JP2001237852A - 情報監視装置 - Google Patents

情報監視装置

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JP2001237852A
JP2001237852A JP2000047818A JP2000047818A JP2001237852A JP 2001237852 A JP2001237852 A JP 2001237852A JP 2000047818 A JP2000047818 A JP 2000047818A JP 2000047818 A JP2000047818 A JP 2000047818A JP 2001237852 A JP2001237852 A JP 2001237852A
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Hajime Hata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送されるパケットを取り込むことなく、パ
ケットに関連する情報を監視することができる情報監視
装置を提供する。 【解決手段】 情報監視装置は、ノード間でパケット情
報の伝送を行う場合の情報を監視する情報監視装置にお
いて、各ノードにおいて、パケット情報を取り込むこと
なく、パケット情報以外のアイソクロナス期間判別信号
S1、アイソクロナスパケット、非同期ストリームパケ
ットのスピード検出信号S2、ヘッダー関連情報S3を
用いて、チャンネル毎に関連情報のストリームテーブル
6を表示してパケット情報に関連する情報を監視するよ
うにしたので、伝送システムの受信装置の受信素子から
記憶手段までの経路が使用中であっても、バス上に流れ
ているパケットに関連する情報をリアルタイムで監視す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオデ
ータを伝送する際に伝送されるデータを監視する情報監
視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の伝送システムにおけるビデオデー
タの伝送では、受信装置側のIEEE1394インター
フェース(以下、単に1394インターフェースとい
う。)用の集積回路(IC)において、以下のような方
法を用いて伝送される情報がアイソクロナスパケット
(Isochronous packet)であるか非
同期ストリームパケット(Asynchronous
stream packet)であるかを監視するよう
にしていた。
【0003】まず、アイソクロナスパケットと非同期ス
トリームパケットの全てを伝送システム内の1394イ
ンターフェース用ICのFIFO(First In
First Out meory)に取り込んで、パケ
ットを一つ一つ解析することによって、各パケットのヘ
ッダーやフッター、およびt(トランザクション)コー
ドなどから、チャンネルなどの各情報を取得するように
していた(特開平10−307738、特開平11−2
61606号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の伝送システムでは、アイソクロナスパケットと非同期
ストリームパケットを取得するために、1394インタ
ーフェースの受信装置においてレシーバ用ICからFI
FOまでの経路を使用状態にしておかなければならなか
った。
【0005】そのため、あるパケットを受信してこのパ
ケットの解析のためにレシーバ用ICからFIFOまで
の経路が使用されている場合には、この経路が占有され
るため、他のパケットの内容を解析することができなか
ったという不都合があった。
【0006】また、他のパケットの内容を解析すること
が必要な場合には、現在受信されているパケットの解析
のために使用されているレシーバ用ICからFIFOま
での経路の使用状態を一度解除して、必要な他のパケッ
トの内容解析を済ませた後に、この経路を元のあるパケ
ットのための使用状態に戻す処理が余計に必要であった
という不都合があった。
【0007】このように上述した方法を用いた場合に
は、伝送されているパケットがアイソクロナスパケット
であるか非同期ストリームパケットであるかの判断をす
ることはできなかったという不都合があった。
【0008】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、伝送されるパケットを取り込むことな
