JP2006140025A - 組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】組電池ケース2内に側板2bとアール状に繋がった隔壁2cを設けることにより、非水電解質二次電池1がこの組電池ケース2を押圧する力を分散させて、この組電池ケース2が必要以上に重くなったり大きくなるようなことのない組電池を提供する。
【解決手段】底板2aと側板2bとを備えた組電池ケース2内に複数個の非水電解質二次電池1を収納した組電池において、この底板2aから立設され、高さが側板2bよりも低く、かつ、この側板2b内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板2bの高さまでアール状に高くなった隔壁2cによって組電池ケース2内が仕切られた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電池を組電池ケースに収納した組電池に関するものである。
大型大容量の電池を複数個組み合わせた従来の組電池は、底板上の周囲を側板で囲んだ箱状の組電池ケースにこれらの電池を収納していることが多い(例えば、特許文献1参照。)。このような大型大容量の長円筒形の非水電解質二次電池1を4個組み合わせた従来の組電池の構成例を図5に示す。非水電解質二次電池1は、発電要素を非水電解液と共にステンレス鋼板製の長円筒形の外装ケースに収納したものである。発電要素は、正負の電極をセパレータを介して長円筒形に巻回したものであり、巻回軸を上下方向に向けて外装ケースに収納される。外装ケースは、ステンレス鋼板製の長円筒形の容器状である電池容器1aの上端開口部に、発電要素の収納後に、ステンレス鋼板製の長円形の蓋板1bを嵌め込んで内部を密閉したものであり、この蓋板1bの両端部から上方に向けて正負の端子1c,1cが突出している。これらの端子1c,1cは、それぞれ蓋板1bを貫通すると共に絶縁封止して取り付けられ、電池容器1a内部の発電要素の正負の電極に接続されている。
上記4個の非水電解質二次電池1は、前後方向に並べて組電池ケース2に収納し、各端子1cに配線を施すことにより組電池として用いられる。組電池ケース2は、ここでは方形の金属板を断面コの字形状に折り曲げ、このコの字形状の内側の前後の端部にそれぞれ別の方形の金属板を嵌め込んで溶接により接合することによって箱状に形成されたものである。また、収納する非水電解質二次電池1と組電池ケース2の内面間や、各非水電解質二次電池1の間には、絶縁と隙間を埋めるために樹脂シート等のスペーサが配置される。
ところが、上記組電池は、振動や衝撃等によって前後方向に大きな加速度Gを受けた場合に、4個の重い非水電解質二次電池1によって生じる力が全て組電池ケース2の前後いずれかの金属板に加わるために、この組電池ケース2の強度を高める必要があるという問題があった。即ち、例えば前方への大きな加速度Gを受けたとすると、各非水電解質二次電池1は、それぞれその質量に加速度Gを乗じた力で後方の非水電解質二次電池1を押すようになり、後方端の非水電解質二次電池1は、前方から押される力も合わせて4倍の大きな力で組電池ケース2の後側の金属板を押圧することになる。そして、この大きな力に対抗できるように組電池ケース2の強度を高めるには、金属板の金属材料を強度の高いものにしたり板厚を厚いものにする必要があるので、組電池ケース2の重量が重くなる。しかも、溶接による接合部の強度を高めるために、例えば図5の場合であれば、前後の金属板の端部を折り返して接合面積が広くなるようにする必要があるので、組電池ケース2が必要以上に大きくなる。
また、上記非水電解質二次電池1は、発電要素の長円筒形に巻回された電極が電池容器1aの平坦な両側面間で前後方向に多数重なり合うので、充放電に伴って膨張と収縮を繰り返すことになる。しかも、非水電解質二次電池1の内圧が上昇すると、この電池容器1aの平坦な両側面が最も膨らむことになる。このため、上記組電池は、各非水電解質二次電池1の電池容器1aの平坦な両側面間の幅(前後方向の長さ)が使用に伴い膨らむことがあるので、この電池容器1aの膨らみによっても、組電池ケース2の前後の金属板が強く押圧されるので、強度を高める必要が生じる。
本発明は、組電池ケース内に隔壁を設けることにより、電池がこの組電池ケースを押圧する力を分散させて、この組電池ケースが必要以上に重くなったり大きくなるようなことのない組電池を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、底板と側板とを備えた組電池ケース内に複数個の電池を収納した組電池において、この底板から立設され、高さが側板よりも低く、かつ、この側板内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板の高さまでアール状に高くなった隔壁によって組電池ケース内が2箇所以上に仕切られたことを特徴とする。
