JP2001240144A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents
段ボール製緩衝材Info
- Publication number
- JP2001240144A JP2001240144A JP2000055694A JP2000055694A JP2001240144A JP 2001240144 A JP2001240144 A JP 2001240144A JP 2000055694 A JP2000055694 A JP 2000055694A JP 2000055694 A JP2000055694 A JP 2000055694A JP 2001240144 A JP2001240144 A JP 2001240144A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- plate
- top plate
- cushioning material
- face plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Buffer Packaging (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扁平に折り畳んだ状態から容易に組み立てら
れる段ボール製緩衝材を提供する。 【解決手段】 外面板5、頂板6及び内面板7を連設し
て、受止壁3と沿当壁4とがL字形をなす二重構造の中
壁体1及び端壁体2を形成し、中壁体1と端壁体2とを
屈曲させ、それぞれの受止壁3同士を係合させて保形
し、受止壁3の外面板5、頂板6及び内面板7の連設方
向の寸法の和と、沿当壁4の外面板5、頂板6及び内面
板7の連設方向の寸法の和とがほぼ等しくなるように設
定する。受止壁3と沿当壁4とを平面状に延ばして重ね
合わせると、扁平に折り畳むことができ、その状態から
迅速に組み立てられる。
れる段ボール製緩衝材を提供する。 【解決手段】 外面板5、頂板6及び内面板7を連設し
て、受止壁3と沿当壁4とがL字形をなす二重構造の中
壁体1及び端壁体2を形成し、中壁体1と端壁体2とを
屈曲させ、それぞれの受止壁3同士を係合させて保形
し、受止壁3の外面板5、頂板6及び内面板7の連設方
向の寸法の和と、沿当壁4の外面板5、頂板6及び内面
板7の連設方向の寸法の和とがほぼ等しくなるように設
定する。受止壁3と沿当壁4とを平面状に延ばして重ね
合わせると、扁平に折り畳むことができ、その状態から
迅速に組み立てられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家電製品等の梱
包用の段ボール製緩衝材に関するものである。
包用の段ボール製緩衝材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオデッキ等の家電製品の
梱包用緩衝材として、発泡スチロールの成形品が使用さ
れてきたが、近年では、廃棄しても環境を汚染しない段
ボール製の緩衝材を使用する場合が多くなっている。こ
のような緩衝材は、一般に、被梱包物の隅部各面に沿う
壁体を組み合わせて形成する。
梱包用緩衝材として、発泡スチロールの成形品が使用さ
れてきたが、近年では、廃棄しても環境を汚染しない段
ボール製の緩衝材を使用する場合が多くなっている。こ
のような緩衝材は、一般に、被梱包物の隅部各面に沿う
壁体を組み合わせて形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
段ボール製緩衝材は、組立に手間を要し、輸送時や保管
時に嵩張るという問題があった。
段ボール製緩衝材は、組立に手間を要し、輸送時や保管
時に嵩張るという問題があった。
【0004】そこで、この発明は、扁平に折り畳んだ状
態から容易に組み立てられる段ボール製緩衝材を提供し
ようとするものである。
態から容易に組み立てられる段ボール製緩衝材を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る段ボール製緩衝材では、外面板、頂
板及び内面板を連設して、受止壁と沿当壁とがL字形を
なす二重構造の中壁体及び端壁体を形成し、中壁体と端
壁体とを屈曲させ、それぞれの受止壁同士を係合させて
保形し、受止壁の外面板、頂板及び内面板の連設方向の
寸法の和と、沿当壁の外面板、頂板及び内面板の連設方
向の寸法の和とがほぼ等しくなるように設定したのであ
る。
め、この発明に係る段ボール製緩衝材では、外面板、頂
板及び内面板を連設して、受止壁と沿当壁とがL字形を
なす二重構造の中壁体及び端壁体を形成し、中壁体と端
壁体とを屈曲させ、それぞれの受止壁同士を係合させて
保形し、受止壁の外面板、頂板及び内面板の連設方向の
寸法の和と、沿当壁の外面板、頂板及び内面板の連設方
向の寸法の和とがほぼ等しくなるように設定したのであ
る。
【0006】このように構成すると、中壁体と端壁体の
受止壁の係合を解除して、沿当壁を真っ直ぐに延ばし、
受止壁の外面板、頂板及び内面板と、沿当壁の外面板、
頂板及び内面板とを平面状に延ばして重ね合わせること
により、扁平に折り畳むことができ、その状態から迅速
に組み立てられる。
受止壁の係合を解除して、沿当壁を真っ直ぐに延ばし、
受止壁の外面板、頂板及び内面板と、沿当壁の外面板、
