JP2001239502A - ルータ - Google Patents
ルータInfo
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- JP2001239502A JP2001239502A JP2000050025A JP2000050025A JP2001239502A JP 2001239502 A JP2001239502 A JP 2001239502A JP 2000050025 A JP2000050025 A JP 2000050025A JP 2000050025 A JP2000050025 A JP 2000050025A JP 2001239502 A JP2001239502 A JP 2001239502A
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Abstract
持する。 【解決手段】 切込量調整機構11において、ストッパ
ポール14のネジ部15は、本体3の支持部12に穿設
された透孔13と、支持部12の有底孔17に遊挿され
たスライドボタン18のネジ孔19とを遊挿している。
スライドボタン18は、コイルバネ20によって有底孔
17の開口側へ付勢されるため、常態ではネジ孔19が
ネジ部15に噛合してストッパポール14は当該位置で
支持される。又、スライドボタン18前端の第2ネジ部
21には、ツマミ22が螺合しており、ツマミ22を第
2ネジ部21へねじ込むと、スライドボタン18が前方
へネジ送りされてネジ孔19をネジ部15へより強く押
圧させる。
Description
ガイド体に沿って上下動可能な本体に、本体の下限位置
を規制する切込量調整機構を備えたルータに関する。
沿って上下動可能な本体を備え、本体を下降させること
で、本体下部に装着したビットをベース中央の透孔から
突出させ、ベース下方の被切削材を切削可能となってい
る。この場合、ビットのベースからの突出量(切込量)
を一定に維持且つ調整できるように、本体には、下限位
置を規制する切込量調整機構が備えられている。図5
は、その切込量調整機構30を示す断面説明図(上が横
断面、下が縦断面を示す)もので、本体31には、ガイ
ド体32と平行に透孔33が形成され、その透孔33
に、ネジ部材としてのストッパポール34のネジ部35
が遊挿されている。又、本体31には、透孔33と連通
して直交する有底孔37が形成され、有底孔37に、ス
トッパポール34のネジ部35が遊挿し、ネジ部35と
同じリード角の雌ネジ部としてのネジ孔39を透孔33
と平行に形成したスライドボタン38が、コイルバネ4
0によって前方(図5右側)への付勢状態で収納されて
いる。
イドボタン38のネジ孔39がストッパポール34のネ
ジ部35と噛合するため、ストッパポール34は当該位
置で固定され、本体31を下降させると、ネジ部35の
下端がベース上に立設されたストッパに当接し、当接位
置で本体31の下限、即ちビットの突出量が規制される
ことになる。そして、突出量の調整を行う場合は、スト
ッパポール34上端のつまみ部36を回動操作すれば、
ネジ部35を上下にネジ送りさせて突出量の微調整が行
え、スライドボタン38をコイルバネ40の付勢に抗し
て有底孔37に押し込めば、ネジ部35とネジ孔39と
の噛合が解除されるため、透孔33とネジ孔39との中
でネジ部35を自由にスライドさせ、突出量を大幅に変
更することができる。
0においては、ストッパポール34の固定は、コイルバ
ネ40で付勢されるスライドボタン38のネジ孔39と
の噛合のみによっているから、ルータの使用時に過負荷
等によって振動が発生すると、ストッパポール34が自
然に回転し、上下位置が変動してしまうおそれがある。
又、ルータの操作中にスライドボタン38を誤って押し
込んでしまうことで、ネジ孔39との噛合が解かれ、ス
トッパポール34の上下位置が偶発的に変わってしまう
おそれもある。このような上下位置の変動は加工精度の
低下にも繋がる。
の振動や偶発的な要因によるネジ部材の移動を防止し、
設定した切込量を確実に維持できるルータを提供するこ
とを目的としたものである。
に、請求項1に記載の発明は、スライドボタンをネジ部
材側へ更に付勢し、雌ネジ部をネジ部材へ押圧させてネ
ジ部材の回転をロック可能なロック手段を設けたことを
特徴とするものである。請求項2に記載の発明は、請求
項1の目的に加えて、ロック手段を簡単且つ高い信頼性
で実現するために、ロック手段を、スライドボタンに螺
合し、回転操作により軸方向への移動を規制されてスラ
イドボタンを付勢方向へネジ送り可能なナット部材とし
たものである。
に基づいて説明する。図1はルータの正面図で、ルータ
1は、ベース2と本体3とからなり、本体3は、ベース
2上に立設された2本のガイドバー4,4に遊挿されて