く、パケットに関連する情報を監視することができる情
報監視装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報監視装置
は、ノード間でパケット情報の伝送を行う場合の情報を
監視する情報監視装置において、各ノードにおいて、パ
ケット情報を取り込むことなく、パケット情報以外の情
報を用いて、パケット情報に関連する情報を監視するよ
うにしたものである。
【0010】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。パケット情報の伝送の期間測定回路は、所定期間毎
に伝送に関する期間を測定して、伝送方式の判別信号を
生成して出力する。パケット情報の伝送の速度検出回路
は、パケット毎に設けられたパケット伝送速度信号をリ
アルタイムで検出して、速度検出信号を生成して出力す
る。パケット情報のヘッダー情報検出回路は、パケット
毎にパケット先頭のヘッダー情報のみを取得して、ヘッ
ダー情報として設けられた各情報を検出して、ヘッダー
関連情報を生成して出力する。
【0011】パケット情報の伝送の期間測定回路から出
力された伝送方式の判別信号を一覧表示回路に出力す
る。パケット情報の伝送の速度検出回路から出力された
速度検出信号を一覧表示回路に出力する。
【0012】一覧表示回路のチャンネル選別回路はヘッ
ダー関連情報から、チャンネルを判別する。一覧表示回
路のチャンネル選別回路はヘッダー関連情報から、デー
タのフォーマットを判別する。
【0013】パケット情報のヘッダー情報検出回路から
一覧表示回路の一覧表に対して、判別されたチャンネル
に該当する部分の、伝送方式の判別情報の判別フラグ
を、判別信号を用いてセットする。パケット情報のヘッ
ダー情報検出回路から一覧表示回路の一覧表に対して、
判別されたチャンネルに該当する部分の、伝送速度の判
別フラグを、速度検出信号を用いてセットする。パケッ
ト情報のヘッダー情報検出回路から一覧表回路の一覧表
に対して、判別されたチャンネルに該当する部分の、デ
ータフォーマットの判別フラグを、ヘッダー関連情報を
用いてセットする。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態の情報監視装置は、
各ノードの1394インターフェース用リンクICに設
けられた簡単な回路に基づいて、1394インターフェ
ースにおけるアイソクロナスパケットおよび非同期スト
リームパケットの関連情報を取得してテーブル状に一覧
表示するものである。
【0015】[IEEE1394シリアルバス]本実施
の形態の伝送方法に適用されるIEEE1394シリア
ルバス(以下、1394シリアルバスという。)の概要
を説明する。まず、接続形態を説明する。1394シリ
アルバスでは接続形態が限定されいて、各機器をループ
のないツリー状に接続することで、最大63台の機器を
1つのバスに接続することができる。各機器のポート
は、受信したデータ信号を連続的に他のポートへ伝送す
ることにより、データ信号がバス全体に伝搬する。
【0016】次に、ケーブルについて説明する。2組の
差動信号線TPAおよびTPBと、電源ペアVG(グラ
ンド)およびVP(電源)で構成される。TPAおよび
TPBの2本の信号線で、バスの動的なコンフィグレー
ション、バスの使用権を取得するためのアービトレーシ
ョン、データ信号の伝搬を行う。TPAには常時バイア
スをかけており、TPBではそれを検出することによ
り、アクティブなケーブルの接続の有無を判定してい
る。
【0017】次に、物理レイヤー部の信号について説明
する。TPA,TPBの2本の信号線は、「1」、
「0」、「Z」の3値をとる。「Z」は接続されたポー
トのどちらにも駆動されていないハイインピーダンス状
態を意味する。TPAからはストローブと呼ばれる信号
を、TPBからはデータを送信する。受信側ではデータ
とストローブの排他的論理和をとることでクロックを得
て、クロックの変化点でデータを読み取る。
【0018】次に、バス初期化について説明する。各ポ
ートは、接続相手のTPAが出力するバイアスの有無を
検出して、ノードが接続されたか取り外されたかを判定
する。ポートの接続状態の変化を検出したノードは、他
の接続のあるポートに対して一定時間バスリセット信号
を送信する。これを受信したノードは、さらに接続のあ
