JP2001235779A - フォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整装置 - Google Patents

フォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整装置

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JP2001235779A
JP2001235779A JP2000045799A JP2000045799A JP2001235779A JP 2001235779 A JP2001235779 A JP 2001235779A JP 2000045799 A JP2000045799 A JP 2000045799A JP 2000045799 A JP2000045799 A JP 2000045799A JP 2001235779 A JP2001235779 A JP 2001235779A
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curtain
speed
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rear curtain
focal plane
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Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカルプレーンシャッタの先幕および後
幕走行速度の変動に起因する露光状態の悪化を最小限に
抑制可能とする。 【解決手段】 先幕2の走行速度に関連する情報および
後幕3の走行速度に関連する情報を検出する検出手段1
6,19と、検出手段にて検出された情報に基づいて、
先幕および/または後幕の走行速度を調整する幕速調整
手段33,40とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一眼レフカメラ等
に用いられるフォーカルプレーンシャッタの自動幕速調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】フォーカルプレーンシャッ
タは、シャッタレリーズの回数あるいは使用環境温度の
変化などによってシャッタ幕の走行速度が変動するとい
う問題を抱えており、これに起因してアパーチャ全開時
間が減少して露光不足となったり、先幕および後幕の各
走行時間(走行速度)のバランスが崩れて露光ムラが発
生することがある。この種のフォーカルプレーンシャッ
タの駆動装置としては、例えば特開平5−323419
号公報に開示されているように、従来のマグネットに代
えて積層型圧電素子を用いたもの等があるが、上記問題
を解決し得る機能を有するものはない。
【0003】本発明の目的は、フォーカルプレーンシャ
ッタの先幕および後幕走行速度の変動に起因する露光状
態の悪化を最小限に抑制可能なフォーカルプレーンシャ
ッタの自動幕速調整装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2に対応づけて説明すると、本発明は、先幕2
の走行速度に関連する情報および後幕3の走行速度に関
連する情報を検出する検出手段16,19と、検出手段
にて検出された情報に基づいて、先幕および/または後
幕の走行速度を調整する幕速調整手段33,40,43
とを具備し、これにより上記問題点を解決する。請求項
2,3の発明は、先幕および/または後幕駆動用付勢手
段33の付勢力を変更することで先幕2および/または
後幕3の走行速度を調整するようにしたものである。特
に請求項3の発明は、幕速調整手段が圧電素子40を有
し、圧電素子に印加する電圧を調節することで付勢手段
33の付勢力を変更するようにしたものである。請求項
4〜6の発明は、幕速調整手段が、検出手段にて検出さ
れた情報から先幕の走行速度と後幕の走行速度との速度
差に関連する情報DTを求める演算部と、演算部にて求
められた速度差関連情報に基づいて先幕および/または
後幕の走行速度を調整する調整部とを含むものである。
特に請求項5の発明は、演算された速度差関連情報DT
を記憶する記憶手段44を有し、調整部が記憶手段44
の記憶値に基づいて走行速度を調整するようにしたもの
である。さらに請求項6の発明は、レリーズ操作の都度
シャッタレリーズに先立って調整部を作動させるととも
に、シャッタレリーズの都度検出手段および演算部を作
