JP2001230130A - 電源トランス - Google Patents
電源トランスInfo
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- bobbin
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- lead
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Abstract
とし、かつコイルの引出線とリード線との接続の作業性
を向上させ、かつ安価とした電源トランスを提供する。 【解決手段】 1次側ボビンと2次側ボビンとを備えた
2分割構造のボビンにおいて、ボビンに植設したピン端
子にコイルの引出線を接続し、かつリードタイプとして
も使用できるようにリード線も接続可能とした。この場
合、ピン端子に自動巻線機で巻線できるよう直線部を形
成し、かつリード線の巻線の作業性も良くするためにそ
の先端を曲げ、その折曲部にリード線を絡げ付けるよう
にした。また、2次側ボビンのフランジにリード線を保
持する溝を形成してリード線の保持を安定させた。
Description
や電源部品等として用いられる電源トランスに関する。
イルボビンの肉厚状の端子部に複数本のピン端子が植設
されたピン端子タイプのものと、引出線とリード線とを
直接、接続するリードタイプのものとがある。
兼用可能としたものは存在していない。
で、その目的とするところは、ピン端子タイプとリード
タイプとを兼用可能とし、かつコイルの引出線とリード
線との接続の作業性を向上させ、かつ安価とした電源ト
ランスを提供することにある。
するために、ボビンのフランジに肉厚状の端子部が形成
され、この端子部に直線部と折曲部とからなり、全体と
してほぼくの字状をなす複数本のピン端子が植設され、
直線部に自動巻線機を介しコイルの引出線を巻線し、折
曲部にリードタイプ用のリード線の芯線を巻線可能と
し、かつピン端子に接続されたリード線はボビンに形成
されたリード線保持溝にリード線を保持させた構成とし
ている。
ン1と、この1次側ボビン1の巻胴部およびその上に巻
回されたコイル部分が収納される中空状の巻胴部を有
し、1次側ボビン1より大きい形状をなす2次側ボビン
2とからなり、各ボビン1、2のフランジ4、14にそ
れぞれ形成された端子部7、16に直線部と折曲部を有
し、ほぼくの字状をなすピン端子9が植設され、かつ2
次側ボビン2の各フランジ14、15の下部にそれぞれ
リード線保持溝17、18が形成された構成としてい
る。
側ボビンとを備えた2分割構造のボビンにおいて、ボビ
ンに植設したピン端子にコイルの引出線を接続し、かつ
リードタイプとしても使用できるように、リード線も接
続可能とした。
きるよう直線部を形成し、かつリード線の巻線の作業性
も良くするためにその先端を曲げ、その折曲部にリード
線を絡げ付けるようにした。
を保持する溝を形成してリード線の保持を安定させたも
のである。
かる斜視図、図2は本発明に用いられるピン端子の拡大
図、図3はコイルの引出線やリード線の接続状態を示す
要部拡大図を示す。
型してなる1次側ボビン、2は2次側ボビンであり、2
次側ボビン2の巻胴部の中空状の窓内に1次側ボビン1
の巻胴部およびその外周に巻回されたコイル等が収納し
得るように構成されている。
が巻回された中空状の窓3を有する巻胴部と一方の端部
に形成されたフランジ4とを備えている。このフランジ
4の上下部分には図示しないコアをガイドし、かつ位置
決めするガイド板5、6が形成され、その下側のガイド
板6の下部には肉厚状の端子部7が形成され、下面には
ピン端子9が植設されている。
に、引出線案内溝8が適間隔で形成され、かつその近傍
の適箇所には引出線10をピン端子9側に案内するとと
もに所定位置に保持する適形状の部材11、12が形成
されている。
若干形状が大きく形成され、その窓内に1次側ボビン1
のコイルを有する巻胴部がその他方の端部側から挿入さ
れる。この2次側ボビン2の巻胴部上には、図1に示す
ように、コイル13が巻回されている。また、巻胴部の
両端にはフランジ14、15がそれぞれ形成され、一方
のフランジ14の下部には肉厚状の端子部16が形成さ
れている。
7と反対側の位置に形成されている。また、2次側ボビ
ン2の各フランジ14、15の下部にはリード線保持用
のリード線保持溝17、18がそれぞれ形成されてい
る。この場合、2次側ボビン2の他方のフランジ15の
下部のリード線保持溝18は1次側ボビン1の端子部7
の内側下部に位置している。
ボビン1を収納するといった2分割構造のボビン自体は
公知である。
ン1、2の端子部7、16には、詳しくは図2に示すよ
うに、直線部9aとその先端が斜め外側に向って曲げら
れ、全体としてほぼくの字をなす複数本のピン端子9が
植設され、かつ2次側ボビン2の各フランジ14、15
にはリード線19を保持するリード線保持溝17、18
を形成したことにある。
である。
は背面側から見た場合の斜視図である。
