JP2001237405A - 固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法

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JP2001237405A
JP2001237405A JP2000047313A JP2000047313A JP2001237405A JP 2001237405 A JP2001237405 A JP 2001237405A JP 2000047313 A JP2000047313 A JP 2000047313A JP 2000047313 A JP2000047313 A JP 2000047313A JP 2001237405 A JP2001237405 A JP 2001237405A
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Masazumi Setoda
正純 瀬戸田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い製造コストで、高集光率、高感度の固体
撮像装置を提供する。 【解決手段】 固体撮像装置は、基板と、基板上に所定
の間隔でマトリクス状態に配置された複数の感光領域
と、これらの感光領域を区画する非感光領域の上部に格
子状に配置された、断面やま型の低屈折率の区画壁を有
する。区画壁で決定される空間には、高屈折率の光学的
カラーフィルタ材が直接充填されている。区画壁とカラ
ーフィルタ材との境界面で入射光を全反射させることに
よって、高い集光率で感光領域上に光を集めることがで
きる。また、シリコン結晶の配向面に応じたエッチング
速度の相違を利用して、集光体の反射面を所定の角度に
高精度、かつ安定して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高感度で鮮明な色彩
を達成することのできる固体撮像装置と、高い精度で所
望の反射角度を有する集光体を安定して製造することの
できる固体撮像装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージセンサ等の固体撮像装置では、
感度向上のために、微細な集光レンズ配列からなるマイ
クロレンズが用いられている。とくにインタライン転送
型CCDイメージセンサでは、ピクセルマトリクスの受
光(感光)領域の間に垂直CCDが配されるため、ピク
セル開口率が30%程度ときわめて低く、集光効率を高
めるためにマイクロレンズは不可欠である。また、CM
OSアクティブピクセルイメージセンサにおては、ピク
セルごとに増幅器や機能回路(AD変換回路、DSPあ
るいは画像圧縮機能など)を内臓させ、並列処理による
高速化、高機能化を図っているため、ピクセル内でフォ
トダイオードの占める割合(フィルファクタ:fill fac
tor)が制限され、実効的感度が低減する。
【0003】このような問題は、解像度を上げるために
ピクセルサイズを小さくするほど顕著になる。しかし、
良好な光感度を確保するためにピクセルサイズを大きく
すると、高集積化が図れない。そこで、集光度を高めて
感度を上げるために、ピクセルマトリクス上にマイクロ
レンズが配置されることになる。
【0004】図8は、従来のマイクロレンズ付きイメー
ジセンサの断面図である。図8(a)は、インタライン
方式のCCDイメージセンサを、図8(b)は、CMO
Sアクティブピクセルイメージセンサを示す。
【0005】図8(a)の例では、各ピクセルは、フォ
トダイオード77からなる感光領域と、感光領域77で
発生した信号電荷を運ぶ転送領域75と、感光領域77
と転送領域75とを分離する分離領域72を有し、マイ
クロレンズ80の曲面で屈折された入射光は、感光領域
77に導かれる。図8(b)の例では、感光領域77の
他に、ゲート電極76、ソース78a、およびドレイン
78bで構成されるトランジスタ領域を複数有するが、
図8(a)の例と同様に、マイクロレンズ80の曲面で
屈折された入射光は、トランジスタ領域によって制限さ
れる感光領域77に集光される。
【0006】図9は、図8に示す従来のマイクロレンズ
80の形成方法を示す、まず、ピクセルマトリクス上の
カラー領域81、82、83上に、透明樹脂層80を塗
布する。塗布した透明樹脂層80を、透明樹脂がフォト
