JP2001236195A - 印刷制御装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2001236195A
JP2001236195A JP2000044338A JP2000044338A JP2001236195A JP 2001236195 A JP2001236195 A JP 2001236195A JP 2000044338 A JP2000044338 A JP 2000044338A JP 2000044338 A JP2000044338 A JP 2000044338A JP 2001236195 A JP2001236195 A JP 2001236195A
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Application number
JP2000044338A
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English (en)
Inventor
Makoto Tsurumi
誠 津留見
Takayasu Watanabe
隆保 渡辺
Masaki Tsutsumi
勝紀 筒見
Hisaya Tamura
恒冶 田村
Eiji Hatano
英二 波多野
Naoki Fukumoto
直樹 福本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望する印刷完了期限を指定しておくだけで、
その指定期限までに当該印刷が間に合わない場合には、
その印刷要求ジョブの印刷を優先的に実行できると共
に、当該印刷要求ジョブの印刷順位を繰り上げたことに
よって、後続する他の印刷待ち要求ジョブの印刷がその
印刷完了期限までに間に合わなくなるような不都合が生
じないように、全体として効率の良い印刷制御を実現す
る。 【解決手段】印刷要求の際に、何時までに当該印刷を完
了して欲しいかを示す印刷完了期限を任意に指定する
と、サーバコンピュータSVRは、印刷待ちとなってい
る各印刷要求ジョブの印刷が当該期限内に間に合うよう
な並び順に、各ジョブの印刷順番を変更する。そして、
サーバコンピュータSVRは、印刷順番を変更した際
に、印刷完了期限内に間に合わない印刷要求ジョブが存
在するかを判別し、存在すれば、他の代替えプリンタ装
置を指定して、そのジョブの出力先を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷要求の待ち
行列内の印刷要求ジョブに対して、その印刷の実行を制
御する印刷制御装置およびそのプログラム記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、事務処理業務において、過剰な設
備投資を抑制するために、ネットワーク接続されている
複数のクライアントコンピュータによってプリンタ装置
を共有運用するようにしている。この場合、サーバコン
ピュータは、クライアントコンピュータからの印刷要求
をプリンタ装置に転送することにより、その要求に応じ
た印刷処理を順次実行させる。ここで、印刷要求の待ち
行列内に複数の印刷要求ジョブが存在している場合、そ
の印刷順位は、通常、クライアントから印刷要求された
要求順となるが、優先順位が指定されている印刷要求ジ
ョブについては、印刷順を繰り上げて優先的にその印刷
を実行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、緊急印
刷の必要が生じた場合に、優先順位を高く指定したとし
ても、印刷待ちとなっている他の印刷要求ジョブの優先
順位も同様に高ければ、先行の印刷が完了するまで、印
刷待ち状態となり、緊急印刷に対処することができない
という問題があった。逆に、今日中や午前中までに印刷
物を取得できればよい等、緊急印刷の必要はないが、大
量の文書印刷や多くの画像を含む印刷を要求したような
場合、他のクライアントの迷惑にならないように、優先
順位を下げて指定したとしても、印刷待ちとなっている
他の印刷要求ジョブの優先順位も同様に低ければ、印刷
要求順に印刷が行われるため、当該要求の長時間印刷に
よって他の印刷要求の待ち時間もそれだけ長くなるとい
う問題があった。このように、印刷順を制御するための
優先順位を指定したとしても、他の印刷要求ジョブに対
して指定されている優先順位との関係において、どのよ
うな順番で印刷が行われかは不明であり、期待通りの印
刷順となるとは限らず、システム全体として、共有プリ
ンタ装置を有効に活用することができないという欠点が
あった。このことは、複数のクライアントコンピュータ
がプリンタを共有利用する場合に限らず、クライアント
コンピュータが専有利用するプリンタ装置においても、
同様の問題があった。
【0004】第1の発明の課題は、印刷要求の際に、所
望する印刷完了期限を指定しておくだけで、その指定期
限までに当該印刷が間に合わない場合には、その印刷要
求ジョブの印刷を優先的に実行できると共に、当該印刷
要求ジョブの印刷順位を繰り上げたことによって、後続
する他の印刷待ち要求ジョブの印刷がその印刷完了期限
までに間に合わなくなるような不都合が生じないよう
に、全体として効率の良い印刷制御を実現できるように
することである。第2の発明の課題は、印刷要求の際
に、その指定プリンタ装置に対して既に印刷待ちとなっ
ている他の印刷要求ジョブがどんなに込み合っていたと
しても、それらの印刷順位を繰り下げることなく、所望
する印刷完了期限を指定しておくだけで、その指定期限
までに間に合うように当該印刷要求ジョブの印刷を実行
することができると共に、印刷待ちの印刷要求ジョブに
影響を与えないように、全体として効率の良い印刷制御
を実現できるようにすることである。
