JP2001234413A - 生地と芯材の縫製方法及びその縫製品 - Google Patents

生地と芯材の縫製方法及びその縫製品

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JP2001234413A
JP2001234413A JP2000049644A JP2000049644A JP2001234413A JP 2001234413 A JP2001234413 A JP 2001234413A JP 2000049644 A JP2000049644 A JP 2000049644A JP 2000049644 A JP2000049644 A JP 2000049644A JP 2001234413 A JP2001234413 A JP 2001234413A
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sewing
fabric
wire
guide groove
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Koei Kondo
藤 光 栄 近
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L Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生地と可撓性を有するワイヤーを簡易迅速に
巻き縫いにより縫製する。ミシンが途中で停止するのを
防止する。縫製作業が容易で簡易迅速に外観の優れたス
カーフ等の生地と芯材の縫製品を得る。巻き縫いの仕上
がりを向上させる。作業能率を向上させる。 【解決手段】 生地22の端部22aに芯材としての可
撓性を有するワイヤー25を沿わせ、生地22の端部2
2aとワイヤー25とをメローミシンにより一体に巻き
縫い27をする。メローミシンの針板31のガイド部3
7に生地22の端部22aの縫製方向に沿って脱落防止
部を有するガイド溝38を形成する。ガイド溝38にワ
イヤー25を摺動可能に挿入し、ワイヤー25をガイド
溝38に沿わせて生地22と共に縫製方向に送り込み、
メローミシンにより巻き縫い27をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生地と芯材の縫製方
法及びその縫製品に関し、更に詳細に説明すると、生地
の一端に芯材を沿わせ、該生地の一端と芯材とをメロー
ミシンにより一体に巻き縫いにより縫着する生地と芯材
の縫製方法及びその縫製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スカーフ,ショール,テー
プ,リボン,頭飾用リボン等の装飾品が多数存在してい
る。これらのスカーフ,ショール,テープ,リボン,頭
飾用リボン等は所望の形態を保つことができず、例えば
スカーフを首や肩、または頭部にデザインよく巻き付け
たとしても、時間が経過することにより形が崩れ、所望
の形態を長時間にわたり保持することができないもので
あった。
【0003】このため、本出願人は先にスカーフの所望
の形態を長時間にわたり保持することができるように、
図5に示す如く、スカーフ1にワイヤー収納用筒部3を
形成し、このワイヤー収納用筒部3内に芯材としての可
撓性を有するスカーフ保形用ワイヤー5を挿入し、両端
絞り部3aにスカーフ1と同一材質からなる装飾部材7
を取付け、強風を受けたり、時間が経過しても、スカー
フ1の形態が型崩れしない装飾性の高いものを提案して
いる(特開平10−60716号公報)。
【0004】また、生地の端部に合成樹脂性の芯材であ
る手ぐすを巻き縫いするメローミシンが存在する。図4
に示す如く、このメローミシンの針板11のガイド部1
2には、上下に貫通する挿入穴13が形成され、この挿
入穴13の下部から挿入穴13に挿入された手ぐす15
が縫製方向に導かれ、前記スカーフ等の生地と共に巻き
縫いされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の図5
に示されるスカーフ1の場合には、ワイヤー収納用筒部
3を形成し、このワイヤー収納用筒部3内に芯材として
の可撓性を有するスカーフ保形用ワイヤー5を挿入して
いるので、多くの縫製作業が必要で、簡易迅速にスカー
フ1を得ることができない欠点を有していた。また、図
4に示すメローミシンの針板11を用いて手ぐす15を
巻き縫いしても、所望の形状を保持することができない
