JP2001229900A - 密閉型電池モジュール - Google Patents

密閉型電池モジュール

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JP2001229900A JP2000036381A JP2000036381A JP2001229900A JP 2001229900 A JP2001229900 A JP 2001229900A JP 2000036381 A JP2000036381 A JP 2000036381A JP 2000036381 A JP2000036381 A JP 2000036381A JP 2001229900 A JP2001229900 A JP 2001229900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部が隔壁で隔てられた密閉型電池モジュー
ルの容器外壁に亀裂などが入り難くする。 【解決手段】 密閉型電池モジュールの容器内部を隔て
ている隔壁に変形部を設け、容器に荷重が加わって容器
外壁に許容値を超える応力が発生する前に、該荷重によ
って前記変形部が変形するようにする。モジュール容器
に荷重が加わると、容器内部を隔てている隔壁が容器外
壁の変形を拘束して、外壁に大きな応力が生じ易くなる
が、隔壁に設けた変形部が荷重によって変形すれば、容
器外壁に発生する応力が緩和されるので、容器外壁に亀
裂などが入り難くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、密閉型二次電池
モジュールの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】密閉型の二次電池は、電池を傾けても電
解液がこぼれることがなく、乾電池のように装着姿勢を
選ばず使用することができるので、各種機器の電源とし
て広く使用されている。また、各種機器が要求する電力
特性に適合するように複数の密閉型二次電池を接続し
て、一体に構成した電池モジュールも広く使用されてい
る。
【0003】かかる電池モジュールは、密閉容器の内部
が隔壁で複数の小部屋(セルと呼ばれる)に分割された
構造となっていて、各セルには電解液や正極板や負極板
などが収容され、セルの1つ1つが小さな二次電池とな
っている。これら各セルは電気的に直列あるいは並列に
電気的に接続されている。また電池モジュールには、電
力を取り出すための2つの端子(正端子と負端子)が設
けられている。
【0004】二次電池は、一般に、電池の使用条件ある
いは充・放電条件によっては極板から気体が発生して電
池内圧が上昇する場合がある。また、例えば電池モジュ
ールに何かが干渉して密閉容器に外力が加わる場合もあ
る。このような場合を考慮して、電池モジュールの外壁
はこれら荷重によっても容易に破損しないような強度に
作られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電池モジュー
ルの内圧が密閉容器の耐圧以上に上昇したり、あるいは
電池モジュールに許容値を超える大きな外力が加わる
と、密閉容器の外壁に亀裂などが生じるおそれがある。
【0006】この発明は、従来技術における上述のよう
な問題を解決するためになされたものであり、電池モジ
ュールの密閉容器に許容値以上の荷重が作用した場合に
も、容器外壁に亀裂が発生することを回避可能な密閉型
電池モジュールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の密
閉式電池モジュールは、次の構成を採用した。すなわ
ち、密閉容器内部を隔壁で隔てて複数のセルに分割し、
該セルの各々に単電池を形成した密閉型電池モジュール
において、前記隔壁は、前記容器に荷重が加わって所定
の許容値を超える応力が該容器の外壁に生じる前に、該
荷重によって変形する変形部を有することを特徴とす
る。
【0008】かかる密閉型電池モジュールにおいては、
密閉容器に荷重が加わって該容器の外壁に生じる応力が
所定の許容値よりも大きくなる前に、隔壁に設けた変形
部が該荷重によって変形する。
【0009】密閉容器内部が隔壁で複数のセルに隔てら
れている場合、該隔壁は容器の外壁を拘束することにな
るので、該隔壁が荷重を受けて変形すれば、該外壁に生
じている応力が減少し、所定の許容値を超えることを回
避することができる。ここで所定の許容値を越える応力