【0005】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明(第1の発明)は、印刷要求の際に、
何時までに当該印刷を完了して欲しいかを示す印刷完了
期限を任意に指定する指定手段と、印刷要求ジョブの印
刷が完了するまでの印刷所要時間を推定する推定手段
と、印刷要求の待ち行列内に複数の印刷要求ジョブが存
在している場合に、前記指定手段によって指定された印
刷完了期限と、前記推定手段によって推定された印刷所
要時間とに基づいて各印刷要求ジョブの印刷が当該期限
内に間に合うような並び順に、印刷要求待ち行列内の当
該印刷要求ジョブの印刷順番を変更する印刷順変更手段
と、この印刷順変更手段によって印刷要求待ち行列の印
刷順番を変更した際に、印刷完了期限内に間に合わない
印刷要求ジョブが存在する場合には、代替えプリンタ装
置を指定して、そのジョブの出力先を変更する代替えプ
リンタ指定手段とを具備するものである。なお、前記印
刷順変更手段は、印刷要求の際に指定された前記印刷完
了期限と前記推定された印刷所要時間とに基づいて、遅
くても何時までに印刷を開始しなければならないかの必
須印刷開始時刻を算出すると共に、算出した必須印刷開
始時刻の早い並び順に、印刷要求待ち行列内の各印刷要
求ジョブの印刷順番を変更するための再編集処理を実行
し、前記代替え印刷指定手段は、前記印刷順変更手段に
よって必須印刷開始時刻の早い並び順に変更された再編
集後の印刷順番通りに各印刷要求ジョブの印刷を行うも
のとした場合において、各印刷要求ジョブ毎に求められ
た推定印刷所要時間をそれぞれ累計した累計所要時間に
現在時刻を加算することによって得られた全印刷完了予
測時刻と、各印刷要求ジョブの印刷完了期限とをそれぞ
れ比較し、全印刷完了予測時刻に対して各印刷完了期限
に余裕があるか否かに基づいて、各印刷要求ジョブの印
刷がその印刷完了期限に間に合うか否かを判断するよう
にしてもよい。また、印刷要求の際に、前記推定手段に
よって推定された当該要求ジョブの印刷所要時間が予め
設定されている一定時間を超えるかを判別する判別手段
と、この判別手段によって一定時間を超えることが判別
された場合に、当該要求ジョブに対応して指定された前
記印刷完了期限に拘わらず、その印刷の実行を予め決め
られている空き時間帯に変更する印刷実行制御手段とを
設けてもよい。したがって、請求項1記載の発明におい
ては、印刷要求の際に、所望する印刷完了期限を指定し
ておくだけで、その指定期限までに当該印刷が間に合わ
ない場合には、その印刷要求ジョブの印刷を優先的に実
行できると共に、当該印刷要求ジョブの印刷順位を繰り
上げたことによって、後続する他の印刷待ち要求ジョブ
の印刷がその印刷完了期限までに間に合わなくなるよう
な不都合が生じないように、全体として効率の良い印刷
制御を実現することができる。
【0006】請求項第4記載の発明(第2の発明)は印
刷要求の際に、何時までに当該印刷を完了して欲しいか
を示す印刷完了期限を指定する指定手段と、印刷要求ジ
ョブを印刷し終るまでの印刷所要時間を推定する推定手
段と、前記指定された印刷完了期限と前記推定された印
刷所要時間とに基づいて、遅くても何時までに印刷を開
始しなければならないかの必須印刷開始時刻を算出する
開始時刻算出手段と、印刷要求があった際に、その指定
プリンタ装置に対して現在印刷待ちとなっている各印刷
要求ジョブの印刷要求量が一定以上あり、かつ今回指定
の印刷要求ジョブの必須印刷開始時刻が現在時刻に対し
て余裕がないことが判別された場合に、代替えプリンタ
装置を指定して、そのジョブの出力先を変更する代替え
プリンタ指定手段とを具備するものである。したがっ
て、請求項4記載の発明においては、印刷要求の際に、
その指定プリンタ装置に対して既に印刷待ちとなってい
る他の印刷要求ジョブがどんなに込み合っていたとして
も、それらの印刷順位を繰り下げることなく、所望する
印刷完了期限を指定しておくだけで、その指定期限まで
に間に合うように当該印刷要求ジョブの印刷を実行する
ことができると共に、印刷待ちの印刷要求ジョブに影響
を与えないように、全体として効率の良い印刷制御を実
現することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
6を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図1
は、会社組織等に構築されているローカルエリアネット
ワーク(LAN)を示したシステムブロック図である。
このLANシステムは、サーバコンピュータSVRと、
それに構内専用回線を介して接続されている複数台のク
ライアントコンピュータCL1、CL2‥‥と、複数台
のプリンタ装置、つまり、このシステム内に自立的に存
在するプリンタ装置PRAと、サーバコンピュータSV
Rにケーブル接続されているプリンタ装置PRB、PR
C‥‥とを有する構成となっている。
【0008】サーバコンピュータSVRは、プリンタ装
置PRB、PRCを管理するプリンタサーバとして機能
する他、クライアントコンピュータCL1、CL2‥‥
を管理するクライアント・サーバとして機能するもの
で、クライアントコンピュータCL1、CL2‥‥がサ
ーバコンピュータSVRに対して印刷要求を行うと、サ
ーバコンピュータSVRは、この印刷要求ジョブを指定
されたプリンタ装置別の印刷待ち行列内にセットする。
各プリンタ装置PRA、PRB、PRC‥‥は、複数台
のクライアントコンピュータCL1、CL2‥‥によっ
て共有利用されるもので、例えば、電子写真方式のレー
ザプリンタによって構成されている。
【0009】クライアントコンピュータCL1、CL2
‥‥は、印刷対象のプリンタ装置を指定して、サーバコ
ンピュータSVRに対して印刷要求を行う際に、何時ま
でに当該印刷を完了して欲しいかを示す印刷完了期限を
任意に指定入力するようにしている。この場合、今回要
