JP2001230709A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

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JP2001230709A
JP2001230709A JP2000040205A JP2000040205A JP2001230709A JP 2001230709 A JP2001230709 A JP 2001230709A JP 2000040205 A JP2000040205 A JP 2000040205A JP 2000040205 A JP2000040205 A JP 2000040205A JP 2001230709 A JP2001230709 A JP 2001230709A
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antennas
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diversity receiver
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Shinya Harano
信也 原野
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0802Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
    • H04B7/0805Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
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    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、効率の高いダイバーシチ受信装置
を提供する。 【解決手段】 複数のアンテナと該複数のアンテナに入
力される電波を受信する受信手段を備えるダイバーシチ
受信装置であって、前記複数のアンテナの後段にそれぞ
れに接続され、該複数のアンテナに入力された電波の位
相角を、自身の接続されていない他のアンテナの利得を
強める位相角になるように調整する位相調整手段と、外
部から入力される最も受信状態の良好な選択アンテナを
表す制御信号に応じて、前記選択アンテナに前記受信手
段を接続をして前記位相調整手段及び前記選択アンテナ
以外の非選択アンテナとの接続を切断し、前記非選択ア
ンテナには、前記位相調整手段を接続するスイッチ手段
とを備え、前記位相調整手段は、前記アンテナから見て
前記スイッチ手段の後段に接続されることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーシチ受信
による受信装置に関し、特に複数のアンテナを備えたダ
イバーシチ受信装置に属する。
【0002】
【従来の技術】電波の受信において、受信電界の大きさ
や位相が時間的に変動するフェージング等の現象により
受信状態が悪化するのを防止し、安定した受信状態を保
持する為の受信方式に、ダイバーシチ(diversi
ty)受信がある。その中でも、空間ダイバーシチ受信
は、受信点の位置によって電界の状態が異なることを利
用し、複数のアンテナを空間的に離して設置し、それら
の出力信号を合成または切り換えて取り出す方式であ
る。
【0003】例えば、小型軽量化された携帯無線機にお
いては、限られたスペースでよりよい受信特性を得るた
めに、送受信用としての伸縮可能なホイップアンテナ
と、受信専用の内蔵アンテナとを備え、各アンテナの受
信状態に応じて受信状態の良好なアンテナの出力信号に
入力を切り換えて電波を受信する空間ダイバーシチ(以
下、単にダイバーシチと称す)受信が主流になりつつあ
る。このような受信方式である携帯無線機の実際の構成
としては、図11に示すように、筐体20にホイップア
ンテナ18と内蔵アンテナ19を配置した構成とするこ
とが多い。
【0004】通常、前述のようなアンテナを切り換える
方式のダイバーシチ受信装置は、1つの受信回路と2本
以上のアンテナとを備え、各アンテナの受信状況から最
も受信感度の良好なアンテナを判断し、その出力信号を
随時選択して利用することにより、最適な受信状態を実
現している。
【0005】従来、このようなダイバーシチ受信装置で
は、受信状態が良好と判断して選択したアンテナ以外の
アンテナは、どの回路にも接続されておらず、終端条件
は開放となっている。このため、受信用としてその時選
択したアンテナの受信波と同じ受信波を、選択していな
いアンテナが受信してしまうことにより、選択していな
