JPH05283661A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH05283661A
JPH05283661A JP10590292A JP10590292A JPH05283661A JP H05283661 A JPH05283661 A JP H05283661A JP 10590292 A JP10590292 A JP 10590292A JP 10590292 A JP10590292 A JP 10590292A JP H05283661 A JPH05283661 A JP H05283661A
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light
incident
solid
insulating film
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Masayuki Shimura
雅之 志村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、固体撮像装置の集光特性を高める
ことにより、固体撮像装置の感度の向上を図る。 【構成】 半導体基板11に設けた複数の受光部12を
絶縁膜13で覆ったものであって、各受光部12に入射
光71を集光させる反射面14と当該反射面14で側周
を囲まれた透光性の媒質(例えば透光性の膜16)とで
形成した光伝送路17を、各受光部12上の絶縁膜13
に設けたものである。あるいは、半導体基板11に設け
た複数の受光部12を絶縁膜13で覆うとともに、各受
光部12上における当該絶縁膜13の上面に集光レンズ
(図示せず)を設けたオンチップレンズ構造のものであ
って、上記光伝送路17を、集光レンズと受光部12と
の間の絶縁膜13に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
る固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の固体撮像装置では、高感度のもの
が要求されている。高感度化の一つの方法として、図1
3に示すような、いわゆるオンチップレンズ構造の固体
撮像装置40が提案されている。この固体撮像装置40
には、半導体基板41に形成した複数の受光部42上
に、透光性の膜43を介して集光レンズ44が形成され
ている。なお図では電荷転送部,チャネルストッパー領
域等の図示は省略した。また上記構成の固体撮像装置4
0では、多画素化(例えば200万画素化)、イメージ
サイズの縮小化が要求されるにともなって、集光レンズ
44の微細化も求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
体撮像装置では、対物レンズ(図示せず)のF値が変化
することにより、受光部に入射する光の入射角が変化す
る。すなわち、図14に示すように、絞り51を絞って
F値を小さくした場合には、絞り51より入射した光9
1(実線の斜線で示す部分)は集光レンズ44により集
光されて受光部42に入射する。
【0004】ところが図15に示すように、絞り51を
開放にしてF値を大きくした場合には、絞り51より入
射した光92は集光レンズ44により集光されるが、集
光された一部の光93(実線の斜線で示す部分)が受光
部42に入射し、集光された残りの光94(破線の斜線
で示す部分)は受光部42に入射しない。いわゆる、け
られが発生する。この結果、受光部42に入射する光量
が減少するので、固体撮像装置40の感度は低下する。
したがって、F値によって固体撮像装置40の感度が変
化する。特に絞り51を開放にした場合に、感度低下が
大きくなる。
【0005】また入射光学系の射出瞳距離によっても、
受光部に入射する光の入射角が変化する。すなわち、図
16に示すように、F値を一定にして射出瞳距離Lを長
くした場合には、絞り51より入射した光95(実線の
斜線で示す部分)は集光レンズ44により集光されて受
光部42に入射する。
【0006】ところが図17に示すように、射出瞳距離
Lを短くした場合には、絞り51より入射した光96は
集光レンズ44により集光されるが、集光された一部の
光97(実線の斜線で示す部分)が受光部42に入射
し、集光された残りの光98(破線の斜線で示す部分)
は受光部42に入射しない。いわゆる、けられが発生す
る。この結果、受光部42に入射する光量が減少するの
で、固体撮像装置40の感度は低下する。したがって、
射出瞳距離Lによって固体撮像装置40の感度が変化す
る。特に射出瞳距離Lを短くした場合に、感度の低下は
大きくなる。上記現象は、固体撮像装置40の中心部よ
りもその周辺部側において大きく現れる。このため、固
体撮像装置40の周辺部側の感度低下は大きくなる、い
わゆるシェーディングが起きる。これらの現象は、最適
設計を行っても、原理的に避けられない。
【0007】また集光レンズ44を微細化した場合に
は、集光レンズ44と受光部42との距離を縮小するこ
