JP2001241858A - 電磁束集中用の案内管構造物 - Google Patents

電磁束集中用の案内管構造物

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JP2001241858A JP2000399774A JP2000399774A JP2001241858A JP 2001241858 A JP2001241858 A JP 2001241858A JP 2000399774 A JP2000399774 A JP 2000399774A JP 2000399774 A JP2000399774 A JP 2000399774A JP 2001241858 A JP2001241858 A JP 2001241858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属精錬装置の銅案内管の設計をさほど変更
せずに、案内管における電磁場及びそれによって生じる
電磁束を増強させる。 【解決手段】 電磁束集中用の案内管構造物(22)
は、溶湯の流れを導くための金属源から出湯案内管の出
口まで延在する中心オリフィス(32)と、出湯案内管
内に電磁場を発生させる構造物と、中心オリフィスを流
れる溶湯の流れに熱、電磁場及び電磁束の少なくともい
ずれかを集中させることのできる内部出湯案内管電磁束
集中形状とからなる。また、電磁場は実質的に一定のレ
ベルで印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体金属鋳込み用
の誘導加熱案内管に関する。さらに具体的には、本発明
はエレクトロスラグ精錬時に液体金属の流れに電磁束を
集中させる銅製案内管を使用して超合金を鋳込むことに
関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロスラグ精錬は、超合金を始め
とする広範囲の合金から各種不純物を除去するため、合
金を融解して精錬するために用いられる方法である。本
発明の譲受人であるゼネラル・エレクトリック(General
Electric)社に譲渡されたBenz等の米国特許第51
60532号には、エレクトロスラグ精錬装置(ES
R)が開示されている。その他のESR構造は、本発明
の譲受人であるゼネラル・エレクトリック社に付与され
た米国特許第5310165号、同第5325906
号、同第5332197号、同第5348666号、同
第5366206号、同第5472097号、同第56
49992号、同第5649993号、同第56836
53号、同第5769151号、同第5809057号
及び同第5810066号を始めとする幾つかの米国特
許に記載されている(それらの開示内容は援用によって
本明細書の内容の一部をなす。)。
【0003】一般に、エレクトロスラグ精錬装置は、電
源(例えば、交流又は直流電源)と接続したインゴット
を含んでいる。インゴットは各種の欠陥又は不純物を含
んでいる可能性のある未精製合金からなり、その金属学
的性質(例えば粒度やミクロ組織等)を向上させるため
精錬プロセスで欠陥又は不純物を除くのが望ましい。イ
ンゴットは水冷式るつぼ内に適切に懸架される消耗電極
を構成し、るつぼは精錬すべき合金に対応したスラグを
含む。スラグは、電極からスラグを通してるつぼ内に電
流を流すことによって加熱される。スラグは、消耗電極
の下端をインゴット溶湯中に融解するのに十分な高温に
維持される。消耗電極が融解すると精錬作用が起きて、
インゴット溶湯中の夾雑酸化物は液状スラグに暴露され
その中に溶解する。インゴット溶湯の精錬溶湯は重力で
スラグを通って落下するが、その程度は追加の電磁力で
加減することができる。精錬溶湯はるつぼの底の液体金
属プールに溜まる。こうして、スラグは溶湯から各種不
純物を効果的に除去し、精錬が達成される。精錬溶湯
は、誘導加熱式セグメント化水冷銅案内管によってるつ
ぼから抜取ることができる。こうしてるつぼから抜取ら
れた精錬溶湯は、特に限定されないが、粉末噴霧法、溶
射法、吹付成形インベストメント鋳造法、溶融紡糸法、
核生成鋳造法、ストリップ鋳造法及びスラブ鋳造法を始
めとする各種凝固プロセス用の液体金属源を提供する。
【0004】上記のエレクトロスラグ精錬装置では、る
つぼは銅で作ることができ、通例、その表面に固形スラ
グ及び/又は金属スカルを形成させるために水冷する。
固形スラグ又は金属スカルは液状スラグとの境界をな
し、るつぼ自体の損傷を防ぐ。通例、るつぼの底は水冷
式低温炉床(銅製でよい)を含むが、るつぼの底に回収
された溶湯の純度を維持するため精錬溶湯の固形スカル
を炉床に形成する。炉床の下方の出湯案内管アセンブリ
も銅で作ることができる。出湯案内管アセンブリは多く
はセグメント化された水冷式のものであり、るつぼから
抜取る際に溶湯の純度を維持するため精錬溶湯の固形ス
カルを形成させる。スカルは、るつぼの母材との接触に
原因するインゴット溶湯の汚染を防止することができ
る。
【0005】エレクトロスラグ精錬装置は、出湯案内管
を包囲した複数の水冷式誘導加熱用電線導管を含むこと
がある。電線導管は溶湯及び出湯案内管を誘導加熱する
とともに、出湯案内管を通る出湯流量を制御することが
できる。従って、出湯案内管からの生産量を実質的に定
常状態に保つため、出湯オリフィスの周囲に形成される
スカルの厚さを制御して消耗電極の融解速度とマッチさ
せることができる。
【0006】ある種のエレクトロスラグ精錬装置の出湯
案内管及び低温炉床は、一般に構造的に複雑なものであ
り、一般に誘導加熱用電線導管で包囲された複数のフィ
ンガ又はセグメントを含んでいる。このような誘導加熱
用電線導管は大抵は単一ユニットであり、通例、出湯案
内管の形状に適合した所定形状を有する。その形状は、
誘導加熱電線導管と出湯案内管との間に間隙を画成する
ように設けられる。この形状はエレクトロスラグ精錬用
