JP2003087257A - バス・アナライザ - Google Patents

バス・アナライザ

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JP2003087257A
JP2003087257A JP2001274723A JP2001274723A JP2003087257A JP 2003087257 A JP2003087257 A JP 2003087257A JP 2001274723 A JP2001274723 A JP 2001274723A JP 2001274723 A JP2001274723 A JP 2001274723A JP 2003087257 A JP2003087257 A JP 2003087257A
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JP
Japan
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node
bus
channel
data
isochronous
Prior art date
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Application number
JP2001274723A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ito
伊藤  猛
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アイソクロナスチャンネル毎にデータの送信ノ
ードと受信ノードを可視化できるバス・アナライザを実
現する。 【解決手段】高速シリアルバス用のバス・アナライザに
おいて、バスリセット後のノード情報を読み出し、アイ
ソクロナスデータの送受信が可能なノードのすべてに対
してそれぞれのノードがどのチャンネルに対して送受信
するかを調べ、送信ノードと受信ノードの組を見つけ出
し、トポロジー上でアイソクロナスデータのチャンネル
毎の送信ノードと受信ノードを表示するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速シリアルバス
用のバス・アナライザに関し、特にアイソクロナスモー
ドにおけるチャンネル毎のデータ送信元および受信ノー
ドを可視化することが可能なバス・アナライザに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】動画像や静止画像、音声および文字等の
マルチメディア情報を、コンピュータと、周辺機器やデ
ジタルビデオカメラ等の一般向けのAV機器との間で高速
に通信するための通信プロトコルとしてIEEE139
4高速シリアルバスがある。このIEEE1394高速
シリアルバス(以下単に高速シリアルバスと呼ぶ)で
は、アシンクロナス(Asynchronous:非同期)とアイソ
クロナス(Isochronous)という2種類のデータ伝送方
式が規定されている。
【0003】アシンクロナス転送方式においては、デー
タはソースID(送信ノードのID)とデスティネーション
ID(受信ノードのID)がパケットに含まれているので、
パケットを見ればその送信元と受信先が分かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイソ
クロナス転送方式においては、パケット上には送信元/
受信先の情報がなく、「チャンネル」という概念でデー
タを区別しているため、バス上を流れるアイソクロナス
パケットを捕らえてみただけでは、どのノードからどの
ノードに向けて送られたパケットかを特定することはで
きないという課題があった。
【0005】例えば、1台のデジタルビデオデッキから
他の1台のデジタルビデオデッキに高速シリアスバス経
由でダビングを行なう場合のようにアイソクロナスデー
タを送受信するノードが1台ずつの場合には送信元/受
信先は自ずと分かる。しかしながら、今後高速シリアル
バスが家庭内LANとして敷設された場合などのように同
時に複数台のノードがそれぞれに別のアイソクロナスチ
ャンネルのデータを送受信するようになると、あるチャ
ンネルのアイソクロナスデータがトポロジー(Topolog
y)上のどのノードからどのノードに向けて送信された
ものかは、それぞれのアイソクロナスパケットと既存の
バス・アナライザ(例えば、特開2000−29796
号に記載のバス・アナライザ)のトポロジー表示だけか
らでは判別できない。
【0006】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、アイソクロナスチャンネル毎にデータの送信ノー
ドと受信ノードを可視化できるバス・アナライザを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、高速シリアルバス用のバ
ス・アナライザにおいて、バスリセット後のノード情報
を読み出し、アイソクロナスデータの送受信が可能なノ
ードのすべてに対してそれぞれのノードがどのチャンネ
ルに対して送受信するかを調べ、送信ノードと受信ノー
ドの組を見つけ出し、トポロジー上でアイソクロナスデ
ータのチャンネル毎の送信ノードと受信ノードを表示す
