JP3333424B2 - ダイバーシチ装置及びこの装置を使用した携帯無線機 - Google Patents
ダイバーシチ装置及びこの装置を使用した携帯無線機Info
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- JP3333424B2 JP3333424B2 JP08136397A JP8136397A JP3333424B2 JP 3333424 B2 JP3333424 B2 JP 3333424B2 JP 08136397 A JP08136397 A JP 08136397A JP 8136397 A JP8136397 A JP 8136397A JP 3333424 B2 JP3333424 B2 JP 3333424B2
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信におけ
るマルチパスフェージングを回避するためのダイバーシ
チ装置及びこの装置を使用した携帯無線機に関するもの
である。
るマルチパスフェージングを回避するためのダイバーシ
チ装置及びこの装置を使用した携帯無線機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】無線通信において、マルチパスフェージ
ングによる受信レベルの急激な変化は、無線通信の品質
劣化を生じさせる。従って、携帯無線機等の移動体通信
では、マルチパスフェージングを避けるため、ダイバー
シチ(Diversity:伝搬変動が空間や周波数な
どで異なることを利用し、複数の受信枝を用意し、それ
らにおける受信電力を合成または切り換えなどして、伝
搬変動を減少させる方法)受信が行われることがある。
ダイバーシチ受信には様々な方式があるが、その中に複
数のアンテナを用いたアンテナ選択ダイバーシチがあ
る。このアンテナ選択ダイバーシチは、2本(複数本)
のアンテナのうち感度の高いアンテナに切り換える(選
択する)ことによりダイバーシチ効果を得るものであ
り、検波後選択ダイバーシチに比べてダイバーシチ利得
が低いものの、受信機が1つで済むことから、携帯無線
機のダイバーシチ方式として広く採用されている。
ングによる受信レベルの急激な変化は、無線通信の品質
劣化を生じさせる。従って、携帯無線機等の移動体通信
では、マルチパスフェージングを避けるため、ダイバー
シチ(Diversity:伝搬変動が空間や周波数な
どで異なることを利用し、複数の受信枝を用意し、それ
らにおける受信電力を合成または切り換えなどして、伝
搬変動を減少させる方法)受信が行われることがある。
ダイバーシチ受信には様々な方式があるが、その中に複
数のアンテナを用いたアンテナ選択ダイバーシチがあ
る。このアンテナ選択ダイバーシチは、2本(複数本)
のアンテナのうち感度の高いアンテナに切り換える(選
択する)ことによりダイバーシチ効果を得るものであ
り、検波後選択ダイバーシチに比べてダイバーシチ利得
が低いものの、受信機が1つで済むことから、携帯無線
機のダイバーシチ方式として広く採用されている。
【0003】しかしながら、アンテナ選択ダイバーシチ
を採用した場合、各アンテナの相互結合により非選択ア
ンテナにも相当の電流が流れ、非選択アンテナにつなが
る給電線路のインピーダンスに電力が供給されてしま
う。アンテナ選択ダイバーシチの場合、この非選択アン
テナの受信電力は、利用されないまま非選択アンテナの
受信機側を整合終端して、その終端で電流を消費させて
無効にしていた。このような無駄な電力消費をなくす手
段として、特開平7−221681号公報に開示された
従来のダイバーシチ装置がある。このダイバーシチ装置
は、非選択アンテナに電流を流さないように、あるい
は、非選択アンテナはアンテナとして動作しないよう
に、非選択アンテナの線路長をキャリア周波数のλ/4
やλ/2等として、非選択アンテナ自体に電流を流さな
い構造にして無駄な電力消費をなくし選択アンテナの利
得を改善したものである。
を採用した場合、各アンテナの相互結合により非選択ア
ンテナにも相当の電流が流れ、非選択アンテナにつなが
る給電線路のインピーダンスに電力が供給されてしま
う。アンテナ選択ダイバーシチの場合、この非選択アン
テナの受信電力は、利用されないまま非選択アンテナの
受信機側を整合終端して、その終端で電流を消費させて
無効にしていた。このような無駄な電力消費をなくす手
段として、特開平7−221681号公報に開示された
従来のダイバーシチ装置がある。このダイバーシチ装置
は、非選択アンテナに電流を流さないように、あるい
は、非選択アンテナはアンテナとして動作しないよう
に、非選択アンテナの線路長をキャリア周波数のλ/4
やλ/2等として、非選択アンテナ自体に電流を流さな
い構造にして無駄な電力消費をなくし選択アンテナの利
得を改善したものである。
【0004】図8は特開平7−221681号公報に開
示された従来のダイバーシチ装置を示す構成図であり、
図において、1,2は携帯無線機の筺体上の離れた位置
に取り付けられたアンテナであり、4分の1波長モノポ
ールが使用されている。7は携帯無線機の受信機、2
1,22は一端がアンテナ1,2の端子に接続された、
電気長が4分の1波長以上の長さのマイクロストリップ
線路であり、このマイクロストリップ線路21,22
は、アンテナ1,2と受信機7とをつないでいる。2
3,24はマイクロストリップ線路21,22の他端に
つながれたFET、25,26はマイクロストリップ線
路21,22上でアンテナ1,2の端子から電気長にし
て4分の1波長離れた位置に接続されたFETであり、
このFET25,26がオンの時には、アースに短絡さ
れている。
示された従来のダイバーシチ装置を示す構成図であり、
図において、1,2は携帯無線機の筺体上の離れた位置
に取り付けられたアンテナであり、4分の1波長モノポ
ールが使用されている。7は携帯無線機の受信機、2
1,22は一端がアンテナ1,2の端子に接続された、
電気長が4分の1波長以上の長さのマイクロストリップ
線路であり、このマイクロストリップ線路21,22
は、アンテナ1,2と受信機7とをつないでいる。2
3,24はマイクロストリップ線路21,22の他端に
つながれたFET、25,26はマイクロストリップ線
路21,22上でアンテナ1,2の端子から電気長にし
て4分の1波長離れた位置に接続されたFETであり、
このFET25,26がオンの時には、アースに短絡さ
れている。
【0005】次に動作について説明する。アンテナ1が
選択された場合を例にとり動作を説明する。 アンテナ
1が選択された場合、FET23とFET26はオンの