途において出湯案内管内の溶湯を加熱するのに適してい
る。しかし、誘導加熱用電線導管と出湯案内管のいずれ
か又は両方が相対的に移動すると、誘導加熱用電線導管
は単一ユニットであるため、その間の空隙が変化する。
そのため、エレクトロスラグ精錬用途における出湯案内
管内の溶湯の加熱は(しばしば有害な)影響を受けるこ
とがある。
【0007】さらに、出湯案内管の各セグメントには内
部冷却材通路が設けられることがあるが、これはアセン
ブリの複雑さ及び製造コストを増す。通例、出湯案内管
は外面が誘導加熱コイルで包囲された低温炉床に一体接
合される。このような出湯案内管を形成するには、特殊
フライス削りを始めとする数々の複雑な生産工程及び機
械加工を必要とするのが通例である。このように、出湯
案内管及び低温炉床を製造するには多大な費用がかか
る。
【0008】上記の電線導管は、出湯案内管内に電磁場
及びそれに付随した電磁束を発生し、それにより出湯案
内管を流れる材料を加熱する。発生する電磁場及び電磁
束の強度は、案内管装置の加熱能力と関係するのが通例
である。電磁場及び電磁束の強度増大に伴い、案内管装
置の加熱能力は増す。金属の初期流れを生み出し、エレ
クトロスラグ精錬装置内の望ましくない固体金属を融解
し、出湯案内管を流れる金属の流れを過熱するには、電
磁場及び電磁束の強度が高いこと、その結果として案内
管装置が高い加熱能力を有することが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】案内管装置における電
磁束強度は、電線導管内の印加電圧の上昇及び案内管装
置の周囲に配置された誘導加熱素子の数の増加の少なく
とも一方を使用することによって増強させることができ
る。案内管装置の形状及び構造によっては、誘導加熱素
子の数が制限されかねない。さらに、電流量は誘導加熱
素子の形状及び構造並びに電気エネルギーの有効利用度
によって制限される。このように、出湯案内管内での電
磁場及びそれによって生じる電磁束の強度を増強するた
めの案内管装置の能力は制限されかねない。
【0010】そこで、銅製案内管装置における電磁場及
びそれによって生じる電磁束を増強する必要がある。特
に、案内管装置の設計をさほど変更せずに電磁束の濃度
を増大させる必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様で
は、出湯案内管は、溶湯の流れを導くための金属源から
出湯案内管の出口まで延在する中心オリフィス、出湯案
内管内に電磁場を発生させる構造物、及び中心オリフィ
スを流れる溶湯の流れに電磁場から生じた電磁束を集中
させてその流れを加熱することのできる出湯案内管電磁
束集中内部形状を含む。
【0012】本発明の別の態様では、エレクトロスラグ
精錬装置における電磁束集中用の出湯案内管が提供され
る。この出湯案内管は、底板、延長部、溶湯の流れを導
くための金属源から出湯案内管の出口まで延在する中心
オリフィス、及び中心オリフィスを流れる溶湯の流れに
電磁束を集中させることのできる出湯案内管電磁束集中
内部形状を含んでおり、出湯案内管電磁束集中内部形状
は中心オリフィスを流れる溶湯の流れに電磁束及び熱を
集中させるための傾斜段形輪郭を有している。傾斜段形
輪郭は、第1の中心オリフィス部と、第2の中心オリフ
ィス部と、減径中心オリフィス部と、第1の傾斜中心オ
リフィスランプ部と、第2の傾斜中心オリフィスランプ
部とを含んでいる。第1の傾斜中心オリフィスランプ部
が第1の中心オリフィス部から減径中心オリフィス部ま
で延在し、第2の傾斜中心オリフィスランプ部が減径中
心オリフィス部から第2の中心オリフィス部まで延在す
る。出湯案内管は、出湯案内管との間に間隙をなすよう
に出湯案内管に配置された誘導加熱装置をさらに含んで
おり、出湯案内管上で誘導加熱装置が移動しても中心オ
リフィスを流れる溶湯の流れに集中させた電磁束及び熱
は実質的に一定に保たれる。誘導加熱装置は2以上の誘
導加熱コイルを含んでいて、第1の誘導加熱コイルは底
板近傍に配置され、第2の誘導加熱コイルは延長部との
間に間隙をなすように延長部近傍に配置される。
【0013】本発明の上記その他の態様、利点及び顕著
な特徴は、本発明の実施形態について開示した以下の詳
細な説明を添付の図面と併せて参照することで明らかと
なろう。図面全体を通して、類似部品は類似の符号で示
した。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る案内管構造物は、適
宜、各種の金属精錬及び排出装置及びプロセスについ
て、電磁束、電磁場及び結果的に生じる熱を集中させ
る。こうした金属精錬及び排出装置及びプロセスには、
特に限定されないが、エレクトロスラグ精錬装置及びプ
ロセス、真空誘導金属装置及びプロセス、誘導融解装置
及びプロセス、電子ビーム低温炉床装置及びプロセス、
プラズマアーク装置及びプロセス、真空アーク再融解装
置及びプロセス等がある。以下の説明では精錬装置及び
プロセスの代表例としてエレクトロスラグ精錬装置及び
プロセスについて源キュするが、これは単に例示にすぎ
ず、その他の金属精錬装置及びプロセスも本発明の技術
的範囲に属する。
【0015】図1及び図2に、エレクトロスラグ精錬装
置10の概略を示す。エレクトロスラグ精錬装置10は
円筒形るつぼ12を含んでおり、るつぼ内部にエレクト
ロスラグ精錬すべきインゴット14(当技術分野では
「消耗電極」としても知られる)が懸架される。当技術
分野で公知の通り、適当な供給速度でインゴット14を
るつぼ12内に供給するための供給装置16が設けられ
る。供給装置16は、特に限定されないが、ねじ16b
を回転させる適当な駆動モータ及び変速機16を含んで
いて、ねじ16bの回転によって、消耗電極14の頂部
に端部が固定された支持棒16cを降下つまり下方に並
進させる。図示したエレクトロスラグ精錬装置10の構
