JP2001233744A - 特定の両性デンプンを含有する洗浄化粧品組成物とその用途 - Google Patents

特定の両性デンプンを含有する洗浄化粧品組成物とその用途

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JP2001233744A
JP2001233744A JP2001007087A JP2001007087A JP2001233744A JP 2001233744 A JP2001233744 A JP 2001233744A JP 2001007087 A JP2001007087 A JP 2001007087A JP 2001007087 A JP2001007087 A JP 2001007087A JP 2001233744 A JP2001233744 A JP 2001233744A
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Mireille Maubru
モーブリュ ミレイユ
Bernard Beauquey
ボーケー ベルナール
Veronique Douin
ドゥアン ヴェロニク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な洗浄及び発泡力等の有利な作用特性を
保持しながら、毛髪、皮膚に優れた美容特性をもたらす
洗浄及びコンディショニング組成物を提供する。 【解決手段】 化粧品的に許容可能な媒体中に、洗浄基
剤と 【化1】 [St−Oはデンプン分子、Rは水素又はメチル基、R'
は水素、メチル基、-COOH基、nは2又は3、Mは
水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、NH、第4
級アンモニウム、有機アミン、R"は水素、アルキル基
をそれぞれ表す]の少なくとも1種の両性デンプンを含
有させ、脂肪酸石鹸を含有させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容可
能な水性ビヒクル中に、洗浄力を持つ界面活性剤からな
る洗浄基剤と特定の両性デンプンを含有する、ケラチン
物質、例えば毛髪の洗浄とコンディショニングの双方を
意図した改善された特性を有する新規な化粧品組成物に
関する。また本発明は、上述した美容用途における上記
組成物の使用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ケラチ
ン物質、例えば毛髪をクレンジング及び/又は洗浄する
ために、アニオン性、非イオン性及び/又は両性型、特
により詳細にはアニオン型の界面活性剤を本質的にベー
スとする洗浄用組成物(例えばシャンプー)を使用するこ
とは一般的である。これら組成物は濡れた毛髪に適用さ
れて、手で摩擦又はマッサージすることにより生じせし
められた泡が、水ですすいだ後に、毛髪に当初から存在
していた様々な種類の汚れを除くことを可能にする。こ
れらの基剤組成物は確かに良好な洗浄力を有するが、そ
れらに本来備わっている化粧品特性はかなり貧しいまま
であり、特に、クレンジング処理のような比較的烈しい
性質のものは、長期的には、毛髪繊維の表面又は内部に
含まれるタンパク質又は脂質が徐々に除去されることに
特に関連したダメージを毛髪繊維に多かれ少なかれ与え
るおそれがある。
【0003】よって、上述した洗浄用組成物、特に、敏
感化された毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエー
ブ処理、染色又は脱色のような毛髪の処理、及び/又は
特に大気中の成分の化学作用により、ダメージを受け又
は弱化した毛髪)へ適用されるものの化粧品特性を改善
するために、毛髪の繊維が、多かれ少なかれ繰り返し受
ける様々な処理又は攻撃により誘発される有害な又は好
ましくない影響を、主に修復するか制限することを意図
した、コンディショナーとして知られている付加的な化
粧品薬剤をこれらの組成物に入れることが今は一般化し
ている。もちろん、これらのコンディショナーは、ナチ
ュラルな毛髪の美容特性を改善することもできる。
【0004】アニオン性界面活性剤と非イオン性デンプ
ンの組み合わを使用してシャンプーを処方することが推
奨されている。しかし、これらの組み合わせは満足でき
る美容的結果をもたらさない。石鹸と両性デンプンの組
み合わせもまたシェービングフォーム組成物に対して推
奨されているが、これらの組成物は十分には洗浄性がな
く、毛髪を洗浄する石鹸の使用は、繊維に張りがない(d
ulling)等の主な不具合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】し
かして、この問題に関して鋭意研究を行ったところ、本
出願人は、洗浄基剤と少なくとも1種の特定の両性デン
プンを使用することにより、特に処理された毛髪のスタ
イリングの容易性、軽さ(lightness)及びしなやかさ(su
ppleness)等の優れた化粧品特性を有し、好ましい作用
特性、例えば本来の良好な洗浄力と良好な発泡力を有す
る洗浄用組成物を得ることが可能になることを見出し
た。本発明の組成物は、洗い流した後に、特に軽さ、持
続性及びしなやかさの付与として現われる顕著なトリー
トメント効果を毛髪に付与する。
【0006】よって、本発明の一主題は、化粧品的に許
容可能な水性媒体中に、洗浄基剤と以下に定義される少
なくとも1種の両性デンプンを含有し、脂肪酸石鹸を含
有していないことを特徴とする新規な洗浄・コンディシ
ョニング用化粧品組成物にある。本発明の主題は、ま
た、毛髪及び皮膚等のケラチン物質のコンディショニン
グ及び/又はメークアップ除去及び/又は洗浄(クレン
ジング)のために上述した組成物を使用するという美容
用途にある。
【0007】本発明において、「脂肪酸石鹸」という表
現は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属又は脂肪アミ
ンとC10−C18脂肪酸の塩を意味する。本発明にお
いて、「脂肪酸石鹸を含有していない」という表現は、
脂肪酸石鹸の濃度が約1重量%以下、好ましくは約0.
1重量%未満であることを意味している。
【0008】本発明に係る組成物は、一般には水性であ
る洗浄基剤を必ず含む。洗浄基剤を形成する界面活性剤
(一種以上)は、アニオン性、両性及び非イオン性洗浄界
面活性剤から、単独又は混合物として、無差別に選択す
ることができる。しかし、本発明において、洗浄基剤は
好ましくは少なくとも一又は複数のアニオン性界面活性
剤、又は少なくとも一又は複数のアニオン性界面活性剤
と少なくとも一又は複数の両性界面活性剤又は少なくと
も一又は複数の非イオン性界面活性剤の混合物を含む。
しかして、本発明において、洗浄基剤は、最終組成物の
全重量に対して、4〜50重量%、好ましくは6〜35
重量%、更に好ましくは8〜25重量%を占めうる。
【0009】本発明を実施するのに適した界面活性剤
は、特に以下のものである: (i)アニオン性界面活性剤:本発明において、これらの
性質は臨界的な重要性を持たない。しかして、本発明に
おいて、単独で又は混合物として使用可能なアニオン性
界面活性剤の例として、特に(非限定的列挙)、次の化合
物:アルキルスルファート類、アルキルエーテルスルフ
ァート類、アルキルアミドエーテルスルファート類、ア
ルキルアリールポリエーテルスルファート類、モノグリ
セリドスルファート類;アルキルスルホナート類、アル
キルホスファート類、アルキルアミドスルホナート類、
アルキルアリールスルホナート類、α-オレフィンスル
ホナート類、パラフィンスルホナート類;アルキルスル
ホスクシナート類、アルキルエーテルスルホスクシナー
ト類、アルキルアミドスルホスクシナート類;アルキル
スルホスクシナマート類;アルキルスルホアセタート
類;アルキルエーテルホスファート類;アシルサルコシ
ナート類;アシルイセチオナート類及びN-アシルタウ
ラート類で、これら様々な化合物の全てのアルキル又は
アシル基は、好ましくは12〜20の炭素原子を有し、
アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基を示
すもの、の塩類(特にアルカリ金属、特にナトリウムの
塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩又
はマグネシウム塩)を挙げることができる。また、更に
使用可能なアニオン性界面活性剤としては、脂肪酸塩、
例えば、オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸及
びステアリン酸、ヤシ油酸又は水素化ヤシ油酸の塩、及
びアシル基が8〜20の炭素原子を有するアシルラクチ
ラート類を挙げることができる。また、弱いアニオン性
界面活性剤、例えば、アルキル-D-ガラクトシドウロン
酸とそれらの塩、並びにポリオキシアルキレン化(C
−C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシア
ルキレン化(C−C24)アルキルアリールエーテルカ
ルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C−C24)アル
キルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩、特に2
〜50のエチレンオキシド基を含むもの、及びそれらの
混合物を使用することもできる。アニオン性界面活性剤