状態であり、FET24とFET25はオフの状態にあ
る。従って、マイクロストリップ線路22と受信機7は
切り離されている。アンテナ2の端子からマイクロスト
リップ線路22を見ると、4分の1波長離れたところで
ショート(短絡)されているので、4分の1のショート
スタブになり、インピーダンスは無限大になる。従っ
て、アンテナ2のアンテナ端子には電流がほとんど流れ
ず、非選択アンテナ(アンテナ2)による電力消費が削
減される。一方、アンテナ1と受信機7とは、FET2
3がオンで接続され、またFET25がオフでショート
されていないので、マイクロストリップ線路21のイン
ピーダンスは変化を受けない。よって、アンテナ1と受
信機7が1本のマイクロストリップ線路21によりつな
がれているのと等価となり、かつアンテナ2の相互結合
によるロス(損失)を防ぐことができる。
選択された場合を例にとり動作を説明する。 アンテナ
1が選択された場合、FET23とFET26はオンの
状態であり、FET24とFET25はオフの状態にあ
る。従って、マイクロストリップ線路22と受信機7は
切り離されている。アンテナ2の端子からマイクロスト
リップ線路22を見ると、4分の1波長離れたところで
ショート(短絡)されているので、4分の1のショート
スタブになり、インピーダンスは無限大になる。従っ
て、アンテナ2のアンテナ端子には電流がほとんど流れ
ず、非選択アンテナ(アンテナ2)による電力消費が削
減される。一方、アンテナ1と受信機7とは、FET2
3がオンで接続され、またFET25がオフでショート
されていないので、マイクロストリップ線路21のイン
ピーダンスは変化を受けない。よって、アンテナ1と受
信機7が1本のマイクロストリップ線路21によりつな
がれているのと等価となり、かつアンテナ2の相互結合
によるロス(損失)を防ぐことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイバーシチ装
置は以上のように構成されているので、1素子の選択ア
ンテナ(1本のアンテナ1)が動作している場合と等価
となり、この場合、1素子の選択アンテナは無指向性で
あり、特定の方向だけアンテナの利得を高くすることが
できないなどの課題があった。特に、移動通信に用いら
れる携帯無線機では、人体に近づけて使用したり、鞄な
どに入れて持ち歩くため周囲の条件が変化するので、特
定の方向に高い利得をもたせる必要が生じる(特定の方
向に高い利得をもたせることができると、選択アンテナ
の指向性を変化させることにより、携帯無線機の周りの
条件が変化しても一定の利得を保たせることができ、携
帯無線機の性能を向上させることも可能となる)。
置は以上のように構成されているので、1素子の選択ア
ンテナ(1本のアンテナ1)が動作している場合と等価
となり、この場合、1素子の選択アンテナは無指向性で
あり、特定の方向だけアンテナの利得を高くすることが
できないなどの課題があった。特に、移動通信に用いら
れる携帯無線機では、人体に近づけて使用したり、鞄な
どに入れて持ち歩くため周囲の条件が変化するので、特
定の方向に高い利得をもたせる必要が生じる(特定の方
向に高い利得をもたせることができると、選択アンテナ
の指向性を変化させることにより、携帯無線機の周りの
条件が変化しても一定の利得を保たせることができ、携
帯無線機の性能を向上させることも可能となる)。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、選択アンテナの指向性を変化さ
せ、通話時など携帯無線機の周りの条件が変化したとき
でも一定の利得を保つことができるダイバーシチ装置及
びこの装置を使用した携帯無線機を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、選択アンテナの指向性を変化さ
せ、通話時など携帯無線機の周りの条件が変化したとき
でも一定の利得を保つことができるダイバーシチ装置及
びこの装置を使用した携帯無線機を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るダイバーシチ装置は、電波を取り込む複数のアンテナ
と、一端がこの複数のアンテナそれぞれと接続され、ア
ンテナから送られる電力の位相を変更可能に制御する可
変位相手段と、一端がこの可変位相手段の他端それぞれ
と接続された、選択したアンテナに対応する線路を短絡
し、選択しなかったアンテナに対応する線路を開放する
スイッチ手段と、このスイッチ手段それぞれの他端の結
合点と接続された受信機とを備え、選択しなかった上記
アンテナに取りこまれた電波が可変位相手段を通り、開
放されたスイッチ手段により反射し、前記アンテナから
再放射され、選択されたアンテナに取りこまれるよう
に、該可変位相手段の条件を最適化するように構成した
ものである。
るダイバーシチ装置は、電波を取り込む複数のアンテナ
と、一端がこの複数のアンテナそれぞれと接続され、ア
ンテナから送られる電力の位相を変更可能に制御する可
変位相手段と、一端がこの可変位相手段の他端それぞれ
と接続された、選択したアンテナに対応する線路を短絡
し、選択しなかったアンテナに対応する線路を開放する
スイッチ手段と、このスイッチ手段それぞれの他端の結
合点と接続された受信機とを備え、選択しなかった上記
アンテナに取りこまれた電波が可変位相手段を通り、開
放されたスイッチ手段により反射し、前記アンテナから
再放射され、選択されたアンテナに取りこまれるよう
に、該可変位相手段の条件を最適化するように構成した
ものである。
【0009】請求項2記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、電波を取り込む複数のアンテナと、一端が該複数
のアンテナそれぞれと接続され、上記アンテナから送ら
れる電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段と、
一端が該可変位相手段の他端それぞれと接続された、選
択した上記アンテナに対応する線路を短絡し、選択しな
かった上記アンテナに対応する線路を開放するスイッチ
手段と該スイッチ手段それぞれの他端の結合点と接続さ
れた受信機を備え、選択しなかった上記アンテナに取り
こまれた電波が可変位相手段を通り、開放されたスイッ
チ手段により反射し、前記アンテナから再放射され、選
択されたアンテナヘの直接波の位相と、該可変位相手段
の条件を最適化することにより選択しなかったアンテナ
から再放射される電波の位相によりアレイアンテナのよ
うに任意の方向で利得を高くするように構成したもので