成では消耗電極14をエレクトロスラグ精錬すべき金属
源として示したが、粉末原料又は液体金属原料等の他の
適当な金属源も本発明の技術的範囲に属する。
【0016】消耗電極14はエレクトロスラグ精錬すべ
き適当な合金からなるが、合金はニッケル基、鉄基、鉄
−ニッケル基もしくはコバルト基合金又は超合金であ
る。スラグ18がるつぼ12内部に設けられる。スラグ
18は、消耗電極14の精錬に適したものであればどん
な組成でもよい。消耗電極14がるつぼ12内に送られ
たときに消耗電極14の先端を融解するための加熱装置
20が設けられる。加熱装置20には適当な電源20a
が含まれ、消耗電極14に電気的に接続される。ヒータ
ー電源20aは、導線20b等で支持棒16cを介して
消耗電極14に接続される。電流は消耗電極14及び液
状スラグ18を通じてるつぼ12に流れる。こうして、
消耗電極14の下端を融解するのに適した温度までスラ
グ18は抵抗加熱される。図示した実施形態では電流供
給源として消耗電極14を示したが、非消耗電極を始め
とする他の適当な電流供給源も本発明の技術的範囲に属
する。
【0017】るつぼ12の底部12aには、本発明に係
る銅製出湯案内管22が着脱自在に取付けられる。出湯
案内管22は、後で説明する通り、熱、電磁場及び電磁
束を中心オリフィス32内に集中させる形状の中心オリ
フィス32を含んでいる。出湯案内管22はるつぼ12
の底部を囲む。電源20aとの間の電流路を導線20c
で設けることができる。スラグ18は電源20aで加熱
され、この加熱によって消耗電極14の下端が加熱され
融解する。消耗電極14から溶融金属の精錬溶湯(又は
単に精錬溶湯ともいう)14aが生じる。精錬溶湯14
aはスラグ18を通って落下し、るつぼ12の底部に設
けられた液体金属プールつまり溶湯溜め24に回収され
る。
【0018】本発明に係るエレクトロスラグ精錬装置1
0は、エレクトロスラグ精錬装置10の運転時にるつぼ
12を冷却する冷却系26を含んでいる。冷却系26
は、るつぼ12の周囲に配置された冷却ジャケット26
bに水等の冷却材26cを送り込むための冷却材供給源
26aを含み得る。るつぼ12と冷却ジャケット26b
は一体アセンブリであってもよい。別法として、るつぼ
12と冷却ジャケット26bは独立の部品で熱的に協働
するように連結したものであってもよい。冷却ジャケッ
ト26bはその内部を貫通した適当な流路又は導管を含
んでいて、エレクトロスラグ精錬装置10の運転時には
るつぼ12から熱を除去するために冷却材26cを循環
させる。
【0019】るつぼ12内部の液状スラグ18の周囲に
固形スラグスカル18aを形成させることができる。固
形スラグスカル18aによって、液状スラグ18及びエ
レクトロスラグ精錬装置10を通って落下する金属から
るつぼ12を隔離できる。金属の精錬溶湯14aがスラ
グ18に暴露されると、消耗電極14のエレクトロスラ
グ精錬が起こる。スラグ18は、特に限定されないが夾
雑酸化物及び夾雑窒化物のような不純物を溶解して精錬
溶湯14aから除去する。
【0020】るつぼ12(通例は銅製)は、固形スラグ
スカル18aによって精錬過程から隔離される。そのた
め、るつぼ12がインゴット溶湯14aを汚染すること
はない。精錬溶湯は、るつぼ12の底の溶湯溜め24に
溜まる。インゴットスカル14bは精錬溶湯をるつぼ1
2から隔離し、るつぼ12による溶湯の汚染を防ぐ。運
転中、液状スラグ18は出湯案内管22の上方に溜まっ
た精錬溶湯プール上に浮かぶ。
【0021】図2に示す本発明に係る出湯案内管22
は、本発明の譲受人に譲渡されたBenzの米国特許第
5809057号(その開示内容は援用によって本明細
書の内容の一部をなす。)に記載されているような従来
の溶湯案内管に比べて増大した熱、電磁場及び電磁束強
度及び集中を生じるように構成されている。本発明に係
る出湯案内管での誘導加熱の量は印加電磁場の2乗に概
ね比例すること、並びに後述の通り内部出湯案内管電磁
束集中形状はコイル位置が変動しても熱、電磁場及び電
磁束の少なくともいずれかを実質的に一定のレベルで与
えることが確認された。
【0022】図2は、るつぼ12の底部12aを囲む出
湯案内管22の拡大図である。図2において、るつぼ1
2は中実円筒形部材からなり、その底部12aは環状の
半径方向フランジとして形成される。冷却ジャケット2
6bは、るつぼ12を包囲する二重壁の円筒からなる。
冷却ジャケット26bは、るつぼ12冷却用の冷却材2
6cを入れるため中空である。
【0023】本発明に係る出湯案内管22は、実質的に
平坦な底板28を含む。底板28は、特に限定されない
が例えば銅のような適当な熱及び電気伝導性の材料から
形成し得る。底板28は、るつぼ12の形状と相補的な
円盤を含むとともに、るつぼの底部12aと係合する直
径部を有する上部外周面28aも含んでいる。こうし
て、出湯案内管22はるつぼ12に封止取付けできる。
また、締結具30(例えば、円周方向に互いに隔設され
た複数のボルトとナット)によって、底板28をるつぼ
の底部12aに着脱自在に取付け封止することができ
る。図2で、締結具30は、冷却ジャケット26bの基
部の周囲の適当な環状フランジに配設された開口と整列
した底板28の外周部の開口を貫通している。底板28
とるつぼ底部12aの間には、底板28をるつぼ12の
底部に固定する締結具30の取付け後にそれらを押しつ
け合うためガスケットその他の封止要素を設けてもよ
い。
【0024】出湯案内管22の底板28は上面28bを
有するが、この上面28bはるつぼ12と共に精錬溶湯
14aを収容してプールするための溶湯溜め24を画成
する。底板28は、上面28bの下方に離隔した外面又
は下面28cも有する。図2で、上面28b及び下面2
8cは実質的に平坦で互いに平行なものとして図示して
ある。なお、図示した形状は例示のためのものにすぎ
ず、本発明を限定するものではない。特に限定されない
