JP2001240298A - 用紙切断機構及びこの用紙切断機構による用紙切断方法 - Google Patents

用紙切断機構及びこの用紙切断機構による用紙切断方法

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JP2001240298A
JP2001240298A JP2000057959A JP2000057959A JP2001240298A JP 2001240298 A JP2001240298 A JP 2001240298A JP 2000057959 A JP2000057959 A JP 2000057959A JP 2000057959 A JP2000057959 A JP 2000057959A JP 2001240298 A JP2001240298 A JP 2001240298A
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Hiroyuki Murayama
裕之 村山
Fumihisa Hori
文久 堀
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、駆動モータの容量が小さくてもは
がき等の厚紙を無理なく容易に切断することができる用
紙切断機構、及びこの用紙切断機構の用紙切断方法を提
供すること。 【解決手段】 スパイラル軸8は、外周部に螺旋状の複
数の山部8aが設けられ、用紙Pの切断開始時に移動カ
ッター7を移動させる領域Aと、この領域Aを移動後、
更に移動カッター7を移動させて用紙Pの全幅を切断可
能な領域Bを有し、それぞれの領域A、Bの山部8aの
ピッチ寸法を、A<Bの関係にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は用紙の切断機構及び
この用紙の切断機構による用紙切断方法に係わり、用紙
の切断開始時に加わる切断負荷を小さくすることが可能
な用紙の切断機構及びこの用紙の切断機構による用紙切
断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙切断機構は、図示を省略する
が、駆動モータに直結された回転可能なスパイラル軸が
配設されている。このスパイラル軸は、外周部にネジ部
が形成され、このネジ部のピッチ寸法が等間隔に形成さ
れている。そして、このネジ部に係合するキャリッジ
に、ロータリカッターが回転自在に取り付けられてい
る。
【0003】また、ロータリーカッターの刃先部側には
固定カッターが配設され、この固定カッター上に用紙が
搬送されてくると、スパイラル軸を回転させて、キャリ
ッジを移動させて、ロータリカッターを固定カッターに
沿って移動させると、固定カッターとロータリカッター
との間で用紙を切断するようになっている。このような
用紙切断機構は、構造が簡単であると共に、切断面が直
線状になってきれいなので、ファクシミリ装置等の記録
装置において、印刷済みのロール紙を切断するようなも
のに広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の用紙切
断機構は、固定カッターとロータリカッターとの間で用
紙切断を開始時に、ロータリカッターに大きな負荷がか
かり、スパイラル軸を大きなトルクで回転させる必要が
あった。そのために、用紙がはがき等のような厚紙にな
ると、正常に用紙を切断できないことがあった。また、
このような厚紙を切断するために、スパイラル軸を回転
駆動させるための駆動モータに、大容量のモータを使用
しなければいけなかった。
【0005】このような大容量のモータを使用すること
により、コストアップになると共に、消費電力も大きく
なる問題があった。本発明は、前述したような問題点に
鑑みてなされたもので、駆動モータの容量が小さくても
はがき等の厚紙を無理なく容易に切断することができる
用紙切断機構、及びこの用紙切断機構の用紙切断方法を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明の用紙切断機構は、用紙
と、この用紙を切断可能な固定カッターと移動カッター