とが困難になる。
【0008】本発明は、集光特性に優れた固体撮像装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。すなわち、半導体基
板に設けた複数の受光部を絶縁膜で覆った固体撮像装置
であって、各受光部に入射光を集光させる反射面と当該
反射面で側周を囲まれた透光性の媒質とで形成した光伝
送路を、各受光部上の絶縁膜に設けたものである。
【0010】あるいは、半導体基板に設けた複数の受光
部を絶縁膜で覆うとともに、各受光部上の当該絶縁膜の
上面に集光レンズを設けたオンチップレンズ構造の固体
撮像装置であって、各受光部に入射光を集光させる反射
面と当該反射面で側周を囲まれた透光性の媒質とで形成
した光伝送路を、集光レンズと受光部との間の絶縁膜に
設けたものである。
【0011】
【作用】上記固体撮像装置では、各受光部に入射光を集
光させる反射面で形成した光伝送路を各受光部上の絶縁
膜に設けたことにより、入射光の一部は受光部に直接入
射する。また残りの入射光のほとんどは、光伝送路の反
射面に反射して受光部に入射する。この結果、従来けら
れていた入射光も受光部に入射するので、固体撮像装置
の感度が高まる。また各受光部に入射光を集光させる反
射面で形成した光伝送路を、集光レンズと受光部との間
の絶縁膜に設けたことにより、上記同様にして、固体撮
像装置の感度が高まる。
【0012】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す概略構成
断面図により説明する。図に示すように、半導体基板1
1には複数の受光部12が設けられている。上記各受光
部12を覆う状態に絶縁膜13が成膜されている。この
絶縁膜13には、それぞれの受光部12に入射光71を
集光させる反射面14で側壁を形成した孔15が設けら
れている。上記絶縁膜13は、反射性に優れていて絶縁
性を有する材料として、例えば酸化マグネシウム(Mg
O)で形成されている。また上記孔15の内部と上記絶
縁膜13の上面とには、透光性の媒質として絶縁性を有
する透光性の膜16が成膜されている。上記透光性の膜
16は例えば酸化シリコンで形成されていて、その表面
は平坦に形成されている。上記各受光部12上の透光性
の膜16が光伝送路17になる。上記透光性の膜16
は、例えばオンチップカラーフィルターで形成すること
も可能である。上記説明した如くに、受光部12上に集
光特性に優れた光伝送路17を有する固体撮像装置10
が形成される。
【0013】あるいは、上記透光性の膜16を上記絶縁
膜13よりも屈折率が高い材料で成膜することにより、
光伝送路17を光導波路として形成することも可能であ
る。この場合には、光伝送路17に入射した入射光71
は、透光性の膜16と絶縁膜13との界面で全反射し
て、受光部12に入射する。
【0014】次に上記孔15の形状を、図2の断面図に
より詳細に説明する。上記孔15の側壁を形成する反射
面14は、周縁光線法により設計した合成放物面よりな
る。この反射面14は、種々の入射角の入射光71によ
る像が受光部12で結像しないように形成されている。
上記のような設計に基づいて形成した反射面14に入射
する入射光71は、受光部12に直接入射するか、ある
いは図示したように反射面14で反射されて受光部12
に入射する。
【0015】または図3の断面図に示すように、上記孔
15は、幾何ベクトル束法により設計した反射面14で
構成される。この反射面14は、入射光71による像が
受光部12で結像しないように形成されている。上記の
ような設計に基づいて形成した反射面14に入射する入
射光71は、受光部12に直接入射するか、あるいは当
該反射面14で反射されて受光部12に入射する。
【0016】上記図1により説明した構造の固体撮像装
置10では、対物レンズ系(図示せず)のF値によっ
て、受光部12に入射しようとする光の入射角が変化す
る。また入射光学系(図示せず)の射出瞳距離が変化す
ることにより、受光部12に入射しようとする光の入射
角が変化する。
【0017】すなわち、図4に示すように、入射角θが
小さい光72は、その一部分の光73が受光部12に直
接入射する。一方受光部12に直接入射しない光74
は、反射面14に入射して反射され、そして受光部12
に入射する。なお図4では光伝送路17のハッチングは
省略した。
【0018】また図5に示すように、入射角θが大きい
光75は、その一部分の光76が受光部12に直接入射
する。また受光部12に直接入射しない光77は、反射
面14に入射して反射され、そして受光部12に入射す
る。したがって、前記図1で説明した固体撮像装置(1
0)の感度は、入射する光の入射角θに依存することが
なくなる。なお図5では光伝送路17のハッチングは省
略した。
【0019】次に上記固体撮像装置10の製造方法の一
例を、図6の製造工程図により説明する。図6の(1)
に示すように、通常の固体撮像装置を製造するプロセス
によって、半導体基板11に受光部12,電荷転送部
