JP3471590B2 - 接続状況送信装置、接続状況表示データ作成装置及び接続状況表示方法 - Google Patents

接続状況送信装置、接続状況表示データ作成装置及び接続状況表示方法

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JP3471590B2
JP3471590B2 JP32324897A JP32324897A JP3471590B2 JP 3471590 B2 JP3471590 B2 JP 3471590B2 JP 32324897 A JP32324897 A JP 32324897A JP 32324897 A JP32324897 A JP 32324897A JP 3471590 B2 JP3471590 B2 JP 3471590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE1394
規格に対応したネットワークに好適な接続状況送信装
置、接続状況表示データ作成装置及び接続状況表示方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル画像機器相互間で、デ
ータの送受を行うためのディジタルインターフェース方
式の統一規格として、マルチメディア用途に適した低コ
ストの周辺インターフェースであるIEEE(The Inst
itute of Electrical and Electronics Engineers, In
c.)1394が普及しつつある。IEEE1394は、
複数のチャンネルの多重転送が可能である。また、IE
EE1394は、映像及び音声データ等を一定時間以内
で転送することを保証するアイソクロノス(isochronou
s )転送機能を有していることから、画像伝送に適した
ディジタルインターフェースとなっている。
【0003】IEEE1394では、ディージーチェイ
ン状及びツリー状のトポロジを構築することができ、1
つのバスに63台までのノードを接続することができ
る。
【0004】このように自由な接続状況が許されている
ことから、現在の接続状況の表示を表示可能にすると便
利である。現在の接続状況については、バス内の所定の
唯一のノードに設けられたバスマネージャによって管理
されるようになっている。
【0005】しかしながら、バスマネージャの機能を有
するノードが表示部を有しているとは限らない。このた
め、接続状況の表示を行うために、バスマネージャから
の接続情報を表示部を有するノードに伝送する必要があ
るが、接続情報を伝送するための伝送フォーマットにつ
いての規格は存在しない。
【0006】一方、IEEE1394のデータ転送プロ
トコルは、物理層、リンク層の3つの層(以下、139
4レイヤともいう)によって定義されている。これらの
1394レイヤについては規格化されているが、オペレ
ーティングシステム(Operating System)(以下、OS
という)を利用しているノードにおいて、ハードウェア
の管理及びユーザーインターフェースの提供を規定する
OSレイヤについては共通化した規格はない。また、ア
プリケーションがOS等のサービスを利用するためのイ
ンターフェースを規格化したAPI(Application Prog
ramming Interface)についても共通化されたものはな
い。
【0007】最近、情報機器分野や家電機器において、
これらのOSレイヤ及びAPIを共通化しようとする動
きがある。この場合、バスマネージャからの接続情報の
データフォーマットを規定化すれば、APIの共通化が
可能となる。
【0008】なお、バスマネージャの接続情報から接続
状況の表示を示す画像データを作成し、この画像データ
を伝送する方法も考えられる。しかしながら、この場合
には、伝送するデータ量が膨大となり、バスマネージャ
側及び表示側の双方の負担が増大してしまう。
【0009】また、IEEE1394では、ツリー状に
接続する場合のルートからの階層数(ホップ数)の最大
は16に制限されている。しかし、ホップ数を容易に把
握することができるような接続状況の表示が行われない
場合には、ユーザーは許可された最大ホップ数を越えた
接続を行ってしまう可能性がある。また、最大ホップ数
を越えた接続を行った場合でも、いずれの機器の接続を
切ればよいか簡単に判別することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、ト
ポロジ情報を持ったバスマネージャから表示機能を持つ
OSレイヤに、または、トポロジ情報を持ったバスマネ
ージャを有するノードからそのような機能を持たない表
示機器であるノードに接続状況の表示を伝送するデータ
については規格が存在せず、接続情報の出力側及び表示
側の双方の負担を増大させることなく接続状況を表示す
ることはできないという問題点があった。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、接続情報の伝送フォーマットを規格化する
ことにより、接続情報の出力側及び表示側の双方の負担
を増大させることなく接続状況を表示することを可能に
すると共に、1394レイヤとAPI又はOSレイヤと
のインターフェースを共通化することによって、全ての
表示器において共通の表示を表示可能にすることができ
る接続状況送信装置、接続状況表示データ作成装置及び
接続状況表示方法を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、ホップ数を容易に把握す
ることができる接続状況の表示を表示可能にすることが
できる接続状況送信装置、接続状況表示データ作成装置
及び接続状況表示方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
接続状況送信装置は、ツリー状のトポロジにおいて全ノ
ードをルートからのホップ数によって階層に分け、最上
層のノードに最も大きいID、最上層のノードから分岐
した枝に属する各階層のノードに連続したID、各ノー
ドは下層の1つのノードと連続したID、親ノードには
子ノードよりも大きいIDを割り当てたネットワーク内
に設けられ、前記ネットワークの接続状況を階層表示す
るための接続表示データを作成して前記ネットワーク上
に送出するものであって、前記階層毎にノードのノード