示すように、一対のほぼくの字状をなすピン端子9が植
設され、これらのピン端子9に2次側ボビン2の巻胴部
外周に巻回されたコイル13の引出線22がピン端子9
の直線部分に巻線されるとともに、ピン端子9の折曲部
に同図4および図5等に示すように、リード線23の芯
線23aが巻線され、リード線23は、図5に示すよう
に、2次側ボビン2の一方のフランジ14の下部に形成
された引出線保持溝17に挿し込まれ保持される。この
ようにすればリードタイプのものとして使用し得る。な
お、この図5はボビン組立体を底部から見た部分分解斜
視図を示す。
図5、図6等に示すように、1次側ボビン1の巻胴部上
に巻回されたコイルの引出線10が引出線案内溝8を介
し外部に引出され、かつ部材11、12を介し所定のピ
ン端子9の直線部分に自動巻線機を介し巻線される。
に巻線すれば、リードタイプのものとなり、この場合、
リード線19は2次側ボビン2の他方のフランジ15の
下部に形成されたリード線保持溝18内に挿し込み保持
すれば良く、このようにすればリード線19はブラつく
ことはない。
リード線23と、1次側ボビン1のピン端子9に接続さ
れたリード線19との間には、図1、図4、図5および
図6に示すように、絶縁を確保するために絶縁紙20が
介設され、また、リード線19の外側にも、絶縁紙21
が被せられ、絶縁テープ(図示せず)が絶縁紙21、コ
イル13の外周に巻回され、絶縁紙21が固定される。
コア(図示せず)が組込まれ、かつ必要に応じ取付板
(図示せず)が取付けられるなどして電源トランスが完
成される。
直線部と折曲部とを有する全体としてほぼくの字状をな
すピン端子9を植設し、直線部に自動巻線機を介し、コ
イルの引出線を巻線し、かつ折曲部にリード線の芯線を
巻線可能とし、リードタイプとしても使用できる利点が
ある。
直線部を有し、そこに自動巻線機を用いて巻線でき、リ
ード線は外側に曲げられた折曲部に巻線するようにして
いるため、巻線の作業性が良い。
に各リード線19、23を保持するリード線保持溝1
7、18を形成してあるため、リード線がぶらつくこと
がなく、また、このように配線することにより、端子台
などの余計な部品を使用することがないので、部品点数
の増加を招くこともなくコスト削減に寄与する利点もあ
る。
す。
説明図である。
見た斜視図を示す。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボビンのフランジに肉厚状の端子部が形
成され、この端子部に直線部と折曲部とからなり、全体
としてほぼくの字状をなす複数本のピン端子が植設さ
れ、直線部に自動巻線機を介しコイルの引出線を巻線
し、折曲部にリードタイプ用のリード線の芯線を巻線可
能とし、かつピン端子に接続されたリード線はボビンに
形成されたリード線保持溝にリード線を保持させること
を特徴とする電源トランス。 - 【請求項2】 請求項1記載において、ボビンは1次側
ボビン(1)と、この1次側ボビン(1)の巻胴部およ
びその上に巻回されたコイル部分が収納される中空状の
巻胴部を有し、1次側ボビン(1)より大きい形状をな
す2次側ボビン(2)とからなり、各ボビン(1)、
(2)のフランジ(4)、(14)にそれぞれ形成され
た端子部(7)、(16)に直線部と折曲部とを有し、
ほぼくの字状をなすピン端子(9)が植設され、かつ2
次側ボビン(2)の各フランジ(14)、(15)の下
部にそれぞれリード線保持溝(17)、(18)が形成
されたことを特徴とする電源トランス。
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JP2000037360A JP3445213B2 (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 電源トランス |
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Publications (2)
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Family
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006511041A (ja) * | 2002-12-18 | 2006-03-30 | アゴスチネッリ・パオロ | 電気伝導体 |
CN103366934A (zh) * | 2012-03-26 | 2013-10-23 | 台达电子工业股份有限公司 | 变压器结构 |
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- 2000-02-16 JP JP2000037360A patent/JP3445213B2/ja not_active Expired - Fee Related
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