JP2001241661A - ディーゼルエンジン用グロープラグ - Google Patents

ディーゼルエンジン用グロープラグ

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JP2001241661A
JP2001241661A JP2000057158A JP2000057158A JP2001241661A JP 2001241661 A JP2001241661 A JP 2001241661A JP 2000057158 A JP2000057158 A JP 2000057158A JP 2000057158 A JP2000057158 A JP 2000057158A JP 2001241661 A JP2001241661 A JP 2001241661A
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Japan
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glow plug
cylindrical housing
mounting
cylinder head
seat
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JP2000057158A
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Arihito Tanaka
有仁 田中
Takashi Aota
隆 青田
Kan Chiyou
艱 趙
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付けねじをM10からM8のねじ径サイズ
としてグロープラグの細径化、長尺化を図ったときの取
付け後のゆるみ止めを確実にする。 【解決手段】 グロープラグ10は、ディーゼルエンジ
ンのシリンダヘッドに設けられた取付け孔に螺合する取
付けねじ部と取付け孔内のシート面に圧接するシート部
とを有する筒状ハウジング22を備え、その筒状ハウジ
ング22の取付けねじ部とシート部との間に、外径が
6.3〜6.7mm、肉厚が0.7〜1.8mm、長さ
が20〜100mmの範囲内の円筒形状の弾性変形可能
部分を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディ−ゼルエンジン
の始動性を向上させるために用いるディーゼルエンジン
用グロープラグに関し、特に排ガス規制に対応するため
にディーゼルエンジンの直噴多弁化に移行するなかでグ
ロープラグ全体の細径化、長尺化を図っているディーゼ
ルエンジン用グロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンの始動補助用
に使用されるグロープラグは、たとえばセラミックスヒ
ータやシーズヒータ等の棒状ヒータと、これを先端部に
保持してエンジンのシリンダヘッド側の取付け孔にねじ
込んで締付け固定される筒状ハウジングを備えている。
このようなグロープラグは、前記筒状ハウジングの後端
側に設けた取付けねじをエンジンのシリンダヘッド側の
前記取付け孔のねじ部にねじ込み、前記筒状ハウジング
の先端部に設けたシート部を前記取付け孔内の段差部に
設けられたシート面に圧接させることにより、グロープ
ラグを前記取付け孔に固定するとともに、前記取付け孔
を介しての気密性を確保している。
【0003】近年、地球温暖化などへの対策として、エ
ンジンの熱効率の向上とともに、排気ガス規制が重要課
題になっており、ディーゼルエンジンにおいても直噴
化、4バルブ化(多弁化)が図られている。このような
直噴化、4バルブ化の影響によって、エンジンのシリン
ダヘッド周りの空間の制約が大きくなっている。
【0004】このため、前述したグロープラグでは、全
体の直径を可能な限り小さくするとともに全体の長さを
より一層長くすることにより、グロープラグの細径化と
長尺化を図ることが求められている。このようにすれ
ば、上述したように制約が大きいエンジンのシリンダヘ
ッド周りにグロープラグを配置するにあたっての設計の
自由度を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種のグロープラグ
において筒状ハウジングの細径化、長尺化を図るため
に、たとえば筒状ハウジングの外周に設けた取付けねじ
を、一般的なM10のねじ径サイズに変えてM8のねじ
径サイズとすることが考えられている。しかし、このよ
うな細径化、長尺化を図ると、シリンダヘッドへの取付
け時に取付けねじのねじ込み部分でゆるみを生じるおそ
れがある。
【0006】これを詳述すると、従来の一般的なM10
のねじ径サイズの取付けねじでは、シリンダヘッドへの
