JP2001232572A - バイスのフレキシブル口金 - Google Patents

バイスのフレキシブル口金

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JP2001232572A JP2000048027A JP2000048027A JP2001232572A JP 2001232572 A JP2001232572 A JP 2001232572A JP 2000048027 A JP2000048027 A JP 2000048027A JP 2000048027 A JP2000048027 A JP 2000048027A JP 2001232572 A JP2001232572 A JP 2001232572A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワークの傾斜や凹凸に応じて進退可能とした
バイス(万力)の口金に関し、ワークを安定に把持で
き、ワークに局部的な変形を生じさせることがなく、か
つ構造が簡単で小型のバイスに好適な上記構造の口金を
得る。 【解決手段】 ワークを複数個のプランジャ3で把持す
る。口金本体2に設けたプランジャ孔5に軸方向遊動可
能に挿通されたプランジャ3と、プランジャ孔5の底部
を連結する連結孔9と、この連結孔9に長手方向移動自
在に挿入された複数個の伝達部材11,17とを備えて
いる。伝達部材11,17のうちプランジャ孔5の底部
のものは、ローラ11またはボール17とし、このロー
ラ11またはボール17を介してプランジャ3の軸方向
移動と伝達部材11,17の長手方向移動との移動方向
を変換する斜面15ないし円弧面10が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バイス(万力)
のワーク把持部分に設けられる口金に関するもので、ワ
ークの把持面の傾斜や凹凸に応じて把持面を進退可能と
した口金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にバイスは、固定側とこの固定側
に向って進出する可動側との一対の口金を備えており、
この一対の口金の間にワークを挟んで固定して、切削や
孔開けなどのワークの加工を行う。通常、一対の口金
は、互いに平行なワーク挟持面を備えており、ワークの
対向する側面を挟持してワークを固定する。ワークの対
向する側面が平行でないときは、口金の一方を首振り可
能な構造とし、首振り可能とした口金をワークの傾斜し
た側面にならって傾斜させる。ワークが円筒形であるよ
うな場合には、口金のワーク挟持面をV形形状としてワ
ークを安定させる。
【0003】ワークが立方体や矩形の板状のものであっ
ても、バイスによって挟持されるワークの側面ないし側
辺は、厳密には平行ではない。加工誤差に起因するわず
かな凹凸や傾斜が存在する。ワークや口金が完全な剛体
であると、いかに小さな寸法誤差であっても、その誤差
の存在によりワークを安定に把持することが不可能にな
るが、実際にはワークや口金、特にワークは挟持された
とき、わずかに弾性変形して口金に面接触し、ワークの
安定な把持が実現される。
【0004】ワークが鋳造品や鍛造品であったり、非常
に粗く加工されたものであると、ワークの把持面の寸法
誤差も大きくなる。誤差の大きなワークを誤差分を変形
させて安定に把持しようとすると、バイスの把持力をよ
り強くする必要がある。ワークの把持面がわずかに傾斜
していたり、緩やかな曲面になっているような場合にも
同様なことが起る。ところが、大きな把持力を加えるこ
とによって生ずるワークの変形は、当該ワークを加工し
て把持力を開放したとき、変形量に対応する加工誤差を
生ずることを意味する。特に厚さの薄い板状のワークを
両側辺で把持して平面加工を行うときに、バイスの把持
力によるワークの変形が大きな加工誤差を発生させる。
【0005】この問題を避けるには、3個以上の方向か
らワークを把持することが可能なバイスを用いればよい