IDを大きさ順に配列して、階層順で且つ前記大きさ順
に配列したノードIDを所定の伝送データフォーマット
の伝送データに変換して前記ネットワーク上に送出する
データ出力手段を具備したものであり、本発明の請求項
4に係る接続状況表示データ作成装置は、請求項1に記
載の接続状況送信装置からの前記伝送データが入力さ
れ、入力された前記伝送データに基づいて前記ネットワ
ークの接続状況を階層的に示す接続状況表示を表示する
ための画像データを作成する画像データ作成手段を具備
したものであり、本発明の請求項8に係る接続状況表示
方法は、ツリー状のトポロジでは全ノードをルートから
のホップ数によって階層に分け、最上層のノードに最も
大きいID、最上層のノードから分岐した枝に属する各
階層のノードに連続したID、各ノードは下層の1つの
ノードと連続したID、親ノードには子ノードよりも大
きいIDを割り当てたネットワークにおいて、前記ネッ
トワークの接続状況を階層表示するための接続表示デー
タを作成して前記ネットワーク上に送出するための手順
であって、前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順
に配列して、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノー
ドIDを所定の伝送データフォーマットの伝送データに
変換して前記ネットワーク上に送出する手順と、所定の
伝送路を介して伝送された前記伝送データが入力され、
入力された前記伝送データに基づいて前記ネットワーク
の接続状況を階層的に示す接続状況表示を表示するため
の画像データを作成する手順とを具備したものであり、
本発明の請求項9に係る接続状況送信装置は、IEEE
1394規格のネットワーク内に設けられ、前記ネット
ワークの接続状況を階層表示するための接続表示データ
を作成して前記ネットワーク上に送出するものであっ
て、前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順に配列
して、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノードID
を所定の伝送データフォーマットの伝送データに変換し
て前記ネットワーク上に送出するデータ出力手段を具備
したものである。
【0014】本発明の請求項1において、データ出力手
段は、各階層で大きさ順に配列したノードIDを、階層
順で且つ前記大きさ順に配列して接続表示データとして
送出するか、又は、この接続表示データから作成した伝
送データを送出する。例えば、受信側においてこれらの
データに基づく表示を行うことによって、ネットワーク
の階層的な接続状況を把握することができる。
【0015】本発明の請求項2において、画像データ作
成手段には、請求項1のデータ出力手段によって作成さ
れた接続表示データ又は伝送データが入力される。画像
データ作成手段は、入力された伝送データから接続表示
データを取り出す。画像データ作成手段は、接続表示デ
ータからネットワークの接続状況を階層的に示す接続状
況表示を表示するための画像データを得る。例えば、こ
の画像データを表示装置に与えることによって、ネット
ワークの階層的な接続状況を把握することができる。
【0016】本発明の請求項8においては 、送信側で
は、各階層で大きさ順に配列したノードIDを、階層順
で且つ前記大きさ順に配列して接続表示データとして送
出するか、又は、この接続表示データから作成した伝送
データを送出する。受信側では、接続表示データからネ
ットワークの接続状況を階層的に示す接続状況表示を表
示するための画像データを得る。例えば、この画像デー
タを表示装置に与えることによって、ネットワークの階
層的な接続状況を把握することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1及び図2は夫々
本発明に係る接続状況送信装置及び接続状況表示データ
作成装置の一実施の形態を示すブロック図である。ま
た、図3はIEEE1394のプロトコル構成を示すブ
ロック図である。
【0018】図3において、ノード21のプロトコル構成
は、IEEE1394インターフェース22、API23及
びOSレイヤ24を含んでいる。IEEE1394インタ
ーフェース22は、物理及びリンクレイヤ25、トランザク
ションレイヤ26の3つの1394レイヤを有すると共
に、バス管理部27を有している。
【0019】物理及びリンクレイヤ25は、物理レイヤ及
びリンクレイヤのインターフェースであり、物理レイヤ
において、伝送データのエンコード及びデコード処理、
バスアービトレーション処理並びに媒体とのインターフ
ェース処理を行い、リンクレイヤにおいて、パケットの
送受信及びサイクル制御を行う。
【0020】トランザクションレイヤ26は、コマンドの
送信及び受信のプロトコルを規定している。トランザク
ションレイヤ26は、物理及びリンクレイヤ25を介して図
示しない伝送媒体(IEEE1394バス)との間で伝
送データの送受を行う。
【0021】トランザクションレイヤ26は、API23を
介してOSレイヤ24とデータの伝送を行う。API23は
アプリケーションがOS等のサービスを利用するための
インターフェースであり、OSレイヤ24は、ハードウェ
アの管理及びユーザーインターフェースを提供するもの
である。例えば、OSレイヤ24が表示部を有している場
合には、接続表示データが共通化されると、OSレイヤ
24によってAPI23を介して入力された接続表示データ
に基づく表示を行うことが可能となる。
【0022】また、図示しないIEEE1394のバス
上の特定の1つのノードにおいては、IEEE1394
インターフェース22にバス管理部27が設けられている。
バス管理部27は、ノード制御及びバス管理を行うための
ものであり、例えば、サイクルマスタの制御、性能の最
適化制御、電源管理、伝送速度管理及び構成管理等を行
う。ノード制御によって、ノード間の通信が可能になっ
ている。
【0023】ところで、IEEE1394においては、
上述したように、各ノードはディージーチェイン状又は
ツリー状に接続される。電源投入時等においてはバスリ
セットが発生し、ノードの接続状況に関する情報(接続
情報)が初期化される。ノード初期化時点では、各ノー
ドは、自己が他の複数のノードに接続されたブランチ
