JP2001232460A - 光ビーム加熱装置および光ビームはんだ付け方法 - Google Patents

光ビーム加熱装置および光ビームはんだ付け方法

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JP2001232460A
JP2001232460A JP2000046963A JP2000046963A JP2001232460A JP 2001232460 A JP2001232460 A JP 2001232460A JP 2000046963 A JP2000046963 A JP 2000046963A JP 2000046963 A JP2000046963 A JP 2000046963A JP 2001232460 A JP2001232460 A JP 2001232460A
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melting
irradiation
solder
thread solder
heating
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JP2000046963A
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English (en)
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Michio Sakurai
通雄 櫻井
Minoru Yamada
稔 山田
Kiminori Sano
公紀 佐野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の人でも容易かつ短時間で条件抽出が実
施できる。 【解決手段】 被照射部5を照射加熱するための照射手
段10と、糸はんだ8a,8bをガイド手段6により案
内して被照射部5に供給する駆動手段9と、照射加熱に
よる糸はんだ8a,8bの溶融量に比例した溶融信号を
出力する溶融検出手段12と、糸はんだ8a,8bの溶
融量を設定する溶融設定手段13と、照射加熱による糸
はんだ8a,8bの溶融状態に応じて駆動手段9を制御
し、溶融検出手段12からの溶融信号が溶融設定手段1
3の溶融量設定値に達したとき駆動手段9を停止し、か
つ照射手段の照射を停止させる駆動制御手段11とを備
えた。これにより、従来に比べ、はんだ付けに要する施
工条件設定数が非常に少なくなり、容易かつ短時間にて
適性なはんだ付けが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ、ランプ
からの光を集光することによって局部加熱を可能にし、
糸はんだを使用したはんだ付けに適した光ビーム加熱装
置および光ビームはんだ付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ、ランプからの光を集光し
て被加熱物を加熱する光ビーム工法は、非接触加熱とし
てはんだ付け用の加熱、あるいは様々な物質の加熱溶融
などに広く採用されている。
【0003】以下に従来の光ビームの工法について説明
する。図10,11は従来の光ビーム加熱工法を用いた
加熱装置の構成図と代表的なタイミング図である。図1
0において、1は照射光を伝達する光ファイバ、2は光
ファイバから出射した光を集光するためのレンズ、3は
照射光である。4は被加熱物であり、5は被加熱物上の
被照射部、6は加熱中に被照射部5に糸はんだ8を供給
するためのガイドであり、7は糸はんだ8a,8bを供
給するための送給装置、8a,8bは糸はんだであり、
9は送給装置内の駆動部であり、10は光を発生させる
ための光ビーム発生装置である。また、図11のタイミ
ング図において、Tは被照射部温度であり、T1は予熱
到達温度、T2は本照射到達温度、T3は後熱到達温度
である。ΔTは被照射部5と糸はんだ8から要求される
適性温度範囲である。Taは周囲温度で、照射によって