ねじ込み固定を規定トルクで締付けるだけで行ってお
り、しかもそれ以上のゆるみ止め対策は講じていない。
このような状態で、取付けねじをM8のねじ径サイズに
小さくすると、締付けの規定トルクが小さくなる。たと
えば従来のM10ねじの一般的な締付け規定トルクは1
4.7〜19.6N・mであるが、M8ねじの一般的な
締付け規定トルクは9.8〜14.7N・mと小さくな
る。
【0007】締付けトルクが小さくなると、ゆるみトル
クも小さくなると推定されるので、上述したように規定
トルクで締付けるだけであって、特にそれ以上のゆるみ
止めを行っていないグロープラグでは、取付けねじのね
じ径を小さくすると、取付けねじ部のゆるみが重要な問
題となる。
【0008】上述したようにグロープラグの細径化、長
尺化を図ると、筒状ハウジングの取付けねじ部と先端部
のシート部間の筒状部の長さが長くなるとともに、外径
が小さくなる。外径が小さくなると筒状ハウジングの先
端部に取付けられる発熱体の外径を小さくするのは限界
があるので、筒状部の肉厚は小さくなる。したがって、
グロープラグの細径化、長尺化を図ると、後述する表1
から明らかなように座屈強度が小さくなり、座屈変形が
生じるおそれがある。
【0009】筒状ハウジングのシート部側の先端部分に
は、発熱体や金属製外筒等が挿入固定され、この発熱体
や金属製外筒等が挿入された筒状部では発熱体等の存在
によって座屈変形が生じないが、発熱体や金属製外筒等
が位置していない筒状部では座屈変形が生じるおそれが
ある。座屈変形が生じると、取付けねじ部に充分な締付
けトルクを与えることができず、シリンダヘッドとの取
付けねじ部やシート部に充分な面圧を保持させることが
できず、充分なゆるみトルクを保持することができなく
なる。このようにグロープラグには、細径化、長尺化に
伴い、筒状ハウジングの筒状部に座屈変形が生じやすい
から、このような点でも対処できる対策を講じることが
望まれている。
【0010】また、上述したグロープラグでは、筒状ハ
ウジングには切削加工が容易な機械構造用炭素鋼材(低
炭素鋼)等のような快削鋼が主に使用されている。この
ような材質では、細径化、長尺化に伴って強度不足が問
題になるおそれがある。しかし、その対策として高強度
材等を使用すると、加工コスト等のコストアップを招い
てしまう。そこで、筒状ハウジングの材質を変えずに、
グロープラグの取付けねじ部のゆるみを防止することが
望まれる。
【0011】また、上述したグロープラグでは、筒状ハ
ウジングの取付けねじ部のねじ径サイズをたとえばM8
サイズ等に細径化する場合、エンジンのシリンダヘッド
の取付け孔のシート面での塑性変形が問題になる。従来
から筒状ハウジングの先端部のシート部を取付け孔のシ
ート面に圧接させてこの部分の気密性を保持するのは、
シート面の一種の塑性域での圧接であり、筒状ハウジン
グの細径化によってシリンダヘッド側のシート面の塑性
変形がより大きくなるから、これによっても取付けねじ
部のゆるみが問題になる。
【0012】エンジンのシリンダヘッドは、一般的にア
ルミ鋳物であり、この材質を変えることはエンジンの性
能、強度、耐久性等に大きな問題となる。シリンダヘッ
ドの材質を変えることは容易なことではなく、シリンダ
ヘッドの材質を変えずにシリンダヘッド側のシート面の
塑性変形を抑制し、取付けねじ部のゆるみを防止するこ
とが望まれている。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ディーゼルエンジン用グロープラグの筒状
ハウジングの細径化、長尺化を図るとともに、このよう
な細径化、長尺化を図っても筒状ハウジングをエンジン
のシリンダヘッドの取付け孔にねじ込み固定した状態で
取付けねじ部のゆるみが生じないディーゼルエンジン用
グロープラグを得ることを目的とする。
【0014】また、本発明は、エンジンのシリンダヘッ
ドの材質やグロープラグの筒状ハウジングの材質を変え
ずに、筒状ハウジングの細径化、長尺化を図っても、取
付けねじ部のゆるみが生じないディーゼルエンジン用グ
ロープラグを得ることを目的とする。
【0015】また、本発明は、グロープラグの筒状ハウ
ジングのシリンダヘッドの取付け孔のシート面に圧接さ
れるシート部と取付け孔にねじ込まれる取付けねじ部と
の間の筒状部の形状、特に発熱体や金属製外筒等が位置
しない筒状部の形状を規定することにより、シリンダヘ
ッドのシート面の塑性変形が大きくなるのを防止しつ
つ、シート部や取付けねじ部への軸線方向の押圧力を確
保して取付けねじ部のゆるみを防止することができるデ
ィーゼルエンジン用グロープラグを得ることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明の請求項1記載の発明に係るディーゼルエ
