JP2001233057A - 車両用サンルーフ - Google Patents

車両用サンルーフ

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JP2001233057A JP2000042750A JP2000042750A JP2001233057A JP 2001233057 A JP2001233057 A JP 2001233057A JP 2000042750 A JP2000042750 A JP 2000042750A JP 2000042750 A JP2000042750 A JP 2000042750A JP 2001233057 A JP2001233057 A JP 2001233057A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記サンルーフパネルの膨出変形を抑制し,
外観に優れた車両用サンルーフを提供すること。 【解決手段】 車両の車体ルーフに設けたルーフ開口部
を被覆するための樹脂製のサンルーフパネル11と,そ
の周縁部111を保持するインナーフレーム12とを有
する車両用サンルーフ1。サンルーフパネル11とイン
ナーフレーム12との間には,接着剤14が介在し両者
を接着している。サンルーフパネル11の下面112に
は,インナーフレーム12に対するサンルーフパネル1
1の高さを決めるための当てリブ15を複数設けてあ
る。当てリブ15は,接着剤14よりも内側に配設され
ている。当てリブ15の形状は,その横断面の面積が先
端部151側ほど小さい形状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,車両の車体ルーフに設けたルー
フ開口部を被覆する車両用サンルーフに関する。
【0002】
【従来技術】従来より,車室の通風や開放感を高めてそ
の居住性を向上させるべく,車体ルーフの一部に車両用
サンルーフを設けることが行われている(図3参照)。
上記車両用サンルーフは,図11に示すごとく,車両の
車体ルーフに設けたルーフ開口部を被覆するためのサン
ルーフパネル91と,該サンルーフパネル91の周縁部
911を保持するインナーフレーム92とを有する。上
記サンルーフパネル91と上記インナーフレーム92と
の間には,両者を接着する接着剤94が介在している。
上記サンルーフパネル91は,成形性に優れ,かつ軽量
である樹脂製のものが使用されている。
【0003】また,上記サンルーフパネル91の下面9
12には上記インナーフレーム92に対する上記サンル
ーフパネル91の高さを決めるための当てリブ95を複
数設けてある。該当てリブ95は,上記サンルーフパネ
ルに一体的に成形されている。これによって,上記車両
用サンルーフ9の製造にあたり,上記サンルーフパネル
9を上記インナーフレーム92に対して正確な高さとな
るように接着することができる。また,上記車両用サン
ルーフ9は,その全周にウェザーストリップ93を有し
ている。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の車
両用サンルーフ9には,以下の問題がある。即ち,上記
サンルーフパネル91は樹脂製であり熱膨張率が高いた
め,高温となると接着剤94よりも内側の中央部914
が上方に若干膨出する。このとき,図11の二点鎖線に
示すごとく,上記サンルーフパネル91は,上記接着剤
94を支点として,該接着剤94よりも外側の周縁部9
11が下方に傾斜する。
【0005】ところが,上記周縁部911のうち上記当
てリブ95が形成されている部分は,該当てリブ95に
よって傾斜が妨げられる。これにより,図12に示すご
とく,上記サンルーフパネル91は,周縁部911が波
状に変形し,外観が劣化する。
【0006】また,上記当てリブ95を内側に形成した
場合においても,以下の問題がある。上記サンルーフパ
ネル91が熱膨張する際には,弾力性のある上記接着剤
94が変形する。これにより,上記サンルーフパネル9
1の熱膨張を横方向へ逃して,上方への膨出変形を抑制
している(図5参照)。ところが,当てリブ95と接着
剤94との間隔が上記サンルーフパネル91の熱膨張量
より少なく,当てリブ95の幅が広い場合,当てリブ9
5が上記接着剤94に干渉して,上記サンルーフパネル
91の横方向への熱膨張を妨げる。そのため,上記サン
ルーフパネル91の上方への膨出変形を抑制することが