ものであった。
【0006】更に、メローミシンの針板11のガイド部
12の挿入穴13の下部から合成樹脂性の芯材である手
ぐす15を挿入穴13に挿入する場合には、滑りよく手
ぐす15を送り出すことができるも、可撓性を有するワ
イヤーを挿入した場合には、滑りが悪くワイヤーがガイ
ド部12の挿入穴13に引っ掛かり、スムースに縫製位
置にワイヤーを導くことができず、ワイヤーがスムース
に規則正しく縫製位置に送り出されないことからミシン
が停止する虞れを有し、生地に皺が発生したり、巻き縫
いの仕上がりが悪くなる欠点を有し、またワイヤーが破
断した場合には縫製作業をやり直す必要があり、作業能
率を向上させることができず、コストダウンを図れない
等の問題点を有していた。
【0007】本発明の目的は、ミシンが縫製の途中で停
止する虞れがなく、縫製作業が容易で簡易迅速に外観の
優れたスカーフやカバー等の生地と芯材の縫製品を得る
ことができ、ミシンが途中で停止するのを防止すること
ができ、生地に皺が発生するのを防止することができ、
巻き縫いの仕上がりを向上させることができ、作業能率
を向上させることができ、縫製品を所望の形態で長時間
にわたり保持することができ、且つ経済性に優れた生地
と芯材の縫製方法及びその縫製品を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の生地
と芯材の縫製方法は、生地の一端に芯材を沿わせ、該生
地の一端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫い
により縫着する生地と芯材の縫製方法において、前記芯
材を可撓性を有するワイヤーから形成し、前記メローミ
シンの針板のガイド部に生地の縫製方向に沿ってガイド
溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイヤーからなる芯材を
摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材をガイド溝
に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送り込み、前記メ
ローミシンにより生地の端部にワイヤーからなる芯材を
巻き縫いすることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の生地と芯
材の縫製方法は、生地の一端に芯材を沿わせ、該生地の
一端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫いによ
り縫着する生地と芯材の縫製方法において、前記芯材を
可撓性を有するワイヤーから形成し、前記メローミシン
の針板のガイド部に生地の縫製方向に沿ってガイド溝を
形成し、該ガイド溝にワイヤーの脱落防止部を形成し、
前記ガイド溝にワイヤーからなる芯材を摺動可能に挿入
し、該ワイヤーからなる芯材をガイド溝に沿わせて前記
生地と共に縫製方向に送り込み、前記メローミシンによ
り生地の端部にワイヤーからなる芯材を巻き縫いするこ
とを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項3に記載の生地と芯
材の縫製品は、生地の一端に芯材を沿わせ、該生地の一
端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫いにより
縫着して形成される生地と芯材の縫製品において、前記
芯材が可撓性を有するワイヤーから形成され、前記メロ
ーミシンの針板のガイド部に生地の縫製方向に沿ってガ
イド溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイヤーからなる芯
材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材をガイ
ド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送り込み、前
記メローミシンにより生地の端部にワイヤーからなる芯
材が巻き縫いされ、前記ワイヤーの形状保持性により前
記生地が所望の形状に保持されていることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の請求項4に記載の生地と芯
材の縫製品は、前記生地がスカーフ,ショール,テー
プ,リボン,頭飾用リボン等の装飾生地から形成され、