る他のポートにバスリセット信号を送信する。これを繰
り返し、最終的にバスに接続された全ノードにバスリセ
ット信号が伝わる。バスリセット信号を受信したノード
は、それ以前の形態情報や、各自のノードIDをクリア
する。その後、各ノードは自らが、バスに接続された各
ノードが隣接する複数のノードに接続されている状態の
ブランチか、または隣接するノードは1つだけのリーフ
かを認識するようにし、さらに、各ノードの親子関係付
けを行い、ツリー構造におけるルートノードの決定が行
われる。
【0019】次に、アドレスについて説明する。64ビ
ット幅のアドレス空間のうち、上位10ビット(最大1
023)のバスIDとそれに続く6ビット(最大63)
のノードIDで機器を識別する。残りの48ビットはノ
ード内のアドレス空間として割り当てられる。また、こ
のアドレス空間の所定のレジスタ空間には、CSR(C
ontrol and Status Registe
r)と、CFR(Configration Regi
ster)が標準化される。
【0020】次に、非同期通信(アシンクロナス通信)
について説明する。1394インターフェースで用いる
データパケットの転送方法の一つとして、非同期通信が
ある。これは片方向のデータパケット転送である。送信
側はデータパケット転送先アドレスをパケットヘッダー
に明記し、バスに送信する。データパケットはバス上の
すべてのノードまで伝搬する。パケットヘッダーに明記
された転送先アドレスに対応するノードは、そのデータ
パケットを受信し、受信結果(ack)を返送する。そ
の一連の転送プロセスをアシンクロナスサブアクション
と呼ぶ。
【0021】ここで、アシンクロナスサブアクションを
開始するためには、サブアクションギャップと呼ばれる
一定期間、バスがアイドル状態にならなくてはならな
い。また、受信側がデータパケットを受け取って、ac
kを返送する間もバスはアイドル状態となり、この間隔
をackギャップと呼ぶ。ackギャップはサブアクシ
ョンギャップに比べて充分短いため、他のサブアクショ
ンが開始されることはない。
【0022】次に、アイソクロナス通信について説明す
る。1394インターフェースで用いるデータパケット
の転送方法のもう一つの方法として、アイソクロナス通
信がある。アイソクロナス通信は、バス上に1台存在す
るサイクルマスターが一定間隔で送信するサイクルスタ
ートパケットに同期して行われる。アイソクロナス通信
の送信側のノードはサイクルスタートパケットを受信す
るとアイソクロナスギャップを待ってアービトレーショ
ンを開始し、アイソクロナスパケットを送信する。他に
も送信ノードが存在する場合には、引き続きアイソクロ
ナスギャップで、アービトレーションを開始し、アイソ
クロナスパケットを送信する。
【0023】ここで、アイソクロナスギャップは、サブ
アクションギャップより充分短い期間になっているた
め、この間にアシンクロナス通信を行いたいノードが存
在しても、サブアクションギャップが検出できないため
送信できない。つまり、毎サイクル、アイソクロナスパ
ケットを送信するノードに優先権が与えられることにな
る。また、アイソクロナス通信は、アシンクロナス通信
のように、データ転送先のアドレスを指定することはな
く、バスにブロードキャストされる。アイソクロナスパ
ケットには0〜63までのチャンネル番号が割り振ら
れ、ノードは必要なチャンネル番号のアイソクロナスパ
ケットを受信すればよい。
【0024】[伝送装置の構成]次に、このような13
94シリアルバスを適用した伝送装置のシステム構成を
説明する。伝送装置は、ケーブルの電気的条件やインタ
ーフェース条件を決める物理レイヤー部と、隣接するノ
ード間の信頼性の高いデータ伝送を保証するリンクレイ
ヤー部と、リンクレイヤー部および物理レイヤー部の制
御および各ノードに接続している装置の制御するシステ
ム制御部と、本実施の形態で特に設けられるパケット関
連情報の監視制御部と、ケーブルと、映像を表示し音声
を出力すると共にパケット関連情報をテーブル状に表示
する表示部とを有して構成される。
【0025】[監視制御部の構成]以下に、監視制御部
の具体的構成例およびその動作を説明する。監視制御部
は本実施の形態の情報監視装置が適用されるものであ
る。図1は、アイソクロナス期間測定回路を示す図であ
る。図5はアイソクロナス期間判別信号の生成を示すタ
イミングチャートである。図1において、アイソクロナ
