JP2004031859A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリサイド層の膜厚や拡散層の深さが小さくなる場合に、電極上に測定端子となる針が接触しても接合破壊が発生することがない製造プロセスを管理する半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリサイド層上に測定端子の針を接触させても、パッドとなるシリサイド層は針圧によって破壊されても、拡散層上にパッド電極となる第2半導体層が存在し、緩衝材として働くので拡散層が破壊されることがない。したがって、拡散層とウェルがショートすることがなく、安定して欠陥の電気的評価をすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製造プロセスを管理する半導体装置及びその製造方法に関し、特に欠陥評価パターンを用いて電気的にオープンまたはショートを評価する評価素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造工程において、製造工程で発生する欠陥は半導体層の歩留りに大きく影響を及ぼす。欠陥管理手法としては、光学的に欠陥を見つける手法が多く取り入れられているが、ここで発見される欠陥全てが歩留りに影響するのではなく、一部が歩留まりに影響する欠陥(以下、キラー欠陥と言う)であり、他のものは歩留りに影響しない欠陥である。このキラー欠陥を電気的に検出するため、評価素子となる欠陥評価パターンを作製して電気的評価から製造工程を管理することも重要になってきている。一般に、欠陥管理を行う製造工程を対象として、評価素子を有する半導体装置をショートループで形成する。
【0003】
従来の評価素子について、図面を参照しながら説明する。なお、評価素子となる欠陥評価パターンは、欠陥を検出するパターン本体部と測定用の電極部とで構成される。図5(a)はショート用欠陥評価パターンのレイアウト図、図5(b)はオープン及びショート用欠陥評価パターンのレイアウト図、図5(c)は欠陥評価パターン本体部の部分断面図、図5(d)は欠陥評価パターン電極部の断面図、および図5(e)はウェル電極部の断面図である。
【0004】
図5(a)に示すように、ショート用欠陥評価パターンは、測定するテスターの針が接触する電極101,102と、電極101から引き伸ばされているパターン103と、電極102から引き伸ばされているパターン104とが形成され、パターン103とパターン104は接触しないようにレイアウトされる。また、電極105はウェルと接続しており、例えばウェルがn型半導体層の場合、電極105もn型半導体層で形成する。一方、電極101、電極102、パターン103およびパターン104はp型半導体層で形成する。そして、電極105でウェル電位を設定し、電極101と電極102に電圧をかけて電流を測定することにより、電気的な欠陥を測定することができる。この場合、電流が閾値以上になると、パターン103とパターン104の間にショート欠陥が存在する。
【0005】
また、図5(b)に示すように、オープン及びショート用欠陥評価パターンは、電極106と電極107を接続するパターン108と、電極109から引き伸ばされているパターン110とが形成され、パターン108とパターン110は接触しないようにレイアウトされる。また、電極111はウェルと接続しており、例えばウェルがn型半導体層の場合、電極111もn型半導体層で形成する。一方、電極106、電極107、パターン108、電極109およびパターン110はp型半導体層で形成する。そして、電極111でウェル電位を設定し、電極106と電極107に電圧をかけて電流を測定し、電流が閾値以下ならば、パターン108にオープン欠陥が存在する。また、電極106または電極107と電極109に電圧をかけて電流を測定し、電流が閾値以上になると、パターン108とパターン110の間にショート欠陥が存在する。
【0006】
図5(c)に示すように、欠陥評価パターンの本体部(パターン103、パターン104、パターン108およびパターン110)は、半導体基板112上に形成されたウェル113と、パターン114の周囲に形成されてお互いを分離する酸化シリコン膜115と、ウェル113の上部に形成された反対導電形の拡散層116と、拡散層116の表面に形成された電気抵抗が低いシリサイド層117と、パターン114間の表面リークを防止するため保護膜118で覆われている。例えば、ウェル112がn型半導体層の場合、拡散層116はp型半導体層である。
【0007】
図5(d)に示すように、欠陥評価パターンの電極部(電極101、電極102、電極106、電極107および電極109)は、半導体基板112上に形成されたウェル113と、ウェル113の周囲に形成されて他のパターンと分離する酸化シリコン膜115と、ウェル113の上部に形成された反対導電形の拡散層116と、拡散層116の表面には電気抵抗が低いシリサイド層117が形成されている。
【0008】
図5(e)に示すように、ウェル電極部(電極105、電極111)は、半導体基板112上に形成されたウェル113と、ウェル113の周囲に形成されて他のパターンと分離する酸化シリコン膜115と、ウェル113の上部に形成された同じ導電形の拡散層119と、拡散層119の表面には電気抵抗が低いシリサイド層117が形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例では微細化が進むにつれて、図5(d)に示した電極構造では、シリサイド層117の膜厚や拡散層116の深さが小さくなり、テスターの針を電極に接触させるとその圧力でシリサイド層117や拡散層116を破壊してしまう。この様子を図6に示す。