いアンテナが励振され、その励振された受信波が、選択
されているアンテナに影響を与え、本来選択されている
アンテナの受信特性を劣化させてしまう可能性がある。
【0006】このような現象を軽減するため、例えば、
特開平10−75192号公報では、アンテナから切り
換えスイッチまでの間に、それぞれの状態を最適に保つ
ように、伝送線路長調整回路を挿入する方法が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開平10−75192号公報に示した従来技術の方式
では、伝送線路長調整回路が挿入されている側のアンテ
ナで送受信を行う場合、送受信信号はこの伝送線路長調
整回路を通ってアンテナから送信、または受信されるた
め、この伝送線路長調整回路による損失を避けられな
い。
【0008】また、アンテナの非選択時の終端のインピ
ーダンスは切り換えスイッチの特性に依存するため、最
適な終端条件での反射特性が得られず、それにより定在
波が生じ、ノイズが発生して効率が悪化する可能性があ
る。
【0009】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、アンテナから見て
切り換えスイッチの後に伝送線路長調整回路、つまり位
相調整回路を挿入することにより、その損失の影響を受
けることがなく、さらに最適な反射特性を得られるよう
に、終端に終端抵抗反射係数調整回路を挿入することに
より、より効率の高いダイバーシチ受信装置を提供する
点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、複数のアンテナと該複数のアンテナに入力さ
れる電波を受信する受信手段を備えるダイバーシチ受信
装置であって、前記複数のアンテナの後段にそれぞれに
接続され、該複数のアンテナに入力された電波の位相角
を、自身の接続されていない他のアンテナの利得を強め
る位相角になるように調整する位相調整手段と、外部か
ら入力される最も受信状態の良好な選択アンテナを表す
制御信号(S1,S3)に応じて、前記選択アンテナに
前記受信手段を接続して前記位相調整手段及び前記選択
アンテナ以外の非選択アンテナとの接続を切断し、前記
非選択アンテナには、前記位相調整手段を接続するスイ
ッチ手段とを備え、前記位相調整手段は、前記アンテナ
から見て前記スイッチ手段の後段に接続されることを特
徴とするダイバーシチ受信装置に存する。請求項2記載
の発明の要旨は、前記複数のアンテナの最後段にそれぞ
れに接続され、伝送線路を終端する終端手段と、前記位
相調整手段の後段で前記終端手段の前段にそれぞれに接
続され、前記終端手段の入力信号に対する反射係数を、
大きくなるように調整する終端抵抗反射係数調整手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のダイバーシチ
受信装置に存する。請求項3記載の発明の要旨は、前記
複数のアンテナに信号を送出する送信手段を備え、前記
スイッチ手段は、外部から入力される送信状態を表す制
御信号(S2)に応じて、前記複数のアンテナのうち、
送信用のアンテナのみに前記送信手段を接続することを
特徴とする請求項1または2に記載のダイバーシチ受信
装置に存する。請求項4記載の発明の要旨は、前記終端
手段は、抵抗であることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載のダイバーシチ受信装置に存する。請求項
5記載の発明の要旨は、前記終端抵抗反射係数調整手段
は、コンデンサとコイルからなることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載のダイバーシチ受信装置に存
する。請求項6記載の発明の要旨は、前記終端抵抗反射
係数調整手段は、入出力間に直列に接続されたコイル
と、該コイルの一端からアースとの間に並列接続された
コンデンサからなることを特徴とする請求項5に記載の
ダイバーシチ受信装置に存する。請求項7記載の発明の
要旨は、前記位相調整手段は、コンデンサとコイルから
なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
ダイバーシチ受信装置に存する。請求項8記載の発明の
要旨は、前記位相調整手段は、入出力間に直列に接続さ
れたコイルと、その両端からアースとの間に並列接続さ
れたコンデンサからなることを特徴とする請求項7のい
ずれかに記載のダイバーシチ受信装置に存する。請求項
9記載の発明の要旨は、前記位相調整手段は、ストリッ
プ線路からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載のダイバーシチ受信装置に存する。請求項10
記載の発明の要旨は、前記位相調整手段は、同軸線から
なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
ダイバーシチ受信装置に存する。請求項11記載の発明
の要旨は、前記コンデンサは、チップコンデンサである
ことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のダイ
バーシチ受信装置に存する。請求項12記載の発明の要
旨は、前記複数のアンテナのそれぞれが受信する電波の
状態を検出し、最も受信状態の良好なアンテナを選択
し、該選択された選択アンテナを表す前記制御信号(S
1,S3)または、送信状態を表す前記制御信号(S
2)を出力する判定制御手段を備える請求項1〜11の
いずれかに記載のダイバーシチ受信装置に存する。請求
項13記載の発明の要旨は、請求項1〜12に記載のダ
イバーシチ受信装置を備える送受信器に存する。請求項
14記載の発明の要旨は、請求項1〜12に記載のダイ
バーシチ受信装置を備える携帯型送受信器に存する。請
求項15記載の発明の要旨は、複数のアンテナと該複数
のアンテナに入力される電波を受信する受信手段を備え
るダイバーシチ受信方法であって、位相調整手段によ
り、前記複数のアンテナの後段にそれぞれに接続され、
該複数のアンテナに入力された電波の位相角を、自身の
接続されていない他のアンテナの利得を強める位相角に
なるように調整し、スイッチ手段により、外部から入力
される最も受信状態の良好な選択アンテナを表す制御信
号(S1,S3)に応じて、前記選択アンテナに前記受
信手段を接続して前記位相調整手段及び前記選択アンテ
ナ以外の非選択アンテナとの接続を切断し、前記非選択
アンテナには、前記位相調整手段を接続することを特徴
とするダイバーシチ受信方法に存する。請求項16記載
の発明の要旨は、前記終端手段により、前記複数のアン
テナの最後段にそれぞれに接続され、伝送線路を終端
し、前記終端抵抗反射係数調整手段により、前記位相調
整手段の後段で前記終端手段の前段にそれぞれに接続さ
れ、前記終端手段の入力信号に対する反射係数を、大き
くなるように調整することを特徴とする請求項15記載
のダイバーシチ受信方法に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 −第1の実施の形態− 図1に、本発明における第1の実施の形態の基本構成を
表す電気回路図を示す。図1に示すように、本実施の形
態に係るダイバーシチ受信装置は、ダイバーシチ受信を
行う第一のアンテナ1と、第二のアンテナ2がアンテナ
切り換えスイッチ28により、送信回路11、若しくは
受信回路12と接続される。また、第一のアンテナ1と
第二のアンテナ2にはそれぞれ、各アンテナと後段の回
路との整合を調整するためのアンテナ整合回路3,4が
接続されている。
【0012】第一のアンテナ1は、送信と受信の双方に
利用される為、アンテナ切り換えスイッチ28内部のス
イッチ14,15を介して送信回路11と受信回路12
の双方に選択的に接続される。第二のアンテナ2は受信
時のみに利用される為、アンテナ切り換えスイッチ28
内部のスイッチ16により、送信回路11には接続され
ず、受信回路12のみに接続される。
【0013】ダイバーシチ受信を行う携帯無線機では、
第一のアンテナ1と第二のアンテナ2の受信した電界レ
ベルを検出し、より強い電界レベルのアンテナを選択し
て受信を行う様にアンテナ切り換えスイッチ28を切り
換える。
【0014】本実施の形態においては、アンテナ整合回
路3,4には、判定回路30が接続されており、アンテ
ナ整合回路3,4からそれぞれ送出されてくる第一のア
ンテナ1が受信した電界レベルE1と、第二のアンテナ
2が受信した電界レベルE2を比較し、受信した電界レ
ベルの大きい方のアンテナを表す信号を、判定結果S0
として制御回路40に出力する。即ち、判定結果S0と
して制御回路40により、最も受信状態の良好なアンテ
ナが選択される。
【0015】図6に、図1に示した制御回路40の動作
を表すフローチャートを示す。制御回路40は、装置が
送信状態であれば、スイッチ13とスイッチ15がOF
F(開)、スイッチ14がON(閉)となるとともに、
スイッチ16がOFF、スイッチ17がONとなる制御
信号S2をアンテナ切り換えスイッチ28に出力する
(ステップ41,42)。しかし、装置が送信状態でな
い場合には、制御回路40は、まず、判定回路30から
の判定結果S0を読み込む(ステップ43)。そして、
第一のアンテナ1が受信した電界レベルE1が、第二の
アンテナ2が受信した電界レベルE2よりも大きい場合
には、第一のアンテナを選択するものとしてステップ4
5に進み、第二のアンテナ2が受信した電界レベルE2
が、第一のアンテナ1が受信した電界レベルE1よりも