の中でも、本発明ではアルキルスルファート塩及びアル
キルエーテルスルファート塩及びそれらの混合物の使用
が好ましい。
【0010】(ii)非イオン性界面活性剤:非イオン性
界面活性剤は、それ自体よく知られている化合物(これ
に関して、特に、ブラッキー・アンド・サン社(グラス
ゴー及びロンドン)から出版されている、エム・アール
・ポーター(M.R. Porter)の「界面活性剤ハンドブック
(Handbook of Surfactants)」(1991年、116-178頁)を参
照されたい)であり、本発明において、それらの性質は
臨界的な特徴ではない。しかして、それらは、特に(非
限定的列挙)、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化
又はポリグリセロール化された、例えば8〜18の炭素
原子を含む脂肪鎖を有する脂肪酸、アルキルフェノール
類、アルファ-ジオール類又はアルコール類から選択す
ることができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシ
ド基の数が特に2〜50の範囲、グリセロール基の数が
特に2〜30の範囲とすることができる。また、エチレ
ンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪
アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
の縮合物;好ましくは2〜30モルのエチレンオキシド
を有するポリエトキシル化脂肪アミド類、平均で1〜
5、特に1.5〜4のグリセロール基を有するポリグリ
セロール化脂肪アミド類;2〜30モルのエチレンオキ
シドを有するオキシエチレン化されたソルビタンの脂肪
酸エステル類;スクロースの脂肪酸エステル類、ポリエ
チレングリコールの脂肪酸エステル類、アルキルポリグ
リコシド類、N-アルキルグルカミン誘導体、アミンオ
キシド類、例えば(C10−C14)アルキルアミンオキ
シド類又はN-アシルアミノプロピルモルホリンオキシ
ド類を挙げることもできる。
【0011】(iii)両性界面活性剤:両性界面活性剤
は、その性質が本発明において臨界的な特徴ではない
が、特に(非限定的列挙)、脂肪族基が8〜22の炭素原
子を有する直鎖状又は分枝状の鎖であり、少なくとも1
つの水可溶化アニオン性基(例えば、カルボキシラー
ト、スルホナート、スルファート、ホスファート又はホ
スホナート)を含む、脂肪族の第2級又は第3級アミン
誘導体であってよく;更に、(C−C20)アルキルベ
タイン類、スルホベタイン類、(C−C20)アルキル
アミド(C−C)アルキルベタイン類又は(C−C
20)アルキルアミド(C−C)アルキルスルホベタ
イン類を挙げることができる。アミン誘導体としては、
次の式: R-CONHCHCH-N(R)(R)(CHCOO-) (2) [上式中、Rは、加水分解されたヤシ油中に存在する
酸R-COOHから誘導されるアルキル基、ヘプチ
ル、ノニル又はウンデシル基を示し、Rは、β-ヒド
ロキシエチル基を示し、Rはカルボキシメチル基を示
す];及び R2'-CONHCHCH-N(B)(C) (3) [上式中、Bは-CHCHOX'を示し、CはZ=1
又は2である-(CH)-Y'を示し、X'は、-CH
CH-COOH基又は水素原子を示し、Y'は、-CO
OH又は-CH-CHOH-SOH基を示し、R
2'は、ヤシ油又は加水分解されたアマニ油中に存在す
る酸R-COOHのアルキル基、アルキル基、特にC
、C、C11又はC13アルキル基、C17アルキ
ル基及びそのイソ形又は不飽和C17基を示す];の構
造を有し、米国特許第2528378号及び同第278
1354号に記載され、ミラノール(Miranol)(登録商
標)の名称で販売されている製品を挙げることができ
る。
【0012】これらの化合物は、ココアンホ二酢酸二ナ
トリウム(disodium cocoamphodiacetate)、ラウロアン
ホ二酢酸二ナトリウム(disodium lauroamphodiacetat
e)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(disodium capr
ylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウ
ム(disodium capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プ
ロピオン酸二ナトリウム(disodium cocoamphodipropion
ate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(disod
ium lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム(disodium caprylamphodipropion
ate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(dis
odium capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プ
ロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸の名称で、CT
FA辞典、第5版、1993年に分類されている。例え
ば、ローディア(Rhodia)社からミラノール(登録商標)C
2M濃縮物の商品名で市販されているココアンホジアセ
タートを挙げることができる。
【0013】本発明の組成物においては、界面活性剤の
混合物、特にアニオン性界面活性剤の混合物、及び両性
又は非イオン性界面活性剤の混合物が好ましく使用され
る。特に好ましい混合物は、少なくとも1種のアニオン
性界面活性剤と少なくとも1種の両性界面活性剤からな
る混合物である。使用されるアニオン性界面活性剤は、
好ましくは、ナトリウム、トリエタノールアミン又はア
ンモニウムの(C12−C14)アルキルスルファート、
2.2モルのエチレンオキシドを含むオキシエチレン化
されたナトリウムの(C12−C 14)アルキルエーテル
スルファート、ココイルイセチオン酸ナトリウム及び
(C 14−C16)-αオレフィンスルホン酸ナトリウ
ム、及び、− 両性界面活性剤、例えば、特に、38%
の活性物質を含む水溶液として「ミラノール(登録商標)
C2M・Conc」の商品名で、又は「ミラノール(登録
商標)C32」の名称で、ローディア社から市販されて
いるココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム又はココア
ンホプロピオン酸ナトリウムとして知られているアミン
誘導体か;− 又は双性イオン型の両性界面活性剤、例
えばアルキルベタイン類、特に、ヘンケル(Henkel)社か
ら、32%の活性物質を含有する水溶液として「デハイ
トン(Dehyton)(登録商標)AB30」の名称で市販され
ているココイルベタイン、又はゴールドシュミット(Gol
dschmidt)社から販売されているテゴベタイン(Tegobeta
ine)(登録商標)F50のようなアルキルアミドベタイ
ン、とのそれらの混合物から選択される。
【0014】本発明に係る組成物は、次の式:
【化2】 [上式中、St−Oはデンプン分子を表し、Rは、同一
でも異なっていてもよく、水素原子又はメチル基を表
し、R'は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、
メチル基又は-COOH基を表し、nは2又は3に等し
い整数であり、Mは、同一でも異なっていてもよく、水
素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、例えばN
a、K又はLi、NH、第4級アンモニウム又は有機
アミンを表し、R"は、水素原子又は1〜18の炭素原
子を含むアルキル基を表す]の化合物から選択される両
性デンプンを必ず含有する。
【0015】これらの化合物は、出典を明示してここに
取り込まれる米国特許第5455340号及び同第40
17460号に特に開示されている。デンプン分子はデ
ンプンの任意の植物源、例えば特に、トウモロコシ(コ
ーン)、ジャガイモ、オート麦、米、タピオカ、サトウ
モロコシ、大麦又は小麦から誘導することができる。上
述のデンプン加水分解物はがまた使用できる。デンプン
は好ましくはジャガイモから誘導される。
【0016】式(I)又は(II)のデンプンが特に使用さ
れる。2-クロロエチル-アミノジプロピオン酸で変性さ
れたデンプン、すなわち式(I)又は(II)においてR、
R'及びR"が水素原子を表し、nが2に等しいデンプン
がより好適に使用される。本発明における両性デンプン
は、組成物の全重量に対して一般に0.01〜10重量
%、好ましくは0.1〜5重量%の濃度で本発明に係る
組成物中に使用することができる。
【0017】好適な一実施態様では、組成物はまた少な
くとも1種のカチオン性ポリマーを含有する。更により
一般的には、本発明の目的において、「カチオン性ポリ
マー」という表現は、カチオン基及び/又はカチオン基
にイオン化され得る基を含有する任意のポリマーを示
す。
【0018】本発明において使用することができるカチ
オン性ポリマーは、洗浄組成物で処理される毛髪の化粧
品特性をそれ自体が改善することが既に知られている任
意のものから選択することができ、特に、欧州特許出願
公開第0337354号及び仏国特許出願公開第227