上下動可能に支持され、本体3内でガイドバー4との間
に設けられた図示しないコイルバネによって、上方へ付
勢されている。5は上限位置を設定する上ストッパであ
る。又、本体3は、中央に図示しないモータを内蔵し、
下方へ突出した出力軸6に、ビットを着脱可能なチャッ
ク7を備え、本体3を下降させると、ビットがベース2
中央の透孔を貫通してベース2の下方へ突出するものと
なる。更に、ベース2には、下ストッパ8が設けられて
いる。下ストッパ8は、ベース2上に回動可能に設けら
れた円盤9と、その円盤9の上面へ同心円周上に立設さ
れた高さの異なる複数の六角ボルト10,10・・とか
らなり、当該円周上の所定位置の真上に、切込量調整機
構11におけるネジ部材としてのストッパポール14が
位置している。
い下ストッパ8の六角ボルト10と干渉して、ビットの
ベース2からの突出量、即ち切込量を調整するためのも
ので、図2にも示す如く(上が横断面、下が縦断面を示
す)、本体3の正面片側に突設される支持部12に設け
られる。支持部12には、透孔13がガイドバー4と平
行に穿設され、その透孔13に、ストッパポール14の
ネジ部15が遊挿している。16はネジ部15の上端に
固定されたツマミ部である。又、支持部12には、透孔
13と直交状に連通して本体3の前面(図2の右側)に
開口する断面四角形状の有底孔17が形成され、その有
底孔17には、有底孔17に嵌合する断面四角形状のス
ライドボタン18が遊挿されている。スライドボタン1
8は、ストッパポール14のネジ部15より大径且つネ
ジ部15と等しいリード角で、雌ネジ部としてのネジ孔
19を有し、そのネジ孔19にネジ部15が遊挿してい
る。但し、スライドボタン18は、有底孔17の底部に
収容されたコイルバネ20によって、有底孔17の開口
側へ付勢されるため、常態では、ネジ孔19の奥側がネ
ジ部15に当接し、両ネジの噛合によってストッパポー
ル14は上下移動を規制されることになる。
第2ネジ部21が形成され、その第2ネジ部21に、ロ
ック手段のナット部材としてキャップ状のツマミ22が
螺合している。ここでは、ツマミ22を第2ネジ部21
にねじ込む方向へ右回転させると、スライドボタン18
が有底孔17内で回り止めされることで、ツマミ22が
移動して支持部12の前面に当接し、支持部12への当
接後はツマミ22が軸方向へ移動規制されて、逆にスラ
イドボタン18が前方へネジ送りされる(有底孔17か
ら引き出される)ように構成したものである。23はス
ライドボタン18の外端中心に形成された第2有底孔
で、この第2有底孔23に第2コイルバネ24が収容さ
れて、ツマミ22の内面に当接し、ツマミ22を前方へ
付勢している。即ち、第2コイルバネ24はツマミ22
の回転止めを行うものである。
は、コイルバネ20の付勢によりスライドボタン18は
前方へ突出し、ネジ孔19をストッパポール14のネジ
部15に噛合させる(図2)。よって、上端のツマミ部
16を右回転させると、ストッパポール14は下方へ移
動し、左回転させると、ストッパポール14は上方へ移
動し、任意に上下位置を調整できる。上下位置の調整が
終了すれば、そのままツマミ22をスライドボタン18
へねじ込む。すると、図3の如くツマミ22の端部が支
持部12の前面に当接してスライドボタン18を前方へ
ネジ送りするため、ネジ孔19はより強い力でネジ部1
5に押圧され、ストッパポール14の回転はロックされ
る。よって、本体3を下降させると、ネジ部15の下端
が下ストッパ8の六角ボルト10の頭部に当接する位置
で停止し、この位置でベース2から突出するビットの突
出量で切削加工が行える。このとき、ストッパポール1
4はスライドボタン18により強固に固定されているた
め、ルータ1に過負荷によって振動が発生してもストッ
パポール14が回転することはなく、ツマミ22を押し
てもスライドボタン18は移動しない。
は、ツマミ22を緩めると、スライドボタン18が後方
へネジ送りされてネジ孔19によるネジ部15の押圧が
解除されて図2の状態へ復帰するため、上端のツマミ部
16を回転させてストッパポール14の上下位置を適宜
調整できる。尚、調整量が大きい場合は、ストッパポー
ル14を手で把持した状態でツマミ22を押してスライ
ドボタン18を有底孔17へ押し込むと、図4のよう
に、ネジ部15とネジ孔とが同心になる位置で両者の噛
合が解除されるため、ストッパポール14をネジ孔19
内で干渉させずに自由に上下動可能となる。この際、同
心となる位置でツマミ22が支持部12に当接するよう
に、ツマミ22を緩める量の目印等を支持部12の前面
との間に設けていれば、スライドボタン18の押込みが
常に適正に行え、操作性が良くなる。所定の上下位置で
ツマミ22の押込みを解除すると、コイルバネ20の付