加熱される前の被照射部、または被照射物の温度として
表現される場合もある。Pは照射出力であり、P1は予
熱照射出力、P2は本照射出力、P3は後熱照射出力で
ある。Fは糸はんだ送給出力であり、F1は正送給、F
2は糸はんだを被照射部から離脱させるための逆送給で
ある。t1は予熱時間であり、t2は本照射時間、t3
は後熱時間である。横軸は時間である。
【0004】光ビーム加熱装置の加熱工程は、まず被照
射部5を予熱する予熱工程と、予熱された被照射部5に
糸はんだ8a,8bを送給する本照射工程と、本照射後
の被照射部5の余冷等をおこなう後熱工程から構成され
るのが一般的である。光ファイバ1の終端部から照射さ
れた光はレンズ2で集光され照射光3として被照射物4
上の被照射部5に照射される。照射光3の照射出力は光
ファイバ1で伝達される光出力を変更することによって
可変できる。まず、予熱出力P1で予熱時間t1の間照
射すると、被照射部温度Tは周囲温度Taから上昇し、
予熱到達温度T1に達する。予熱出力P1と予熱時間t
1は被照射部5の予熱到達温度T1が適性温度範囲ΔT
になるように設定される。糸はんだ8a,8bの供給量
が所望の値になるように本照射時間t2と正送給F1は
予め決定され、送給装置7によって被照射部5に糸はん
だ8a,8bは送給される。本照射到達温度T2も適性
温度範囲ΔTになるように本照射出力P2は設定され
る。その後、糸はんだ8a,8bの正送給は停止され、
送給装置7は逆送給F2にて逆送給して糸はんだ8a,
8bを被照射部5から離脱させて糸はんだ8a,8bの
供給を停止する。後熱照射到達温度T3も適性温度範囲
ΔTにあるように後熱照射出力P3と後熱時間t3は設
定される。
【0005】このように被照射部温度Tは、予熱照封時
間t1、本照射時間t2、後熱照射時間t3の各時間
と、予熱照射出力P1、本照射出力P2、後熱照射出力
P3の各照射出力、ならびに糸はんだ8a,8bの正送
給F1等の複教の施工条件設定値にて構成され、各々の
施工条件設定値は被照射部毎に異なる。これらの施工条
件設定値の決定にあたって、施工中の被照射部温度Tを
測定して、被照射部5と糸はんだ8a,8bから要求さ
れる最適温度範囲ΔTになるように各値を決定するのが
最良であることは公知である。そこで、所望の被照射部
温度上昇カーブを得られるまで各施工条件設定値を経験
的に変更しながら施工を繰り返す方法が実施される。し
かし、この作業は多くの被加熱物4を消耗するだけでな
く、多くの時間を要する。故に被照射部温度Tを測定せ
ずに所望の被照射部施工外観等の施工結果が得られた各
値を施工条件設定値としているのが実状であった。
【0006】また、施工条件設定値に対する変更を鑑み
た施工結果の安定性を知るために、求めた施工状態を構
成する施工条件設定値を変動する可能性のある値に変更
して施工をおこない、被照射物施工外観等の施工結果へ
の影響の有無を確認する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光ビームの
はんだ付けにおいては、施工条件を構成する複数の施工
条件設定値を、所望の施工結果である施工後の被照射物
外観を得ることができるまで経験的に施工条件設定値を
変更しながら施工を繰り返す方法が一般的であった。従
って、施工者には、各施工条件設定値が施工結果に及ぼ
す影響等の経験的専門知識が必要とされた。
【0008】また、各施工条件設定値の変更を繰り返し
ながら所望の施工結果を求めるため、多くの時間を要す
るだけでなく、多くの被加熱物を消耗するという問題が
あった。
【0009】さらに、前記の方法で求めた施工条件設定
値において、最も大切である被照射部と被照射部に送給
する糸はんだ施工過程での到達温度が把握できないとい
う根本的な課題も有していた。
【0010】したがって、この発明の目的は、上記の点
に鑑みてなされたもので、一般の人でも容易かつ短時間
で条件抽出が実施できる光ビーム加熱装置および光ビー
