JP2001231415A - 魚釣用リール、魚釣用リールセット、クランクハンドル及びクランクハンドルセット - Google Patents

魚釣用リール、魚釣用リールセット、クランクハンドル及びクランクハンドルセット

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JP2001231415A
JP2001231415A JP2001042413A JP2001042413A JP2001231415A JP 2001231415 A JP2001231415 A JP 2001231415A JP 2001042413 A JP2001042413 A JP 2001042413A JP 2001042413 A JP2001042413 A JP 2001042413A JP 2001231415 A JP2001231415 A JP 2001231415A
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crank handle
fishing reel
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weight
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JP2001042413A
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Jue Kang Young
ジュー カン ヤン
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Brunswick Corp
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    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00—Reels
    • A01K89/006—Hand crank features
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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    • G—PHYSICS
    • G05—CONTROLLING; REGULATING
    • G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08—Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/085—Crank handles

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランクハンドルの設計を柔軟かつ簡易に
し、製造コストを低減し、また、使用者の好みに応じて
カウンターバランスを変更できるようにする。 【解決手段】 魚釣用リール１０において、操作機構１
４は、釣糸巻回スプール１９と、フレーム１２に対して
第一軸線回りに回転可能であってその回転に伴って釣糸
を釣糸巻回スプールに巻き取る巻取り部材１８と、フレ
ームに対して第二軸線回りに回転可能であって巻取り部
材を第一軸線回りに回転させるクランクハンドル１６と
を有する。クランクハンドルは本体を有し、本体は第二
軸線から半径方向に突出する第一部分３８と、第一部分
に設けられた第一把持部材４６と、カウンターバランス
・アッセンブリ４８とを有する。カウンターバランス・
アッセンブリは第二軸線から半径方向に第一部分と反対
の向きに突出する本体の第二部分５０と、第二部分に取
り付けられた第一重量部材５８とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣糸を釣糸巻回ス
プールに巻き取るために操作可能なクランクハンドルを
有する型の魚釣用リールに関し、さらに詳しくは、クラ
ンク動作を円滑にして動的な平衡をとることに寄与する
平衡構造を有するクランクハンドルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のほとんどの魚釣用リールには、使
用者が回転させることにより部材を回転させてスプール
への釣糸の巻取りを行うためのクランクハンドルが用い
られている。ベイトキャスト（投餌）型の魚釣用リール
では、クランクハンドルはスプール自体に回転を生じさ
せる。スピニング型リールでは、ベールアッセンブリを
備えたロータがクランクハンドルを介して回転駆動され
て釣糸をスプール上に巻き取り、スプールは、釣糸を均
等に巻き取るために往復駆動される。
