JPH10285236A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPH10285236A
JPH10285236A JP9083161A JP8316197A JPH10285236A JP H10285236 A JPH10285236 A JP H10285236A JP 9083161 A JP9083161 A JP 9083161A JP 8316197 A JP8316197 A JP 8316197A JP H10285236 A JPH10285236 A JP H10285236A
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JP
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packet
gap
self
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count value
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Application number
JP9083161A
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English (en)
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Sadaji Sato
貞治 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模、コストの低減を図れ、制御系の負荷
を軽減できる信号処理回路を提供する。 【解決手段】バスリセット時に、IEEE1394シリ
アルバスBSを伝送されてきた第1番目のセルフIDパ
ケットを受けてそのギャップカウント値gap-cnt1を検出
し、次から受信したセルフIDパケット毎のギャップカ
ウント値gap-cntNを検出して、第1番ギャップカウント
値gap-cnt1と比較し、比較の結果、等しい場合にはロー
レベルの信号S105でCFR111にセットし、等し
くない場合にはハイレベルの信号S105でCFR11
1にセットするリゾルバ(Resolver)105を設け、C
PU30は、ギャップカウント値が異なる情報を得たと
きには、たとえば新しいノードが接続されたものとして
バスリセットをかけ、また、検出したギャップカウント
値もCFR111を介してCPU30に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルシリア
ルインターフェースに用いられる信号処理回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア・データ転送のた
めのインターフェースとして、高速データ転送、リアル
タイム転送を実現するIEEE(The Institute of Ele
ctrical and Electronic Engineers) 1394、Hig
h PerformanceSirial Busが規
格化された。
【0003】このIEEE1394シリアルインタフェ
ースのデータ転送には、従来のRequest,Acknoledgeの要
求、受信確認を行うアシンクロナス(Asynchronous) 転
送と、あるノードから125μsに1回必ずデータが送
られるアイソクロナス(Isochronous) 転送がある。
【0004】このように、2つの転送モードを有するI
EEE1394シリアルインタフェースでのデータは、
パケット単位で転送が行われる。
【0005】図5は、アイソクロナス通信における1ソ
ースパケットのバイトサイズを示す図である。図5
(A)はDVB(Digital Video Broadcast) 仕様時、図
5(B)はDSS(Digital Satelite System) 仕様時の
パケットサイズを示している。
【0006】DVB仕様時のソースパケットサイズは、
図5(A)に示すように、4バイトのソースパケットヘ
ッダ(SPH;Source Packet Header)と188バイト
のデータの192バイトである。
【0007】これに対して、DSS仕様時のソースパケ
ットサイズは、図5(B)に示すように、4バイトのソ
ースパケットヘッダ(SPH)、10バイトの付加デー
タ、および130バイトのデータの144バイトであ
る。付加バイトはソースパケットヘッダとデータとの間
に挿入される。なお、IEEE1394規格では、取り
扱う最小データの単位は1クワドレット(quadlet)(=
4バイト=32ビット)であるため、トランスポートス
トリームデータと付加データの合計が32ビット単位で
構成できる設定であることが必要である。ただし、デフ
ォルトでは付加バイトなしで設定される。
【0008】図6は、IEEE1394規格のアイソク
ロナス通信でデータを送信させるときの元のデータと、
実際に送信されるパケットとの対応関係の一例を示す図