(branch)であるか、1つのノードのみに接続されたリ
ーフ(leaf)であるか又は非接続状態にあるかの情報を
有している。
【0024】IEEE1394においては、バスリセッ
トが発生すると、先ず、トポロジの識別が行われる。即
ち、バスリセット後に全てのリーフノードは、ブランチ
ノードが接続されているポート(以下、親ポートとい
う)を介して子ノードから親ノードへの通知を示す親通
知信号(parent_notify )を送出する。親通知信号を受
信したブランチノードは、信号を受信したポート(以
下、チャイルドポートという)を介して親ノードから子
ノードへの通知を示す子通知信号(child_notify)を送
出する。これにより、2つのノード間で親子関係が決定
する。
【0025】更に、他のノードに接続されているポート
のうち、親通知信号及び子通知信号のいずれも受信して
いないポートを有するブランチノードは、このポートを
介して親通知信号を送出する。ポート間が接続された2
つのノードのうち親通知信号を先に受け取ったノードが
親ノードとなり、他方は子ノードとなる。
【0026】以後同様の処理が繰返され、バス内で最後
に決定された親ノードがルートとなる。トポロジの識別
が行われると、次に、ノードIDの識別が行われる。
【0027】即ち、各ノードは、各層のノードのポート
の番号が若いポートに接続されたノード程若い番号のノ
ードIDが与えられると共に、階層が下層側に接続され
たノード程若い番号のノードIDが付加される。従っ
て、ルートを含む各層のノードの最も若いポートに接続
され、ルートから最も下層に位置するリーフノードのノ
ードIDが0となる。ノードIDが0のノードの上層側
のブランチノードが1つしか子ノードを有していない場
合には、このブランチノードがノードID1となり、2
つ以上の子ノードを有する場合には、次に若いポート番
号に接続された最も下層に位置するリーフノードのノー
ドIDが1となる。
【0028】ノードIDが0のノードが、先ず、自己ノ
ードIDが0であることを他のノードにブロードキャス
トする。以後、他のノードは、ブロードキャスト時点で
他のノードから受け取った自己ノードIDパケットの数
を自己のノードIDとする。上述した順で、各ノードは
自己ノードIDをブロードキャストし、全てのノードか
ら自己ノードIDがブロードキャストされる。
【0029】各ノードからの自己ノードIDはセルフ
(self)IDパケットによって伝送される。図4はこの
セルフIDパケットの構成を示す説明図である。
【0030】図4に示すように、セルフIDパケット
は、先頭に“10”が配列され、次に、自己ノードID
を示すphy_ID,“0”,“L”,gap_cn
t,sp,del,c,pwr,p0 ,p1 ,p2 ,
i,mが配列され、次の32ビットには、最初のクワド
レットの論理反転信号が配列される。セルフIDパケッ
トのうち、p0 ,p1 ,p2 は、各2ビットによって3
つのポートの状態を夫々示しており、“11”は子ノー
ドに接続されていることを示し、“10”は親ノードに
接続されていることを示し、“01”は他のノードに接
続されていないことを示し、“00”はポートが存在し
ないことを示している。なお、各ノードにおいてポート
が4ポート以上存在する場合には、次のクワドレットに
おいてポートの状態を示すp3 ,p4 ,…を伝送するよ
うになっている。
【0031】バス管理部27は、図示しないバスマネージ
ャを有している。バスマネージャは全ノードから伝送さ
れたセルフIDパケットが与えられて、全てのセルフI
Dパケットの最初のクワドレットの集合であるトポロジ
マップを作成するようになっている。
【0032】図1において、接続情報読出し回路2は、
バス管理部27内のバスマネージャが作成したトポロジマ
ップ1の情報を読出すようになっている。接続情報読出
し回路2は、読出した情報を親ノードID表作成回路3
に出力する。
【0033】図5及び図6は親ノードID表作成回路3
を説明するための説明図である。
【0034】図5はバス上に6つのノード#0乃至#5
が接続されている状態を示している。また、図5の例で
は、符号pの次の数字によってポート番号を示してい
る。各ノード#0乃至#5は、上述したノードIDの識
別法によって、夫々ノードIDとして0乃至5が割り当
てられる。ノードIDが5のノードがルートである。
【0035】各ノードについて、親ノードは1つしか存
在し得ないが、子ノードは複数存在し得る。この理由か
ら、親ノードID表作成回路3は、接続状況の把握を可
能とするために、各ノードに対する親ノードのIDを算
出するようになっている。親ノードID表作成回路3
は、先ず、各ノード毎に子ノードのIDを調べ、これに
よって、各ノードの親ノードを算出する。
【0036】上述したように、セルフIDパケット中の
データp0 ,p1 ,p2 は、各ポートが子ノードに接続
されている場合には、“11”である。親ノードID表
作成回路3は、先ず、ネットワーク上の全ノードについ
て、ポートの状態を示すデータp0 ,p1 ,p2 を調
べ、子ノードが接続されているチャイルドポートの数
(以下、チャイルド数という)をカウントする。
【0037】例えば、ノード#3から出力されたセルフ
IDパケットに含まれるデータp0,p2 はいずれも
“11”であり、親ノードID表作成回路3は、ノード
#3についてはチャイルド数が2であることを検出す
る。下記表1は、図5の例において、親ノードID表作
成回路3がカウントした各ノード毎のチャイルド数を示
す情報を示している。
【0038】 次に、親ノードID表作成回路3は、ノード番号が若い
順にチャイルドポートを有するノード、即ち、子ノード
を有するノードを調べ、子ノードのノードIDを算出す
る。子ノードのIDは、その親ノードが1つのチャイル
ドポートのみを有する場合には、親ノードのIDから1
を引いたものとなる。図5の例では、上記表1から明ら
かなように、ノード#0,#1にはチャイルドポートは
存在しない。ノード番号が若い順で最初にチャイルドポ
ートを有するノードは、表1からノードIDが2のノー
ド#2である。ノード#2のチャイルド数は1であるの
で、このノードに対する子ノードは、ノードIDが1
(=2−1)のノード#1である。
【0039】次に、親ノードID表作成回路3は、次の