ス期間測定回路1は、図5に示すサイクルスタートパケ
ット11、12毎にアイソクロナス期間を測定して、ア
イソクロナス期間判別信号S1を生成する。
【0026】具体的には、図5Aに示すサイクルスター
トパケット11とパケット13の間のギャップ、パケッ
ト13とパケット14との間のギャップ、パケット14
とパケット15との間のギャップ、パケット15とパケ
ット16との間のギャップおよびパケット16とサイク
ルスタートパケット12との間のギャップの長さを計測
する。上述したように、アイソクロナスギャップは、サ
ブアクションギャップより充分短い期間である。
【0027】この結果、図5Aに示すサイクルスタート
パケット11とパケット13の間はアイソクロナスギャ
ップ17、パケット13とパケット14との間はアイソ
クロナスギャップ18およびパケット14とパケット1
5との間はアイソクロナスギャップ19であるが、パケ
ット15とパケット16との間はサブアクションギャッ
プ20、パケット16とサイクルスタートパケット12
との間はサブアクションギャップ21であることが測定
される。
【0028】そこで、アイソクロナス期間測定回路1
は、図5Bに示すように、サイクルスタートパケット1
1以降でパケット15までをアイソクロナス期間T1
と、サイクルスタートパケット12以降(以下、省略)
のアイソクロナス期間T3とをハイレベルH、サブアク
ションギャップ20以降でサイクルスタートパケット1
2までの非同期(アシンクロナス)期間T2をローレベ
ルLとする判別信号を生成する。
【0029】このような判別信号により、伝送方式に応
じて、アイソクロナス通信または非同期(アシンクロナ
ス)通信を判別して、ノードに適合する方式で通信を行
うことができる。
【0030】図2は、スピード信号検出回路を示す図で
ある。図2において、スピード信号検出回路2は、図5
に示すパケット13〜16毎にパケット先頭部分のアー
ビトレーションの次の1ビットにハイレベルHまたはロ
ーレベルLの電圧の強弱として設けられたパケット伝送
スピード信号をリアルタイムで検出して、アイソクロナ
スパケット、非同期ストリームパケットのスピード検出
信号S2を生成する。
【0031】具体的には、伝送速度400Mbpsの場
合にはハイレベルHのスピード信号を検出し、伝送速度
200Mbpsの場合にはローレベルLのスピード信号
を検出する。
【0032】このようなスピード検出信号により、伝送
速度に応じて、伝送スピードの異なる通信パケットは排
除して、ノードに適合するスピードで通信を行うことが
できる。
【0033】図3は、パケットヘッダー検出回路を示す
図である。図3において、パケットヘッダー検出回路3
は、図5に示す全パケット13〜16毎にパケット先頭
のヘッダー情報のみを取得して、ヘッダー情報として設
けられたt(トランザクション)コード、チャンネルな
どの各情報を検出して、ヘッダー関連情報S3を生成す
る。
【0034】具体的には、ヘッダー関連情報は、データ
レングス、タグ、チャンネル、tコード、同期化コード
がある。また、付加的には、ペイロードのデータフォー
マット(FMT)がMPEG(ムービングピクチャーエ
キスパートグループ)フォーマットであるかDV(デジ
タルビデオ)フォーマットであるか、またペイロードの
データの種類や更新日時や更新番号などである。
【0035】このようなヘッダー関連情報により、伝送
チャンネルに応じて、チャンネル毎の伝送されるペイロ
ード部分の関連情報をすべてのチャンネルについて取得
することにより、ノードに適合するペイロードに対して
通信を行うことができる。
【0036】図4は、アイソクロナスパケットおよび非
同期ストリームパケット監視装置の構成を示す図であ
る。図4において、ストリームテーブル回路4は、図3
に示すパケットヘッダー検出回路3により検出されたヘ
ッダー関連情報S3を元に、全チャンネルについて各チ
ャンネル別に、関連情報を選別するチャンネル選別回路
5と、ヘッダー関連情報S3に基づいて図1に示すアイ
ソクロナス期間測定回路1により生成されるアイソクロ
ナス期間判別信号S1および図2に示すスピード信号検
出回路2により検出されるスピード検出信号S2を用い
て、関連情報をチャンネル0〜63毎に分類してチャン
ネル別に一覧表示したストリームテーブル6とを有して
構成される。なお、このストリームテーブル6は上述し
たCFR上の所定のメモリ空間にマッピングされる。な
お、このストリームテーブル6はは図5に示したサイク