求したジョブ印刷を何時まで完了して欲しいかを具体的
な年月日・時分情報を入力することにより、印刷完了期
限を指定するようにしている。サーバコンピュータSV
Rは、プリンタ別の印刷要求待ち行列内に複数の印刷要
求ジョブが存在している場合に、各印刷要求ジョブの印
刷が完了するまでの印刷所要時間を推定し、今回印刷完
了期限が指定された印刷要求ジョブの印刷が当該期限内
に間に合うように、印刷要求待ち行列内の各印刷要求ジ
ョブの印刷順番を変更すると共に、印刷順を変更するこ
とによって、他の印刷要求ジョブがその印刷完了期限に
間に合わない場合には、代替えのプリンタ装置を指定し
て、そのジョブの出力先を変更するようにしている。
【0010】図2は、サーバコンピュータSVR側で管
理しているプリンタ定義データテーブルPDTの内容を
示した図である。このプリンタ定義データテーブルPD
Tは、各プリンタ装置に対応して、各種の定義データを
記憶するもので、その内容は予め任意に設定されている
もので、必要に応じてその設定内容を任意に変更可能と
なっている。そして、プリンタ定義データテーブルPD
Tは、「プリンタ名」、「プリンタ転送速度」、「プリ
ンタ印刷速度」の他、「代替えプリンタ名」、「即印刷
上限時間」、「最大印刷物数」、「最大ページ数」、
「マージン時間」、「夜間早朝出力時間」を記憶する構
成となっている。ここで、「プリンタ名」はプリンタ識
別情報を示し、「プリンタ転送速度」は、サーバコンピ
ュータSVRからプリンタ装置にデータを転送する際
に、1秒当たり何バイト分転送することができるかを示
す転送速度を示し、「プリンタ印刷速度」はプリンタ性
能に応じて相違する1分当たりに印刷することができる
ページ数を表す印刷速度を示している。
【0011】「代替えプリンタ名」は、上述しように印
刷要求待ち行列内の各印刷要求ジョブの印刷順番を変更
することによって、他の印刷要求ジョブがその印刷完了
期限に間に合わない場合に、他の代替えのプリンタ装置
を指定して、そのジョブの出力先を変更するようにして
いるが、その際に指定するプリンタ名を示している。ま
た、この実施形態においては、印刷要求の際に、推定さ
れた当該要求ジョブの印刷所要時間が予め設定されてい
る一定時間を超えることが判別された場合に、当該要求
ジョブの印刷完了期限に拘わらず、その印刷の実行を空
き時間帯(つまり、プリンタが比較的空いている夜間、
早朝)に変更するようにしているが、「即印刷上限時
間」は、上述の一定時間(上限時間)を超えたかを判定
するための判定基準時間(分単位)である。つまり、印
刷に長時間要する大量の文書印刷を要求した場合、その
印刷完了期限を指定して優先印刷させると、それに応じ
て印刷順位が繰り下げられた他のジョブの待ち時間が長
くなるため、このような場合には、指定された印刷完了
期限にまでに印刷を完了させる即印刷をキャンセルし
て、その印刷の実行を空き時間帯(夜間、早朝)に変更
するようにしている。このような印刷を特に特殊印刷と
称する。
【0012】また、「最大印刷物数」、「最大ページ
数」は、後述する第2実施形態において使用される定義
情報であるため、ここでは、その説明を省略するものと
する。「マージン時間」は、プリンタ性能に応じて相違
する1ページ単位あたりの印刷時間(秒単位)のバラツ
キを示している。「夜間早朝出力時間」は、上述したよ
うに、指定された印刷完了期限に拘わらず、夜間、早朝
にその印刷の実行を行わせるための時間帯を示し、図
中、「01」は、P.M.11:00、「02」は、
A.M.2:00、「03」は、A.M.4:00を示
している。
【0013】図3は、サーバコンピュータSVRの全体
構成を示したブロック図である。CPU1は、記憶装置
2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーショ
ンソフトにしたがってこのサーバコンピュータSVRの
全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置
2は、オペレーティングシステムや各種アプリケーショ
ンソフトの他、データベース、文字フォント等が格納さ
れ、磁気的、光学的、半導体メモリ等によって構成され
ている記録媒体3やその駆動系を有している。この記録
媒体3はハードディスク等の固定的な媒体若しくは着脱
自在に装着可能なCD−ROM、フロッピィデスク、R
AMカード、磁気カード等の可搬型の媒体である。ま
た、この記録媒体3内のプログラムやデータは、必要に
応じてCPU1の制御によりRAM(例えば、スタティ
クRAM)4にロードされたり、RAM4内のデータが
記録媒体3にセーブされる。更に、記録媒体はサーバ等
の外部機器側に設けられているものであってもよく、C
PU1は伝送媒体を介してこの記録媒体内のプログラム
/データを直接アクセスして使用することもできる。ま
た、CPU1は記録媒体3内に格納されるその一部ある
いは全部を他の機器側から伝送媒体を介して取り込み、
記録媒体3に新規登録あるいは追加登録することもでき
る。すなわち、コンピュータ通信システムを構成する他
の機器から通信回線やケーブル等の有線伝送路あるいは
電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介し
て送信されてきたプログラム/データを伝送制御部5に
よって受信して記録媒体3内にインストールすることが
できる。更に、プログラム/データはサーバ等の外部機
器側で記憶管理されているものであってもよく、CPU
1は伝送媒体を介して外部機器側のプログラム/データ
を直接アクセスして使用することもできる。一方、CP
U1にはその入出力周辺デバイスである伝送制御部5、
入力部6、表示部7がバスラインを介して接続されてお
り、入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの
動作を制御する。伝送制御部5は、例えば、通信モデム
や赤外線モジュールあるいはアンテナ等を含む通信イン
ターフェイスである。
【0014】次に、この第1実施形態におけるサーバコ
ンピュータSVRの動作を図4〜図6に示すフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャ
ートに記述されている各機能を実現するためのプログラ
ムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒
体3に格納されており、CPU1はこのプログラムコー
ドにしたがった動作を逐次実行する。また、CPU1は
伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコー
ドにしたがった動作を逐次実行することもできる。この
ことは後述する他の実施形態においても同様であり、記
録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラ
ム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行す
ることもできる。
【0015】図4は、クライアントから印刷要求があっ
た際に実行開始される動作を示したフローチャートであ
る。ここで、クライアントコンピュータ側において、サ
ーバコンピュータSVRに対して印刷要求を行う際、利
用者は、その印刷対象のプリンタ装置(プリンタ名)を
任意に指定すると共に、必要に応じて所望する印刷完了
期限を任意に指定入力する。先ず、サーバコンピュータ
SVRは、クライアントから印刷要求を受け取ると、そ
の印刷に要する推定所要時間を算出する(ステップA
1)。すなわち、印刷対象として指定されたプリンタ名
に基づいてプリンタ定義データテーブルPDTをアクセ
スし、それに該当する「プリンタ転送速度」、「プリン
タ印刷速度」を読み出す。そして、印刷要求されたデー
タの「総バイト数」と「ページ数」とを取得し、T=
「プリンタ転送速度」、S=「プリンタ印刷速度」とし
て、次式にしたがって推定所要時間を算出する。 推定所要時間=T*総バイト数+S*ページ数+処理時
間 なお、上述の処理時間は、サーバからプリンタに送信す
るまでの送信準備時間や送信後プリンタが実際に印刷を
開始するまでの時間であるが、その時間は、T、Sに比
べて、微々たるものであるため、それを無視してもよ
い。
【0016】次に、特殊印刷時間判定処理を行う(ステ
ップA2)。すなわち、印刷対象として指定されたプリ
ンタ名に基づいてプリンタ定義データテーブルPDTを
アクセスし、それに該当する「即印刷上限時間」を取得
し、この「即印刷上限時間」と上述のようにして算出さ
れた「推定所要時間」とを比較し、「即印刷上限時間」
<「夜間早朝出力時間」であれば、今回の印刷要求を夜
間、早朝の空き時間帯を利用して行うように、プリンタ
定義データテーブルPDT内の「夜間早朝出力時間」と
して、その印刷実行時間を設定するが、「夜間早朝出力
時間」が「即印刷上限時間」未満であれば、即印刷対象
となる。
【0017】そして、ステップA3に移り、必須印刷開
始時刻を算出する。この必須印刷開始時刻とは、利用者
が印刷要求時に指定した印刷完了期限までに当該印刷を
完了させるためには、多少、印刷時間にバラツキがあっ
たとしても、この時刻から印刷を開始すれば、遅くとも
指定期限までには印刷が終了するだろうと推測される時
刻であり、次式にしたがって必須印刷開始時刻を算出す
る。この場合、プリンタ定義データテーブルPDT内の
該当する「マージン時間」が用いられる。 必須印刷開始時刻=印刷完了期限−推定所要時間+ペー
ジ数*マージン時間 このようして必須印刷開始時刻を算出すると、その印刷
要求ジョブに必須印刷開始時刻が対応付けられる。
【0018】次に、後述する指定プリンタ状態判定&代
替えプリンタ決定処理に移る(ステップA4)。その
後、ステップA5に移り、各プリンタ対応の印刷ジョブ
キューのうち、今回の印刷要求で選択指定されたプリン
タに対応するキューへ当該ジョブを投入しておく。図5
は、指定プリンタ状態判定&代替えプリンタ決定処理を
示したフローチャートである。先ず、指定プリンタ対応
の印刷ジョブキュー内において、現在印刷待ちとなって
いる全ジョブをその必須印刷開始時刻の早い順に再編集
する(ステップB1)。なお、この例では、全てのジョ
ブに対して「印刷完了期限」が指定され、それに基づい
て算出された「必須印刷開始時刻」が対応付けられてい
るものとする。そして、必須印刷開始時刻の早い順に再
編集した順番で全てのジョブを印刷するものとした場合
に、全てのジョブをその印刷完了期限までに印刷可能か
を判断する(ステップB2〜B6)。
【0019】すなわち、現在のシステム日時を取得する
と共に、全てのジョブに対応付けられている推定所要時
間を取得し、更に、各ジョブ毎に指定されているプリン
タ対応の「マージン時間」を取得する(ステップB
2)。そして、各ジョブ毎に「推定所要時間+マージン
時間」を求めると共に、それらを全ジョブ分累計した累
計所要時間を求める(ステップB3)。更に、「累計所
要時間+現在時刻」を求めて全印刷完了予測時刻を算出
する(ステップB4)。これによって算出された全印刷
完了予測時刻と、各印刷要求ジョブ毎に指定されている
印刷完了期限とを比較し、各印刷完了期限のうち、全印
刷完了予測時刻を超える印刷完了期限があるかを調べ
(ステップB5)、その結果、印刷完了予測時刻を超え
る印刷完了期限が1つでも有れば、当該印刷要求ジョブ
の印刷はその印刷完了期限に間に合わなず、指定期限内
の印刷が不可能であることが判別される(ステップB
6)。ここで、全印刷が可能であることが判別された場
合には、このフローから抜けるが、1つでも印刷不可能