と、この移動カッターを前記固定カッターに沿って移動
可能に取り付けた外周部にネジ部を有する回転可能なス
パイラル軸とを備え、前記ネジ部は、前記用紙の切断開
始時に前記移動カッターを一方に移動させる領域Aと、
この領域Aを移動後前記移動カッターを更に一方に移動
させて前記用紙の全幅を切断可能な領域Bとを有し、前
記それぞれの領域A、Bの前記ネジ部のピッチ寸法を、
A<Bの関係にした構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記スパイラル軸は、時計回り方向、あ
るいは反時計回り方向のいずれか一方向への回転によっ
て、前記移動カッターを一方に移動させる第1ネジ部
と、前記スパイラル軸の前記一方向と同方向への回転に
よって、前記移動カッターを他方に移動させる第2ネジ
部とを設けた構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記第1と第2ネジ部は、山部、及び谷
部が略角型に形成され、前記移動カッターを前記一方と
前記他方とに移動させた時のそれぞれの移動終端部にお
いて、前記第1と第2ネジ部の前記谷部が繋がって形成
されている構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記移動カッターは、外周部に刃先が形
成された回転自在のロータリカッターからなり、前記固
定カッターに沿って前記移動カッターを移動させること
により、前記移動カッターの前記刃先と前記固定カッタ
ーとの間で前記用紙を切断可能とした構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、用紙を切断可能な移動カッターと固定カ
ッターとを有し、スパイラル軸のネジ部に前記移動カッ
ターを取り付け、前記スパイラル軸の前記ネジ部のピッ
チ寸法は、前記用紙を切断開始時に前記移動カッターを
一方に移動させる領域Aと、前記用紙を切断開始して所
定寸法切断後に、前記移動カッターを更に一方に移動さ
せて前記用紙の全幅を切断可能な領域Bとを有し、前記
スパイラル軸を一方向に定速回転させた時の前記移動カ
ッターの移動速度が、A<Bの関係で前記用紙を切断す
るような方法とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記スパイラル軸を時計回り方向、ある
いは反時計回り方向のいずれか一方向に回転させて、前
記移動カッターを一方に移動させて前記用紙を切断し、
前記用紙を切断後も前記スパイラル軸を前記一方向と同
方向に回転させて、前記移動カッターを用紙切断開始前
の初期位置に戻すようにした方法とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の用紙切断機構を、
例えばファクシミリー装置等の印刷装置に用いられてい
るものについて、図1、図2に基づいて説明する。ま
ず、印刷装置1には、側面視略コ字状に形成した取付フ
レーム2が取り付けられており、この取付フレーム2
は、図1に示す左右方向に延びて形成されている。前記
取付フレーム2の上面には、取付フレーム2の長手方向
に沿って延びる板状の固定カッター3が配設され、この
固定カッター3の先端部に刃先3aが形成されている。
【0013】前記取付フレーム2の両端には一対の支持
板1aが上方へ折り曲げ形成され、この支持板1a間に
案内フレーム4が架設支持されている。この案内フレー
ム4と取付フレーム2との間には、ロール紙等からなる
用紙Pの通過を許容するための隙間が形成されている。
また、キャリッジ5は案内フレーム4のレール部6に、
その長手方向へ移動可能に支持され、このキャリッジ5
には円形状のロータリーカッター7からなる移動カッタ
ーが回転自在に支持されている。前記移動カッター7
は、外周部に刃先7aが形成され、その下部外縁が固定
カッター3の先端部の刃先3aと対向するように配置さ
れ、これら固定カッター3と移動カッター7間において
用紙Pが切断可能になっている。
【0014】前記固定カッター3の上方には、キャリッ
ジ5を固定カッター3の長手方向にに沿って移動可能に
取り付けたスパイラル軸8が配設されている。このスパ
