光線および反射光束の中心光
線を含む平面(被検面Y方向に延びる平面)に対して直
交するように入射される。図1においては、測定光はミ
ラー22において全反射されることにより、測定光のy
方向径が被検面Y方向に延びる平面に対して直交するよ
う、変向されて被検面2aに入射される。すなわち、プ
リズム25の光射出面での前述の楕円形状が、紙面に対
し垂直方向に長軸を、紙面に対し大略上下方向に短軸を
とった楕円形状とされて被検面2aに入射される。
【0027】この光束径偏拡大光学系の効果について説
明する。前述したとおり、一般に、被検面2aおよびそ
の延長面に照射される測定光は、円形または正方形状の
照射範囲とされることが汎用性上望ましい。斜入射干渉
計用光学系の場合、このような照射範囲を得るために
は、被検面2aに入射する測定光の、被検面2aにおけ
る入射光束の中心光線および反射光束の中心光線を含む
平面において入射光束の中心光線に直交する方向の径
(上記x方向径にあたる。)は、斜入射により被検面上
でY方向に拡大されるということを考慮する必要があ
る。したがって、測定光のこの方向の径については入射
光束の幅は小さくてよいが、これに直交する、被検面2
aにおける入射光束の中心光線および反射光束の中心光
線を含む平面に直交する方向の径(上記y方向径にあた
る。)については、被検面2a上で必要となるX方向幅
と略一致した幅を持った光束を入射させることが肝要と
なる。
【0028】本実施形態によれば、測定光が被検面2a
に斜入射されて被検面Y方向にのみ拡大されることを勘
案し、被検面2a上で必要なX方向幅に合わせて平行光
線束を予めy方向径についてのみ拡大させる光束径偏拡
大光学系を備えているため、上述した理想的照射範囲形
状とすることができ、測定光の光量ロスを低減し、光利
用効率を高くすることができる。例えば、前述のプリズ
ム25から射出された断面楕円形状の平行光線束は、被
検面2aに射入射されることにより短軸方向にのみ拡大
され、被検面2a上では略円形の範囲を照射する。
【0029】従来の斜入射干渉計装置では、コリメータ
レンズにより、光源から出力される光を被検面2a上で
必要なX方向幅に見合う光束径の平行光線束としていた
ので、この平行光線束よりなる測定光を被検面2aに斜
入射させると光束は被検面Y方向において更に拡大され
ることになり、測定光の光量ロスを生じていた。
【0030】また、本実施形態によれば、光束径偏拡大
光学系により平行光線束を一方向に拡大させているの
で、この前段のコリメータレンズ14は従来例に比し径
の小さなレンズとすることができる。さらに、その焦点
距離も短くすることができ、これらにより光学系および
装置全体の軽量化、小型化を図ることができる。
【0031】なお、光束径偏拡大光学系は本実施形態に
示したプリズムだけでなく、アナモフィックレンズやア
ナモフィックミラーを用いることも可能である。また、
本実施形態の光束径偏拡大光学系は一方向にのみ光束を
拡大させるプリズムとされているが、これに限られるも
のではなく、上記のような部材により複数方向に拡大す
る光学系とされていてもよい。また、本実施形態のよう
に被検面X方向に相応させて測定光のy方向径を拡大さ
せるのではなく、斜入射を考慮した上で被検面Y方向に
相応させて測定光のx方向径を縮小させるような光学系
とされていてもよい。ただし、本実施形態のようなプリ
ズムは製造が容易であるとともに、一方向にのみ光束を
拡大させるために光学系および装置を簡易な構成とする
ことができる。
【0032】なお、光束径偏拡大光学系として光束径調
整用プリズム25を用いた場合、このプリズム25によ
り光束をより拡大させるためには、プリズム25への入
射角をなるべく大きくする必要がある(図(A)参
照)。入射角を図示する程度まで大きく設定すると入射
光のS偏光成分の反射が増えるため、プリズム入射面で
屈折してプリズム25を透過する光はP偏光の成分が多
くなる。この、プリズム25を透過したP偏光成分の光
は、ミラー22により変向反射されてから被検面2aに
入射するので、被検面2aにおいてはS偏光成分として
斜入射することになる。上述の如く斜入射に際してはS
偏光成分の光の方が反射されやすいので、被検面2aで
は本実施形態のようにS偏光成分の多い光が入射される
方が反射効率もよくなるという利点がある。なお、反射
効率がよいとはいえ被検面2aからの反射光量は参照光
の光量には及ばないので、プリズム25に入射される光
自体がP偏光成分の多い光とされていることがより望ま
しい。例えば、偏光の方向が揃えられた光を射出するよ
うなレーザ光源11を配設することにより、プリズム2
5にこのような光を入射させることができる。
【0033】本実施形態ではミラー22が、平行光線束
の光路を変向させるとともに偏光変換手段としても機能