【0010】
すなわち、シリサイド層117上に測定端子の針120を接触させる際、十分な針圧がないと所望の電圧が電極にかからず、正確な測定ができなくなる。一方、電圧が正確にかかるように針圧を上げていくと、シリサイド層117や拡散層116を破壊し、その結果として接合破壊121が発生する。そのため、針120とウェル113の間がショートしてしまい、電気的に欠陥測定ができなくなる課題を有していた。
【0011】
また、絶縁膜を堆積した後、コンタクトを形成してアルミニウムからなるメタル電極を形成する方法もあるが、コンタクトからメタル電極を形成するまでの工程欠陥の増加や工程数の増加などの問題を有する。
【0012】
本発明は、上記課題を解決するために創作されたものであり、シリサイド層117の膜厚や拡散層116の深さが小さくなる場合に、電極上に測定端子となる針120が接触しても接合破壊121が発生することはなく、また、メタル電極を形成する必要のない製造プロセスを管理する半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、欠陥評価パターンからなる評価素子とを有する半導体装置において、基板上に形成された一方導電型の第1半導体層と、第1半導体層のパッド電極領域の周囲に形成された絶縁体層と、パッド電極領域上に形成された他方導電型の第2半導体層と、第2半導体層の表面に形成されたシリサイド層とを備えたことを特徴とする。
【0014】
この構成によって、シリサイド層上に測定端子の針を接触させても、パッドとなるシリサイド層は針圧によって破壊されても、拡散層上にパッド電極となる第2半導体層が存在し、緩衝材として働くので拡散層が破壊されることがない。したがって、拡散層とウェルがショートすることがなく、安定して欠陥の電気的評価をすることができる。
【0015】
また、上記の半導体装置において、第2半導体層下に形成された他方導電型の第1拡散層と、パッド電極領域と接続する評価パターン領域の周囲にも形成された絶縁体層と、評価パターン領域に形成された他方導電型の第2拡散層と、第2拡散層の表面にシリサイド層とを備えたことが好ましい。
【0016】
また、上記の半導体装置において、半導体装置はMOSトランジスタをさらに備え、評価素子のパッド電極となる第2半導体層が、MOSトランジスタのゲート電極と同時に形成されたことが好ましい。
【0017】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、欠陥評価パターンからなる評価素子とを有する半導体装置の製造方法において、基板上に一方導電型の第1半導体層を形成する工程と、第1半導体層のパッド電極領域の周囲に絶縁体層を形成する工程と、パッド電極領域上に他方導電型の第2半導体層を形成する工程と、第2半導体層の表面にシリサイド層を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0018】
この構成によって、パッド電極となる第2半導体層はMOSトランジスタのゲート電極と同時に形成されるので、従来のようなコンタクトからメタル電極を形成する工程を付加することなく、欠陥評価パターンを作製することができる。したがって、僅かな工程を付加するだけで、欠陥評価パターンの接合破壊を防止することができ、しかも短期間で評価することができる。
【0019】
また、上記の製造方法において、絶縁体層を形成する工程では、パッド電極領域と接続する評価パターン領域の周囲にも絶縁体層を形成しており、第2半導体層を形成する工程の後に、第2半導体層下に他方導電型の第1拡散層を形成する工程と、評価パターン領域に他方導電型の第2拡散層を形成する工程とを備え、シリサイド層を形成する工程では、第2拡散層の表面にもシリサイド層を形成することが好ましい。
【0020】
また、上記の製造方法において、半導体装置はMOSトランジスタをさらに備え、第2半導体層からなる電極を形成する工程は、第1半導体層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、パッド電極領域上のゲート絶縁膜だけを除去する工程と、除去工程の後に基板上に他方導電型の第2半導体層を堆積する工程と、第2半導体層を選択的にエッチングして、MOSトランジスタのゲート電極と評価素子のパッド電極とを同時に形成する工程とを包含することが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態に係わる製造プロセスを管理する半導体装置の断面構造である。
【0022】
図1において、ウェル11はシリコンよりなる基板10上に形成されており、欠陥評価パターンの本体となる拡散層13はウェル11上部に形成されている。拡散層13はウェル11とは反対導電型で形成されており、例えばウェル11がp型半導体層の場合は、拡散層13はn型半導体層である。なお、シリコン基板10は、n型、p型どちらでもよい。また、拡散層13は他の素子と電気的に分離するために絶縁体層である酸化シリコン膜12で分離されている。酸化シリコン膜12はLOCOSやSTIなどに代表される素子分離である。拡散層13上には欠陥評価パターンのパッド電極となるポリシリコン層14があり、ポリシリコン層14と拡散層13は電気的に接続している。また、ポリシリコン層14は拡散層13と同じ導電型の半導体層であり、拡散層13がn型半導体層のときはポリシリコン層14もn型半導体層である。そして、ポリシリコン層14の表面にはシリサイド層15が形成されている。