ルスタートパケット11、12毎にデータ内容が更新さ
れる。
【0037】具体的には、表示部にストリームテーブル
6を一覧表示して、バス上に存在するすべてのチャンネ
ルに関する情報、例えば、アイソクロナスパケットまた
は非同期ストリームパケットの判別情報、パケットスピ
ード、ペイロードのフォーマット(FMT)などが、チ
ャンネル0〜63毎に分類されて一覧できる。
【0038】これにより、伝送チャンネルに応じて、各
ノードで、あたかもテレビジョン受像機の各チャンネル
の小画像が一覧表示されるように、全てのチャンネルの
情報がストリームテーブル6で一覧できるので、例え
ば、ストリーマに情報記録する際の情報取得や、アプリ
ケーションにこれらの情報を適宜選択的に配置して発展
的に利用することができる。
【0039】このように構成された本実施の形態の監視
制御部は以下のような動作をする。まず手順1として、
アイソクロナス期間測定回路1は、図5に示すサイクル
スタートパケット11、12毎にアイソクロナス期間を
測定して、アイソクロナス期間判別信号S1を生成して
出力する。アイソクロナス期間判別信号S1は、アイソ
クロナス期間T1,T3とをハイレベルH、非同期(ア
シンクロナス)期間T2をローレベルLとする判別信号
である。
【0040】手順2として、スピード信号検出回路2
は、図5に示すパケット13〜16毎にパケット先頭部
分のアービトレーションの次の1ビットにハイレベルH
またはローレベルLの電圧の強弱として設けられたパケ
ット伝送スピード信号をリアルタイムで検出して、アイ
ソクロナスパケット、非同期ストリームパケットのスピ
ード検出信号S2を生成して出力する。スピード検出信
号S2は、例えば、伝送速度400Mbpsの場合には
ハイレベルH、伝送速度200Mbpsの場合にはロー
レベルLとなる。
【0041】手順3として、パケットヘッダー検出回路
3は、図5に示す全パケット13〜16毎にパケット先
頭のヘッダー情報のみを取得して、ヘッダー情報として
設けられたt(トランザクション)コード、チャンネル
などの各情報を検出して、ヘッダー関連情報S3を生成
して、ストリームテーブル回路4の図示しないバッファ
に格納する。
【0042】手順4として、手順3と同時に、手順1で
アイソクロナス期間測定回路1から出力されたアイソク
ロナス期間判別信号S1をストリームテーブル回路4の
図示しないバッファに格納する。
【0043】手順5として、手順3と同時に、手順2で
スピード信号検出回路2から出力されたスピード検出信
号S2をストリームテーブル回路4の図示しないバッフ
ァに格納する。
【0044】手順6として、ストリームテーブル回路4
のチャンネル選別回路5は手順3でバッファ内に格納さ
れたヘッダー関連情報S3から、チャンネルを判別す
る。
【0045】手順7として、ストリームテーブル回路4
のチャンネル選別回路5は手順3でバッファ内に格納さ
れたヘッダー関連情報S3から、ペイロード領域のデー
タのフォーマット(FMT)を判別する。
【0046】手順8として、パケットヘッダー検出回路
3からストリームテーブル回路4のストリームテーブル
6に対して、手順6で判別されたチャンネルに該当する
部分の、「アイソクロナスパケットまたは非同期ストリ
ームパケットの判別情報の判別フラグ」を、手順4のア
イソクロナス期間判別信号S1を用いてセットする。
【0047】手順9として、パケットヘッダー検出回路
3からストリームテーブル回路4のストリームテーブル
6に対して、手順6で判別されたチャンネルに該当する
部分の、「パケットスピードの判別フラグ」を、手順5
のスピード検出信号S2を用いてセットする。
【0048】手順10として、パケットヘッダー検出回
路3からストリームテーブル回路4のストリームテーブ
ル6に対して、手順6で判別されたチャンネルに該当す
る部分の、「フォーマット(FMT)の判別フラグ」
を、手順7のヘッダー関連情報S3を用いてセットす
る。
【0049】なお、システム制御部は、1394シリア
ルバスのインターフェースを持つ機器の全般にわたる制
御と、1394シリアルバスのインターフェースの制御
を行う。また、システム制御部は、1394シリアルバ
スによりコマンド・データの伝送など、通信の制御を行
い、リンクレイヤー部より検出できるバスの状態、他の
機器の状態および要求、または自機器の要求によりバス
の接続または切断の制御を行う。なお、1394インタ