である。
【0009】図6に示すように、元のデータであるソー
スパケットは、4バイトのソースパケットヘッダと、デ
ータ長を調整するためのパディングデータを付加された
後、所定の数のデータブロックに分割される。なお、パ
ケットを転送するときのデータの単位が1クワドレット
(4バイト)であることから、データブロックや各種ヘ
ッダなどのバイト長は、全て4の倍数に設定される。
【0010】図7は、ソースパケットヘッダのフォーマ
ットを示す図である。図7に示すように、ソースパケッ
トヘッダのうち、25ビットには、たとえば上述したD
VB方式等のディジタル衛星放送等で利用されているM
PEG(Moving Picture Experts Group)−TS(Transpo
rt Stream)データをアイソクロナス通信で送信するとき
に、ジッタを抑制するために利用されるタイムスタンプ
(TimeStamp)が書き込まれる。
【0011】そして、このようなパケットヘッダやCI
P(Common Isochronous Packet) ヘッダ等のデータが、
所定の数のデータブロックに付加されることによりパケ
ットが生成される。
【0012】図8はアイソクロナス通信用パケットの基
本構成例を示す図である。図8に示すように、アイソク
ロナス通信のパケットは、第1クワドレットが1394
ヘッダ(Header)、第2クワドレットがヘッダCRC(Hea
der-CRC)、第3クワドレットがCIPヘッダ1(CIP-He
ader1)、第4クワドレットがCIPヘッダ2(CIP-Head
er2)、第5クワドレットがソースパケットヘッダ(SP
H)で、第6クワドレット以降がデータ領域である。そ
して、最後のクワドレットがデータCRC(Data-CRC)で
ある。
【0013】1394ヘッダは、データ長を表すdata-l
ength 、 このパケット転送されるチャネルの番号(0
〜63のいずれか)を示すchannel 、処理のコードを表
すtcode 、および各アプリケーションで規定される同期
コードsyにより構成されている。ヘッダCRCは、パ
ケットヘッダの誤り検出符号である。
【0014】CIPヘッダ1は、送信ノード番号のため
のSID(Source node ID)領域、データブロックの長さ
のためのDBS(Data Block Size) 領域、パケット化に
おけるデータの分割数のためのFN(Fraction Number)
領域、パディグデータのクワドレット数のためのQPC
(Quadlet Padding Count) 領域、ソースパケットヘッダ
の有無を表すフラグのためのSPH領域、アイソクロナ
スパケットの数を検出するカウンタのためのDBC領域
により構成されている。なお、DBS領域は、1アイソ
クロナスパケットで転送するクワドレット数を表す。
【0015】CIPヘッダ2は、転送されるデータの種
類を表す信号フォーマットのためのFMT領域、および
信号フォーマットに対応して利用されるFDF(Format
Dependent Field)領域により構成されている。
【0016】SPHヘッダは、トランスポートストリー
ムパケットが到着した軸に固定の遅延値を加えた値が設
定されるタイムスタンプ領域を有している。また、デー
タCRCは、データフィールドの誤り検出符号である。
【0017】上述した構成を有するパケットの送受信を
行うIEEE1394シリアルインタフェースの信号処
理回路は、主としてIEEE1394シリアルバスを直
接ドライブするフィジカル・レイヤ回路と、フィジカル
・レイヤのデータ転送をコントロールするリンク・レイ
ヤ回路とにより構成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】IEEE1394シリ
アルインタフェースのデータ転送では、送信データおよ
び受信データは一旦リンク・レイヤ回路に設けられたF
IFO(First-In First-Out)メモリ(以下、単にFI
FOといて)等の記憶装置に格納される。実際には、ア
シンクロナスパケット用FIFOとアイソクロナスパケ
ット用FIFOとは別個に設けられる。
【0019】ところで、上述したIEEE1394シリ
アルインタフェースでは、でデイジチェーンやノード分
岐など、自由な接続形態をとることができ、また、ホッ
ト状態でバスケーブルの抜き差し可能である。このた
め、バスケーブルの抜き差しがあるたびにネットワーク
の接続を調べる必要がある。1EEE1394では、ノ
ードの増減における機器の認識は、バスリセットにより
実行される。このバスリセットは、ケーブル抜き差しに
よるハード検出と、ホスト制御によるフィジカル・レイ
ヤ回路により起動される。そして、バスリセット後、シ
リアルインタフェースバスに接続された各ノードのフィ
ジカル・レイヤ回路からセルフ(Self)IDパケットが
送信され、このセルフIDパケットを解析することで、
そのバスに何台のノードが接続されているかがわかる。
【0020】従来、受信したセルフIDパケットの解析
は、CPUで行われていた。このCPU処理を行う場合