0846号、同第2383660号、同第259861
1号、同第2470596号及び同第2519863号
に記載されているものから選択されうる。好適なカチオ
ン性ポリマーは、主ポリマー鎖の一部を形成するか、又
はそこに直接結合した側方置換基により担持され得る、
第1級、第2級、第3級及び/又は第4級アミン基を有
する単位を含むものから選択される。
【0019】使用されるカチオン性ポリマーは、一般に
約500〜5x10、好ましくは約10〜3x10
の数平均分子量を有する。カチオン性ポリマーのなか
でも、第4級ポリアンモニウム、ポリアミノアミド及び
ポリアミン型のポリマーを特に挙げることができる。こ
れらは公知の生成物である。
【0020】本発明において使用することができ、特に
挙げることができる第4級ポリアンモニウム、ポリアミ
ノアミド及びポリアミン型のポリマーは、仏国特許第2
505348又は2542997号に記載されているも
のである。これらのポリマーとして、 (1) 次の式:
【化3】 [上式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、水素
原子又はCH基を示し、Aは、同一でも異なっていて
もよく、直鎖状又は分枝状で、1〜6の炭素原子、好ま
しくは2又は3の炭素原子のアルキル基、又は1〜4の
炭素原子を有するヒドロキシアルキル基を示し、R
、Rは、同一でも異なっていてもよく、1〜18
の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基、好まし
くは1〜6の炭素原子を有するアルキル基を示し、R
及びRは、同一でも異なっていてもよく、水素又は1
〜6の炭素原子を有するアルキル基、好ましくはメチル
又はエチルを表し、Xは無機又は有機酸から誘導された
アニオン、例えばメトスルファートアニオン又はハロゲ
ン化物、例えば塩化物又は臭化物を示す]の単位の少な
くとも1つを有する、アクリル酸又はメタクリル酸エス
テル又はアミドから誘導されたホモポリマー又はコポリ
マー。
【0021】ファミリー(1)のコポリマーは、更に、ア
クリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリル
アミド、窒素上に低級(C−C)アルキルが置換した
アクリルアミドとメタクリルアミド、アクリル酸又はメ
タクリル酸又はそのエステル、ビニルラクタム、例えば
ビニルピロリドン又はビニルカプロラクタム、ビニルエ
ステルのファミリーから選択されるコモノマーから誘導
される一又は複数の単位を含んでいてもよい。
【0022】しかして、ファミリー(1)のこれらのコポ
リマーとしては、 − 硫酸ジメチル又はジメチルハライドで第4級化され
たメタクリル酸ジメチルアミノエチルとアクリルアミド
のコポリマー、例えばハーキュレス(Hercules)社からハ
ーコフロック(Hercofloc)の名称で販売されている製
品、 − 例えば欧州特許出願公開第080976号に記載さ
れ、チバガイギー(CibaGeigy)社からビナクアット(Bina
Quat)P100の名称で販売されている、アクリルアミ
ドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロリドのコポリマー、 − ハーキュレス社からレテン(Reten)なる名称で販売
されているアクリルアミドとメタクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウムメトスルファートのコポリマ
ー、 − 第4級化された又はされていないビニルピロリドン
/アクリル酸又はメタクリル酸ジアルキルアミノアルキ
ルのコポリマー、例えばISP社から「ガフクアット(G
afquat)」なる名称で販売されている製品、例えば「ガ
フクアット734」又は「ガフクアット755」、ある
いは「コポリマー845、958及び937」として知
られている製品。これらのポリマーは仏国特許第207
7143号及び同第2393573号に詳細に記載され
ている、 − メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビニルカプロ
ラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、例えばI
SP社からガフィックス(Gaffix)VC713なる名称で
販売されている製品、 − 特にISP社からスタイレゼ(Styleze)CC10な
る名称で市販されているビニルピロリドン/メタクリル
アミドプロピルジメチルアミンのコポリマー、 − 及びISP社から「ガフクアットHS100」の名
称で販売されている製品のような、第4級化ビニルピロ
リドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドのコ
ポリマー、が挙げられる。
【0023】(2) 仏国特許第1492597号に記載
された第4級アンモニウム基を有するセルロースエーテ
ル誘導体、特にユニオンカーバイド社から「JR」(J
R400、JR125、JR30M)又は「LR」(LR
400、LR30M)なる名称で市販されているポリマ
ー。これらのポリマーはまたCTFA辞典においてトリ
メチルアンモニウム基により置換されたエポキシドと反
応したヒドロキシエチルセルロース第4級アンモニウム
として定義されている。
【0024】(3) 第4級アンモニウム水溶性モノマー
がグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースコポリ
マーのようなカチオン性セルロース誘導体で、米国特許
第4131576号に特に記載されているもの、例え
ば、特にメタクリロイルエチルトリメチルアンモニウ
ム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム
又はジメチルジアリルアンモニウム塩がグラフトしたヒ
ドロキシメチル-、ヒドロキシエチル-又はヒドロキシプ
ロピルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロー
ス。この定義に対応する商業的な製品は特にナショナル
スターチ社から「セルクアット(Celquat)L200」及
び「セルクアットH100」なる名称で販売されている
製品である。
【0025】(4) より詳細には米国特許第35895
78号及び同第4031307号に記載されたカチオン
性多糖類、例えばカチオン性トリアルキルアンモニウム
基を含むグアーガム。2,3-エポキシプロピルトリメチ
ルアンモニウムの塩(例えば塩化物)で変性されたグアー
ガムが例えば使用される。このような製品は、特にメイ
ホール(Meyhall)社から商品名ジャガー(Jaguar)C13
S、ジャガーC15、ジャガーC17又はジャガーC1
62なる名称で市販されている。
【0026】(5) 酸素、硫黄又は窒素原子あるいは芳
香環又は複素環が挿入されていてもよい、直鎖状又は分
枝状鎖を有する二価のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基と、ピペラジニル単位からなるポリマー、並びに
これらのポリマーの酸化及び/又は第4級化生成物。こ
のようなポリマーは、特に、仏国特許第2162025
号及び同第2280361号に記載されている。
【0027】(6) 特に、酸化合物とポリアミンの重縮
合により調製される水溶性ポリアミノアミド類;これら
のポリアミノアミド類は、エピハロヒドリン、ジエポキ
シド、二無水物、不飽和の二無水物、二不飽和誘導体、
ビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウム(bis-azetidini
um)、ビスハロアシルジアミン、ビスアルキルハライ
ド、もしくは、ビスハロヒドリン、ビスアゼチジニウ
ム、ビスハロアシルジアミン、ビスアルキルハライド、
エピハロヒドリン、ジエポキシド又は二不飽和誘導体に
対して反応する二官能化合物の反応の結果生じたオリゴ
マーで架橋され得;架橋剤は、ポリアミノアミドの1ア
ミン基当たり0.025〜0.35モルの範囲の割合で
使用され;これらのポリアミノアミド類は、アルキル化
されるか、それらが一又は複数の第3級アミン官能基を
含む場合には第4級化され得る。このようなポリマー
は、特に仏国特許第2252840号及び同第2368
508号に記載されている。
【0028】(7) ポリカルボン酸とポリアルキレンポ
リアミンを縮合させ、続いて二官能剤でアルキル化して
得られるポリアミノアミド誘導体。例えば、アルキル基
が1〜4の炭素原子を含み、好ましくはメチル、エチル
又はプロピルを示す、アジピン酸/ジアルキルアミノヒ
ドロキシアルキルジアルキレントリアミンのポリマーを
挙げることができる。このようなポリマーは、特に仏国
特許第1583363号に記載されている。これらの誘
導体として、特にサンド(Sandoz)社から「カルタレチン
(Cartaretine)F、F4又はF8」の名称で販売されて
いる、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピル
/ジエチレントリアミンのポリマーを挙げることができ
る。
【0029】(8) 3〜8の炭素原子を有する、飽和し
た脂肪族のジカルボン酸及びジグリコール酸から選択さ
れるジカルボン酸と、少なくとも1つの第2級アミン基
と2つの第1級アミン基を含むポリアルキレンポリアミ
ンとを反応させて得られるポリマー。ポリアルキレンポ
リアミンとジカルボン酸のモル比は、0.8:1〜1.
