JP2721607B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2721607B2
JP2721607B2 JP3308946A JP30894691A JP2721607B2 JP 2721607 B2 JP2721607 B2 JP 2721607B2 JP 3308946 A JP3308946 A JP 3308946A JP 30894691 A JP30894691 A JP 30894691A JP 2721607 B2 JP2721607 B2 JP 2721607B2
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    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique

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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板内部に評
価用デバイスを広範囲に構成できる半導体装置及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の量産製造時に、製造
された半導体素子のできばえを評価することにより、量
産ラインの管理を行うのが一般的である。
【0003】図22はTEG(Test Element Group)に
よるデバイス評価方法を示す説明図である。同図に示す
ように、量産されたウェハ13の一部にTEG14を適
当に配置し(図22では3個)する。TEG14は電流
増幅率、抵抗、pn接合の耐圧、トランジスタの閾値電
圧等のプロセスパラメータが測定できるように構成され
ており、このTEG14を検査することにより、ウエハ
13に製造された半導体素子のできばえの評価が行え
る。
【0004】図23は、モニタ用トランジスタをによる
デバイス評価方法を示す説明図である。同図に示すよう
に、ウェハ13上に製造された各集積回路(IC)チッ
プ1にそれぞれ1個のウェハプロセスモニタ用トランジ
スタ15を作りこんでいる。
【0005】図24は、図23で示したICチップ1の
詳細を示す説明図である。同図に示すように、標準セル
ベース方式で製造される複数の標準セルからなる標準セ
ルブロック17,17間の電気的接続が配線18により
行われる。そして、標準セルブロック17及び配線1
が形成されていないICチップ1上にモニタ用トランジ
スタ15を形成している。このモニタ用トランジスタ1
5の各電極はモニタ用配線19を介してトランジスタ評
価用パッド16に電気的に接続される。このトランジス
タ評価用パッド16に外部テスタの触針を接触させて、
モニタ用トランジスタ15の特性を検査することができ
る。
【0006】図25はモニタ用トランジスタ15の平面
図、図26はそのA−A断面図である。同図において、
65はn型エピタキシャル領域、66はp型拡散領域、
67はn型拡散領域である。したがって、モニタ用トラ
ンジスタ15は、n型エピタキシャル領域65をコレク
タとし、p型拡散領域をベースとし、n型拡散領域をエ
ミッタとしたnpnバイポーラトランジスタとなる。こ
のモニタ用トランジスタを標本として、その電気的特性
を検査することにより、ICチップ1内に作り込まれた
半導体素子のできばえの評価が行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の半導体装置は、ICチップ上に実装される半導体
素子の評価用にTEGを設けたり、モニタ用トランジス
タを設けたりしていた。
【0008】しかしながら、ウェハ上にTEGを作り込
む方法では、ウェハ面内の製造バラツキを考慮した評価
を全く行えないという問題点があった。
【0009】一方、各ICチップ上に1個のモニタ用ト
ランジスタを設ける方法は、LSI規模になると、1つ
のICチップ上に1000〜10万個のトランジスタが
構成されるため、実際に製造されるトランジスタの数に
比べモニタ用トランジスタの数が少なすぎ、標本として
不十分であり、実装される半導体素子の正確な評価を行
うには限界があるという問題点があった。
【0010】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、LSIレベルで集積化された半導体チッ
プから形成されても、そのできばえを正確に評価するこ
とができる半導体装置及びその製造方法を得ることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体装置は、半導体基板と、該半導体基板内
に形成された複数の半導体素子と、前記複数の半導体素
子間の配線領域に設けられ、前記複数の半導体素子間の
電気的接続を行う金属配線層と、前記半導体基板上に前
記金属配線層と独立に形成された評価用パッドと、前記
配線領域下に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜下に形成