ンジン用グロープラグは、ディーゼルエンジンのシリン
ダヘッドに設けられた取付け孔に螺合する取付けねじ部
と、前記取付け孔の段差部に設けられたシート面に圧接
するシート部とを有する筒状ハウジングを備えたディー
ゼルエンジン用グロープラグにおいて、前記筒状ハウジ
ングの前記取付けねじ部とシート部との間に、少なくと
も外径が6.3〜6.7mm、肉厚が0.7〜1.8m
m、長さが20〜100mmの範囲内の円筒形状の弾性
変形可能部分を設けたことを特徴とする。
【0017】本発明(請求項1記載の発明)によれば、
筒状ハウジングの取付けねじ部とシート部との間に所要
の寸法で弾性変形可能部分を設けたので、取付けねじ部
の締付け規定トルクに対し充分な強度を有するととも
に、締付け規定トルクでの締付けにより筒状ハウジング
に適切な弾性変形を生じさせ、その適切な弾性変形によ
る弾性力により取付けねじ部とシート部に適切な押圧力
を発生させて取付けねじ部のゆるみを防止できるように
なる。
【0018】本発明の請求項2記載の発明に係るディー
ゼルエンジン用グロープラグは、請求項1において、前
記取付けねじ部のねじ径サイズをM8にしたことを特徴
とする。
【0019】本発明(請求項2記載の発明)によれば、
筒状ハウジングの細径化を図り、しかもゆるみを生じな
い取付けを行える。
【0020】本発明の請求項3記載の発明に係るディー
ゼルエンジン用グロープラグは、請求項1または請求項
2において、筒状ハウジングの弾性変形可能な部分、軸
線方向に断面形状が変化するように形成したことを特徴
とする。
【0021】本発明(請求項3記載の発明)によれば、
弾性変形可能部分の軸線方向の断面形状を変えることに
より、筒状ハウジングの弾性変形を自由に設定できるよ
うになり、種々のディーゼルエンジンやグロープラグに
対応できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るディーゼルエ
ンジン用グロープラグの一つの実施の形態を示し、この
実施の形態では、棒状ヒータとして抵抗体を絶縁性セラ
ミックス中に埋設することによって形成されるセラミッ
クス発熱体(いわゆるセラミックヒータ)を用いた例を
説明する。
【0023】図において、全体を符号10で示すセラミ
ックヒータ型グロープラグは、セラミックヒータ11
と、このセラミックヒータ11の外周部に嵌装されろう
付け等で接合されているパイプ形状の金属製外筒21
と、この金属製外筒21を先端部に保持する筒状ハウジ
ング22と、この筒状ハウジング22の後端部に絶縁ブ
ッシュ25を介して保持した外部接続端子24を備えて
いる。
【0024】前記筒状ハウジング22は、このグロープ
ラグ10のエンジンのシリンダヘッドの取付孔への取付
け金具となる部分である。この筒状ハウジング22は、
ステンレス鋼などで全体がほぼ筒状を呈するように形成
され、後端部には締め込み用六角状部分をもち、この六
角状部分より先端側に前記取付け孔へのねじ込み用の取
付けねじ22aが形成されている。筒状ハウジング22
の先端部にはシート部22bが設けられ、シリンダヘッ
ドの取付け孔のねじ部に取付けねじ22aをねじ込み、
取付け孔の段差部に設けられたシート面にシート部22
bを圧接させてグロープラグ10をシリンダヘッドに固
定することにより、シリンダヘッドの取付け孔による気
密性を確保している。
【0025】前記セラミックヒータ11は、無機導電材
または高融点金属材からなる発熱体13と、この発熱体
13の両端部に一端が接続されたリード部14,15と
を絶縁性セラミックスからなるセラミックス絶縁体12
中に埋設することにより形成されている。一方のリード
部14の他端は、セラミックス絶縁体12の後端部寄り
の外周部に露出され、金属製外筒21とろう付けなどに
より電気的に接合されている。そして、前記筒状ハウジ
ング22を介して、エンジンのシリンダヘッドにアース
接続される。
【0026】また、他方のリード部15の他端は、セラ
ミックス絶縁体12の後端部において電極取出しワイヤ
18に電気的に接続されており、この電極取出しワイヤ
18の他端は前記外部接続端子24の接続端24aに電
気的に接続されている。
【0027】なお、このようなグロープラグ10の構造
や機能は従来から広く知られている通りであり、ここで
は詳しい説明を省略する。
【0028】本発明によれば、上述したグロープラグ1
0において、筒状ハウジング22のシート部22bと取
付けねじ22aとの間の発熱体(セラミックヒータ1
1)や金属製外筒21等が位置していない筒状部30
(図1中Lで示す範囲の部分)を、少なくとも外径が
6.3〜6.7mm、肉厚が0.7〜1.8mm、軸線
方向の長さLが20〜100mmの範囲内の値になる円
筒形状を呈する弾性変形可能部として形成したことを特