が、例えば凹面、凸面、弓形面及びそれらの組合せのよ
うなその他の表面形状も、平坦で平行という特徴の有無
にかかわらず、本発明の技術的範囲に属する。
【0025】底板28は、延長部29に設けられた出口
100まで延在する中心オリフィス32(当技術分野で
は「出湯案内管オリフィス」としても知られる)も含ん
でいる。中心オリフィス32は、底板28の上面28b
と下面28cの間を略垂直に貫通する。中心オリフィス
32は、本発明を限定するものではないが、例えば精錬
溶湯14aの底面での重力流れ、圧力誘起流れ及び真空
誘起流れの少なくともいずれかによって、溶湯溜め24
から精錬溶湯14aを出湯できるようにする。出湯案内
管22に含まれる中心オリフィス32は、後述の通り、
中心オリフィス32に電磁束を集中させて加熱を増強さ
せるための内部出湯案内管電磁束集中形状を有する。
【0026】図3に示す通り、底板28には1以上のス
ロット34が形成される。各スロット34は、底板28
を鉛直方向に貫通していてもよい。各スロット34は、
後述の通り、印加された電磁場及び電磁束の流れをエレ
クトロスラグ精錬装置内に導く。別法として、底板28
は複数の互いに隔設されたスロット34を有していても
よく、例えば、円周方向に互いに等角度間隔で離隔しか
つオリフィス32から底板28の外周に向かって半径方
向外方に延在するスロット等がある。
【0027】図4に、円周方向に互いに等角度間隔で隔
設された複数のスロット34を示す。図4では、互いに
90度間隔で離隔した4つのスロット34が示してある
が、この形状は本発明の技術範囲に属するスロット形状
の一例にすぎない。本発明の技術的範囲には、底板28
に適当な任意の数のスロット34を設けることが含まれ
る。スロット34は、放電加工(EDM)技術を用いて
形成し得る。別法として、その他公知の冶金プロセスを
用いてスロット34を形成してもよく、本発明の技術的
範囲に属する。スロット34をガスで満たしてもよく、
或いは電気絶縁材36(特に限定されないが、例えばエ
ポキシ重合体)で充填してもよい。
【0028】スロット34は、複数の扇形セグメントつ
まりフィンガ28dを画成する。図示した構成(図4)
では、スロット34で画成される4つのフィンガ28d
(「セグメント」とも呼ばれる。)が示してある。底板
28用の冷却系40は、冷却材26cを循環させるため
各フィンガ28dの内部に延在する流路40aを含んで
いてもよい。冷却系40には独自の冷却材源を設けても
よい。別法として、冷却系40を冷却系26と並列に配
置して、るつぼ12冷却用の冷却材を使用してもよい。
この構成は本発明を例示するものにすぎず、本発明の技
術的範囲を限定するものではない。各フィンガ28d
は、約90度の隅部を有し得る。出湯案内管22内の冷
却材流路40aは、底板28の外周面から半径方向内側
に円筒形の穴を穿孔することによって形成し得る。隣り
合った流路40aは半径方向内側に向かって収束して中
心オリフィス32近傍で交叉するように配設すればよ
く、それによって冷却材の流れの供給流路及び戻り流路
を得ることができる。
【0029】図2及び図4に示す例示的実施形態では、
冷却系40は1対の冷却材マニホルド40b及び40c
も含んでいるが、これらは底板28と一体に形成し得
る。別法として、マニホルド40b及び40cは底板2
8の外周部に取付けてもよく、供給マニホルド40bを
冷却材供給用流路40aと連通するように配置し、戻り
マニホルド40cを戻り冷却材を導くための流路40a
と連通するように配置すればよい。マニホルド40b及
び40cは、冷却材を循環させるため冷却材源26aと
連結してもよい。
【0030】出湯案内管22は誘導加熱装置38を含ん
でいる。誘導加熱装置38は、精錬溶湯14a及び消耗
電極14を誘導加熱するため、底板下面28cの下側近
傍に配置される。「近傍」という用語は近い又は近接し
ていることを意味し、当業者が理解する通常の意味で用
いられる。誘導加熱装置38で発生する熱、電磁場及び
電磁束は、エレクトロスラグ精錬装置10の上記及びそ
の他の構成要素に伝達することができ、所望通り加熱を
生じる。誘導加熱装置38は、特に限定されないが環状
又はらせん状の誘導加熱装置形状を始めとする適当なあ
らゆる形状を取り得る。
【0031】誘導加熱装置38のコイルは、中心オリフ
ィス32の周りに同心的に配置することができ、スロッ
ト34を覆うように半径方向に延在していてもよい。図
1に例示した通り、誘導加熱装置38は誘導加熱用の十
分な電流を供給する1基以上の適当な電源38pを含む
ことができる。誘導加熱コイルは、特に限定されないが
例えば水のような適当な冷却材を循環させた中空のコイ
ルを含んでいてもよい。
【0032】誘導加熱装置38は、延長部29に沿って
中空オリフィス32と概ね同心的に配置される一次コイ
ル38aと、概して底板28の下面28cに配置される
二次コイル38bとを含む。誘導加熱装置38は、出湯
案内管22の延長部29との間に間隙をなすように延長
部29に配置される。延長部29に誘導加熱装置38を
配置することで、間隙を一定に保ちながら矢印500
(図6)の方向に誘導加熱装置38を移動させることが
できるようになる。間隙が一定であるので、誘導加熱装
置38で発生した熱、電磁場及び電磁束は誘導加熱装置
38を矢印500の方向に移動させても実質的に影響を
受けない。「実質的に」という用語は、当業者が理解す
る通常の意味で用いられる。
【0033】誘導加熱装置38の一次コイル38aと二
次コイル38bはそれぞれ、独立した一次コイル38a
及び二次コイル38bを形成するものでもよい。別法と
して、一次コイル38a及び二次コイル38bを連結し
て誘導加熱装置38用の一体コイル構造を形成してもよ
い。一次コイル38a及び二次コイル38bは適当なあ
らゆるコイル形状及び構造を取ることができ、例えば特