4:1であり;そこで得られるポリアミノアミドは、ポ
リアミノアミドの第2級アミンに対して、0.5:1〜
1.8:1のモル比のエピクロロヒドリンと反応させた
ものである。このようなポリマーは、特に米国特許第3
227615号及び同第2961347号に記載されて
いる。このタイプのポリマーは、特に、ハーキュレス社
から「ハーコセット(Hercosett)57」の名称で、ある
いはアジピン酸/エポキシプロピル/ジエチルトリアミ
ンのコポリマーの場合は、ハーキュレス社から「デルセ
ット(Delsette)101」又は「PD170」の名称で市
販されている。
【0030】(9) アルキルジアリルアミン又はジアル
キルジアリルアンモニウムのシクロホモポリマー、例え
ば、次の式(Va)又は(Vb):
【化4】 [上式中、k及びtは0又は1であり、k+tの合計は
1に等しく;R12は、水素原子又はメチル基を示し;
10及びR11は、互いに独立して、1〜22の炭素
原子を有するアルキル基、アルキル基が好ましくは1〜
5の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基、又は低級
−Cアミドアルキル基を示すか、又はR10とR
11が、それが結合している窒素原子と共同して、複素
環基、例えばピペリジニル又はモルホリニルを示しても
よく;Yは、アニオン、例えば臭化物、塩化物、アセ
タート、ボラート、シトラート、タートラート、ビスル
ファート、二亜硫酸塩、スルファート又はホスファート
である]に相当する単位を、鎖の主な構成要素として含
むホモポリマー又はコポリマー。これらのポリマーは、
特に、仏国特許第2080759号、及びその追加特許
証第2190406号に記載されている。好ましくは、
10とR11は互いに独立して、1〜4の炭素原子を
有するアルキル基を示す。上述したポリマーとしては、
より詳細にはカルゴン(Calgon)社から「メルクアット(M
erquat)100」の名称で販売されているジメチルジア
リルアンモニウムクロリドのホモポリマー(及びその低
重量平均分子量のホモログ)、及び「メルクアット55
0」の名称で市販されているジアリルジメチルアンモニ
ウムクロリドとアクリルアミドのコポリマーを挙げるこ
とができる。
【0031】(10) 次の式(VI):
【化5】 {上式中、R13、R14、R15及びR16は同一で
も異なっていてもよく、1〜20の炭素原子を有する脂
肪族、脂環式又はアリール脂肪族基、もしくは低級ヒド
ロキシアルキル脂肪族基を示すか、又はR13
14、R15及びR16は、共同して又は別々に、そ
れらが結合する窒素原子と共に、窒素以外の第2のヘテ
ロ原子を含有していてもよい複素環を形成するか、又は
13、R14、R15及びR16は、R17がアルキ
レンで、Dが第4級アンモニウム基である、-CO-O-
17-D又は-CO-NH-R17-D基又はニトリル、
エステル、アシル、アミド基で置換される、直鎖状又は
分枝状のC−Cアルキル基を示し;A及びB
は、スルホキシド、スルホン、ジスルフィド、アミ
ノ、アルキルアミノ、ヒドロキシル、第4級アンモニウ
ム、ウレイド、アミド又はエステル基、又は一又は複数
の酸素又は硫黄原子、又は一又は複数の芳香環が主鎖に
挿入、又は連結して含有されていてもよく、直鎖状又は
分枝状で飽和又は不飽和であってよい、2〜20の炭素
原子を有するポリメチレン基を表し、Xは、無機酸又
は有機酸から誘導されるアニオンを示し;A、R13
及びR15は、それらが結合する2つの窒素原子と共に
ピペラジン環を形成可能で;Aが直鎖状又は分枝状で
飽和又は不飽和のアルキレン又はヒドロキシアルキレン
基を示す場合は、Bは更に(CH)-CO-D-OC-
(CH)-基を示し、ここでDは: a)式:-O-Z-O-のグリコール残基[該式中、Zは直
鎖状又は分枝状の炭化水素基、又は次の式: -(CH-CH-O)-CH-CH- -[CH-CH(CH)-O]-CH-CH(CH)- (上式中、x及びyは、定まった一つの重合度を表す1
〜4の整数を示すか、あるいは、平均重合度を表す1〜
4の任意の数を示す)の一つに相当する基を示す]; b)ビス二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体; c)式:-NH-Y-NH-のビス一級ジアミン残基[上式
中、Yは、次の式: -CH-CH-S-S-CH-CH- で示される二価の基、又は直鎖状又は分枝状の炭化水素
基を示す]; d)式:-NH-CO-NH-のウレイレン基を示し;nは
1〜6の範囲である}に相当する繰り返し単位を含有す
る第4級ジアンモニウムポリマー。好ましくは、X
アニオン、例えば塩化物又は臭化物である。
【0032】これらのポリマーは、一般的に1000〜
100000の数平均分子量を有する。この種のポリマ
ーは、特に、仏国特許第2320330号、同第227
0846号、同第2316271号、同第233643
4号及び同第2413907号、及び米国特許第227
3780号、同第2375853号、同第238861
4号、同第2454547号、同第3206462号、
同第2261002号、同第2271378号、同第3
874870号、同第4001432号、同第3929
990号、同第3966904号、同第4005193
号、同第4025617号、同第4025627号、同
第4025653号、同第4026945号、及び同第
4027020号に記載されている。
【0033】更に詳細には、次の式:
【化6】 [上式中、R、R、R及びRは同一でも異なっ
ていてもよく、約1〜4の炭素原子を有するアルキル又
はヒドロキシアルキル基を示し、n及びpは約2〜20
の範囲の整数であり、Xは無機酸又は有機酸から誘導
されるアニオンである]に相当する繰り返し単位からな
るポリマーを使用することができる。特に好ましい式
(VII)の化合物は、R、R、R及びRがメチ
ル基を表し、n=3、p=6及びX=Clで、INCI
命名法(CTFA)によればヘキサジメトリンクロリドと
呼ばれるものである。
【0034】(11) 次の式(VIII):
【化7】 [上式中、R18、R19、R20及びR21は同一で
も異なっていてもよく、水素原子、又はメチル、エチ
ル、プロピル、β-ヒドロキシエチル、β-ヒドロキシプ
ロピル又は-CHCH(OCHCH)OH基を
表し、pは0に等しいか、又は1〜6の整数であり、但
し、R18、R19、R20及びR21は同時には水素
原子を示さず、r及びsは、同一でも異なっていてもよ
く、1〜6の整数であり、qは0、又は1〜34の整数
であり、Xはハロゲン化物のようなアニオンを示し、
Aは二ハロゲン化物の基、あるいは好ましくは-CH-
CH-O-CH-CH-を示す]の単位からなる第4
級ポリアンモニウムポリマー。このような化合物は、特
に欧州特許公開第122324号に記載されている。こ
のような製品としては、例えば、ミラノール(Miranol)
社から販売されている「ミラポール(Mirapol(登録商
標))A15」、「ミラポールAD1」、「ミラポールA
Z1」及び「ミラポール175」を挙げることができ
る。
【0035】(12) ビニルピロリドン及びビニルイミ
ダゾールの第4級ポリマー、例えば、BASF社からル
ビクアット(Luviquat(登録商標))FC905、FC55
0及びFC370の名称で市販されている製品。 (13) CTFA辞典で「ポリエチレングリコール(1
5)獣脂ポリアミン」なる名称で呼ばれている、ヘンケ
ル(Henkel)社から販売されているポリクアート(Polyqua
rt(登録商標))Hのようなポリアミン類。
【0036】(14) 架橋した(メタ)アクリロイルオキ
シ(C−Cアルキル)トリ(C−C)アルキルアン
モニウム塩ポリマー、例えば、塩化メチルで第4級化さ
れたメタクリル酸ジメチルアミノエチルが単独重合し、
又は塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチル
アミノエチルとアクリルアミドとが共重合し、単独重合
又は共重合に続いて、オレフィン性不飽和を含む化合
物、特にメチレンビスアクリルアミドで架橋することに