には、初期化後の全てのセルフIDパケットの全てを取
り込む必要があり、これらを一時記憶するFIFOとし
ては、最大63×33ビット×2の容量が必要となり、
回路規模、コストの増大を招くという不利益がある。ま
た、アシンクロナス転送およびアイソクロナス転送の送
受信制御を行うCPUに上記解析処理を行わせるには負
荷が大きい。
【0021】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、回路規模、コストの低減を図
れ、制御系の負荷を軽減できる信号処理回路を提供する
ことにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、バスリセット時に、シリアルインタフェ
ースバスを伝送された各ノードの情報からなるセルフI
Dパケットを受信する信号処理回路であって、上記各ノ
ード情報には、正常な状態でシリアルインタフェースバ
スに接続された各ノードで等しい値を示すギャップカウ
ント値を含み、受信したセルフIDパケットの上記ギャ
ップカウント値が正常な値で設定されているか否かを判
断する解析手段を有する。
【0023】また、本発明は、バスリセット時に、シリ
アルインタフェースバスを伝送された各ノードの情報か
らなるセルフIDパケットを受信し、通常のパケット転
送は制御手段により制御される信号処理回路であって、
上記各ノード情報には、正常な状態でシリアルインタフ
ェースバスに接続された各ノードで等しい値を示すギャ
ップカウント値を含み、受信したセルフIDパケットの
上記ギャップカウント値が正常な値で設定されているか
否かを判断し、その結果を上記制御手段に報知する解析
手段を有し、上記制御手段は、正常な値が設定されてい
ない旨の情報を得た場合にはバスリセット信号を上記シ
リアルインタフェースバスに送出する。
【0024】また、本発明において、上記解析手段は、
第1番目に受信したセルフIDパケットのギャップカウ
ント値を検出し、この第1番目ギャップカウント値と、
以降受信されるセルフIDパケットのギャップカウント
値とを比較し、比較の結果等しい場合には正常な値、等
しくない場合には正常な値でない旨の判断を行う。
【0025】本発明の信号処理回路によれば、バスリセ
ット時に、各ノードからシリアルインタフェースバスを
伝送されたセルフIDパケットは、解析手段に入力され
る。解析手段では、セルフIDパケットの上記ギャップ
カウント値が正常な値で設定されているか否かが判断さ
れる。そして、たとえばその結果が制御手段に報知され
る。制御手段では、正常な値が設定されていない旨の情
報を得た場合には、再度バスリセットを行うため、バス
リセット信号がシリアルインタフェースバスに送出され
る。
【0026】また、解析手段では、第1番目に受信した
セルフIDパケットのギャップカウント値が検出され
る。そして、この第1番目ギャップカウント値と、以降
受信されるセルフIDパケットのギャップカウント値と
が比較され、比較の結果、等しい場合には正常な値、等
しくない場合には正常な値でない旨の判断が行われる。
そして、たとえばその旨が制御手段に報知される。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、IEEE1394シリア
ルインタフェースに適用される本発明に係るMPEG用
信号処理回路の一実施形態を示すブロック構成図であ
る。
【0028】この信号処理回路は、リンク・レイヤ回路
10、フィジカル・レイヤ回路20、ホストコンピュー
タとしてのCPU30により構成されている。また、4
0はMPEGトランスポータを示している。
【0029】リンク・レイヤ回路10は、CPU30の
制御の下、アシンクロナス転送およびとアイソクロナス
転送の制御、並びにフィジカル・レイヤ回路20の制御
を行う。具体的には、図1に示すように、リンクコア(L
ink Core))101、ホストインタフェース回路(Host I
/F)102、アプリケーションインタフェース回路(AP
I/F) 103、送信用FIFO(AT-FIFO)104a、受
信用FIFO(AR-FIFO)104bからなるアシンクロナ
ス通信用FIFO104、セルフID用リゾルバ(Resol
ver)105、アイソクロナス通信用送信前処理回路(TXO
PRE)106、アイソクロナス通信用送信後処理回路(TXO
PRO)107、アイソクロナス通信用受信前処理回路(TXI
PRE)108、アイソクロナス通信用受信後処理回路(TXI
PRO)109、アイソクロナス通信用FIFO(I-FIFO)1
10、およびコンフィギュレーションレジスタ(Config
uration Register、以下CFRという)111により構
成されている。
【0030】図1の回路おいて、ホストインタフェース
回路102、送信用FIFO104a、アシンクロナス
通信の受信用FIFO104bおよびリンクコア101
によりアシンクロナス通信系回路が構成される。そし
て、アプリケーションインタフェース回路103、送信
前処理回路106、送信後処理回路107、受信前処理