が、そのようなバイスは構造が複雑で大型になりやす
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、帯板や棒材のよ
うな細長いワークの2箇所を2個のバイスで把持してワ
ークを固定しようとする場合、ワークに前述したような
寸法誤差や曲がりがあった場合、2個のバイスの口金
は、それぞれがワークに点接触ないし線接触した状態で
ワークを把持することになり、ワークの固定が安定せ
ず、また局部的な把持力がワークに加わるため、ワーク
の把持面を傷つける問題が発生する。
【0007】この発明は、ワークの把持面の比較的小さ
い傾斜や凹凸に対応して、把持面が自由に進退し、従っ
てワークの把持面の加工精度が低かったり、把持面に若
干の傾斜や凹凸がある場合にもワークを安定に把持する
ことができて、ワークに把持力による局部的な変形を生
じさせることがなく、かつ構造が簡単で、特に小型のバ
イスに採用することが可能な構造の口金を得ることを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のフレキシブル
口金は、ワークを2個のプランジャで把持する構造で、
口金本体2と、この口金本体に設けられたワーク挟持方
向の偶数個のプランジャ孔5と、各プランジャ孔に軸方
向遊動可能に挿通されたプランジャ3と、対となる2個
のプランジャ孔の底部を連結する当該プランジャ孔と交
差する方向の連結孔9と、この連結孔の両端に位置して
プランジャの底部に当接するローラ11aまたはボール
17aを含む複数個の部材であって当該連結孔に長手方
向移動自在に挿入されている伝達部材11、14、17
と、前記ローラまたはボールを介してプランジャ3の軸
方向移動と伝達部材の長手方向移動との移動方向を変換
する斜面15ないし円弧面10とを備えている。
【0009】請求項2のフレキシブル口金は、ワークを
直線上に配置した3個以上のプランジャで把持する構造
で、口金本体2と、この口金本体に設けたワーク挟持方
向の3個以上のプランジャ孔5と、各プランジャ孔に軸
方向遊動可能に挿通されたプランジャ3と、前記3個以
上のプランジャ孔の底部を当該プランジャ孔と交差する
方向に直線的に連結する連結孔9と、この連結孔の中間
に位置するプランジャ孔の連結孔9との連接部分にプラ
ンジャ孔の軸方向及び連結孔の長手方向に遊動自在に挿
入されて当該プランジャ孔に挿通されたプランジャの底
面に当接している方向変換部材16と、この連結孔の両
端に位置するプランジャの底部及び前記方向変換部材1
6に当接するローラ11aまたはボール17aを含む複
数個の部材であって当該連結孔に長手方向移動自在に挿
入されている伝達部材11、14、17と、両端のロー
ラまたはボールを介してプランジャ3の軸方向移動と伝
達部材の長手方向移動との移動方向を変換する斜面15
ないし円弧面10とを備えている。
【0010】請求項3のフレキシブル口金は、ワークを
平面上に配置した3個以上のプランジャで把持する構造
で、口金本体2と、この口金本体に設けたワーク挟持方
向の3個以上のプランジャ孔5と、各プランジャ孔に軸
方向遊動可能に挿通されたプランジャ3と、前記3個以
上のプランジャ孔の底部を当該プランジャ孔と交差する
面内で連結する連結孔9と、この連結孔の中間に位置す
るプランジャ孔の連結孔9との連接部分にプランジャ孔
の軸方向及び連結孔の長手方向に遊動自在に挿入されて
当該プランジャ孔に挿通されたプランジャの底面に当接
している方向変換部材16と、この連結孔の両端に位置
するプランジャの底部及び前記方向変換部材16に当接
するボール17aを含む複数個の部材であって当該連結
孔に長手方向移動自在に挿入されている伝達部材17
と、両端のボールを介してプランジャ3の軸方向移動と
伝達部材の長手方向移動との移動方向を変換する斜面1
5ないし円弧面10とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、この発明の第