大きい場合には、第二のアンテナ2を選択するものとし
てステップ46に進む(ステップ44)。ステップ44
において、第一のアンテナ1を選択した場合には、スイ
ッチ13とスイッチ14がOFF、スイッチ15がON
となるとともに、スイッチ16がOFF、スイッチ17
がONとなる制御信号S1をアンテナ切り換えスイッチ
28に出力する(ステップ45)。ステップ44におい
て、第二のアンテナ2を選択した場合には、スイッチ1
7がOFF、スイッチ16がONとなるとともに、スイ
ッチ14とスイッチ15がOFF、スイッチ16がON
となる制御信号S3をアンテナ切り換えスイッチ28に
出力する(ステップ46)。
【0016】図2に第一のアンテナ1で受信を行う場合
の接続状態を表す電気回路図を示す。
【0017】第一のアンテナ1が選択されると、第一の
アンテナ1は、アンテナ整合回路3及び、アンテナ切り
換えスイッチ28を介して受信回路12に接続される。
この時、第二のアンテナ2は、アンテナ切り換えスイッ
チ28を介して位相調整回路6、終端抵抗反射係数調整
回路8及び終端抵抗10と接続される。
【0018】この時のアンテナ切り換えスイッチ28内
部の各スイッチの動作は、スイッチ13とスイッチ14
がOFF(開)、スイッチ15がON(閉)となる。こ
れにより、第一のアンテナ1が受信回路12と接続され
る。同時に、スイッチ16がOFF、スイッチ17がO
Nとなる。これにより第二のアンテナ2が、位相調整回
路6、終端抵抗反射係数調整回路8及び終端抵抗10に
接続される。
【0019】図3に第一のアンテナ1で送信を行う場合
の接続状態を表す電気回路図を示す。
【0020】第一のアンテナ1は、アンテナ切り換えス
イッチ28を介して送信回路11に接続され、この時に
も第二のアンテナ2は、アンテナ切り換えスイッチ28
を介して位相調整回路6、終端抵抗反射係数調整回路8
及び終端抵抗10に接続される。この時のアンテナ切り
換えスイッチ28内部の各スイッチの動作は、スイッチ
13とスイッチ15がOFF、スイッチ14がONとな
る。これにより、第一のアンテナ1が送信回路11と接
続される。同時に、スイッチ16がOFF、スイッチ1
7がONとなり、これにより第二のアンテナ2が位相調
整回路6、終端抵抗反射係数調整回路8及び終端抵抗1
0に接続される。
【0021】図4に第二のアンテナ2で受信を行う場合
の接続の接続状態を表す電気回路図を示す。
【0022】第二のアンテナ2が選択された時は、第二
のアンテナ2はアンテナ整合回路4、アンテナ切り換え
スイッチ28を介して、受信回路12に接続される。こ
の時、第一のアンテナ1はアンテナ切り換えスイッチ2
8を介して位相調整回路5、終端抵抗反射係数調整回路
7及び終端抵抗9に接続される。
【0023】この時のアンテナ切り換えスイッチ28内
部の各スイッチの動作は、スイッチ17がOFF、スイ
ッチ16がONとなる。これにより、第二のアンテナ2
が受信回路12と接続される。同時に、スイッチ14と
スイッチ15がOFF、スイッチ13がONとなり、こ
れにより第一のアンテナ1が位相調整回路5、終端抵抗
反射係数調整回路7及び終端抵抗9に接続される。
【0024】一般に、アンテナ切り換え方式のダイバー
シチ受信装置では、選択しているアンテナはアンテナ切
り換えスイッチを介して無線部に接続されているが、選
択されていないアンテナは、アンテナの切り換えスイッ
チとの接続箇所で、OPEN(開放)状態になってい
る。この時、選択されていないアンテナに入力された信
号は、アンテナ切り換えスイッチのところでOPEN状
態であるため、ほぼ全反射に近い反射係数となる。
【0025】そのため、入力された信号の大部分がアン
テナに反射し、再びアンテナから放射される。その放射
された信号が受信用として選択されたアンテナに入力さ
れ、本来選択されたアンテナが受信した信号と逆位相付
近で入力される為、選択されたアンテナに入力される信
号と打ち消し合っていまい、受信されるべき信号を弱め
てしまう。
【0026】また、選択されていないアンテナ側から見
たアンテナ切り換えスイッチのインピーダンスが全透過
に近いインピーダンスであるとすると、選択されていな
いアンテナに入力された信号はすべて無線回路側に吸収
されてしまい、選択されているアンテナの特性を最適な
受信状態にすることができない。
【0027】これを解決するために、本発明では、選択
されていないアンテナを切り換えスイッチを介して位相
調整回路、終端抵抗反射係数調整回路及び終端回路に接
続することにより、選択しているアンテナに直接入力さ
れる信号の位相と、選択していないアンテナから発せら
れ、選択しているアンテナに入力された信号の位相を同
位相付近に調整にする。これにより、選択されたアンテ
ナに入力される信号を強め合う事ができ、選択されてい
