JP2001237291A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001237291A
JP2001237291A JP2000046391A JP2000046391A JP2001237291A JP 2001237291 A JP2001237291 A JP 2001237291A JP 2000046391 A JP2000046391 A JP 2000046391A JP 2000046391 A JP2000046391 A JP 2000046391A JP 2001237291 A JP2001237291 A JP 2001237291A
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JP
Japan
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pattern
well
gate
semiconductor device
monitor
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JP2000046391A
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English (en)
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Tokuo Nakajo
徳雄 中條
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートの寸法管理精度を向上できる半導体装
置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置は、セルフアラ
イン方式で形成された段差を有するウエル15,16
と、このウエル上に形成された段差を有するLOCOS
酸化膜21〜23と、このLOCOS酸化膜及びウエル
の上に形成されたモニター用ポリシリコンパターン13
と、を具備する。このモニター用ポリシリコンパターン
13は、チップ領域内の実パターンであるゲートパター
ンの寸法を管理するためのものであり、上記ゲートパタ
ーンの下には、上記ウエル15,16に対応するウエル
及び上記LOCOS酸化膜21〜23に対応するLOC
OS酸化膜が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ内の実パタ
ーンの寸法を管理するためのモニター用パターンを有す
る半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】年々、LSIの高集積化、高密度化が進
み、それに伴ない半導体素子の微細化も進んでいる。こ
の高密度な微細加工技術に合わせて、ゲート電極の寸法
管理も重要となっている。
【0003】図4は、従来の半導体装置を示す平面図で
ある。この半導体装置は、スクライブライン101のあ
る領域に設けられたモニター用ポリシリコンパターン1
03である。このポリシリコンパターン103は、ポリ
シリコン膜をパターニングすることによりチップ領域に
ゲート電極を形成する際に同時に形成した寸法測定用の
パターンである。このパターン103は、中央の長いラ
インパターンと、その両側に形成された短いラインパタ
ーンと、から構成されている。
【0004】このモニター用ポリシリコンパターン10
3が形成された後(即ちゲート電極が形成された後)、
このパターン103の寸法を測定し、その測定結果から
ゲート電極の寸法管理を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
半導体装置では、チップ領域に形成したゲート電極の下
地の段差状態とモニター用ポリシリコンパターン103
の下地の段差状態が異なっている。つまり、ゲート電極
の下地には素子分離膜やウエルの段差があるが、モニタ
ー用ポリシリコンパターン103の下地には、素子分離
膜による段差やウエル段差が形成されていない。このよ
うに両者の下地の段差状態が異なるため、モニター用ポ
リシリコンパターン103の寸法測定結果が、チップ内
の実パターンの寸法を正確に反映していないことがあ
る。従って、このモニター用ポリシリコンパターン10
3では寸法測定精度が十分ではない。
【0006】また、モニター用ポリシリコンパターン1
03では、チップ内の実パターンに対してパターンの疎
密に差があり、必ずしも実パターン寸法を正確に反映し
ていないことがある。従って、この点でも寸法測定精度
が十分ではない。
【0007】また、スクライブラインにモニター用トラ
ンジスタを形成し、その寸法測定を行うことにより、ゲ
ートの寸法管理を行う方法もある。しかし、この方法で
は、モニター用トランジスタとチップ内の実パターンに
おいてパターンの疎密に差があることから、十分な寸法
管理精度を得ることができない。
【0008】また、チップ内の実パターンであるゲート
電極の寸法を測定することにより、ゲートの寸法管理を
行う方法もある。しかし、この方法では、同一プロセス
で製造されるが製品は異なる異種機種間において互いの
寸法比較を単純に行うことができない。その理由は、同
一プロセスの異種機種間では必ずしも同一のチップ内実