とは、外壁に直ちに亀裂などが生じることはないが繰り
返し加わることで亀裂が生じるような応力であってもよ
い。外壁に生じる応力が許容値以下に抑えられれば、外
壁に亀裂等が生じることを避けることができる。
【0010】かかる電池モジュールの各セルに収納され
る単電池は二次電池であってもよい。二次電池は、充電
時あるいは放電時の条件によって、電極から気体が発生
したりして容器内圧が上昇する場合がある。このような
場合に、容器外壁に所定の許容値を超える応力が生じる
以前に隔壁が変形すれば、該外壁の応力が抑制されるの
で、外壁に亀裂が生じることを回避することが可能とな
る。
【0011】かかる電池モジュールの前記変形部は、前
記外壁に生じる応力が所定の許容値を超える以前に、塑
性変形する変形部であってもよい。
【0012】容器に所定以上の荷重が加わったときに隔
壁が塑性変形すれば、容器外壁に生じる応力が緩和され
て、亀裂が生じることを回避することができるので好適
である。
【0013】かかる電池モジュールの前記変形部は、前
記外壁に生じる応力が所定の許容値を超える以前に、弾
性変形する変形部であってもよい。
【0014】前記変形部が弾性変形すれば、容器の外壁
に許容値を超える応力が生じて亀裂が入ることを回避可
能であるとともに、荷重が除かれたときには元の形状に
復元して、再び通常の使用に供することができるので好
適である。
【0015】かかる電池モジュールの前記変形部は、前
記外壁に生じる応力が所定の許容値を超える前に、破壊
するような強度に設定された変形部であってもよい。
【0016】容器に所定以上の荷重が加わったときに隔
壁が破壊すれば、前記外壁に生じる応力を緩和すること
ができる。その結果、容器外壁に亀裂などが生じること
を回避することが可能となる。
【0017】かかる電池モジュールにおいては、前記容
器の外壁と前記隔壁とが接合する付近で該外壁に局所的
に生じる応力が所定の許容値を超える前に、該荷重によ
って前記変形部が変形するようにしてもよい。
【0018】前記容器の外壁は、該容器内部を隔てる隔
壁によって変形が拘束された状態となっているので、荷
重が加わった場合に、隔壁と接合する付近の外壁に局所
的に高い応力が生じやすい。そこで隔壁との接合部付近
の外壁に局所的に生じる応力が所定の許容値に達する前
に、外角癖の変形部が変形するようにしておけば、この
部分に亀裂などが生じることを避けることができるので
好適である。
【0019】
【発明の他の態様】密閉型電池モジュールの密閉容器に
は、容器内圧が上昇して内側から荷重が加わる場合もあ
れば、他の部材が干渉したりして容器の外側から荷重が
加わる場合もある。いずれの場合にも、容器の外壁の応
力が所定の許容値を超える以前に、前記変形部が変形す
れば、該外壁に亀裂などが生じることを回避することが
できる。従って、本発明は次のような他の態様も含んで
いる。すなわち、容器内圧の上昇による外壁の破損を回
避するための態様は、請求項1記載の密閉型電池モジュ
ールであって、前記変形部は、前記容器の内圧が上昇し
た場合、該容器外壁に生じる応力が許容値を越える前
に、該容器の外壁が外側に膨らむように変形する部材で
ある密閉型電池モジュールとしての態様である。
【0020】また、容器の外側から加わる荷重による外
壁の破損を回避するための態様は、請求項1記載の密閉
型電池モジュールであって、前記変形部は、前記容器が
外側から荷重を受けた場合、該容器外壁に生じる応力が
許容値を越える前に、該容器の外壁が内側に凹むように
変形する部材である密閉型電池モジュールとしての態様
である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の作用・効果をより明確に
説明するために、本発明の実施の形態を、次のような順
序に従って説明する。 A.装置構成: B.第1実施例: C.第2実施例:
【0022】A.装置構成:図1は、本実施例の密閉型
電池モジュールを搭載したハイブリッド車両の構成を示
す説明図である。ハイブリッド車両とは、エンジンと電
動機とを動力源とする車両のことである。図示するよう
に、本実施例の密閉型電池モジュールを搭載したハイブ
リッド車両は、エンジン10と、モータ20と、トルク
コンバータ30と、駆動回路40と、バッテリユニット
50と、制御ユニット70と、変速機80などから構成
されている。本実施例の密閉型電池モジュール100
は、バッテリユニット50の主要部品として使用されて