ムのはんだ付け方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1記載の光ビーム加熱装置は、被
照射部を照射加熱するための照射手段と、糸はんだをガ
イド手段により案内して被照射部に供給する駆動手段
と、照射加熱による糸はんだの溶融量に応じて変化した
溶融信号を出力する溶融検出手段と、糸はんだの溶融量
を設定する溶融設定手段と、照射加熱による糸はんだの
溶融状態に応じて駆動手段を制御し、溶融検出手段から
の溶融信号が溶融設定手段の溶融量設定値に達したとき
駆動手段を停止し、かつ照射手段の照射を停止させる駆
動制御手段とを備えた。
【0012】このように、駆動制御手段により照射加熱
による糸はんだの溶融状態に応じて駆動手段を制御する
ので、被照射部温度がはんだ溶融温度に達した時に糸は
んだが供給され、被照射部温度が適性温度範囲内にある
ように、糸はんだの供給を調整しながら送給できる。ま
た、溶融検出手段により糸はんだの溶融量が検出され、
溶融検出手段からの溶融信号が溶融設定手段の溶融量設
定値に達したとき駆動制御手段が駆動手段を停止し、か
つ照射手段の照射を停止させることで、一連のはんだ付
けを行うことができる。このため、従来に比べ、はんだ
付けに要する施工条件設定数が非常に少なくなり、容易
かつ短時間にて適性なはんだ付けが可能となる。
【0013】請求項2記載の光ビーム加熱装置は、請求
項1において、駆動手段が、駆動手段内およびガイド手
段内の糸はんだの供給抵抗、または被照射部への接触抵
抗により糸はんだを座屈させない駆動力にて駆動する。
このように、駆動手段が、駆動手段内およびガイド手段
内の糸はんだの供給抵抗、または被照射部への接触抵抗
により糸はんだを座屈させない駆動力にて駆動するの
で、糸はんだ供給時に発生する糸はんだの座屈防止が可
能となる。
【0014】請求項3記載の光ビーム加熱装置は、請求
項1において、糸はんだにかかる負荷を検出しその検出
信号と糸はんだの座屈限界に応じて駆動手段の駆動力を
調整できる駆動力調整手段を備えた。このように、糸は
んだにかかる負荷を検出しその検出信号と糸はんだの座
屈限界に応じて駆動手段の駆動力を調整できる駆動力調
整手段を備えているので、糸はんだを被照射部に供給し
ているときに、被照射部の温度がはんだ溶融温度より低
い場合に発生する座屈を、座屈する直前の座屈発生限界
点への糸はんだの供給を調整することで回避できる。こ
の際、駆動力調整手段により糸はんだの供給速度が自動
的に調整され、座屈を回避しながら、糸はんだを供給
し、はんだ付けが可能となる。
【0015】請求項4記載の光ビーム加熱装置は、請求
項1において、溶融設定手段が、複数の溶融量を設定、
記憶、呼び出しができる溶融量記憶部を有し、この溶融
量記憶部からの呼び出し信号によって任意の溶融量設定
値を駆動制御手段に指示する。このように、溶融設定手
段が溶融量記憶部を有し、この溶融量記憶部からの呼び
出し信号によって任意の溶融量設定値を駆動制御手段に
指示するので、条件の異なる複数のはんだ付けが可能と
なり、また同じ条件の複数のはんだ付けにおいても、同
じ条件を複数入力する必要が無くなり、容易にはんだ付
けが可能となる。
【0016】請求項5記載の光ビーム加熱装置は、請求
項1において、溶融設定手段が、任意の溶融時間を設定
できる溶融時間設定部と、照射開始から溶融検出手段か
らの溶融信号が溶融量設定値に達するまでの時間を計測
する溶融時間計測部とを有し、溶融時間計測部で計測し
た時間と溶融時間設定部の設定された溶融時間との差に
より任意の時間内にて溶融するかどうかの判定を行う。
【0017】このように、溶融設定手段が、溶融時間設
定部と溶融時間計測部とを有し、溶融時間計測部で計測
した時間と溶融時間設定部の設定された溶融時間との差
により任意の時間内にて溶融するかどうかの判定を行う
ので、はんだ付けに要する適性な時間を得ることが可能
となり、また任意の溶融時間設定内にてはんだ付けが可
能または、不可能の判定が容易に可能となり、はんだ付