であることが判別された場合には、判別された印刷要求
の指定プリンタ名に基づいてプリンタ定義データテーブ
ルPDTをアクセスし、該当する「代替えプリンタ」を
取得し、そのジョブの出力先を変更する(ステップB
7)。
【0020】図6は、印刷実行時の制御動作を示したフ
ローチャートで、サーバコンピュータSVRは、一定時
間毎にタイマ割り込みによって、各プリンタに対して印
刷実行の制御を行う。先ず、サーバが管理する各プリン
タのうち、その1つを出力対象として選択すると共に
(ステップC1)、選択したプリンタ対応の印刷ジョブ
キューの中から最も必須印刷開始時刻の早いジョブを1
つ取得する(ステップC2)。そして、取得したジョブ
を選択プリンタへ転送して印刷開始を指示する(ステッ
プC3)。その後、印刷完了を要求元のクライアントへ
通知すると共に、そのキューから当該ジョブを処理済み
として削除しておく(ステップC4)。そして、未選択
のプリンタがまだあれば(ステップC5)、それを1つ
選択し(ステップC1)、上述の動作を繰り返すことに
より、その選択プリンタ対応の印刷ジョブキューの中か
ら最も必須印刷開始時刻の早いジョブを選択プリンタへ
転送してその印刷を開始させる。このような印刷制御は
全プリンタを選択し終わるまで繰り返される。
【0021】以上のように、この第1実施形態おいて
は、印刷要求の際に、所望する印刷完了期限を任意に指
定すると、印刷待ちとなっている各印刷要求ジョブの印
刷が当該期限内に間に合うような並び順に、各ジョブの
印刷順番を変更すると共に、印刷順番を変更した際に、
印刷完了期限内に間に合わない印刷要求ジョブが存在す
る場合には、他の代替えプリンタ装置を指定して、その
ジョブの出力先を変更するようにしたから、印刷要求の
際に、所望する印刷完了期限を指定しておくだけで、そ
の指定期限までに間に合うように当該印刷要求ジョブの
印刷を優先的に実行することができる。その際、当該印
刷要求ジョブの印刷順位を繰り上げたことによって、後
続する他の印刷待ち要求ジョブの印刷がその印刷完了期
限までに間に合わなくなるような不都合が生じないよう
に、そのジョブに対しては代替えプリンタを指定するよ
うにしたから、システム全体として効率の良い印刷制御
を実現することができる。
【0022】この場合、印刷要求の際に指定された印刷
完了期限と推定印刷所要時間とに基づいて、遅くても何
時までに印刷を開始しなければならないかの必須印刷開
始時刻を算出すると共に、算出した必須印刷開始時刻の
早い並び順に、印刷要求待ち行列内の各印刷要求ジョブ
の印刷順番を変更するようにしたから、指定期限付きの
印刷を監視する制御が容易なものとなり、簡単な監視ア
ルゴリズムで実現可能となる。また、必須印刷開始時刻
を算出する場合、プリンタの性能に応じた「マージン時
間」を考慮するようにしたから、必須印刷開始時刻を正
確に求めることができる。
【0023】また、必須印刷開始時刻の早い並び順に変
更された再編集後の印刷順番通りに各印刷要求ジョブの
印刷を行うものとした場合において、各印刷要求ジョブ
毎に求められた推定印刷所要時間をそれぞれ累計した累
計所要時間に現在時刻を加算することによって得られた
全印刷完了予測時刻と、各印刷要求ジョブの印刷完了期
限とをそれぞれ比較し、全印刷完了予測時刻に対して各
印刷完了期限に余裕があるか否かを調べるようにしたか
ら、各印刷要求ジョブの印刷がその印刷完了期限に間に
合うか否かを的確にかつ素早く判断することができる。
【0024】また、推定印刷所要時間が予め設定されて
いる一定時間を超える場合に、当該要求ジョブに対応し
て指定された印刷完了期限に拘わらず、その印刷の実行
を夜間、早朝の空き時間帯に変更するようにしたから、
印刷待ちの他のジョブへの悪影響を防ぐことができる。
すなわち、印刷に長時間要する大量の文書印刷を要求し
た場合、その印刷完了期限を指定して優先印刷させる
と、それに応じて印刷順位が繰り下げられた他のジョブ
の待ち時間が長くなるため、このような場合には、指定
された印刷完了期限にまでに印刷を完了させる即印刷を
キャンセルして、その印刷を夜間、早朝に実行させる。
【0025】(第2実施形態)以下、この発明の第2実
施形態について図7および図8を参照して説明する。な
お、上述した第1実施形態は、指定期限までに間に合わ
ない場合には、その印刷要求ジョブの印刷順位を繰り上
げるようにしたが、この第2実施形態は、印刷要求の際
に、その指定プリンタ装置に対して既に印刷待ちとなっ
ている他の印刷要求ジョブがどんなに込み合っていたと
しても、それらの印刷順位を繰り下げることなく、つま
り、印刷待ちの各ジョブに影響を与えず、所望する印刷
完了期限を指定しておくだけで、その指定期限までに間
に合うように当該印刷要求ジョブの印刷を実行できるよ
うにしたものである。ここで、両実施形態において基本
的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を
省略する他、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説
明するものとする。
【0026】図7は、上述した図5のフローチャートに
代わる第2実施形態特有の指定プリンタ状態判定&代替
えプリンタ決定処理を示したフローチャートである。な
お、その他は、図4、図6のフローチャートと同様であ
り、印刷要求があると、図4に対応する印刷要求時の印
刷制御処理が実行される。すなわち、その印刷に要する
推定所要時間を算出すると共に、特殊印刷時間判定処理
を行った後、必須印刷開始時刻を算出する。そして、図
7のフローチャートにしたがって指定プリンタ状態判定
&代替えプリンタ決定処理の実行に移る。
【0027】先ず、指定プリンタの動作確認を行い、そ
れが正常に動作しているかを確認する(ステップD
1)。この結果、紙詰まり、用紙切れ等の動作異常が検