パターンが存在するとは限らないためである。従って、
この方法でも十分な寸法管理精度を得ることができな
い。
【0009】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、ゲートの寸法管理精度を
向上できる半導体装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、セルフアライン方式で形成された段差を有するウエ
ルと、このウエル上に形成された段差を有する素子分離
膜と、この素子分離膜及びウエルの上に形成されたモニ
ター用パターンと、を具備し、上記モニター用パターン
は、チップ領域内の実パターンであるゲートパターンの
寸法を管理するためのものであり、上記ゲートパターン
の下には、上記ウエルに対応するウエル及び上記素子分
離膜に対応する素子分離膜が形成されていることを特徴
とする。
【0011】上記半導体装置によれば、チップ領域に形
成した実パターンであるゲートパターンの下地の段差状
態をモニター用パターンの下地に反映させている。即
ち、セルフアライン方式によるウエル段差、素子分離膜
の段差によるゲートの太りや細りをモニター用パターン
にも反映させることができ、Nウエルアクティブ上、N
ウエルLOCOS上、Pウエルアクティブ上、Pウエル
LOCOS上それぞれのゲート寸法の測定が可能とな
る。このため、モニター用パターンの寸法測定の精度を
十分に高めることができる。従って、ゲートパターンの
寸法管理精度を向上させることができる。
【0012】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記モニター用パターンが、スクライブライン又は
チップ領域の外周部に形成されていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態による半導体
装置を示す平面図である。図2は、図1に示す2−2線
に沿った断面図である。図3は、図1に示す3−3線に
沿った断面図である。
【0015】図1に示す半導体装置は、スクライブライ
ン11上に設けられたモニター用ポリシリコンパターン
13である。このパターン13は、セルフアラインによ
りPウエル、Nウエルを形成し、LOCOS酸化膜によ
り素子分離を行うCMOSトランジスタを用いた半導体
装置のゲートの寸法を管理するためのパターンである。
このパターン13は、パターン幅とスペース(パターン
13の間隔)をプロセスのデザインルールから決め、チ
ップ領域内の実パターンであるゲートパターンの疎密及
び寸法を反映させたパターンである。モニター用ポリシ
リコンパターン13は、互いに略平行な5つ程度以上の
ラインパターンにより構成されており、チップ内の実パ
ターンに対してパターンの疎密に差がない。
【0016】モニター用ポリシリコンパターン13の下
には、図1に示すように、Nウエル15とPウエル16
からなるツインウエル、ゲート酸化膜及び第1〜第3の
LOCOS酸化膜21〜23が配置されている。このモ
ニター用ポリシリコンパターン13の下地は、チップ領
域内の実パターンであるゲートパターンの下地を反映さ
せたものである。つまり、モニター用ポリシリコンパタ
ーン13の下地の段差状態は、実パターンであるゲート
パターンの下地の段差状態が反映したものである。
【0017】Nウエル15とPウエル16はウエル境界
14により分離されている。第1〜第3のLOCOS酸
化膜21〜23は、互いに略平行なラインパターンから
なり、ポリシリコンパターン13に対して交差するよう
に配置されている。
【0018】次に、上記半導体装置の製造方法について
説明する。
【0019】まず、図2に示すように、チップ領域内及
びスクライブラインそれぞれにおけるシリコン基板10
にセルフアラインによりNウエル15及びPウエル16
を形成する。すなわち、シリコン基板10上に窒化膜
(図示せず)を堆積し、この窒化膜上にPウエル形成領
域上に位置するレジスト膜を設け、このレジスト膜をマ
スクとして窒化膜をエッチングする。次に、このレジス
ト膜及び窒化膜をマスクとしてN型不純物をイオン注入
することにより、シリコン基板10にはNウエル15が
形成される。次に、上記レジスト膜を剥離した後、窒化
膜をマスクとしてシリコン基板表面に熱酸化を行うこと
により、Nウエル15上に酸化膜を形成する。この酸化
膜を形成する際にシリコン基板中のシリコンが消費され
るため、Nウエル表面とPウエル表面にはウエル段差が
形成される。次に、上記窒化膜を剥離した後、この酸化
膜をマスクとしてP型不純物をイオン注入することによ
り、シリコン基板10にはPウエル16が形成される。
次に、上記酸化膜を剥離する。
【0020】この後、素子分離のためチップ領域内及び
スクライブラインそれぞれにおけるシリコン基板10の
表面に熱酸化法により第1〜第3のLOCOS酸化膜2
1〜23を設ける。次に、LOCOS酸化膜の相互間の
シリコン基板表面に熱酸化法によりゲート酸化膜19を
形成する。
【0021】この後、図2及び図3に示すように、チッ
プ領域内及びスクライブラインそれぞれにおけるゲート
酸化膜19及びLOCOS酸化膜21〜23の上にポリ
シリコン膜を堆積する。次に、このポリシリコン膜をパ
ターニングすることにより、スクライブラインにおける