徴としている。
【0029】このような数値で筒状ハウジング22の筒
状部30を形成することにより、グロープラグ10をシ
リンダヘッドの取付け孔に挿入し、取付けねじ22aを
取付け孔のねじ部にねじ込みシート部22bを取付け孔
の段差部のシート面に圧接して規定トルクで締付け固定
したときに、前記筒状部30に適切な弾性変形が生じ、
その弾性変形によって生じる軸線方向の応力により、取
付け孔のシート面の過大な塑性変形を防止し、取付け孔
のシート面とねじ部とに適切な軸線方向の押圧力が発生
して筒状ハウジング22の取付けねじ部のゆるみを防止
することができる。
【0030】換言すれば、本発明はグロープラグ10を
シリンダヘッドの取付け孔にねじ込んで締付け固定する
にあたって、筒状ハウジング22を取付けねじ22aの
ねじ径に応じた締付け規定トルクで締付けても、筒状ハ
ウジング22の座屈変形等が生ぜず、確実に固定するこ
とができ、しかもこの状態で取付けねじ部がゆるまない
ように、筒状ハウジング22の筒状部30に弾性変形可
能部分を上述した数値をもって形成したものである。
【0031】グロープラグ10において、筒状ハウジン
グ22の筒状部30に弾性変形可能部分を形成すること
が可能となる各部の要因の数値を上述した範囲に限定で
きることを以下の確認試験によって確認した。
【0032】この種のグロープラグにおいて、筒状ハウ
ジング22の取付けねじ22aをエンジンのシリンダヘ
ッドの取付け孔にねじ込み固定したときに取付けねじ部
にゆるみが生じる原因としては、 1.取付けねじ部のねじ径の細径化による締付けトルク
の低下に伴うゆるみ(すなわち、ねじ径が小さくなる
と、エンジンのシリンダヘッドの取付け孔のシート面と
の接触面積が小さくなり、締付けトルクも小さくなるこ
とによりゆるみが生じやすくなるためである。)、 2.取付けねじ部のねじ込みにより筒状ハウジング22
先端部のシート部22bをエンジンのシリンダヘッドの
取付け孔のシート面に圧接させたときのシリンダヘッド
側のシート面の塑性変形によるゆるみ、 3.エンジン駆動等により生じる振動によるゆるみ、 4.たとえばエンジン駆動・停止等に伴う温度変化によ
るゆるみ、 等が考えられる。
【0033】上述したグロープラグ10のエンジンのシ
リンダヘッドへの取付けねじ部のゆるみの原因や筒状ハ
ウジング22の強度に影響を及ぼす要因としては、 1.筒状ハウジング22の取付けねじ部のねじ径とねじ
部長さ、 2.筒状ハウジング22の材質、 3.シリンダヘッドの材質、 4.筒状ハウジング22のコンプライアンス(弾性変形
に関する係数:単位力に対する弾性変形量:やわさ)、 5.筒状ハウジング22の座屈強度、 6.筒状ハウジング22のねじり強度、 7.筒状ハウジング22のシート部22bとシリンダヘ
ッドの取付け孔のシート面の形状(特にシート角度)、 が挙げられる。
【0034】ここで、上述したコンプライアンスC(m
m/N)は、以下の(1)式に示す通りである。
【数1】 E:材料の縦弾性係数(ヤング率) Li:軸線方向の長さ Si:断面積
【0035】また、筒状ハウジング22のコンプライア
ンスC、座屈強度、ねじり強度は、次の諸元によって決
まり、その大きさの変化は下記の表1に示す通りであ
る。すなわち、コンプライアンスCと座屈強度に関する
諸元は、筒状ハウジング22の取付けねじ部22aと先
端部のシート部22b間の発熱体(11)や金属製外筒
21等が位置していない筒状部30の長さと内径および
外径(=断面積:肉厚)である。また、ねじり強度に関
する諸元は、筒状ハウジング22の取付けねじ部22a
と先端部のシート部22b間の発熱体(11)や金属製
外筒21等が位置していない筒状部30の内径および外
径(=断面積:肉厚)である。
【0036】
【表1】
【0037】そこで、上述した取付けねじ部にゆるみが
生じる原因の1.取付けねじ部のねじ径の細径化による
締付けトルクの低下に伴うゆるみと、2.取付けねじ部
のねじ込みにより筒状ハウジング22先端側のシート部
22bをエンジンのシリンダヘッドの取付け孔のシート
面に圧接させたときのシリンダヘッド側のシート面の塑
性変形によるゆるみに影響する上述した要因を以下のよ
うに設定して確認を行う。
【0038】すなわち、ゆるみに影響する要因のうち、
1.筒状ハウジング22の取付けねじ部22aのねじ径
サイズをM8とし、2.筒状ハウジング22の材質と、
3.シリンダヘッドの材質を従来と同じにする。また、
4.筒状ハウジング22のコンプライアンスと、5.筒
状ハウジング22の座屈強度と、6.筒状ハウジング2
2のねじり強度に関する上述した諸元(筒状ハウジング
22の取付けねじ部22aと先端側のシート部22b間
の発熱体11や金属製外筒21等が位置していない筒状
部30の長さ、外径、内径)を種々変える。また、7.