いる。以下、ハイブリッド車両を構成する各要素につい
て簡単に説明する。
【0023】エンジン10は、通常のガソリンエンジン
である。エンジン10の出力軸12は、モータ20のロ
ータ22に結合されている。
【0024】モータ20は、ロータ22とステータ24
とを備える三相の同期モータである。ロータ22の外周
面には複数個の永久磁石が設けられており、ステータ2
4の内周面に設けられたティース間には、回転磁界を形
成するための三相コイルが巻回されている。ステータ2
4の三相コイルに交流電流を流すと回転磁界が発生し、
この回転磁界と、ロータ22の永久磁石による磁界との
相互作用によってロータ22が回転する。三相コイルに
流す交流電流の電流値および周波数を制御することによ
り、モータ20の駆動力および回転速度を制御すること
ができる。また、ロータ22が外力によって回転させら
れる場合には、これらの磁界の相互作用によって三相コ
イルの両端に起電力が生じ、モータ20は発電機として
機能する。
【0025】駆動回路40は、半導体素子を用いて構成
されたインバータである。駆動回路40は、ステータ2
4に巻回された三組のコイルの各端子と、後述するバッ
テリユニット50の直流電源とを接続するスイッチとし
ての機能を有している。駆動回路40が制御ユニット7
0の制御の下で、ステータ24の三相コイルに印加する
電圧を次々に切り換えて各コイルに電流を流すと回転磁
界が発生し、モータ20が回転駆動される。また、ロー
タ22が外力によって回転させられる場合は、駆動回路
40が制御ユニット70の制御の下で、三相コイルの各
端子とバッテリユニット50との接続を次々と切り換え
ることで、三相コイルに生じる交流起電力を直流起電力
に変換し、バッテリユニット50に電力を蓄えておくこ
とができる。バッテリユニット50については後述す
る。
【0026】制御ユニット70は、CPU,RAM,R
OMなどを備えるワンチップ・マイクロコンピュータで
ある。ROMに記録されたプログラムをCPUが実行す
ることによって、制御ユニット70はエンジン10ある
いは駆動回路40などの制御を行うことができる。
【0027】トルクコンバータ30は、液体を利用した
周知の動力伝達機構であり、トルクコンバータ30の入
力軸13はモータ20のロータ22に結合されている。
トルクコンバータ30は密閉状態となっており、内部に
はトランスミッションオイルが封入されている。トルク
コンバータの入力軸13および出力軸14の各端部に
は、複数のブレードを有するタービンがそれぞれに設け
られており、入力軸13側のタービンと出力軸14側の
タービンとが互いに対向する状態で、トルクコンバータ
30の内部に設けられている。入力軸13が回転する
と、トランスミッションオイルを介して入力軸13側の
タービンから出力軸14側のタービンにトルクが伝わ
り、出力軸14から変速機80に出力される。
【0028】変速機80は、遊星ギヤ機構と、複数のク
ラッチなどから構成された周知の自動変速機である。ク
ラッチの結合状態を変更すると、遊星ギヤ機構によって
入力軸と出力軸15との間の変速比が切り替わるように
なっている。これらクラッチの動作は、制御ユニット7
0によって制御されている。変速機の出力軸15は、デ
ィファレンシャルギヤ16を介して車軸17に結合され
ている。
【0029】以上のような構成のハイブリッド車両は、
エンジン10あるいはモータ20から出力される駆動力
を、トルクコンバータ30を介して変速機80に伝達
し、変速機80で増速あるいは減速して車軸17に伝達
して車両を駆動する。車両の運転条件に応じて、エンジ
ン10およびモータ20の2つの動力源を使い分けるこ
とによって、車両全体としてのエネルギ効率を向上させ
ている。例えば、車両の制動時にはモータ20を発電機
として機能させ、車両の運動エネルギを電気エネルギに
変換してバッテリユニット50に充電しておく。車両の
加速時などの大きな出力が必要な場合には、エンジン1
0の出力が不足する部分をモータ20で補う。このよう
にモータ20を有効に活用すれば、エンジン10をもっ
とも燃費が良くなる条件で運転することができるので、
ハイブリッド車両全体としてのエネルギ効率を向上させ
ることができる。
【0030】図2は、バッテリユニット50の構造を概
念的に示した説明図である。バッテリユニット50は、
ケース52内に複数個の密閉型電池モジュール100が
格納された構造となっている。図3は、密閉型電池モジ