され、電極領域を有する評価用デバイスとを備え、前記
電極領域は前記評価用パッドと電気的に接続される。
【0012】また、この発明にかかる請求項2記載の半
導体装置の製造方法は、半導体基板を準備するステップ
と、前記半導体基板内において、実装半導体素子形成領
域と評価用デバイス形成領域とを分離するステップと、
前記実装半導体素子形成領域内に複数の半導体素子を形
成するステップと、前記評価用デバイス形成領域内に電
気的特性の検査が可能な電極領域を有する評価用デバイ
スを形成するステップと、前記評価用デバイス形成領域
上に絶縁膜を形成するステップと、前記評価用デバイス
形成領域上において前記絶縁膜上に形成され、前記複数
の半導体素子間を電気的に接続する金属配線層を形成す
るステップと、前記金属配線層とは電気的に独立して、
前記電極領域と電気的に接続する評価用パッドを形成す
るステップとを備えて構成されている。
【0013】
【作用】この発明の請求項1記載の半導体装置は、評価
用デバイスを配線領域下に金属配線層とは絶縁膜を介
て形成する。配線領域が半導体基板内に占める割合は比
較的大きいため、配線領域下に形成される評価用デバイ
ス全体の形成面積は規模の大きなものとなる。
【0014】また、請求項2記載の半導体装置の製造方
法では、評価用デバイス形成領域上が金属配線層の形成
領域、すなわち、請求項1記載の配線領域となる。した
がって、請求項1記載の半導体装置と同様、評価用デバ
イスを配線領域下に金属配線層とは絶縁膜を介して形成
するため、配線領域下に形成される評価用デバイス全体
の形成面積は規模の大きなものとなる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例である標準セ
ル方式で製造された半導体装置を示す平面図である。同
図に示すように、ICチップ1内に複数の標準セルブロ
ック2が設けられる。そして、標準セルブロック2,2
間に設けられたアルミ配線領域8にアルミ配線層(図示
せず)を形成して、各標準セルブロック2,2間の電気
的接続を図る。
【0016】図2は図1で示した半導体装置のアルミ配
線領域8の下層部を模式的に示す平面模式図、図3が図
2のB−B線周辺を示す平面模式図、図4は図2及び図
3のB−B断面を示す断面図である。これらの図に示す
ように、アルミ配線領域8(アルミ配線層18)下にお
いて、アルミ配線領域8下の外周領域にp型分離領域3
が形成され、その内周領域にn型エピタキシャル領域4
が形成される。そして、n型エピタキシャル領域4内の
表面内周領域にp型拡散領域5が形成され、さらに、p
型拡散領域5の表面内周領域にn型拡散領域6が形成さ
れる。なお、20はp型基板、7は酸化膜である。
【0017】したがって、n型エピタキシャル領域4を
コレクタ、p型拡散領域5をベース、n型拡散領域6を
エミッタとした、npnバイポーラトランジスタが評価
用デバイスとして、アルミ配線領域8下に形成される。
【0018】図5は評価用バイポーラトランジスタの各
電極領域と評価用パッド16との電気的接続状況を示し
た平面図である。同図に示すように、各電極領域4〜6
の一部をアルミ配線領域8の下層以外にも形成し、アル
ミ配線領域8の下層外の各電極領域4〜6上にそれぞれ
コンタクトホール40を設け、このコンタクトホール4
0を介することにより、評価用パッド16と電極領域4
〜6それぞれとの電気的接続をアルミ配線層19を形成
することにより行っている。
【0019】図6〜図9は、第1の実施例の半導体装置
の製造方法を示す断面図である。以下、これらの図を参
照しつつ、その製造方法について説明する。
【0020】まず、図6に示すように、p型基板20の
表面に選択的にアンチモンを熱拡散させて、n型埋め込
み層21を形成し、n型埋め込み層21を含むp型基板
20上全面に、エピタキシャル成長法によりn型エピタ
キシャル層22を形成する。
【0021】そして、図7に示すように、ボロンを選択
的に熱拡散し、n型エピタキシャル層22に選択的にp
型分離領域3を形成することにより、n型エピタキシャ
ル層22を分離し、実装トランジスタ形成領域50(5
0A及び50B)及び評価用トランジスタ形成領域51
それぞれに、n型エピタキシャル層22の島であるn型
エピタキシャル領域4を形成し、その後、酸化膜7を全
面に形成する。
【0022】次に、図8に示すように、n型エピタキシ
ャル領域4の表面にボロンを選択的に熱拡散してp型拡
散領域5を形成する。さらに、n型エピタキシャル領域
4及びp型拡散領域5それぞれの表面にリンを選択的に
熱拡散してn型拡散領域6及び6′を形成する。
【0023】その後、図9に示すように、実装トランジ
スタ形成領域50A及び50Bに形成されたp型拡散領
域5、n型拡散領域6及び6′上の酸化膜7にコンタク
トホール52を形成する。この時、図5で示した評価用
トランジスタのコンタクトホール40も同時に形成す
る。そして、全面にアルミ層を形成後、パターニングし
てアルミ配線層18を形成する。この時、図5に示した
アルミ配線層19及び評価用パッド16も同時に形成す