できない。
【0007】また,上記当てリブと上記接着剤とが干渉
しないように両者の間隔を大きくすると,インナーフレ
ーム92の幅を大きくする必要がある。その結果,上記
インナーフレーム92の開口面積が小さくなってしま
う。
【0008】また,上記サンルーフパネル91に上記当
てリブ95を一体成形する際には,上記当てリブ95の
体積が大きいと,サンルーフパネル91の上面913に
いわゆるヒケが発生しやすく外観を損なうという問題も
ある。なお,上記ヒケとは,成形時に樹脂を冷却させた
とき,表面に発生する凹みをいう。
【0009】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,上記サンルーフパネルの膨出変形を抑制
し,外観に優れた車両用サンルーフを提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,車両の車
体ルーフに設けたルーフ開口部を被覆するための樹脂製
のサンルーフパネルと,該サンルーフパネルの周縁部を
保持するインナーフレームと,上記サンルーフパネルと
上記インナーフレームとの間に介在し両者を接着する接
着剤とからなり,上記サンルーフパネルの下面には上記
インナーフレームに対する上記サンルーフパネルの高さ
を決めるための当てリブを複数設けてなる車両用サンル
ーフにおいて,上記当てリブは,上記接着剤よりも内側
に配設され,かつ,上記当てリブの形状は,その横断面
の面積が先端部側ほど小さい形状であることを特徴とす
る車両用サンルーフにある。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,当
てリブが接着剤よりも内側に配設され,かつ,上記当て
リブの形状が,その横断面の面積を先端部側ほど小さく
した形状であることである。
【0012】上記当てリブは,いわゆる先細りの形状で
あり,上記サンルーフパネルに略平行な平面によって上
記当てリブを切断したとき,その断面の面積が,基端部
側から先端部側へいくほど小さい。例えば,上記当てリ
ブの形状としては,「横断面の面積が基端部から先端部
へいくに従い徐々に小さくなるような形状」(図2,図
8,図9参照),或いは「横断面の面積が基端部から途
中までは一定で,そこから先端部へいくに従い徐々に小
さくなる形状」(図10参照)等がある。また,上記接
着剤は,例えばウレタン系接着剤等の弾力性のある接着
剤である。
【0013】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記サンルーフパネルが熱膨張すると,接着剤よりも内
側の中央部が上方へ若干膨出する。このとき,上記サン
ルーフパネルは,上記接着剤を支点として,該接着剤よ
りも外側の周縁部が下方に傾斜する。
【0014】上記車両用サンルーフにおいては,上記当
てリブが,上記接着剤よりも内側に配設してある。その
ため,上記当てリブが上記接着剤よりも外側に設けてあ
る場合(図11参照)のように,熱膨張時における上記
サンルーフパネルの周縁部の傾斜を妨げることはない。
それ故,サンルーフパネルの周縁部が波状に変形するお
それがない。従って,車両用サンルーフの外観を損ねる
こともない。
【0015】また,上記サンルーフパネルが膨張する
と,これに伴い接着剤が変形して,上記サンルーフパネ
ルの熱膨張を横方向へ逃し,上方への膨出変形を抑制す
る。上記サンルーフパネルの横方向の膨張に伴い,上記
当てリブは外側へ向かって移動し,膨張が大きい場合に
は上記接着剤に当接する。このとき接触するのは,上記
当てリブの先端部側である(図5参照)。
【0016】上述のごとく,上記当てリブの形状は,そ
の横断面の面積が先端部側ほど小さい形状である。その
ため,上記当てリブと接着剤との接触面積は小さい。そ
れ故,上記当てリブは,弾力性のある接着剤に食い込
み,該接着剤の変形を妨げることがない(図6(B)参
照)。従って,上記サンルーフパネルの上方への膨出変
形を抑制することができる。
【0017】また,上記当てリブの形状が,その横断面
の面積を先端部側ほど小さくした形状であるため,サン
ルーフパネルの成形時におけるヒケの発生を防止するこ
とができる。以上のごとく,本発明によれば,上記サン
ルーフパネルの膨出変形を抑制し,外観に優れた車両用
サンルーフを提供することができる。
【0018】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記当てリブは,断面T字形状,断面十字形状,或いは板