に限定されないが水冷式通電管コイル等がある。例え
ば、一次コイル38a及び二次コイル38bは、特に限
定されないが重ね巻きのように、少なくとも一部で重な
っていてもよい。図示した構成は本発明の技術的範囲に
属する構造を例示するものにすぎず、本発明を限定する
ものではない。
【0034】誘導加熱装置38の一次コイル38aは、
中心オリフィス32を通して出湯される精錬溶湯14a
を加熱するため、中心オリフィス32を包囲するように
その近傍に配置し得る。一次コイル38aは、中心オリ
フィス32近傍に位置する対応スカル14bの厚さも制
御し得る。二次コイル38bは一次コイル38aから半
径方向外側に離隔させることができ、半径方向に重なっ
ていてもよい(図示せず)。二次コイル38bは、中心
オリフィス32の周囲及び内部で精錬溶湯14aを十分
に加熱するのに十分な数の巻線を含んでいればよい。二
次コイル38bは、上記の通り、インゴットスカル14
bの厚さも制御もできる。
【0035】出湯案内管22の中心オリフィス32は、
そこを流れる液体金属の流れに熱、電磁場及び電磁束
(電磁束は電磁場で生じるので以後は「熱及び電磁束」
と呼ぶ)に集中させるような輪郭をもつ内部形状を有し
ている。図2に示すとともに詳細を図5及び図6に示す
通り、中心オリフィス32はその中心軸線138の周り
に傾斜段形輪郭を有する。傾斜段形輪郭は、第1の中心
オリフィス部131から狭窄部133を画成する減径中
心オリフィス部132まで延在する(第1の)傾斜中心
オリフィスランプ部130と、そこから(第2の)中心
オリフィス部135へとつながる(第2の)傾斜中心オ
リフィスランプ部135とによって形成できる。減径中
心オリフィス部132の直径は、第1の中心オリフィス
部131の直径よりも小さい。換言すれば、ランプ部は
中心オリフィス32の狭窄部133に通じており、そこ
で中心オリフィス32内の電磁束濃度は中心オリフィス
32のその他の部分(第1の中心オリフィス部131
等)よりも高くなる。
【0036】狭窄部133の形成される中心オリフィス
32の形状は、電磁場及び電磁束の集中を生じ得るもの
であれば適宜任意の形状をなし得る。傾斜中心オリフィ
スランプ部130及び134の角度は、狭窄部133を
生じる角度であればよい。傾斜中心オリフィスランプ部
130及び134の長さは等しくてもよい。別法とし
て、傾斜中心オリフィスランプ部130及び134の長
さは異なっていてもよい。さらに、第2中心オリフィス
部132の長さは種々変更し得る。また、中心オリフィ
ス32での第2中心オリフィス部132(つまり狭窄
部)の位置も種々変更し得る。例えば、中心オリフィス
32内での第2中心オリフィス部132及び狭窄部の位
置は、中心オリフィス32の両端から等距離にあっても
よいし、中心オリフィス32の出口よりもエレクトロス
ラグ精錬装置10に近い位置にあってもよいし、或いは
エレクトロスラグ精錬装置10よりも中心オリフィス3
2の出口近くにあってもよい。従って、本発明では、熱
及び電磁束を発生するための中心オリフィス32の特徴
の位置及び形状は、本発明の所期の目的が達成される限
り種々変更し得る。
【0037】第1中心オリフィス部131から第2中心
オリフィス部132まで延在するランプ部130を含む
中心オリフィス32は、適宜任意の金属加工法で形成し
得る。本発明の技術的範囲には、特に限定されないが穿
孔、旋削及び放電加工(EDM)の少なくともいずれか
のような機械加工法で中心オリフィス32を形成するこ
とが含まれる。穿孔によって中心オリフィス32を形成
する場合、狭窄部133の直径に略等しい直径をもつ通
路を穿孔で形成した後、さらに穿孔して第1中心オリフ
ィス部131の直径を拡げる。こうして、中心オリフィ
ス32は底板28の上面28b及び28cと概ね垂直に
形成される。そのため、エレクトロスラグ精錬作業時に
精錬溶湯14aが重力で中心オリフィス32から真直ぐ
下方に流れ落ちるようになる。上述の穿孔は本発明の技
術的範囲に属する形成方法を例示したものにすぎず、本
発明ではその他の形成方法を用いてもよい。
【0038】誘導加熱装置38は、中心オリフィス32
と略同心に底板28の下面28cに配置される。誘導加
熱装置38のコイルは、電磁エネルギーを溶湯14aに
伝達するため、半径方向にスロット34を覆うようにも
配置される。中心オリフィス32の狭窄部133には、
中心オリフィス32を精錬溶湯14aが流れ続けるよう
に中心オリフィス32を流れる精錬溶湯14aを液体状
態に保つのに十分な量の熱及び電磁束が伝達される。さ
らに、熱及び電磁束によって中心オリフィス32を流れ
る精錬溶湯の流量を制御することもできる。例えば、エ
レクトロスラグ精錬装置10に加わる熱及び電磁束を高
めると、液体状態に保たれる精錬溶湯14aの量が増
し、スカル14bへと凝固する精錬溶湯14aの量が減
る。さらに、中心オリフィス32近傍のスカル14bの
一部が、加えられた熱及び電磁束によって融解し、中心
オリフィス32周囲の制限が少なくなる。こうして、中
心オリフィス32を流れ易くなり、スカル14bの形成
量は減る。
【0039】逆に、本発明では、エレクトロスラグ精錬
装置10に加わる熱及び電磁束の量を減らすことで、中
心オリフィス32を通る流量を減少させることもでき
る。熱を発生させる電磁場を弱めると、中心オリフィス
32の狭窄部133に集中する電磁束は弱まる。狭窄部
133での電磁束が弱まると、中心オリフィス32を通
る精錬溶湯14aの流れは遅くなる。そこで、精錬溶湯
14aがスカル14bと接触する時間が長くなり、スカ
ル14bとの接触時間が長くなることで精錬溶湯14a
はスカル14bに凝固する可能性が増える。従って、中
心オリフィス32部の周囲に形成されるスカル14bの
量が増えて中心オリフィス32への流れが制限されるの
で、エレクトロスラグ精錬装置10での流量を制御でき
る。スカルを融解する熱は、発生電磁束で定まる限界に