より得られるポリマー。より詳細には、鉱物性油に50
重量%の上記ポリマーを含む分散液の形態での、架橋し
たアクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメ
チルアンモニウムクロリドのコポリマー(重量比:20
/80)を使用することができる。この分散液は、アラ
イド・コロイヅ(Allied Colloids)社から「サルケア(Sal
care(登録商標))SC92」の名称で市販されている。
また、鉱物性油又は液状エステル中に約50重量%のホ
モポリマーを含む架橋メタクリロイルオキシエチルトリ
メチルアンモニウムクロリドホモポリマーを使用するこ
ともできる。これらの分散液は、アライド・コロイヅ社
から「サルケア(登録商標)SC95」及び「サルケア
(登録商標)SC96」の名称で市販されている。
【0037】本発明で使用可能な他のカチオン性ポリマ
ーは、カチオン性タンパク質又はカチオン性タンパク加
水分解物、ポリアルキレンイミン類、特に、ポリエチレ
ンイミン類、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単
位を有するポリマー、ポリアミン類とエピクロロヒドリ
ンの縮合物、第4級ポリウレイレン類及びキチン誘導体
である。
【0038】本発明で使用可能な全カチオン性ポリマー
のなかでも、第4級セルロースエーテル誘導体、例えば
ユニオンカーバイド社から「JR400」の名称で販売
されている製品、カチオン性シクロコポリマー、特にカ
ルゴン社から「メルクアット100」、「メルクアット
550」及び「メルクアットS」の名称で販売されてい
るジメチル-ジアリルアンモニウムクロリドのホモポリ
マー又はコポリマー、カチオン性多糖類、例えば2,3-
エポキシプロピルトリメチルアンモニウム塩により変性
されたグアーガム、ビニルピロリドンとビニルイミダゾ
ールの第4級ポリマー、及びそれらの混合物を使用する
ことが好ましい。
【0039】本発明において、カチオン性ポリマー(一
種以上)は、最終組成物の全重量に対して、0.001
〜10重量%、好ましくは0.005〜5重量%、更に
特定的には0.01〜3重量%を占めうる。特に好適な
一実施態様では、本発明に係る組成物は少なくとも1種
のシリコーンをまた含有する。本発明で使用可能なシリ
コーン類は、最終組成物に可溶又は不溶のものであって
よく、特に該組成物に不溶性であるポリオルガノシロキ
サン類でありうる;それらは油、ロウ、樹脂又はガムの
形態でありうる。オルガノポリシロキサンは、ウォルタ
ー・ノール(Walter Noll)の書物「シリコーンの化学と技
術(Chemistry and Technology of Silicones)」(196
8)、アカデミック・プレス社版において、より詳細に定
義されている。それらは揮発性又は非揮発性でありう
る。
【0040】揮発性である場合は、シリコーン類は、特
に60℃〜260℃の沸点を有するもの、中でも次のも
のから選択される: (i) 3〜7、好ましくは4〜5のケイ素原子を有する
環状シリコーン類。それらは、例えば、特に、ローディ
ア社から「シルビオン(Silbione)70045V2」又は
ユニオン・カーバイド社から「揮発性シリコーン720
7」の名称で販売されているオクタメチルシクロテトラ
シロキサン、ローディア社から「シルビオン70045
V5」及びユニオン・カーバイド社から「揮発性シリコ
ーン7158」の名称で販売されているデカメチルシク
ロペンタシロキサン、及びそれらの混合物である。ま
た、ジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサン型
のシクロコポリマー、例えば次の化学構造:
【化8】 を有し、ユニオン・カーバイド社から販売されている
「揮発性シリコーンFZ3109」を挙げることができ
る。さらに、オルガノケイ素化合物と環状シリコーンの
混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサンと
テトラトリメチルシリルペンタエリトリトール(50/
50)の混合物、及びオクタメチルシクロテトラシロキ
サンとオキシ-1,1'-ビス(2,2,2',2',3,3'-ヘキ
サトリメチルシリルオキシ)ネオペンタンの混合物を挙
げることができる。
【0041】(ii) 2〜9のケイ素原子を有し、25
℃で5x10−6/s以下の粘度を有する直鎖状の
揮発性シリコーン類。これは、例えば、特に、トーレ・
シリコーン社(Toray Silicone)から「SH200」の名
称で販売されているデカメチルテトラシロキサンであ
る。また、このカテゴリーに入るシリコーン類は、「コ
スメティクス・アンド・トイレタリー(Cosmetics and Toi
letries)」の第91巻、1月、76、27−32頁、ト
ッド・アンド・バイヤー(Todd & Byers)の「化粧品用の揮
発性シリコーン流体(Volatile Silicone Fluids for Co
smetics)」において発表されている論文に開示されてい
る。非揮発性のシリコーン類、より詳細にはポリアルキ
ルシロキサン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアル
キルアリールシロキサン類、シリコーンガム及びシリコ
ーン樹脂、オルガノ官能基で修飾されたポリオルガノシ
ロキサン類、及びそれらの混合物が好ましく使用され
る。
【0042】これらのシリコーン類は、より詳細にはポ
リアルキルシロキサン類から選択され、そのなかでも、
主として、25℃で5x10−6〜2.5m/s、好
ましくは1x10−5〜1m/sの粘度を有するトリ
メチルシリル末端基を含むポリジメチルシロキサンが挙
げられる。シリコーン類の粘度は、ASTM規格445
アペンディクスCに従い、25℃で測定される。
【0043】これらポリアルキルシロキサン類として
は、例えば、限定するものではないが、次の市販品を挙
げることができる: − ローディア社から販売されている47及び7004
7シリーズのシルビオン(Silbione)油、例えば、700
47V500000油; − ローディア社からミラシル(Mirasil)シリーズの
油; − ダウ・コーニング社の200シリーズの油、例えば
より詳細には60000Cstの粘度を持つDC20
0; − ジェネラル・エレクトリック社のビスカシル(Viscas
il)油及びジェネラル・エレクトリック社のSFシリー
ズのある種の油(SF96、SF18)。
【0044】ジメチルシラノール末端基を有するポリジ
メチルシロキサン類(CTFA名によればジメチコノー
ル)、例えば、ローディア社の48シリーズの油もまた
挙げられる。このポリアルキルシロキサン類のカテゴリ
ーに入るものとしては、ポリ(C−C20)アルキルシ
ロキサンであり、ゴールドシュミット社(Goldschmidt)
から「アビルワックス(Abil Wax)9800及び980
1」の商品名で販売されている製品を更に挙げることが
できる。
【0045】ポリアルキルアリールシロキサン類は、直
鎖状又は分枝状のポリジメチルメチルフェニルシロキサ
ン及びポリジメチルジフェニルシロキサンで、25℃で
1x10−5〜5x10−2/sの粘度を有するも
のから特に選択される。これらポリアルキルアリールシ
ロキサンとしては、例えば、次の名称で販売されている
製品を挙げることができる: ・ローディア社の70 641シリーズのシルビオン
油; ・ローディア社のロードルシル(Rhodorsil)70 633
及び763シリーズの油; ・ダウ・コーニング社のダウ・コーニング556コスメテ
ィック・グレード・フルイド油; ・バイエル社(Bayer)のPKシリーズのシリコーン類、
例えば製品名PK20; ・バイエル社のPN及びPHシリーズのシリコーン、例
えば製品名PN1000及びPH1000; ・ジェネラル・エレクトリック社のSFシリーズのある
種の油、例えばSF1023、SF1154、SF12
50及びSF1265。
【0046】本発明で使用可能なシリコーンガムは、特
に、溶媒中において単独に又は混合物として使用され、