ュール100の外観形状を示した説明図である。本実施
例の密閉型電池モジュール100は、薄い箱型形状をし
たモジュール容器102に正極端子104および負極端
子106の2つの端子が突設された形状となっている。
この実施例では、バッテリユニット50のケース52内
には、図3に示した形状の密閉型電池モジュール100
が38個格納されている。各密閉型電池モジュール10
0は電気配線58で互いに直列に接続され、バッテリユ
ニット50の正極側出力端子54および負極側出力端子
56に接続されている。このように複数個の電池モジュ
ールを組み合わせることによって、所望の電圧および電
流値のバッテリユニット50を構成することができる。
【0031】放電時あるいは充電時には内部抵抗によっ
て密閉型電池モジュール100はジュール熱を発生す
る。このため、ジュール熱を放出することができるよう
に、電池モジュールは互いに一定の間隔をおいて設置さ
れている。
【0032】図4は、本実施例の密閉型電池モジュール
100の構造を説明するための説明図である。密閉型電
池モジュール100は、ロアケース110に複数個の単
電池120を格納し、アッパプレート116で密封した
構造となっている。ロアケース110の内部は、隔壁1
12によって、セルと呼ばれる複数の小部屋に分割され
ていて、各セルには単電池120が1つずつ格納されて
いる。図4に示す例では、ロアケース110は6つのセ
ルに区分されており、各セル毎に全部で6つの単電池1
20が格納されている。ロアケース110は、ナイロン
などの絶縁性の高い樹脂材料を用いて形成されている。
【0033】単電池120は、正電極122と負電極1
24とセパレータ126とを互い違いに複数組積層して
形成される。正電極122はその一端で正極板128に
溶接され、負電極124はその一端で負極板129に溶
接されている。このような単電池120を電解液ととも
にセルに格納すると、正極板128と負極板129との
間に起電力が発生する。セパレータ126は、正電極1
22および負電極124とが電気的に接触しないよう
に、各電極間に1枚ずつ挿入され、紙あるいは樹脂製の
ガス透過性の良い不織布で作られている。
【0034】本実施例の単電池120はいわゆるニッケ
ル−水素二次電池であり、正電極122の材質にはニッ
ケル系の合金を、負電極124の材質には水素吸蔵合金
を使用している。また、電解液には強アルカリ溶液を用
いている。もちろん、ニッケル−水素二次電池に限られ
ず、他のあらゆる密閉型電池モジュールに適用すること
ができる。
【0035】このような単電池120をロアケース11
0の各セルに格納した後、隣り合う単電池の正極板と負
極板とを、電線などの導電性部材118で互いに接続す
る。各セルを隔てる隔壁112の上部には、導電性部材
118を通すための切り欠き部114が設けられてい
る。こうして6つの単電池を電気的に接続したら、両端
の単電池の正極板128および負極板129を、それぞ
れ密閉型電池モジュール100の正極端子104および
負極端子106に溶接する。その後、各セル内に電解液
を充填し、アッパプレート116を被せてロアケース1
10と接着すると、密閉型電池モジュール100が完成
する。
【0036】以上のような構造を有する本実施例の電池
モジュール100は、ロアケース110とアッパプレー
ト116とを接着した後は、モジュールを傾けても内部
の電解液が漏れ出すことはない。本実施例では、1個当
たり1.2Vの起電力を発生するニッケル−水素電池を
6つ直列に接続しているので、1つの電池モジュール1
00で7.2Vの電力を得ることができる。
【0037】電池モジュール100が電力を放電する
と、電池モジュール100の内部抵抗によりジュール熱
が発生する。また、電池モジュール100に充電する場
合にも、内部抵抗によってジュール熱が発生する。本実
施例の電池モジュール100は、図3ないし図4に示す
ような扁平な形状をしているために、体積に対して表面
積が大きく、従ってジュール熱を効果的に放出すること
が可能となっている。
【0038】また一般に、二次電池は過充電時あるいは
過放電時には、電解液が電気分解されて電極からガスが
発生する。本実施例のいわゆるニッケル−水素二次電池
においても、過充電時には酸素ガスが、過放電時には水
素ガスがそれぞれ正極板側から発生し、電池モジュール
100の内圧を一時的に上昇させる。電池モジュール1
00のロアケース110およびアッパプレート116