または防水生地から形成されていることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1に記載の生地と芯材の縫
製方法によれば、芯材を可撓性を有するワイヤーから形
成し、前記メローミシンの針板のガイド部に生地の縫製
方向に沿ってガイド溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイ
ヤーからなる芯材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーから
なる芯材をガイド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向
に送り込み、前記メローミシンにより生地の端部にワイ
ヤーからなる芯材を巻き縫いするので、従来のメローミ
シンを用いて、可撓性を有するワイヤーを芯材として用
いることができ、また太いワイヤーを芯材として用いる
ことができ、生地と芯材の縫製品の所望の形態を可撓性
を有するワイヤーが長時間にわたり保持することがで
き、ミシンが途中で停止する虞がなく、縫製作業が容易
で簡易迅速に外観の優れた生地と芯材の縫製品を得るこ
とができ、生地に皺が発生するのを防止することがで
き、巻き縫いの仕上がりを向上させることができ、作業
能率を向上させることができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の生地と芯材の縫
製方法によれば、芯材を可撓性を有するワイヤーから形
成し、前記メローミシンの針板のガイド部に生地の縫製
方向に沿ってガイド溝を形成し、該ガイド溝にワイヤー
の脱落防止部を形成し、前記ガイド溝にワイヤーからな
る芯材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材を
ガイド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送り込
み、前記メローミシンにより生地の端部にワイヤーから
なる芯材を巻き縫いするので、従来のメローミシンを用
いて、可撓性を有するワイヤーを芯材として用いること
ができ、また太いワイヤーを芯材として用いることがで
き、またワイヤーが脱落防止部を有するガイド溝に挿入
されているので、ワイヤーを確実にガイド溝でガイドす
ることができ、生地と芯材の縫製品の所望の形態を可撓
性を有するワイヤーが長時間にわたり保持することがで
き、ミシンが途中で停止する虞がなく、縫製作業が容易
で簡易迅速に外観の優れた生地と芯材の縫製品を得るこ
とができ、生地に皺が発生するのを防止することがで
き、巻き縫いの仕上がりを向上させることができ、作業
能率を向上させることができる。
【0014】本発明の請求項3に記載の生地と芯材の縫
製品によれば、芯材が可撓性を有するワイヤーから形成
され、前記メローミシンの針板のガイド部に生地の縫製
方向に沿ってガイド溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイ
ヤーからな芯材を沿わせて前記生地と共に縫製方向に送
り込み、前記メローミシンにより生地の端部にワイヤー
からなる芯材を巻き縫いし、前記ワイヤーの形状保持性
により前記生地が所望の形状に保持されているので、可
撓性を有するワイヤーを芯材として用いることができ、
また太いワイヤーを芯材として用いることができ、生地
と芯材の縫製品の所望の形態をワイヤーが長時間にわた
り保持することができ、ミシンが途中で停止する虞がな
く、縫製作業が容易で簡易迅速に外観の優れた生地と芯
材の縫製品を得ることができ、生地に皺が発生するのを
防止することができ、巻き縫いの仕上がりを向上させる
ことができる。
【0015】本発明の請求項4に記載の生地と芯材の縫
製品によれば、前記生地がスカーフ,ショール,テー
プ,リボン,頭飾用リボン等の装飾生地から形成され、
または防水生地から形成されているので、装飾用は勿論
のこと、カバー用等の種々の用途に用いることができる
生地と芯材の縫製品を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る生地と芯材の
縫製方法及びその縫製品を図面を参照して詳述する。図
1(a),(b)乃至図3(a),(b)には本発明に
係る生地と芯材の縫製方法及びその縫製品の実施の形態
が夫々示されており、この実施の形態では、図1(a)
に示す如く、直線状の端部22aを有する生地22に芯
材としてのワイヤー25を巻き縫い27する場合につき
説明するが、生地22の端部22aは直線状に限定され