動させて演算部の演算値を記憶手段に記憶する制御手段
43を更に備えたものである。請求項7〜9の発明は、
幕速調整手段が、検出手段にて検出された先幕走行速度
関連情報FMと予め設定された基準先幕走行速度関連情
報STFとの差を先幕速度偏差FTとして求めるととも
に、検出された後幕走行速度関連情報RMと予め設定さ
れた基準後幕速度関連情報STRとの差を後幕速度偏差
RTとして求める演算部と、先幕速度偏差FTに基づい
て先幕2の走行速度を調整するとともに、後幕速度偏差
RTに基づいて後幕3の走行速度を調整する調整部とを
含むものである。特に請求項8の発明は、演算された先
幕速度偏差FTおよび後幕速度偏差RTを記憶する記憶
手段44を有し、記憶手段に記憶された先幕速度偏差F
Tに基づいて先幕走行速度を調整するとともに、記憶手
段に記憶された後幕速度偏差RTに基づいて後幕走行速
度を調整するようにしたものである。さらに請求項9の
発明は、レリーズ操作の都度シャッタレリーズに先立っ
て調整部を作動させるとともに、シャッタレリーズの都
度検出手段および演算部を作動させて演算部の演算値を
記憶手段に記憶する制御手段43を更に備えたものであ
る。請求項10の発明は、検出手段により検出される先
幕走行速度関連情報として、先幕が所定の測定範囲を走
行するのに要した時間を用いるとともに、後幕走行速度
関連情報として、後幕が上記所定の測定範囲を走行する
のに要した時間を用いたものである。
【0005】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 図1〜図4により本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は本実施形態における一眼レフカメラのフォーカル
プレーンシャッタおよびその駆動機構を示す斜視図であ
る。フォーカルプレーンシャッタは、それぞれ複数のシ
ャッタ羽根から成る先幕2および後幕3を有し、非撮影
時は図示の如く先幕2がアパーチャ1を覆い、後幕3は
重なった状態でアパーチャ1から退避している。レリー
ズ操作に伴い、まず先幕2が図示A方向に走行し、次い
で後幕3が同方向に走行するが、上述したように先幕走
行速度と後幕走行速度に差があると露光ムラなどの不都
合が起こり得る。そこで本実施形態のカメラは、後述す
る後幕駆動用ばね33のばね力を自動的に調節し、先幕
2と後幕3の幕走行速度が等しくなるように後幕走行速
度を調整するよう構成される。以下、その詳細構造につ
いて説明する。
【0007】まず先幕側の構成を説明すると、先幕2を
構成する各シャッタ羽根の一端は先幕駆動アーム14お
よび先幕従動アーム15に連結されており、先幕駆動ア
ーム14は軸13回りに回動可能とされる。同様に軸1
3回りに回動可能な先幕駆動レバー11は、先幕駆動ア
ーム14の長孔14aに係合される係合部11aを有
し、コイルばね(先幕駆動用ばね)12により回転駆動
力を受ける。そして、後述するレバー8による先幕駆動
レバー11の掛止が解除されると、先幕駆動レバー11
がばね12のばね力により図示時計回り方向に回動し、
係合部11aが長孔14aを介して先幕駆動アーム14
を軸13回りに回動させる。これに伴い、先幕駆動アー
ム14と先幕従動アーム15とで構成される周知の平行
リンク機構が先幕2を図示A方向(カメラ下方)に走行
せしめる。
【0008】コイルばね12は、一端が先幕駆動レバー
11に、他端が先幕用王冠22にそれぞれ連結されてお
り、先幕用王冠22を軸13回りに回転させることでば
ね力の調節が行える。すなわち、王冠22をB方向に回
転させることによりばね力が強められ、逆方向に回転さ
せることでばね力が弱められる。先幕2の走行速度はこ
のばね12のばね力に依存する。先幕王冠22に形成さ
れたラチェット歯22aには回動可能な爪23が係合
し、爪23はばね36の付勢力により時計回り方向、つ
まり王冠22に係合する方向に付勢されている。これに
より先幕用王冠22がばね12の付勢力によりB方向と
逆の方向に回転するのが阻止される。また爪23の回動
により王冠22が回転し、ばね12のばね力が変化す
る。
【0009】爪23の回動軸部に設けられた孔には、偏
心ピン24の係合部が挿通されている。偏心ピン24
は、その中心(回転中心となる)から偏心した位置に係
合部が設けられているため、偏心ピン24を回転操作す
ることで爪23を介して王冠22が回転し、ばね12の
ばね力、つまり先幕2の走行速度が調整される。この偏
心ピン24によるばね力調整は、カメラの製造段階で行
われる。