ダイオード77と分離領域72を中心として、CCD型
センサでは転送領域75、CMOS型センサではトラン
ジスタ領域をもカバーするように、パタニングする。分
離領域72や、転送領域75、トランジスタ領域には入
射光に対する感度はないが、この部分への入射光をもフ
ォトダイオード77上に集光させて感度を向上させるた
めに、非感光領域をもカバーするようにパタニングを行
うのである。その後、図9(b)に示すように、熱処理
により透明樹脂層80を軟化させて、各ピクセルの境界
領域(エッジ部)に丸みをつけ、レンズ部80Rを形成
する。レンズ部80Rの働きにより、感光領域77以外
の非感光領域に入射した光も、感光領域へと集光され、
感度が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の製法で
作製されたマイクロレンズ80は、エッジ部分80Rだ
けがレンズ効果を有するので、ピクセルのサイズや形状
によって集光効率が異なってしまう。その結果、感度に
ばらつきが生じ、画質が不均一になる。また、最表面に
マイクロレンズを形成した場合、表面が凹凸になるた
め、入射した光が乱反射し、画質の劣化をまねく。
【0008】このような課題を解決するために、特開昭
60−166904号、特開平5−90551号、特開
平5−235313号、特開平6−118208号等の
公報において、低屈折率の素材と高屈折率の素材とを組
み合わせて、受光装置の感光領域(たとえばフォトダイ
オード)上に入射光を効率よく集める集光体が提案され
ている。
【0009】図10は、このような屈折率の違いを利用
したタイプの集光体の模式図である。図10(a)の例
では、図8および9に示すイメージセンサと同様に、集
光体の下部、フォトダイオードの上部にカラーフィルタ
が配置され、集光体自体は低屈折率材と高屈折率材を組
み合わせて、全反射により光をフォトダイオードに集光
させる構成と成っている。図10(b)の例では、カラ
ーフィルタは集光体の上部に配置され、集光体自体は、
高屈折率材料とエアギャップとで構成される。カラーフ
ィルタによってまず色分離された光成分は、エアギャッ
プとの境界面で全反射され、フォトダイオードに集光さ
れる。
【0010】図10に示すタイプの集光体は、いずれも
レンズとは独立したカラーフィルタを別途有し、集光体
自体は2つの異なる屈折率の材料、またはエアギャップ
と高屈折率の材料で構成される。
【0011】ところで、集光体の具体的な形状、すなわ
ち反射面の角度は、感光領域の配置、サイズ、用いるレ
ンズ材料の屈折率等に基づいて設計される。最近の高解
像、高集積化にともなって、入射光を最大の利用効率で
フォトダイオードに導くには、集光体の反射面の形状お
よび角度を、非常に精度よく加工することが要求され
る。しかし、上述した公報のいずれも集光体レンズを高
精度に所望の角度に加工することのできる技術を示して
いない。
【0012】上記の公報のうち、特開昭60−1669
04、特開平5−235313には、製造方法自体がま
ったく開示されていない。特開平5−90551は、フ
ォトダイオードが形成された基板上に、低屈折率の誘電
材料を全面に堆積し、等方エッチングにより、フォトダ
イオード以外の領域に柱状の低屈折率部分を形成する方
法を開示している。柱状の低屈折率部分の隙間を、誘電
体よりも屈折率の高い物質で充填する。しかしこの方法
には、低屈折率材と高屈折率材の境界面の角度制御につ
いては、なんの言及もない。また、特開平6−1182
08では、所定の形に形成されたX線マスクを用いて金
型を形成し、この金型から集光体をモールド加工するL
IGA法により集光体を形成している。この方法も、集
光面の角度制御についてはまったく触れていない。
【0013】そこで、本発明の第1の目的は、低屈折率
材とカラーフィルタとが直接接する境界面で入射光を全
反射させ、低い製造コストで効率よく色分離および集光
を行うことのできる固体撮像装置を提供することにあ
る。
【0014】本発明の第2の目的は、結晶の面方位によ
るエッチング速度の差を利用して、集光体の傾斜面を高
い精度で所定の角度に設定し、画素のサイズや配置形状
に関係なく、入射光を安定して感光領域に導くことので
きる固体撮像装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために、本発明の固体撮像装置は、基板と、この
基板上に所定の間隔でマトリクス状態に配置された複数