請求項2の発明は、底板と側板とを備えた組電池ケース内に複数個の電池を収納した組電池において、この底板から立設され、側板内面に繋がる両端部の板厚が端部ほど徐々にアール状に両側に厚くなった隔壁によって組電池ケース内が2箇所以上に仕切られたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記底板から立設された隔壁が、高さが側板よりも低く、かつ、この側板内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板の高さまでアール状に高くなると共に、この側板内面に繋がる両端部の板厚が端部ほど徐々にアール状に両側に厚くなったものであることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池設置部への取付手段が設けられた組電池ケース取付部が突設されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池ケース内に収納した電池を押圧して固定する電池押圧部材を取り付けるための取付手段が設けられた電池押圧部材取付部が突設されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池ケース内に収納した電池の端子と接続されるコネクタを収納したコネクタ収納部が取り付けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、組電池ケース内が隔壁によって仕切られるので、大きな加速度Gを受けても、電池が組電池ケースを押圧する力が、側板だけでなく、この隔壁でも支持されるようになり、この電池による押圧力が分散されるようになる。また、この隔壁は、側板よりも低く、両端部の高さが徐々にアール状に高くなって側板に繋がるので、隣接する電池の端子間を導体で接続することが容易となる。従って、この組電池は、組電池ケースの強度が高まるために、重量が必要以上に重くなったり大きくなるようなことがなく、電池間の配線も容易となる。
請求項2の発明によれば、組電池ケース内が隔壁によって仕切られるので、大きな加速度Gを受けても、電池が組電池ケースを押圧する力が、側板だけでなく、この隔壁でも支持されるようになり、この電池による押圧力が分散されるようになる。また、この隔壁は、組電池ケース内のリブとしても機能し、しかも、両端部の板厚が徐々にアール状に厚くなって側板に繋がるので、このリブとしての機能を補強して組電池ケース全体の強度を高めることもできるようになる。従って、この組電池は、組電池ケースの強度が高まるために、重量が必要以上に重くなったり大きくなるようなことがなくなる。
請求項3の発明によれば、組電池ケース内が隔壁によって仕切られるので、大きな加速度Gを受けても、電池が組電池ケースを押圧する力が、側板だけでなく、この隔壁でも支持されるようになり、この電池による押圧力が分散されるようになる。また、この隔壁は、側板よりも低く、両端部の高さが徐々にアール状に高くなって側板に繋がるので、隣接する電池の端子間を導体で接続することが容易となる。さらに、この隔壁は、組電池ケース内のリブとしても機能し、しかも、両端部の板厚が徐々にアール状に厚くなって側板に繋がるので、このリブとしての機能を補強して組電池ケース全体の強度を高めることもできるようになる。従って、この組電池は、組電池ケースの強度が高まるために、重量が必要以上に重くなったり大きくなるようなことがなく、電池間の配線も容易となる。
請求項4の発明によれば、組電池ケースの側板に組電池ケース取付部が設けられるので、組電池を組電池設置部に確実堅固に設置固定することができるようになる。
請求項5の発明によれば、組電池ケースの側板に設けられた電池押圧部材取付部によって電池押圧部材を確実に取り付けることができるので、この組電池ケース内に収納した電池を確実堅固に固定することができるようになる。
請求項6の発明によれば、組電池ケースの側板にコネクタ収納部が取り付けられるので、複数の電池とコネクタとの間の配線をこのコネクタ収納部内にまとめることができ、組電池と外部との接続のための配線が煩雑になるのを防止することができるようになる。