け条件抽出にかかる時間を大幅に短縮することが可能と
なる。
【0018】請求項6記載の光ビームはんだ付け方法
は、被照射部を照射加熱し、駆動手段により糸はんだを
被照射部に供給してはんだ付けを行う光ビームはんだ付
け方法であって、照射加熱前に、糸はんだ供給開始信号
により駆動手段へ駆動信号を出力して糸はんだを任意の
速度で供給して被照射部に接触させ、糸はんだが未溶融
の場合に駆動手段に対して一時的に駆動を停止し、その
後の照射加熱により被照射部に接触した糸はんだ先端よ
り糸はんだを溶融させてはんだ付けする。
【0019】このように、照射加熱前に、糸はんだ供給
開始信号により駆動手段へ駆動信号を出力して糸はんだ
を任意の速度で供給して被照射部に接触させ、糸はんだ
が未溶融の場合に駆動手段に対して一時的に駆動を停止
し、その後の照射加熱により被照射部に接触した糸はん
だ先端より糸はんだを溶融させてはんだ付けするので、
容易かつ適切なはんだ付けが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1はこの発明の第
1の実施の形態における光ビーム加熱装置の概念図、図
2はこの発明の第1の実施の形態における光ビーム施工
のタイミング図である。
【0021】図1において、12は糸はんだ量または、
糸はんだ長さを検出するための溶融検出装置(溶融検出
手段)であり、13は糸はんだの溶融量と溶融時間を設
定するための溶融設定装置(溶融設定手段)であり、1
1は溶融設定装置からの溶融信号が前記溶融量または溶
融時間に達した時に、駆動部9への駆動信号を停止し、
かつ前記光ビーム発生装置(照射手段)10の照射を停
止させるための駆動制御装置(駆動制御手段)である。
14は糸はんだ8bの溶融状態を検出するトルクリミッ
タである。これは糸はんだを送るローラに一定以上の負
荷がかかると空回りし、その空回りした瞬間にリミッタ
が働く。また、溶融検出装置12は、照射加熱による糸
はんだの溶融量に比例した溶融信号を出力する。溶融量
は、糸はんだ送給速度とその送給時間で算出する。実際
は溶融量と言うより溶融長さでもある。しかし、溶融設
定装置13に糸はんだの線径を入力することにより溶融
量としての算出も可能である。なお、溶融信号は糸はん
だの溶融量に応じて変化する構成であればよい。駆動制
御装置11は、照射加熱による糸はんだの溶融状態に応
じて駆動手段9を制御する。なお、従来と同様の構成に
ついては同様の符号を付し、説明を省略する。
【0022】以上のように構成された光ビーム加熱装置
について、その動作を説明する。光ビーム発生装置10
より任意の光が発せられた照射出力Pを、光ファイバ1
を経由し、レンズ2にて光を集光させた照射光3にて、
被加熱物4上の被照射部5を照射加熱する。その時駆動
制御装置11から送給装置7へ駆動信号を送信し、送給
装置7を駆動させ、糸はんだ8aを送給装置7とガイド
6を経由して糸はんだ8bを被加熱物4上の被照射部5
に供給する。照射加熱による糸はんだ8bの溶融状態に
応じて駆動部9を駆動制御装置11にて制御し、送給装
置7内の駆動部9に取り付けてある溶融検出装置12か
らの溶融信号すなわち、糸はんだ長さが溶融設定装置1
3の任意の設定値に達した時、駆動制御装置11から送
給装置7へ駆動停止信号を送信し、駆動部9を停止させ
る。その時、駆動制御装置11から任意の時間待機後光
ビーム発生装置10へ照射加熱停止信号を送信し、照射
加熱を停止させることが可能である。
【0023】図2のタイミング図において、Tは被照射
部温度であり、T1aははんだ溶融温度である。ΔTは
被照射部5と糸はんだ8a,8bから要求される適性温
度範囲である。Taは周囲温度で照射によって加熱され
る前の被照射部、または被照射物の温度として表現され
る場合もある。Pは照射出力で、P1は本照射出力、P
2は後熱照射出力であり、Fは送給出力、F1aは正送
給出力、F2aは逆送給出力であり、Wは設定溶融量で
あり、Waは糸はんだ送給量である。
【0024】光ビーム加熱装置の加熱工程は、まず被照