イラル軸8は、図3に示すように、外周部に複数の螺旋
状の山部と谷部とからなるネジ部8aが設けられてい
る。また、スパイラル軸8には、用紙Pの切断開始時に
移動カッター7が移動する領域Aと、この領域Aを移動
後、更に移動カッター7を移動させて用紙Pの全幅を切
断可能な領域Bとがある。そして、領域Aのネジ部8a
はピッチ寸法Cで形成され、領域Bの山部8aはピッチ
寸法Dで形成されて、ピッチ寸法Cがピッチ寸法Dより
小さく形成されている。即ち、前記それぞれの領域A、
Bのネジ部8aのピッチ寸法は、A<Bの関係になって
いる。このような領域A、Bのネジ部8aのピッチ寸法
が異なることにより、領域Aのネジ部8aが形成する傾
斜角度αは、領域Cのネジ部8aが形成する傾斜角度β
より小さくなっている。
【0015】そのために、スパイラル軸8を定速回転さ
せて用紙Pを切断する時の移動カッター7の移動速度
が、A<Bの関係になるようになっている。また、スパ
イラル軸8の図示左端部には、DCモータ等からなる駆
動源9が直結されており、この駆動源9の回転でスパイ
ラル軸8が回転して、キャリッジ5に支持されている移
動カッター7が、固定カッター3に沿って移動可能にな
っている。
【0016】前記スパイラル軸8は、案内フレーム4の
長手方向に沿って形成された支持孔10内に回転可能に
挿通支持されている。前記支持孔10は、キャリッジ5
側に向かった解放された開口部10aを有し、この開口
部10aにキャリッジ5に突出形成された係合片5aが
位置するようになっている。この係合片5aが、スパイ
ラル軸8の螺旋状のネジ部8aに係合されている。そし
て、駆動源9の時計回り方向、又は反時計回り方向のい
ずれか一方向への回転によって、スパイラル軸8が回転
すると、係合片5aを介して図1に示すキャリッジ5が
左右方向に往復移動可能になっている。
【0017】このような本発明の用紙切断機構の用紙切
断の動作は、印刷装置1側の印刷部(図示せず)から搬
送されてきた印刷済みの用紙Pが、案内フレーム4と取
付フレーム2との間に位置している。この時、キャリッ
ジ5は、図1の実線で示す、初期位置である一方の移動
端部P1に位置している。そして、駆動源9の一方向へ
の回転によりスパイラル軸8を一方向に回転させると、
キャリッジ5が矢印Eの一方に移動して、移動カッター
7が図3に示すスパイラル軸8の領域A、Bを通過し
て、図1の2点差線で示す他方の移動端部P2まで移動
する。そして、移動カッター7の一方の移動端部P1か
ら他方の移動端部P2への移動で、移動カッター7と固
定カッター3との間で用紙Pを切断するようになってい
る。
【0018】前記スパイラル軸8は、ネジ部8aのピッ
チ寸法が、A<Bの関係になっているので、スパイラル
軸8を定速回転させることにより、移動カッター7の移
動速度は、A<Bの関係になる。即ち、用紙Pを切断す
るときの移動カッター7の移動速度は、用紙Pを切断開
始時に移動カッター7を一方に移動させる領域Aに対し
て、用紙Pを切断開始して所定寸法切断後に、移動カッ
ター7を更に一方に移動させて用紙Pの全幅を切断する
領域Bが速くなるようになっている。そのために、切断
開始時の移動カッター7の移動速度を遅くすることがで
きるので、切断開始時に移動カッター7に大きな負荷が
加わったとしても、スパイラル軸8を回転させる駆動源
9の回転トルクを、小さなトルクで用紙Pを容易に無理
なく切断できる。
【0019】また、本発明の変形例として、図4に示す
ように、スパイラル軸18のネジ部18aは、螺旋状の
山部、及び谷部が略角型に形成されているものでも良
い。また、図5に示すように、スパイラル軸28は、時
計回り方向、あるいは反時計前あり方向のいずれか一方
への回転によって、移動カッター7を矢印Eの一方に移
動させる第1ネジ部28aと、スパイラル軸28の前記
一方向と同方向への回転によって、移動カッター7を矢
印Eと反対方向の他方に移動させる第2ネジ部28bと
が形成されているものでも良い。
【0020】また、第1と第2ネジ部8a、8bは、移
動カッター7を矢印Eの一方と、この反対方向の他方と
に移動させた時のそれぞれの移動端部P1、P2におい