ノード#3について、チャイルドポートを有しているか
否かを調べる。ノード#3は表1に示すように、2つの
チャイルドポートを有している。従って、ノード#3に
ついては、少なくとも1つの子ノードはノードIDが3
よりも1だけ小さい2のノード#2である。また、ノー
ド#3についてのもう1つの子ノードは、ノード#2よ
りも若いノードIDのノードであって、他のノードの子
ノードになっていないノードである。ノード#1はノー
ド#2の子ノードであるので、ノード#3についてのも
う1つの子ノードは、ノードIDが0のノード#0であ
る。
【0040】同様の手順によって、親ノードID表作成
回路3は、ノード番号が若い順に各ノードの子ノードの
ノードIDを調べる。図5の例では、表1に示すよう
に、ノード#4及びノード#5のチャイルド数はいずれ
も1であるので、これらのノードの子ノードのノードI
Dは夫々3,4である。
【0041】こうして、親ノードID表作成回路3は、
各ノード毎の子ノードのノードIDを算出する。親ノー
ドID表作成回路3は、ルート以外の任意のノードには
必ず1つの親ノードが接続されていることを利用して、
各ノードに接続されている子ノードの情報から、逆に各
ノードとその親ノードとのノードIDの関係を求める。
下記表2は各ノードとその親ノードとの関係を示してい
る。
【0042】 また、図6は、バス上に8つのノード#0乃至#8が接
続されている状態を示している。この例においても、各
ノード#0乃至#7は、上述したノードIDの識別法に
よって、夫々ノードIDとして0乃至7が割り当てられ
る。ノードIDが7のノードがルートである。
【0043】この例の場合にも、親ノードID表作成回
路3は、先ず、各ノード毎に子ノードのIDを調べ、こ
れによって、各ノードの親ノードを算出するようになっ
ている。即ち、親ノードID表作成回路3は、ネットワ
ーク上の全ノードについて、ポートの状態を示すデータ
p0 ,p1 ,p2 を調べ、チャイルド数をカウントす
る。
【0044】下記表3は、図6の例において、親ノード
ID表作成回路3がカウントした各ノード毎のチャイル
ド数を示す情報を示している。
【0045】 次に、親ノードID表作成回路3は、ノード番号が若い
順にチャイルドポートを有するノードを調べ、子ノード
のノードIDを算出する。図5の例では、上記表3から
明らかなように、ノード#0,#1にはチャイルドポー
トは存在しない。次のノード#2は、チャイルド数が1
であるので、このノードに対する子ノードは、ノードI
Dが1(=2−1)のノード#1である。
【0046】次のノード#3は、チャイルドポートを有
していない。次のノード#4は表3に示すように、3つ
のチャイルドポートを有している。ノード#4について
は、少なくとも1つの子ノードはノードIDが3よりも
1だけ小さい2のノード#3である。また、ノード#3
についてのあと2つの子ノードは、ノード#4よりも若
いノードIDのノードであって、他のノードの子ノード
になっていないノードであり、表3からノード#2及び
ノード#0が子ノードであることが分かる。
【0047】同様の手順によって、親ノードID表作成
回路3は、ノード番号が若い順に各ノードの子ノードの
ノードIDを調べる。図6の例では、表3に示すよう
に、ノード#6の子ノードはノード#5であり、ノード
#7の子ノードはノード#6,ノード#4である。
【0048】親ノードID表作成回路3は、算出した各
ノード毎の子ノードのノードIDに基づいて、各ノード
とその親ノードとのノードIDの関係を求める。下記表
4は図6の場合において各ノードとその親ノードとの関
係を示している。
【0049】 親ノードID表作成回路3は、作成したノードと親ノー
ドとのIDの関係を示す情報を接続表示データ作成回路
4に出力するようになっている。
【0050】接続表示データ作成回路4は、入力された
情報から所定のデータフォーマットの接続表示データを
作成してエンコード回路5に出力する。エンコード回路
5は、入力された接続表示データを伝送データフォーマ
ットに変換して出力するようになっている。
【0051】図7及び図8は接続表示データ作成回路4
及びエンコード回路5を説明するための説明図である。
図7(a)は接続表示データフォーマットを示し、図7
(b)は伝送データフォーマットを示している。また、
図8は、バス上に24個のノード#0乃至#23が接続
されている状態を示している。また、図8の例において
も、符号pの次の数字によってポート番号を示してい
る。各ノード#0乃至#23は、上述したノードIDの
識別法によって、夫々ノードIDとして0乃至23が割
り当てられる。ノードIDが23のノードがルートであ
る。
【0052】図8の場合には、親ノードID表作成回路
3は、ノードと親ノードとのIDの対応を示すものとし
て下記表5に示す親ノードID表を作成する。
【0053】 接続表示データ作成回路4は、親ノードID表の結果に
基づいて、ノードIDを並べ換える。即ち、接続表示デ
ータ作成回路4は、ルートは最大のID値を有し、リー
フから若いID番号が与えられ、親のID値は必ず子の
ID値より大きいという規則を利用して受信側で階層的
な接続状況の表示が可能となるように、ノードIDの並
べ替えを行う。
【0054】表5の例では、接続表示データ作成回路4
は、先ず、ルートのノードIDである23を先頭に配列
し、次に、このノード#23の子ノードのノードIDを
番号が若い順に配列する。表5からノード#23の子ノ
ードはノードIDが3,9,10,22のノード#3,
#9,#10,#22であるので、ノードIDを示す2
3に続けて、3,9,10,22を配列する。
【0055】次に、ノード#3,#9,#10,#22
について、この順番で、その子ノードを調べ、子ノード
のノードIDが若い順にそのノードIDを配列する。ノ
ード#3の子ノードは、表5からノードIDが0,1,
2のノード#0,#1,#2であるので、この順番にノ
ードIDを配列する。また、ノード#9の子ノードは、
表5からノードIDが5,8のノード#5,#8である
ので、この順番でノードID5,8を配列する。次のノ
ード#10は表5に示すように、子ノードを有していな
い。ノード#22の子ノードのノードIDは、表5から
13,18,20,21である。
【0056】ノード#22まででは、接続表示データ作
成回路4は、ノードID23,3,9,10,22,