1実施例を示した図で、図3は口金の正面図(ワーク側
から見た図)、図1は図3のA部断面平面図、図2は図
3のB部断面側面図である。
【0012】口金1は、口金本体2と2個のプランジャ
3とを備えており、プランジャ3の前面がワークの挟持
面となっている。口金本体2の背面は、側面視で鋸刃状
となっており、これに対応する鋸刃を形成した口金ホル
ダ4(バイスの固定錠ないし可動錠)その鋸刃形状を合
せるようにして、若干鋸刃の斜面に沿って移動可能にし
て取付けられている。口金1にワークの把持反力が作用
すると、口金本体は前記鋸刃の斜面に沿って若干下方に
移動し、ワークを図示しないバイスの基台ないしその上
に置かれたスペーサに上面に押し付けて、ワークの把持
を安定させると共に、加工反力によってワークが下方に
撓むのを防止する。
【0013】2個のプランジャ3a、3bは、口金本体
2の上方両側に設けられたワーク把持方向のプランジャ
孔5に軸方向すなわちワーク把持方向に遊動可能に挿通
されている。プランジャ3の周面一箇所には、短い回り
止めピン6が立設されており、この回り止めピンがプラ
ンジャ孔5の上面を塞ぐように設けた蓋板7のワーク把
持方向の長孔8に嵌合して、プランジャ3の回動とスト
ロークとを規制している。
【0014】2個のプランジャ孔5の奥端は、両者を繋
ぐ断面矩形の連結孔9で連結されている。連結孔9は、
口金本体2の上面をミーリングカッタで溝加工をするこ
とによって形成された孔で、その両端はプランジャ孔5
側に向いて90度屈曲しており、この屈曲部の外側に円
弧面10が形成されている。連結孔9の上面は、前記蓋
板7で閉鎖されている。
【0015】連結孔9内には短円筒状のローラ(伝達部
材)11が、その軸線を上下方向にして連結孔9の長手
方向に転動可能に充填されており、ローラの両端のもの
11aは、それぞれ両側のプランジャの奥面12に当接
している。連結孔9内に充填されたローラ11相互は、
両側のプランジャ3がそれぞれの回り止めピン6が蓋板
の長孔8の略中心の位置にあるときに接触するようにし
てあり、このとき、プランジャ3の前面(ワーク挟持
面)13は、口金本体2の前面からプランジャ3のスト
ロークの略半分の長さだけ突出している。
【0016】上記のように構成された口金1は、ワーク
を挟持していない状態では、両側のプランジャ3が軸方
向に自由移動可能であり、片側のプランジャを押込む
と、反対側のプランジャが突出する関係となる。この状
態で、口金ホルダ4をワークに向けて相対的に前進さ
せ、ワークの把持面がプランジャ3に当接すると、先に
当接したプランジャが押込まれ、ワークの形状に応じて
両側のプランジャが進退して、最終的に両側のプランジ
ャのワーク把持面がワークに当接し、その状態でワーク
に把持力が作用する。
【0017】両側のプランジャがワークを把持すると、
両プランジャにはワークから等しい把持反力が作用し、
これが連結孔9内のローラ11相互を強固に押圧しあう
と共に、両端部分のローラが連結孔9の円弧面10に押
圧されて、連結孔9内でのローラ11の自由な移動を拘
束する。これにより把持された後のワークの動きが規制
され、ワークが安定に把持される。
【0018】上記実施例は、連結孔9内に同一形状のロ
ーラ11を充填したものであるが、連結孔9の中間部
は、必ずしもローラでなくてよく、図4に示すように、
連結孔の長手方向の棒材14を複数個のローラの代りに
用いることができる。また、プランジャ3とローラ11
aとが当接する部分は、プランジャ3の奥端面を連結孔
9側に向いた略45度の傾斜面として、その傾斜面15
と連結孔9の長手方向に移動する両端のローラ11bと
を接触させて、プランジャ3の軸方向動きとローラ11
の連結孔の長手方向動きとを変換することができる。こ
の場合には、連結孔9は、両端の円弧面(図1参照)1
0を設ける必要はない。
【0019】更にローラ11に代えてボールを用いるこ
とができる。この場合の連結孔9は、図5に示すよう
に、口金本体2の左右を貫通する丸孔でもよい。ローラ