筒状ハウジング22のシート部22bとシリンダヘッド
の取付け孔のシート面の形状(特にシート角度)を変え
て、締付け限界トルクを確認するとともに、上述した取
付けねじ部22aにゆるみが生じる原因の3.エンジン
駆動等により生じる振動によるゆるみ、4.たとえばエ
ンジン駆動・停止等に伴う温度変化によるゆるみに対す
る確認を行う。
【0039】グロープラグ10の筒状ハウジング22の
材質は、従来一般的に用いられる機械構造用炭素鋼材S
48C−Dとし、その形状を図2の通りとして、そのシ
ート部22b側の先端部に発熱体等の相当品として金属
製圧入部材(図中11を付す)を圧入して、その金属製
圧入部材11の端部から取付けねじ部22a間の筒状部
30の各部の寸法を下記のように変化させる。すなわ
ち、外径D:6.7mmφ、6.3mmφ、内径d:
1.9〜5.9mmφ(外径6.7mmφのとき)、
2.7〜4.9mmφ(外径6.3mmφのとき)、肉
厚t:0.4〜2.4mm、長さL:5〜150mmと
する。また、シート部22bのシート角度θ:93°、
123°とする。なお、上記の寸法の詳細は、後述する
確認試験結果の表6、表7等による。
【0040】確認試験に用いるシリンダヘッド相当品の
材質は、従来シリンダヘッドに一般的に用いられている
アルミニウム合金鋳物AC4Dとし、その形状および寸
法を図3の通りとする。なお、取付け孔のねじ部からシ
ート面までの長さは、筒状ハウジング22の長さLに応
じて変える。また、シート面のシート角度は、筒状ハウ
ジング22のシート部22bのシート角度θに応じて9
0°(シート部角度93°のとき)、120°(シート
部角度123°のとき)とする。
【0041】まず、各部の要因の数値を限定できること
を確認する確認試験の予備試験として、筒状ハウジング
22の取付けねじ22aのねじ長さを種々変えて、その
影響を確認する予備試験1を行った。
【0042】予備試験1では、筒状ハウジング22の筒
状部30における弾性変形可能部分の長さLを20m
m、外径Dを6.7mmφ、肉厚tを2.4mm、(内
径d:1.9mmφ)とし、ねじ部(M8×1)のねじ
部長さlを5〜40mmに変化させた試験資料を作成
し、シート部22b側に金属製圧入部材(発熱体等相当
品)11を図2のように圧入して、上述したシリンダヘ
ッド相当品にねじ込み、ねじ込んでもこれ以上トルクが
上がらない締付け限界トルクを確認した。
【0043】この予備試験1の試験結果は以下の表2に
示す通りであり、この結果から、ねじ部長さlが10〜
40mmの範囲では、締付け限界トルクに差異がないこ
とが分かる。これにより、以下の確認試験では、筒状ハ
ウジング22の取付けねじ部22aの長さがその試験結
果に影響しないようにねじ部の長さlを20mmとす
る。
【0044】
【表2】
【0045】次に、確認試験で振動や温度サイクルによ
り取付けねじ部のゆるみが生じたか否かを判定するため
の基準を設定するために、予備試験2で行った。この予
備試験2では、筒状ハウジング22の各部の寸法を上述
した寸法の範囲で変化させた試験試料を作成し、シート
部22b側に金属製圧入部材11を圧入して、上述した
シリンダヘッド相当品にねじ径サイズM8の一般的な締
付け規定トルク12.7N・mで締付け、その後200
時間常温にそのまま放置し、その放置後のゆるみトルク
を測定した。
【0046】なお、この予備試験2の試験試料の各部の
寸法は、後述する予備試験結果の表3〜5に記載した通
りである。すなわち、この予備試験2の200時間放置
後のゆるみトルクの試験結果は、表3〜5の通りであ
り、振動や温度サイクルが影響しない放置後のゆるみト
ルクは、7.8N・m以上であることが分かる。したが
って、以下に述べる確認試験において、振動や温度サイ
クルにより取付けねじ部にゆるみが生じたか否かの判定
基準をゆるみトルク7.8N・m以上とし、ゆるみトル
ク7.8N・m未満の場合、振動や温度サイクルにより
取付けねじ部にゆるみが生じたと判定することにする。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】まず、確認試験1として、締付け限界トル
ク試験を行った。この締付け限界トルク試験は、締付け
規定トルクでグロープラグ10の筒状ハウジング22を
エンジンのシリンダヘッド(シリンダヘッド相当品)の
取付け孔にねじ込んだとき、筒状ハウジング22の弾性
変形可能部分が座屈変形したり、シリンダヘッドのシー
ト面が過大な塑性変形が生じることがない筒状ハウジン