出された場合には、現在時刻を取得して、必須印刷開始
時刻と比較し、現在時刻に対して必須印刷開始時刻に余
裕が有るかを調べる(ステップD2)。すなわち、プリ
ンタ異常時であっても、必須印刷開始時刻に到達するま
でに十分の時間があれば、その時間内に紙詰まり、用紙
切れ等の動作異常が解除される可能性があるため、出力
先プリンタの決定を保留し(ステップD3)、プリンタ
が回復するまでステップD1に戻り、待機状態となる。
【0028】また、プリンタ異常時において、現在時刻
に対して必須印刷開始時刻に余裕が無ければ、プリンタ
の回復を待たずに、即座にステップD4に移り、代替え
プリンタ選択処理を行う。この場合の選択処理も上述し
た場合と同様であり、指定プリンタに基づいてプリンタ
定義データテーブルPDTをアクセスし、それに該当す
る「代替えプリンタ名」を取得して当該ジョブの出力先
を決定する。一方、指定プリンタの動作確認を行っ結
果、それが正常に動作している場合や上述した待機期間
中において、紙詰まり、用紙切れ等の動作異常が解除さ
れた場合には、ステップD5に移り、プリンタ状況判断
処理が行われる。
【0029】このプリンタ状況判断処理は、図8のフロ
ーチャートにしたがって実行される。先ず、指定プリン
タに基づいてプリンタ定義データテーブルPDTをアク
セスし、それに該当する「最大印刷物数」を取得する。
ここで、「最大印刷物数」とは、プリンタ毎に定義され
ている印刷待ちの最大ジョブ数であり、プリンタの込み
具合を判定するための判定基準値である。そして、この
「最大印刷物数」と、その指定プリンタに対して現在印
刷待ちとなっている印刷要求ジョブ数(現印刷物数)と
を比較して、プリンタの込み具合を判定する(ステップ
E1)。この結果、最大印刷物数<現印刷物数であれ
ば、そのプリンタは現在込み合っており、負荷が高い状
態にあると判定されるが、現印刷物数が最大印刷物数以
下であれば、次のステップE2に移り、総ページ数の比
較が行われる。
【0030】すなわち、指定プリンタに基づいてプリン
タ定義データテーブルPDTをアクセスし、それに該当
する「最大ページ数」を取得する。ここで、「最大ペー
ジ数」とは、プリンタ毎に定義されている印刷待ちの総
ページ数(累計数)であり、プリンタの込み具合を判定
するための判定基準値である。そして、この「最大ペー
ジ数」と、その指定プリンタに対して現在印刷待ちとな
っている各ジョブの総ページ数(現総ページ数)とを比
較して、プリンタの込み具合を判定する(ステップE
2)。この結果、最大ページ数<現総ページ数であれ
ば、そのプリンタは現在込み合っており、負荷が高い状
態にあると判定されるが、現総ページ数が最大ページ数
以下であれば、負荷が低い状態にあると判定される。
【0031】このようなプリンタ状況判断処理によって
負荷が高いと判定された場合には、図7のステップD2
に移り、現在時刻に対して必須印刷開始時刻に余裕が有
るかを調べ、余裕が無いことを条件に、代替えプリンタ
選択処理が行われる(ステップD4)。一方、プリンタ
状況判断処理によって負荷が低いと判定された場合や代
替えプリンタ選択処理が行われた場合には、上述した図
4のステップA5に移り、各プリンタ対応の印刷ジョブ
キューのうち、今回の印刷要求で選択指定されたプリン
タに対応するキューへ当該ジョブを投入しておく。
【0032】以上のように、この第2実施形態おいて
は、印刷要求時に指定された印刷完了期限とその印刷に
要する推定印刷所要時間とに基づいて、遅くても何時ま
でに印刷を開始しなければならないかの必須印刷開始時
刻を算出し、印刷要求があった際に、その指定プリンタ
装置に対して現在印刷待ちとなっている各印刷要求ジョ
ブの印刷要求量が一定以上あり、かつ今回指定の印刷要
求ジョブの必須印刷開始時刻が現在時刻に対して余裕が
ないことが判別された場合に、他の代替えプリンタ装置
を指定して、そのジョブの出力先を変更するようにした
から、印刷要求の際に、その指定プリンタ装置に対して
既に印刷待ちとなっている他の印刷要求ジョブがどんな
に込み合っていたとしても、それらの印刷順位を繰り下
げることなく、所望する印刷完了期限を指定しておくだ
けで、その指定期限までに間に合うように当該印刷要求
ジョブの印刷を実行することができると共に、印刷待ち
の印刷要求ジョブに影響を与えないように、システム全
体として効率の良い印刷制御を実現することができる。
【0033】なお、上述した各実施形態においては、サ
ーバコンピュータSVRと、それに構内専用回線を介し
て接続されている複数台のクライアントコンピュータC
L1、CL2‥‥と、複数台のプリンタ装置PRB、P
RC‥‥等からなるローカルエリアネットワークに適用
した場合を示したが、プリンタを共有する場合に限ら
ず、専有利用するプリンタ装置においても適用可能であ
る。また、所望する印刷完了期限を指定する際に、年月
日・時分情報を入力するようにしたが、少なくとも、
日、時程度の情報を入力するだけでもよい。この場合、
印刷完了期限が同一のジョブが存在する場合には、その
要求順に印刷を実行すればよい。
【0034】また、上述した各実施形態においては、代
替えプリンタを指定して出力先を変更する場合に、プリ
ンタ定義データテーブルPDT内の「代替えプリンタ
名」で示されるプリンタを固定的に指定するようにした
が、印刷要求したクライアントに対してプリンタの設置
場所が距離的に近いプリンタを自動指定したり、クライ
アントから印刷対象として指定された指定プリンタに対
して設置場所が距離的に近いプリンタを自動指定するよ
うにしてもよい。
【0035】更に、上述した各実施形態においては、推
定印刷所要時間が予め設定されている一定時間を超える
場合に、当該要求ジョブに対応して指定された印刷完了
期限に拘わらず、その印刷の実行を夜間、早朝に変更す
るようにしたが、プリンタの空き時間帯を過去の利用状