勢によってスライドボタン18が突出し、再び図2のよ
うにネジ部15がネジ孔19と噛合してストッパポール
14は当該位置で固定される。よって、ここから微調整
を行った後、或いはそのままの位置で、先述と同様にツ
マミ22をねじ込めば、ストッパポール14のロックが
可能となる。
タン18をコイルバネ20によるスライド方向へ更に付
勢し、ネジ孔19をネジ部15へ押圧させてネジ部15
の回転をロックするツマミ22を設けたことで、ストッ
パポール14の確実な固定が可能となる。よって、ルー
タ1に振動が発生したり、誤ってスライドボタン18が
押されたりしてもストッパポール14が移動することが
なく、一旦設定した切込量は正確に維持されて加工精度
への影響もなくなる。又、ロック手段として上記ツマミ
22を採用しているから、ロック手段が簡単に構成でき
ると共に、ネジ部15の確実なロックが可能となってロ
ック時の信頼性が高まる。
ミ22を用いているが、このようなツマミに代えて、基
端をスライドボタンに螺合させたレバーとすることもで
きる。又、ロック手段としては、ナット部材に限らず、
例えば本体の前面に厚みが徐々に変化するプレートや円
盤等のカム部材を設けて、本体の前面とスライドボタン
に周設したフランジ等との間に挟ませ、カム部材をスラ
イドや回転させることでスライドボタンを前面へ引き出
す等の構造も考えられる。更に、上記形態では、スライ
ドボタン18を前方へ付勢してストッパポール14との
噛合及びロックを図っているが、付勢方向を逆にして、
スライドボタン18を有底孔17への没入方向へ付勢
し、ナット部材によってスライドボタン18を押込み側
へネジ送りすることでストッパポール14をロックする
こともできる。勿論このような設計変更に合わせて付勢
手段を引張バネに代えることも可能である。
ドボタンをネジ部材側へ更に付勢し、雌ネジ部をネジ部
材へ押圧させてネジ部材の回転をロック可能なロック手
段を設けたことで、ネジ部材の確実な固定が可能とな
る。よって、ルータに振動が発生したり、誤ってスライ
ドボタンが押されたりしてもネジ部材が移動することが
なく、一旦設定した切込量は正確に維持されて加工精度
への影響もなくなる。請求項2に記載の発明によれば、
請求項1の効果に加えて、ロック手段を、スライドボタ
ンに螺合し、回転操作により軸方向への移動を規制され
てスライドボタンを付勢方向へネジ送り可能なナット部
材としたことで、ロック手段が簡単に構成できると共
に、ネジ部材のロック時の信頼性が高まる。
除状態を示す)。
態を示す)。
ボタン押込み状態を示す)。
トッパ、11・・切込量調整機構、14・・ストッパポ
ール、15・・ネジ部、17・・有底孔、18・・スラ
イドボタン、19・・ネジ孔、20・・コイルバネ、2
2・・ツマミ。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースに立設したガイド体に沿って上下
動可能な本体に、ネジ部材を前記ガイド体と平行に遊挿
させると共に、前記ネジ部材の遊挿部分に、前記ネジ部
材側へ付勢され、前記ネジ部材との当接面に前記ネジ部
材と噛合する雌ネジ部を形成したスライドボタンを設け
て、前記ネジ部材の回転操作により前記ネジ部材の上下
位置を変更可能としたルータであって、 前記スライドボタンを前記ネジ部材側へ更に付勢し、前
記雌ネジ部を前記ネジ部材へ押圧させて前記ネジ部材の
回転をロック可能なロック手段を設けたことを特徴とす
るルータ。 - 【請求項2】 ロック手段を、スライドボタンに螺合
し、回転操作により軸方向への移動を規制されて前記ス
ライドボタンを付勢方向へネジ送り可能なナット部材と
した請求項1に記載のルータ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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---|---|
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8007212B2 (en) * | 2006-12-22 | 2011-08-30 | Robert Bosch Gmbh | Router |
CN107530897A (zh) * | 2016-01-18 | 2018-01-02 | 能源盒子股份公司 | 对刳刨机设备的改进 |
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- 2000-02-25 JP JP2000050025A patent/JP3694209B2/ja not_active Expired - Fee Related
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