【０００３】スピニング型リールでは、ロータの回転を
所望の角速度で行うために大きな回転トルクをクランク
ハンドルに加えなければならないことがある。十分なト
ルクを加えるために、クランクハンドルは、その回転軸
線から或る程度の距離だけ偏位して設けられたノブ（把
持部材）を有するものとして構成される。このことによ
り実質的にモーメント腕が形成されることになるので、
何らかの平衡構造がなければ、クランクハンドルは振動
又はがたつきを生じやすく、操作中感触が悪くなる。
【０００４】この問題を解決するため、クランクハンド
ル軸線からノブまで延びるクランクハンドル部に対して
カウンターバランスを設けることが知られている。これ
は、クランクハンドルをノブと直径方向に対向する位置
まで延長して重量部を形成することにより達成される。
この重量部は、一般的には、例えば米国意匠特許第４１
４，２３７号に記載されているように、クランクハンド
ルと一体構造の膨大部である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】スピニング型の魚釣用
リールは、主としてロータとベールアッセンブリの種々
の設計により、それぞれ独自の動的操作特性を有するの
で、平衡のために最適の挙動を得るためには、それぞれ
のクランクハンドルを特定のリールに合わせて特別に設
計することが必要となることがあった。このため、クラ
ンクハンドルの設計に手間がかかり、また、クランクハ
ンドルは他品種少量生産となって、製造コストが嵩んで
いた。また、使用者の好みに応じてクランクハンドルの
カウンターバランスを変更することができなかった。
【０００６】本発明は、上記問題点に鑑み、クランクハ
ンドルの設計を柔軟かつ簡易にし、製造コストを低減
し、また、使用者の好みに応じてクランクハンドルのカ
ウンターバランスを変更できるようにすることを、解決
すべき課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態にお
いて、発明は、フレームと当該フレームに取り付けられ
た操作機構とを有する魚釣用リールに係る。操作機構
は、釣糸巻回スプールと、フレームに対して第一軸線回
りに回転可能であってその回転に伴って釣糸を釣糸巻回
スプールに巻き取る巻取り部材と、フレームに対して第
二軸線回りに回転可能であって巻取り部材を第一軸線回
りに回転させるクランクハンドルとを有する。クランク
ハンドルは本体を有し、本体は第二軸線から半径方向に
突出する第一部分と、第一部分に設けられた第一把持部
材と、カウンターバランス・アッセンブリとを有する。
カウンターバランス・アッセンブリは第二軸線から半径
方向に第一部分と異なる向きに突出する本体の第二部分
と、第二部分に取り付けられた第一重量部材とを有す
る。異なる向きとは、例えば反対向きである。
【０００８】本発明の一実施形態において、第一重量部
材は第二部分において一定の位置に保持されている。
【０００９】本発明の一実施形態において、第一重量部
材は、第二部分とは別体であって第二部分における一定
の位置に保持されている部材からなる。
【００１０】本発明の一実施形態において、第一重量部
材はネジにより第二部分に保持されている。
【００１１】本発明の一実施形態において、第一重量部
材は接着剤により第二部分に保持されている。
【００１２】本発明の一実施形態において、第二部分は
空所を有し、当該空所に第一重量部材が取り付けられて
いる。
【００１３】本発明の一実施形態において、第一重量部
材は空所の形状と相補的な形状をとる。
【００１４】本発明の一実施形態において、第一重量部
材はカバー部材により空所内に捕捉状態で保持されてい
る。
【００１５】本発明の一実施形態において、重量部材は
空所内の現場で形成されたものである。
【００１６】本発明の一実施形態において、カウンター
バランス・アッセンブリはさらに本体の第二部分に第二
重量部材を有する。
【００１７】本発明の一実施形態において、発明は、フ
レームと当該フレームに取り付けられた操作機構とを有
する魚釣用リールと、第一重量部材及び第二重量部材と
の組合せからなる魚釣用リールセットに係る。魚釣用リ
ールにおいて、操作機構は、釣糸巻回スプールと、フレ
ームに対して第一軸線回りに回転可能であってその回転
に伴って釣糸を釣糸巻回スプールに巻き取る巻取り部材
と、フレームに対して第二軸線回りに回転可能であって
巻取り部材を第一軸線回りに回転させるクランクハンド
ルとを有し、クランクハンドルは本体を有し、本体は第
二軸線から半径方向に突出する第一部分と、第一部分に
設けられた第一把持部材と、カウンターバランス・アッ
センブリとを有し、カウンターバランス・アッセンブリ
は第二軸線から半径方向に第一部分と異なる向きに突出
する本体の第二部分を有する。第一重量部材及び第二重