達することもある。発熱時のある時点で、電磁束は中心
オリフィス32内で電磁場の絞りを引起こし、それによ
って流れが制限されることがある。中心オリフィス32
の形状及び出湯案内管電磁束集中内部形状は、中心オリ
フィス32内での制限を引き起こす電磁束の量を規定す
る。こうして、中心オリフィス32を通る流量をさらに
制御することができるようになる。
【0040】例えば、本発明を限定するものではない
が、中心オリフィス32を通る精錬溶湯14aの流量は
消耗電極14からの金属の融解速度に概ね等しくなるよ
うに制御することができる。そうすれば、エレクトロス
ラグ精錬装置10で概して定常状態の流れをもたらすこ
とができる。また、スロット34を通しての精錬溶湯1
4aの誘導加熱及び中心オリフィス32周囲の底板28
の冷却により、エレクトロスラグ精錬装置10の始動及
び定常運転時にバランスの取れた流れ関係を達成するこ
ともできる。
【0041】図7は、本発明の技術的範囲に属する別の
中心オリフィス232の部分断面図である。図7では、
前記各図で示したものと類似の特徴は類似の符号で示し
た。中心オリフィス232は出湯案内管22の底板12
8に形成され、そこを流れる溶湯の流れに熱、電磁場及
び電磁束を集中させる輪郭をもつ内部形状を有する。中
心オリフィス232は、中心オリフィス232の中心軸
線138の周りに傾斜段形輪郭を有する。
【0042】底板128は上述の底板28と同様に形成
されているが、底板128は底板室150を画成する延
長部129を含んでいる。底板室150は、上壁151
及び側壁152によって画成される。中心オリフィス2
32は、エレクトロスラグ精錬装置10から底板128
の壁面151まで延在する。中心オリフィス232の傾
斜段形輪郭は、底板128の上面128’から中心オリ
フィス232の狭窄部233まで延在する傾斜中心オリ
フィスランプ部230によって形成できる。狭窄部23
3は、中心オリフィス232全体に延在し壁面151を
終点とする単一の狭窄部235(図7の実線)からなる
ものでもよい。そうすると、流れ114aは底板室15
0内に流入する。別法として、狭窄部233は、中心オ
リフィス232の途中まで延在し、傾斜部234(図7
の破線)へと拡がって壁面151を終点とする狭窄部2
35からなるものでもよい。
【0043】狭窄部233の形成される中心オリフィス
232の形状は、電磁場の集中を生じ得るものであれば
適宜任意の形状をなし得る。傾斜中心オリフィスランプ
部230及び234の角度は、狭窄部233を生じる角
度であればよい。傾斜中心オリフィスランプ部230及
び234の長さは等しくてもよい。別法として、傾斜中
心オリフィスランプ部230及び234の長さは異なっ
ていてもよい。さらに、狭窄部235の長さも種々変更
し得る。また、中心オリフィス232での狭窄部235
の位置も種々変更し得る。例えば、狭窄部235の位置
は、中心オリフィス232の両端から等距離にあっても
よいし、中心オリフィス32の出口よりもエレクトロス
ラグ精錬装置10の近くに配置されていてもよいし、或
いはエレクトロスラグ精錬装置10よりも中心オリフィ
ス32の出口に近くに配置されていてもよい。従って、
本発明では、熱、電磁場及び電磁束を発生するための中
心オリフィス232の特徴の位置及び形状は、本発明の
所期の目的が達成される限り種々変更し得る。
【0044】本発明に係る出湯案内管22は、図1に示
す通り、エレクトロスラグ精錬装置10と組合わせて使
用することができる。出湯案内管22は、エレクトロス
ラグ精錬装置10から出湯される精錬溶湯14aの流れ
を処理するための後段の工程と併用できる。例えば、本
発明を制限するものではないが、本発明に係る中心オリ
フィス32から出湯される精錬溶湯の流れ114aを噴
霧化するため、ガス源からの適当な噴霧化ガスを噴射す
るための噴霧化構造を設けてもよい。別法として、本発
明に係る出湯案内管22はAshok等の米国特許第5
381847号に記載されているような装置と組合わせ
て使用することもできる。
【0045】図8は、本発明に係る出湯案内管につい
て、案内管の軸方向距離に対して電磁場強度をプロット
したグラフである。図8でグラフにした出湯案内管は、
4巻きの誘導加熱コイル構造を有していた。コイルに約
143000Hzで約87mAの電流を通電した。中心
オリフィス32内の電磁場強度を求めるため、軸線13
8に沿って発生した電磁場及び電磁束をさぐりコイルを
用いて測定した。図では、米国特許第5809057号
に記載されているような単一コイル式の真直ぐな非狭窄
形の出湯案内管構造と本発明に係る出湯案内管構造につ
いて交流電磁場を測定した。図8に示す通り、本発明に
係る出湯案内管は発生電磁場が明らかに増大した。
【0046】以上、本発明の様々な実施形態について説
明してきたが、本明細書の記載から当業者であれば構成
要素の様々な組合せ、変更及び改良を施すことができ、
本発明の技術的範囲に属することは自明であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るエレクトロスラグ精
錬装置の概略図。
【図2】 本発明の実施形態に係る出湯案内管の概略
図。
【図3】 本発明の実施形態に係る出湯案内管の底面
図。
【図4】 図2の出湯案内管を線3−3に沿って切断し
た部分断面平面図。
【図5】 本発明の実施形態に係る出湯案内管の概略部
分断面図。
【図6】 本発明の実施形態に係る図1の出湯案内管の
概略部分断面詳細図。
【図7】 本発明の実施形態に係る別の出湯案内管の概
略部分断面詳細図。
【図8】 低温壁誘導案内管の軸線方向管距離に対する
電磁場強度のグラフ。
【符号の説明】