しているので、少ない部材によりコンパクトな光学系お
よび装置を得ることができる。ただし、偏光変換手段は
このようなミラーに限られるものではなく、旋光性を有
する何らかの光学活性体を配設することも可能である。
【0034】
【実施例】以下、本発明の各実施例1〜7について説明
する。なお、各実施例において同様の部材には同一の符
号を付し、各実施例で重複する部分についての説明は省
略している。
【0035】<実施例1>図1(B)に示すように、本
実施例に係る斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた
装置によれば、半導体レーザ光源11より射出された可
干渉性を有する光が集光レンズ12、ピンホール13お
よびコリメータレンズ14により平行光線束とされ、ミ
ラー24に変向反射され図1(A)に示すように光束径
調整用プリズム25に斜めに入射されることにより、光
線束は所定方向に拡大されてプリズム25から射出され
る。光束径調整用プリズム25から射出された平行光線
束は、第1のプリズム16に入射する面16aにおいて
参照光および測定光に分割される。測定光はミラー22
を介し被検物2の被検面2aに斜入射され、この被検面
2aで反射された測定光がミラー23を介し第2のプリ
ズム17に入射され、このプリズム17から射出される
面17bにおいて、ミラー21により全反射された参照
光と合成されることにより、互いに干渉を生じる。この
干渉縞情報を担持した合成光によりスクリーン部18上
に干渉縞画像が映出され、TVカメラ20により干渉縞
を観察する。
【0036】本実施例および以下の実施例2〜7におい
て、被検面2aに入射する測定光は、その前段で光束径
調整用プリズム25によりy方向にのみ拡大されている
ので、被検面2aに斜入射されて被検面2a上ではX方
向とY方向の長さが略等しい範囲を照射することにな
る。さらに、被検面2aで反射された測定光は再びy方
向にのみ拡大された光線束として、同じく光束径調整用
プリズム25によりy方向にのみ拡大された参照光と合
成される。この合成光は、図示されるように、スクリー
ン部18に斜入射されることによりスクリーン部18上
で合成光のx方向のみが拡大されて投影されるので、観
察者は縦横方向の長さが略等しい干渉縞画像を観察する
ことができる。
【0037】本実施例では、光束径偏拡大光学系が1つ
のプリズムにより構成されているので、プリズムの位置
調整は比較的容易である。
【0038】<実施例2>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図2
(B)に示す。また、図2(A)は、図2(B)のミラ
ー24からミラー22までを紙面左側より見た図であ
る。本実施例に係る光学系および装置は図2に示すよう
に、半導体レーザ光源11から光束径調整用プリズム2
5までの構成は実施例1と略同様である。
【0039】光束径調整用プリズム25から射出された
平行光線束は、ミラー22を介し第1のプリズム16に
入射し、このプリズム16から射出される面16aにお
いて参照光および測定光に分割される。測定光は被検面
2aに斜入射され、この被検面2aで反射された測定光
が第2のプリズム17に入射される面17bにおいて、
ミラー21により全反射された参照光と合成されること
により、互いに干渉を生じる。この干渉縞情報を担持し
た合成光はミラー23を介しスクリーン部18上に干渉
縞画像を投影し、TVカメラ20により干渉縞を観察す
る。
【0040】さらにこの光学系および装置は、光路内に
着脱可能なアライメント用ミラー26、アライメント用
結像レンズ27およびミラー28からなるアライメント
用結像光学系と、TVカメラ20の視野を切り換えるた
めの切換ミラー29とを備えている。
【0041】<実施例3>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図3
(B)に示す。また、図3(A)は、図3(B)のミラ
ー24からプリズム16の入射面16aまでを紙面左側
より見た図である。なお、プリズム16により分割され
る参照光の光路およびミラー21は、図の複雑を避ける
ため省略されている。
【0042】本実施例に係る光学系および装置は図3に
示すように、半導体レーザ光源11からミラー24まで
の構成は実施例1と略同様である。ミラー24により光
路変向された平行光線束は、図3(A)に示すように2
つの光束径調整用プリズム25aおよび25bからなる
光束径偏拡大光学系に入射される。
【0043】このプリズム25aおよび25bは、図示
するように断面直角三角形とされ、直角三角形からなる
表裏2面の対向方向に扁平とされた三角柱形状のブロッ
クである。そして、ミラー24からの平行光線束がこの