る。
【0024】その結果、実装トランジスタ形成領域50
にはアルミ配線層18により電気的接続が行われる実装
npnバイポーラトランジスタが形成され、評価用トラ
ンジスタ形成領域51にはアルミ配線層19により評価
用パッド16に電気的に接続される評価用npnバイポ
ーラトランジスタが形成される。
【0025】そして、実装トランジスタ形成領域50A
に形成されたnpnバイポーラトランジスタと実装トラ
ンジスタ形成領域50Bに形成されたnpnバイポーラ
トランジスタとの電気的接続が、評価用トランジスタ形
成領域51上にアルミ配線層18を形成することにより
行われる。すなわち、実装トランジスタ形成領域50A
と50Bとがそれぞれ図1における異なる標準セルブロ
ック2に相当し、評価用トランジスタ形成領域51上が
図1のアルミ配線領域8に相当する。
【0026】したがって、評価用npnバイポーラトラ
ンジスタは、アルミ配線領域8の形成面積とほぼ同程度
の面積で形成することができる。標準セルベース方式で
は、ICチップ1内におけるセルブロック間配線用のア
ルミ配線領域8の占める割合は高いため、標本として十
分な形成面積を有している。その結果、評価用バイポー
ラトランジスを検査することにより、十分に信頼性の高
い実装トランジスタの評価を行うことができる。
【0027】また、必要不可欠なアルミ配線領域8下
に、評価用バイポーラトランジスを作り込むことになる
ため、評価用バイポーラトランジスタの形成がICチッ
プ1の集積度を損ねることはない。
【0028】図10は、この発明の第2の実施例である
標準セル方式で製造された半導体装置を示す平面図であ
る。同図に示すように、第1の実施例同様、ICチップ
1内に複数の標準セルブロック2が設けられる。そし
て、標準セルブロック2,2間に設けられたアルミ配線
領域8にアルミ配線層(図示せず)を形成して、各標準
セルブロック2,2間の電気的接続を図るとともに、ア
ルミ配線領域8下に評価用ダイオード(図示せず)を形
成する。
【0029】図11は評価用ダイオードの平面構造を示
す平面図、図12が図11のC−C断面を示す断面図で
ある。これらの図に示すように、アルミ配線領域8(ア
ルミ配線層18)下において、n型シリコン基板31の
表面にp型ウェル33が形成され、さらに、p型ウェル
33の表面にn型拡散領域43が選択的に形成される。
なお、37はフィールド酸化膜、44は層間絶縁膜であ
る。
【0030】したがって、p型ウェル領域33をアノー
ド、n型拡散領域43をカソードとしたダイオードが評
価用デバイスとして、アルミ配線領域8下に形成され
る。
【0031】図13〜図21は第2の実施例の半導体装
置の製造方法を示す断面図である。以下、これらの図を
参照してその製造方法を説明する。
【0032】まず、図13に示すように、n型のシリコ
ン基板31の全面に酸化膜32を形成後、酸化膜32上
から選択的にボロンを打ち込み、ドライブインすること
によりp型ウェル領域33を選択的に形成する。
【0033】次に、図14に示すように、酸化膜32を
全面除去した後、改めてバッファ酸化膜34を形成し、
酸化膜34上に酸化されにくい性質のある窒化膜35を
デポジションし、窒化膜35上にレジスト36を塗布す
る。そして、レジスト36を所定のパターンでパターン
ニングし、パターニングされたレジスト35をマスクと
してエッチング処理を施し、窒化膜35をパターニング
する。
【0034】そして、図15に示すように、窒化膜35
をマスクとして、高温処理を施してフィールド酸化膜3
7を形成することにより、LOCOS分離を行った後、
図16に示すように、バッファ酸化膜34及び窒化膜3
5を除去する。その結果、実装トランジスタ形成領域5
3(53A及び53B)と評価用ダイオード形成領域5
4に分離される。
【0035】次に、図17に示すように、pウェル領域
33の表面にゲート酸化膜38を形成し、さらに、全面
にポリシリコン層39を形成する。そして、図18に示
すように、ポリシリコン層39上にレジスト42を塗布
し、レジスト42を所定のパターンでパターニングし、
パターニングされたレジスト42をマスクとしてエッチ
ング処理を施すことにより、実装トランジスタ形成領域
53A及び53Bのゲート酸化膜38上ににゲート電極
41を形成する。このとき、評価用ダイオード形成領域
54のゲート酸化膜38上には、ゲート電極41は形成
しない。
【0036】次に、図19に示すように、ヒ素をイオン
注入法によりシリコン基板31中に選択的に打ち込みド
ライブインすることにより、実装トランジスタ形成領域
53A,53B及び評価用ダイオード形成領域54にお
けるp型ウェル領域4内の表面に選択的に高濃度なn型
拡散領域43を形成する。
【0037】そして、図20に示すように、全面に層間
絶縁膜44をデポジションし、その後、図21に示すよ
うに、実装トランジスタ形成領域53A及び53Bに形
成されたn型拡散領域43上に選択的にコンタクトホー
ル45を設ける。そして、全面にアルミ層を形成後、パ
ターニングしてアルミ配線層46を形成する。