るように構成したことを特徴とする。
【0008】従来は、あるチャンネルのアイソクロナス
データがトポロジー上のどのノードからどのノードに向
けて送信されたものかが分からなかったが、本発明によ
ればその送受信ノードを容易に見つけ出し、それを表示
により可視化することができ、データ解析に有用なバス
・アナライザを実現することができる。
【0009】この場合、請求項2のように、1つのノー
ドが複数のチャンネルのアイソクロナスデータを送受信
する場合、それらを区別して送信ノードと受信ノードを
表示することができる。
【0010】また、請求項3のように、トポロジー上で
アイソクロナスデータのチャンネル毎の送信ノードから
受信ノードへの流れ方向を表示することもできる。さら
に、請求項4のように、バスリセットによりトポロジー
が変化してもアイソクロナスデータのチャンネル毎の送
信ノードと受信ノードを追跡して表示したり、また請求
項5のようにバスリセットによりトポロジーが変化して
もアイソクロナスデータのチャンネル毎の送信ノードか
ら受信ノードへの流れ方向を表示することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係るバス・アナライザの一実
施例を示す要部構成ブロック図である。図1において、
11は高速シリアルバス100との間でデータのやり取
りをするインターフェース回路、12はノード情報の取
得やノードの検出、検出結果を表示するための制御など
を行なうノード情報取得手段、13は取得検出したノー
ド情報を記憶する記憶回路、14はノード情報を表示す
る表示装置である。
【0012】高速シリアルバス100はバス・アナライ
ザ10のインターフェース回路11に接続され、インタ
ーフェース回路11の出力はノード情報取得手段12に
入力される。ノード情報取得手段12の出力は記憶回路
13に格納され、記憶回路13に記憶されたデータは適
宜表示装置14にて表示される。
【0013】ここで、コネクション管理について説明す
る。IEEE1394はデータ転送手段を規定しているが、
機器間の信号コネクションを確立する手段は規定してい
ない。コネクション管理手法はIEEE1394の上位レイ
ヤにあたるIEC61883に規定されている。
【0014】IEC61883では、IEEE1394で接続
された機器を、従来のような物理的な信号接続ではなく
論理的な信号接続を行なうための「プラグ」という概念
を導入している。プラグには信号接続の入力側となる入
力プラグと出力側となる出力プラグがある。
【0015】プラグの属性としては、IEEE1394のア
イソクロナス通信のチャンネル番号とデータ転送レー
ト、接続数を表わすコネクションカウンタ(Connection
counter)などがある。なお、信号径路の接続(コネク
ション)の設定はIEEE1394上に存在する機器のコネ
クション管理アプリケーションによって行われる。
【0016】接続の形態にはpoint-to-pointコネクショ
ンとbroadcastコネクションとがある。point-to-point
コネクションは出力プラグから1つのアイソクロナスチ
ャンネルを経由して入力プラグにつながる接続形態であ
る。broadcastコネクションは出力プラグと入力プラグ
の対の指定をしないで出力プラグとアイソクロナスチャ
ンネルを接続する接続形態、あるいは入力プラグとアイ
ソクロナスチャンネルを接続する接続形態である。
【0017】このようなIEC61883規格に従ってコ
ネクション管理を行なうIEEE1394ノードにおいて
は、PCR(Plug Control Register)により機器間のプ
ラグを管理している。
【0018】図2にこのようなPCRのアドレスマップと
フォーマットを示す。PCRはプラグの概念を実体化した
レジスタであり、IEEE1394のCSRアーキテクチャ準
拠のアドレス空間にマッピングされる(図2(a))。
1つのプラグに対して1つのPCRが存在する。
【0019】PCRには出力プラグと入力プラグoPCR(Ou
tput Plug Control Register)とiPCR(Input Plug
Control Register)、および機器固有の出力プラグ
と入力プラグoMCR(Output Master Plug Registe
r)とiMCR(Input Master Plug Register)がある。
このような各PCRはそれぞれ32ビットレジスタで、そ
の内部は図2(b)に示すように細かいフィールドに分
けられている。
【0020】このようなPCRは送受信それぞれについて
存在し、1つの機器でそれぞれ最小0個から最大31個
まで持つことができるようになっている。1つの機器に
おいて、送受それぞれについてMPRとすべてのPCRを読み
出すことにより、いくつのプラグを持っているか、そし
てそれぞれのプラグはチャンネル何番を使用しているか
を知ることができる。
【0021】以下、図1に示す構成においてアイソクロ
ナスチャンネル毎にデータの送信ノードと受信ノードを
可視化する手順について説明する。図3はその動作フロ
ーである。
【0022】(1)バスリセット(Bus Reset)発生
後、高速シリアスバス100上でIRM(Isochronous Re
source Manager)が決定し、アイソクロナスデータを