の感光領域と、前記感光領域を区画する非感光領域の上
部に格子状に配置された、断面やま型の低屈折率の区画
壁と、前記区画壁で決定される空間に直接充填された高
屈折率の光学的カラーフィルタ材とを備える。この固体
撮像装置は、カラーフィルタと低屈折率材の区画壁とが
直接接する境界面で入射光を全反射させ、マトリクス状
に配置された各感光領域上に、効率よく入射光を集光さ
せることができる。
【0016】本発明の第2の目的を達成するために、本
発明の固体撮像装置の製造方法では、まず、第1の結晶
面を有するシリコン基板を、結晶方位の違いによるエッ
チング速度の相違を利用して、第1の結晶面に対して所
定の傾斜角を有する第2の結晶面に沿ってエッチングす
ることによって、前記シリコン基板に断面形状が逆台形
型の複数のくぼみをマトリクス状に形成する。次に、前
記マトリクス状のくぼみを形成したシリコン基板を型と
して用い、マトリクス状のくぼみパターンを透明樹脂に
転写することによって、断面形状が逆台形型の複数の突
起部を有する集光体を形成する。この集光体を、その突
起部の底面が、あらかじめ別の基板上に形成されている
感光領域上に重なるように、前記別の基板に取り付け
る。
【0017】この方法によると、結晶面ごとのエッチン
グ速度の違いを利用して、簡単な方法で精度よく、かつ
安定して所望の角度を有する反射面を形成することが可
能である。結晶のもつ性質を利用しているので、従来の
ウエットエッチングやフォトリソグラフィ法のように、
反射面が曲面になることを防止することができる。ま
た、どの結晶面を選択するかによって、所望の角度の反
射面を、高い精度で安定して形成することが可能にな
る。
【0018】本発明のその他の効果、特徴は、図面を参
照した以下の詳細な説明により、より明確になるもので
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1は、本発明
の第1実施形態にかかる固体撮像装置10を示す。図1
(a)は、本発明をインタライン型CCDイメージセン
サに適用した図、図1(b)は、本発明をCMOSアク
ティブピクセルイメージセンサに適用した図である。
【0020】本発明の固体撮像装置10は、基板21
と、この基板21上に所定の間隔でマトリクス状に配置
された複数のフォトダイオード領域17と、フォトダイ
オード領域17を区画する非感光領域(分離領域22、
転送ゲート電極23、電荷転送チャネル25等を含む)
の上部に格子状に配置された、断面やま型の低屈折率の
区画壁15と、区画壁15で決定される空間に直接充填
された高屈折率の光学的カラーフィルタ材11、12、
13とを備える。
【0021】入射光のうち、垂直光線14dは、所定の
配置で充填されたR、G、B(あるいはイエロー、シア
ン、マゼンダ)の各カラーフィルタで色分離され、直接
対応するフォトダイオード17に入射する。また、分離
領域22、転送チャネル25等の非感光領域上に入射し
た光線14rは、カラーフィルタ11、12、13と、
断面やま型の区画壁15とが直接接する境界面15Rで
全反射され、マトリクス状に配置された各フォトダイオ
ード上に入射する。
【0022】断面やま型の区画壁15の屈折率n1と、
カラーフィルタ材の屈折率n2は、n2>n1となるよ
うに材料が選択される。このとき、境界面15Rの傾斜
角度θは、境界面15Rへの入射光が全反射を起こす角
度以上に設定される。すなわち、 sinθ=n1/n2 を満たすように、各定数が設定される。第1実施形態で
は、低屈折率区画壁15とカラーフィルタ11、12、
13に、屈折率がn1=1.4、n2=1.6となる材
料を使用する。この場合、θは61°になる。このよう
な設定で、フォトダイオード17以外の非感光領域上に
入射した光も、すべて境界面15Rで反射されて、フォ
トダイオード17上に集められる。特に、図1(b)の
ように、各ピクセル内に、リセット用および増幅用な
ど、最低でも3個のMOSトランジスタ(図1(b)に
は2個のMOSトランジスタのみが示されている)を必
要とするセンサでは、フォトダイオード17の占める割
合が制限されるが、本発明のカラーフィルタおよび集光
体構成を採用することにより、感度を向上することがで
きる。入射光が効率よくフォトダイオード上に集められ
るので、ピクセルの高集積化が図られ、高速、高機能の
イメージセンサが実現される。また、最表面の入光面が