プリズム25aの斜面長手方向に向かって斜入射し、さ
らにこのプリズム25aから射出された平行光線束がプ
リズム25bの斜面長手方向に向かって斜入射するよう
に位置設定されている。このように2段階に分けて光束
径調整用プリズム25aおよび25bに斜めに入射され
ることにより、光線束は所定方向に拡大されてプリズム
25bから射出される。
【0044】本実施例では、光束径偏拡大光学系として
2つのプリズム25a、25bを採用することにより、
1つのプリズムの場合に比し個々のプリズムに射入射さ
せる入射角を小さくすることができるので、光束径調整
の自由度が増すとともに調整誤差に対する許容度も高く
なる。また、プリズム全体の質量を低減することも可能
となる。
【0045】光束径調整用プリズム25bから射出され
た平行光線束は、第1のプリズム16に入射する面16
aにおいて参照光および測定光に分割される。測定光は
被検面2aに斜入射され、この被検面2aで反射された
測定光が第2のプリズム17から射出される面17bに
おいて、ミラー21により全反射された参照光と合成さ
れることにより、互いに干渉を生じる。この干渉縞情報
を担持した合成光によりスクリーン部18上に干渉縞画
像が映出され、TVカメラ20により干渉縞を観察す
る。
【0046】さらにこの光学系および装置は、参照光お
よび測定光の光路内に配設された光量調節用フィルタ3
0Bおよび30Cと、TVカメラ20の視野を切り換え
るための切換ミラー29とを備えている。
【0047】<実施例4>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図4
(B)に示す。また、図4(A)は、図4(B)のミラ
ー24からミラー22までを紙面左側より見た図であ
る。なお、プリズム16により分割される参照光の光路
およびミラー21は、図の複雑を避けるため省略されて
いる。本実施例に係る光学系および装置は図4に示すよ
うに、半導体レーザ光源11から光束径調整用プリズム
25までの構成は実施例1と略同様である。
【0048】光束径調整用プリズム25から射出された
平行光線束は、実施例1と略同様に第1のプリズム16
から射出する面16aにおいて分割され、測定光が第2
のプリズム17に入射される面17bにおいて合成され
る。またこの光学系および装置は、実施例2と同様にア
ライメント用結像光学系を備え、実施例3と同様に光量
調節用フィルタ30Bおよび30Cを備えている。
【0049】<実施例5>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図5
(B)に示す。また、図5(A)は、図5(B)のミラ
ー24からミラー22までを紙面左側より見た図であ
る。
【0050】図5(B)に示すように、本実施例に係る
斜入射干渉計用光学系およびこれを用いた装置によれ
ば、半導体レーザ光源11より射出された可干渉性を有
する光が、ピンホール13およびコリメータレンズ14
により平行光線束とされ、ミラー24により変向反射さ
れ、図5(A)に示すように光束径調整用プリズム25
に斜めに入射されることにより、光線束は所定方向に拡
大されてプリズム25から射出される。
【0051】光束径調整用プリズム25から射出された
平行光線束はハーフミラー51により2方向に分割され
る。ミラー22を介し被検面2aに斜入射されこの被検
面2aで反射された測定光と、ミラー21により全反射
された参照光とが、ハーフミラー52により合成される
ことにより互いに干渉を生じる。この干渉縞情報を担持
した合成光によりスクリーン部18上に干渉縞画像が映
出され、TVカメラ20により干渉縞を観察する。
【0052】第4の従来例として前述した図11の装置
に比べ、本実施例によればコリメータレンズ14に径が
小さいものを用いることができることが明らかである。
また、このレンズの焦点距離も短くてよいので、コリメ
ータレンズ14と光源11との距離も短くなり、これら
により光学系および装置をコンパクトにすることができ
る。
【0053】<実施例6>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図6
(B)に示す。また、図6(A)は、図6(B)のミラ
ー24からミラー15までを紙面左側より見た図であ
る。本実施例に係る光学系および装置は図6に示すよう
に、半導体レーザ光源11から光束径調整用プリズム2
5までの構成は実施例5と略同様である。
【0054】光束径調整用プリズム25から射出された
平行光線束はミラー15を介し平行平面板61に斜め方
向から入射される。平行平面板61の基準平面61aは
被検物2の被検面2aと対向配置されており、平行平面
板61を透過し基準平面61aから射出された測定光は
被検面2aに斜入射される。この被検面2aで反射され