送信しようとしているノードがIRMに対してチャンネル
と帯域の確保を行なう。その後、上記ノードはアイソク
ロナスデータの受取り側のノードのPCRに対して、使用
するチャンネル番号の書込みを行なう。なお、ここまで
の動作は、IEEE1394およびIEC61883の規格に
定められた動作である。
【0023】(2)バス・アナライザ10では、ノード
情報取得手段12によりインターフェース回路11を介
して高速シリアルバス100からバスリセット後のノー
ド情報を読み出す(ノードスキャン)。続いて、トポロ
ジー上のアイソクロナスデータの送受信が可能なノード
のすべてに対してPCRの読み出しを行ない、記憶装置1
3に保存すると共にそれぞれのノードがどのチャンネル
に対して送受信するかを調べる。
【0024】(3)ノード情報取得手段12はまた、チ
ャンネル0番から63番までのそれぞれについて送信ノ
ードと受信ノードの組を見つけ出し、記憶回路13に記
憶すると共に、表示装置14上のトポロジーマップ上に
は図4に示すようにそれらを送信ノードから受信ノード
に向かう矢印で表示する。この場合、チャンネル番号毎
に色分け表示することも可能である。また、規格上は送
受の組合わせは1対1に限らず、1対多でも可能である
ので、表示上には枝別れした矢印を表示することもあ
る。
【0025】(4)バスリセットの発生によりコネクシ
ョンの再設定が行われる。コネクションの再設定はバス
リセット後1秒以内に行われるので、バス・アナライザ
10は1秒後(またはコネクションの再設定を監視して
その過程が終了した後)に再度上記(2)以降を行な
う。
【0026】以上の動作により、トポロジー上でアイソ
クロナスデータのチャンネル毎の送信ノードと受信ノー
ドを表示することができる。また1つのノードが複数の
チャンネルのアイソクロナスデータを送受信する場合で
も、それらを区別して表示することができる。また、ト
ポロジー上でアイソクロナスデータのチャンネル毎の流
れ方向(送信ノードから受信ノードへの方向)を表示さ
せることもできる。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変
更、変形をも含むものである。例えば、データキャプチ
ャと同時に上記の動作手順を行い、収集したコネクショ
ン情報を時刻と共に保存して、特開2000−2979
6号に記載のバス・アナライザに示した方法を用いてト
ポロジーの変化によるコネクションの変化を追跡表示す
ることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
イソクロナスチャンネル毎にデータの送信ノードと受信
ノードが表示され、またチャンネル毎のデータの流れ方
向が可視化されるため、データ解析に威力が発揮され、
実用に供してその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバス・アナライザのの一実施例を
示す要部構成ブロック図である。
【図2】PCRアドレスマップとフォーマットを示す図で
ある。
【図3】動作フローである。
【図4】アイソクロナスチャンネルの送受信ノード対の
表示例である。
【符号の説明】
10 バス・アナライザ 11 インターフェース回路 12 ノード情報取得手段 13 記憶回路 14 表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速シリアルバス用のバス・アナライザに
    おいて、 バスリセット後のノード情報を読み出し、アイソクロナ
    スデータの送受信が可能なノードのすべてに対してそれ
    ぞれのノードがどのチャンネルに対して送受信するかを
    調べ、送信ノードと受信ノードの組を見つけ出し、トポ
    ロジー上でアイソクロナスデータのチャンネル毎の送信
    ノードと受信ノードを表示するように構成したバス・ア
    ナライザ。
  2. 【請求項2】1つのノードが複数のチャンネルのアイソ
    クロナスデータを送受信する場合、それらを区別して送
    信ノードと受信ノードを表示するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載のバス・アナライザ。
  3. 【請求項3】トポロジー上でアイソクロナスデータのチ
    ャンネル毎の送信ノードから受信ノードへの流れ方向を
    表示するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のバス・アナライザ。
  4. 【請求項4】バスリセットによりトポロジーが変化して
    もアイソクロナスデータのチャンネル毎の送信ノードと
    受信ノードを追跡して表示するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のバス・アナライザ。
  5. 【請求項5】バスリセットによりトポロジーが変化して
    もアイソクロナスデータのチャンネル毎の送信ノードか
    ら受信ノードへの流れ方向を表示するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のバス・アナライザ。
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