【0010】上述した先幕駆動レバー11は、通常はマ
グネット4,アーマチャレバー5,鍵レバー8等から成
る掛止機構によりその回動を阻止されている。すなわ
ち、アーマチャレバー5は軸7回りに回動可能とされ、
ばね6により時計回り方向に付勢されているが、マグネ
ット4に吸着されているときはその回動が阻止されてい
る。鍵レバー8は軸10回りに回動可能とされ、ばね9
により時計回り方向に付勢されている。アーマチャレバ
ー5がマグネット4に吸着されている状態では、曲げ部
8aがアーマチャレバー5に係合していないので鍵レバ
ー8は図示の状態を保持し、このとき他端側の曲げ部8
bが先幕駆動レバー11に係合してその回動を阻止して
いる。
【0011】マグネット4への通電が断たれると、アー
マチャレバー5がばね6の付勢力により時計回り方向に
回動し、曲げ部8aを介して鍵レバー8をばね9の付勢
力に抗して反時計回り方向に回動させる。これにより曲
げ部8bが先幕駆動レバー11から退避するので、先幕
駆動レバー11が上記ばね12の付勢力により回動し、
先幕2を走行させる。
【0012】一方、後幕3を構成する各シャッタ羽根の
一端は後幕駆動アーム35および後幕従動アーム36に
連結されており、後幕駆動アーム35は軸34回りに回
動可能とされる。同様に軸34回りに回動可能な後幕駆
動レバー32は、後幕駆動アーム35の長孔35aに係
合される係合部32aを有し、コイルばね(後幕駆動用
ばね))33により回転駆動力を受ける。そして、後述
するレバー29による後幕駆動レバー32の掛止が解除
されると、後幕駆動レバー32がばね33のばね力によ
り図示時計回り方向に回動し、その係合部32aが長孔
35aを介して後幕駆動アーム35を軸34回りに回動
させる。これに伴い、後幕駆動アーム35と後幕従動ア
ーム36とで構成される周知の平行リンク機構が後幕3
を図示A方向に走行せしめる。
【0013】コイルばね33は、一端が後幕駆動レバー
32に、他端が後幕用王冠37にそれぞれ連結されてお
り、後幕用王冠37を軸34回りに回転させることでば
ね力の調節が行える。すなわち、王冠37をC方向に回
転させることによりばね力が強められ、逆方向に回転さ
せることでばね力が弱められる。後幕3の走行速度はこ
のばね33のばね力に依存する。後幕用王冠37に形成
されたラチェット歯37aには爪38が係合し、爪38
には積層型圧電素子40の一端が連結され、圧電素子4
0の他端にはレバー41が連結されている。爪38,圧
電素子40およびレバー41は軸42回りに一体に回動
可能とされ、ばね39により時計回り方向、つまり爪3
8が王冠37に係合する方向に付勢されている。これに
より後幕用王冠37がばね33の付勢力によりCと逆の
方向に回転するのが阻止される。
【0014】積層型圧電素子40に電圧を印加すると、
圧電素子40の長さが変化して爪38が移動し、これに
より王冠37が回転してばね33のばね力が変化する。
このように本実施形態では、圧電素子40への印加電圧
を調整することによりばね33のばね力、つまり後幕3
の走行速度を調整できる。
【0015】上述した後幕駆動レバー32は、通常はマ
グネット25,アーマチャレバー26,鍵レバー29等
から成る掛止機構によりその回動を阻止されている。す
なわち、アーマチャレバー26は軸28回りに回動可能
とされ、ばね27により反時計回り方向に付勢されてい
るが、マグネット25に吸着されているときはその回動
が阻止されている。鍵レバー29は軸31回りに回動可
能とされ、ばね30により反時計回り方向に付勢されて
いる。アーマチャレバー26がマグネット25に吸着さ
れている状態では、曲げ部29aがアーマチャレバー2
6に係合していないので鍵レバー29は図示の状態を保
持し、このとき他端側の曲げ部29bが後幕駆動レバー
32に係合してその回動を阻止している。
【0016】マグネット25への通電が断たれると、ア
ーマチャレバー26がばね27の付勢力により反時計回
り方向に回動し、曲げ部29aを介して鍵レバー29を
ばね30の付勢力に抗して時計回り方向に回動させる。
これにより曲げ部29bが後幕駆動レバー32から退避
するので、後幕駆動レバー32が上記ばね33の付勢力
により回動し、後幕3が走行する。
【0017】次に、先幕2および後幕3の走行状態を検
出する機構について説明する。先幕2および後幕3の走
行状態は、一対のフォトリフレクタ16,19により検
出される。フォトリフレクタ16,19は投光部と受光
部とをそれぞれ有し、一方のフォトリフレクタ16はア
パーチャ1の上端近傍にてシャッタ幕2,3のエッジ2