るものではなく、弯曲するものであってもよい。また生
地22の形状は、図2に示す如く、正方形または長方形
であってもよい。更に、円形,楕円形その他の形状とす
ることができるものである。
【0017】図3(a),(b)には、本発明方法を実
施するためのメローミシンの針板31の平面図及び一部
断面図が夫々示されており、本発明において用いられる
メローミシン本体は従来公知の構成を有するものであ
り、その詳細説明はこれを省略するもオーバーロック機
構、メロー処理機構を有し、また生地送り機構、ミシン
針の駆動機構及びルーパー駆動機構等は従来公知のもの
を用いるものである。また、メローミシンの針板31に
は、従来の図4に示す挿入穴13があってもよいが、本
発明では用いない。
【0018】前記メローミシンの針板31には、左右一
対の長溝33,34が形成され、また針板31の内側端
31bには突起部36が形成されている。また針板31
の前記突起部36が形成された内側端31bより前側の
針板31には、内側に突出するガイド部37が形成さ
れ、このガイド部37には生地22の端部22aの縫製
方向に沿ってガイド溝38が形成されている。このガイ
ド溝38は針板31の前端31aから突起部36方向に
前記長溝34に平行に延びて形成されている。
【0019】前記ガイド溝38は針板31のガイド部3
7の表面側に形成され、このガイド溝38の上端には前
記芯材としてのワイヤー25の脱落防止部としての脱落
防止用の蓋41が設けられている。前記ガイド溝38に
前記芯材としてのワイヤー25が長手方向に摺動可能に
挿入されている。このワイヤー25は可撓性を有するも
のであればよく、例えば針金と言われるステンレス製,
鉄製等の金属性のワイヤー25が一般的であるが、可撓
性を有するものであれば合成樹脂製のワイヤーであって
もよい。
【0020】また、脱落防止部としての脱落防止用の蓋
41はガイド溝38の長手方向に前後一対設けられてい
るが、一連のものを用いてもよく、またガイド溝38の
長手方向全てに蓋41を設ける必要はなく、脱落防止兼
ガイド部としての機能を有するものであればよい。この
蓋41は針板31の表面側に接着剤等により固着しても
よく、またビス止めであってもよい。更に、前記脱落防
止部としての脱落防止用の蓋41を用いるのに代えて、
針板31のガイド部37にガイド用の空洞部を形成する
ものであってもよい。
【0021】前記ガイド溝38に摺動可能に挿入される
芯材としてのワイヤー25の直径は約0.18mm〜0.
47mm、好ましくは約0.22mm〜0.30mmである。
従って、図3(b)に示す如く、ガイド溝38の幅及び
深さL1は約0.5mm〜1.0mmあればよく、これによ
りワイヤー25を摺動可能に保持することができる。
尚、ガイド溝38の幅及び深さL1は図示のものに限定
されるものではない。
【0022】前記芯材としてのワイヤー25をガイド部
37のガイド溝38に沿わせて前記生地22の端部22
aと共に縫製方向に送り込み、前記メローミシンにより
生地22の端部22aにワイヤー25からなる芯材を巻
き縫い27することにより、図1(a),(b)に示す
如く、生地22と芯材としてのワイヤー25との縫製品
21が得られる。
【0023】尚、図1(a)においては、生地22の端
部22aにワイヤー25を巻き縫い27した状態が示さ
れているが、帯状の生地22を用い、生地22の他端部
22bにもワイヤー25を巻き縫い27することによ
り、両側端にワイヤー25が巻き縫い27されたリボン
としての縫製品21を得ることができる。
【0024】前記生地22はスカーフ,ショール,テー
プ,リボン,頭飾用リボン等の装飾生地から形成され
る。従って、スカーフ,ショール,テープ,リボン,頭
飾用リボン等の目的に応じて生地22の素材を合成繊
維,シルク,サテン等から選択すればよい。更に前記生
地22は防水生地から形成されたものを用いることがで
き、この場合には自転車や自家用車等のカバーを形成す
ることができる。カバーとして用いる場合には太めのワ
イヤー25を用いるのが好ましい。
【0025】また、図2に示す実施の形態では、正方形
のスカーフ用の生地22の外周縁に沿ってワイヤー25
を巻き縫い27したが、生地22の角部は円弧状とする
のが好ましい。また正方形の生地22の外周縁には直線
状の4辺に対応して4本の直線状のワイヤー25を用い
たが、ワイヤー25を屈折して連続して縫製することが
可能であれば1本のワイヤー25で形成することもでき
る。また、防水生地を用いてカバーを形成する場合等に