は、このような圧力上昇に耐え得るような強度に作られ
ている。
【0039】B.第1実施例:図5は、第1実施例の電
池モジュール100に使用されるロアケース110の一
部を拡大して示した説明図である。図示されているよう
に、第1実施例のロアケース110内を隔てる隔壁11
2は、平板を屏風のように折り曲げたような形状をして
いる。参考までに、隔壁が容器壁面とほぼ同厚に形成さ
れている通常のロアケース910の拡大図を図6に示
す。
【0040】図5に示すような隔壁形状を有する第1実
施例の電池モジュール100は、次のような理由から、
モジュール容器102の内圧が異常上昇した場合にも、
容器外壁に亀裂などが入ることがない。図7は、このこ
とを説明するための説明図である。図7(a)は、第1
実施例の電池モジュール100を上方から見たときの様
子を概念的に示した説明図である。モジュール容器10
2の内部が隔壁112で6つのセルに区切られている様
子を破線で示している。電池モジュール100が過充電
状態あるいは過放電状態となると、正極板からガスが発
生する。各セルは隔壁112によって隔てられている
が、隔壁上部には隣接するセルの極板を導通させるため
の切り欠き部114が設けられているので、各セルの内
圧は等しく上昇していく。モジュール容器102は所定
の内圧上昇には耐えられるように作られている。従っ
て、圧力上昇量が小さければ、モジュール容器102は
ほとんど変形することはない。
【0041】図7(b)は、車両の運転状態によって過
充電状態あるいは過放電状態が長時間持続したといった
理由から、電池モジュール100の内圧が大きく上昇し
たときの状態を示した説明図である。電池モジュール1
00の内圧が大きく上昇するとモジュール容器102の
壁面には大きな荷重が加わるので、図示するように隔壁
112が弾性変形し、モジュール容器102の側壁が外
側に膨らむように変形する。このような変形に伴ってモ
ジュール容器102の容積が増大すると、それに応じて
容器内圧が減少する。この結果、容器の変形に要する力
と容器内圧とが釣り合うことになる。
【0042】図7(c)は、図6に示したような、容器
壁面とほぼ同厚の隔壁を有する電池モジュール900の
内圧が、大きく上昇したときの様子を示す説明図であ
る。隔壁は、容器壁面とほぼ同厚を有しているので壁面
の変形が隔壁912によって妨げられる。その結果、モ
ジュール容器902は図7(c)に示すように、隔壁部
分でくびれたような形状に変形する。すなわち、平板形
状の隔壁912の両端に隔壁を引き延ばすような荷重が
加わっても、ロアケース本体と同じ樹脂材料で形成され
た壁面はほとんど伸長することはない。そのため、モジ
ュール容器902の壁面は隔壁部分で拘束された状態と
なって、図7(c)のような形状に変形する。このよう
に、モジュール容器902の壁面が隔壁部分で拘束され
ているので、容器壁面が多少外側に膨らんでも容積の増
加量は僅かであり、壁面変形による容器内圧の低下量も
僅かである。このため、容器壁面は更に外側に膨らむよ
うに変形することになる。このように変形すると、例え
ば図7(c)の矢印Aで示した部分のような、容器壁面
と隔壁との接合部付近には大きな曲げ変形が加わること
になり、この付近に高い応力が発生する。また、モジュ
ール容器902の壁面と隔壁912の接合部近傍で曲げ
剛性が急激に変化することによって、この付近に応力集
中が発生する。こうして容器壁面に局所的に発生した応
力が、ロアケース材料の許容応力を越えると、モジュー
ル容器902に亀裂が生じるおそれがある。
【0043】これに対して、第1実施例の隔壁112
は、図5に示したように平板を折り曲げたような形状を
しているために、ある程度の荷重が隔壁112を引き延
ばす方向に加わると隔壁112が伸長し、その結果、モ
ジュール容器102は図7(b)に示すように、隔壁部
分がそれ程くびれることなく、全体的に膨らんだような
形状に変形することになる。図7(b)と図7(c)と
を比較すれば明らかなように、モジュール容器が図7
(b)に示すような形状、すなわち隔壁部分であまりく
びれることなく全体的に膨らんだ形状に変形をしている
場合には、容器壁面に大きな曲げ変形は生じない。この
ため、第1実施例のモジュール容器102には亀裂など
が入るおそれを回避することができるのである。
【0044】以上、電池モジュールの内圧が上昇する場
合について説明したが、第1実施例の電池モジュール1
00は、このような場合に限らず、例えば外部から荷重