るアンテナの特性を最適化することができる。
【0028】図7に選択されていないアンテナの位相を
変化させた時の、選択されている側のアンテナ利得の変
化を示した測定結果の一例を示す。
【0029】選択されていないアンテナ(例えば、第二
のアンテナ2)側に接続された位相調整回路(位相調整
回路6)を360度変化させると、選択されているアン
テナ(第一のアンテナ1)の利得が強め合う位相角と弱
め合う位相角があり、選択されていないアンテナ(第二
のアンテナ2)の位相により選択されているアンテナ
(第一のアンテナ1)の利得が変化することがわかる。
この傾向は周波数が違う場合でも同様である。即ち、選
択されていないアンテナ(第二のアンテナ2)に接続さ
れている位相調整回路(6)は、選択されているアンテ
ナ(第一のアンテナ1)の利得を強める位相角(本実施
の形態に於いては図7に示した30度または210度付
近)に調整する。設計時に設計者は、各設計回路毎に計
測装置等により、図7に示されるような位相に応じた利
得を測定し、適正な利得を得られる位相角を探索する。
【0030】図5に本実施の形態の位相調整回路5を示
す。この形態では、位相調整回路5をコイル21、コン
デンサ22,23により構成している。位相調整回路5
にチップ素子を使うことにより、小型化することがで
き、位相調整の変更も容易となる。位相調整回路6の構
成及び機能は、位相調整回路5に準じるものであるので
説明を省略する。
【0031】また、本発明は、アンテナ切り換えスイッ
チで終端するのではなく、別途、終端抵抗及びその終端
抵抗の反射係数を最適化するための終端抵抗反射係数調
整回路で終端することにより、全反射に近い終端条件を
得ることができるものである。
【0032】図8に選択されていないアンテナ(例え
ば、第二のアンテナ2)の終端の反射係数を変化させた
時の、選択されている側(第一のアンテナ1)のアンテ
ナ利得の変化の一例を示す。この時、選択されていない
アンテナ(第二のアンテナ2)の位相は最適な値(図7
に示した30度または210度付近)に調整しているも
のとする。
【0033】この図より、選択されていないアンテナ
(第二のアンテナ2)の反射係数が小さくなると選択さ
れていないアンテナ(第二のアンテナ2)の位相角を調
整しても選択されている側(第一のアンテナ1)の利得
は劣化してしまうことがわかる。即ち、選択されていな
いアンテナ(第二のアンテナ2)に接続されている終端
抵抗反射係数調整回路(8)は、選択されていないアン
テナ(第二のアンテナ2)の反射係数が大きくなるよう
に調整する(本実施の形態に於いては0.8)。設計時
に設計者は、各設計回路毎に計測装置等により、図8に
示されるような反射係数に応じた利得を測定し、適正な
利得を得られる反射係数を探索する。反射係数は、基本
的には切り換えスイッチの開放時またはOFF時の反射
特性による。
【0034】さらに、アンテナ側から見て切り換えスイ
ッチの後に各位相調整回路を接続することにより、アン
テナ選択時にも位相調整回路を直接接続することによる
アンテナ特性の劣化を抑えることができる。
【0035】実施の形態に係るダイバーシチ受信装置は
上記の如く構成されているので、アンテナから見て、ア
ンテナ切り換えスイッチ28の後に、位相調整回路5,
6と終端抵抗反射係数調整回路7,8、及び終端抵抗
9,10を挿入することにより、ダイバーシチ受信を行
っている時の選択されていないアンテナの終端条件を最
適化し、選択しているアンテナの受信特性を向上させる
という効果を奏する。
【0036】−第2の実施の形態− 図9に本発明における第2の実施の形態の位相調整回路
5aを示す。本実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態の位相調整回路5,6を、位相調整回路5a,6
a(図示せず)に置き換えたものであり、位相調整回路
5a,6a以外の構成及び機能は、第1の実施の形態に
準じるものである。
【0037】本実施の形態においては、位相調整回路5
aを回路基板上のストリップ線路24により実現してい
る。回路基板上にストリップ線路24を構成する領域が
必要となるが、コイル、コンデンサ等を使用する必要が
無いため、コストダウン、軽量化を実現できる。位相調
整回路6aの構成及び機能は、位相調整回路5aに準じ
るものであるので説明を省略する。
【0038】−第3の実施の形態− 図10に本発明における第3の実施の形態の位相調整回
路5bを示す。本実施の形態は、図1に示した第1の実
施の形態の位相調整回路5,6を、位相調整回路5b,
6b(図示せず)に置き換えたものであり、位相調整回
路5b,6b以外の構成及び機能は、第1の実施の形態
に準じる。
【0039】本実施の形態においては、位相調整回路5
bを同軸線26により実現している。アンテナ切り換え