a,3aを検出する位置に、他方のフォトリフレクタ1
9はアパーチャ1の下端近傍において同エッジ2a,3
aを検出する位置に設けられる。
【0018】フォトリフレクタ16,19と対向する位
置には反射板18,21がそれぞれ設けられ、各投光部
からの射出光17,20が反射板18,21で反射され
て各受光部に受光され、電気信号に変換される。シャッ
タ幕2,3は反射板18,21と比べて反射率が極めて
低く、シャッタ幕2,3が反射板18,21を覆ってい
るときには投光部からの光がシャッタ幕2,3で遮られ
るため、受光部の受光量は少ない。したがって、受光部
から出力される電気信号の急激な変化を検出することで
エッジ2a,3aが反射板18,21の位置を通過した
ことを検知できる。
【0019】図2は制御系の構成を示している。カメラ
本体に設けられたCPU43には、上述したフォトリフ
レクタ16,19,積層型圧電素子40,後幕/先幕マ
グネット4,25が接続されるとともに、電源スイッチ
48,レリーズスイッチ45,記憶装置44,遅延回路
46,先幕速計時回路49,後幕速計時回路50および
T計時回路51が接続されている。
【0020】以上のように構成されたフォーカルプレー
ンシャッタの自動幕速調整装置の主要動作を説明する。
レリーズスイッチ45のオン(レリーズ操作)に伴って
先幕2がA方向に走行を開始し、そのエッジ2aが反射
板18を通過すると、それまで先幕2で遮られていたフ
ォトリフレクタ16の射出光が反射板18で反射され受
光部に受光される。これにより受光部の出力はハイレベ
ルとなり、CPU43はその立ち上がりを検知して先幕
速計時回路49による計時を開始する。その後、エッジ
2aが反射板21を通過すると、同様にフォトリフレク
タ19の射出光が反射板21で反射されて受光部に受光
され、その出力はハイレベルとなる。CPU43はその
立ち上がりを検出して計時を停止し、その間の計時時
間、つまりエッジ2aが反射板18を通過してから反射
板21を通過するまでの時間を先幕走行時間FMとして
記憶装置44に記憶する。
【0021】先幕走行開始からシャッタ秒時に基づく所
定時間(T計時回路51により計測される)が経過する
と、後幕3の走行が開始され、そのエッジ3aが反射板
18に達すると、それまで反射板18に導かれていたフ
ォトリフレクタ16の射出光が後幕3で遮られる。これ
により受光部の出力はローレベルとなり、CPU43は
その立ち下がりを検知して後幕速計時回路50による計
時を開始する。その後、エッジ3aが反射板21に達す
ると、同様にフォトリフレクタ19の射出光が後幕3で
遮られ、受光部の出力はハイレベルとなる。CPU43
はその立ち下がりを検出して計時を停止し、その間の計
時時間、つまりエッジ3aが反射板18を通過してから
反射板21を通過するまでの時間を後幕走行時間RMと
して記憶装置44に記憶する。そして、先に計測したF
Mと今回計測したRMとの差DTを、 DT=RM−FM により演算し、このDTを記憶装置44に記憶する。記
憶装置44は不揮発性のメモリにより構成されているた
め、カメラの電源がオフしてもその記憶内容は保持され
る。そして、DTはレリーズ操作のたびに更新されるこ
とになる。
【0022】ここで、上記FMとRMは、先幕2および
後幕3が互いに等しい距離(反射板18,21間距離)
を走行するのに要した時間であるから、その時間差DT
は先幕2および後幕3の走行速度の差に応じた値(速度
差関連情報に相当)となる。先幕走行速度と後幕走行速
度が等しい理想的な状態であれば、DT=0となるが、
上述したようにシャッタレリーズの回数あるいは使用環
境温度の変化などによって両走行速度に差が生ずる。そ
こでCPU43は、レリーズ操作の都度シャッタレリー
ズに先立ってDT(前回の撮影時に記憶された値)を判
定し、DT≠0のときには、先幕2と後幕3の走行速度
差を最小限に抑えるべく、後幕走行速度を決めるばね3
3のばね力を調整する。具体的には、例えばDT>0の
場合、すなわち後幕走行速度が先幕走行速度よりも遅い
場合には、後幕走行速度を速くすべくDTに応じた正の
電圧を積層型圧電素子40に印加する。これにより圧電
素子40が印加電圧に応じた量だけ伸び、爪38が後幕
用王冠37をC方向に回転させ、ばね33のばね力が強
められる。その結果、今回の撮影では前回と比べて後幕
3の走行速度が速くなる。
【0023】一方、DT<0の場合、すなわち後幕走行
速度が先幕走行速度よりも速い場合には、後幕走行速度
を遅くすべくDTに応じた負の電圧を積層型圧電素子4