【0038】その結果、実装トランジスタ形成領域53
A及び53Bにはアルミ配線層46により電気的接続が
行われ、n型拡散領域43をドレイン,ソース領域とし
たn型MOSトランジスタが形成され、評価用ダイオー
ド形成領域54にはp型ウェル領域33とn型拡散領域
43とのpn接合からなる評価用ダイオードが形成され
る。なお、評価用ダイオード形成領域54におけるp型
ウェル領域33,n型拡散領域43それぞれと図示しな
い評価用パッドとの電気的接続は、第1の実施例と同様
に、p型ウェル領域33,n型拡散領域43の一部をア
ルミ配線領域8の下層以外にも形成し、アルミ配線領域
8の下層外に形成されたp型ウェル領域33,n型拡散
領域43上の層間絶縁膜44にコンタクトホールを設
け、コンタクトホール,評価用パッド間に、アルミ配線
層46とは独立した別のアルミ配線層を形成することに
より行われる。
【0039】そして、実装トランジスタ形成領域53A
に形成されたNMOSトランジスタと実装トランジスタ
形成領域53Bに形成されたNMOSトランジスタとの
電気的接続が、評価用トダイオード形成領域54上にア
ルミ配線層46を形成することにより行われる。すなわ
ち、実装トランジスタ形成領域53Aと53Bとがそれ
ぞれ図10における異なる標準セルブロック2に相当
し、評価用ダイオード形成領域54上が図10のアルミ
配線領域8に相当する。
【0040】したがって、評価用ダイオードは、アルミ
配線領域8の形成面積とほぼ同程度の面積で形成できる
ため、第1の実施例同様、評価用ダイオードを検査する
ことにより、十分信頼性の高い評価を行うことができ
る。
【0041】トランジスタ、ダイオード等の評価用デバ
イスは、アルミ配線領域8の幅が評価用デバイスの形成
に必要な最小寸法を有していれば、ICチップ上に作り
込むことができる。また、評価用デバイスは、トランジ
スタ、ダイオードに限らず、金属層からなる抵抗でもよ
く、種々のものが考えられ、その評価する内容によっ
て、評価用デバイスの種類、パターン寸法を変化させる
ことにより、目的に適合した半導体装置の評価を行うこ
とができる。
【0042】なお、第1及び第2の実施例では、評価用
パッドと評価用デバイスとの電気的接続は、アルミ配線
領域8の下層以外に評価用デバイスの一部を形成し、ア
ルミ配線領域8の下層外で、評価用パッドと評価用デバ
イスとの配線層を形成する例を示したが、これに限ら
ず、多層配線技術を利用することにより、アルミ配線層
領域8上でアルミ配線層18とは独立した配線層を形成
して評価用パッドと評価用デバイスとの電気的接続を行
うこともできる。
【0043】また、標準セル方式で製造された半導体装
置に限らず、どのような半導体装置であっても評価用デ
バイスが形成可能な幅を有する配線領域を備えた半導体
装置であればこの発明を適用することができる。
【0044】また、第1及び第2の実施例では、アルミ
配線領域8の下層に比較的大きな評価用デバイスを1個
作り込んだ例を示したが、これに限定されず、アルミ配
線領域8の下層領域を複数の領域に分割し、各分割領域
にそれぞれ評価用デバイスを作り込む構成でもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1記載の半導体装置によれば、評価用デバイスを配線領
域下に金属配線層とは絶縁膜を介して形成しており、配
線領域が半導体基板内に占める割合は比較的大きいた
め、配線領域下に形成される評価用デバイス全体の形成
面積は規模の大きなものとなる。
【0046】その結果、請求項1記載の半導体装置にお
ける評価用デバイスは、標本として十分な形成面積を有
することができるため、この評価用デバイスを検査する
ことにより、十分に信頼性の高い評価を行うことができ
る。また、必要不可欠な配線領域下に、評価用デバイス
を作り込むことになるため、評価用デバイスの形成はな
んら集積度を損ねない。
【0047】また、請求項2記載の半導体装置の製造方
法によれば、評価用デバイス形成領域上が金属配線層の
形成領域、すなわち、請求項1記載の配線領域となる。
したがって、請求項1記載の半導体装置と同様、評価用
デバイスを配線領域下に金属配線層とは絶縁膜を介して
形成するため、配線領域下に形成される評価用デバイス
全体の形成面積は規模の大きなものとなる。
【0048】その結果、請求項2記載の製造方法により
製造される半導体装置の評価用デバイスは、標本として
十分な形成面積を有することができるため、この評価用
デバイスを検査することにより、十分に信頼性の高い評
価を行うことができる。また、必要不可欠な配線領域下
に、評価用デバイスを作り込むことになるため、評価用
デバイスの形成はなんら集積度を損ねない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である半導体装置を示
す平面図である。
【図2】第1の実施例の半導体装置の評価用トランジス
タを示す平面模式図である。
【図3】図2におけるB−B線周辺を示す平面模式図で
ある。
【図4】図2におけるB−B断面を示す断面図である。