ある。
置は、電波を取り込む複数のアンテナと、一端が該複数
のアンテナそれぞれと接続され、上記アンテナから送ら
れる電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段と、
一端が該可変位相手段の他端それぞれと接続された、選
択した上記アンテナに対応する線路を短絡し、選択しな
かった上記アンテナに対応する線路を開放するスイッチ
手段と該スイッチ手段それぞれの他端の結合点と接続さ
れた受信機を備え、選択しなかった上記アンテナに取り
こまれた電波が可変位相手段を通り、開放されたスイッ
チ手段により反射し、前記アンテナから再放射され、選
択されたアンテナヘの直接波の位相と、該可変位相手段
の条件を最適化することにより選択しなかったアンテナ
から再放射される電波の位相によりアレイアンテナのよ
うに任意の方向で利得を高くするように構成したもので
ある。
【0010】 請求項3記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、可変位相手段及びスイッチ手段を、ストリップ線
路とスイッチから構成したものである。
置は、可変位相手段及びスイッチ手段を、ストリップ線
路とスイッチから構成したものである。
【0011】 請求項4記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、可変位相手段及びスイッチ手段を、集中定数素子
とスイッチから構成したものである。
置は、可変位相手段及びスイッチ手段を、集中定数素子
とスイッチから構成したものである。
【0012】 請求項5記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、可変位相手段を、電力の位相を変更可能に制御す
る複数の可変位相部とこの複数の可変位相部を切り換え
るスイッチから構成し、複数の可変位相部はそれぞれ異
なる周波数帯域の位相を変更するようにしたものであ
る。
置は、可変位相手段を、電力の位相を変更可能に制御す
る複数の可変位相部とこの複数の可変位相部を切り換え
るスイッチから構成し、複数の可変位相部はそれぞれ異
なる周波数帯域の位相を変更するようにしたものであ
る。
【0013】請求項6記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、電波を取り込むアンテナと、このアンテナと接続
された受信機と、アンテナと相関が低くなるような位置
に設けられ、キャリア周波数で共振する非励振の共振素
子と、この共振素子と受信機の間に接続され、その先端
で線路を開放または短絡可能に構成した、共振素子から
送られる電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段
とを備え、該可変位相手段を任意の複数の位相に設定す
ることで、共振素子から再放射される電波の位相が複数
に変化し、この位相が変化した電波がアンテナに取りこ
まれることで、アレイアンテナのように、アンテナ指向
性利得が複数に変化し、最も指向性利得の良い状態で受
信することを特徴とするように構成したものである。
置は、電波を取り込むアンテナと、このアンテナと接続
された受信機と、アンテナと相関が低くなるような位置
に設けられ、キャリア周波数で共振する非励振の共振素
子と、この共振素子と受信機の間に接続され、その先端
で線路を開放または短絡可能に構成した、共振素子から
送られる電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段
とを備え、該可変位相手段を任意の複数の位相に設定す
ることで、共振素子から再放射される電波の位相が複数
に変化し、この位相が変化した電波がアンテナに取りこ
まれることで、アレイアンテナのように、アンテナ指向
性利得が複数に変化し、最も指向性利得の良い状態で受
信することを特徴とするように構成したものである。
【0014】 請求項7記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、可変位相手段を、ストリップ線路とスイッチから
構成したものである。
置は、可変位相手段を、ストリップ線路とスイッチから
構成したものである。
【0015】 請求項8記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、可変位相手段を、集中定数素子とスイッチから構
成したものである。
置は、可変位相手段を、集中定数素子とスイッチから構
成したものである。
【0016】 請求項9記載の発明に係るダイバーシチ装
置は、弱電界時及び受信レベル劣化時に初めて作動する
ように構成したものである。
置は、弱電界時及び受信レベル劣化時に初めて作動する
ように構成したものである。
【0017】 請求項10記載の発明に係る携帯無線機
は、本願のダイバーシチ装置を使用して構成したもので
ある。
は、本願のダイバーシチ装置を使用して構成したもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1によるダイバーシチ装置
を示す構成図であり、図において、1,2は携帯無線機
の筺体上の離れた位置に取り付けられるアンテナ、3,
4は一端がそれぞれアンテナ1,2の端子に接続され他
端がそれぞれスイッチ5,6と接続された可変位相器
(可変位相手段)、5,6は可変位相器3,4の他端と
受信機7との間に設けられた、FET,ダイオードSW
等で構成されたスイッチ(スイッチ手段)、7は携帯無
線機の受信機である。8,9は可変位相器3,4の位相
を可変制御するための制御線である。尚、図1において
図8と同一符号を付している構成部分は、同一または相
当する部分を示す。
説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1によるダイバーシチ装置
を示す構成図であり、図において、1,2は携帯無線機
の筺体上の離れた位置に取り付けられるアンテナ、3,
4は一端がそれぞれアンテナ1,2の端子に接続され他
端がそれぞれスイッチ5,6と接続された可変位相器
(可変位相手段)、5,6は可変位相器3,4の他端と
受信機7との間に設けられた、FET,ダイオードSW
等で構成されたスイッチ(スイッチ手段)、7は携帯無
線機の受信機である。8,9は可変位相器3,4の位相
を可変制御するための制御線である。尚、図1において
図8と同一符号を付している構成部分は、同一または相
当する部分を示す。
【0019】 次に動作について説明する。このアンテナ