量部材は、カウンターバランス・アッセンブリの部品と
して第二部分に互換可能に取り付けることができる。
【００１８】本発明の一実施形態において、第一重量部
材と第二重量部材とは寸法、形状又は重量のうち少なく
とも一つが異なっている。
【００１９】本発明の一実施形態において、第一重量部
材と第二重量部材とは材質が異なっている。
【００２０】本発明の一実施形態において、魚釣用リー
ルセットは第三重量部材をさらに有し、第三重量部材
を、第一重量部材と第二重量部材のうち一方と結合して
第二部分に取付けることができる。
【００２１】本発明の一実施形態において、魚釣用リー
ルセットは、第一把持部材と互換可能に本体の第一部分
に取り付けることができる第二把持部材をさらに有す
る。
【００２２】本発明の一実施形態において、第二把持部
材は第一把持部材とは寸法、形状、重量又は材質のうち
少なくとも一つが異なっている。
【００２３】本発明の一実施形態において、発明は、魚
釣用リールの部材を回転させるためのクランクハンドル
に係る。クランクハンドルは、回転軸線を有する本体
と、回転軸線から半径方向に延びる第一部分と、回転軸
線から半径方向に第一部分と異なる向きに延びる第二部
分と、第二部分とは別体であって第二部分における一定
の位置に保持されている重量部材とを有する。
【００２４】本発明の一実施形態において、重量部材は
接着剤又はネジにより第二部材に保持されている。
【００２５】本発明の一実施形態において、第二部材は
空所を有し、当該空所に重量部材が取り付けられてい
る。
【００２６】本発明の一実施形態において、発明は、魚
釣用リールの部材を回転させるためのクランクハンドル
と、第一重量部材及び第二重量部材との組合せからなる
クランクハンドルセットに係る。クランクハンドルは、
回転軸線を有する本体と、回転軸線から半径方向に延び
る第一部分と、回転軸線から半径方向に第一部分と異な
る向きに延びる第二部分とを有する。第一重量部材及び
第二重量部材は、少なくとも、第二部分に互換可能に取
り付けることができるか、第二部分にともに取り付ける
ことができるかの何れかである。
【００２７】本発明の一実施形態において、クランクハ
ンドルセットは、第一部分に互換可能に取り付けること
ができる第一把持部材及び第二把持部材をさらに有す
る。
【００２８】
【発明の実施の形態】まず図１を参照すれば、本発明に
係る魚釣用リール１０が一部図式的に表されている。魚
釣用リール１０はフレーム１２を有し、フレーム１２に
は操作機構１４が取り付けられている。操作機構１４は
クランクハンドル１６を有し、クランクハンドル１６は
巻取り部材１８を回転させ、巻取り部材１８は釣糸をス
プール１９に巻き取る。
【００２９】クランクハンドル１６は多数の異なったリ
ール構造について使用できる。クランクハンドル１６
が、スピニング型魚釣用リール２０、スピンキャスト型
魚釣用リール２２、ベイトキャスト型魚釣用リール２
４、及びフライフィッシングリール２６に操作可能に交
互に接続されているところを図６に示す。これら異なっ
た型のリール２０，２２，２４，２６の構造の詳細は本
発明にとっては重要なことではない。いずれの型のリー
ルにおいても、クランクハンドル１６は回転可能な巻取
り部材に作用して釣糸をスプールに巻き取らせるという
だけで十分である。クランクハンドル１６が組み込まれ
得る従来のスピニング型魚釣用リール２０の詳細は、カ
ーペンター等の米国特許第４，６７６，４５０号に開示
されている。同様に、適当なスピンキャスト型魚釣用リ
ール２２及びベイトキャスト型魚釣用リール２４の詳細
は、ティプトンの米国特許第５，１９９，６６５号及び
カーペンターの米国特許５，８１０，２６３号に開示さ
れている。
【００３０】再び図１を参照すると、クランクハンドル
１６の本体は腕状体２８と、これとＴ字形をなす取付け
脚３０を有している。取付け脚３０は、ピン３４により
適所に保持されたシャフトアッセンブリ３２を介してリ
ール１０の残部に連結されている。クランクハンドル１
６が操作可能に連結されたとき、取付け脚の軸線３６回
りにクランクハンドル１６を回転させると、巻取り部材
１８がその軸線回りに回転する。
【００３１】腕状体２８は軸線３６から半径方向に延び
ている第一部分３８を有する。第一部分の末端４０には
把持部材４６の取付け支柱４４を受容するための貫通孔
４２が設けられている。把持部材４６は、使用者の指に
よって把持され、クランクハンドル１６に軸線３６回り
の回転運動を与えるために位置調整される。把持部材４
６を腕状体２８の第一部分３８上で操作可能な位置に維
持するために、取付け支柱４４の自由端は、孔４２を一
旦通過させた後、従来技術どおりに変形させ（かしめ）
てもよい。同様に、他の従来の取付け構造を把持部材用