況を監視することにより、昼間等の空き時間帯を検出す
るようにしてもよい。例えば、1時間毎に印刷要求数や
印刷総ページ数を計数し、その計数値が一定値以下であ
れば、その間は、プリンタが比較的空いている時間帯で
あると判別し、その空き時間帯を利用して印刷負荷が大
きいジョブの印刷を実行させてもよい。
【0036】
【発明の効果】第1の発明によれば、印刷要求の際に、
何時までに当該印刷を完了して欲しいかを示す印刷完了
期限を指定しておくだけで、その指定期限までに当該印
刷が間に合わない場合には、その印刷要求ジョブの印刷
を優先的に実行できると共に、当該印刷要求ジョブの印
刷順位を繰り上げたことによって、後続する他の印刷待
ち要求ジョブの印刷がその印刷完了期限までに間に合わ
なくなるような不都合が生じないように、代替えプリン
タを指定することで、全体として効率の良い印刷制御を
実現することができる。第2の発明によれば、印刷要求
の際に、その指定プリンタ装置に対して既に印刷待ちと
なっている他の印刷要求ジョブがどんなに込み合ってい
たとしても、それらの印刷順位を繰り下げることなく、
何時までに当該印刷を完了して欲しいかを示す印刷完了
期限を指定しておくだけで、その指定期限までに間に合
うように当該印刷要求ジョブの印刷を実行することがで
きると共に、印刷待ちの印刷要求ジョブに影響を与えな
いように、代替えプリンタを指定することで、全体とし
て効率の良い印刷制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローカルエリアネットワークを示したシステム
ブロック図。
【図2】サーバコンピュータSVR側で管理しているプ
リンタ定義データテーブルPDTの内容を示した図。
【図3】サーバコンピュータSVRの全体構成を示した
ブロック図。
【図4】クライアントから印刷要求があった際に実行開
始されるサーバコンピュータSVR側の動作を示したフ
ローチャート。
【図5】図4に示した指定プリンタ状態判定&代替えプ
リンタ決定処理を詳述するためのフローチャート。
【図6】サーバコンピュータSVRにおいて、印刷実行
時の制御動作を示したフローチャート。
【図7】第2実施形態における指定プリンタ状態判定&
代替えプリンタ決定処理を示したフローチャート。
【図8】図7に示したプリンタ状況判断処理を詳述する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記録媒体 5 伝送制御部 6 入力部 SVR サーバコンピュータ PDT プリンタ定義データテーブル CL1、CL2 クライアントコンピュータ PRB、PRC プリンタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒見 勝紀 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 田村 恒冶 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 波多野 英二 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 福本 直樹 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ計算機株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 HQ12 HR01 HR07 5B014 EB03 FB02 GC01 GC27 GD05 GD18 GD23 HA03 5B021 AA01 CC04 CC05 EE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷要求の際に、何時までに当該印刷を完
    了して欲しいかを示す印刷完了期限を任意に指定する指
    定手段と、印刷要求ジョブの印刷が完了するまでの印刷
    所要時間を推定する推定手段と、印刷要求の待ち行列内
    に複数の印刷要求ジョブが存在している場合に、前記指
    定手段によって指定された印刷完了期限と、前記推定手
    段によって推定された印刷所要時間とに基づいて各印刷
    要求ジョブの印刷が当該期限内に間に合うような並び順
    に、印刷要求待ち行列内の当該印刷要求ジョブの印刷順
    番を変更する印刷順変更手段と、この印刷順変更手段に
    よって印刷要求待ち行列の印刷順番を変更した際に、印
    刷完了期限内に間に合わない印刷要求ジョブが存在する
    場合には、代替えプリンタ装置を指定して、そのジョブ
    の出力先を変更する代替えプリンタ指定手段とを具備し
    たことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記印刷順変更手段は、印刷要求の際に指
    定された前記印刷完了期限と前記推定された印刷所要時
    間とに基づいて、遅くても何時までに印刷を開始しなけ
    ればならないかの必須印刷開始時刻を算出すると共に、
    算出した必須印刷開始時刻の早い並び順に、印刷要求待
    ち行列内の各印刷要求ジョブの印刷順番を変更するため
    の再編集処理を実行し、前記代替え印刷指定手段は、前
    記印刷順変更手段によって必須印刷開始時刻の早い並び
    順に変更された再編集後の印刷順番通りに各印刷要求ジ
    ョブの印刷を行うものとした場合において、各印刷要求
    ジョブ毎に求められた推定印刷所要時間をそれぞれ累計
    した累計所要時間に現在時刻を加算することによって得
    られた全印刷完了予測時刻と、各印刷要求ジョブの印刷
    完了期限とをそれぞれ比較し、全印刷完了予測時刻に対
    して各印刷完了期限に余裕があるか否かに基づいて、各