200000〜1000000の高い数平均分子量を有
するポリジオルガノシロキサンである。この溶媒は、揮
発性シリコーン、ポリジメチルシロキサン(PDMS)
油、ポリフェニルメチルシロキサン(PPMS)油、イソ
パラフィン、ポリイソブチレン、塩化メチレン、ペンタ
ン、ドデカン及びトリデカン、又はそれらの混合物から
選択することができる。
【0047】特に、次の製品を挙げることができる: − ポリジメチルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン
ガム、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン、 − ポリジメチルシロキサン/フェニルメチルシロキサ
ン、 − ポリジメチルシロキサン/ジフェニルシロキサン/
メチルビニルシロキサン。
【0048】特に、本発明で使用可能な製品としては、
次の混合物を挙げることができる: ・鎖の末端がヒドロキシル化されたポリジメチルシロキ
サン(CTFA辞書における命名法によればジメチコノ
ールと称される)と環状のポリジメチルシロキサン(CT
FA辞書における命名法によればシクロメチコーンと称
される)から形成される混合物、例えばダウ・コーニング
社から販売されている製品であるQ2 1401; ・環状のシリコーンとポリジメチルシロキサンガムから
形成される混合物、例えば、ジェネラル・エレクトリッ
ク社の製品であるSF1214シリコーン・フルイド;
この製品は、デカメチルシクロペンタシロキサンに相当
するSF1202シリコーン・フルイド油に溶解した、
数平均分子量500000を有する、ジメチコーンに相
当するSF30ガムである; ・異なる粘度を有する2つのPDMS、特に、PDMS
ガムとPDMSオイルの混合物、例えばジェネラル・エ
レクトリック社の製品であるSF1236。この製品S
F1236は、20m/sの粘度を有する上述したガ
ムSE30と、5x10−6/sの粘度を有するオ
イルSF96の混合物である。この製品は、好ましくは
15%のSE30ガムと85%のSF96オイルを含有
する。
【0049】本発明で使用可能なオルガノポリシロキサ
ン樹脂は、Rが1〜16の炭素原子を有する炭化水素系
基又はフェニル基を示す、次の単位:RSi
2/2、R SiO1/2、RSiO3/2及びSi
4/2を含む架橋シロキサン系である。これらの生成
物の中で特に好ましいものは、RがC−C低級アル
キル基、より詳細にはメチル、又はフェニル基を示すも
のである。
【0050】これらの樹脂としては、ジメチル/トリメ
チルシロキサン構造のシリコーン類であり、ジェネラル
・エレクトリック社から「シリコーン・フルイドSS42
30及びSS4267」の名称で販売されているもの、
又は「ダウ・コーニング593」の名称で販売されてい
る製品を挙げることができる。また、特に信越社からX
22-4914、X21-5034及びX21-5037
の名称で販売されているトリメチルシロキシシリカート
型の樹脂を挙げることもできる。
【0051】本発明で使用可能なオルガノ変性シリコー
ン類は、その構造中に、炭化水素系基を介して結合した
一又は複数のオルガノ官能基を含有する上述したシリコ
ーン類である。オルガノ変性シリコーン類としては次の
ものを挙げることができる: − C−C24アルキル基を有していてもよい、ポリ
エチレンオキシ及び/又はポリプロピレンオキシ基を有
するポリオルガノシロキサン、例えばダウ・コーニング
社からQ2 5200の名称で販売されている、
(C12)アルキルメチコーンコポリオール、及びユニオ
ン・カーバイド社の油であるシルウェット(Silwet)L7
22、L7500、L77及びL711、又はダウ・コ
ーニング社からDC1248の名称で販売されているジ
メチコーンコポリオールとして知られている製品; − 置換又は非置換のアミン基を有するポリオルガノシ
ロキサン、例えばジェネシー社(Genesee)からGP71
00及びGP4シリコーン・フルイドの名称で販売され
ている製品、又はダウ・コーニング社からQ2 8220
及びダウ・コーニング社からダウ・コーニング929もし
くは939の名称で販売されている製品。置換アミン基
は、特にC−Cアミノアルキル基である; − チオール基を有するポリオルガノシロキサン、例え
ばジェネシー社から「GP72A」及び「GP71」の
名称で販売されている製品; − アルコキシル化基を有するポリオルガノシロキサ
ン、例えばSWSシリコーン社から「シリコーン・コポ
リマーF-755」の名称で、またゴールドシュミット
社からアビルワックス2428、2434及び2440
の名称で販売されている製品; − ヒドロキシル基を有するポリオルガノシロキサン、
例えば仏国特許公開第85/16334号に記載されて
いるヒドロキシアルキル官能基を有するポリオルガノシ
ロキサン; − アシルオキシアルキル基を有するポリオルガノシロ
キサン、例えば米国特許第4957732号に記載され
ているポリオルガノシロキサン; − カルボキシル型のアニオン性基を有するポリオルガ
ノシロキサン、例えばチッソ・コーポレーション(Chisso
Corporation)の欧州特許第186507号に記載され
ている製品、又はアルキルカルボキシル型のアニオン基
を含有するポリオルガノシロキサン、例えばシンエツ社
の製品名X-22-3701E;2-ヒドロキシアルキル-
スルホナートを有するポリオルガノシロキサン;2-ヒ
ドロキシアルキル-チオスルホナートを有するポリオル
ガノシロキサン、例えばゴールドシュミット社から「ア
ビルS201」及び「アビルS255」の名称で販売さ
れている製品; − ヒドロキシアシルアミノ基を有するポリオルガノシ
ロキサン、例えば欧州特許出願第342834号に記載
されているポリオルガノシロキサン。例えばダウ・コー
ニング社の製品であるQ2-8413を挙げることがで
きる。
【0052】また、本発明においては、ポリシロキサン
部分と非シリコーン有機鎖からなる部分とを有し、該2
つの部分の一方がポリマーの主鎖を構成し、他方が該主
鎖にグラフトしているシリコーン類を使用することがで
きる。これらのポリマーは、例えば、欧州特許公開第4
12704号、欧州特許公開第412707号、欧州特
許公開第640105号、国際公開95/00578
号、欧州特許公開第582152号及び国際公開93/
23009号及び米国特許第4693935号、同第4
728571号及び同第4972037号に記載されて
いる。これらのポリマーは、好ましくはアニオン性又は
非イオン性である。このようなポリマーは、例えば: a) 50〜90重量%のtert-ブチルアクリラート; b) 0〜40重量%のアクリル酸; c) 5〜40重量%の次の式:
【化9】 (上式中、vは、5〜700の範囲の数である)で、重量
%がモノマーの全重量に対して算出されたものであるも
のからなるモノマー混合物から出発して、ラジカル重合
により得ることのできるコポリマーである。
【0053】グラフトシリコーンポリマーの他の例とし
ては、特に、ポリ(メタ)アクリル酸型及びポリアルキル
(メタ)アクリラート型のポリマー単位が混合して、チオ
プロピレン型の連結鎖単位を介してグラフトしたポリジ
メチルシロキサン(PDMS)、及びポリイソブチル(メ
タ)アクリラート型のポリマー単位が、チオプロピレン
型の連結鎖単位を介してグラフトしたポリジメチルシロ
キサン(PDMS)がある。また、本発明において、全て
のシリコーン類は、エマルション、ナノエマルション又
はマイクロエマルションの形態で使用することができ
る。
【0054】本発明において特に好ましいポリオルガノ
シロキサンは: − トリメチルシリル末端基を有するポリアルキルシロ
キサンファミリーから選択される非揮発性シリコーン
類、例えば25℃で0.2〜2.5m/sの粘度を有
する油、例えばダウ・コーニング社のDC200シリー
ズの油、特に、60000Cstの粘度を有するもの、
ローディア社から販売されているシルビオン70047
及び47シリーズのもの、特にオイル70047V50
0000、ジメチルシラノール末端基を有するポリアル
キルシロキサン、例えばジメチコノール、又はポリアル