0に印加する。これにより圧電素子40が印加電圧に応
じた量だけ縮み、爪38が後幕用王冠37をC方向と逆
の方向に回転させ、ばね33のばね力が弱められる。そ
の結果、今回の撮影では前回と比べて後幕3の走行速度
が遅くなる。
【0024】ここで、上記計測されたDTに対するばね
力の調整量は、例えば予めDTと印加電圧との関係を記
憶装置にテーブルとして記憶しておき、そのテーブルか
らDTに応じた印加電圧を選択するようにすればよい。
あるいは、CPU43がその都度DTをパラメータとし
て計算により印加電圧を求めてもよい。いずれにして
も、後幕走行速度が先幕走行速度とほぼ等しくなるよう
にテーブルあるいは計算式を設定すればよい。
【0025】このように本実施形態では、先幕2および
後幕3の走行状態を検出して先幕/後幕走行速度の差に
応じた量DTを求め、そのDTに基づいて後幕走行速度
を調整するようにしたので、両走行速度がほぼ等しい状
態を常に維持することができ、両走行速度差に起因する
露光不足露光過多、あるいは露光ムラを防止できる。
【0026】図3,図4は上述の動作を実現するための
フローチャートを示している。このプログラムはCPU
43にて実行されるもので、ステップS1でレリーズス
イッチ45のオンを確認すると、ステップS2でマグネ
ット4,25に通電し、ステップS3で遅延回路46を
作動させて所定時間t1が経過するのを待つ。この時間
t1の間にカメラ本体は絞りの絞り込みやミラーアップ
等を行い、ミラーアップに連動して先幕用アーマチャレ
バー5および後幕用アーマチャレバー26の機械的掛止
(不図示)を解除する。ただし、このとき両アーマチャ
レバーはマグネット4,25により吸着されているので
不動である。
【0027】時間t1が経過すると、記憶装置44に記
憶されている時間差DTを読み出し、これに応じた電圧
を積層型圧電素子40に印加する(ステップS4)。こ
れにより圧電素子の長さが変化し、上述したように後幕
駆動用ばねのばね力が変化する。ステップS5では先幕
用マグネット4をオフするとともに、計時回路51を作
動させて計時を開始する。ここでの計時は、不図示の処
理で設定されたシャッタ秒時Tを計測するためのもので
あり、以降、これをT計時と呼ぶ。マグネット4がオフ
されると、アーマチャレバー5等による先幕駆動レバー
11の掛止が解除され、先幕駆動レバー11はコイルば
ね12の付勢力により時計回り方向に回動し、先幕駆動
アーム14を介して先幕2がA方向に走行する。
【0028】以降の処理は、先幕2および後幕3の各走
行時間FM,RM並びにその時間差DTを求めて記憶す
るための処理である。この処理はシャッタ秒時Tによっ
ていくつかのケースに場合分けされるが、いずれの場合
も基本的な動作は変わらない。
【0029】まずステップS6およびS16のループを
回る。ステップS6では上記T計時が終了したか否か
(先幕走行開始から時間Tが経過したか否か)を判定
し、一方、ステップS16では先幕2のエッジ2aが反
射板18の位置を通過したか否か(先幕第1通過か否
か)をフォトリフレクタ16の出力から判定する。シャ
ッタ秒時が比較的高速の場合は先にステップS6が肯定
され、この場合はステップS7で後幕マグネット25を
オフする。マグネット25がオフされると、アーマチャ
レバー26等による後幕駆動レバー32の掛止が解除さ
れ、後幕駆動レバー32はコイルばね33の付勢力によ
って回動し、後幕駆動アーム35を介して後幕3がA方
向に走行する。
【0030】ステップS7の後は、ステップS7Aでフ
ォトリフレクタ16の出力をモニタしながら先幕第1通
過まで待ち、通過するとステップS8で先幕計時回路4
9を作動させ、計時を開始する。この計時は先幕の走行
時間を計測するためのもので、以下、先幕計時と呼ぶ。
【0031】その後、ステップS9,S10のループを
回る。ステップS9では後幕3が反射板18の位置を通
過したか否か(後幕第1通過か否か)を判定し、ステッ
プS10では先幕2が反射板21の位置を通過したか否
か(先幕第2通過か否か)を判定する。ステップS10
が先に肯定された場合にはステップS11で先幕計時を
終了し、その計時結果を上記先幕走行時間FMとして記
憶する。次いで後幕第1通過まで待って後幕計時回路5
0による後幕計時を開始し(ステップS11A,ステッ
プS12)、更に後幕第2通過まで待って後幕計時を終
了し(ステップS12A,S15)、その計時結果を上
記後幕走行時間RMとして記憶する。このRMはステッ
プS4で設定されたばね33のばね力に応じた値とな