を受ける場合にも、モジュール容器102に亀裂などが
入る事態を回避することができる。以下、この理由につ
いて図8を用いて説明する。
【0045】図8(a)は、第1実施例の電池モジュー
ル100と他の部材とが干渉して、モジュール容器10
2の壁面に外側から荷重が作用したときに、モジュール
容器102が変形する様子を示す説明図である。また、
図8(b)は、容器壁面とほぼ同厚の隔壁を有する電池
モジュール900(図6参照)に、外側から荷重が作用
している様子を示す説明図である。説明の都合上、図8
(b)の場合、容器壁面とほぼ同厚の隔壁を有する電池
モジュール900の場合について、初めに説明する。
【0046】図8(b)では、外部から加わる荷重を矢
印Bで示している。モジュール容器902の外側から荷
重が加わると、外側から隔壁を圧縮する方向に荷重が隔
壁912に作用する。ここで、ロアケース本体と同じ樹
脂材料で形成された隔壁はほとんど圧縮されることはな
く、そのためモジュール容器902の壁面は、図8
(b)に示すように、荷重を受ける付近が大きく凹むよ
うに変形する。このような形状に変形すると、矢印Cの
付近で容器壁面は大きな曲げ変形を受けることになる。
その結果、この部分でモジュール容器902に亀裂など
が入るおそれがある。
【0047】これに対して、第1実施例の隔壁112
は、図5に示したように平板を折り曲げたような形状を
しているので、ある程度の荷重が加わると隔壁112は
圧縮され得る。すなわち、図8(a)の矢印Bで示した
ような荷重が加わると、荷重点付近の隔壁112が縮む
ように変形し、その結果、図示するように、モジュール
容器102の壁面が広い範囲で変形する。図8(a)と
図8(b)とを比較すれば明らかなように、モジュール
容器が図8(a)に示すような変形、すなわち容器壁面
が広い範囲で凹むように変形している場合には、容器壁
面に大きな曲げ変形は生じない。このため、第1実施例
のモジュール容器102には亀裂などが入り難くなるの
である。
【0048】以上の説明においては、隔壁112は平板
を折り畳んだような形状をしていて、モジュール容器に
外力が加わると、折り畳んだ部分で屈曲するように隔壁
が弾性変形するものとして説明した。もっとも、折り畳
んだ部分がこのような弾性変形する場合に限らず、塑性
変形するものであっても構わない。例えば、モジュール
容器に所定以上の外力が加わると、折れ曲がった部分で
隔壁が切断されるようにしてもよい。折れ曲がった部分
の隔壁が荷重によって切断されれば、モジュール容器の
壁面に生じる応力が減少するので、容器壁面に亀裂が入
ることを回避することができる。
【0049】また、以上説明した第1実施例の電池モジ
ュール100においては、隔壁112は平板を折り畳ん
だような形状をしているものとして説明したが、隔壁は
外部からの荷重に応じて伸縮可能に変形する形状であれ
ばよく、必ずしも図5に示した形状に限られない。例え
ば、図9に示すように、湾曲した形状の隔壁212とし
てもよい。あるいは隔壁の一部が湾曲した形状となって
いても構わない。このような形状の隔壁212を有する
ロアケース210でモジュール容器を形成すれば、モジ
ュール容器に外力が作用しても、容器外壁に亀裂などが
入ることを回避することができる。
【0050】C.第2実施例:図10は、第2実施例の
電池モジュール300に使用されるロアケース310の
一部を拡大して示した説明図である。図示されているよ
うに、第2実施例のロアケース310の内部を隔てる隔
壁312は、中央部の肉厚が薄く作られている。
【0051】図10に示すような隔壁形状を有する第2
実施例の電池モジュール300は、次のような理由か
ら、モジュール容器302の内圧が異常上昇した場合で
も、容器の外壁に亀裂が生じ難くなっている。図11
は、このことを説明するための説明図であり、第2実施
例の電池モジュール300を上方から見たときの様子を
概念的に示した説明図である。電池モジュール300が
過充電状態あるいは過放電状態となると正極板からガス
が発生し、モジュール容器302の内圧が上昇してい
く。圧力上昇量が小さければ、第2実施例のモジュール
容器302はほとんど変形することはない。
【0052】車両の運転状態によって過充電状態あるい
は過放電状態が長時間持続したといった理由から、電池
モジュール300の内圧が大きく上昇すると、モジュー
ル容器302の壁面には大きな荷重が加わり、隔壁31
2には強い引張荷重を受けるようになる。隔壁312