選択方式のダイバーシチ装置において、アンテナ1が選
択された場合の動作について説明する。アンテナ1が選
択アンテナであり、アンテナ2が非選択アンテナである
と、アンテナ1は可変位相器3及びオンされたスイッチ
5を介して受信機7に接続され、アンテナ2は可変位相
器4に接続されてオフされたスイッチ6でオープン(開
放)されている。
選択方式のダイバーシチ装置において、アンテナ1が選
択された場合の動作について説明する。アンテナ1が選
択アンテナであり、アンテナ2が非選択アンテナである
と、アンテナ1は可変位相器3及びオンされたスイッチ
5を介して受信機7に接続され、アンテナ2は可変位相
器4に接続されてオフされたスイッチ6でオープン(開
放)されている。
【0020】 携帯無線機が電波を受信する場合、アンテ
ナ1はスイッチ5がオンであるためアンテナとして動作
し、アンテナ1により取り込まれた電力は、可変位相器
3及びスイッチ5を介して受信機7に入力され有効なも
のとなる。一方、アンテナ2はスイッチ6がオフである
ため、アンテナ2により取り込まれた電力は、可変位相
器4を通った後、スイッチ6の開放された部分で反射さ
れる。この反射した波(電波)は、可変位相器4で消費
されるものの、可変位相器4を介してアンテナ2から再
放射される。アンテナ2から再放射された電波は、アン
テナ1へ再入力される。このアンテナ2から再放射され
た電波とアンテナ1への直接波は、位相が異なるため、
アンテナ1の放射パターン(指向性を図示したものを放
射パターンという)は、2素子アレイアンテナの放射パ
ターンのようになる。
ナ1はスイッチ5がオンであるためアンテナとして動作
し、アンテナ1により取り込まれた電力は、可変位相器
3及びスイッチ5を介して受信機7に入力され有効なも
のとなる。一方、アンテナ2はスイッチ6がオフである
ため、アンテナ2により取り込まれた電力は、可変位相
器4を通った後、スイッチ6の開放された部分で反射さ
れる。この反射した波(電波)は、可変位相器4で消費
されるものの、可変位相器4を介してアンテナ2から再
放射される。アンテナ2から再放射された電波は、アン
テナ1へ再入力される。このアンテナ2から再放射され
た電波とアンテナ1への直接波は、位相が異なるため、
アンテナ1の放射パターン(指向性を図示したものを放
射パターンという)は、2素子アレイアンテナの放射パ
ターンのようになる。
【0021】 ここで、可変位相器4の位相を変化させる
と、アンテナ2から再放射される電波の位相が変化し、
アンテナ1への直接波との位相が変化してアンテナの指
向性が変化する(利得の高い方向が変化する)。
と、アンテナ2から再放射される電波の位相が変化し、
アンテナ1への直接波との位相が変化してアンテナの指
向性が変化する(利得の高い方向が変化する)。
【0022】 TDMA方式(Time Divisio
n multiple access:時分割多元接続
方式)等を用いる場合は、送受信用スロット以外におい
てRSSI(Received Signal Str
ength Indicator)をモニタして制御線
9で可変位相器4にフィードバックをかける。そして、
可変位相器4の位相の最適値を求めておいて、受信デー
タをアンテナ(選択アンテナ)で取り込む際の位相とす
れば、常に最大の利得で受信データを取り込むことがで
きる。
n multiple access:時分割多元接続
方式)等を用いる場合は、送受信用スロット以外におい
てRSSI(Received Signal Str
ength Indicator)をモニタして制御線
9で可変位相器4にフィードバックをかける。そして、
可変位相器4の位相の最適値を求めておいて、受信デー
タをアンテナ(選択アンテナ)で取り込む際の位相とす
れば、常に最大の利得で受信データを取り込むことがで
きる。
【0023】 以上のように、この実施の形態1によれ
ば、非選択アンテナに取り込まれた電力を開放端で反射
させて、選択アンテナへの直接波と異なる位相の電波を
空間に再放射させるように構成したので、この再放射さ
れた電波と直接波とは位相差があるため、選択アンテナ
に取り込まれる電波は、2素子アレイアンテナの放射パ
ターンのようになり、非選択アンテナ側の可変位相器を
調節することにより、2素子アレイアンテナの放射パタ
ーンに所望の方向に高い利得をもたせることができる。
従って、この実施の形態1によるダイバーシチ装置を携
帯無線機に使用すると、携帯無線機の周りの条件が変化
しても一定の利得を保たせることができ、携帯無線機の
性能を向上させることも可能となる。
ば、非選択アンテナに取り込まれた電力を開放端で反射
させて、選択アンテナへの直接波と異なる位相の電波を
空間に再放射させるように構成したので、この再放射さ
れた電波と直接波とは位相差があるため、選択アンテナ
に取り込まれる電波は、2素子アレイアンテナの放射パ
ターンのようになり、非選択アンテナ側の可変位相器を
調節することにより、2素子アレイアンテナの放射パタ
ーンに所望の方向に高い利得をもたせることができる。
従って、この実施の形態1によるダイバーシチ装置を携
帯無線機に使用すると、携帯無線機の周りの条件が変化
しても一定の利得を保たせることができ、携帯無線機の
性能を向上させることも可能となる。
【0024】 実施の形態2. 図2はこの発明の実施の形態2によるダイバーシチ装置
を示す構成図である。尚、図2において図1の構成部分
と同一または相当する部分には同一符号を付して、その
重複する説明を省略する。図において、10はマイクロ
ストリップ線路(ストリップ線路)10a,10b,1
0cとスイッチ10A,10Bにより構成された、アン
テナ1側の可変位相器、11はマイクロストリップ線路
(ストリップ線路)11a,11b,11cとスイッチ
11A,11Bにより構成された、アンテナ2側の可変
位相器である。
を示す構成図である。尚、図2において図1の構成部分
と同一または相当する部分には同一符号を付して、その
重複する説明を省略する。図において、10はマイクロ
ストリップ線路(ストリップ線路)10a,10b,1
0cとスイッチ10A,10Bにより構成された、アン
テナ1側の可変位相器、11はマイクロストリップ線路
(ストリップ線路)11a,11b,11cとスイッチ
11A,11Bにより構成された、アンテナ2側の可変
位相器である。
【0025】 次に動作について説明する。ダイバーシチ
装置の基本的な動作については、上記実施の形態1と同
様であるため省略し、可変位相器10,11の位相を可
変する動作を説明する。可変位相器10(可変位相器1
1でも同様)の位相可変は、スイッチ10Aによるマイ