る。次いでステップS25でDT=RM−FMにより時
間差DTを求め、これを記憶装置44に記憶してステッ
プS1に戻る。
【0032】一方、ステップS9,S10のループにお
いて、先にステップS9が肯定された場合には、後幕計
時を開始し(ステップS13)、先幕第2通過を待って
先幕計時を終了してFMを記憶し(ステップS13A,
S14)、後幕第2通過を待って後幕計時を終了してR
Mを記憶し(ステップS12A,S15)、上記ステッ
プS25でDTを求めて記憶する。
【0033】また、ステップS6,S16のループにお
いて、先にステップS16が肯定された場合には、ステ
ップS17に進んで先幕計時を開始してステップS1
8,S19のループを回る。ステップS18ではT計時
終了か否かを判定し、ステップS19では先幕第2通過
か否かを判定する。先にステップS18が肯定された場
合には、ステップS22で後幕マグネット25をオフし
て後幕3の走行を開始させ、ステップS23,S24の
ループを回る。ステップS23では先幕第2通過か否か
を判定し、ステップS24では後幕第1通過か否かを判
定する。ステップS23が先に肯定された場合には上記
ステップS11に進み、ステップS24が先に肯定され
た場合にはステップS13に進む。またステップS1
8,S19のループにおいて、先にステップS19が肯
定された場合には、ステップS20で先幕計時を終了
し、ステップS20AでT計時終了を待ってからステッ
プS21で後幕マグネット25をオフし、その後、ステ
ップS11Aに進む。
【0034】以上の実施形態において、フォトリフレク
タ16,19が検出手段を、ばね33,積層型圧電素子
40およびCPU43が幕速調整手段を、CPU43が
制御手段を、ばね33が付勢手段をそれぞれ構成する。
なお以上では、後幕走行速度を調整する例を示したが、
同様の方法で先幕走行速度を調整するようにしてもよ
い。
【0035】−第2の実施形態− 図5〜図7は本発明の第2の実施形態を示している。第
1の実施形態では、先幕走行時間と後幕走行時間との差
に基づいて後幕走行速度を調整したが、本実施形態で
は、先幕/後幕走行時間の各検出値と各基準値との差に
基づいて、先幕走行速度と後幕走行速度の双方を調整す
る例を示す。
【0036】図5は本実施形態におけるフォーカルプレ
ーンシャッタの自動幕速調整装置の一部を示し、図1と
共通する部分の多くは図示を省略した。また図1と同様
の構成要素には同一の符号を付してある。上述した先幕
用王冠22に形成されたラチェット歯22aには爪53
が係合し、爪53には積層型圧電素子52の一端が連結
され、圧電素子52の他端にはレバー54が連結されて
いる。爪53,圧電素子52およびレバー54は一体に
回動可能とされ、ばね36により時計回り方向、つまり
爪53が王冠22に係合する方向に付勢されている。こ
れにより先幕用王冠22が先幕駆動ばね12の付勢力に
よりBと逆の方向に回転するのが阻止される。積層型圧
電素子52に電圧を印加すると、圧電素子52の長さが
変化して爪53が移動し、これにより王冠22が回転し
てばね12のばね力が変化する。またばね力の調整は、
先の実施形態と同様に偏心ピン24を用いて行うことも
できる。
【0037】図6は本実施形態における制御系の構成を
示し、先幕用および後幕用の2つの積層型圧電素子4
0,52がCPU43に接続されている点、および記憶
装置44の記憶内容が異なる点以外は図2と同様であ
る。
【0038】本実施形態では、先の実施形態と同様の方
法で先幕走行時間FMおよび後幕走行時間RMを計測
し、FMと基準先幕走行時間STFとの偏差FT、およ
びRMと基準後幕走行時間STRとの偏差RTを次式に
より求める。 FT=FM−STF RT=RMーSTR ここで、各走行時間の基準値であるSTFおよびSTR
は、予め記憶装置44に記憶されているものである。
【0039】上式によりFTおよびRTが求まると、F
Tに基づいて、先幕走行時間がSTFとなるように先幕
用の積層型圧電素子52に電圧を印加し、ばね12のば
ね力つまり先幕走行速度を調整するとともに、RTに基
づき、後幕走行時間がSTRとなるように後幕用の積層
型圧電素子40に電圧を印加し、ばね33のばね力つま
り後幕走行速度を調整する。
【0040】上述の制御をレリーズ操作の都度行うよう
にすれば、先幕走行速度をほぼ基準値STFに維持でき
るとともに、後幕走行速度をほぼ基準値STRに維持で
きる。例えばSTFおよびSTRを同一の値に設定して
おけば、先の実施形態と同様に先幕および後幕走行速度
をほぼ同一の速度とすることができる。また、必ずしも