グ22の筒状部30の各部の寸法を確認するための確認
試験である。
【0051】上述したように筒状ハウジング22の筒状
部30の各部の寸法を変化させた筒状ハウジング22の
試験試料を作成し、図2のようにシート部22b側の先
端部に発熱体等の相当品となる金属製圧入部材11を圧
入し、図3のシリンダヘッド相当品にねじ込み、これ以
上トルクが上がらない締付け限界トルクを測定した。こ
の締付け限界トルクの測定結果は、表6〜表8の通りで
ある。
【0052】ねじ径サイズM8の場合、一般的に締付け
規定トルクは、9.8〜14.7N・mであり、これに
安全率を考慮すると、締付け限界トルクが19.6N・
m以上であれば、実際の使用に対して充分な強度を有し
ていることになる。これによる評価の結果は、表9〜1
1の通りである。これらの表で○印は締付け限界トルク
が19.6N・m以上であって充分な強度を有している
ことを、×印は締付け限界トルクが19.6N・m未満
であって充分な強度を有していないことを示している。
【0053】これらの測定結果および評価結果により、
筒状ハウジング22の筒状部30の肉厚tが0.7mm
以上で、かつ長さLが100mm以下であれば、締付け
限界トルクが19.6N・m以上であり、実際の使用に
対して一般的な締付け規定トルクで締付けても筒状ハウ
ジング22の座屈変形やシリンダヘッドのシート面の過
大な塑性変形は生ぜず、充分な強度を有していることに
なる。また、肉厚が同じであれば、外径6.3mmφと
6.7mmφとでは締付け限界トルクに大きな差はな
く、シート角度θでは93°の方が123°よりも締付
け限界トルクが若干大きい程度で大きな差がないことが
分かる。
【0054】
【表6】
【0055】
【表7】
【0056】
【表8】
【0057】
【表9】
【0058】
【表10】
【0059】
【表11】
【0060】次に、確認試験2として、耐久試験後のゆ
るみトルク試験を行った。この耐久試験後のゆるみトル
ク試験は、締付け規定トルクで締付けた後、振動や温度
サイクルがねじ締付け部に加わってもその取付けねじ部
にゆるみが生じない筒状部30(弾性変形可能部分)の
各部の寸法を確認するためのものである。上述したよう
に筒状ハウジング22の筒状部30の各部の寸法を変化
させた筒状ハウジング22の試験試料を作成し、図2の
ようにシート部22b側の先端部に発熱体等の相当品と
なる金属製圧入部材11を圧入し、図3のシリンダヘッ
ド相当品にねじ径サイズM8の一般的な締付け規定トル
ク12.7N・mで締付け、その後に下記の耐久試験を
行う。
【0061】耐久試験は、振動を加えながら温度サイク
ルを行う耐久試験であり、振動方向が軸線方向で、エン
ジン駆動時のシリンダヘッドの加速度に相当する振動加
速度9Gの振動を加えながら、エンジン駆動時のシリン
ダヘッドの温度である150℃に1時間、その後空冷を
1時間を1サイクルとする温度サイクルを100サイク
ル行う。その耐久試験後に、筒状ハウジング22のゆる
みトルクを測定する。この耐久試験後のゆるみトルクの
測定結果は、表12〜14の通りである。
【0062】この測定結果と予備試験2の測定結果とを
比較して、振動や温度サイクルにより取付けねじ部にゆ
るみが生じているか否かを評価した結果が、表15〜1
7であり、○印は振動や温度サイクルによりゆるみが生
じていないものを、×印はゆるみが生じているものを示
している。
【0063】この確認試験2の結果により、肉厚tが
1.8mm以下で、かつ長さLが20mm以上であれ
ば、振動や温度サイクルによる取付けねじ部のゆるみは
発生しないことが分かる。これは、肉厚が大き過ぎた
り、長さが小さ過ぎたりすると、充分なコンプライアン
スが得られず、筒状ハウジング22の筒状部30の弾性
変形量が少なく、その弾性変形による取付けねじ部22
aやシート部22bへの押圧力が小さくて、振動や温度
サイクルに対して充分なゆるみ止め効果が得られないた
めである。また、肉厚が同じであれば、外径の6.7m
mφと6.3mmφとでは、その差が見られず、シート
角度θでは123°の方が93°よりも若干ゆるみトル
クが小さくなっている。
【0064】
【表12】
【0065】
【表13】
【0066】
【表14】
【0067】
【表15】
【0068】
【表16】
【0069】
【表17】
【0070】以上の確認試験1、2の結果により、筒状
ハウジング22の取付けねじ部22aのねじ径サイズが
M8の場合、グロープラグ10の筒状ハウジング22の