に用いてもよい。
【００３２】腕状体２８は、第一部分３８とは直径方向
に対向する向きに中心軸線３６から延びている第二部分
５０にカウンターバランス・アッセンブリ４８を有す
る。言い換えれば、第二部分５０は、中心軸線３６から
半径方向に第一部分と異なる向きに突出している。図
４，５からも見られるように、腕状体２８の第二部分５
０は拡大されてカウンターバランス用の重量部材５４を
受容する空所５２が設けられている。空所５２の形状は
略角錐状である。この実施形態において、第二部分５０
は空所５２内に取付け支柱５６を形成し、この取付け支
柱５６は、重量部材５４を貫通する孔５８内へ挿入され
る。取付け支柱５６はネジ穴６０を有し、ビス６２が重
量部材５４を貫通してネジ穴６０に受容される。図示さ
れた形態において、空所５２は予め定められた形状を有
し、重量部材５４は空所５２と相補的な形状を有して空
所５２内にぴったりと受容され、重量部材５４が実質的
に向きを変え得るような余分な空間はない。重量部材５
４の形状は一端側（図面上側）の幅が広く高さが高く、
他端側が幅狭であって高さが低い略角錐状である。重量
部材５４の底面（図面右側）はおおむね平坦であり、空
所５２の中に入る部分が盛り上がっている。
【００３３】重量部材５４は、所定の大きさに対して重
量を変えるために種々の材料で製造してよい。例えば、
重量部材５４は種々の金属で製造してもよい。また、重
量部材５４はプラスチック又は複合材料で製造してもよ
い。
【００３４】図１において、変形形態の重量部材６４が
示されている。重量部材６４は重量部材５４よりも小さ
い寸法を有し、形状も少し異なっている。重量部材５
４，６４のうち１つをカバー部材６６により所定の場所
に捕捉状態で保持し、カバー部材６６にビス６２を通す
ことができる。
【００３５】異なった重量部材５４，６４について、ク
ランクハンドルの腕状体２８は汎用的な構造に製造する
ことができる。製造の時点で、重量部材５４，６４は空
所５２内で互換可能に取り付けることができる。製造者
は、重量部材を選択することにより所望の程度のカウン
ターバランス性能を選択することができる。さらに異な
った重量と形状を有する重量部材を、使用のために手元
に備えておいてもよい。
【００３６】図２において、発明の思想は、上記の重量
部材５４と、同一形状で重量が異なる重量部材６８によ
って示されている。重量部材５４，６８は互換可能に取
り付けることができる。重量部材５４，６８の重量に差
を設ける手段としては、上述したように材料を異なるも
のにしたり、重量部材の一方を中空にしたり、両方を中
空にして一方の中空部を他方の中空部より大きくしたり
することが挙げられる。
【００３７】さらに他の変形形態を図３に示す。ここ
で、重量部材５４は、ビス６２により第二部分５０に空
所５２内において取り付けられる。カバーの形状をした
追加的な重量部材７０が腕状体２８の第二部分５０に重
量部材５４とともにビス６２により取り付けられる。カ
バー状の重量部材７０は重量部材５４を所定の位置に捕
捉状態で保持する。このことにより腕状体２８の第二部
分５０におけるカウンターバランス重量が増加する。
【００３８】図７において、いっそう他の変形形態の重
量部材を７２で示す。この形態において、重量部材７２
は、空所５２を完全に又は部分的に満たすようにその場
で形成された重量物である。重量部材７２を形成する材
料としては、金属又はプラスチック材料を用いることが
できる。図７においては、プラスチックとして図示され
ている。取付け支柱４４は重量部材７２の固定用に機能
するのみであり、所望に応じて取り除くことができる。
すなわち、本発明に必須ではないので無くてもよい。
【００３９】図８において、さらに変形された実施形態
の重量部材を７４で示す。この場合、重量部材７４は接
着剤７６により空所５２内に保持されている。
【００４０】重量部材の他の構成及びそれをクランクハ
ンドルの腕状体２８に対して固定された定位置に取り付
ける方法についてこの発明において熟慮すべきである
が、それらは、この技術分野に習熟した者には、この明
細書及び図面の開示事項から明らかになるであろう。
【００４１】本発明は重量部材の互換性を考慮するのみ
ならず、図１に示したように、異なった構成の把持部材
４６，７８，８０の互換性も考慮している。把持部材７
８は異なった形状を有している。また、把持部材７８
は、異なった材料により製作されていて異なった重量を
有していてもよい。把持部材８０は把持部材４６と同様
の形状を有しているが寸法が小さく、把持部材４６と同
一又は異なる材料により製作されている。
【００４２】上述のように製造者が所望の把持部材４
６，７８，８０と所望の重量部材の構成を選択すること
により、汎用的な構成の腕状体２８を手元に備えること