キルアリールシロキサン、例えばローディア社から販売
されている油であるシルビオン70641V200; − ダウ・コーニング593の名称で販売されているオ
ルガノポリシロキサン樹脂; − アミン基を有するポリシロキサン、例えばアモジメ
チコーン又はトリメチルシリルアモジメチコーン;であ
る。
【0055】本発明において、シリコーン(一種以上)
は、最終組成物の全重量に対して、0.001〜20重
量%、好ましくは0.01〜10重量%、より好ましく
は0.1〜3重量%とすることができる。化粧品的に許
容可能な水性媒体は、水単独であるか、水と化粧品的に
許容可能な溶媒、例えばC−C低級アルコール、例
えばエタノール、イソプロパノール、tert-ブタノール
又はn-ブタノール;アルキレングリコール、例えばプ
ロピレングリコール又はグリコールエーテルの混合物か
らなる。
【0056】本発明の洗浄用組成物は、3〜10の最終
的なpHを有する。好ましくは、このpHは4〜8であ
る。pHは、常套的に、組成物に塩基(有機又は無機)、
例えばアンモニア水又は第1級、第2級又は第3級(ポ
リ)アミン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールア
ミン又は1,3-プロパンジアミンを添加するか、又は無
機もしくは有機酸、好ましくはカルボン酸、例えばクエ
ン酸を添加することによって所望の値に調節することが
できる。
【0057】本発明の組成物は、上述した組合せに加え
て、粘度調節剤、例えば電解質又は増粘剤(会合性又は
非会合性)を含有することもできる。特に、塩化ナトリ
ウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、スクレログルカ
ン、キサンタンガム、脂肪酸のアルカノールアミド、5
モルまでのエチレンオキシドでオキシエチレン化されて
いてもよいアルキルエーテルカルボン酸のアルカノール
アミド、例えばケム・ワイ社(Chem Y)から「アミノール
(Aminol)A15」の名称で販売されている製品、架橋し
たポリアクリル酸と架橋したアクリル酸/C10−C
30アルキルアクリラートのコポリマーを挙げることが
できる。これらの粘度調節剤は、組成物の全重量に対し
て10重量%までの割合で、本発明の組成物に使用され
る。
【0058】また、本発明の組成物は、従来からよく知
られている真珠光沢剤又は乳白剤、例えばC16高級脂
肪アルコール、脂肪鎖アシル誘導体、例えばエチレング
リコール又はポリエチレングリコールのモノステアラー
ト又はジステアラート、及び脂肪鎖エーテル類、例えば
ジステアリルエーテル又は1-(ヘキサデシルオキシ)-2
-オクタデカノールを、5%まで含有することができ
る。
【0059】本発明の組成物はまた発泡相乗剤(foam sy
nergists)、例えばC10−C18の1,2-アルカンジ
オール又はモノエタノールアミンもしくはジエタノール
アミンから誘導された脂肪アルカノールアミド、シリコ
ーン又は非シリコーンサンスクリーン、カチオン性界面
活性剤、アニオン性又は非イオン性又は両性ポリマー、
タンパク質、タンパク加水分解物、セラミド、疑似セラ
ミド、18-メチルエイコサン酸等の直鎖状又は分枝状
のC12−C40鎖を有する脂肪酸、ヒドロキシ酸、ビ
タミン、パンテノール等のプロビタミン、植物性、動物
性、鉱物性又は合成油及び化粧品に一般的に使用される
任意の他の添加剤で本発明に係る組成物の性質に影響を
及ぼさないものから選択される少なくとも1種の添加剤
を更に含有することができる。
【0060】言うまでもなく、当業者であれば、考慮さ
れる添加により、本発明の組合せ(洗浄基剤+本発明の
両性デンプン)に伴う固有の有利な特性が、悪影響を受
けないか、実質的に受けないように留意して、任意の付
加的な一又は複数の化合物及び/又はその量を選択する
であろう。これらの添加剤は、組成物の全重量に対して
0〜20重量%の範囲の割合で、本発明の組成物に存在
する。各々の添加剤の厳密な量は、その種類及び機能に
応じて、当業者により容易に決定される。
【0061】これらの組成物は、多かれ少なかれ増粘し
た液体、クリーム又はゲルの形態にすることができ、そ
れらは主としてケラチン物質、特に毛髪と皮膚、更に詳
細には毛髪の洗浄及び手入れに適したものである。
【0062】本発明の組成物が一般的なシャンプーとし
て使用される場合、それらは、単に濡れた毛髪に適用さ
れて、ついで、手による摩擦又はマッサージにより生じ
させられた泡が、必要に応じてシャンプーを所定の時間
毛髪上に放置した後、水で洗い流されて除去されるもの
で、一度又は数回繰り返して行うことができる。
【0063】また、本発明の主題は、上述した組成物を
有効量、濡れたケラチン物質に適用し、場合によっては
所定時間、組成物を該物質上に放置して後、水ですすぐ
ことからなる、ケラチン物質、例えば特に毛髪の洗浄及
びコンディショニング方法にある。本発明に係る組成物
は好ましくは毛髪の洗浄及びコンディショニングのため
のシャンプーとして使用され、この場合、それらは、湿
らされた毛髪に、それを洗浄するのに有効な量で適用さ
れ、この適用後に水で洗い流される。本発明に係る組成
物はまた毛髪及び/又は皮膚を洗浄しコンディショニン
グするためのシャワーゲルとしても使用でき、その場
合、湿らされた皮膚及び/又は毛髪に適用され、適用後
に洗い流される。
【0064】
【実施例】本発明を例証する具体的で非限定的な実施例
を以下に示す。実施例1 本発明に係るシャンプー組成物(組成物A)を調製し
た。
【表1】 前もって湿らされた毛髪に約12gの組成物Aを適用す
ることによりシャンプーを行った。シャンプーを泡立
て、ついで水で完全に洗い流した。この試験の結果、本
発明に係る組成物は濡れた毛髪にかなりのボリュームと
かなりの軽さを付与することが示された。
【0065】実施例2及び3
【表2】 前もって湿らされた毛髪に約12gの組成物を適用する
ことによりシャンプーを行った。シャンプーを泡立て、
ついで水で完全に洗い流した。実施例2又は実施例3の
組成物で処理された毛髪は、ソフトで軽く、容易にもつ
れがほどけた。
【0066】実施例4 以下の組成を有する本発明に係るシャンプーを調製し
た。
【表3】 前もって湿らされた毛髪に約12gの組成物を適用する
ことによりシャンプーを行った。シャンプーを泡立て、
ついで水で完全に洗い流した。この組成物で処理された
毛髪は、ソフトで軽く、容易にもつれがほどけた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェロニク ドゥアン フランス国 75017 パリ,リュ デコン ブ 15

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品的に許容可能な媒体中に、洗浄基
    剤と式(I)から(IV): 【化1】 [上式中、St−Oはデンプン分子を表し、Rは、同一
    でも異なっていてもよく、水素原子又はメチル基を表
    し、R'は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、
    メチル基又は-COOH基を表し、nは2又は3に等し
    い整数であり、Mは、同一でも異なっていてもよく、水
    素原子、アルカリ金属又はアルカリ土類金属、NH
    第4級アンモニウム又は有機アミンを表し、R"は、水
    素原子又は1〜18の炭素原子を含むアルキル基を表
    す]の化合物から選択される少なくとも1種の両性デン
    プンを含有し、脂肪酸石鹸を含有していないことを特徴
    とする洗浄・コンディショニング化粧品組成物。
  2. 【請求項2】 デンプンが式(I)又は(II)のものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 R、R'及びR"が水素原子を表し、nが
    2に等しいことを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 上記洗浄基剤が、アニオン性、両性及び
    非イオン性界面活性剤及びその混合物から選択される一