回路108、受信後処理回路109、FIFO110お
よびリンクコア101によりアイソクロナス通信系回路
が構成される。
【0031】リンクコア101は、アシンクロナス通信
用パケットおよびアイソクロナス通信用パケットの送信
回路、受信回路、これらパケットのIEEE1394シ
リアルバスBSを直接ドライブするフィジカル・レイヤ
回路20とのインタフェース回路、125μs毎にリセ
ットされるサイクルタイマ、サイクルモニタやCRC回
路から構成されている。そして、たとえばサイクルタイ
マ等の時間データ等はCFR111を通してアイソクロ
ナス通信系処理回路に供給される。また、バスリセット
時には、IEEE1394シリアルバスBSを伝送され
てくるセルフIDパケットを受信時間を監視し、セルフ
IDフェーズであるか否かを判断し、リゾルバ105に
報知する。
【0032】ホストインタフェース回路102は、主と
してホストコンピュータとしてのCPU30と送信用F
IFO104a、受信用FIFO104bとのアシンク
ロナス通信用パケットの書き込み、読み出し等の調停、
並びに、CPU30とCRF111との各種データの送
受信の調停を行う。たとえばCPU30からは、アイソ
クロナス通信用パケットのSPH(ソースパケットヘッ
ダ)に設定されるタイムスタンプ用遅延時間Txdelay が
ホストインタフェース102を通してCRF111にセ
ットされる。
【0033】送信用FIFO104aには、IEEE1
394シリアルバスBSに伝送させるアシンクロナス通
信用パケットが格納され、受信用FIFO104bには
IEEE1394シリアルバスBSを伝送されてきたア
シンクロナス通信用パケットが格納される。
【0034】アプリケーションインタフェース回路10
3は、MPEGトランスポータ40とアイソクロナス通
信用送信前処理回路106およびアイソクロナス通信用
受信後処理回路109とのクロック信号や制御信号等を
含むMPEGトランスポートストリームデータの送受信
の調停を行う。
【0035】解析手段としてのリゾルバ(Resolver)1
05は、バスリセット時に、リンクコア101を介して
IEEE1394シリアルバスBSを伝送されてきた第
1番目のセルフIDパケットを受けてそのギャップカウ
ント値gap-cnt1を検出し、次から受信したセルフIDパ
ケット毎のギャップカウント値gap-cntNを検出して、第
1番ギャップカウント値gap-cnt1と比較して、比較の結
果、たとえば等しい場合にはハイレベルの信号S105
でCFR111にセットし、等しくない場合にはローレ
ベルの信号S105でCFR111にセットする。この
情報はホストインタフェース回路102を介してCPU
30に報知される。そして、CPU30は、ギャップカ
ウント値が異なる情報を得たときには、たとえば新しい
ノード(装置)が接続されたものとしてバスリセットを
かける。また、検出したギャップカウント値もCFR1
11を介してCPU30に報知される。なお、前述した
ように、IEEE1394シリアルバスBSにおいて、
バスリセットが発生した後、そのバスに何台のノードが
接続されているかは、受信したセルフIDパケットを解
析することで分かるが、本実施形態のように、ギャップ
カウント値を比較するようにしたのは、一つのシリアル
バスにおいて、接続している各ノードがバスを正しく使
用するためには、各ノードのギャップカウント値が等し
くある必要があるからである。
【0036】図2は、IEEE1394シリアルインタ
フェースにおけるセルフIDパケットのフォーマット例
を示す図である。図2に示すように、セルフIDパケッ
トは、フィジカル−ID(physical-ID)領域、L(link
active)領域、ギャップ−カウント(gap-count )領
域、フィジカル−スピード(phy-speed )領域、フィジ
カル−ディレイ(phy-delay )領域等により構成されて
いる。
【0037】送信前処理回路106、アプリケーション
インタフェース回路103を介してMPEGトランスポ
ータ40によるMPEGトランスポートストリームデー
タを受けて、IEEE1394規格のアイソクロナス通
信用としてクワドレット(4バイト)単位にデータ長を
調整し、かつ4バイトのソースパケットヘッダ(SP
H)を付加し、FIFO110に格納する。
【0038】ソースパケットヘッダを付加するときに受
信側のデータ出力時間を決定するタイムスタンプを設定
するが、この設定は以下のように行われる。まず、MP
EGトランスポータ40からパケットの最終データを受
け取ったタイミングで内部のサイクルレジスタの値をラ
ッチする。次に、CPU30からホストインタフェース
102を介してCRF111にセットされた遅延時間Tx
delay を上記サイクルレジスタの値に加算する。そし
て、加算した値をタイムスタンプとして、受け取ったパ
ケットのソースパケットヘッダに挿入(設定)する。
【0039】図3は、ソースパケットヘッダにおけるタ
イムスタンプの具体的な構成を説明するための図であ
る。図3に示すように、受信側のデータ出力時間を決定