平坦に形成されるので、図8に示す従来の集光体で発生
したような乱反射を防止することができる。
【0023】図2および3は、図1に示すイメージセン
サの製造工程を示す図である。
【0024】まず、図2(a)に示すように、マトリク
ス状に配置されたフォトダイオード17を有するシリコ
ン基板21上に、酸化膜30を介して、低屈折率材層1
5を形成する。図2においては、図1に示した遮光層1
8、分離領域22、転送チャネル25など、非感光領域
に形成される要素を省略するものとする。低屈折率材と
して、たとえばSi02、あるいは樹脂を用いることが
できる。樹脂を用いる場合は、フッ素含有アクリル樹
脂、エポキシ樹脂などを用い、フッ素含有量を調整する
ことによって、屈折率を制御することができる。
【0025】次に、図2(b)に示すように、低屈折率
材層15上にフォトレジスト膜を形成し、フォトリソグ
ラフィ法により、フォトレジストを所定のパターンにパ
タニングする。
【0026】次に、図2(c)に示すように、エッチン
グにより断面やま型の区画壁15を形成する。低屈折率
材としてSiO2を用いた場合、基板全体をフッ化水素
溶液に浸漬して等方エッチングする方法、あるいはフッ
素プラズマ中での等方エッチングする方法がある。ま
た、低屈折率材として樹脂を用いる場合は、酸素プラズ
マ中で等方エッチングする。
【0027】第1実施形態に係るイメージセンサの特徴
として、図1に示したように、区画壁15で区切られた
空間33が、直接高屈折率のカラーフィルタ材で充填さ
れている。カラーフィルタ材を直接充填するには、それ
ぞれの色のフィルタ材を塗布、露光、現像する工程を3
回繰り返すことによって、容易に行うことができる。
【0028】具体的には、図3(a)に示すように、フ
ォトレジストのマスクパタンを除去してから、区画壁1
5で区切られる空間33を、たとえばまずレッドのポジ
型カラーフィルタ材12で充填し、レッドのカラーフィ
ルタ領域に対応する開口を有するマスク34Rを介し
て、カラーフィルタ材12を露光する。
【0029】次に図3(b)に示すように、露光後のレ
ッドフィルタ材12を現像することによって、露光され
た部分だけを残して、不必要なフィルタ材を除去する。
【0030】図3(c)に示すように、レッドフィルタ
12上、および不必要なフィルタ材が除去された空間3
3内に、今度はブルーのポジ型カラーフィルタ材11を
塗布し、ブルーフィルタ領域に対応する開口を有するマ
スク34Bを介して、ブルーフィルタ材11を露光す
る。
【0031】図3(d)に示すように、露光済みのブル
ーフィルタ11を現像して、不必要な領域のブルーフィ
ルタを除去する。
【0032】さらに、図3(e)に示すように、レッド
フィルタ12、ブルーフィルタ11上、および不必要な
フィルタが除去された空間33内に、グリーンのポジ型
カラーフィルタ材13を塗布し、グリーンフィルタ領域
に対応する開口を有するマスク34Gを介して露光す
る。
【0033】最後に、図3(f)に示すように、露光さ
れていない部分のグリーンフィルタ材13を現像、除去
し、表面を平坦に研摩する。
【0034】第1実施形態では、カラーフィルタ材とし
て、たとえば富士フィルムオーリン社製のMC8000
シリーズを用いた。このカラーフィルタ材の屈折率は、
ほぼ1.6である。
【0035】このようにして、低屈折率の区画壁15で
区切られる空間に、所定の色配置でカラーフィルタ材を
直接充填して、集光体を形成する。カラーフィルタ材と
低屈折率材との境界面が反射面15R(図1)となり、
入射光を全反射して、フォトダイオード17へと集光さ
せる。第1実施形態の固体撮像装置によれば、従来の集
光体と異なり、集光体以外にカラーフィルタを別途設け
る必要がない。透明樹脂を別途塗布する必要がないの
で、製造コストが低減できるとともに、製造工程が簡略
化される。一方で、色分離と入射光の全反射を同時に行
い、高い集光率で感度を向上させることができる。
【0036】<第2実施形態>図4および5は、本発明
の第2実施形態に係る固体撮像装置の製造工程を示す図
である。この実施形態では、結晶面によるエッチング速
度の違いを利用して、集光体の反射面の角度を、簡単な
方法で、高精度かつ安定して制御することのできる製造
方法を提供する。
【0037】一般に、結晶はその面方位によってエッチ
ング速度が異なる。たとえば、34wt%のKOH(水酸
化カリウム)を用いて70℃でシリコン結晶をエッチン