スイッチ28から、受信回路12、及び送信回路11が
離れている基板で構成されているような無線装置では、
同軸線26の長さにより位相を調整できるため、回路基
板のレイアウト、部品の定数に影響を与えることなく位
相を調整することができる。
【0040】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な形態に
適用することができる。
【0041】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0042】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、アンテナから見て切り換えスイッチの後に伝送線路
長調整回路、つまり位相調整回路を挿入することによ
り、その損失の影響を受けることがなく、さらに最適な
反射特性を得られるように、終端に終端抵抗反射係数調
整回路を挿入することにより、より効率の高いダイバー
シチ受信装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態の基本構成を
表す電気回路図である。
【図2】第一のアンテナ1で受信を行う場合における、
図1に示した第1の実施の形態の接続状態を表す電気回
路図である。
【図3】第一のアンテナ1で送信を行う場合における、
図1に示した第1の実施の形態の接続状態を表す電気回
路図である。
【図4】第二のアンテナ2で受信を行う場合における、
図1に示した第1の実施の形態の接続状態を表す電気回
路図である。
【図5】図1に示した位相調整回路5の内部回路を表す
電気回路図である。
【図6】図1に示した制御回路40の動作を表すフロー
チャートである。
【図7】選択されていないアンテナの位相を変化させた
時の、選択されている側のアンテナ利得の変化を示した
測定結果の一例を表すグラフである。
【図8】選択されていないアンテナの終端の反射係数を
変化させた時の、選択されている側のアンテナ利得の変
化の一例を表すグラフである。
【図9】本発明における第2の実施の形態の位相調整回
路5aの内部回路を表す電気回路図である。
【図10】本発明における第3の実施の形態の位相調整
回路5bの内部回路を表す電気回路図である。
【図11】従来のダイバーシチ受信装置の構成を表す斜
視図である。
【符号の説明】
1 第一のアンテナ 2 第二のアンテナ 3,4 アンテナ整合回路 5,6 位相調整回路 5a,6a 位相調整回路 5b,6b 位相調整回路 7,8 終端抵抗反射係数調整回路 9,10 終端抵抗 11 送信回路 12 受信回路 13〜17 スイッチ 18 ホイップアンテナ 19 内蔵アンテナ 20 筐体 21 コイル 22,23 コンデンサ 24 ストリップ線路 25 アース 26 同軸線 27 アース 28 アンテナ切り換えスイッチ 30 判定回路 40 制御回路 E1,E2 電界レベル S0 判定結果 S1,S2,S3 制御信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月15日(2001.2.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の要
旨は、複数のアンテナと該複数のアンテナに入力される
電波を受信する受信手段を備えるダイバーシチ受信装置
であって、前記複数のアンテナの後段にそれぞれに接続
され、該複数のアンテナに入力された電波の位相角を、
自身の接続されていない他のアンテナの利得を強める位
相角になるように調整する位相調整手段と、外部から入
力される最も受信状態の良好な選択アンテナを表す制御
信号(S1,S3)に応じて、前記選択アンテナに前記
受信手段を接続して前記位相調整手段及び前記選択アン
テナ以外の非選択アンテナとの接続を切断し、前記非選
択アンテナには、前記位相調整手段を接続するスイッチ
手段とを備え、前記位相調整手段は、前記アンテナから
見て前記スイッチ手段の後段に接続されることを特徴と
するダイバーシチ受信装置に存する。請求項2記載の発
明の要旨は、前記複数のアンテナの最後段にそれぞれに
接続され、伝送線路を終端する終端手段と、前記位相調
整手段の後段で前記終端手段の前段にそれぞれに接続さ
れ、前記終端手段の入力信号に対する反射係数を、大き
くなるように調整する終端抵抗反射係数調整手段とを備
えることを特徴とする請求項1記載のダイバーシチ受信
装置に存する。請求項3記載の発明の要旨は、前記複数
のアンテナに信号を送出する送信手段を備え、前記スイ
ッチ手段は、外部から入力される送信状態を表す制御信
号(S2)に応じて、前記複数のアンテナのうち、送信
用のアンテナのみに前記送信手段を接続することを特徴
とする請求項1または2に記載のダイバーシチ受信装置