状であることが好ましい。これにより,上記当てリブの
体積を小さくすることができるため,ヒケの発生をより
効果的に防止することができる。特に板状の場合には,
当てリブの体積を特に小さくすることができるため,ヒ
ケの発生防止の効果が大きい。また,断面T字状,断面
十字状の場合には,当てリブの強度を確保することもで
きる。
【0019】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記当てリブは,少なくとも上記サンルーフパネルの角部
に配設されていることが好ましい。これにより,上記イ
ンナーフレームに対する上記サンルーフパネルの高さ規
制をより正確に行うことができる。
【0020】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記複数の当てリブは,50〜200mmの間隔をもって
配設してあることが好ましい。これにより,サンルーフ
パネルの変形が生じにくい,外観に優れた車両用サンル
ーフを得ることができる。
【0021】上記当てリブの配設間隔が50mm未満の
場合には,上記サンルーフパネルが熱膨張したとき,上
記当てリブと接着剤との干渉による抵抗が大きく,サン
ルーフパネルの熱膨張を充分に吸収できないおそれがあ
る。そのため,上記サンルーフパネルの中央部が上方へ
膨出変形することを抑制できないおそれがある。一方,
上記当てリブの配設間隔が200mmを超える場合に
は,上記インナーフレームに対する上記サンルーフパネ
ルの高さを正確に規制することが困難となる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる車両用サンルーフにつき,
図1〜図6を用いて説明する。本例の車両用サンルーフ
1は,図1,図3に示すごとく,車両の車体ルーフ2に
設けたルーフ開口部21を被覆するための樹脂製のサン
ルーフパネル11と,該サンルーフパネル11の周縁部
111を保持するインナーフレーム12とを有する。
【0023】そして,図1に示すごとく,上記サンルー
フパネル11と上記インナーフレーム12との間には,
両者を接着する接着剤14が介在している。上記サンル
ーフパネル11の下面112には,図1,図4に示すご
とく,上記インナーフレーム12に対する上記サンルー
フパネル11の高さを決めるための当てリブ15を複数
設けてある。
【0024】上記当てリブ15は,図1に示すごとく,
上記接着剤14よりも内側に配設されている。また,上
記当てリブ15の形状は,図2に示すごとく,その横断
面(例えば破線Cや破線Dで示す断面)の面積が先端部
151側ほど小さい形状である。即ち,上記当てリブ1
5は,いわゆる先細りの形状であり,上記サンルーフパ
ネル11に略平行な平面による断面の面積が,基端部1
52側から先端部151側へいくに従い徐々に小さくな
るような形状である。例えば,図2において,断面Cよ
りも断面Dの方が面積が小さい。
【0025】また,上記当てリブ15は,上記横断面の
形状がT字形状である。即ち,上記当てリブ15は,略
二等辺三角形の板状の本体部153と,これに対し直角
に立設した略直角三角形の板状の補強部154とからな
る。そして,上記当てリブ15は,上記本体部153を
上記接着剤14に向けた状態で,上記サンルーフパネル
11に配設してある。上記複数の当てリブ15は,図4
に示すごとく,その配設間隔Dが約100mmであり,
上記サンルーフパネル11の角部113には必ず配設さ
れている。また,上記当てリブ15の高さは3〜7mm
である。
【0026】また,上記接着剤14は,ウレタン系接着
剤等の弾力性のある接着剤である。また,図1に示すご
とく,上記車両用サンルーフ1は,その全周にウェザー
ストリップ13を有している。これにより,上記サンル
ーフパネル11と上記インナーフレーム12との隙間を
密閉すると共に該インナーフレーム12と上記ルーフ開
口部21との隙間を密閉している。
【0027】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記サンルーフパネル11が熱膨張すると,図5に示すご
とく,接着剤14よりも内側の中央部114が上方へ若
干膨出する。このとき,上記サンルーフパネル11は,
上記接着剤14を支点として,該接着剤14よりも外側
の周縁部111が下方に傾斜する。