両走行速度が等しい状態がベストでないという場合に
は、STFおよびSTRをそれぞれ理想的な値に設定す
ることにより、両走行速度をそれぞれ理想に近い値に保
持できる。さらに、両走行速度を独立して調整すること
で、アパーチャ1の全開時間を安定させることができ、
特に閃光撮影時における露光ムラ等の発生を防止でき
る。
【0041】図7は本実施形態の動作を実現するための
フローチャートであり、ステップS4の後にステップS
4Aを追加するとともに、ステップS25に代えてステ
ップS251,S252を挿入した点以外は図3と同様
である。
【0042】なお本実施形態では、走行速度の基準値S
TFおよびSTRの双方を予め設定しておく例を示した
が、先幕/後幕共通の基準値を1個のみ設定しておくも
のでもよい。これによっても両走行速度を等しくするこ
とができる。また上記2つの実施形態では、幕速調整を
レリーズ操作がなされるたびに行うようにしたが、必ず
しも毎回行わなくてもよく、何回かに1回の割合で行う
ようにしてもよい。さらに圧電素子にてばね力を調整す
る例を示したが、その他の方法で幕速を調整するように
してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、先幕の走行速度に関連
する情報および後幕の走行速度に関連する情報を検出
し、その検出された情報に基づいて先幕および/または
後幕の走行速度を調整するようにしたので、シャッタレ
リーズの回数や使用環境温度の変化に拘わらず先幕およ
び後幕走行速度のバランスをベストの状態に保持でき、
幕速の変動に起因する露光不足や露光過多、露光ムラを
防止できる。圧電素子を用い、先幕あるいは後幕駆動用
付勢手段の付勢力を変更することで幕速を調整するよう
にすれば、簡単な構成でかつ確実に幕速調整が行える。
先幕の走行速度と後幕の走行速度との速度差に関連する
情報を求め、その速度差関連情報に基づいて先幕および
/または後幕の走行速度を調整するようにすれば、先幕
走行速度と後幕走行速度をほぼ一致させることができ、
その不一致に起因する露光不足や露光過多、露光ムラを
確実に防止できる。またこのような動作をシャッタレリ
ーズのたびに行うようにすることで、先幕および後幕の
走行速度がほぼ等しい状態を常に維持することが可能と
なる。検出された先幕走行速度関連情報と予め設定され
た基準先幕走行速度関連情報との差を求め、その差に基
づいて先幕走行速度を調整するとともに、検出された後
幕走行速度関連情報と予め設定された基準後幕速度関連
情報との差を求め、その差に基づいて後幕走行速度を調
整するようにすれば、両走行速度を基準値に近い値に設
定することができ、上述と同様に両走行速度をほぼ等し
くすることができる。また、先幕および後幕走行速度の
双方を調整するため、いずれか一方を調整する場合と比
べて精度が向上し、アパーチャの全開時間をより安定さ
せることができ、特に閃光撮影時における露光不足や露
光過多、露光ムラ等を防止できる。さらにこのような動
作をシャッタレリーズのたびに行うようにすることで、
先幕および後幕の走行速度をベストの状態に常に維持す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるフォーカルプ
レーンシャッタの自動幕速調整装置の構成を示す斜視
図。
【図2】図1の自動幕速制御装置の制御系を示すブロッ
ク図。
【図3】図1の幕速制御装置の動作を実現するためのフ
ローチャート。
【図4】図3に続くフローチャート。
【図5】第2の実施形態における自動幕速制御装置の構
成の一部を示す斜視図。
【図6】図5の自動幕速制御装置の制御系を示すブロッ
ク図。
【図7】図5の自動幕速制御装置の動作を実現するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1 アパーチャ 2 先幕 3 後幕 12 先幕駆動用ばね 14 先幕駆動アーム 16,19 フォトリフレクタ 18,21 反射板 40 圧電素子 33 後幕駆動用ばね 35 後幕駆動アーム 40,52 積層型圧電素子 43 CPU 44 記憶装置 45 レリーズスイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先幕の走行速度に関連する情報および後
    幕の走行速度に関連する情報を検出する検出手段と、 該検出手段にて検出された情報に基づいて、前記先幕お
    よび/または後幕の走行速度を調整する幕速調整手段と
    を具備することを特徴とするフォーカルプレーンシャッ