ゲート酸化膜19及びLOCOS酸化膜の上にはモニタ
ー用ポリシリコンパターン13が形成され、チップ領域
内におけるゲート酸化膜及びLOCOS酸化膜の上には
ゲート電極パターン(図示せず)が形成される。この
際、モニター用ポリシリコンパターン13は、チップ領
域内のゲート電極パターンに対してパターンの疎密に差
がない。
【0022】次に、アクティブ上に位置するモニター用
ポリシリコンパターン13のパターン幅及びスペースな
どの寸法を測定し、その測定結果からゲート電極の寸法
管理を行う。また、その測定結果が規格外である場合や
規格内であっても必要な場合は、素子分離膜であるLO
COS酸化膜上に位置するモニター用ポリシリコンパタ
ーン13の寸法を測定する。これにより、ゲートの寸法
の異常などの解析を行うことが可能となる。
【0023】上記実施の形態によれば、チップ領域に形
成した実パターンであるゲートパターンの下地の段差状
態をモニター用ポリシリコンパターン13の下地に反映
させている。即ち、セルフアライン方式によるウエル段
差、LOCOS酸化膜の段差によるゲートの太りや細り
をモニター用ポリシリコンパターン13にも反映させる
ことができ、Nウエルアクティブ上、NウエルLOCO
S上、Pウエルアクティブ上、PウエルLOCOS上の
ゲート寸法の測定が可能となる。このため、モニター用
ポリシリコンパターン13の寸法測定の精度を十分に高
めることができる。つまり、寸法管理パターンであるモ
ニター用ポリシリコンパターン13の寸法を測定するこ
とにより、従来の半導体装置に比べてゲートの寸法管理
精度を向上させることができる。また、同一プロセスの
異種機種間の寸法比較も容易となる。
【0024】また、本実施の形態では、チップ内の実パ
ターンに対してパターンの疎密に差のないモニター用ポ
リシリコンパターン13を形成している。即ち、このパ
ターン13は実パターン寸法を正確に反映している。従
って、寸法管理パターンの測定でチップ内の実パターン
の十分な寸法把握が可能となる。
【0025】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態では、本発明をCMOSトランジスタを
用いた半導体装置のゲートの寸法を管理するためのパタ
ーンに適用しているが、本発明を他の半導体装置のゲー
トの寸法を管理するためのパターンに適用することも可
能である。
【0026】また、本実施の形態では、スクライブライ
ン11にモニター用ポリシリコンパターン13を形成し
ているが、チップ領域の外周部にモニター用ポリシリコ
ンパターンを形成することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ップ領域に形成した実パターンであるゲートパターンの
下地の段差状態をモニター用パターンの下地に反映させ
ている。したがって、ゲートの寸法管理精度を向上でき
る半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半導体装置を示す平
面図である。
【図2】図1に示す2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1に示す3−3線に沿った断面図である。
【図4】従来の半導体装置を示す平面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 スクライブライン 13 モニター用ポリシリコンパターン 14 ウエル境界 15 Nウエル 16 Pウエル 19 ゲート酸化膜 21〜23 第1〜第3のLOCOS酸化膜 101 スクライブライン 103 モニター用ポリシリコンパターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルフアライン方式で形成された段差を
    有するウエルと、 このウエル上に形成された段差を有する素子分離膜と、 この素子分離膜及びウエルの上に形成されたモニター用
    パターンと、 を具備し、 上記モニター用パターンは、チップ領域内の実パターン
    であるゲートパターンの寸法を管理するためのものであ
    り、 上記ゲートパターンの下には、上記ウエルに対応するウ
    エル及び上記素子分離膜に対応する素子分離膜が形成さ
    れていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記モニター用パターンが、スクライブ
    ライン又はチップ領域の外周部に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
JP2000046391A 2000-02-23 2000-02-23 半導体装置 Withdrawn JP2001237291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027789A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Fujitsu Ltd モニタ位置決定装置およびモニタ位置決定方法

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Effective date: 20070501