以下、本発明の最良の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態では、図5に示したものと同じ構成の大型大容量の長円筒形の非水電解質二次電池1を8個用いた組電池について説明する。この組電池は、図1に示すように、前後に並ぶ4個ずつの非水電解質二次電池1を左右の2列に分けて収納し、電池押圧バー3,3によって上方から押圧されて固定するようになっている。また、各列の4個ずつの非水電解質二次電池1は、外装ケースの前後の平坦な側面が向かい合うように並べて配置される。
組電池ケース2は、図2に示すように、強度の高いアルミニウム合金を容器状の筐体に形成したものであり、ほぼ方形の底板2aと、この底板2aの前後左右の周縁端辺から立設されて、この底板2a上の周囲を囲む四方の側板2bとを備えている。そして、これらの側板2bによって囲まれた組電池ケース2の内部は、前後方向と左右方向の隔壁2c,2cが十字形に交差して形成されることにより4箇所の容器部に仕切られている。左右方向の隔壁2cは、前後の側板2b,2bの間の中央にこれらと平行に底板2aから立設されることにより、組電池ケース2内を前後に等分に仕切るようになっていて、両端辺が左右の側板2b,2bの内面に繋がっている。また、前後方向の隔壁2cは、左右の側板2b,2bの間の中央にこれらと平行に底板2aから立設されることにより、組電池ケース2内を左右に等分に仕切るようになっていて、両端辺が前後の側板2b,2bの内面に繋がっている。そして、これらの隔壁2c,2cが十字形に交差することにより、組電池ケース2内が前後左右の4箇所のほぼ方形の容器部に等分に仕切られることになる。
上記組電池ケース2の底板2aは、四角形の四隅の角に比較的大きなアールが形成されると共に、前後左右の側板2bの各境界の角も、この底板2aのアールに沿って比較的大きく湾曲して繋がっていて、この底板2aと各側板2bとの境界の角も湾曲して繋がっている。そして、上記隔壁2c,2cは、側板2bの高さよりも少し低くなっていて、これらの側板2bの内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板2bの高さまでアール状に高くなっている。従って、後に説明するように、これらの隔壁2c,2cで仕切られた4箇所の容器部に収納された非水電解質二次電池1間の配線が容易となる。また、これらの隔壁2c,2cは、十字形に交差する部分や側板2bの内面に繋がる部分及び底板2aの上面に繋がる部分の板厚がそれぞれ徐々に厚くなってアール状に繋がっている。従って、この組電池ケース2は、方形の底板2aと側板2bと隔壁2cとが真っ直ぐに直角に繋がって形成された場合に比べ、筐体としての組電池ケース2の強度や隔壁2cの強度が高くなるようにしている。しかも、この組電池ケース2は、全体をアルミニウム合金の1個のブロックから削り出して形成しているので、板材の溶接により底板2aや各側板2bや各隔壁2cを接合して作製したものに比べて、接合部の強度が増すだけでなく、溶接により筐体の形状に歪みが生じるようなおそれも生じない。
上記組電池ケース2の前後の側板2b,2bにおける外壁上端部の左右両側には、2箇所ずつのボルト止め用孔を形成した外側への凸部である電池押圧バー取付部2dが突設されている。また、この組電池ケース2の前後方向の側板2b,2bにおける外壁下端部には、左右方向に等間隔となる3箇所の位置に、それぞれボルト止め用孔を形成した外側への突出部である組電池ケース取付部2eが形成されている。これらの組電池ケース取付部2eの下面は、底板2aの下面よりも少し下方に突出している。しかも、前後で対となる組電池ケース取付部2e,2eのうちの左右両側の2組の間の底板2aの下面にも、これらの組電池ケース取付部2e,2eの下面と面一となるまで突出した底面リブ2fが形成されていて、組電池ケース2の特に底部の補強を図っている。これらの組電池ケース取付部2eは、ボルト止め用孔に通したボルトを組電池設置部のねじ穴に螺着したり、組電池設置部のボルト止め用孔にも通して下方からナットを螺着することにより、組電池をこの組電池設置部に設置固定するために用いられる。そして、このような組電池ケース2に設けられた組電池ケース取付部2eを用いることにより、組電池を確実堅固に設置固定することができるようになる。
上記構成の組電池ケース2には、隔壁2c,2cによって仕切られた4箇所の容器部に、図1に示すように、それぞれ2個ずつの非水電解質二次電池1が収納される。これらの非水電解質二次電池1は、長円筒形の外装ケースの平坦な側面が前後方向を向くと共に蓋板1bが上方を向くようにして収納される。従って、これらの隔壁2c,2cによって仕切られた各容器部には、非水電解質二次電池1が2個ずつ前後に並んで収納されることになる。また、このようにして各容器部に収納された2個の非水電解質二次電池1の間には、樹脂板からなる電池間スペーサ4が配置されて、隙間が空くことによるガタ付きが生じないようにしている。なお、本実施形態では、実際には組電池ケース2の各容器部の底板2a上に、絶縁のための絶縁シートと衝撃緩衝材としてのゴムシートとが敷設され、その上に非水電解質二次電池1が載置されるようになっている。