【0028】上記車両用サンルーフ1においては,上記
当てリブ15が,上記接着剤14よりも内側に配設して
ある。そのため,上記当てリブ15が上記接着剤14よ
りも外側に設けてある場合(図11参照)のように,熱
膨張時における上記サンルーフパネル11の周縁部11
1の傾斜を妨げることはない。それ故,熱膨張時に,サ
ンルーフパネル11が波状に変形するおそれがない(図
12参照)。従って,車両用サンルーフ1の外観を損ね
ることもない。
【0029】また,上記サンルーフパネル11が膨張す
ると,これに伴い接着剤14が変形して,サンルーフパ
ネル11の熱膨張を横方向へ逃し,上方への膨出変形を
抑制している。このサンルーフパネル11の横方向への
膨張により,周縁部111が,膨張前の状態(図6
(A))から図6(B)の矢印Sの方向に移動する。こ
れにより,図5,図6(B)に示すごとく,上記当てリ
ブ15が上記接着剤14に当接する。このとき接触する
のは,上記当てリブ15の先端部151側である。
【0030】上述のごとく,上記当てリブ15の形状
は,その横断面の面積が先端部151側ほど小さい形状
である。そのため,図6(C)の斜線部に示すごとく,
上記当てリブ15と接着剤14との接触面積は小さい。
それ故,上記当てリブ15は,弾力性のある接着剤14
に食い込み,該接着剤14の変形を妨げることがない
(図6(B))。従って,上記サンルーフパネル11の
上方への膨出変形を抑制することができる。
【0031】また,図2に示すごとく,上記当てリブ1
5の形状が,その横断面の面積を先端部151側ほど小
さくした形状であるため,サンルーフパネル11の成形
時におけるヒケの発生を防止することができる。また,
上記当てリブ15は断面T字形状であるため,その体積
が小さく,ヒケの発生をより効果的に防止することがで
きる。また,上記当てリブ15の強度を確保することも
できる。
【0032】また,上記当てリブ15は,上記サンルー
フパネル11の角部113に必ず配設されているため
(図4),上記インナーフレーム12に対する上記サン
ルーフパネル11の高さ規制をより正確に行うことがで
きる。また,上記複数の当てリブ15は,約100mm
の間隔をもって配設してあるため,サンルーフパネル1
1の変形が生じにくい,外観に優れた車両用サンルーフ
1を得ることができる。
【0033】以上のごとく,本例によれば,上記サンル
ーフパネルの膨出変形を抑制し,外観に優れた車両用サ
ンルーフを提供することができる。
【0034】実施形態例2 本例は,図7に示すごとく,サンルーフパネル11にお
ける断面T字形状の当てリブ15を,実施形態例1の場
合と逆向きに配設した例である。即ち,上記当てリブ1
5は,図7(A)に示すごとく,その補強部154を接
着剤14に向けた状態で配設してある。その他は,実施
形態例1と同様である。
【0035】本例によれば,図7(B)に示すごとく,
上記サンルーフパネル11が膨張したとき,周縁部11
1が矢印Tの方向へ移動し,上記補強部154の端面1
55が上記接着剤14に当接する。そのため,図7
(C)の斜線部に示すごとく,上記当てリブ15の上記
接着剤14との干渉面積が小さい。従って,上記サンル
ーフパネル11が膨張する際の上記接着剤14の変形に
対する抵抗を一層小さくすることができる。その他,実
施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0036】実施形態例3 本例は,図8に示すごとく,サンルーフパネルにおける
当てリブの形状を,断面十字形状とした例である。即
ち,上記当てリブ25は,図8に示すごとく,2枚の略
二等辺三角形の板状体が互いの中央部で直角に交差した
形状である。また,上記当てリブ25は,上記板状体の
端面255が接着剤の方を向くように,上記サンルーフ
パネルに配設してある。その他は,実施形態例1と同様
である。
【0037】本例によれば,上記当てリブ25の強度を
向上させることができる。それ故,上記サンルーフパネ
ルのインナーフレームからの高さを高く維持する場合に
も充分な強度を有する。その他,実施形態例1と同様の
作用効果を有する。
【0038】実施形態例4 本例は,図9に示すごとく,サンルーフパネルにおける
当てリブの形状を板状とした例である。即ち,本例の当
てリブは,図9(A)に示すごとく半円の板状の当てリ
ブ35,或いは図9(B)に示すごとく略二等辺三角形
の板状の当てリブ45である。また,上記当てリブ3