    タの自動幕速調整装置。
  2. 【請求項2】 前記幕速調整手段は、前記先幕および/
    または後幕駆動用付勢手段の付勢力を変更することで前
    記先幕および/または後幕の走行速度を調整することを
    特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレーンシャッ
    タの自動幕速調整装置。
  3. 【請求項3】 前記幕速調整手段は圧電素子を有し、該
    圧電素子に印加する電圧を調節することで前記付勢手段
    の付勢力を変更することを特徴とする請求項2に記載の
    フォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整装置。
  4. 【請求項4】 前記幕速調整手段は、前記検出手段にて
    検出された情報から先幕の走行速度と後幕の走行速度と
    の速度差に関連する情報を求める演算部と、該演算部に
    て求められた速度差関連情報に基づいて前記先幕および
    /または後幕の走行速度を調整する調整部とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレーンシャ
    ッタの自動幕速調整装置。
  5. 【請求項5】 前記演算された速度差関連情報を記憶す
    る記憶手段を有し、 前記調整部は、前記記憶手段の記憶値に基づいて前記走
    行速度を調整することを特徴とする請求項4に記載のフ
    ォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整装置。
  6. 【請求項6】 レリーズ操作の都度シャッタレリーズに
    先立って前記調整部を作動させるとともに、シャッタレ
    リーズの都度前記検出手段および前記演算部を作動させ
    て該演算部の演算値を前記記憶手段に記憶する制御手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項5に記載のフォー
    カルプレーンシャッタの自動幕速調整装置。
  7. 【請求項7】 前記幕速調整手段は、前記検出手段にて
    検出された先幕走行速度関連情報と予め設定された基準
    先幕走行速度関連情報との差を先幕速度偏差として求め
    るとともに、前記検出された後幕走行速度関連情報と予
    め設定された基準後幕速度関連情報との差を後幕速度偏
    差として求める演算部と、前記先幕速度偏差に基づいて
    前記先幕の走行速度を調整するとともに、前記後幕速度
    偏差に基づいて前記後幕の走行速度を調整する調整部と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプ
    レーンシャッタの自動幕速調整装置。
  8. 【請求項8】 前記演算された先幕速度偏差および後幕
    速度偏差を記憶する記憶手段を有し、 前記調整部は、前記記憶手段に記憶された前記先幕速度
    偏差に基づいて前記先幕走行速度を調整するとともに、
    前記記憶手段に記憶された前記後幕速度偏差に基づいて
    前記後幕走行速度を調整することを特徴とする請求項7
    に記載のフォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整装
    置。
  9. 【請求項9】 レリーズ操作の都度シャッタレリーズに
    先立って前記調整部を作動させるとともに、シャッタレ
    リーズの都度前記検出手段および前記演算部を作動させ
    て該演算部の演算値を前記記憶手段に記憶する制御手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項8に記載のフォー
    カルプレーンシャッタの自動幕速調整装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段により検出される前記先
    幕走行速度関連情報は、前記先幕が所定の測定範囲を走
    行するのに要した時間であり、前記後幕走行速度関連情
    報は、前記後幕が前記所定の測定範囲を走行するのに要
    した時間であることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載のフォーカルプレーンシャッタの自動幕速調整
    装置。
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