は部分的なワイヤー25を用い、部分的に巻き縫い27
をしてもよい。
【0026】また、図1(a)に示す状態で、複数の生
地22とワイヤー25との縫製品21を形成し、一方の
縫製品21の生地22の他端部22bと、他方の縫製品
21の生地22の端部22aとを連結して、生地22の
中間及び端部にワイヤー25が巻き縫い27された状態
の縫製品21を得ることもできる。この縫製品21はワ
イヤー25の可撓性により、適宜の弯曲状態を保持する
ことができ、縫製品21を所望の形態で長時間にわたり
保持することができる。
【0027】
【発明の効果】以上が本発明に係わる生地と芯材の縫製
方法及びその縫製品の実施の形態であるが、本発明の請
求項1に記載の生地と芯材の縫製方法によれば、芯材を
可撓性を有するワイヤーから形成し、前記メローミシン
の針板のガイド部に生地の縫製方向に沿ってガイド溝を
形成し、該ガイド溝に前記ワイヤーからなる芯材を摺動
可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材をガイド溝に沿
わせて前記生地と共に縫製方向に送り込み、前記メロー
ミシンにより生地の端部にワイヤーからなる芯材を巻き
縫いするので、従来のメローミシンを用いて、可撓性を
有するワイヤーを芯材として用いることができ、また太
いワイヤーを芯材として用いることができ、生地と芯材
の所望の形態を長時間にわたり保持することができ、ミ
シンが途中で停止する虞がなく、縫製作業が容易で簡易
迅速に外観の優れた生地と芯材の縫製品を得ることがで
き、生地に皺が発生するのを防止することができ、巻き
縫いの仕上がりを向上させることができ、作業能率を向
上させることができる。
【0028】また、本発明の請求項2に記載の生地と芯
材の縫製方法によれば、芯材を可撓性を有するワイヤー
から形成し、前記メローミシンの針板のガイド部に生地
の縫製方向に沿ってガイド溝を形成し、該ガイド溝にワ
イヤーの脱落防止部を形成し、前記ガイド溝にワイヤー
からなる芯材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる
芯材をガイド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送
り込み、前記メローミシンにより生地の端部にワイヤー
からなる芯材を巻き縫いするので、従来のメローミシン
を用いて、可撓性を有するワイヤーを芯材として用いる
ことができ、また太いワイヤーを芯材として用いること
ができ、またワイヤーが脱落防止部を有するガイド溝に
挿入されているので、ワイヤーを確実にガイド溝でガイ
ドすることができ、生地と芯材の縫製品の所望の形態を
可撓性を有するワイヤーが長時間にわたり保持すること
ができ、ミシンが途中で停止する虞がなく、縫製作業が
容易で簡易迅速に外観の優れた生地と芯材の縫製品を得
ることができ、生地に皺が発生するのを防止することが
でき、巻き縫いの仕上がりを向上させることができ、作
業能率を向上させることができる。
【0029】また、本発明の請求項3に記載の生地と芯
材の縫製品によれば、芯材が可撓性を有するワイヤーか
ら形成され、前記メローミシンの針板のガイド部に生地
の縫製方向に沿ってガイド溝を形成し、該ガイド溝に前
記ワイヤーからな芯材を沿わせて前記生地と共に縫製方
向に送り込み、前記メローミシンにより生地の端部にワ
イヤーからなる芯材を巻き縫いし、前記ワイヤーの形状
保持性により前記生地が所望の形状に保持されているの
で、可撓性を有するワイヤーを芯材として用いることが
でき、また太いワイヤーを芯材として用いることがで
き、生地と芯材の所望の形態を長時間にわたり保持する
ことができ、ミシンが途中で停止する虞がなく、縫製作
業が容易で簡易迅速に外観の優れた生地と芯材の縫製品
を得ることができ、生地に皺が発生するのを防止するこ
とができ、巻き縫いの仕上がりを向上させることができ
る。
【0030】更に、本発明の請求項4に記載の生地と芯
材の縫製品によれば、前記生地がスカーフ,ショール,
テープ,リボン,頭飾用リボン等の装飾生地から形成さ
れ、または防水生地から形成されているので、装飾用は
勿論のこと、カバー用等の種々の用途に用いることがで
きる生地と芯材の縫製品を得ることができる。
【0031】本発明によれば、所望の形態を長時間にわ
たり保持することができ、縫製作業が容易で簡易迅速に
外観の優れたスカーフ等の生地と芯材の縫製品を得るこ
とができ、生地に皺が発生するのを防止することがで