10 エレクトロスラグ精錬装置 12 るつぼ 14 消耗電極 14a 液状精錬溶湯 14b インゴットスカル 16 供給装置 18 スラグ 18a スラグスカル 20 加熱装置 22 出湯案内管 26 冷却系 28 底板 29 延長部 38 誘導加熱装置 38a 一次コイル 38b 二次コイル 32 中心オリフィス 34 スロット 130 第1の中心オリフィス部 131 第2の中心オリフィス部 132 減径中心オリフィス部 133 第1の傾斜中心オリフィスランプ部 134 第2の傾斜中心オリフィスランプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 ハワード・ロスコー・ハート,ジュニア アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケネ クタデイ、ランキン・ロード、2159番 (72)発明者 マーク・ギルバート・ベンズ アメリカ合衆国、ニューヨーク州、バーン ト・ヒルズ、パークウッド・ドライブ、11 番 (72)発明者 ブルース・アラン・クヌドセン アメリカ合衆国、ニューヨーク州、アムス テルダム、ベルファンス・ロード、238番 (72)発明者 ウィリアム・トーマス・カーター,ジュニ ア アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ゴール ウェイ、パース・ロード、1949番 (72)発明者 ラッセル・スコット・ミラー アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ボール ストン・スパ、ブルックリン・ロード、31 番

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属精錬又は融解装置(10)用の出湯
    案内管(22)であって、 溶湯の流れを導くための、金属源から出湯案内管(2
    2)の出口まで延在する中心オリフィス(32)、 出湯案内管内に電磁場を発生させる構造物、及び中心オ
    リフィスを流れる溶湯の流れに電磁場から生じた電磁束
    を集中させてその流れを加熱することのできる出湯案内
    管電磁束集中内部形状を含んでなり、印加される電磁場
    が実質的に一定のレベルである出湯案内管(22)。
  2. 【請求項2】 前記構造物が出湯案内管に形成された1
    以上のスロット(34)を含んでいて、当該1以上のス
    ロットが出湯案内管内に電磁場を導くことができる、請
    求項1記載の出湯案内管。
  3. 【請求項3】 出湯案内管電磁束集中内部形状が、中心
    オリフィスを流れる溶湯の流れに熱、電磁場及び電磁場
    の少なくともいずれかを集中させるための傾斜段形輪郭
    を有する、請求項1記載の出湯案内管。
  4. 【請求項4】 前記傾斜段形輪郭が中心オリフィスの中
    心軸線の周りに設けられる、請求項3記載の出湯案内
    管。
  5. 【請求項5】 前記傾斜段形輪郭が、 第1の中心オリフィス部(130)、 第2の中心オリフィス部(131)、 減径中心オリフィス部(132)、 第1の傾斜中心オリフィスランプ部(133)、及び第
    2の傾斜中心オリフィスランプ部(134)を含んでい
    て、第1の傾斜中心オリフィスランプ部が第1の中心オ
    リフィス部から減径中心オリフィス部まで延在し、第2
    の傾斜中心オリフィスランプ部が減径中心オリフィス部
    から第2の中心オリフィス部まで延在する、請求項4記
    載の出湯案内管。
  6. 【請求項6】 減径中心オリフィス部の直径が第1の中
    心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部の各直径よ
    りも小さい、請求項5記載の出湯案内管。
  7. 【請求項7】 第1の中心オリフィス部の直径と第2の
    中心オリフィス部の直径が等しい、請求項5記載の出湯
    案内管。
  8. 【請求項8】 第1の中心オリフィス部の直径と第2の
    中心オリフィス部の直径が異なる、請求項5記載の出湯
    案内管。
  9. 【請求項9】 第1の中心オリフィス部の長さと第2の
    中心オリフィス部の長さが等しい、請求項5記載の出湯
    案内管。
  10. 【請求項10】 第1の中心オリフィス部の長さと第2
    の中心オリフィス部の長さが異なる、請求項5記載の出
    湯案内管。
  11. 【請求項11】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部の
    長さと第2の傾斜中心オリフィスランプ部の長さが等し
    い、請求項5記載の出湯案内管。
  12. 【請求項12】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部の
    長さと第2の傾斜中心オリフィスランプ部の長さが異な
    る、請求項5記載の出湯案内管。
  13. 【請求項13】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部及
    び第2の傾斜中心オリフィスランプ部がそれぞれ第1の
    中心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部と角度を
    なし、それらの角度が等しい、請求項5記載の出湯案内
    管。
  14. 【請求項14】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部及
    び第2の傾斜中心オリフィスランプ部がそれぞれ第1の
    中心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部と角度を
    なし、それらの角度が異なる、請求項5記載の出湯案内
    管。
  15. 【請求項15】 出湯案内管との間に間隙をなすように
    出湯案内管に配置された誘導加熱装置をさらに含む、請