    印刷要求ジョブの印刷がその印刷完了期限に間に合うか
    否かを判断するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】印刷要求の際に、前記推定手段によって推
    定された当該要求ジョブの印刷所要時間が予め設定され
    ている一定時間を超えるかを判別する判別手段と、この
    判別手段によって一定時間を超えることが判別された場
    合に、当該要求ジョブに対応して指定された前記印刷完
    了期限に拘わらず、その印刷の実行を予め決められてい
    る空き時間帯に変更する印刷実行制御手段とを設けたこ
    と特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】印刷要求の際に、何時までに当該印刷を完
    了して欲しいかを示す印刷完了期限を指定する指定手段
    と、印刷要求ジョブを印刷し終るまでの印刷所要時間を
    推定する推定手段と、前記指定された印刷完了期限と前
    記推定された印刷所要時間とに基づいて、遅くても何時
    までに印刷を開始しなければならないかの必須印刷開始
    時刻を算出する開始時刻算出手段と、印刷要求があった
    際に、その指定プリンタ装置に対して現在印刷待ちとな
    っている各印刷要求ジョブの印刷要求量が一定以上あ
    り、かつ今回指定の印刷要求ジョブの必須印刷開始時刻
    が現在時刻に対して余裕がないことが判別された場合
    に、代替えプリンタ装置を指定して、そのジョブの出力
    先を変更する代替えプリンタ指定手段とを具備したこと
    を特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 印刷要求の際に、何時までに当該印刷を完了して欲しい
    かを示す印刷完了期限を任意に指定させるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムコードと、 印刷要求ジョブの印刷が完了するまでの印刷所要時間を
    推定させるコンピュータが読み取り可能なプログラムコ
    ードと、 印刷要求の待ち行列内に複数の印刷要求ジョブが存在し
    ている場合に、前記指定された印刷完了期限と、当該複
    数の印刷要求ジョブ毎に前記推定された各印刷所要時間
    とに基づいて前記印刷完了期限が指定されている印刷要
    求ジョブの印刷が当該期限内に間に合うように、印刷要
    求待ち行列内の当該印刷要求ジョブの印刷順番を変更さ
    せるコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 印刷要求待ち行列の印刷順を変更した際に、印刷完了期
    限内に間に合わない他の印刷要求ジョブが存在する場合
    には、代替えプリンタ装置を指定して、そのジョブの出
    力先を変更させるコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムコードとを有する記録媒体。
  6. 【請求項6】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 印刷要求の際に、何時までに当該印刷を完了して欲しい
    かを示す印刷完了期限を指定させるコンピュータが読み
    取り可能なプログラムコードと、 印刷要求ジョブを印刷し終るまでの印刷所要時間を推定
    させるコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 前記指定された印刷完了期限と前記推定された印刷所要
    時間とに基づいて、遅くても何時までに印刷を開始しな
    ければならないかの必須印刷開始時刻を算出させるコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムコードと、 印刷要求があった際に、その指定プリンタ装置に対して
    現在印刷待ちとなっている各印刷要求ジョブの印刷要求
    量が一定以上あり、かつ今回指定の印刷要求ジョブの必
    須印刷開始時刻が現在時刻に対して余裕がないことが判
    別された場合に、代替えプリンタ装置を指定して、その
    ジョブの出力先を変更させるコンピュータが読み取り可
    能なプログラムコードととを有する記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105214A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理システム、画像処理装置及びプリントサーバ
JP2008242700A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 印刷管理装置、印刷管理システムおよび印刷管理プログラム
JP2009093337A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Fuji Xerox Co Ltd 処理要求制御装置およびプログラム
JP2009288838A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Marimo & Jvis:Kk 工程管理装置
JP2010140284A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置の制御システム
JP2018185833A (ja) * 2018-06-28 2018-11-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム

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