射部5に照射出力Pと送給出力Fを出力させる。その
時、本照射出力P1にて照射された被照射部5が適性温
度範囲ΔTに達していない場合、正送給出力F1aにて
送給された糸はんだ8bに負荷がかかりその負荷をトル
クリミッタ14にて検出し、駆動制御装置11にて駆動
部9を制御する。被照射部温度Tがはんだ溶融温度T1
aに達した時に糸はんだ8a,8bが供給され、被照射
部温度Tが適性温度範囲ΔT内にあるように、糸はんだ
8a,8bの供給を調整しながら送給する。
【0025】糸はんだ送給量Waが設定溶融量Wに達し
たら、逆送給出力F2aを任意の設定量逆送給し、任意
の後熱照射出力P2にてはんだを馴染ませ、一連のはん
だ付けを終える。これにより、従来に比べ、はんだ付け
に要する施工条件設定数が非常に少なくなり、容易かつ
短時間にて適性なはんだ付けが可能となる。
【0026】この発明の第2の実施の形態を図3に基づ
いて説明する。図3はこの発明の第2の実施の形態にお
ける光ビーム加熱装置の概念図である。図3において、
9aは送給装置7内、ガイド6内の糸はんだ供給抵抗、
または被照射部5への接触抵抗による糸はんだの座屈を
防ぐために弱い駆動力にて駆動する駆動部であり、11
aは前記駆動部9aの駆動力を制御する駆動制御装置で
ある。この実施の形態では、駆動部9aを弱い駆動力に
て駆動することにより、糸はんだに負荷がかかり難くす
ることにより、座屈を防ぐことが可能である。その他の
構成効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0027】この発明の第3の実施の形態を図4および
図5に基づいて説明する。図4はこの発明の第3の実施
の形態における光ビーム加熱装置の概念図、図5はこの
発明の第3の実施の形態における光ビーム施工のタイミ
ング図である。
【0028】図4において、14aは糸はんだ8bが被
照射部5に送給した時のはんだ溶融状態を検出するため
のトルクリミッタである。11bは前記トルクリミッタ
にて検出した信号にて駆動部9を調整するための駆動制
御装置である。トルクリミッタ14aと駆動制御装置1
1bとで駆動力調整手段が構成され、糸はんだにかかる
負荷を検出しその検出信号と糸はんだの座屈限界に応じ
て駆動手段9の駆動力を調整する。なお、第1の実施の
形態と同様の構成には同様の符号を付す。
【0029】この光ビーム加熱装置の動作については、
駆動制御装置11bから送給装置7へ駆動信号を送信
し、送給装置7を駆動させ、糸はんだ8aを送給装置7
とガイド2を経由して糸はんだ8bを被照射物7上の被
照射部5に供給する。この時に、被照射部温度Tが適性
温度範囲ΔTに達していない場合、糸はんだ8bに負荷
がかかり、その負荷をトルクリミッタ14aによって検
出し、その検出信号に応じて、駆動制御装置11bが送
給装置7内の駆動部9を制御し、糸はんだの送給速度S
を調整することができる。
【0030】図5のタイミング図において、Tは被照射
部温度であり、T1aははんだ溶融温度である。ΔTは
被照射部5と糸はんだ8a,8bから要求される適性温
度範囲である。Taは周囲温度で照射によって加熱され
る前の被照射部、または被照射物の温度として表現され
る場合もある。Pは照射出力で、P1は本照射出力、P
2は後熱照射出力であり、Fは送給出力、F1aは正送
給出力、F2aは逆送給出力であり、Sは送給速度であ
る。
【0031】光ビーム加熱装置の加熱工程は、まず被照
射部5に照射出力Pと送給出力Fを出力させる。その
時、本照射出力P1にて照射された被照射部5が適性温
度範囲ΔTに達していない場合、正送給出力F1aにて
送給された糸はんだ8bに負荷がかかりその負荷をトル
クリミッタ14aにて検出し、駆動制御装置11にて駆
動部9を制御し送給速度Sを調整する。被照射部温度T
がはんだ溶融温度T1aに達した時に糸はんだ8a,8
bが供給され、被照射部温度Tが適性温度範囲ΔT内に
あるように、糸はんだ8a,8bの送給速度Sを調整し
ながら送給する。任意のはんだ量に達した時に、逆送給