0,1,2,5,8,13,18,20,21の順にノ
ードIDを配列する。
【0057】以後同様にして接続表示データ作成回路4
は、ノードIDを並べ換える。即ち、次に、接続表示デ
ータ作成回路4は、ノード#0,#1,#2,#5,#
13,#18,#20,#21について、この順番で、
その子ノードを調べ、調べた子ノードのノードIDが若
い順にそのノードIDを配列する。
【0058】結局、接続表示データ作成回路4は、表5
からノードID23,3,9,10,22,0,1,
2,5,8,13,18,20,21,4,6,7,1
1,12,14,17,19,15,16の順にノード
IDを配列する。
【0059】接続表示データ作成回路4は、並べ換えた
ノードIDを、図7(a)に示すように、各8ビットで
配列して接続表示データとしてエンコード回路5に出力
する。
【0060】図7(b)はIEEE1394のアシンク
ロナスパケットの構成を示している。アシンクロナスパ
ケットは、ヘッダー、ヘッダーCRC、データ及びデー
タCRCが配列されて構成される。エンコード回路5
は、接続表示データをIEEE1394のアシンクロナ
スパケットのデータ部分に配置する。エンコード回路5
は、接続表示データをアシンクロナスパケットに配列し
て伝送するようになっている。
【0061】エンコード回路5からの伝送データは、端
子6を介して図示しないIEEE1394バスに送出す
るようになっている。なお、接続表示データ作成回路4
からの接続表示データは、端子7を介してそのまま出力
することもできるようになっている。
【0062】図2において、IEEE1394バスを介
して伝送された伝送データは、端子9を介して伝送デー
タデコード回路11に供給される。伝送データデコード回
路11は、入力されたアシンクロナスパケットをデパケッ
ト化して、データ部分に配列されている接続表示データ
を接続状況画像データ作成回路12に供給するようになっ
ている。
【0063】なお、端子10には接続表示データが入力さ
れることもあり、この場合には、端子10からの接続表示
データが直接接続状況画像データ作成回路12に供給され
る。
【0064】接続状況画像データ作成回路12は、入力さ
れた接続表示データからネットワークの接続状況を示す
画像データを作成して表示回路13に供給するようになっ
ている。
【0065】図9は図2中の接続状況画像データ作成回
路12を説明するための説明図である。図9は図7(a)
に示す接続表示データに対応したものである。
【0066】例えば、接続状況画像データ作成回路12
は、図7(a)に示す接続表示データが入力されると、
図9に示す接続状況表示を表示するための画像データを
作成する。接続状況画像データ作成回路12は、ルートは
最大のID値を有し、リーフから若いID番号が与えら
れ、親のID値は必ず子のID値より大きいという規則
を利用して、図9に示す接続状況表示を作成する。
【0067】即ち、接続状況画像データ作成回路12は、
入力された接続表示データから階層を判断する。図7
(a)に示す接続表示データは、23,3,9,10,
22,0,1,2,5,8,13,18,20,21,
4,6,7,11,12,14,17,19,15,1
6の順にノード値が配列されている。上述した規則によ
れば、データ列のうち前のノードIDよりも小さいノー
ドIDが配列されている部分が階層の区切りである。即
ち、図7(a)の例では、23→3、22→0、21→
4及び19→15において階層の区切りが存在する。
【0068】ノードID23は、最大のID値であるの
でルートを示す。次のノードID3からノードID22
までの4つのノードID3,9,10,22が第2階層
のノードに割り当てられたものである。また、次のノー
ドID0からノードID21までの9個のノードID
0,1,2,5,8,13,18,20,21が第3階
層のノードに割り当てられたものである。
【0069】以後同様にして、接続状況画像データ作成
回路12は、ノードID0乃至23で示されるノード#0
乃至#23がいずれの階層に属するかを判断する。図7
(a)の例では、ノード#23はルートで1段目の階
層、ノード#3,#9,#10,#22は2段目の階
層、ノード#0,#1,#2,#5,#8,#13,#
18,#20,#21は3段目の階層、ノード#4,#
6,#7,#11,#12,#14,#17,#19は
4段目の階層、ノード#15,#16は5段目の階層で
ある。
【0070】接続状況画像データ作成回路12は、図9に
示すように第1階層から第5階層までの各ノードを各階
層毎に配置した接続状況表示を作成する。次に、接続状
況画像データ作成回路12は、各階層のノードがその上層
のいずれのノードと接続されるか、即ち、各ノードの親
ノードがいずれのノードであるかを判断する。
【0071】上述した規則から、子ノードは親ノードよ
りも若いノードIDを有する。接続状況画像データ作成
回路12は、各階層のノードについて、1段上層のノード
のうちそのノードよりも大きいノードIDを有するノー
ドがその親ノードであると判断する。
【0072】例えば、第2階層のノードはノード#3,
#9,#10,#22である。第3階層のうちノードI
Dが3よりも小さいノードがノード#3の子ノードであ
る。第3階層のノードはノード#0,#1,#2,#
5,#8,#13,#18,#20,#21であり、ノ
ード#3の子ノードはノード#0,#1,#2であるこ
とが分かる。また、ノード#9の子ノードは、ノード#
3よりも大きいノードIDを有し、ノード#9よりも若
いノードIDを有する第3階層のノードである。即ち、
ノード#9の子ノードは、ノード#5,#8である。
【0073】接続状況画像データ作成回路12は、同様に
して、全てのノードの子ノードを調べ、親子関係を示す
線を図9に示すように表示する。接続状況画像データ作
成回路12は、図9に示す接続状況表を表示するための画
像データを出力するようになっている。
【0074】更に、接続状況画像データ作成回路12に
は、端子8を介して各ノードから機器情報が入力される
こともある。機器情報は、各機器の機器名及び機器を示
すアイコン(グラフィック情報)等によって構成されて
いる。IEEE1394のWGにおいては、IEEE1
212で規定する各機器のメモリ空間であって他の機器
からの読み出しが可能なメモリ空間(Configration RO