に存する。請求項4記載の発明の要旨は、前記終端手段
は、抵抗であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載のダイバーシチ受信装置に存する。請求項5記
載の発明の要旨は、前記終端抵抗反射係数調整手段は、
コンデンサとコイルからなることを特徴とする請求項
〜4のいずれかに記載のダイバーシチ受信装置に存す
る。請求項6記載の発明の要旨は、前記終端抵抗反射係
数調整手段は、入出力間に接続されたコイルと、コンデ
ンサからなることを特徴とする請求項5に記載のダイバ
ーシチ受信装置に存する。請求項7記載の発明の要旨
は、前記位相調整手段は、コンデンサとコイルからなる
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のダイ
バーシチ受信装置に存する。請求項8記載の発明の要旨
は、前記位相調整手段は、入出力間に接続されたコイル
、コンデンサからなることを特徴とする請求項7に
載のダイバーシチ受信装置に存する。請求項9記載の発
明の要旨は、前記位相調整手段は、ストリップ線路から
なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
ダイバーシチ受信装置に存する。請求項10記載の発明
の要旨は、前記位相調整手段は、同軸線からなることを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のダイバーシ
チ受信装置に存する。請求項11記載の発明の要旨は、
前記コンデンサは、チップコンデンサであることを特徴
とする請求項5〜8のいずれかに記載のダイバーシチ受
信装置に存する。請求項12記載の発明の要旨は、前記
複数のアンテナのそれぞれが受信する電波の状態を検出
し、最も受信状態の良好なアンテナを選択し、該選択さ
れた選択アンテナを表す前記制御信号(S1,S3)ま
たは、送信状態を表す前記制御信号(S2)を出力する
判定制御手段を備える請求項1〜11のいずれかに記載
のダイバーシチ受信装置に存する。請求項13記載の発
明の要旨は、請求項1〜12に記載のダイバーシチ受信
装置を備える送受信器に存する。請求項14記載の発明
の要旨は、請求項1〜12に記載のダイバーシチ受信装
置を備える携帯型送受信器に存する。請求項15記載の
発明の要旨は、複数のアンテナと該複数のアンテナに入
力される電波を受信する受信手段を備えるダイバーシチ
受信方法であって、 位相調整手段により、前記複数の
アンテナの後段にそれぞれに接続され、該複数のアンテ
ナに入力された電波の位相角を、自身の接続されていな
い他のアンテナの利得を強める位相角になるように調整
し、 スイッチ手段により、外部から入力される最も受
信状態の良好な選択アンテナを表す制御信号(S1,S
3)に応じて、前記選択アンテナに前記受信手段を接続
して前記位相調整手段及び前記選択アンテナ以外の非選
択アンテナとの接続を切断し、前記非選択アンテナに
は、前記位相調整手段を接続することを特徴とするダイ
バーシチ受信方法に存する。請求項16記載の発明の要
旨は、前記終端手段により、前記複数のアンテナの最後
段にそれぞれに接続され、伝送線路を終端し、前記終端
抵抗反射係数調整手段により、前記位相調整手段の後段
で前記終端手段の前段にそれぞれに接続され、前記終端
手段の入力信号に対する反射係数を、大きくなるように
調整することを特徴とする請求項15記載のダイバーシ
チ受信方法に存する。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナと該複数のアンテナに入
    力される電波を受信する受信手段を備えるダイバーシチ
    受信装置であって、 前記複数のアンテナの後段にそれぞれに接続され、該複
    数のアンテナに入力された電波の位相角を、自身の接続
    されていない他のアンテナの利得を強める位相角になる
    ように調整する位相調整手段と、 外部から入力される最も受信状態の良好な選択アンテナ
    を表す制御信号(S1,S3)に応じて、前記選択アン
    テナに前記受信手段を接続して前記位相調整手段及び前
    記選択アンテナ以外の非選択アンテナとの接続を切断
    し、前記非選択アンテナには、前記位相調整手段を接続
    するスイッチ手段とを備え、 前記位相調整手段は、前記アンテナから見て前記スイッ
    チ手段の後段に接続されることを特徴とするダイバーシ
    チ受信装置。
  2. 【請求項2】前記複数のアンテナの最後段にそれぞれに
    接続され、伝送線路を終端する終端手段と、 前記位相調整手段の後段で前記終端手段の前段にそれぞ
    れに接続され、前記終端手段の入力信号に対する反射係
    数を、大きくなるように調整する終端抵抗反射係数調整