クロストリップ線路10a,10b,10cの選択によ
り行われる。即ち、マイクロストリップ線路10a,1
0b,10cは、それぞれ異なる線路長及び形状に形成
され、スイッチ10Aが接続されるマイクロストリップ
線路10a,10b,10cによって、電力の位相を変
更するものである。また、可変位相器10(可変位相器
11でも同様)のスイッチ10Bは、上記実施の形態1
におけるスイッチ5に相当するものであり、このスイッ
チ10Bを選択することにより、線路の接続、開放が行
われる(スイッチ10Aが接続されていないマイクロス
トリップ線路10a,10b,10cを選択すると開放
される)。
装置の基本的な動作については、上記実施の形態1と同
様であるため省略し、可変位相器10,11の位相を可
変する動作を説明する。可変位相器10(可変位相器1
1でも同様)の位相可変は、スイッチ10Aによるマイ
クロストリップ線路10a,10b,10cの選択によ
り行われる。即ち、マイクロストリップ線路10a,1
0b,10cは、それぞれ異なる線路長及び形状に形成
され、スイッチ10Aが接続されるマイクロストリップ
線路10a,10b,10cによって、電力の位相を変
更するものである。また、可変位相器10(可変位相器
11でも同様)のスイッチ10Bは、上記実施の形態1
におけるスイッチ5に相当するものであり、このスイッ
チ10Bを選択することにより、線路の接続、開放が行
われる(スイッチ10Aが接続されていないマイクロス
トリップ線路10a,10b,10cを選択すると開放
される)。
【0026】 以上のように、この実施の形態2によれ
ば、可変位相器10,11をマイクロストリップ線路1
0a,10b,10cとスイッチ10A,10Bにより
構成したので、位相可変の自由度は多少低くなるもの
の、可変位相器10,11の構成が簡単なものとなり、
ダイバーシチ装置の構成も簡単となる。
ば、可変位相器10,11をマイクロストリップ線路1
0a,10b,10cとスイッチ10A,10Bにより
構成したので、位相可変の自由度は多少低くなるもの
の、可変位相器10,11の構成が簡単なものとなり、
ダイバーシチ装置の構成も簡単となる。
【0027】 実施の形態3. 図3はこの発明の実施の形態3によるダイバーシチ装置
を示す構成図である。この図3の可変位相器12,13
は、図2におけるマイクロストリップ線路10a,10
b,10c(あるいはマイクロストリップ線路11a,
11b,11c)を可変位相器10(あるいは可変位相
器11)の簡素化のため、集中定数のL,Cで構成した
集中定数素子12a,12b,12c(あるいは集中定
数素子13a,13b,13c)としたものである。こ
のように、可変位相器12,13を集中定数素子12
a,12b,12c,13a,13b,13cとスイッ
チ12A,12B,13A,13Bにより構成したの
で、さらに可変位相器12,13の構成が簡単なものと
なる。
を示す構成図である。この図3の可変位相器12,13
は、図2におけるマイクロストリップ線路10a,10
b,10c(あるいはマイクロストリップ線路11a,
11b,11c)を可変位相器10(あるいは可変位相
器11)の簡素化のため、集中定数のL,Cで構成した
集中定数素子12a,12b,12c(あるいは集中定
数素子13a,13b,13c)としたものである。こ
のように、可変位相器12,13を集中定数素子12
a,12b,12c,13a,13b,13cとスイッ
チ12A,12B,13A,13Bにより構成したの
で、さらに可変位相器12,13の構成が簡単なものと
なる。
【0028】 実施の形態4. 図4はこの発明の実施の形態4によるダイバーシチ装置
を示す構成図である。尚、図4において図1の構成部分
と同一または相当する部分には同一符号を付して、その
重複する説明を省略する。図において、14は可変位相
器(可変位相部)15,16とスイッチ14A,14B
により構成された、アンテナ1側の広帯域可変位相器
(可変位相手段)、17は可変位相器(可変位相部)1
8,19とスイッチ17A,17Bにより構成された、
アンテナ2側の広帯域可変位相器(可変位相手段)であ
る。尚、可変位相器15,16,18,19は、図1で
示した可変位相器3,4に相当するものである。このよ
うに、可変位相器15,16または18,19を複数備
えた広帯域可変位相器14または17としたので、携帯
無線機の使用周波数(受信周波数)の帯域ごとに可変位
相器15,16または18,19を選択することがで
き、携帯無線機は広帯域の周波数を使用することができ
るようになる。
を示す構成図である。尚、図4において図1の構成部分
と同一または相当する部分には同一符号を付して、その
重複する説明を省略する。図において、14は可変位相
器(可変位相部)15,16とスイッチ14A,14B
により構成された、アンテナ1側の広帯域可変位相器
(可変位相手段)、17は可変位相器(可変位相部)1
8,19とスイッチ17A,17Bにより構成された、
アンテナ2側の広帯域可変位相器(可変位相手段)であ
る。尚、可変位相器15,16,18,19は、図1で
示した可変位相器3,4に相当するものである。このよ
うに、可変位相器15,16または18,19を複数備
えた広帯域可変位相器14または17としたので、携帯
無線機の使用周波数(受信周波数)の帯域ごとに可変位
相器15,16または18,19を選択することがで
き、携帯無線機は広帯域の周波数を使用することができ
るようになる。
【0029】 実施の形態5. この実施の形態5は、アンテナと受信機を1つしかもた
ないアンテナ選択ダイバーシチを採用しない携帯無線機
に、上記実施の形態1と同様の動作原理を適用したもの
である。図5はこのようなこの発明の実施の形態5によ
るダイバーシチ装置を示す構成図である。尚、図5にお
いて図1の構成部分と同一または相当する部分には同一
符号を付して、その重複する説明を省略する。図におい
て、20はアンテナ1と相関が低くなるような位置に設
けられた、キャリア周波数で共振する非励振の共振素子
(性能の良い小形のアンテナ)であり、この共振素子2
0は可変位相器3と接続されている。尚、共振素子20
と可変位相器3とを接続する線路の先端は、開放または
短絡することができるように構成されている。
ないアンテナ選択ダイバーシチを採用しない携帯無線機
に、上記実施の形態1と同様の動作原理を適用したもの
である。図5はこのようなこの発明の実施の形態5によ
るダイバーシチ装置を示す構成図である。尚、図5にお
いて図1の構成部分と同一または相当する部分には同一
符号を付して、その重複する説明を省略する。図におい