M)に、機器名及び機器のアイコン情報等を入れること
が検討されており、機器情報としては、このメモリ空間
から読み出した情報を用いればよい。
【0075】接続状況画像データ作成回路12は、端子8
から機器情報が入力された場合には、ノードを示すボッ
クス表示等に代えて、機器情報によって提供される機器
名及び機器のアイコン表示を表示するための画像データ
を作成することができるようになっている。
【0076】表示回路13は、接続状況画像データ作成回
路12からの画像データに基づく画像を表示するようにな
っている。
【0077】なお、エンコード回路5及び伝送データデ
コード回路11は、物理及びリンクレイヤ25並びにトラン
ザクションレイヤ26によって実現することができる。
【0078】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図10乃至図13を参照して説明する。図
10乃至図12は接続表示データ及び伝送データのデー
タの流れを矢印によって示す説明図である。また、図1
3は、表示回路13による画像表示の例を示す説明図であ
る。
【0079】いま、図1及び図2中のトポロジマップ
1、接続情報読出し回路2、親ノードID表作成回路
3、接続表示データ作成回路4、接続状況画像データ作
成回路12及び表示回路13が同一ノードの機器上に設けら
れているものとする。図10はこの場合の例を示してい
る。バス管理部27は、その機能がソフトウェアによって
提供されるものとし、図1中の接続情報読出し回路2、
親ノードID表作成回路3及び接続表示データ作成回路
4は、バス管理部27によって構成されるものとする。
【0080】ノード21は、IEEE1394バスを介し
て各ノードからのセルフIDパケットを受信する。この
セルフIDパケットは、物理及びリンクレイヤ25並びに
トランザクションレイヤ26を介してバス管理部27に供給
される。バス管理部27は、セルフIDパケットからトポ
ロジマップ1を構成する。
【0081】バス管理部27による接続情報読出し回路2
は、トポロジマップ1の情報を読出して親ノードID表
作成回路3に与える。親ノードID表作成回路3によっ
て、全てのノードについて、いずれのノードがその親ノ
ードであるかを示す親ノードID表が作成される。接続
表示データ作成回路4は、親ノードID表に基づいて接
続表示データを作成し、端子7から出力する。
【0082】接続表示データは、バス管理部27からAP
I23を介してOSレイヤ24に供給される。OSレイヤ24
は表示部31を有し、この表示部31が図2の接続状況画像
データ作成回路12の機能を有するものとする。
【0083】端子10を介して入力された接続表示データ
は、接続状況画像データ作成回路12に供給される。接続
状況画像データ作成回路12は、接続表示データに基づい
てネットワークの接続状況の階層的な表示を示す画像デ
ータを作成する。
【0084】いま、接続表示データが図7(a)に対応
したものであるものとする。この場合には、接続状況画
像データ作成回路12は、ノードIDの値が連続的に上昇
する部分は同一階層に属するものと判断し、不連続に下
降する部分、即ち、データ列のうち前のノードIDより
も若いノードIDが配列されている部分を階層の区切り
と判断して、各階層毎にノードを配列する。次に、接続
状況画像データ作成回路12は、各階層のノードについ
て、1段上層のノードのうちそのノードよりも大きいノ
ードIDを有するノードがその親ノードであると判断し
て、各ノードの親子関係を求める。こうして、接続状況
画像データ作成回路12は、各ノードの階層及び親子関係
を示す図9の接続状況表示を表示するための画像データ
を作成する。
【0085】この画像データは、図示しない表示回路13
に供給され、その画面上に図9に示す接続状況表示が表
示される。この表示によって、ユーザーは現在の階層的
な接続状況を容易に把握することが可能となる。
【0086】また、各ノードからIEEE1394バス
を介して機器情報が伝送されることがある。この機器情
報は、物理及びリンクレイヤ25、トランザクションレイ
ヤ26及びAPI23を介してOSレイヤ24の表示部31に供
給され、表示部31を構成する接続状況画像データ作成回
路12に供給される。
【0087】この場合には、接続状況画像データ作成回
路12は、入力された機器情報を用いることにより、図9
の各ノードを示す表示に代えて、機器の名称及びそのア
イコンを表示するための画像データを作成する。
【0088】図13はこの場合の表示回路13の表示画面
上の表示を示している。なお、図13の例は、図9に対
応したものではない。図13例では、ルートはテレビジ
ョン受像機であり、第2階層においてノートパソコン、
DVデッキ及びセットトップボックスが接続され、第3
階層においてDVD−ROM、プリンタ、カムコーダ
ー、アンプ及びCDチェンジャーが接続され、第4階層
においてPCカメラ及びD−VHSビデオテープレコー
ダが接続されていることが示されている。また、各ノー
ドの親子関係は、各ノードのアイコンを結ぶ線によって
示されている。
【0089】この表示によって、ユーザーは接続されて
いるノードが実際には何の機器に対応していて、第何層
に接続されているかを容易に把握することができる。
【0090】なお、図10においては、図1及び図2中
のトポロジマップ1、接続情報読出し回路2、親ノード
ID表作成回路3、接続表示データ作成回路4、接続状
況画像データ作成回路12及び表示回路13が同一ノードの
機器上に設けられているものとして説明したが、例え
ば、トポロジマップが他のノード上にある場合でもよ
く、これらの回路の機能をバス管理部27ではない他の回
路又はソフトウェアによって実現してもよいことは明ら
かである。
【0091】図11はノード32が表示部を有していない
例を示している。なお、図1中の各回路の機能は、例え
ばバス管理部27等によって実現可能であるものとする。
また、図12は図1中の各回路の機能を有していない
が、図2中の接続状況画像データ作成回路12の機能を実
現する表示部31は有しているノード33を示している。
【0092】いま、ネットワークが図8に示す接続状態
で接続されているものとする。図11のバス管理部27
は、トポロジマップの情報に基づいて、上記表5に対応
した親ノードID表を作成し、この親ノードID表に基