き、巻き縫いの仕上がりを向上させることができ、作業
能率を向上させることができ、且つ経済性に優れた生地
と芯材の縫製方法及びその縫製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる生地と芯材の縫製方法により縫
製された縫製品を夫々示すもので、(a)は平面図、
(b)は断面図。
【図2】本発明に係わる生地と芯材の縫製方法をスカー
フに適用した状態の平面図。
【図3】本発明に係わる生地と芯材の縫製方法に用いら
れるメローミシンの針板を示すもので、(a)は平面
図、(b)は(a)のX─X線断面図。
【図4】従来のメローミシンの針板の正面説明図。
【図5】従来のスカーフの斜視図。
【符号の説明】
21 縫製品 22 生地 22a 端部 22b 他端部 25 芯材としてのワイヤー 27 巻き縫い 31 針板 33 長溝 34 長溝 36 突起部 37 ガイド部 38 溝部 41 蓋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生地の一端に芯材を沿わせ、該生地の一
    端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫いにより
    縫着する生地と芯材の縫製方法において、 前記芯材を可撓性を有するワイヤーから形成し、前記メ
    ローミシンの針板のガイド部に生地の縫製方向に沿って
    ガイド溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイヤーからなる
    芯材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材をガ
    イド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送り込み、
    前記メローミシンにより生地の端部にワイヤーからなる
    芯材を巻き縫いすることを特徴とする生地と芯材の縫製
    方法。
  2. 【請求項2】 生地の一端に芯材を沿わせ、該生地の一
    端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫いにより
    縫着する生地と芯材の縫製方法において、 前記芯材を可撓性を有するワイヤーから形成し、前記メ
    ローミシンの針板のガイド部に生地の縫製方向に沿って
    ガイド溝を形成し、該ガイド溝にワイヤーの脱落防止部
    を形成し、前記ガイド溝にワイヤーからなる芯材を摺動
    可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材をガイド溝に沿
    わせて前記生地と共に縫製方向に送り込み、前記メロー
    ミシンにより生地の端部にワイヤーからなる芯材を巻き
    縫いすることを特徴とする生地と芯材の縫製方法。
  3. 【請求項3】 生地の一端に芯材を沿わせ、該生地の一
    端と芯材とをメローミシンにより一体に巻き縫いにより
    縫着して形成される生地と芯材の縫製品において、 前記芯材が可撓性を有するワイヤーから形成され、前記
    メローミシンの針板のガイド部に生地の縫製方向に沿っ
    てガイド溝を形成し、該ガイド溝に前記ワイヤーからな
    る芯材を摺動可能に挿入し、該ワイヤーからなる芯材を
    ガイド溝に沿わせて前記生地と共に縫製方向に送り込
    み、前記メローミシンにより生地の端部にワイヤーから
    なる芯材が巻き縫いされ、前記ワイヤーの形状保持性に
    より前記生地が所望の形状に保持されていることを特徴
    とする生地と芯材の縫製品。
  4. 【請求項4】 前記生地がスカーフ,ショール,テー
    プ,リボン,頭飾用リボン等の装飾生地から形成され、
    または防水生地から形成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の生地と芯材の縫製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109463814A (zh) * 2018-11-12 2019-03-15 深圳智裳科技有限公司 一种布线装置及布线方法
CN109853164A (zh) * 2019-02-01 2019-06-07 詹镇远 一种用于狭小空间内部的自动剪线机构

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