て、20はアンテナ1と相関が低くなるような位置に設
けられた、キャリア周波数で共振する非励振の共振素子
(性能の良い小形のアンテナ)であり、この共振素子2
0は可変位相器3と接続されている。尚、共振素子20
と可変位相器3とを接続する線路の先端は、開放または
短絡することができるように構成されている。
【0030】 次に動作について説明する。携帯無線機が
電波を受信する場合、アンテナ1により取り込まれた電
力は、そのまま受信機7に入力され有効なものとなる。
一方、共振素子20により取り込まれた電力は、可変位
相器3を通った後、線路の開放された部分で反射され
る。この反射した波(電波)は、可変位相器2で消費さ
れるものの、可変位相器3を介して共振素子20から再
放射される。共振素子20から再放射された電波は、上
記実施の形態1と同様、アンテナ1へ再入力される。こ
の共振素子20から再放射された電波とアンテナ1への
直接波は、位相が異なるため、アンテナ1の放射パター
ン(指向性を図示したものを放射パターンという)は、
2素子アレイアンテナの放射パターンのようになる。
電波を受信する場合、アンテナ1により取り込まれた電
力は、そのまま受信機7に入力され有効なものとなる。
一方、共振素子20により取り込まれた電力は、可変位
相器3を通った後、線路の開放された部分で反射され
る。この反射した波(電波)は、可変位相器2で消費さ
れるものの、可変位相器3を介して共振素子20から再
放射される。共振素子20から再放射された電波は、上
記実施の形態1と同様、アンテナ1へ再入力される。こ
の共振素子20から再放射された電波とアンテナ1への
直接波は、位相が異なるため、アンテナ1の放射パター
ン(指向性を図示したものを放射パターンという)は、
2素子アレイアンテナの放射パターンのようになる。
【0031】 以上のように、この実施の形態5によれ
ば、アンテナ1及び受信機7を1つしかもたない簡単な
構成で上記実施の形態1と同様の効果を奏することがで
きる。
ば、アンテナ1及び受信機7を1つしかもたない簡単な
構成で上記実施の形態1と同様の効果を奏することがで
きる。
【0032】 実施の形態6. 図6はこの発明の実施の形態6によるダイバーシチ装置
を示す構成図である。尚、図6において図2及び図5の
構成部分と同一または相当する部分は同一符号を付して
いる。この実施の形態6は、可変位相器10をマイクロ
ストリップ線路10a,10b,10cとスイッチ10
Aにより構成したものであり、上記実施の形態5と同様
の効果を奏すると同時に、可変位相器10の構成が簡単
なものとなり、ダイバーシチ装置の構成も簡単となる。
を示す構成図である。尚、図6において図2及び図5の
構成部分と同一または相当する部分は同一符号を付して
いる。この実施の形態6は、可変位相器10をマイクロ
ストリップ線路10a,10b,10cとスイッチ10
Aにより構成したものであり、上記実施の形態5と同様
の効果を奏すると同時に、可変位相器10の構成が簡単
なものとなり、ダイバーシチ装置の構成も簡単となる。
【0033】 実施の形態7. 図7はこの発明の実施の形態7によるダイバーシチ装置
を示す構成図である。尚、図7において図3及び図5の
構成部分と同一または相当する部分は同一符号を付して
いる。この実施の形態7は、可変位相器12を集中定数
素子12a,12b,12cとスイッチ12Aにより構
成したものであり、上記実施の形態5と同様の効果を奏
すると同時に、さらに可変位相器12の構成が簡単なも
のとなる。
を示す構成図である。尚、図7において図3及び図5の
構成部分と同一または相当する部分は同一符号を付して
いる。この実施の形態7は、可変位相器12を集中定数
素子12a,12b,12cとスイッチ12Aにより構
成したものであり、上記実施の形態5と同様の効果を奏
すると同時に、さらに可変位相器12の構成が簡単なも
のとなる。
【0034】 実施の形態8. 以上説明した上記実施の形態1から7におけるダイバー
シチ装置は、強電界中においては効果が弱いため(強電
界中では十分に携帯無線機のアンテナの感度が高いの
で、本願のダイバーシチ装置を使用する必要性が乏しい
ため)、受信電界レベルをモニタすることにより、強電
界においては作動せず、弱電界及び通話時に人体が近づ
くことによる受信レベル劣化時において初めて作動する
ように構成すれば、消費電力を低減することができる。
シチ装置は、強電界中においては効果が弱いため(強電
界中では十分に携帯無線機のアンテナの感度が高いの
で、本願のダイバーシチ装置を使用する必要性が乏しい
ため)、受信電界レベルをモニタすることにより、強電
界においては作動せず、弱電界及び通話時に人体が近づ
くことによる受信レベル劣化時において初めて作動する
ように構成すれば、消費電力を低減することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、電波を取り込む複数のアンテナと、一端がこの複
数のアンテナそれぞれと接続され、アンテナから送られ
る電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段と、一
端がこの可変位相手段の他端それぞれと接続された、選
択したアンテナに対応する線路を短絡し、選択しなかっ
たアンテナに対応する線路を開放するスイッチ手段と、
このスイッチ手段それぞれの他端の結合点と接続された
受信機とを備え、選択しなかった上記アンテナに 取りこ
まれた電波が可変位相手段を通り、開放されたスイッチ
手段により反射し、前記アンテナから再放射され、選択
されたアンテナに取りこまれるように、該可変位相手段
の条件を最適化するように構成したので、非選択アンテ
ナ(選択しなかったアンテナ)に取り込まれた電力をス
イッチ手段の開放端で反射させて、選択アンテナ(選択
したアンテナ)への直接波と異なる位相の電波を空間に
再放射させることによって、再放射された電波と直接波
との位相差により、選択アンテナに取り込まれる電波
は、2素子アレイアンテナの放射パターンのようにな
り、非選択アンテナ側の可変位相手段を調節することに
より、2素子アレイアンテナの放射パターンに所望の方
向に高い利得をもたせることができる効果がある。
れば、電波を取り込む複数のアンテナと、一端がこの複
数のアンテナそれぞれと接続され、アンテナから送られ
る電力の位相を変更可能に制御する可変位相手段と、一
端がこの可変位相手段の他端それぞれと接続された、選
択したアンテナに対応する線路を短絡し、選択しなかっ
たアンテナに対応する線路を開放するスイッチ手段と、
このスイッチ手段それぞれの他端の結合点と接続された