づいて接続表示データを作成する。この接続表示データ
はトランザクションレイヤ26並びに物理及びリンクレイ
ヤ25に供給されて、その機能として有する図1のエンコ
ード回路5によって、IEEE1394に対応した伝送
データフォーマットに変換される。この場合には、接続
表示データは、アシンクロナスパケット中のデータ部分
に配置される。
【0093】物理及びリンクレイヤ25からの伝送データ
は、IEEE1394バスを介して図12に示すノード
33に伝送される。ノード33は物理及びリンクレイヤ25が
その機能として有する図2の伝送データデコード回路11
によって、伝送データから接続表示データを取り出す。
この接続表示データは、API23を介してOSレイヤ24
の表示部31に供給される。
【0094】表示部31の接続状況画像データ作成回路12
は、接続表示データに基づいて、図9に示す接続状況の
表示を行うための画像データを作成する。この画像デー
タが表示回路13に与えられて、その画面上に図9に示す
表示が行われる。
【0095】また、ノード33がIEEE1394バスを
介して他のノードから機器情報を受信する場合には、表
示部31の接続状況画像データ作成回路12は、図9の表示
に代えて機器名及びアイコン等を示す表示を行うための
画像データを作成する。
【0096】このように、本実施の形態においては、送
信側では、トポロジマップに基づいて各ノードとその親
ノードとのIDの対応を示す親ノードID表を作成し、
この親ノードID表の情報を階層的な接続状況の表示を
考慮した所定のデータフォーマットの接続表示データに
変換している。また、この接続表示データを所定の伝送
データフォーマットに変換して伝送するようになってい
る。受信側では、伝送データから接続表示データを得る
か又は直接接続表示データを得、接続表示データから階
層的な接続状況表示を表示するための画像データを作成
するようになっている。従って、ネットワーク内に、接
続表示データから画像データを作成して表示する機能を
有するノードが存在すれば、各ノードがいずれの機器で
あっても、また、送信側と受信側とが同一のノードにな
い場合でも、また、表示機器が異なる場合でも、同一の
フォーマットで階層的な接続状況の表示を行うことがで
きる。
【0097】従って、OSレイヤ及びAPIを共通化し
た場合に極めて有効である。
【0098】また、階層的な接続状況の表示によって、
ルートからのホップ数を容易に把握することができ、ユ
ーザーがホップ数の制限を越えて機器を接続してしまう
ことを防止することができ、また、ホップ数の制限を越
えて接続された機器を知ることも容易である。
【0099】なお、上記実施の形態においては、接続状
況画像データ作成回路12の機能を有するノードが他のノ
ードから機器情報を読出す例について説明したが、バス
管理部27を有するノードが他のノードから機器情報を読
出して接続状況画像データ作成回路12の機能を有するノ
ードに伝送するようにしてもよい。
【0100】即ち、図1及び図2の各回路は、いずれの
ノード内に構成してもよく、また、ノード内のいずれの
位置に構成してもよい。上述したように、図1及び図2
の各回路をソフトウェアによって実現してもよい。例え
ば、接続状況画像データ作成回路12と表示回路13とが別
のノード上に存在していてもよい。また、接続表示デー
タを所定のノードの機器のリード/ライト可能なメモリ
空間に書込み、接続状況画像データ作成回路12を有する
ノードが、このメモリ空間に記憶された接続表示データ
を読出すようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
続情報の伝送フォーマットを規格化することにより、接
続情報の出力側及び表示側の双方の負担を増大させるこ
となく接続状況を表示することを可能にすると共に、1
394レイヤとAPI又はOSレイヤとのインターフェ
ースを共通化することによって、全ての表示器において
共通の表示を表示可能にすることができるという効果を
有する。また、ホップ数を容易に把握することができる
接続状況の表示を表示可能にすることができるという効
果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続状況送信装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】本発明に係る接続状況表示データ作成装置の一
実施の形態を示すブロック図。
【図3】IEEE1394規格のネットワークに接続さ
れたノードを説明するためのブロック図。
【図4】セルフIDパケットを示す説明図。
【図5】ネットワークの接続例を示す説明図。
【図6】ネットワークの接続例を示す説明図。
【図7】接続表示データ及び伝送データのフォーマット
を説明するための説明図。
【図8】接続表示データのフォーマットを説明するため
の説明図。
【図9】図2中の接続状況画像データ作成回路12を説明
するための説明図。
【図10】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図11】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図12】実施の形態の動作を説明するための説明図。
【図13】接続状況表示を示す説明図。
【符号の説明】
1…トポロジマップ、2…接続情報読出し回路、3…親
ノードID表作成回路、4…接続表示データ作成回路、
5…エンコード回路、11…伝送データデコード回路、12
…接続状況画像データ作成回路、13…表示回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−282263(JP,A) 特開 平11−163865(JP,A) 実開 平1−147444(JP,U) 特表2001−503930(JP,A) IEEE Std 1394−1995 IE EE Standard for a High Performance S erial Bus,1996年 8月30 日,E.3.4 Topology c onstruction (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 G06F 13/00 353

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツリー状のトポロジにおいて全ノードを