は、ロアケース310と同じ樹脂材料で形成されている
ので、引張荷重が加わってもほとんど伸張することはな
く、従って、モジュール容器310の壁面は隔壁312
との接合部で拘束された状態となっている。すなわち、
第2実施例の電池モジュール300の内圧が上昇する
と、モジュール容器302の外壁は、先に図7(c)に
示したように、隔壁のある部分がくびれたような形状に
変形する。ここで、図10に示したように、第2実施例
のモジュール容器302の隔壁312は、隔壁の一部肉
厚が薄く作られている。このため、容器内圧が更に上昇
すると容器壁面に亀裂が入る前に隔壁に肉厚が薄くなっ
ている部分が破断する。図11は、矢印Bの部分で隔壁
312が破断した状態を示す説明図である。図11に示
すように、隔壁312が破断すると、その付近の容器壁
面は拘束を解かれて外側に膨らむように変形することが
できるので、容積が増大して容器内圧が減少する。この
結果、容器壁面に生じる応力の値が減少して、亀裂の発
生を回避することが可能となる。
【0053】隔壁312が破断して隣接するセルの電解
液が相互に流動するような状態になると、それらセルは
あたかも1つのセルとして機能することになるので、電
池モジュール300全体としての起電力は低下してしま
う。すなわち、電池モジュール300の端子電圧を計測
することで、隔壁が破断した電池モジュール300を検
出することができる。このように端子電圧の低下した不
良の電池モジュールが見いだされたら、その電池モジュ
ールのみを交換すればよい。
【0054】以上に説明した第2実施例の電池モジュー
ル300では、隔壁312の一部肉厚が薄くなっている
ものとして説明したが、モジュール容器外壁に亀裂が入
る前に破断するような隔壁であれば、隔壁の形状は図1
0に示した形状に限られるものではない。例えば、図1
2に示すように、全体の肉厚を薄く形成した隔壁412
を用いても構わない。
【0055】以上、各種の実施例について説明してきた
が、本発明は上記すべての実施例に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実
施することができる。
【0056】例えば、図13あるいは図14に示すよう
に、2つの突起状の部材を組み合わせて隔壁を形成して
も良い。すなわち、図13に示すように、モジュール容
器の一方の壁面に突起512aを設けるとともに、反対
側の壁面から突起512aに対向するように突起512
bを設け、2つの突起512a,512bによって、隔
壁512を形成する。2つの突起512aと512bと
は、間を電解液が通過できないようにぴったりと接触さ
せておく。あるいは、図14に示すように、モジュール
容器の一方の壁面から突起612aを、反対側の壁面か
ら突起612bを設け、2つの突起612a,612b
によって隔壁612を形成しても良い。この場合も2つ
の突起612aと612bとは、間を電解液が通過でき
ないようにぴったりと接触させておく。
【0057】図13あるいは図14に示すような隔壁を
有する電池モジュールは、モジュール容器の内圧がさほ
ど高く場合には、2つの突起状の部材で形成される隔壁
512あるいは612によってセル同士が分離され、電
池モジュールの両端子ではセル数に相当する起電力を得
ることができる。モジュール容器の内圧がある程度まで
上昇すると、隔壁512あるいは隔壁612は容器壁面
を拘束することはないため、容器壁面全体が変形する。
このため、モジュール容器の壁面に大きな応力が発生す
ることがないので、容器壁面に亀裂などが入るおそれが
ない。
【0058】また、図14に示すような隔壁を有する電
池モジュールは、外部から荷重を受ける場合にもモジュ
ール容器に亀裂などが入ることを回避することができ
る。すなわち、図14に示されている隔壁612は、前
述した第1実施例の場合と同様、隔壁を縮めるような方
向の荷重に対して、圧縮方向に変形可能であり、外部か
ら受ける荷重に対しても容器壁面を拘束することがな
い。この結果、モジュール容器の壁面が広い範囲で変形
し得るので、局所的に大きな応力がモジュール容器の壁
面に発生することがなく、容器に亀裂が入ることを回避
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の電池モジュールをハイブリッド車両
に適用した場合の機能ブロック図である。
【図2】本実施例の電池モジュールを用いて構成された