ができる。このことにより、クランクハンドルの設計が
柔軟かつ簡易になる。また、腕状体２８を汎用的な構成
にできるため、在庫削減に起因する製造コストの低減が
生じ得る。
【００４３】腕状体２８は重量部材を交換できるという
オプションとともにエンドユーザーに販売することがで
きる。重量部材の選択は製造の時点でするのが好ましい
が、エンドユーザーに用具一式を販売することも可能で
ある。
【００４４】本発明は図面を参照して説明されている
が、本発明の技術思想から離れないで種々の変形が可能
であることは理解すべきであり、本発明は具体的に開示
された実施形態に限定して解釈されるべきものではな
い。
【００４５】
【発明の効果】本発明により、魚釣用リール用のクラン
クハンドルの設計が柔軟かつ簡易になり、製造コストが
低減される。また、使用者の好みに応じてクランクハン
ドルのカウンターバランスが変更でき、操作中の感触を
さらに改善し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による魚釣用リールのフレームに取り付
けられた回転可能な巻取り部材（図式的に示されてい
る）に操作可能に連結されたクランクハンドルの分解斜
視図であり、互換性のある異なった把持部材及び重量部
材を併せて示すものである。
【図２】一実施形態の把持部材を装着した図１のクラン
クハンドルの分解斜視図を２種の互換性のある重量部材
とともに示すものである。
【図３】図２と同様のクランクハンドルを同時に取付け
可能な２つの重量部材とともに示す分解斜視図である。
【図４】図３のクランクハンドルの腕状体の４−４線矢
視図である。
【図５】図４のクランクハンドルの腕状体の側面図であ
る。
【図６】４種の異なった型の魚釣用リール（図式的に示
されている）に操作可能に連結された本発明によるクラ
ンクハンドルの分解斜視図である。
【図７】本発明によるクランクハンドルの腕状体と重量
部材の組合せの変形形態の部分拡大断面図であり、この
形態において重量部材は空所内にその場で注ぎ込まれて
形成される。
【図８】図７と同様の部分拡大断面図であるが、重量部
材は空所内に接着剤によって保持されている。
【符号の説明】
１０ 魚釣用リール １２ フレーム １４ 操作機構 １６ クランクハンドル １８ 巻取り部材 １９ 釣糸巻回スプール ２０，２２，２４，２６ 魚釣用リール ２８ 腕状体 ３８ 第一部分 ４６，７８，８０ 把持部材 ４８ カウンターバランス・アッセンブリ ５０ 第二部分 ５２ 空所 ５４，６４，６８，７０，７２，７４ 重量部材 ６２ ネジ ６６ カバー部材 ７６ 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598066499 6101 Ｅａｓｔ Ａｐａｃｈｅ Ｓｔｒｅ ｅｔ Ｔｕｌｓａ， Ｏｋｌａｈｏｍａ 74115 Ｕｎｉｔｅｄ Ｓｔａｔｅｓ ｏ ｆ Ａｍｅｒｉｃａ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】フレームと当該フレームに取り付けられた
    操作機構とを有し、操作機構は、釣糸巻回スプールと、
    フレームに対して第一軸線回りに回転可能であってその
    回転に伴って釣糸を釣糸巻回スプールに巻き取る巻取り
    部材と、フレームに対して第二軸線回りに回転可能であ
    って巻取り部材を第一軸線回りに回転させるクランクハ
    ンドルとを有し、クランクハンドルは本体を有し、本体
    は第二軸線から半径方向に突出する第一部分と、第一部
    分に設けられた第一把持部材と、カウンターバランス・
    アッセンブリとを有し、カウンターバランス・アッセン
    ブリは第二軸線から半径方向に第一部分と異なる向きに
    突出する本体の第二部分と、第二部分に取り付けられた
    第一重量部材とを有することを特徴とする魚釣用リー
    ル。
  2. 【請求項２】第一重量部材は第二部分において一定の位
    置に保持されていることを特徴とする請求項１記載の魚
    釣用リール。
  3. 【請求項３】第一重量部材は、第二部分とは別体であっ
    て第二部分における一定の位置に保持されている部材か
    らなることを特徴とする請求項１又は２記載の魚釣用リ
    ール。
  4. 【請求項４】第一重量部材はネジにより第二部分に保持
    されていることを特徴とする請求項３記載の魚釣用リー
    ル。
  5. 【請求項５】第一重量部材は接着剤により第二部分に保
    持されていることを特徴とする請求項３記載の魚釣用リ
    ール。
  6. 【請求項６】第二部分は空所を有し、当該空所に第一重
    量部材が取り付けられていることを特徴とする請求項３