このようにして非水電解質二次電池1が収納された組電池ケース2には、前後方向で対となる2組の電池押圧バー取付部2d,2dに、それぞれ電池押圧バー3,3が取り付けられる。各電池押圧バー3は、強度の高いアルミニウム合金からなる前後方向に長い板材であり、両端部に形成された2箇所ずつのボルト止め用孔にボルトを通すと共に、これらのボルトを電池押圧バー取付部2d,2dのボルト止め用孔にも通して、下方から図示しない六角ナットを螺合し締め付けることにより固着される。また、これらの電池押圧バー3,3は、下面にゴム板5を介在させて取り付けられる。従って、組電池ケース2に収納された各非水電解質二次電池1は、これらのゴム板5を介して電池押圧バー3により上方から蓋板1bを圧迫され、底板2a側に押圧されて固定されることになる。そして、これらの電池押圧バー3は、組電池ケース2に設けられた電池押圧バー取付部2dに固着されるので、組電池内の電池を確実堅固に固定することができるようになる。
また、このようにして非水電解質二次電池1が収納された組電池ケース2の右側の側板2bの外壁には、コネクタ収納部6が取り付けられる。コネクタ収納部6は、金属板を板金加工によって箱状に形成したものであり、この右側の側板2bの外壁に穿設されたねじ穴にねじ止めすることにより取り付け固定される。また、このコネクタ収納部6は、取り付け部から突出した板面に形成した孔に図示しないコネクタが取り付けられるようになっている。そして、これらのコネクタと組電池ケース2に収納された非水電解質二次電池1の端子1c,1cとの間に配線が施される。これらの非水電解質二次電池1は、端子1c,1c間に図示しない接続バー等を接続固定することにより、例えば直列接続されている。従って、このコネクタ収納部6のコネクタは、組電池ケース2に収納された非水電解質二次電池1から外部に電源を供給すると共に、外部からこれらの非水電解質二次電池1に充電を行うための組電池端子となる。このようにして組電池ケース2の側板2bにコネクタ収納部6が取り付けられると、非水電解質二次電池1とコネクタとの間の配線をこのコネクタ収納部6内にまとめることができるので、組電池と外部との接続のための配線が煩雑になるのを防止することができる。
上記構成により、本実施形態の組電池は、前後左右に大きな加速度Gを受けても、各非水電解質二次電池1が組電池ケース2を押圧する力が側板2bだけでなく隔壁2c,2cでも支持されるようになり、これらの非水電解質二次電池1による押圧力を分散させることができるようになる。即ち、例えば前方への大きな加速度Gを受けた場合に、もし組電池ケース2に隔壁2c,2cが形成されていなかったとすると、各列ごとにそれぞれの非水電解質二次電池1の質量に応じた力が順に後方に加わって、これら4個ずつ計8個分の非水電解質二次電池1による力が全て後方の側板2bに加わることになる。しかしながら、本実施形態の組電池ケース2内には、左右方向の隔壁2cが形成されているので、このように前方への大きな加速度Gを受けた場合でも、各列ごとに前側の2個ずつの非水電解質二次電池1が合わさった力は、この隔壁2cで支持され、後方の側板2bには、後ろ側の2個ずつの非水電解質二次電池1が合わさった力のみが加わることになり、この加速度Gによる押圧力を分散させて支持することができるようになる。そして、これは後方への大きな加速度Gが加わった場合も同様である。また、例えば左方向への大きな加速度Gを受けた場合にも、もし組電池ケース2に隔壁2c,2cが形成されていなかったとすると、左右2列の2個ずつ計8個分の非水電解質二次電池1による力が全て右側の側板2bに加わることになる。しかしながら、本実施形態の組電池ケース2内には、前後方向の隔壁2cが形成されているので、このように左方向への大きな加速度Gを受けた場合でも、左側の1個ずつの非水電解質二次電池1の押圧力は、この隔壁2cで支持され、右側の側板2bには、右側の1個ずつの非水電解質二次電池1の押圧力のみが加わることになり、この加速度Gによる押圧力を分散させて支持することができるようになる。そして、これは右方向への大きな加速度Gが加わった場合も同様である。