するためのタイムスタンプは、25ビットで現時刻を表
す。すなわち、タイムスタンプは25ビットで構成さ
れ、下位12ビットがサイクルオフセットCO(cycle-o
ffset)領域、上位13ビットがサイクルカウントCC(c
ycle-count) 領域として割り当てられている。サイクル
オフセットは0〜3071(12b 10111111
1111)の125μsをカウントし(クロックCLK
=24.576MHz)、サイクルカウントは0〜79
99(13b 1111100111111)の1秒を
カウントするものである。したがって、原則として、タ
イムスタンプの下位12ビットは3072以上を示すこ
とはなく、上位13ビットは8000以上を示すことは
ない。
【0040】送信後処理回路107は、FIFO110
に格納されたソースパケットヘッダを含むデータに対し
て図8に示すように、1394ヘッダ、CIPヘッダ
1,2を付加してリンクコア101の送信回路に出力す
る。
【0041】受信前処理回路108は、リンクコア10
1を介してIEEE1394シリアルバスBSを、たと
えば分割されて伝送されてきたアシンクロナス通信用パ
ケットを受けて、受信パケットの1394ヘッダ、CI
Pヘッダ1,2等の内容を解析し、データを復元してソ
ースパケットヘッダとデータをFIFO110に格納す
る。
【0042】受信後処理回路109は、FIFO110
に格納されたソースパケットヘッダのタイムスタンプの
時間データを読み出し、読み出したタイムスタンプデー
タ(TS)とリンクコア101内にあるサイクルタイマ
によるサイクルタイム(CT)を比較し、サイクルタイ
ムCTがタイムスタンプデータTSより大きい場合に
は、FIFO110に格納されているソースパケットヘ
ッダを除くデータをアプリケーションインタフェース回
路103を介し、MPEG用トランスポートストリーム
データとしてMPEGトランスポータ40に出力する。
【0043】次に、ブスリセット時にIEEE1394
シリアルバスBSを伝送されてきたセルフIDパケット
の解析動作について、図4のフローチャートに関連付け
て説明する。
【0044】バスリセットがかかると、各ノードのフィ
ジカル・レイヤ回路20からセルフIDパケットがIE
EE1394シリアルバスBSに伝送される。そして、
IEEE1394シリアルバスBSを伝送されてきたセ
ルフIDパケットは、あるノードの信号処理回路のフィ
ジカル・レイヤ回路20で受信され、リンクコア101
を介してリゾルバ105に入力される(S1)。なお、
リンクコア101では、IEEE1394シリアルバス
BSを伝送されてくるセルフIDパケットの受信時間が
監視されて、セルフIDフェーズであるか否かが判断さ
れ、リゾルバ105に報知される(S3)。
【0045】リゾルバ105では、バスリセット時に、
リンクコア101を介してIEEE1394シリアルバ
スBSを伝送されてきた第1番目のセルフIDパケット
を受けてそのギャップカウント値gap-cnt1が検出され
(S2)、その値が保持される。そして、ステップS3
でセルフIDフェーズが終了していないと判断された場
合には、次に受信したセルフIDパケット毎のギャップ
カウント値gap-cntNが検出される(S4)。そして、ス
テップS1において検出した第1番ギャップカウント値
gap-cnt1とステップS4で検出したギャップカウント値
gap-cntNが比較される(S5)。ステップS5の比較の
結果、等しい場合にはローレベルの信号S105がCF
R111にセットされる(S7)。そして、ステップS
3の動作に戻り、以上の動作がステップS3でセルフI
Dフェーズが終了したと判断されまで行われる。
【0046】一方、ステップS6の比較の結果、第1番
ギャップカウント値gap-cnt1とステップS4で検出した
ギャップカウント値gap-cntNが等しくない場合には、ハ
イレベルの信号S105がCFR111にセットされる
(S8)。この情報はホストインタフェース回路102
を介してCPU30に報知される。そして、CPU30
は、ギャップカウント値が異なる情報を得たことによ
り、たとえば新しいノード(装置)が接続されたものと
してバスリセットをかける。
【0047】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、バスリセット時に、リンクコア101を介してIE
EE1394シリアルバスBSを伝送されてきた第1番
目のセルフIDパケットを受けてそのギャップカウント
値gap-cnt1を検出し、次から受信したセルフIDパケッ
ト毎のギャップカウント値gap-cntNを検出して、第1番
ギャップカウント値gap-cnt1と比較し、比較の結果、た
とえば等しい場合にはローレベルの信号S105でCF
R111にセットし、等しくない場合にはハイレベルの
信号S105でCFR111にセットするリゾルバ(Re
solver)105を設け、CPU30は、ギャップカウン
ト値が異なる情報を得たときには、たとえば新しいノー
ド(装置)が接続されたものとしてバスリセットをか