基準平面61aに再び入射される測定光と、この面で内
部反射する参照光とが、この面において合成されること
により、互いに干渉を生じる。この干渉縞情報を担持し
た合成光によりスクリーン部18上に干渉縞画像が映出
され、観察者19が観察を行う。
【0055】第1の従来例として前述した図8の装置に
比べ、本実施例によればコリメータレンズ14に径が小
さいものを用いることができることが明らかである。ま
た、このレンズの焦点距離も短くてよいので、コリメー
タレンズ14と光源11との距離も短くなり、これらに
より光学系および装置をコンパクトにすることができ
る。
【0056】<実施例7>本実施例に係る斜入射干渉計
用光学系およびこれを用いた装置の概略構成を図7
(B)に示す。また、図7(A)は、図7(B)のミラ
ー24からミラー15までを紙面左側より見た図であ
る。本実施例に係る光学系および装置は図7に示すよう
に、半導体レーザ光源11から光束径調整用プリズム2
5までの構成は実施例1と略同様である。
【0057】光束径調整用プリズム25から射出された
平行光線束は、ミラー15を介し回折格子71に入射さ
れて2方向に波面分割される。分割された一方の光線束
は測定光として被検面2aに対して斜めに入射され、他
方の光線束は参照光とされる。被検面2aで反射された
測定光は回折格子72において参照光と波面合成され、
この回折格子72から同一方向に射出される測定光と参
照光との光干渉により生じる干渉縞をホログラムスクリ
ーンよりなるスクリーン部18に投影し、TVカメラ2
0により撮像し観察する。本実施例においては、回折格
子71で波面分割された0次回折光が参照光、1次回折
光が測定光とされ、後段の回折格子72において参照光
の1次回折光と測定光の0次光とが合成され、互いに干
渉するように構成されている。
【0058】第3の従来例として前述した図10の装置
に比べ、本実施例によればコリメータレンズ14に径が
小さいものを用いることができることが明らかである。
また、このレンズの焦点距離も短くてよいので、コリメ
ータレンズ14と光源11との距離も短くなり、これら
により光学系および装置をコンパクトにすることができ
る。
【0059】なお、本発明に係る斜入射干渉計用光学系
および装置としては上記実施例のものに限られるもので
はなく、種々の態様の変更が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の斜入射
干渉計用光学系においては、測定光が被検面に斜入射さ
れて被検面Y方向にのみ拡大されることを勘案し、被検
面上で必要なX方向幅に合わせて平行光線束を予めy方
向径について拡大させる光束径偏拡大光学系を備えてい
るため、光利用効率を向上させることができるととも
に、コリメータレンズをより小さく、より焦点距離の短
いレンズとすることができ、光学系および装置全体とし
て軽量化および小型化をも図り得る斜入射干渉計用光学
系およびこれを用いた装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図2】本発明の第2の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図3】本発明の第3の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図4】本発明の第4の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図5】本発明の第5の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図6】本発明の第6の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図7】本発明の第7の実施例に係る光学系および装置
の構成を示す図
【図8】従来の第1の斜入射干渉計装置の構成を示す図
【図9】従来の第2の斜入射干渉計装置の構成を示す図
【図10】従来の第3の斜入射干渉計装置の構成を示す
【図11】従来の第4の斜入射干渉計装置の構成を示す
【符号の説明】
2 被検物 2a 被検面 11、111、211、311、411 半導体レー
ザ光源(光源) 12、312 集光レンズ 13、113、213、313、413 ピンホール 14、114、214、314、414 コリメータ
レンズ 15、21、22、23、24、28、115、31
5、415a、415bミラー 16 第1のプリズム 16a 光束分割面 17 第2のプリズム 17b 光束合成面 18、118、218、318、418 スクリーン