グした場合、(110)面や(210)面のエッチング
速度は1.23μm/min以上、(100)面では、
0.628μm/min程度であるが、(111)面で
は、0.009μm/minと、非常に遅くなる。本発明
の発明者は、この原理を、固体撮像装置の集光体に適用
することによって、集光体の反射面を高い精度で所望の
形状に加工することに想達した。
【0038】図4および図5は、本発明の第2実施形態
に係る固体撮像装置の製造工程を示す図である。第2実
施形態では、シリコンの(100)単結晶基板41を用
いて、マイクロ集光体を形成する。
【0039】(イ)まず、図4(a)に示すように、シ
リコン(100)単結晶基板41上に、耐アルカリ性膜
42を厚さ0.2μm以上に形成する。耐アルカリ性膜
42としては、たとえばSiO2(二酸化ケイ素)膜や
SiN(シリコンナイトライド)膜などを用いる。Si
O2膜を形成する場合は、酸化により形成することがで
き、SiN膜を形成する場合は、たとえば酸化やCVD
法により形成する。堆積した耐アルカリ性膜42を、フ
ォトリソグラフィ技術を用いて、図4(a)に示すよう
な所定のパタンにパタニングする。パターンの形状は、
固体撮像装置の各画素の感光領域のサイズによって決定
される。第2実施形態では、ピクセルサイズを10μm
×10μm、耐性アルカリ性マスクの開口サイズを、約
7μ×7μmに設定する。
【0040】(ロ)次に、上述したマスクパタンを有す
るシリコン基板41を、KOH(水酸化カリウム)また
はNH4OH(水酸化アンモニウム)等のアルカリ溶液に浸
漬する。上述したように、シリコン結晶をアルカリ溶液
でエッチングする場合、(100)結晶面に比べて、
(111)結晶面がエッチングされる速度が非常に遅い
ので、シリコン基板41の(100)面と(111)面
とがなす角度θ(cosθ=1/√3)に沿って、エッチ
ングは進行する。この場合の(100)面の(111)
面に対するエッチング速度比は、約74である。シリコ
ン基板41は、耐アルカリ性膜42の開口部から、傾斜
角θ=54.74°の逆台形テーパ状にエッチングさ
れ、テーパ状のくぼみ43がマトリクス状に形成される
ことになる。
【0041】(ハ)次に、図1(c)に示すように、エ
ッチングマスクを除去する。マスク除去は、たとえば、
フッ化水素溶液に浸漬するか、フッ素系ガス中でプラズ
マエッチングすることにより行う。
【0042】(ニ)次に、図4(d)に示すように、シ
リコン基板表面に形成したテーパ状のくぼみパタンを、
透明樹脂に転写する。シリコン基板41を型として、た
とえばエポキシ系あるいはアクリル系の透明樹脂層44
を厚さ約10μm〜1mmに形成する。透明樹脂層44
が厚くなりすぎると、後工程での研摩、除去時間が長く
なり、薄すぎると、集光体の取り扱いが困難になるの
で、上述した範囲の膜厚が好ましい。
【0043】(ホ)次に、図5(a)に示すように、透
明樹脂44をシリコン基板41から取り外して、マイク
ロ集光体50を得る。マイクロ集光体50にはシリコン
基板41のくぼみパタンが転写されており、断面が逆台
形であるテーパ状の突起がマトリクス状に形成されてい
る。逆台形の突起部は、底面44bと、テーパ面44b
とを有する。このとき、集光体50を形成する透明樹脂
の屈折率n1を1.6、空気の屈折率n2を1.0とす
ると、マイクロ集光体50への垂直入射光は、透明樹脂
と空気との境界面44bにおいて全反射され、ほとんど
すべてが、底面44aを通過することになる。
【0044】(へ)次に、図5(b)に示すように、集
光体50の突起部の底面44aおよび傾斜面44bの表
面に、低屈折率の材料からなる薄膜45を形成する。こ
れは、後続する工程で、集光体50をイメージセンサの
感光部に取り付ける際に、接着剤が断面やま型のエアギ
ャップ46内に入り込む可能性を考慮したものである。
すなわち、接着剤の屈折率が透明樹脂44の屈折率と近
い場合、テーパ面44bでの全反射が起こらなくなり、
集光効率が極端に悪化する。これを防止するために、あ
らかじめ、透明樹脂44よりも低い屈折率の薄膜45を
テーパ面44bに形成しておく。低屈折率の薄膜に代え
て、たとえばアルミニウムなどの反射膜を形成してもよ
い。薄膜45はたとえば、蒸着あるいはスパッタリング
により形成する。
【0045】(ト)次に、図5(c)に示すように、テ
ーパ面44b(すなわちエアギャップ内面)に形成され