出力F2aにて任意のはんだ量を逆送給し、後熱照射出
力P2にてはんだを馴染ませ、一連のはんだ付けを終え
る。
【0032】この実施の形態では、糸はんだ8a,8b
を被照射部5に供給しているときに、被照射部5の温度
がはんだ溶融温度より低い場合に発生する座屈を、座屈
する直前の座屈発生限界点への糸はんだ8a,8bの供
給を調整することで回避できる。この際、駆動力調整手
段により糸はんだ8a,8bの供給速度が自動的に調整
され、座屈を回避しながら、糸はんだ8a,8bを供給
し、はんだ付けが可能となる。
【0033】この発明の第4の実施の形態を図6に基づ
いて説明する。図6はこの発明の第4の実施の形態にお
ける光ビーム加熱装置の概念図である。図6において、
13aは複数の糸はんだ溶融量を設定、記憶、呼び出し
ができる溶融量記憶部を有している溶融設定装置であ
る。溶融設定装置13aからの呼び出し信号によって、
任意の溶融量を設定値を駆動制御装置11cに指示し、
駆動部9を駆動させることができる。なお、第1の実施
の形態と同様の構成には同様の符号を付す。
【0034】この実施の形態では、条件の異なる複数の
はんだ付けが可能となり、また同じ条件の複数のはんだ
付けにおいても、同じ条件を複数入力する必要が無くな
り、容易にはんだ付けが可能となる。
【0035】この発明の第5の実施の形態を図7および
図8に基づいて説明する。図7はこの発明の第5の実施
の形態における光ビーム加熱装置の概念図、図8はこの
発明の第5の実施の形態における光ビーム施工のタイミ
ング図である。
【0036】図7において、13bは任意の溶融時間を
設定できる溶融時間設定部と、照射開始から溶融検出装
置12aからの溶融信号が溶融量設定値に達するまでの
時間を計測する溶融時間計測部とを有している溶融設定
装置である。また、溶融時間計測部で計測した時間と前
記溶融時間設定部の設定された溶融時間との差により任
意の時間内にて溶融するかどうかの判定を行う溶融時間
良否手段を備えている。なお、第1の実施の形態と同様
の構成には同様の符号を付す。
【0037】この光ビーム加熱装置の動作については、
照射開始から溶融検出装置12aの溶融信号が溶融設定
値に達するまでの時間tαと任意に設定されれた溶融時
間tα1との差により、任意の時間内にて溶融するかの
良否を判定し、前記溶融量設定装置13bに良否を表示
させることができる。
【0038】図8のタイミング図において、Pは照射出
力で、P1は本照射出力、P2は後熱照射出力であり、
Rは溶融検出であり、R1は溶融はんだ量である。tx
は実溶融時間であり、tαは溶融時間、tβは後熱照射
時間である。実溶融時間txは溶融時間tα+後熱照射
時間tβにて求められる。tzは任意溶融時間であり、
tα1は設定溶融時間である。
【0039】光ビーム加熱装置から本照射出力P1を出
力し照射開始する。その照射開始から溶融設定値に達す
るまでの時間tαと任意に設定された溶融時間tα1と
の差により任意の時間内にて溶融するかの良否判定をす
る。
【0040】この実施の形態では、はんだ付けに要する
適性な時間を得ることが可能となり、また任意の溶融時
間設定内にてはんだ付けが可能または、不可能の判定が
容易に可能となり、はんだ付け条件抽出にかかる時間を
大幅に短縮することが可能となる。
【0041】この発明の第6の実施の形態を図9に基づ
いて説明する。図9はこの発明の第6の実施の形態にお
ける光ビーム施工法のタイミング図である。なお、全体
構成は第1の実施の形態と同様である。
【0042】この光ビームはんだ付け方法について説明
する。被照射部を照射加熱し、駆動手段により糸はんだ
を被照射部に供給してはんだ付けを行うが、図9に示す
ように、照射加熱前に、糸はんだ供給開始信号により駆
動手段へ駆動信号を出力して糸はんだを任意の速度で供
給して被照射部に接触させる。この場合、送給出力Fを
出力させ、正送給出力F1aを出力させる。そして、糸
はんだが未溶融の場合に前記駆動手段の送給速度Sを0