(図示せず)および配線(図示せず)等を形成する。次
いで、例えば通常の化学的気相成長法によって、受光部
12,電荷転送部および配線等を覆う状態に上面が平坦
な絶縁膜13を成膜する。この絶縁膜13は、光を反射
し易い材料として、例えば酸化マグネシウム(MgO)
より形成される。その後、通常のレジスト塗布技術によ
って、絶縁膜13の上面にレジストよりなるエッチング
マスク31を成膜する。続いて、通常のホトリソグラフ
ィーによって、各受光部12上のエッチングマスク31
に開口32を形成する。
【0020】次いで図6の(2)に示す如く、エッチン
グによって、絶縁膜13の2点鎖線で示す部分を除去し
て、孔15を形成する。この孔15の側壁は、例えば入
射する入射光(図示せず)を受光部12に集光する反射
面14で形成される。すなわち、反射面14は、周縁光
線法によって決定される合成放物面で形成される。この
ときのエッチングでは、絶縁膜13を等方性エッチング
するエッチングガスと異方性エッチングするガスとを適
当な混合比で混合したエッチングガスを用い、エッチン
グ出力、エッチング雰囲気等を、形成しようとする孔1
5の反射面14が合成放物面になる条件に設定する。
【0021】その後上記エッチングマスク31を、例え
ばアッシャー処理によって除去する。次いで図6の
(3)に示すように、例えば通常の塗布技術によって、
上記各孔15の内部と上記絶縁膜13の上面とに、透光
性の媒質として透光性の膜16を形成する。この透光性
の膜16は例えば酸化シリコンよりなり、その上面は平
坦に形成される。このようにして、受光部12上に設け
た反射面14で構成される光伝送路17が形成される。
【0022】次に上記実施例で説明した構造をオンチッ
プレンズ構造の固体撮像装置に適用した一例を第2の実
施例として、図7に示す概略構成断面図により説明す
る。なお図では、上記図1で説明したと同様の構成部品
には、同一の符号を付す。図に示すように、半導体基板
11には複数の受光部12が設けられている。上記各受
光部12を覆う状態に絶縁膜13が成膜されている。こ
の絶縁膜13には、それぞれの受光部12に入射する入
射光71を集光させる反射面14で側壁を形成した孔1
5が設けられている。また上記孔15の内部と上記絶縁
膜13の上面とには表面が平坦な透光性の膜16が成膜
されている。この透光性の膜は、例えば酸化シリコンよ
りなる。さらに各受光部12上の透光性の膜16の上面
には、集光レンズ21が形成されている。上記各受光部
12と集光レンズ21との間が光伝送路17になる。上
記透光性の膜16は、例えばカラーフィルター膜で形成
することも可能である。上記説明した如くに、受光部1
2と集光レンズ21との間に集光特性に優れた光伝送路
17を有する固体撮像装置20が形成される。
【0023】あるいは、上記透光性の膜16を上記絶縁
膜13よりも屈折率が高い材料で成膜することにより、
光伝送路17を光導波路として形成することも可能であ
る。この場合には、光伝送路17に入射した入射光71
は、透光性の膜16と絶縁膜13との界面で全反射して
受光部12に入射される。
【0024】なお上記孔15の形状は、前記図2または
図3で説明した形状と同様なので、ここでの説明は省略
する。
【0025】上記構造の固体撮像装置20では、対物レ
ンズ系(図示せず)のF値が変化することにより、受光
部12に入射する入射光(図示せず)の入射角が変化す
る。例えば図8に示すように、F値を小さくした場合に
は、絞り(図示せず)より入射する入射光71は集光レ
ンズ21により集光されて受光部12に直接入射する。
なお図では集光レンズ21と光伝送路17のハッチング
は省略した。
【0026】一方図9に示すように、F値を大きくした
場合には、開放した絞り(図示せず)より入射する入射
光71は集光レンズ21により集光されるが、集光され
た一部の光78(実線の斜線で示す部分)は受光部12
に直接入射する。また集光された残りの光79(破線の
斜線で示す部分)は受光部12に直接入射せずに、反射
面14によって反射されて受光部12に入射する。この
ように、従来けられていた光(集光された残りの光7
9)が受光部12に入射するので、固体撮像装置(2
0)の感度が向上する。したがって、F値によって固体
撮像装置(20)の感度が変化することがなくなる。な
お図では集光レンズ21と光伝送路17のハッチングは
省略した。
【0027】また上記構造の固体撮像装置20では、入
射光学系の射出瞳距離が変化することにより、受光部1
2に入射する入射光71の入射角が変化する。例えば、
図10に示すように、F値を一定にして射出瞳距離を長
くした場合には、絞り(図示せず)より入射する入射光
71は集光レンズ21により集光されて受光部12に入
射する。なお図では集光レンズ21と光伝送路17のハ
ッチングは省略した。
【0028】一方図11に示すように、射出瞳距離を短
くした場合には、絞り(図示せず)より入射する入射光
71は集光レンズ21により集光されるが、集光された
一部の光80(実線の斜線で示す部分)が受光部12に