部(スクリーン) 19、119 観察者 20、219、319 TVカメラ 25、25a、25b 光束径調整用プリズム 26 アライメント用ミラー 27 アライメント用結像レンズ 29 切換ミラー 30B、30C 光量調節用フィルタ 51、52、417a、417b ハーフミラー 61、116 平行平面板 61a、116a、216a 基準平面 71、72、317a、317b 回折格子 216 直角二等辺三角形プリズム 216b 入射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 富美男 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 Fターム(参考) 2F064 AA15 CC04 FF02 GG00 GG12 GG13 GG22 GG41 GG62 HH03 JJ01 2F065 AA47 BB01 DD02 FF48 FF52 GG06 GG12 HH03 HH12 JJ03 JJ08 JJ26 LL00 LL12 LL21 LL47 QQ29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可干渉性を有する光を射出する光源と、 この光を平行光線束とするコリメータレンズと、 この平行光線束よりなり被検面に斜入射され該被検面で
    反射された測定光と、この平行光線束よりなる参照光と
    を合成し生成される干渉縞が投影されるスクリーン部と
    を備えた斜入射干渉計用光学系において、 前記参照光および前記被検面に斜入射される前記測定光
    の光束径を、前記被検面への前記測定光の入射光束の中
    心光線およびその反射光束の中心光線を含む平面に対し
    直交する方向に、拡大する機能を有する光束径偏拡大光
    学系を備えたことを特徴とする斜入射干渉計用光学系。
  2. 【請求項2】 前記平行光線束を前記参照光と前記測定
    光とに分割する光束分割手段、ならびに、該参照光と、
    前記被検面から反射された該測定光とを合成する光束合
    成手段とを備え、前記光束径偏拡大光学系が前記コリメ
    ータレンズと前記光束分割手段の間に配設されたことを
    特徴とする請求項1記載の斜入射干渉計用光学系。
  3. 【請求項3】 前記光束径偏拡大光学系が少なくとも1
    つのプリズムからなることを特徴とする請求項1または
    2記載の斜入射干渉計用光学系。
  4. 【請求項4】 前記光束分割手段がプリズムからなるこ
    とを特徴とする請求項3記載の斜入射干渉計用光学系。
  5. 【請求項5】 前記光束分割手段が回折格子からなるこ
    とを特徴とする請求項3記載の斜入射干渉計用光学系。
  6. 【請求項6】 前記光束径偏拡大光学系を構成する少な
    くとも1つのプリズムが、前記平行光線束のこのプリズ
    ムへの入射面またはこのプリズムからの射出面におい
    て、P偏光成分を効率よく透過させ得るプリズムとされ
    たことを特徴とする請求項3記載の斜入射干渉計用光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記光束径偏拡大光学系を透過した前記
    平行光線束のP偏光成分を、前記被検面に対してはS偏
    光成分として入射させるための、光路変換手段を備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の斜入射干渉計用光学
    系。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1項記載の
    斜入射干渉計用光学系を備え、前記スクリーン部に形成
    される干渉縞を観察し得る位置にカメラが配置されてい
    ることを特徴とする装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009276269A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Canon Inc 表面形状測定装置及び露光装置
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JP2010032342A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Mitsutoyo Corp 斜入射干渉計
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CN112945152A (zh) * 2021-02-08 2021-06-11 杭州晶耐科光电技术有限公司 基于双边掠入射共路自干涉技术的晶圆平坦度检测装置

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