受信機とを備え、選択しなかった上記アンテナに 取りこ
まれた電波が可変位相手段を通り、開放されたスイッチ
手段により反射し、前記アンテナから再放射され、選択
されたアンテナに取りこまれるように、該可変位相手段
の条件を最適化するように構成したので、非選択アンテ
ナ(選択しなかったアンテナ)に取り込まれた電力をス
イッチ手段の開放端で反射させて、選択アンテナ(選択
したアンテナ)への直接波と異なる位相の電波を空間に
再放射させることによって、再放射された電波と直接波
との位相差により、選択アンテナに取り込まれる電波
は、2素子アレイアンテナの放射パターンのようにな
り、非選択アンテナ側の可変位相手段を調節することに
より、2素子アレイアンテナの放射パターンに所望の方
向に高い利得をもたせることができる効果がある。
【0036】 請求項2記載の発明によれば、電波を取り
込む複数のアンテナと、一端が該複数のアンテナそれぞ
れと接続され、上記アンテナから送られる電力の位相を
変更可能に制御する可変位相手段と、一端が該可変位相
手段の他端それぞれと接続された、選択した上記アンテ
ナに対応する線路を短絡し、選択しなかった上記アンテ
ナに対応する線路を開放するスイッチ手段と該スイッチ
手段それぞれの他端の結合点と接続された受信機を備
え、選択しなかった上記アンテナに取りこまれた電波が
可変位相手段を通り、開放されたスイッチ手段により反
射し、前記アンテナから再放射され、選択されたアンテ
ナヘの直接波の位相と、該可変位相手段の条件を最適化
することにより選択しなかったアンテナから再放射され
る電波の位相によりアレイアンテナのように任意の方向
で利得を高くするように構成したので、周りの条件が変
化しても一定の利得を保持させることができる効果があ
る。
込む複数のアンテナと、一端が該複数のアンテナそれぞ
れと接続され、上記アンテナから送られる電力の位相を
変更可能に制御する可変位相手段と、一端が該可変位相
手段の他端それぞれと接続された、選択した上記アンテ
ナに対応する線路を短絡し、選択しなかった上記アンテ
ナに対応する線路を開放するスイッチ手段と該スイッチ
手段それぞれの他端の結合点と接続された受信機を備
え、選択しなかった上記アンテナに取りこまれた電波が
可変位相手段を通り、開放されたスイッチ手段により反
射し、前記アンテナから再放射され、選択されたアンテ
ナヘの直接波の位相と、該可変位相手段の条件を最適化
することにより選択しなかったアンテナから再放射され
る電波の位相によりアレイアンテナのように任意の方向
で利得を高くするように構成したので、周りの条件が変
化しても一定の利得を保持させることができる効果があ
る。
【0037】 請求項3記載の発明によれば、可変位相手
段及びスイッチ手段を、ストリップ線路とスイッチから
構成したので、可変位相手段の構成が簡単なものとな
り、ダイバーシチ装置の構成も簡単となる効果がある。
段及びスイッチ手段を、ストリップ線路とスイッチから
構成したので、可変位相手段の構成が簡単なものとな
り、ダイバーシチ装置の構成も簡単となる効果がある。
【0038】 請求項4記載の発明によれば、可変位相手
段及びスイッチ手段を、集中定数素子とスイッチから構
成したので、さらに可変位相手段の構成が簡単なものと
なる効果がある。
段及びスイッチ手段を、集中定数素子とスイッチから構
成したので、さらに可変位相手段の構成が簡単なものと
なる効果がある。
【0039】 請求項5記載の発明によれば、可変位相手
段を、電力の位相を変更可能に制御する複数の可変位相
部とこの複数の可変位相部を切り換えるスイッチから構
成し、複数の可変位相部はそれぞれ異なる周波数帯域の
位相を変更するようにしたので、携帯無線機の使用周波
数(受信周波数)の帯域ごとに可変位相部を選択するこ
とができ、携帯無線機は広帯域の周波数を使用すること
ができるようになる効果がある。
段を、電力の位相を変更可能に制御する複数の可変位相
部とこの複数の可変位相部を切り換えるスイッチから構
成し、複数の可変位相部はそれぞれ異なる周波数帯域の
位相を変更するようにしたので、携帯無線機の使用周波
数(受信周波数)の帯域ごとに可変位相部を選択するこ
とができ、携帯無線機は広帯域の周波数を使用すること
ができるようになる効果がある。
【0040】請求項6記載の発明によれば、電波を取り
込むアンテナと、このアンテナと接続された受信機と、
アンテナと相関が低くなるような位置に設けられ、キャ
リア周波数で共振する非励振の共振素子と、この共振素
子と受信機の間に接続され、その先端で線路を開放また
は短絡可能に構成した、共振素子から送られる電力の位
相を変更可能に制御する可変位相手段とを備え、該可変
位相手段を任意の複数の位相に設定することで、共振素
子から再放射される電波の位相が複数に変化し、この位
相が変化した電波がアンテナに取りこまれることで、ア
レイアンテナのように、アンテナ指向性利得が複数に変
化し、最も指向性利得の良い状態で受信するように構成
したので、アンテナ及び受信機を1つしかもたない簡単
な構成で上記請求項1と同様の効果を発揮できる効果が
ある。
込むアンテナと、このアンテナと接続された受信機と、
アンテナと相関が低くなるような位置に設けられ、キャ
リア周波数で共振する非励振の共振素子と、この共振素
子と受信機の間に接続され、その先端で線路を開放また
は短絡可能に構成した、共振素子から送られる電力の位
相を変更可能に制御する可変位相手段とを備え、該可変
位相手段を任意の複数の位相に設定することで、共振素
子から再放射される電波の位相が複数に変化し、この位
相が変化した電波がアンテナに取りこまれることで、ア
レイアンテナのように、アンテナ指向性利得が複数に変
化し、最も指向性利得の良い状態で受信するように構成
したので、アンテナ及び受信機を1つしかもたない簡単
な構成で上記請求項1と同様の効果を発揮できる効果が
ある。
【0041】 請求項7記載の発明によれば、可変位相手
段を、ストリップ線路とスイッチから構成したので、可
変位相手段の構成が簡単なものとなり、ダイバーシチ装
置の構成も簡単となる効果がある。
段を、ストリップ線路とスイッチから構成したので、可
変位相手段の構成が簡単なものとなり、ダイバーシチ装
置の構成も簡単となる効果がある。
【0042】 請求項8記載の発明によれば、可変位相手
段を、集中定数素子とスイッチから構成したので、さら
に可変位相手段の構成が簡単なものとなる効果がある。
段を、集中定数素子とスイッチから構成したので、さら
に可変位相手段の構成が簡単なものとなる効果がある。
【0043】 請求項9記載の発明によれば、弱電界時及