た薄膜45を残して、底面44aの薄膜45を除去す
る。集光体50の底面は、イメージセンサ感光部への接
着部分であり、入射光の反射には寄与しないので、テー
パ面にのみ薄膜を残せばよいからである。
【0046】(チ)最後に、図5(d)に示すように、
集光体50の突起部底面44aが、イメージセンサの感
光部(たとえばフォトダイオード)47上に重なるよう
にして、集光体50をイメージセンサに接着する。
【0047】図6に、このようにして製造した集光体5
0と、集光体50が接着されるイメージセンサのピクセ
ル基板との位置関係を示す。図6(a)は、各ピクセル
のフォトダイオード領域と非感光領域を示し、図6
(b)は、図5(c)に示す集光体50の底面図であ
る。図6に示す例では、各ピクセルは10μm×10μ
mのサイズを有し、それぞれ、7μm×7μmのフォト
ダイオード領域61と、それを取り巻く幅3μmの非感
光領域63が設けられている。非感光領域63には、図
示はしないが、増幅用トランジスタなどの機能回路が形
成される。各ピクセルのフォトダイオード領域61に、
集光体50のテーパ状の突起部の底面44aが重なるよ
うに、集光体50を接着する。
【0048】上述したように、集光体50のテーパ面4
4bの角度は、結晶の配向面ごとのエッチング速度の違
いを利用しており、傾斜角が一律かつ正確に形成されて
いる。フォトダイオード領域61を取りまく非感光領域
63の上方に入射した光は、テーパ面44bで全反射さ
れ、そのほとんどが集光体底面44aを透過して、フォ
トダイオード61に入射する。したがって、ピクセルサ
イズをさらに小さくしても(たとえば、5μm×5μm
のサイズにしても)、高い光利用効率により、充分な感
度を達成することができる。
【0049】図7は、上述のようにして形成した固体撮
像装置を、インタライン型CCDイメージセンサ(図7
(a))と、CMOSアクティブピクセルイメージセン
サ(図7(b))に適用した例を示す。図5(d)の状
態から、透明樹脂層44を、たとえばある程度の薄さま
で機械研摩した後にエッチングチンするなどして、表面
を平坦化する。その後、平坦化した表面に、第1実施形
態で説明した方法で、所定の配置でカラーフィルタ7
1、72、73を形成する。イメージセンサのフォトダ
イオード領域77への直接の垂直入射光74dはもちろ
んのこと、非感光領域上への入射光74rは、透明樹脂
44とエアギャップ46との境界面で全反射され、すべ
てフォトダイオード上へ集光される。
【0050】第2実施形態では、結晶面の配向に応じた
エッチング速度の違いを利用して反射面を形成している
ので、フォトダイオード領域のサイズや配列に関係な
く、所望の角度の反射面を高精度、かつ安定して形成す
ることが可能になる。この方法で製造された固体撮像装
置は、どのピクセルにおいても均一な光量の入射光を高
い集光率で集めることができ、画質の向上を図ることが
できる。
【0051】第2実施形態では、シリコン基板の(10
0)面と(111)面との利用して、54.74°の傾
斜角の反射面を形成したが、(110)面と(111)
面とを利用することも可能である。この場合、エッチン
グ速度比は181倍になり、45°の傾斜角の反射面を
形成することができる。この組み合わせは、各ピクセル
に形成する機能トランジスタの数が多くなり、非感光領
域が広くなる場合に有効である。集光体を構成する透明
樹脂の屈折率を1.6、エアギャップの屈折率を1.0
とした場合、45°の反射面であっても、入射光を全反
射することができ、フォトダイオードへの集光率を高く
保つことができる。これ以外にも、固体撮像装置の感光
領域のサイズ、配置に応じて、所望の結晶面の組み合わ
せを選択することによって、適切な反射角度を達成する
ことができる。
【0052】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置によれば、製造コ
ストを低減する一方で、入射光の集光率を高め、撮像素
子の感度を向上させた固体撮像装置が実現される。
【0053】また、本発明の固体撮像装置の製造方法に
よれば、結晶の配向面ごとのエッチング速度の違いを利
用して集光体の反射面を形成するので、反射面の傾斜角
を、高い精度で安定して制御することが可能になる。結
果として、各ピクセルへの入射光量が均一化し、画質の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置を示