て、第1と第2のネジ部28a、28bの谷部が連結部
28cで繋がって形成されている。このようなスパイラ
ル軸28を、時計回り方向、あるいは反時計回り方向の
いずれか一方向に回転させて、移動カッター7を一方の
移動端部P1から矢印Eの一方に移動させることによ
り、用紙Pの全幅が切断されると共に、移動カッター7
は他方の移動端部P2まで移動する。そして、他方の移
動端部P2まで移動した移動カッター7は、更にスパイ
ラル軸28を前記一方向と同方向に回転させることによ
り、用紙切断開始前の初期位置である一方の移動端部P
1に戻って、用紙Pの切断動作が終了する。また、スパ
イラル軸28は、第1と第2のネジ部28a、28bの
谷部が連結部28cで繋がっているものに限定されず、
第1と第2ネジ部28a、28bの谷部を繋げない(図
示せず)ものでも良い。この場合は、第1と第2のネジ
部28a、28bの終端を隣り合わせて接近させて形成
し、キャリッジ5の係合片5aを、第1と第2のネジ部
28a、28bの終端間を飛び越えて移動するようにし
ても良い。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の用紙切断機
構は、スパイラル軸の外周部にネジ部が設けられ、用紙
の切断開始時に移動カッターを一方に移動させる領域A
と、この領域Aを移動後、移動カッターを更に一方に移
動させて用紙の全幅を切断可能な領域Bを有し、このそ
れぞれの領域A、Bのネジ部のピッチ寸法を、A<Bの
関係にしたので、駆動源であるモータの容量が小さくて
も、切断開始時スパイラル軸に大きなトルクを伝達でき
る。そのために、用紙がはがき等の厚紙でも容易に切断
可能な用紙切断機構を提供できる。
【0022】また、前記スパイラル軸は、時計回り方
向、あるいは反時計回り方向のいずれか一方向への回転
によって、前記移動カッターを一方に移動させる第1ネ
ジ部と、前記スパイラル軸の前記一方向と同方向への回
転によって、前記移動カッターを他方に移動させる第2
ネジ部とを設けたので、駆動源を同じ回転方向で回転さ
て、移動カッターを往復移動させて初期位置に戻すこと
ができ、駆動源の制御が容易な用紙切断機構を提供でき
る。
【0023】また、前記第1と第2ネジ部は、山部、及
び谷部が略角型に形成され、前記移動カッターを前記一
方と前記他方とに移動させた時のそれぞれの移動端部に
おいて、前記第1と第2ネジ部の前記谷部が繋がって形
成されているので、キャリッジの係合片を角型の谷部に
係合させることで、係合を確実にすることができ、移動
カッターで用紙を切断時に、係合片が谷部から外れるこ
とがない。また、移動カッターの移動端部において、谷
部が繋がっているので、移動端部においても、移動カッ
ターの移動を無理なく反転させることができる。
【0024】また、前記移動カッターは、外周部に刃先
が形成された回転自在のロータリカッターからなり、前
記固定カッターに沿って前記移動カッターを移動させる
ことにより、前記移動カッターの前記刃先と前記固定カ
ッターとの間で前記用紙を切断可能としたので、移動カ
ッターと固定カッターとの間に用紙を挟んで、移動カッ
ターを移動させると、この移動カッターが回転するの
で、用紙の切断面をきれいに切断することができる。
【0025】また、本発明の用紙切断機構の用紙切断方
法は、スパイラル軸を定速回転させた時の移動カッター
の移動速度が、A<Bの関係で用紙を切断するようにし
たので、用紙切断開始時に加わる大きな負荷を小さくす
ることができ、低トルクのモータ等からなる駆動源で
も、はがき等のような厚紙を無理なく切断できる。その
ために低コストの駆動源を使うことによってコストダウ
ンが可能な用紙の切断方法を提供できる。
【0026】また、用紙を切断後もスパイラル軸を前記
一方向と同方向に回転させて、移動カッターを用紙切断
開始前の初期位置に戻すようにしたので、駆動源を同じ
回転方向で回転さて、移動カッターを往復移動させて初
期位置に戻すことができ、駆動源の制御が容易な用紙切
断機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙切断機構の概略構造を説明する図
である。