は隣接するローラやプランジャと線接触するため、この
接触部にワークの把持反力が作用することを考えれば、
相互が点接触するボールよりも強いワーク把持力を得た
いときに有利である。このようなローラやボールは、ロ
ーラベアリングやボールベアリングに用いられているも
のをそのまま使用すれば、硬度や精度の高いものが安価
に得られる。
【0020】図6は、この発明の第2実施例を示した断
面平面図(図1と同様な図)であり、口金本体2に3個
のプランジャ3を設けた例を示した図である。中間のプ
ランジャ3cは、両端のプランジャ3a、3bと同様
に、プランジャ孔5に軸方向遊動可能に設けられてお
り、その回動及びストロークが回り止めピン6と蓋板に
設けた長孔8とで規制されている点は同様であるが、そ
の奥面が遊動ボール(方向変換部材)16を介して連結
孔9内のローラ(またはボール)11に当接している点
で両端のプランジャと異なる。
【0021】遊動ボール16は、プランジャ孔5の内径
より小径で、従ってプランジャ孔5内でその軸方向及び
半径方向に遊動可能であり、中間のプランジャ3cが押
込まれると、遊動ボール16はこれに当接している2つ
のローラ(またはボール)11相互を押し広げてその間
に入り込み、従って隣接するローラ11が押し広げられ
た分だけ、両端のプランジャは突出する。
【0022】上記構造の第2実施例では、3個のプラン
ジャ3がそれぞれ自由に軸方向移動できるが、いずれか
一方が押込まれると、他の2つが突出し、その2つの内
の一方が押込まれると、残りの1個だけが突出するとい
う動きをする。従って図6のバイスで凹凸のあるワーク
を把持したとき、最初にワークに当接したプランジャか
ら順次押込まれて、最終的に3個のプランジャのワーク
把持面がワークに当接したあと、3個のプランジャが等
しい力でワークを把持し、その反力が連結孔9内のロー
ラ11に伝達されて、ローラ11の自由な動きをロック
し、ワークを安定に挟持することとなる。
【0023】図7は、プランジャ3を4個設けた第3実
施例を示す図である。両側のプランジャ3a、3bと連
結孔9内のローラ(またはボール)との連接部の構造
は、第1実施例で説明したものであり、中間部の2つの
プランジャ3c、3dと連結孔内のローラ(またはボー
ル)との連接構造は、第2実施例の中間のプランジャの
それと同様であり、これらのワーク把持時の作用も同じ
であるので、図に第1及び第2実施例の図面と同じ符号
を付して説明は省略する。
【0024】なお、これらの第2及び第3実施例におい
ても、第1実施例の変形である図4及び図5の構造を採
用することができる。
【0025】図8は、この発明の第4実施例を示したも
ので、口金に設けた3個のプランジャの奥端相互を正面
視で円弧状の連結孔9で連結した構造を示す。この構造
の場合は、連結孔9内の連結部材としては、ボール17
を用いる。連結孔9に沿う断面を展開した図は、第2実
施例の図6と全く同じであり、その作用も第2実施例の
ものと同じである。すなわち、この発明の口金では、3
個以上のプランジャは必ずしも同一線上にある必要はな
く、3個以上のプランジャを平面的に設けることによっ
て、ワークの上下左右の凹凸に対応させることが可能で
ある。
【0026】更にこの発明の口金では、連結孔9の一部
に連結孔9をその長手直角方向に移動させるスライド部
分と、そのスライド部分を移動させるねじ装置などを設
けることによって、連結孔9内に充填されているローラ
またはボールの一部を連結孔の軸線上から退避させて、
プランジャ3がプランジャ孔5内に没入可能にすること
もできる。そして、このような構造を採用すれば、必要
に応じてフレキシブル口金として用い、通常の平行なバ
イスジョーとして使用も可能である。
【0027】また、この発明の構造の口金は、バイスの
対向する口金の一方にのみ設けてやればよいが、細長い
ワークを2個のバイスで両端を把持するような場合に
は、2個のバイスの両側の口金すべてを、この発明の構
造のフレキシブル口金とすることにより、ワークに無理