バッテリユニットの構造を概念的に示す説明図である。
【図3】本実施例の電池モジュールの外観形状を例示す
る説明図である。
【図4】本実施例の電池モジュールの構造を示すための
分解組立図である。
【図5】第1実施例の電池モジュールの隔壁形状を示す
説明図である。
【図6】第1実施例と対比される電池モジュールの隔壁
形状を示す説明図である。
【図7】第1実施例の電池モジュールにおいては、モジ
ュール内圧が異常上昇してもモジュール容器の外壁に亀
裂が入り難い理由を説明するための説明図である。
【図8】第1実施例の電池モジュールにおいては、モジ
ュール容器に外部から荷重が加わる場合にもモジュール
容器の外壁に亀裂が入り難い理由を説明するための説明
図である。
【図9】第1実施例の電池モジュールの隔壁形状の変形
例を例示する説明図である。
【図10】第2実施例の電池モジュールの隔壁形状を示
す説明図である。
【図11】第2実施例の電池モジュールにおいては、モ
ジュール内圧が異常上昇してもモジュール容器の外壁に
亀裂が入り難い理由を説明するための説明図である。
【図12】第2実施例の電池モジュールの隔壁形状の変
形例を例示する説明図である。
【図13】他の態様の電池モジュールの隔壁形状を示す
説明図である。
【図14】他の態様の電池モジュールの隔壁形状を示す
説明図である。
【符号の説明】
10…エンジン 12…出力軸 13…入力軸 14…出力軸 15…出力軸 16…ディファレンシャルギヤ 17…車軸 20…モータ 22…ロータ 24…ステータ 30…トルクコンバータ 40…駆動回路 50…バッテリユニット 52…ケース 54…正極側出力端子 56…負極側出力端子 58…電気配線 70…制御ユニット 80…変速機 100…電池モジュール 102…モジュール容器 104…正極端子 106…負極端子 110…ロアケース 112…隔壁 114…切り欠き部 116…アッパプレート 118…導電性部材 120…単電池 122…正電極 124…負電極 126…セパレータ 128…正極板 129…負極板 210…ロアケース 212…隔壁 300…電池モジュール 302…モジュール容器 310…モジュール容器 310…ロアケース 312…隔壁 412…隔壁 512…隔壁 512a,512b…突起部材 612…隔壁 612a,612b…突起部材 900…電池モジュール 902…モジュール容器 910…ロアケース 912…隔壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内部を隔壁で隔てて複数のセル
    に分割し、該セルの各々に単電池を形成した密閉型電池
    モジュールにおいて、 前記隔壁は、前記容器に荷重が加わって所定の許容値を
    超える応力が該容器の外壁に生じる前に、該荷重によっ
    て変形する変形部を有することを特徴とする密閉型電池
    モジュール。
  2. 【請求項2】 前記単電池は二次電池である請求項1記
    載の密閉型電池モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の密閉型電池モジュールで
    あって、 前記変形部は、前記荷重によって塑性変形する部材であ
    る密閉型電池モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の密閉型電池モジュールで
    あって、 前記変形部は、前記荷重によって弾性変形する部材であ
    る密閉型電池モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の密閉型電池モジュールで
    あって、 前記変形部は、前記容器の外壁に生じる応力が所定の許
    容値を越える前に破壊するような強度に設定された部材
    である密閉型電池モジュール。
  6. 【請求項6】 応力の前記所定の許容値は、前記容器の
    外壁が破損する応力に対応して定められた値である請求
    項1ないし5のいずれかに記載の密閉型電池モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記荷重によって容器の外壁に生じる応
    力は、前記隔壁と接合する付近に生じる応力である請求
    項1ないし5のいずれかに記載の密閉型電池モジュー
    ル。
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