取付けねじ部22aとシート部22bとの間の筒状部3
0に肉厚が0.7〜1.8mm、長さ20〜100mm
の弾性変形可能部分を設けると、締付け規定トルクに対
して筒状ハウジング22が座屈変形を起こさない等の充
分な強度を有するとともに、締付け規定トルクで筒状ハ
ウジング22の筒状部30に適切な弾性変形を生じさ
せ、その適切な弾性変形による弾性力で取付けねじ部2
2aやシリンダヘッドの取付け孔のシート面に適切な押
圧力を発生させ、車輌での振動や温度サイクル等による
グロープラグ10の取付けねじ部のゆるみを完全に防止
することができることが確認できた。
【0071】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることはいうまでもない。たとえば上述し
た実施の形態では、グロープラグのヒータ部に、セラミ
ックヒータを用いた例を述べたが、本発明はこれに限定
されず、従来から広く知られているシース型のヒータを
用いたものでも適用可能である。
【0072】たとえば図4には二種類の金属線材を発熱
用、制御用の抵抗体42,43としてシース44内で耐
熱絶縁粉末45中に埋設したシーズヒータ41を示し、
このようなシーズヒータ41を備えたグロープラグ10
であっても、筒状ハウジング22に上述した数値を適用
すればよい。図中46はシース44の後端部から挿入さ
れた電極棒で、外部接続端子24に接続されている。な
お、このようなシーズヒータ型のグロープラグ10の具
体的な構造は従来から広く知られている通りであり、こ
こでの詳細な説明は省略する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るディー
ゼルエンジン用グロープラグによれば、エンジンのシリ
ンダヘッドに設けたグロープラグ取付け孔のシート面に
当接するシート部と、前記取付け孔のねじ部に螺合する
取付けねじ部とを有する筒状ハウジングにおいて、前記
筒状ハウンジグの取付けねじ部とシート部との間に弾性
変形可能部分(弾性変形可能な筒状部)を設けているか
ら、この弾性変形可能部分を取付けねじ部のねじ径サイ
ズに応じた締付け規定トルクにより弾性変形させ、その
応力により取付けねじ部とシート部に押圧力を発生さ
せ、その押圧力によりグロープラグのゆるみを防止する
ことができる。
【0074】すなわち、本発明によれば、筒状ハウジン
グの取付けねじ部をシリンダヘッドの取付け孔にねじ込
んで締付けるにあたって、筒状ハウジングの先端をシー
ト部として取付け孔の段差部のシート面に圧接させるこ
とにより、このシート部から前記取付けねじ部に至る筒
状部の弾性変形可能部分に軸線方向に所要の圧縮荷重を
与えた状態で装着することができる。しかも、このよう
な圧縮荷重で前記筒状部が軸線方向に弾性変形すること
による応力でシート部と取付けねじ部とに押圧力を発生
させてゆるみを防止する。したがって、シリンダヘッド
の取付け孔に取付け固定できるから、振動等が加わって
も安定した取付け状態を確保でき、ゆるみを生じるおそ
れはない。
【0075】したがって、車輌の取付け後のエンジン駆
動等による繰り返しの振動および冷熱サイクルに対する
グロープラグのゆるみ防止を特別な付加的ゆるみ止め防
止機構を用いることなく行うことができる。また、軸力
の確保しにくいM8のねじ径サイズによる取付けねじ部
をもつグロープラグの筒状ハウジングにおいて、締付け
トルクに対して充分な強度をもたせることができるか
ら、締付けトルクの設定の自由度を増すことができる。
さらに、座面陥没などが生じない低トルク側で締め付け
ても、実車上でのゆるみが発生しにくくなる。また、全
体として低軸力側で締め付けてもゆるみが生じないこと
から、シート幅の設定を小さくすることができ、より大
きな径のシースを使用することが可能となる。
【0076】このような本発明によれば、直噴多弁化へ
の対応のためにグロープラグにおける筒状ハウジングや
棒状ヒータの長尺化、細径化を図っても、筒状ハウジン
グのシリンダヘッドの取付け孔へのねじ込みによる締付
けトルクに対して筒状ハウジングでの強度不足を補うこ
とができるディーゼルエンジン用グロープラグを得るこ
とができる。
【0077】また、本発明によれば、M8のねじ径サイ
ズの取付けねじからなる取付けねじ部を有するグロープ
ラグであって、筒状部における弾性変形可能部分を外径
が6.3〜6.7mmφ、肉厚が0.7〜1.8mm
で、長さが20〜100mmの円筒状形状で構成してい