な力をかけずにワークを把持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の断面平面図
【図2】図1の断面側面図
【図3】図1の正面図
【図4】第1実施例の他の断面平面図
【図5】第1実施例の更に他の断面平面図
【図6】この発明の第2実施例の断面平面図
【図7】この発明の第3実施例の断面平面図
【図8】この発明の第4実施例の正面図
【符号の説明】 2 口金本体 3 プランジャ 5 プランジャ孔 9 連結孔 10 円弧面 11 ローラ 11a 両端ローラ 14 棒材 15 斜面 16 遊動ボール 17 ボール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金本体(2)と、この口金本体に設けら
    れたワーク挟持方向の偶数個のプランジャ孔(5)と、各
    プランジャ孔に軸方向遊動可能に挿通されたプランジャ
    (3)と、対となる2個のプランジャ孔の底部を連結する
    当該プランジャ孔と交差する方向の連結孔(9)と、この
    連結孔の両端に位置してプランジャの底部に当接するロ
    ーラ(11a)またはボール(17a)を含む複数個の部材であっ
    て当該連結孔に長手方向移動自在に挿入されている伝達
    部材(11,14,17)と、前記ローラまたはボールを介してプ
    ランジャ(3)の軸方向移動と伝達部材の長手方向移動と
    の移動方向を変換する斜面(15)ないし円弧面(10)とを備
    えている、バイスのフレキシブル口金。
  2. 【請求項2】 口金本体(2)と、この口金本体に設けた
    ワーク挟持方向の3個以上のプランジャ孔(5)と、各プ
    ランジャ孔に軸方向遊動可能に挿通されたプランジャ
    (3)と、前記3個以上のプランジャ孔の底部を当該プラ
    ンジャ孔と交差する方向に直線的に連結する連結孔(9)
    と、この連結孔の中間に位置するプランジャ孔の連結孔
    (9)との連接部分にプランジャ孔の軸方向及び連結孔の
    長手方向に遊動自在に挿入されて当該プランジャ孔に挿
    通されたプランジャの底面に当接している方向変換部材
    (16)と、この連結孔の両端に位置するプランジャの底部
    及び前記方向変換部材(16)に当接するローラ(11a)また
    はボール(17a)を含む複数個の部材であって当該連結孔
    に長手方向移動自在に挿入されている伝達部材(11,14,1
    7)と、両端のローラまたはボールを介してプランジャ
    (3)の軸方向移動と伝達部材の長手方向移動との移動方
    向を変換する斜面(15)ないし円弧面(10)とを備えてい
    る、バイスのフレキシブル口金。
  3. 【請求項3】 口金本体(2)と、この口金本体に設けた
    ワーク挟持方向の3個以上のプランジャ孔(5)と、各プ
    ランジャ孔に軸方向遊動可能に挿通されたプランジャ
    (3)と、前記3個以上のプランジャ孔の底部を当該プラ
    ンジャ孔と交差する面内で連結する連結孔(9)と、この
    連結孔の中間に位置するプランジャ孔の連結孔(9)との
    連接部分にプランジャ孔の軸方向及び連結孔の長手方向
    に遊動自在に挿入されて当該プランジャ孔に挿通された
    プランジャの底面に当接している方向変換部材(16)と、
    この連結孔の両端に位置するプランジャの底部及び前記
    方向変換部材(16)に当接するボール(17a)を含む複数個
    の部材であって当該連結孔に長手方向移動自在に挿入さ
    れている伝達部材(17)と、両端のボールを介してプラン
    ジャ(3)の軸方向移動と伝達部材の長手方向移動との移
    動方向を変換する斜面(15)ないし円弧面(10)とを備えて
    いる、バイスのフレキシブル口金。
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