mm/sに落とし、一時的駆動を停止させる。その後の
照射加熱により被照射部温度Tが適性温度範囲ΔTに達
したのを糸はんだの送給にて確認し、被照射部に接触し
た糸はんだ先端より糸はんだを溶融させる。これによ
り、容易かつ適切なはんだ付けが可能となる。
【0043】なお、上記実施の形態のいくつかを組み合
わせて実施してもよい。
【0044】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の光ビーム加熱
装置によれば、駆動制御手段により照射加熱による糸は
んだの溶融状態に応じて駆動手段を制御するので、被照
射部温度がはんだ溶融温度に達した時に糸はんだが供給
され、被照射部温度が適性温度範囲内にあるように、糸
はんだの供給を調整しながら送給できる。また、溶融検
出手段により糸はんだの溶融量が検出され、溶融検出手
段からの溶融信号が溶融設定手段の溶融量設定値に達し
たとき駆動制御手段が駆動手段を停止し、かつ照射手段
の照射を停止させることで、一連のはんだ付けを行うこ
とができる。このため、従来に比べ、はんだ付けに要す
る施工条件設定数が非常に少なくなり、容易かつ短時間
にて適性なはんだ付けが可能となる。
【0045】請求項2では、駆動手段が、駆動手段内お
よびガイド手段内の糸はんだの供給抵抗、または被照射
部への接触抵抗により糸はんだを座屈させない駆動力に
て駆動するので、糸はんだ供給時に発生する糸はんだの
座屈防止が可能となる。
【0046】請求項3では、糸はんだにかかる負荷を検
出しその検出信号と糸はんだの座屈限界に応じて駆動手
段の駆動力を調整できる駆動力調整手段を備えているの
で、糸はんだを被照射部に供給しているときに、被照射
部の温度がはんだ溶融温度より低い場合に発生する座屈
を、座屈する直前の座屈発生限界点への糸はんだの供給
を調整することで回避できる。この際、駆動力調整手段
により糸はんだの供給速度が自動的に調整され、座屈を
回避しながら、糸はんだを供給し、はんだ付けが可能と
なる。
【0047】請求項4では、溶融設定手段が溶融量記憶
部を有し、この溶融量記憶部からの呼び出し信号によっ
て任意の溶融量設定値を駆動制御手段に指示するので、
条件の異なる複数のはんだ付けが可能となり、また同じ
条件の複数のはんだ付けにおいても、同じ条件を複数入
力する必要が無くなり、容易にはんだ付けが可能とな
る。
【0048】請求項5では、溶融設定手段が、溶融時間
設定部と溶融時間計測部とを有し、溶融時間計測部で計
測した時間と溶融時間設定部の設定された溶融時間との
差により任意の時間内にて溶融するかどうかの判定を行
うので、はんだ付けに要する適性な時間を得ることが可
能となり、また任意の溶融時間設定内にてはんだ付けが
可能または、不可能の判定が容易に可能となり、はんだ
付け条件抽出にかかる時間を大幅に短縮することが可能
となる。
【0049】この発明の光ビームはんだ付け方法によれ
ば、照射加熱前に、糸はんだ供給開始信号により駆動手
段へ駆動信号を出力して糸はんだを任意の速度で供給し
て被照射部に接触させ、糸はんだが未溶融の場合に駆動
手段に対して一時的に駆動を停止し、その後の照射加熱
により被照射部に接触した糸はんだ先端より糸はんだを
溶融させてはんだ付けするので、容易かつ適切なはんだ
付けが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における光ビーム
加熱装置の概念図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における光ビーム
施工のタイミング図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態における光ビーム
加熱装置の概念図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態における光ビーム
加熱装置の概念図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態における光ビーム