るから、この弾性変形可能部分に充分なねじり強度をも
たせるとともに、ゆるみの発生しないグロープラグを得
ることができる。したがって、新たな部材を追加するこ
となく、簡単な構造でゆるみを防止することができる。
【0078】すなわち、本発明によれば、筒状ハウジン
グにおけるシート部と取付けねじ部との間の軸線方向の
長さ、および筒状ハウジングの有効断面積を規定し、グ
ロープラグ自体が所持しているばね定数を低くすること
により、ゆるみの発生を防止することができる。
【0079】また、本発明によれば、グロープラグの筒
状ハウジングやディーゼルエンジンのシリンダヘッドの
材質を従来と同じ材質で適用できるので、高価な材料等
を用いる必要がなく、低コストで容易にグロープラグの
ねじ部のゆるみ止めを行うことができる。
【0080】また、本発明によれば、筒状ハウジングの
弾性変形可能部分を段付き円筒形状などのように軸線方
向において断面形状が変化する形状で形成することによ
り、弾性変形可能部分の弾性係数を容易に調整すること
ができるようになる。したがって、ハウジングの形状を
変更するのみで、弾性変形可能部分の弾性係数を容易に
調整でき、種々のエンジンのシリンダヘッドへの対応が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るディーゼルエンジン用グロープ
ラグの一つの実施の形態を示し、セラミックヒータ型で
ある例を示す要部断面図である。
【図2】 本発明に係るディーゼルエンジン用グロープ
ラグの一つの実施の形態を示し、試験試料を示す図であ
る。
【図3】 本発明に係るディーゼルエンジン用グロープ
ラグの一つの実施の形態を示し、試験試料および試験治
具を示す図である。
【図4】 本発明の適用例であるシーズヒータ型のグロ
ープラグを示す要部断面図である。
【符号の説明】
10…セラミックヒータ型グロープラグ、11…セラミ
ックヒータ、12…セラミックス絶縁体、13…発熱
体、14,15…リード部、18…電極取出し用ワイ
ヤ、21…金属製外筒、22…筒状ハウジング、22a
…取付けねじ、22b…シート部、24…外部接続端
子、25…絶縁ブッシュ、30…弾性変形可能部分とな
る筒状部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンのシリンダヘッドに
    設けられた取付け孔に螺合する取付けねじ部と、前記取
    付け孔の段差部に設けられたシート面に圧接するシート
    部とを有する筒状ハウジングを備えたディーゼルエンジ
    ン用グロープラグにおいて、 前記筒状ハウジングの前記取付けねじ部とシート部との
    間に、少なくとも外径が6.3〜6.7mm、肉厚が
    0.7〜1.8mm、長さが20〜100mmの範囲内
    の円筒形状の弾性変形可能部分を設けたことを特徴とす
    るディーゼルエンジン用グロープラグ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディーゼルエンジン用グ
    ロープラグにおいて、 前記取付けねじ部のねじ径サイズをM8にしたことを特
    徴とするディーゼルエンジン用グロープラグ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のディーゼ
    ルエンジン用グロープラグにおいて、 前記筒状ハウジングの弾性変形可能部分を、軸線方向に
    断面形状が変化するように形成したことを特徴とするデ
    ィーゼルエンジン用グロープラグ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783003B1 (ko) * 2006-07-26 2007-12-07 우진공업주식회사 디젤 엔진용 글로우 플러그
US20150075473A1 (en) * 2012-03-29 2015-03-19 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Glow plug and method for manufacturing same
EP2833067A4 (en) * 2012-03-29 2015-12-23 Ngk Spark Plug Co PREHEATING PLUG AND MANUFACTURING METHOD THEREOF

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