    手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のダイバ
    ーシチ受信装置。
  3. 【請求項3】前記複数のアンテナに信号を送出する送信
    手段を備え、 前記スイッチ手段は、外部から入力される送信状態を表
    す制御信号(S2)に応じて、前記複数のアンテナのう
    ち、送信用のアンテナのみに前記送信手段を接続するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のダイバーシチ
    受信装置。
  4. 【請求項4】前記終端手段は、抵抗であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のダイバーシチ受信
    装置。
  5. 【請求項5】前記終端抵抗反射係数調整手段は、コンデ
    ンサとコイルからなることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のダイバーシチ受信装置。
  6. 【請求項6】前記終端抵抗反射係数調整手段は、入出力
    間に直列に接続されたコイルと、該コイルの一端からア
    ースとの間に並列接続されたコンデンサからなることを
    特徴とする請求項5に記載のダイバーシチ受信装置。
  7. 【請求項7】前記位相調整手段は、コンデンサとコイル
    からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載のダイバーシチ受信装置。
  8. 【請求項8】前記位相調整手段は、入出力間に直列に接
    続されたコイルと、その両端からアースとの間に並列接
    続されたコンデンサからなることを特徴とする請求項7
    のいずれかに記載のダイバーシチ受信装置。
  9. 【請求項9】前記位相調整手段は、ストリップ線路から
    なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    ダイバーシチ受信装置。
  10. 【請求項10】前記位相調整手段は、同軸線からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のダイバ
    ーシチ受信装置。
  11. 【請求項11】前記コンデンサは、チップコンデンサで
    あることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の
    ダイバーシチ受信装置。
  12. 【請求項12】前記複数のアンテナのそれぞれが受信す
    る電波の状態を検出し、最も受信状態の良好なアンテナ
    を選択し、該選択された選択アンテナを表す前記制御信
    号(S1,S3)または、送信状態を表す前記制御信号
    (S2)を出力する判定制御手段を備える請求項1〜1
    1のいずれかに記載のダイバーシチ受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12に記載のダイバーシチ
    受信装置を備える送受信器。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12に記載のダイバーシチ
    受信装置を備える携帯型送受信器。
  15. 【請求項15】 複数のアンテナと該複数のアンテナに
    入力される電波を受信する受信手段を備えるダイバーシ
    チ受信方法であって、位相調整手段により、前記複数の
    アンテナの後段にそれぞれに接続され、該複数のアンテ
    ナに入力された電波の位相角を、自身の接続されていな
    い他のアンテナの利得を強める位相角になるように調整
    し、スイッチ手段により、外部から入力される最も受信
    状態の良好な選択アンテナを表す制御信号(S1,S
    3)に応じて、前記選択アンテナに前記受信手段を接続
    して前記位相調整手段及び前記選択アンテナ以外の非選
    択アンテナとの接続を切断し、前記非選択アンテナに
    は、前記位相調整手段を接続することを特徴とするダイ
    バーシチ受信方法。
  16. 【請求項16】前記終端手段により、前記複数のアンテ
    ナの最後段にそれぞれに接続され、伝送線路を終端し、
    前記終端抵抗反射係数調整手段により、前記位相調整手
    段の後段で前記終端手段の前段にそれぞれに接続され、
    前記終端手段の入力信号に対する反射係数を、大きくな
    るように調整することを特徴とする請求項15記載のダ
    イバーシチ受信方法。
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