    乃至５のいずれか１項に記載の魚釣用リール。
  7. 【請求項７】第一重量部材は空所の形状と相補的な形状
    をとることを特徴とする請求項６記載の魚釣用リール。
  8. 【請求項８】第一重量部材はカバー部材により空所内に
    捕捉状態で保持されていることを特徴とする請求項６又
    は７記載の魚釣用リール。
  9. 【請求項９】第一重量部材は空所内の現場で形成された
    ものであることを特徴とする請求項６乃至８のいずれか
    １項に記載の魚釣用リール。
  10. 【請求項１０】カウンターバランス・アッセンブリはさ
    らに本体の第二部分に第二重量部材を有することを特徴
    とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の魚釣用リ
    ール。
  11. 【請求項１１】フレームと当該フレームに取り付けられ
    た操作機構とを有し、操作機構は、釣糸巻回スプール
    と、フレームに対して第一軸線回りに回転可能であって
    その回転に伴って釣糸を釣糸巻回スプールに巻き取る巻
    取り部材と、フレームに対して第二軸線回りに回転可能
    であって巻取り部材を第一軸線回りに回転させるクラン
    クハンドルとを有し、クランクハンドルは本体を有し、
    本体は第二軸線から半径方向に突出する第一部分と、第
    一部分に設けられた第一把持部材と、カウンターバラン
    ス・アッセンブリとを有し、カウンターバランス・アッ
    センブリは第二軸線から半径方向に第一部分と異なる向
    きに突出する本体の第二部分を有する魚釣用リールと、 カウンターバランス・アッセンブリの部品として第二部
    分に互換可能に取り付けることができる第一重量部材及
    び第二重量部材との組合せからなることを特徴とする魚
    釣用リールセット。
  12. 【請求項１２】第一重量部材と第二重量部材とは寸法、
    形状又は重量のうち少なくとも一つが異なっていること
    を特徴とする請求項１１記載の魚釣用リールセット。
  13. 【請求項１３】第一重量部材と第二重量部材とは材質が
    異なっていることを特徴とする請求項１１又は１２記載
    の魚釣用リールセット。
  14. 【請求項１４】第一重量部材と第二重量部材のうち一方
    と結合して第二部分に取り付けることができる第三重量
    部材をさらに有することを特徴とする請求項１１乃至１
    ３のいずれか１項に記載の魚釣用リールセット。
  15. 【請求項１５】第一把持部材と互換可能に本体の第一部
    分に取り付けることができる第二把持部材をさらに有す
    ることを特徴とする請求項１１乃至１４のいずれか１項
    に記載の魚釣用リールセット。
  16. 【請求項１６】第二把持部材は第一把持部材とは寸法、
    形状、重量又は材質のうち少なくとも一つが異なってい
    ることを特徴とする請求項１５記載の魚釣用リールセッ
    ト。
  17. 【請求項１７】回転軸線を有する本体と、回転軸線から
    半径方向に延びる第一部分と、回転軸線から半径方向に
    第一部分と異なる向きに延びる第二部分と、第二部分と
    は別体であって第二部分における一定の位置に保持され
    ている重量部材とを有することを特徴とする、魚釣用リ
    ールの部材を回転させるためのクランクハンドル。
  18. 【請求項１８】重量部材は接着剤又はネジにより第二部
    材に保持されていることを特徴とする請求項１７記載の
    クランクハンドル。
  19. 【請求項１９】第二部材は空所を有し、当該空所に重量
    部材が取り付けられていることを特徴とする請求項１７
    又は１８記載のクランクハンドル。
  20. 【請求項２０】回転軸線を有する本体と、回転軸線から
    半径方向に延びる第一部分と、回転軸線から半径方向に
    第一部分と異なる向きに延びる第二部分とを有する、魚
    釣用リールの部材を回転させるためのクランクハンドル
    と、少なくとも、第二部分に互換可能に取り付けること
    ができるか、第二部分にともに取り付けることができる
    かの何れかである第一重量部材及び第二重量部材との組
    合せからなることを特徴とするクランクハンドルセッ
    ト。
  21. 【請求項２１】第一部分に互換可能に取り付けることが
    できる第一把持部材及び第二把持部材をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項２０記載のクランクハンドルセッ
    ト。
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