しかも、本実施形態では、前後方向と左右方向の隔壁2c,2cが十字形に交差して繋がっているので、例えば前後方向の隔壁2cや左右の側板2b,2bに非水電解質二次電池1による押圧力が加わった場合には、これら前後方向の隔壁2cや左右の側板2b,2bの中央を左右方向の隔壁2cがリブとして支えることができ、左右方向の隔壁2cや前後の側板2b,2bに非水電解質二次電池1による押圧力が加わった場合にも、これら左右方向の隔壁2cや前後の側板2b,2bの中央を前後方向の隔壁2cがリブとして支えることができるので、組電池ケース2全体の強度を高めてこれらの隔壁2cや側板2bによる非水電解質二次電池1の支持を堅固なものにすることができる。
また、上記各非水電解質二次電池1は、長円筒形の外装ケースの平坦な側面が前後方向を向くように収納されるので、これらの非水電解質二次電池1の発電要素も、長円筒形に巻回された電極の平坦な部分が前後方向に重なり合うことになる。従って、これらの非水電解質二次電池1は、充放電による電極の膨張と収縮や電池内圧の上昇等により、巻回軸に直交する方向にある外装ケースの側面、特に前後の平坦な側面が膨らんだり凹んだりするので、この外装ケースの前後方向の寸法が大きくなることがある。しかしながら、本実施形態の組電池は、組電池ケース2内に左右方向の隔壁2cが形成されることにより、各列ごとの前側の2個ずつの非水電解質二次電池1の前後方向の寸法の膨張による圧力は、この左右方向の隔壁2cと前側の側板2bとによって支持し、後ろ側の2個ずつの非水電解質二次電池1の前後方向の寸法の膨張による圧力は、この左右方向の隔壁2cと後ろ側の側板2bとによって支持することができるので、例えばこのような各非水電解質二次電池1による圧力が偏って前方や後方への大きな力となって加わった場合にも、各列ごとの4個分の非水電解質二次電池1による押圧力が前後いずれかの側板2bに集中して加わるのを防止することができるようになる。
なお、上記実施形態では、軽量化のために組電池ケース2等を強度の高いアルミニウム合金(ジュラルミン等)で作製したが、十分な強度が得られるのであれば、この材質は特に限定されない。また、組電池ケース2に収納する非水電解質二次電池1の個数やその配置列数等は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、組電池ケース2内に収納した非水電解質二次電池1を上方から押圧して固定するために電池押圧バー3を用いる場合を示したが、この電池押圧部材は、電池押圧バー3には限定されず、例えば蓋板状のものであってもよく、非水電解質二次電池1の蓋板1bを押圧する代わりに端子1c,1cを押圧するようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、この電池押圧部材を取り付けるために電池押圧バー取付部2dにボルト止め用孔を形成したが、この取付手段も任意である。さらに、これら電池押圧バー取付部2dは、組電池ケース2の側板2bの外壁に突設する個数や位置も限定されない。
また、組電池ケース2は、底板2aとこの底板2aの周縁部から立設して周囲を囲む側板2bとを備えた容器状の筐体であれば、必ずしもほぼ方形である必要はない。さらに、この組電池ケース2は、大量生産品であれば例えばダイカスト等の鋳物によって作製してもよく、筐体に歪みが生じないようにできるのであれば、例えば板材からなる底板2aと側板2bと隔壁2cをそれぞれ溶接して作製することもできる。即ち、隔壁2cは、底板2aから一体として立設されていてもよいし、溶接等によって接合されて立設されていてもよい。そして、この隔壁2cは、側板2bの内面にも、一体として繋がっていてもよいし、溶接等によって接合されて繋がっていてもよい。
また、上記実施形態では、ボルト止め用孔を形成した組電池ケース取付部2eで組電池ケース2を組電池設置部に設置固定する場合を示したが、この組電池ケース取付部2eが組電池設置部に設置固定するための取付手段は、このようなボルト止め用孔には限定されない。さらに、これらの組電池ケース取付部2eは、組電池ケース2の側板2bの外壁に突設する個数や位置も限定されない。
また、上記実施形態では、組電池ケース2に前後方向と左右方向の隔壁2c,2cを十字形に交差させて形成する場合を示したが、いずれか一方の隔壁2cを設けるだけでもよい。そして、例えば図5に示した従来例のように非水電解質二次電池1を1列だけ収納する組電池ケース2の場合であれば、左右方向の隔壁2cだけを設けることになる。このように、例えば左右方向の隔壁2cだけを設けたとしても、これに直交する前後方向の加速度Gを受けた場合だけでなく、左右方向の加速度Gを受けた場合にも、この隔壁2cが左右の側板2b,2bを中央部で支持するリブとして機能することができる。さらに、これら前後方向と左右方向のいずれか一方又は双方の隔壁2cは、いずれか一方又は双方を2枚以上形成することもできる。