ーフェース規格以外の他の通信手段により上記の状態お
よび要求を得られる場合は、システム制御部は、表示部
に対してその状態および要求の表示出力の制御も行う。
【0050】なお、監視制御部は物理レイヤー部など、
その他の部分に含まれていてもよく、実際にはリンクレ
イヤー部の機能に含まれ、1チップのIC化されるのが
望ましい。
【0051】上述した本実施の形態の情報監視装置によ
れば、アイソクロナス通信パケットまたは非同期ストリ
ーム通信パケットを、実際に伝送システム内の受信装置
のFIFOに取り込むことなく、各パケットのスピード
を全て監視することができる。
【0052】また、アイソクロナス通信または非同期ス
トリーム通信のために受信装置のFIFOやレシーバ素
子がすべて使用中であっても、1394シリアルバス上
に流れているパケットの監視をすることが可能となる。
【0053】このため、例えば、ユーザが、1394シ
リアルバス上に流れているチャンネルの映像を鑑賞中
に、他のチャンネルで転送されている情報の存在を知っ
て他のチャンネルを選択することにより、他のチャンネ
ルに自動的に遷移することができるアプリケーションを
実現することができる。
【0054】1394シリアルバス上の全アイソクロナ
ス通信パケットまたは非同期ストリーム通信パケットの
監視を同時に実現することができるため、1394シリ
アルバスのスイッチャーのような機器の実現の際に、従
来であれば、FIFOやレシーバ素子を連続的に設定を
変えて利用しなければならなかったが、本実施の形態に
よれば、レシーバ素子に全く頼らずにこれらのアプリケ
ーションを実現することが可能となる。
【0055】また、アイソクロナス通信パケットまたは
非同期ストリーム通信パケットを、実際に伝送システム
内の受信装置のFIFOに取り込むことなく、各パケッ
トの他の情報、例えば、フォーマット(FMT)を監視
することができる。
【0056】また、アイソクロナス通信パケットまたは
非同期ストリーム通信パケットを、実際に伝送システム
内の受信装置のFIFOに取り込むことなく、各パケッ
トの他の情報、例えば、ペイロードを監視することがで
きる。
【0057】また、アイソクロナス通信パケットまたは
非同期ストリーム通信パケットを、実際に伝送システム
内の受信装置のFIFOに取り込むことなく、各パケッ
トがアイソクロナスパケットであるのかまたは非同期ス
トリームパケットであるのかを判別することができる。
【0058】また、本実施の形態により取得された情報
は、CFRのメモリ空間上に設けられたストリームテー
ブル6にチャンネル別にマッピングされているので、一
度に全チャンネルの0〜63チャンネルの情報を取得す
ることが可能となる。
【0059】また、上述した本実施の形態では、全チャ
ンネルのストリームテーブル6を作成する例を示した
が、必要なノードが接続されているチャンネルを選択し
て、選択されたチャンネルのみのストリームテーブル6
を作成するようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】この発明の情報監視装置は、ノード間で
パケット情報の伝送を行う場合の情報を監視する情報監
視装置において、各ノードにおいて、パケット情報を取
り込むことなく、パケット情報以外の情報を用いて、パ
ケット情報に関連する情報を監視するようにしたので、
伝送システムの受信装置の受信素子から記憶手段までの
経路が使用中であっても、バス上に流れているパケット
に関連する情報をリアルタイムで監視することができる
という効果を奏する。
【0061】また、この発明の情報監視装置は、上述に
おいて、パケット情報に関連する情報を伝送される各チ
ャンネル毎に一覧表示するので、全てのチャンネルの情
報が一覧できるので、他のチャンネルの情報取得や、他
のチャンネルの情報を適宜選択的に配置して発展的に利
用することができるという効果を奏する。
【0062】また、この発明の情報監視装置は、上述に
おいて、パケット情報の伝送の期間に基づいてパケット
情報に関連する情報を監視するので、伝送方式に応じ
て、アイソクロナス通信または非同期(アシンクロナ
ス)通信を判別して、ノードに適合する方式で通信を行
うことができるという効果を奏する。
【0063】また、この発明の情報監視装置は、上述に
おいて、パケット情報の伝送の速度に基づいてパケット
情報に関連する情報を監視するので、伝送速度に応じ