    又は複数の洗浄界面活性剤であることを特徴とする請求
    項1ないし3の何れか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 上記洗浄基剤が一又は複数のアニオン性
    界面活性剤を少なくとも含有することを特徴とする請求
    項1ないし3の何れか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 上記洗浄基剤が、組成物の全重量に対し
    て4〜50重量%、好ましくは6〜35重量%、より好
    ましくは8〜25重量%の量で存在していることを特徴
    とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 両性デンプンが、組成物の全重量に対し
    て0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%
    の濃度で存在していることを特徴とする請求項1ないし
    6の何れか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 少なくとも1種のカチオン性ポリマーを
    更に含有することを特徴とする請求項1ないし7の何れ
    か1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 上記カチオン性ポリマーが、第4級セル
    ロースエーテル誘導体、カチオン性シクロポリマー、カ
    チオン性多糖類、ビニルピロリドンとビニルイミダゾー
    ルの第4級ポリマー及びその混合物から選択されること
    を特徴とする請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 上記シクロポリマーが、ジアリルジメ
    チルアンモニウムクロリドのホモポリマー及びジアリル
    ジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポ
    リマーから選択されることを特徴とする請求項9に記載
    の組成物。
  11. 【請求項11】 上記第4級セルロースエーテル誘導体
    が、トリメチルアンモニウム基で置換されたエポキシド
    と反応したヒドロキシエチルセルロースから選択される
    ことを特徴とする請求項9に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 上記カチオン性多糖類が、2,3-エポ
    キシプロピルトリメチルアンモニウム塩で変性したグア
    ーガムから選択されることを特徴とする請求項9に記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】 カチオン性ポリマーが、組成物の全重
    量に対して0.001〜10重量%、好ましくは0.0
    05〜5重量%、より好ましくは0.01〜3重量%を
    占めることを特徴とする請求項8ないし12の何れか1
    項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 少なくとも1種のシリコーンを更に含
    有することを特徴とする請求項1ないし13の何れか1
    項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 シリコーンが、ポリアルキルシロキサ
    ン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシ
    ロキサン、シリコーンガム及び樹脂、及びオルガノ官能
    基で変性されたポリオルガノシロキサン並びにその混合
    物から選択される非揮発性ポリオルガノシロキサンであ
    ることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 (a)ポリアルキルシロキサンが、 −トリメチルシリル末端基を有するポリジメチルシロキ
    サン類、 −ジメチルシラノール末端基を有するポリジメチルシロ
    キサン類、 −ポリ(C−C20)アルキルシロキサン、から選択さ
    れ; (b)ポリアルキルアリールシロキサンが、−ポリジメチ
    ルメチルフェニルシロキサン及びポリジメチルジフェニ
    ルシロキサンで、直鎖状及び/又は分枝状で、25℃で
    1x10−5〜5x10−2/sの粘度を有するも
    のから選択され; (c)シリコーンガムが、溶媒中に混合物として又は単独
    で使用され、200000〜1000000の数平均分
    子量を持つポリジオルガノシロキサンから選択され; (d)樹脂が、単位:RSiO1/2、RSiO
    2/2、RSiO3/2、SiO4/2(ここで、Rは
    1〜16の炭素原子を含む炭化水素系基又はフェニル基
    を表す)からなる樹脂から選択され; (e)オルガノ変性シリコーンが、炭化水素系基を解して
    結合された一又は複数のオルガノ官能基をその構造中に
    含んでなるシリコーンから選択されることを特徴とする
    請求項15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 シリコーンが、トリメチルシリル末端
    基を有するポリアルキルシロキサン、ジメチルシラノー
    ル末端基を有するポリアルキルシロキサン、ポリアルキ
    ルアリールシロキサン、異なる粘度のガムと油からなる
    2つのPDMSの混合物、オルガノシロキサンと環状シ
    リコーンの混合物、及びポリオルガノシロキサン樹脂か
    ら選択されることを特徴とする請求項14ないし16の
    何れか1項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 シリコーンが、組成物の全重量に対し
    て0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10
    重量%の濃度で存在していることを特徴とする請求項1
    4ないし17の何れか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 モノエタノールアミン又はジエタノー
    ルアミンから誘導される脂肪アルカノールアミド又はC
    10−C181,2-アルカンジオール等の発泡相乗剤、
    シリコーン又は非シリコーンサンスクリーン、カチオン
    性界面活性剤、アニオン性又は非イオン性又は両性ポリ
    マー、タンパク質、タンパク質加水分解物、セラミド、
    疑似セラミド、18-メチルエイコサン酸等の直鎖状又
    は分枝状のC12−C40鎖を有する脂肪酸、ヒドロキ
    シ酸、ビタミン、パンテノール等のプロビタミン、植物
    性、動物性、鉱物性又は合成油及び化粧品に使用される
    他の添加剤から選択される少なくとも1種の添加剤を更
    に含有していることを特徴とする請求項1ないし18の
    何れか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19の何れか1項に記
    載の組成物からなる、ケラチン物質のコンディショニン
    グ及び/又はメークアップ除去及び/又は洗浄のための
    製剤。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし19の何れか1項に記
    載の組成物からなる、ケラチン物質のシャンプー。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし19の何れか1項に記
    載の組成物を有効量、濡れたケラチン物質に適用し、所
    定の時間任意にケラチン物質上に放置した後、組成物を
    水で洗い流すことからなる毛髪等のケラチン物質の洗浄
    及びコンディショニング方法。
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