頂板及び内面板とを平面状に延ばして重ね合わせること
により、扁平に折り畳むことができ、その状態から迅速
に組み立てられる。
【0007】また、前記頂板を切目を介して分割し、そ
の切目を境に各頂板と外面板及び内面板の稜線を互い違
いにずらし、各頂板を交互に逆方向に傾斜させると、保
形性及び強度に優れたものとなる。
の切目を境に各頂板と外面板及び内面板の稜線を互い違
いにずらし、各頂板を交互に逆方向に傾斜させると、保
形性及び強度に優れたものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【0009】この緩衝材のブランクは、図1に示すよう
に、中壁体1とその両側の端壁体2とから構成され、中
壁体1及び端壁体2は、それぞれ受止壁3と沿当壁4と
から構成されている。受止壁3では、外面板5、頂板6
及び内面板7が下側から順次配置され、沿当壁4では、
受止壁3の下側に外面板5が、受止壁3の上側に内面板
7、頂板6及び継代板8が順次配置されている。
に、中壁体1とその両側の端壁体2とから構成され、中
壁体1及び端壁体2は、それぞれ受止壁3と沿当壁4と
から構成されている。受止壁3では、外面板5、頂板6
及び内面板7が下側から順次配置され、沿当壁4では、
受止壁3の下側に外面板5が、受止壁3の上側に内面板
7、頂板6及び継代板8が順次配置されている。
【0010】頂板6は切目を介して複数に分割されてお
り、各頂板6と外面板5及び内面板7の稜線は、切目を
境に互い違いにずらされている。受止壁3の外面板5、
頂板6及び内面板7の連設方向の寸法の和と、沿当壁4
の外面板5、頂板6及び内面板7の連設方向の寸法の和
とは、ほぼ等しくなるように設定されている。
り、各頂板6と外面板5及び内面板7の稜線は、切目を
境に互い違いにずらされている。受止壁3の外面板5、
頂板6及び内面板7の連設方向の寸法の和と、沿当壁4
の外面板5、頂板6及び内面板7の連設方向の寸法の和
とは、ほぼ等しくなるように設定されている。
【0011】中壁体1の沿当壁4の内面板7と、端壁体
2の沿当壁4の内面板7とは、中央に折目を有する折込
片9を介して接続され、その上方の頂板6間は三角形に
切り抜かれている。中壁体1の受止壁3の外面板5に
は、両側縁に係合片10が突設され、端壁体2の受止壁
3の外面板5には、頂板6寄りに係合孔11が穿設され
ている。
2の沿当壁4の内面板7とは、中央に折目を有する折込
片9を介して接続され、その上方の頂板6間は三角形に
切り抜かれている。中壁体1の受止壁3の外面板5に
は、両側縁に係合片10が突設され、端壁体2の受止壁
3の外面板5には、頂板6寄りに係合孔11が穿設され
ている。
【0012】このブランクから緩衝材を形成するは、図
2に示すように、中壁体1及び両端壁体2に亘って、受
止壁3の外面板5、頂板6及び内面板7と、沿当壁4の
外面板5、頂板6及び内面板7とを平面状に延ばしたま
ま重ね合わせ、継代板8を反対側の外面板5に貼り着け
る。このような扁平状態では、嵩張ることがなく、輸送
や保管を効率的に行うことができる。
2に示すように、中壁体1及び両端壁体2に亘って、受
止壁3の外面板5、頂板6及び内面板7と、沿当壁4の
外面板5、頂板6及び内面板7とを平面状に延ばしたま
ま重ね合わせ、継代板8を反対側の外面板5に貼り着け
る。このような扁平状態では、嵩張ることがなく、輸送
や保管を効率的に行うことができる。
【0013】その後、図3に示すように、外面板5と内
面板7とを対向させ、受止壁3と沿当壁4とがL字形を
なすように折り曲げ、さらに、折込片9を折り込みつ
つ、図4に示すように、中壁体1及び両端壁体2をコ字
形に折り曲げ、係合片10を係合孔11に押し込むと、
中壁体1と端壁体2の受止壁3同士が係合して、組立状
態で保形される。
面板7とを対向させ、受止壁3と沿当壁4とがL字形を
なすように折り曲げ、さらに、折込片9を折り込みつ
つ、図4に示すように、中壁体1及び両端壁体2をコ字
形に折り曲げ、係合片10を係合孔11に押し込むと、
中壁体1と端壁体2の受止壁3同士が係合して、組立状
態で保形される。
【0014】このように、上記緩衝材は、扁平な状態か
ら迅速に組み立てられる。また、この組立状態におい
て、頂板6が交互に逆方向に傾斜し、変形することなく
荷重を受け止めるので、強度に優れたものとなる。
ら迅速に組み立てられる。また、この組立状態におい
て、頂板6が交互に逆方向に傾斜し、変形することなく
荷重を受け止めるので、強度に優れたものとなる。
【0015】そして、この緩衝材Pを使用して、図5及
び図6に示すように、商品Gを梱包する際には、外箱B
内に一対の緩衝材Pを対向させてセットし、受止壁3に
商品Gを載せ、外箱Bのフラップ12を折り返して、そ
の頂板13を交互に逆方向に傾斜させると、天面側も緩
衝され、商品Gの出し入れも容易に行える。
び図6に示すように、商品Gを梱包する際には、外箱B
内に一対の緩衝材Pを対向させてセットし、受止壁3に
商品Gを載せ、外箱Bのフラップ12を折り返して、そ
の頂板13を交互に逆方向に傾斜させると、天面側も緩
衝され、商品Gの出し入れも容易に行える。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る緩
衝材は、受止壁の外面板、頂板及び内面板と、沿当壁の