て、伝送スピードの異なる通信パケットは排除して、ノ
ードに適合するスピードで通信を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0064】また、この発明の情報監視装置は、上述に
おいて、パケット情報のヘッダー情報に基づいてパケッ
ト情報に関連する情報を監視するので、伝送チャンネル
に応じて、チャンネル毎の伝送されるペイロード部分の
関連情報をすべてのチャンネルについて取得することに
より、ノードに適合するペイロードに対して通信を行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報監視装置に用いられるアイ
ソクロナス期間測定回路を示す図である。
【図2】本実施の形態の情報監視装置に用いられるスピ
ード信号検出回路を示す図である。
【図3】本実施の形態の情報監視装置に用いられるパケ
ットヘッダー検出回路を示す図である。
【図4】本実施の形態の情報監視装置が適用されるアイ
ソクロナスパケットおよび非同期ストリームパケット監
視装置の構成を示す図である。
【図5】本実施の形態の情報監視装置に用いられるアイ
ソクロナス期間判別信号の生成を示すタイミングチャー
トであり、図5Aはパケット、図5Bは判別信号であ
る。
【符号の説明】
1……アイソクロナス期間測定回路、2……スピード信
号検出回路、3……パケットヘッダー検出回路、4……
ストリームテーブル回路、5……チャンネル選別回路、
6……ストリームテーブル、11,12……サイクルス
タートパケット、13〜16……パケット、T1,T3
……アイソクロナス期間、T2……非同期期間、S1…
…アイソクロナス期間判別信号、S2……アイソクロナ
スパケット、非同期ストリームパケットのスピード検出
信号、S3……ヘッダー関連情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノード間でパケット情報の伝送を行う場
    合の情報を監視する情報監視装置において、 各ノードにおいて、上記パケット情報を取り込むことな
    く、上記パケット情報以外の情報を用いて、上記パケッ
    ト情報に関連する情報を監視するようにしたことを特徴
    とする情報監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報監視装置において、 上記パケット情報に関連する情報を伝送される各チャン
    ネル毎に一覧表示することを特徴とすることを特徴とす
    る情報監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報監視装置において、 上記パケット情報の伝送の期間に基づいて上記パケット
    情報に関連する情報を監視することを特徴とする情報監
    視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報監視装置において、 上記パケット情報の伝送の速度に基づいて上記パケット
    情報に関連する情報を監視することを特徴とすることを
    特徴とする情報監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報監視装置において、 上記パケット情報のヘッダー情報に基づいて上記パケッ
    ト情報に関連する情報を監視することを特徴とする情報
    監視装置。
JP2000047818A 2000-02-24 2000-02-24 情報監視装置 Pending JP2001237852A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007512746A (ja) * 2003-11-28 2007-05-17 トムソン ライセンシング ネットワーク内で装置の状態をモニタ(monitor:監視/管理)する方法およびそのモニタリング(monitoring)を実行する装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4726142B2 (ja) * 2003-11-28 2011-07-20 トムソン ライセンシング ネットワーク内で装置の状態をモニタ(monitor:監視/管理)する方法およびそのモニタリング(monitoring)を実行する装置

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