【0023】
以上から、従来例と同様にして、シリサイド層15上に測定端子の針を接触させると、パッドとなるシリサイド層15は、測定の針圧によって破壊されることがあるが、拡散層13上にパッド電極となるポリシリコン層14が存在し、緩衝材として働くので拡散層13が破壊されることがない。
【0024】
したがって、本発明の欠陥評価パターンからなる評価素子を有する半導体装置は、拡散層13とウェル11がショートすることがなく、安定して欠陥の電気的評価をすることができる。
【0025】
なお、本実施形態においては、パッド電極はポリシリコンを用いたが、SiGeやGaAsなど他の半導体材料でも、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0026】
また、ポリシリコン層14上にはシリサイド層15を形成したが、シリサイド層がなくても、また、タングステンなどの金属材料でも、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0027】
また、シリコン基板10を用いたが、SiGeやGaAsなどの他の半導体基板やシリコン層を有するSOI基板、あるいはガラス基板などの他の基板であっても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0028】
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図2〜図4は本発明の第2の実施形態に係る製造プロセスを管理する半導体装置の製造方法を示す工程順断面図である。
【0029】
まず、図2(a)に示すように、シリコンよりなる基板20の表面に酸化シリコン膜21で分離パターンを形成する。形成方法は、STI分離やLOCOS分離などを用いる。次に、硼素を注入し、熱処理してウェル22を形成する。
【0030】
次に、図2(b)に示すように、ゲート酸化膜23を形成した後、リソグラフィー技術でパッド部分を開口し、弗酸エッチでパッド部分のゲート酸化膜23だけを除去し、レジストマスクを除去する。これで、パッドとなる部分のゲート酸化膜が除去される。
【0031】
次に、図2(c)に示すように、ゲート電極となるポリシリコン膜24を形成した後、燐を注入してn型のポリシリコン膜24を形成する。熱処理を加えることで、n型拡散層25が形成される。
【0032】
次に、図3(a)に示すように、MOSトランジスタのゲート電極(図示せず)のパターニング時に、欠陥評価パターンのパッド電極となるポリシリコン層26を同時に形成する。
【0033】
次に、図3(b)に示すように、リソグラフィー技術を用いて注入領域27を開口し、砒素の注入をする。ここで、ポリシリコン層26には注入してもしなくてもどちらでも良い。その後、熱処理を行って、欠陥評価パターンの本体となるn型拡散層28を形成する。注入領域27以外の領域29については、硼素の注入をしてもしなくてもどちらでも良い。
【0034】
次に、図4(a)に示すように、ゲート酸化膜23だけを除去した後、シリサイドソースとなる例えばコバルト膜を形成する。その後、熱処理を行ってシリコン表面に選択的にシリサイド層30を形成した後、酸化シリコン膜21上に残った未反応のコバルト膜を除去する。
【0035】
最後に、図4(b)に示すように、表面リークを防止する保護膜となる酸化膜31を形成し、リソグラフィー技術でパッド部を開口させて、弗酸エッチでパッドを形成すると、欠陥評価パターンを有する半導体装置が完成する。
【0036】
以上から、パッド電極となるポリシリコン層26はMOSトランジスタのゲート電極と同時に形成されるので、従来のようなコンタクトからメタル電極を形成する工程を付加することなく、欠陥評価パターンを作製することができる。
【0037】
したがって、本発明の欠陥評価パターンからなる評価素子を有する半導体装置の製造方法は、僅かな工程を付加するだけで、欠陥評価パターンの接合破壊を防止することができ、しかも短期間で評価することができる。
【0038】
なお、本実施形態においては、ポリシリコン層26がゲート電極のポリシリコン層と同じであるため、同時にゲート工程における欠陥評価パターンを形成することができる。
【0039】
また、ポリシリコン膜24に燐を注入後に熱処理をして拡散層25を形成したが、注入工程以降のどの工程で熱処理を入れても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0040】
また、ウェルに硼素を注入してp型半導体層を形成したが、燐や砒素などの注入をしてn型半導体層にした場合、ポリシリコン膜24や拡散層25への注入は硼素や2弗化硼素などに変え、それぞれをp型半導体層に変えても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0041】
また、シリコン基板20を用いたが、SiGeやGaAsなどの他の半導体基板やシリコン層を有するSOI基板、あるいはガラス基板などの他の基板であっても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0042】
また、保護膜31に酸化シリコン膜を用いたが、窒化シリコン膜などの他の絶縁体膜であっても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の欠陥評価パターンからなる評価素子を有する半導体装置は、シリサイド層上に測定端子の針を接触させても、パッドとなるシリサイド層は針圧によって破壊されても、拡散層上にパッド電極となる第2半導体層が存在し、緩衝材として働くので拡散層が破壊されることがない。したがって、拡散層とウェルがショートすることがなく、安定して欠陥の電気的評価をすることができる。