外面板、頂板及び内面板とを平面状に延ばして重ね合わ
せることにより、扁平に折り畳むことができるので、輸
送時や保管時に嵩張ることがなく、その折畳状態から迅
速に組み立てられる。
衝材は、受止壁の外面板、頂板及び内面板と、沿当壁の
外面板、頂板及び内面板とを平面状に延ばして重ね合わ
せることにより、扁平に折り畳むことができるので、輸
送時や保管時に嵩張ることがなく、その折畳状態から迅
速に組み立てられる。
【0017】また、前記頂板を分割して交互に逆方向に
傾斜させると、保形性及び強度に優れたものとなる。
傾斜させると、保形性及び強度に優れたものとなる。
【図1】この発明に係る緩衝材の一実施形態のブランク
を示す図
を示す図
【図2】同上の折畳状態を示す斜視図
【図3】同上の組立過程を示す斜視図
【図4】同上の組立状態を示す斜視図
【図5】同上の商品梱包時の使用状態を示す斜視図
【図6】同上の縦断側面図
1 中壁体 2 端壁体 3 受止壁 4 沿当壁 5 外面板 6 頂板 7 内面板 P 緩衝材 B 外箱
Claims (2)
- 【請求項1】 外面板5、頂板6及び内面板7を連設し
て、受止壁3と沿当壁4とがL字形をなす二重構造の中
壁体1及び端壁体2を形成し、中壁体1と端壁体2とを
屈曲させ、それぞれの受止壁3同士を係合させて保形
し、受止壁3の外面板5、頂板6及び内面板7の連設方
向の寸法の和と、沿当壁4の外面板5、頂板6及び内面
板7の連設方向の寸法の和とがほぼ等しくなるように設
定した段ボール製緩衝材。 - 【請求項2】 前記頂板6を切目を介して複数に分割
し、その切目を境に各頂板6と外面板5及び内面板7の
稜線を互い違いにずらし、各頂板6を交互に逆方向に傾
斜させた請求項1に記載の段ボール製緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000055694A JP2001240144A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 段ボール製緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000055694A JP2001240144A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 段ボール製緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001240144A true JP2001240144A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18576777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000055694A Pending JP2001240144A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 段ボール製緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001240144A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230671A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Chuoh Pack Industry Co Ltd | 緩衝体 |
GB2483062A (en) * | 2010-08-24 | 2012-02-29 | Sheng-Hsi Kuo | Paper cushioning structure |
CN110789812A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-14 | 吴袖福 | 一种缓冲减震瓦楞纸托垫 |
-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000055694A patent/JP2001240144A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230671A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Chuoh Pack Industry Co Ltd | 緩衝体 |
GB2483062A (en) * | 2010-08-24 | 2012-02-29 | Sheng-Hsi Kuo | Paper cushioning structure |
GB2483062B (en) * | 2010-08-24 | 2012-12-26 | Sheng-Hsi Kuo | Paper cushioning structure |
CN110789812A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-02-14 | 吴袖福 | 一种缓冲减震瓦楞纸托垫 |
CN110789812B (zh) * | 2019-11-13 | 2021-11-23 | 吴袖福 | 一种缓冲减震瓦楞纸托垫 |
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