施工のタイミング図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態における光ビーム
加熱装置の概念図である。
【図7】この発明の第5の実施の形態における光ビーム
加熱装置の概念図である。
【図8】この発明の第5の実施の形態における光ビーム
施工のタイミング図である。
【図9】この発明の第6の実施の形態における光ビーム
施工法のタイミング図である。
【図10】従来例の光ビーム加熱装置の概念図である。
【図11】従来例の光ビーム施工のタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 レンズ 3 照射光 4 被加熱物 5 被照射部 6 ガイド 7 送給装置 8a 糸はんだ 8b 糸はんだ 9 駆動部 10 光ビーム発生装置 11 駆動制御装置 12 溶融検出装置 13 溶融設定装置 14 トルクリミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 公紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E319 AA03 AA07 AC01 BB02 CC45 CC46 GG15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被照射部を照射加熱するための照射手段
    と、糸はんだをガイド手段により案内して被照射部に供
    給する駆動手段と、照射加熱による糸はんだの溶融量に
    応じて変化した溶融信号を出力する溶融検出手段と、糸
    はんだの溶融量を設定する溶融設定手段と、照射加熱に
    よる糸はんだの溶融状態に応じて前記駆動手段を制御
    し、前記溶融検出手段からの溶融信号が前記溶融設定手
    段の溶融量設定値に達したとき前記駆動手段を停止し、
    かつ前記照射手段の照射を停止させる駆動制御手段とを
    備えた光ビーム加熱装置。
  2. 【請求項2】 駆動手段が、駆動手段内およびガイド手
    段内の糸はんだの供給抵抗、または被照射部への接触抵
    抗により糸はんだを座屈させない駆動力にて駆動する請
    求項1記載の光ビーム加熱装置。
  3. 【請求項3】 糸はんだにかかる負荷を検出しその検出
    信号と糸はんだの座屈限界に応じて駆動手段の駆動力を
    調整できる駆動力調整手段を備えた請求項1記載の光ビ
    ーム加熱装置。
  4. 【請求項4】 溶融設定手段が、複数の溶融量を設定、
    記憶、呼び出しができる溶融量記憶部を有し、この溶融
    量記憶部からの呼び出し信号によって任意の溶融量設定
    値を駆動制御手段に指示する請求項1記載の光ビーム加
    熱装置。
  5. 【請求項5】 溶融設定手段が、任意の溶融時間を設定
    できる溶融時間設定部と、照射開始から溶融検出手段か
    らの溶融信号が溶融量設定値に達するまでの時間を計測
    する溶融時間計測部とを有し、前記溶融時間計測部で計
    測した時間と前記溶融時間設定部の設定された溶融時間
    との差により任意の時間内にて溶融するかどうかの判定
    を行う請求項1記載の光ビーム加熱装置。
  6. 【請求項6】 被照射部を照射加熱し、駆動手段により
    糸はんだを前記被照射部に供給してはんだ付けを行う光
    ビームはんだ付け方法であって、照射加熱前に、糸はん
    だ供給開始信号により前記駆動手段へ駆動信号を出力し
    て糸はんだを任意の速度で供給して被照射部に接触さ
    せ、糸はんだが未溶融の場合に前記駆動手段に対して一
    時的に駆動を停止し、その後の照射加熱により被照射部
    に接触した糸はんだ先端より糸はんだを溶融させてはん
    だ付けする光ビームはんだ付け方法。
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