【0044】
また、本発明の欠陥評価パターンからなる評価素子を有する半導体装置の製造方法は、パッド電極となる第2半導体層はMOSトランジスタのゲート電極と同時に形成されるので、従来のようなコンタクトからメタル電極を形成する工程を付加することなく、欠陥評価パターンを作製することができる。したがって、僅かな工程を付加するだけで、欠陥評価パターンの接合破壊を防止することができ、しかも短期間で評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における半導体装置の断面図
【図2】本発明の第2の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程順断面図
【図3】本発明の第2の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程順断面図
【図4】本発明の第2の実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程順断面図
【図5】(a)及び(b)は従来例の半導体装置のレイアウト図
(c)、(d)及び(e)は従来例の半導体装置の断面図
【図6】従来例の半導体装置の課題を示した断面図
【符号の説明】
10 シリコン基板
11 ウェル(第1半導体層)
12 酸化シリコン膜
13 拡散層(第1拡散層)
14 ポリシリコン層(第2半導体層からなるパッド電極)
15 シリサイド層
20 シリコン基板
21 酸化シリコン膜
22 ウェル(第1半導体層)
23 ゲート酸化膜
24 ポリシリコン膜
25 拡散層(第1拡散層)
26 ポリシリコン層(第2半導体層からなるパッド電極)
27 注入領域
28 拡散層(第2拡散層からなる評価パターン)
29 注入領域以外の領域
30 シリサイド層
31 酸化シリコン膜

Claims (6)

  1. 欠陥評価パターンからなる評価素子とを有する半導体装置において、
    基板上に形成された一方導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層のパッド電極領域の周囲に形成された絶縁体層と、
    前記パッド電極領域上に形成された他方導電型の第2半導体層と、
    前記第2半導体層の表面に形成されたシリサイド層とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2半導体層下に形成された他方導電型の第1拡散層と、
    前記パッド電極領域と接続する評価パターン領域の周囲にも形成された絶縁体層と、
    前記評価パターン領域に形成された他方導電型の第2拡散層と、
    前記第2拡散層の表面にシリサイド層とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置はMOSトランジスタをさらに備え、
    前記評価素子のパッド電極となる前記第2半導体層が、前記MOSトランジスタのゲート電極と同時に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 欠陥評価パターンからなる評価素子とを有する半導体装置の製造方法において、
    基板上に一方導電型の第1半導体層を形成する工程と、
    前記第1半導体層のパッド電極領域の周囲に絶縁体層を形成する工程と、
    前記パッド電極領域上に他方導電型の第2半導体層を形成する工程と、
    前記第2半導体層の表面にシリサイド層を形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記絶縁体層を形成する工程では、前記パッド電極領域と接続する評価パターン領域の周囲にも絶縁体層を形成しており、
    前記第2半導体層を形成する工程の後に、
    前記第2半導体層下に他方導電型の第1拡散層を形成する工程と、
    前記評価パターン領域に他方導電型の第2拡散層を形成する工程とを備え、
    前記シリサイド層を形成する工程では、前記第2拡散層の表面にもシリサイド層を形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記半導体装置はMOSトランジスタをさらに備え、
    前記第2半導体層からなる電極を形成する工程は、
    前記第1半導体層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記パッド電極領域上の前記ゲート絶縁膜だけを除去する工程と、
    前記除去工程の後に前記基板上に他方導電型の第2半導体層を堆積する工程と、
    前記第2半導体層を選択的にエッチングして、前記MOSトランジスタのゲート電極と前記評価素子のパッド電極とを同時に形成する工程とを包含することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009224734A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Fuji Electric Device Technology Co Ltd トレンチゲート構造を有するmos型半導体装置およびその製造方法

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