【図5】第1の実施例の半導体装置の評価用パッド周辺
を示す平面模式図である。
【図6】第1の実施例の半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図7】第1の実施例の半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図8】第1の実施例の半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図9】第1の実施例の半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図10】この発明の第2の実施例である半導体装置を
示す平面図である。
【図11】第の実施例における評価用ダイオードを示
す平面模式図である。
【図12】図11におけるC−C断面を示す断面図であ
る。
【図13】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図14】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図15】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図16】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図17】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図18】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図19】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図20】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図21】第2の実施例の半導体装置の製造方法を示す
断面図である。
【図22】TEGを有した従来のウェハを示す表面概念
図である。
【図23】評価用トランジスタを有した従来のウェハを
示す表面概念図である。
【図24】図22で示したICチップの詳細を示す表面
概念図である。
【図25】図23で示した評価用トランジスタを示す平
面図である。
【図26】図24におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ICチップ 2 標準セルブロック 4 n型エピタキシャル領域 5 p型拡散領域 6 n型拡散領域 8 アルミ配線領域 16 評価用パッド 18 アルミ配線層 19 評価用アルミ配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−262145(JP,A) 特開 昭62−237742(JP,A) 特開 昭50−32881(JP,A) 特開 平1−134280(JP,A) 特開 昭63−150936(JP,A) 特開 平1−233749(JP,A) 特開 昭63−126263(JP,A) 特開 昭62−169355(JP,A) 特開 昭62−237741(JP,A) 特開 昭60−10638(JP,A) 特開 平4−365347(JP,A) 特開 昭63−222439(JP,A) 実開 昭63−167753(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 該半導体基板内に形成された複数の半導体素子と、 前記複数の半導体素子間の配線領域に設けられ、前記複
    数の半導体素子間の電気的接続を行う金属配線層と、前記半導体基板上に前記金属配線層と独立に形成された
    評価用パッドと、 前記配線領域下に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜下に形成され、電極領域を有する評価用デバ
    イスとを備え、前記電極領域は前記評価用パッドと電気
    的に接続される、 半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板を準備するステップと、 前記半導体基板内において、実装半導体素子形成領域と
    評価用デバイス形成領域とを分離するステップと、 前記実装半導体素子形成領域内に複数の半導体素子を形
    成するステップと、 前記評価用デバイス形成領域内に電気的特性の検査が可
    能な電極領域を有する評価用デバイスを形成するステッ
    プと、前記評価用デバイス形成領域上に絶縁膜を形成するステ
    ップと、 前記評価用デバイス形成領域上において前記絶縁膜上に
    形成され、前記複数の半導体素子間を電気的に接続する
    金属配線層を形成するステップと、 前記金属配線層とは電気的に独立して、前記電極領域と
    電気的に接続する評価用パッドを形成するステップとを
    備える、 半導体装置の製造方法。
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