【図2】本発明の用紙切断機構の要部側面図である。
【図3】本発明に係わるスパイラル軸の要部拡大図であ
る。
【図4】本発明に係わるスパイラル軸の変形例を示す要
部拡大図である。
【図5】本発明に係わるスパイラル軸の変形例を示す要
部拡大図である。
【符号の説明】
P 用紙 1 印刷装置 2 取付フレーム 3 固定カッター 4 案内フレーム 5 キャリッジ 5a 係合片 6 レール部 7 可動カッター 8 スパイラル軸 8a 山部 9 駆動源 10 支持孔 10a 開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙と、この用紙を切断可能な固定カッ
    ターと移動カッターと、この移動カッターを前記固定カ
    ッターに沿って移動可能に取り付けた外周部にネジ部を
    有する回転可能なスパイラル軸とを備え、前記ネジ部
    は、前記用紙の切断開始時に前記移動カッターを一方に
    移動させる領域Aと、この領域Aを移動後前記移動カッ
    ターを更に一方に移動させて前記用紙の全幅を切断可能
    な領域Bとを有し、前記それぞれの領域A、Bの前記ネ
    ジ部のピッチ寸法を、A<Bの関係にしたことを特徴と
    する用紙切断機構。
  2. 【請求項2】 前記スパイラル軸は、時計回り方向、あ
    るいは反時計回り方向のいずれか一方向への回転によっ
    て、前記移動カッターを一方に移動させる第1ネジ部
    と、前記スパイラル軸の前記一方向と同方向への回転に
    よって、前記移動カッターを他方に移動させる第2ネジ
    部とを設けたことを特徴とする請求項1記載の用紙切断
    機構。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2ネジ部は、山部、及び谷
    部が略角型に形成され、前記移動カッターを前記一方と
    前記他方とに移動させた時のそれぞれの移動終端部にお
    いて、前記第1と第2ネジ部の前記谷部が繋がって形成
    されていることを特徴とする請求項1、または請求項2
    記載の用紙切断機構。
  4. 【請求項4】 前記移動カッターは、外周部に刃先が形
    成された回転自在のロータリカッターからなり、前記固
    定カッターに沿って前記移動カッターを移動させること
    により、前記移動カッターの前記刃先と前記固定カッタ
    ーとの間で前記用紙を切断可能としたことを特徴とする
    請求項1、2、または3記載の用紙切断機構。
  5. 【請求項5】 用紙を切断可能な移動カッターと固定カ
    ッターとを有し、スパイラル軸のネジ部に前記移動カッ
    ターを取り付け、前記スパイラル軸の前記ネジ部のピッ
    チ寸法は、前記用紙を切断開始時に前記移動カッターを
    一方に移動させる領域Aと、前記用紙を切断開始して所
    定寸法切断後に、前記移動カッターを更に一方に移動さ
    せて前記用紙の全幅を切断する領域Bとを有し、前記ス
    パイラル軸を一方向に定速回転させた時の前記移動カッ
    ターの移動速度が、A<Bの関係で前記用紙を切断する
    ようにしたことを特徴とする用紙切断機構による用紙切
    断方法。
  6. 【請求項6】 前記スパイラル軸を時計回り方向、ある
    いは反時計回り方向のいずれか一方向に回転させて、前
    記移動カッターを一方に移動させて前記用紙を切断し、
    前記用紙を切断後も前記スパイラル軸を前記一方向と同
    方向に回転させて、前記移動カッターを用紙切断開始前
    の初期位置に戻すようにしたことを特徴とする請求項5
    記載の用紙切断機構による用紙切断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7458567B2 (en) 2002-02-12 2008-12-02 Ricoh Company, Ltd. Sheet finisher and image forming system using the same

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