け、また、検出したギャップカウント値もCFR111
を介してCPU30に報知するようにしたので、回路規
模、コストの低減を図れ、制御系の負荷を軽減できる利
点がある。また、シリアルバスの初期化後の異常状態の
検出を高速に行うことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路規模、コストの低減を図れ、制御系の負荷を軽減で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394シリアルインターフェースに
適用される本発明に係るMPEG用信号処理回路の一実
施形態を示すブロック構成図である。
【図2】セルフIDパケットのフォーマット例を示す図
である。
【図3】タイムスタンプの具体的な構成を説明するため
の図である。
【図4】バスリセット時の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】アイソクロナス通信における1ソースパケット
のバイトサイズを示す図であって、(A)はDVB仕様
時、(B)はDSS仕様時のパケットサイズを示す図で
ある。
【図6】IEEE1394規格のアイソクロナス通信で
データを送信させるときの元のデータと、実際に送信さ
れるパケットとの対応関係の一例を示す図である。
【図7】ソースパケットヘッダのフォーマットを示す図
である。
【図8】アイソクロナス通信用パケットの基本構成例を
示す図である。
【符号の説明】
10…リンク・レイヤ回路、101…リンクコア(Link
Core))、102…ホストインタフェース回路(Host I/
F)、1032…アプリケーションインタフェース回路
(AP I/F) 、104…アシンクロナス通信用FIFO、
送信用FIFO(AT-FIFO)、104b…受信用FIFO
(AR-FIFO)、105…セルフID用リゾルバ(Resolve
r)、106…アイソクロナス通信用送信前処理回路(TXO
ut1)、107…アイソクロナス通信用送信後処理回路(T
XOut2)、108…アイソクロナス通信用受信前処理回路
(TXIn1) 、109…アイソクロナス通信用受信前処理回
路(TXIn2) 、110…アイソクロナス通信用FIFO(I
-FIFO)、111…コンフィギュレーションレジスタ(C
FR)、20…フィジカル・レイヤ回路、30…CP
U、40…MPEGトランスポータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスリセット時に、シリアルインタフェ
    ースバスを伝送された各ノードの情報からなるセルフI
    Dパケットを受信する信号処理回路であって、 上記各ノード情報には、正常な状態でシリアルインタフ
    ェースバスに接続された各ノードで等しい値を示すギャ
    ップカウント値を含み、 受信したセルフIDパケットの上記ギャップカウント値
    が正常な値で設定されているか否かを判断する解析手段
    を有する信号処理回路。
  2. 【請求項2】 バスリセット時に、シリアルインタフェ
    ースバスを伝送された各ノードの情報からなるセルフI
    Dパケットを受信し、通常のパケット転送は制御手段に
    より制御される信号処理回路であって、 上記各ノード情報には、正常な状態でシリアルインタフ
    ェースバスに接続された各ノードで等しい値を示すギャ
    ップカウント値を含み、 受信したセルフIDパケットの上記ギャップカウント値
    が正常な値で設定されているか否かを判断し、その結果
    を上記制御手段に報知する解析手段を有し、 上記制御手段は、正常な値が設定されていない旨の情報
    を得た場合にはバスリセット信号を上記シリアルインタ
    フェースバスに送出する信号処理回路。
  3. 【請求項3】 上記解析手段は、第1番目に受信したセ
    ルフIDパケットのギャップカウント値を検出し、この
    第1番目ギャップカウント値と、以降受信されるセルフ
    IDパケットのギャップカウント値とを比較し、比較の
    結果等しい場合には正常な値、等しくない場合には正常
    な値でない旨の判断を行う請求項1記載の信号処理回
    路。
  4. 【請求項4】 上記解析手段は、第1番目に受信したセ
    ルフIDパケットのギャップカウント値を検出し、この
    第1番目ギャップカウント値と、以降受信されるセルフ
    IDパケットのギャップカウント値とを比較し、比較の
    結果等しい場合には正常な値、等しくない場合には正常
    な値でない旨の判断を行う請求項2記載の信号処理回
    路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006103857A1 (ja) * 2005-03-29 2006-10-05 Pioneer Corporation 通信監視装置、通信監視方法、通信監視プログラムおよび記録媒体

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