す図であり、図1(a)は、インタライン型CCDイメ
ージセンサへの適用例を、図1(b)は、CMOSアク
ティブピクセルイメージセンサへの適用例を示す。
【図2】図1に示す固体撮像装置の製造工程を示す図で
ある。
【図3】図1に示す固体撮像装置の製造工程を示す図で
あり、図2に引き続く工程を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかる固体撮像装置の
製造工程を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態にかかる固体撮像装置の
製造工程を示す図であり、図4の工程に引き続く工程を
示す図である。
【図6】図5で形成された集光体が接着されるピクセル
基板と、形成された集光体の底面とを示す図である。
【図7】図5の工程にしたがって形成される固体撮像装
置を、インタライン型CCDイメージセンサとCMOS
アクティブピクセルイメージセンサへ適用した例を示す
図である。
【図8】従来の集光体を用いたインタライン型CCDイ
メージセンサとCMOSアクティブピクセルイメージセ
ンサの構成例を示す図である。
【図9】図8に示す従来の集光体の作製方法を示す図で
ある。
【図10】屈折率の違いを利用したタイプの従来の集光
体の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10A、10B 固体撮像装置 11、12、13、51、52、53、71、72、7
3 カラーフィルタ 15 低屈折率材 16、30、49、76 酸化膜 17、47、61、77 フォトダイオード 18、78 遮光膜 21、51、71 シリコン基板 22、72 分離領域 23、73 転送ゲート電極 24、74 ゲート酸化膜 25、75 電荷転送チャネル 26 MOSトランジスタゲート電極 27、77 ソース/ドレイン領域 32、42 フォトレジスト 33 テーパ状くぼみ 34R,34G,34B 露光マスク 44 透明樹脂 44a 集光体底面 44b 集光体テーパ面 45 低屈折率膜(反射膜) 46 エアギャップ 50 集光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AB01 BA13 BA14 CA03 CA34 DA01 DA18 DA21 DA31 FA06 FA11 FA25 FA31 FA43 GB03 GB06 GB10 GB14 GC08 GC13 GC17 GD15 5C024 AA01 CA12 CA31 DA01 EA08 FA01 FA11 5C065 BB42 CC01 DD01 EE10 5F049 MA01 RA02 SS02 SZ06 SZ07 SZ08 SZ20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に所定の間隔でマトリクス状態に配置された
    複数の感光領域と、 前記感光領域を区画する非感光領域の上部に格子状に配
    置された、断面やま型の低屈折率の区画壁と、 前記区画壁で決定される空間に直接充填された高屈折率
    の光学的カラーフィルタ材とを備え、前記区画壁とカラ
    ーフィルタ材との境界面で入射光を全反射させることに
    よって、前記感光領域上に光を集光させることを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 第1の結晶面を有するシリコン基板を、
    結晶方位の違いによるエッチング速度の相違を利用し
    て、前記第1の結晶面に対して所定の傾斜角を有する第
    2の結晶面に沿ってエッチングすることによって、前記
    シリコン基板に断面形状が逆台形型の複数のくぼみをマ
    トリクス状に形成するステップと、 前記マトリクス状のくぼみを形成したシリコン基板を型
    として用い、マトリクス状のくぼみパターンを透明樹脂
    に転写することによって、断面形状が逆台形型の複数の
    突起部を有する集光体を形成するステップと、 前記集光体を、その突起部の底面が、あらかじめ別の基
    板上に形成されている感光領域上に重なるように、前記
    別の基板に取り付けるステップとを含むことを特徴とす
    る固体撮像装置の製造方法。
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