また、上記実施形態では、組電池ケース2の隔壁2cや底板2aや側板2bにアールを設けた場合を示したが、底板2aの角やこの底板2aと側板2b又は2面の側板2b,2bの境界の角のアールがなくても、ほぼ同様の効果を得ることができる。そして、隔壁2cは、図3に示すように、少なくとも側板2bよりも低く、両端部の高さがアールRに示すように徐々にアール状に高くなって側板2bの内面に繋がっていれば、これらの隔壁2c,2cで仕切られた4箇所の容器部に収納された非水電解質二次電池1の端子1c,1c間に接続バー等を容易に接続固定することができるようになる。また、この隔壁2cは、図4に示すように、全体が側板2bと同じ高さに形成されていても、少なくとも板厚が側板2bとの境界部分で、アールRに示すように徐々にアール状に両側に厚くなって繋がっていれば、組電池ケース2の筐体としての強度や隔壁2cの強度を高めることができる。さらに、隔壁2c,2cが交差している場合には、これらの交差部もアールRに示すように徐々にアール状に厚くなって繋がっていれば、この強度をさらに向上させることができる。
また、上記実施形態では、組電池ケース2の側板2bの外壁に、金属板からなるコネクタ収納部6を取り付けた場合を示したが、このコネクタ収納部6の構成は任意であり、例えば鋳物を用いたり金属以外の材質で構成することもできる。
また、上記実施形態では、長円筒形巻回型の発電要素を用いた非水電解質二次電池1について説明したが、この巻回の形状は任意である。さらに、この発電要素は、巻回型に限らず、積層型であってもよい。さらに、上記実施形態では、非水電解質二次電池1を用いた組電池について説明したが、この電池の種類も限定されない。
本発明の一実施形態を示すものであって、組電池の構成を示す組み立て斜視図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、組電池ケースの構造を示す部分縦断面斜視図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、組電池ケースの他の構成例を示す平面図(a)と縦断面正面図(b)である。 本発明の一実施形態を示すものであって、組電池ケースのさらに他の構成例を示す平面図(a)と縦断面正面図(b)である。 本発明の一実施形態を示すものであって、組電池の構成を示す組み立て斜視図である。
符号の説明
1 非水電解質二次電池
2 組電池ケース
2a 底板
2b 側板
2c 隔壁

Claims (6)

  1. 底板と側板とを備えた組電池ケース内に複数個の電池を収納した組電池において、
    この底板から立設され、高さが側板よりも低く、かつ、この側板内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板の高さまでアール状に高くなった隔壁によって組電池ケース内が2箇所以上に仕切られたことを特徴とする組電池。
  2. 底板と側板とを備えた組電池ケース内に複数個の電池を収納した組電池において、
    この底板から立設され、側板内面に繋がる両端部の板厚が端部ほど徐々にアール状に両側に厚くなった隔壁によって組電池ケース内が2箇所以上に仕切られたことを特徴とする組電池。
  3. 前記底板から立設された隔壁が、高さが側板よりも低く、かつ、この側板内面に繋がる両端部の高さが端部ほど徐々に側板の高さまでアール状に高くなると共に、この側板内面に繋がる両端部の板厚が端部ほど徐々にアール状に両側に厚くなったものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の組電池。
  4. 前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池設置部への取付手段が設けられた組電池ケース取付部が突設されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の組電池。
  5. 前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池ケース内に収納した電池を押圧して固定する電池押圧部材を取り付けるための取付手段が設けられた電池押圧部材取付部が突設されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の組電池。
  6. 前記組電池ケースの側板の外壁に、組電池ケース内に収納した電池の端子と接続されるコネクタを収納したコネクタ収納部が取り付けられたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の組電池。
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