    求項1記載の出湯案内管。
  16. 【請求項16】 出湯案内管上で誘導加熱装置が移動し
    ても、中心オリフィスを流れる溶湯の流れに集中させた
    熱、電磁場及び電磁束の少なくともいずれかが実質的に
    一定に保たれる、請求項15記載の出湯案内管。
  17. 【請求項17】 出湯案内管が底板(28)と延長部
    (29)を含み、中心オリフィス(32)が底板を起点
    として延長部を貫通している、請求項1記載の出湯案内
    管。
  18. 【請求項18】 延長部と中心オリフィスの周りに設け
    られた誘導加熱装置(38)をさらに含む、請求項17
    記載の出湯案内管。
  19. 【請求項19】 誘導加熱装置が2以上の誘導加熱コイ
    ルを含んでいて、第1の誘導加熱コイルが底板近傍に配
    置され、第2の誘導加熱コイルが延長部との間に間隙を
    なすように延長部近傍に配置されている、請求項17記
    載の出湯案内管。
  20. 【請求項20】 金属精錬装置がエレクトロスラグ精錬
    装置からなる、請求項1記載の出湯案内管。
  21. 【請求項21】 エレクトロスラグ精錬装置が低温壁誘
    導案内管を含み、低温壁誘導案内管が出湯案内管を含
    む、請求項20記載の出湯案内管。
  22. 【請求項22】 低温壁誘導案内管及びエレクトロスラ
    グ精錬装置用の出湯案内管であって、当該出湯案内管
    (22)が、 底板(28)、 延長部(29)、 溶湯の流れを導くための、金属源から出湯案内管の出口
    まで延在する中心オリフィス(32)、 実質的に一定のレベルで印加される電磁場を出湯案内管
    内に発生させる構造物(38)、及び中心オリフィスを
    流れる溶湯の流れに熱、電磁場及び電磁束の少なくとも
    いずれかを集中させることのできる出湯案内管電磁束集
    中内部形状を含んでなり、出湯案内管電磁束集中内部形
    状が中心オリフィスを流れる溶湯の流れに熱、電磁場及
    び電磁場の少なくともいずれかを集中させるための傾斜
    段形輪郭を有していて、該傾斜段形輪郭が第1の中心オ
    リフィス部(130)と、第2の中心オリフィス部(1
    31)と、減径中心オリフィス部(132)と、第1の
    傾斜中心オリフィスランプ部(133)と、第2の傾斜
    中心オリフィスランプ部(134)とを含んでおり、第
    1の傾斜中心オリフィスランプ部が第1の中心オリフィ
    ス部から減径中心オリフィス部まで延在し、第2の傾斜
    中心オリフィスランプ部が減径中心オリフィス部から第
    2の中心オリフィス部まで延在し、出湯案内管は出湯案
    内管との間に間隙をなすように出湯案内管に配置された
    誘導加熱装置(38)をさらに含んでおり、出湯案内管
    上で誘導加熱装置が移動しても中心オリフィスを流れる
    溶湯の流れに集中させた熱、電磁場及び電磁束の少なく
    ともいずれかは実質的に一定に保たれ、誘導加熱装置は
    2以上の誘導加熱コイルを含んでいて、第1の誘導加熱
    コイルが底板近傍に配置され、第2の誘導加熱コイルが
    延長部との間に間隙をなすように延長部近傍に配置され
    ている、出湯案内管。
  23. 【請求項23】 減径中心オリフィス部の直径が第1の
    中心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部の各直径
    よりも小さい、請求項22記載の出湯案内管。
  24. 【請求項24】 第1の中心オリフィス部の直径と第2
    の中心オリフィス部の直径が等しい、請求項22記載の
    出湯案内管。
  25. 【請求項25】 第1の中心オリフィス部の直径と第2
    の中心オリフィス部の直径が異なる、請求項22記載の
    出湯案内管。
  26. 【請求項26】 第1の中心オリフィス部の長さと第2
    の中心オリフィス部の長さが等しい、請求項22記載の
    出湯案内管。
  27. 【請求項27】 第1の中心オリフィス部の長さと第2
    の中心オリフィス部の長さが異なる、請求項22記載の
    出湯案内管。
  28. 【請求項28】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部の
    長さと第2の傾斜中心オリフィスランプ部の長さが等し
    い、請求項22記載の出湯案内管。
  29. 【請求項29】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部の
    長さと第2の傾斜中心オリフィスランプ部の長さが異な
    る、請求項22記載の出湯案内管。
  30. 【請求項30】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部及
    び第2の傾斜中心オリフィスランプ部がそれぞれ第1の
    中心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部と角度を
    なし、それらの角度が等しい、請求項22記載の出湯案
    内管。
  31. 【請求項31】 第1の傾斜中心オリフィスランプ部及
    び第2の傾斜中心オリフィスランプ部がそれぞれ第1の
    中心オリフィス部及び第2の中心オリフィス部と角度を
    なし、それらの角度が異なる、請求項22記載の出湯案
    内管。
  32. 【請求項32】 請求項1記載の出湯案内管を通して金
    属を流すことを含む金属精錬方法。
  33. 【請求項33】 請求項22記載の出湯案内管を通して
    金属を流すことを含む金属精錬方法。
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