    ルートからのホップ数によって階層に分け、最上層のノ
    ードに最も大きいID、最上層のノードから分岐した枝
    に属する各階層のノードに連続したID、各ノードは下
    層の1つのノードと連続したID、親ノードには子ノー
    ドよりも大きいIDを割り当てたネットワーク内に設け
    られ、前記ネットワークの接続状況を階層表示するための接続
    表示データを作成して前記ネットワーク上に送出するも
    のであって、 前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順に配列し
    て、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノードIDを
    所定の伝送データフォーマットの伝送データに変換して
    前記ネットワーク上に送出するデータ出力手段を具備し
    たことを特徴とする接続状況送信装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送データは、前記ネットワーク内
    の全ての表示機能を有する機器において接続表示データ
    に変換可能であり、 前記接続表示データは、前記ネットワーク内の全ての表
    示機能を有する機器において利用可能な接続表示データ
    フォーマットで作成されることを特徴とする請求項1に
    記載の接続状況送信装置。
  3. 【請求項3】 ツリー状のトポロジにおいて全ノードを
    ルートからのホップ数によって階層に分け、最上層のノ
    ードに最も大きいID、最上層のノードから分岐した枝
    に属する各階層のノードに連続したID、各ノードは下
    層の1つのノードと連続したID、親ノードには子ノー
    ドよりも大きいIDを割り当てたネットワーク内に設け
    られ、 前記ネットワークの接続状況を階層表示するための接続
    表示データを作成して出力するものであって、 前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順に配列し
    て、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノードIDを
    接続表示データとして送出するデータ出力手段を具備し
    たことを特徴とする接続状況送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の接続状況送信装置から
    前記伝送データが入力され、入力された前記伝送デー
    タに基づいて前記ネットワークの接続状況を階層的に示
    す接続状況表示を表示するための画像データを作成する
    画像データ作成手段を具備したことを特徴とする接続状
    況表示データ作成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ作成手段は、前記接続表
    示データとして伝送された一連のノードIDの値が不連
    続に上昇又は下降した部分を階層の区切りと判断する階
    層判断手段と、 親ノードには子ノードよりも大きいIDが割り当てられ
    ていることを利用して、隣接する2つの階層の各ノード
    について、ノードIDの大小から親子関係を決定する親
    子関係決定手段と、 前記階層判断手段の判断結果及び親子関係決定手段の決
    定結果に基づいて、前記ネットワークの接続状況を階層
    的に示す接続状況表示を表示するための画像データを作
    成する接続状況表示生成手段とを具備したことを特徴と
    する請求項4に記載の接続状況表示データ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データ作成手段は、前記ネット
    ワークに接続されている各機器に関する機器情報に基づ
    く表示を行うことを特徴とする請求項4に記載の接続状
    況表示データ作成装置。
  7. 【請求項7】 前記接続表示データ及び前記機器情報
    は、ネットワーク内の1つ又は複数のノードに設けられ
    たメモリ空間に記憶されて前記画像データ作成手段に供
    給されることを特徴とする請求項6に記載の接続状況表
    示データ作成装置。
  8. 【請求項8】 ツリー状のトポロジでは全ノードをルー
    トからのホップ数によって階層に分け、最上層のノード
    に最も大きいID、最上層のノードから分岐した枝に属
    する各階層のノードに連続したID、各ノードは下層の
    1つのノードと連続したID、親ノードには子ノードよ
    りも大きいIDを割り当てたネットワークにおいて、前記ネットワークの接続状況を階層表示するための接続
    表示データを作成して前記ネットワーク上に送出するた
    めの手順であって、 前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順に配列し
    て、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノードIDを
    所定の伝送データフォーマットの伝送データに変換して
    前記ネットワーク上に送出する手順と、所定の伝送路 を介して伝送された前記伝送データが入力
    され、入力された前記伝送データに基づいて前記ネット
    ワークの接続状況を階層的に示す接続状況表示を表示す
    るための画像データを作成する手順とを具備したことを
    特徴とする接続状況表示方法。
  9. 【請求項9】 IEEE1394規格のネットワーク内
    に設けられ、 前記ネットワークの接続状況を階層表示するための接続
    表示データを作成して前記ネットワーク上に送出するも
    のであって、 前記階層毎にノードのノードIDを大きさ順に配列し
    て、階層順で且つ前記大きさ順に配列したノードIDを
    所定の伝送データフォーマットの伝送データに変換して
    前記ネットワーク上に送出するデータ出力手段を具備し
    たことを特徴とする接続状況送信装置。
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