び受信レベル劣化時に初めて作動するように構成したの
で、ダイバーシチ装置の消費電力を低減することができ
る効果がある。
び受信レベル劣化時に初めて作動するように構成したの
で、ダイバーシチ装置の消費電力を低減することができ
る効果がある。
【0044】 請求項10記載の発明によれば、本願のダ
イバーシチ装置を使用して構成したので、携帯無線機の
周りの条件が変化しても一定の利得を保たせることがで
き、携帯無線機の性能を向上させることも可能となる効
果がある。
イバーシチ装置を使用して構成したので、携帯無線機の
周りの条件が変化しても一定の利得を保たせることがで
き、携帯無線機の性能を向上させることも可能となる効
果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7によるダイバーシチ
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図8】 従来のダイバーシチ装置を示す構成図であ
る。
る。
1,2 アンテナ、3,4 可変位相器(可変位相手
段)、5,6 スイッチ(スイッチ手段)、7 受信
機、10A,10B,11A,11B,12A,12
B,13A,13B,14A,14B,17A,17B
スイッチ、10a,10b,10c,11a,11
b,11c マイクロストリップ線路(ストリップ線
路)、12a,12b,12c,13a,13b,13
c 集中定数素子、14,17 広帯域可変位相器(可
変位相手段)、15,16,18,19 可変位相器
(可変位相部)、20 共振素子。
段)、5,6 スイッチ(スイッチ手段)、7 受信
機、10A,10B,11A,11B,12A,12
B,13A,13B,14A,14B,17A,17B
スイッチ、10a,10b,10c,11a,11
b,11c マイクロストリップ線路(ストリップ線
路)、12a,12b,12c,13a,13b,13
c 集中定数素子、14,17 広帯域可変位相器(可
変位相手段)、15,16,18,19 可変位相器
(可変位相部)、20 共振素子。
Claims (10)
- 【請求項1】 電波を取り込む複数のアンテナと、一端
が該複数のアンテナそれぞれと接続され、上記アンテナ
から送られる電力の位相を変更可能に制御する可変位相
手段と、一端が該可変位相手段の他端それぞれと接続さ
れた、選択した上記アンテナに対応する線路を短絡し、
選択しなかった上記アンテナに対応する線路を開放する
スイッチ手段と、該スイッチ手段それぞれの他端の結合
点と接続された受信機を備え、選択しなかった上記アン
テナに取りこまれた電波が可変位相手段を通り、開放さ
れたスイッチ手段により反射し、前記アンテナから再放
射され、選択されたアンテナに取りこまれるように、該
可変位相手段の条件を最適化することを特徴とするダイ
バーシチ装置。 - 【請求項2】 電波を取り込む複数のアンテナと、一端
が該複数のアンテナそれぞれと接続され、上記アンテナ
から送られる電力の位相を変更可能に制御する可変位相
手段と、一端が該可変位相手段の他端それぞれと接続さ
れた、選択した上記アンテナに対応する線路を短絡し、
選択しなかった上記アンテナに対応する線路を開放する
スイッチ手段と該スイッチ手段それぞれの他端の結合点
と接続された受信機を備え、選択しなかった上記アンテ
ナに取りこまれた電波が可変位相手段を通り、開放され
たスイッチ手段により反射し、前記アンテナから再放射
され、選択されたアンテナヘの直接波の位相と、該可変
位相手段の条件を最適化することにより選択しなかった
アンテナから再放射される電波の位相によりアレイアン
テナのように任意の方向で利得を高くすることを特徴と
するダイバーシチ装置。 - 【請求項3】 可変位相手段及びスイッチ手段を、スト
リップ線路とスイッチから構成したことを特徴とする請
求項1又は請求項2記載のダイバーシチ装置。 - 【請求項4】 可変位相手段及びスイッチ手段を、集中
定数素子とスイッチから構成したことを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のダイバーシチ装置。 - 【請求項5】 可変位相手段を、電力の位相を変更可能
に制御する複数の可変位相部と該複数の可変位相部を切
り換えるスイッチから構成し、該複数の可変位相部はそ
れぞれ異なる周波数帯域の位相を変更することを特徴と
する請求項1又は請求項2記載のダイバーシチ装置。 - 【請求項6】 電波を取り込むアンテナと、該アンテナ
と接続された受信機と、上記アンテナと相関が低くなる
ような位置に設けられ、キャリア周波数で共振する非励
振の共振素子と、該共振素子と上記受信機の間に接続さ
れ、その先端で線路を開放または短絡可能に構成した、
上記共振素子から送られる電力の位相を変更可能に制御
する可変位相手段とを備え、該可変位相手段を任意の複
数の位相に設定することで、共振素子から再放射される
電波の位相が複数に変化し、この位相が変化した電波が
アンテナに取りこまれることで、アレイアンテナのよう
に、アンテナ指向性利得が複数に変化し、最も指向性利
得の良い状態で受信することを特徴とするダイバーシチ
装置。 - 【請求項7】 可変位相手段を、ストリップ線路とスイ
ッチから構成したことを特徴とする請求項6記載のダイ
バーシチ装置。 - 【請求項8】 可変位相手段を、集中定数素子とスイッ
チから構成したことを特徴とする請求項6記載のダイバ
ーシチ装置。 - 【請求項9】 弱電界時及び受信レベル劣化時に初めて
作動するように構成したことを特徴とする請求項1から
請求項8のうちのいずれか1項記載のダイバーシチ装
置。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9のうちのいずれ
か1項記載のダイバーシチ装置を使用した携帯無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08136397A JP3333424B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ダイバーシチ装置及びこの装置を使用した携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08136397A JP3333424B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ダイバーシチ装置及びこの装置を使用した携帯無線機 |
Publications (2)
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