5,45は,その端面355,455が接着剤の方を向
くように,上記サンルーフパネルに配設してある。その
他は,実施形態例1と同様である。
【0039】本例によれば,上記当てリブ35,45の
体積を小さくすることができるため,ヒケの発生を一層
確実に防ぐことができる。また,上記サンルーフパネル
の成形時における,成形型からの離型性も向上する。そ
の他,実施形態例1と同様の作用効果を有する。
【0040】実施形態例5 本例は,図10に示すごとく,サンルーフパネルにおけ
る当てリブの本体部553を,長方形の板状体とした例
である。即ち,本例の当てリブ55は,図10に示すご
とく,長方形の板状体からなる本体部553と,これに
直角に立設した略直角三角形の板状体からなる補強部5
54とにより構成されている。また,上記当てリブ55
は,その補強部554が接着剤の方を向くように,上記
サンルーフパネルに配設してある。その他は,実施形態
例1と同様である。
【0041】本例によれば,上記当てリブの強度を高く
することができる。その他,実施形態例1と同様の作用
効果を有する。
【0042】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,上記サ
ンルーフパネルの膨出変形を抑制し,外観に優れた車両
用サンルーフを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,車両用サンルーフの断
面説明図。
【図2】実施形態例1における,当てリブの斜視図。
【図3】実施形態例1における,車体ルーフの斜視図。
【図4】実施形態例1における,サンルーフパネルの下
面図。
【図5】実施形態例1における,サンルーフパネルが膨
張したときの車両用サンルーフの断面説明図。
【図6】実施形態例1における,(A)サンルーフパネ
ルの膨張前の当てリブと接着剤の説明図,(B)サンル
ーフパネルの膨張時の当てリブと接着剤の説明図,
(C)(B)のA視図。
【図7】実施形態例2における,(A)サンルーフパネ
ルの膨張前の当てリブと接着剤の説明図,(B)サンル
ーフパネルの膨張時の当てリブと接着剤の説明図,
(C)(B)のB視図。
【図8】実施形態例3における,当てリブの斜視図。
【図9】実施形態例4における,各種当てリブの斜視
図。
【図10】実施形態例5における,当てリブの斜視図。
【図11】従来例における,車両用サンルーフの断面説
明図。
【図12】従来例における,サンルーフパネルの波状の
変形の説明図。
【符号の説明】
1...車両用サンルーフ, 11...サンルーフパネル, 12...インナーフレーム, 14...接着剤, 15,25,35,45,55...当てリブ, 151...先端部, 2...車体ルーフ, 21...ルーフ開口部,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車体ルーフに設けたルーフ開口部
    を被覆するための樹脂製のサンルーフパネルと,該サン
    ルーフパネルの周縁部を保持するインナーフレームと,
    上記サンルーフパネルと上記インナーフレームとの間に
    介在し両者を接着する接着剤とからなり,上記サンルー
    フパネルの下面には上記インナーフレームに対する上記
    サンルーフパネルの高さを決めるための当てリブを複数
    設けてなる車両用サンルーフにおいて,上記当てリブ
    は,上記接着剤よりも内側に配設され,かつ,上記当て
    リブの形状は,その横断面の面積が先端部側ほど小さい
    形状であることを特徴とする車両用サンルーフ。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記当てリブは,断
    面T字形状,断面十字形状,或いは板状であることを特
    徴とする車両用サンルーフ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記当てリブ
    は,少なくとも上記サンルーフパネルの角部に配設され
    ていることを特徴とする車両用サンルーフ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記複数の当てリブは,50〜200mmの間隔をもっ
    て配設してあることを特徴とする車両用サンルーフ。
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