直接入射する。そして集光された残りの光81(破線の
斜線で示す部分)は受光部12に直接入射せずに、反射
面14によって反射されて受光部12に入射する。この
ように、従来けられていた光(集光された残りの光8
1)が受光部12に入射するので、固体撮像装置(2
0)の感度が向上する。したがって、射出瞳距離によっ
て固体撮像装置(20)の感度が変化することがなくな
る。よって、固体撮像装置(20)の全面にわたって感
度が向上する。なお図では光伝送路17のハッチングは
省略した。
【0029】次に上記固体撮像装置20の製造方法を説
明する。まず前記図6の(1),(2)により説明した
と同様にして、半導体基板(11)に受光部(12),
電荷転送部および配線等を形成する。次いで、受光部
(12),電荷転送部および配線等を覆う絶縁膜13を
成膜する。その後、各受光部(12)上に開口(32)
を設けたエッチングマスク(31)を形成する。続い
て、絶縁膜(13)をエッチングする。そして図12の
(1)に示すように、各受光部12上の絶縁膜13に孔
15を形成する。この孔15の側壁は、例えば入射光
(図示せず)を受光部12に集光する反射面14で形成
される。すなわち、反射面14は、周縁光線法によって
決定される合成放物面に形成される。
【0030】その後、例えばアッシャー処理によって、
エッチングマスク31を除去する。次いで図12の
(2)に示す如く、例えば通常の塗布技術によって、上
記各孔15の内部と上記絶縁膜13の上面とに、透光性
の媒質として透光性の膜16を形成する。この透光性の
膜16は、例えば酸化シリコン(SiO2 )よりなり、
上面が平坦になるように形成される。さらに既知のオン
チップマイクロレンズを形成する技術によって、上記各
受光部12上の透光性の膜16の上面にオンチップマイ
クロレンズになる集光レンズ21を形成する。このよう
にして上記各受光部12とその上部に設けた集光レンズ
21との間に光伝送路17が形成される。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1の発明に
よれば、各受光部に入射光を集光させる反射面とこの反
射面で側周を囲まれた透光性の媒質とで形成した光伝送
路を各受光部上の絶縁膜に設けたので、入射光は、透光
性の媒質を透過して受光部に直接入射するとともに光伝
送路の反射面に反射して受光部に入射する。したがって
従来けられていた光も受光部に入射するので、固体撮像
装置の感度の向上を図ることが可能になる。また請求項
2の発明によれば、上記同様の光伝送路を集光レンズと
受光部との間の絶縁膜に設けたので、上記同様にして、
固体撮像装置の感度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図2】孔の形状の断面図である。
【図3】孔の別の形状の断面図である。
【図4】第1の実施例の作用の説明図である。
【図5】第1の実施例の作用の説明図である。
【図6】第1の実施例の製造工程図である。
【図7】第2の実施例の概略構成断面図である。
【図8】F値と入射光との関係の説明図である。
【図9】F値と入射光との関係の説明図である。
【図10】射出瞳距離と入射光との関係の説明図であ
る。
【図11】射出瞳距離と入射光との関係の説明図であ
る。
【図12】第2の実施例の製造工程図である。
【図13】従来例の概略構成断面図である。
【図14】F値と入射光との関係を説明する図である。
【図15】F値と入射光との関係を説明する図である。
【図16】射出瞳距離と入射光との関係を説明する図で
ある。
【図17】射出瞳距離と入射光との関係を説明する図で
ある。
【符号の説明】
10 固体撮像装置 11 半導体基板 12 受光部 13 絶縁膜 14 反射面 16 透光性の膜 17 光伝送路 21 集光レンズ 20 固体撮像装置 71 入射光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に設けた複数の受光部を絶縁
    膜で覆った固体撮像装置において、 前記各受光部に入射光を集光させる反射面と当該反射面
    で側周を囲まれた透光性の媒質とで形成した光伝送路
    を、前記各受光部上の前記絶縁膜に設けたことを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板に設けた複数の受光部を絶縁
    膜で覆うとともに、各受光部上の当該絶縁膜の上面に集
    光レンズを設けたオンチップレンズ構造の固体撮像装置
    において、 前記各受光部に入射光を集光させる反射面と当該反射面
    で側周を囲まれた透光性の媒質とで形成した光伝送路
    を、前記集光レンズと受光部との間の前記絶縁膜に設け
    たことを特徴とする固体撮像装置。
JP10590292A 1992-03-31 1992-03-31 固体撮像装置 Pending JPH05283661A (ja)

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