JP2001229224A

JP2001229224A - オンラインショッピング装置、オンラインショピング方法とそのシステムおよびその端末装置

Info

Publication number: JP2001229224A
Application number: JP2000039805A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nakazawa; 博中沢
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2000-02-14
Filing date: 2000-02-14
Publication date: 2001-08-24

Abstract

(57)【要約】【課題】商品情報を直観的に得ることができ、商品の選
択を効率よく適切に行なうことのできるオンラインショ
ッピング環境を提供する。【解決手段】各利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報を
趣味嗜好データベース２１２に予め記憶しておく。利用
者に商品を紹介する際には、この趣味嗜好データベース
２１２を参照して、その利用者の趣味に合致した商品を
案内する。その際には、商品表示データデータベース２
２０を参照して、３次元画像データにて商品を紹介す
る。利用者が商品を購入したら、商品関連性データベー
ス２１８を参照して関連する商品をさらに案内する。各
利用者の購入履歴は購入履歴管理データベース２１４に
記録しておき、適宜これを分析して趣味嗜好データベー
ス２１２の内容を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して所望の商品を販売するオンラインショッピングシス
テムに関し、特に、利用者が効率よく適切に所望の商品
を購入することのできるオンラインショッピング装置、
オンラインショッピング方法、オンラインショッピング
システムおよびオンラインショッピング端末装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットに代表されるよう
な広範で大規模な通信ネットワークが広く普及し、ネッ
トワークのノード装置として役目を担うパーソナルコン
ピュータが多くの家庭で利用されている。そしてこのよ
うな状況の下で、通信ネットワークを介して種々のサー
ビスが提供され始めている。そのような通信ネットワー
クを介した代表的なサービスの１つに、ネットワークを
介して所望の商品を販売する、いわゆるオンラインショ
ッピングと言われるサービスがある。

【０００３】このオンラインショッピングにおいては、
商品の生産者やメーカーあるいは販売者が、自らが開設
したウェブ上で直接商品を販売している場合もあるが、
専門のオンラインショップ事業者がネットワーク上にオ
ンラインモールと言われる仮想の商店街を開設し、そこ
に商品提供者が出店するという形態で実施されている場
合も多い。既に、出店数数百、販売商品数数万というよ
うなオンラインモールも多数実現されている。

【０００４】そのようなオンラインモールは、出店者に
とっては、多くの利用者によるアクセス（来店）が期待
でき販売機会が増えるとともに、モール事業者により一
括して決済処理が行なわれることにより決済処理の負担
が軽減されるという利点がある。また、利用者にとって
は、希望する商品を探すために各商品提供者のホームペ
ージを１つづつアクセスする煩わしさを解消できる。ま
た、実際にショッピングを行なっているような楽しさを
味わえるという利点もある。なお、そのようなもオンラ
インモールにおいては、登録を行なった会員にのみ利用
を認めている登録制をとっている場合が多い。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でのオンラインショッピング環境においては、利用者が
所望の商品を選択し購入する処理が、煩雑で面倒である
上に、なかなか適切な商品が選択できないという問題が
あり、改善が望まれている。

【０００６】たとえば、取り扱う商品数が膨大となった
ために、所望の商品を選ぶまでに数回の絞り込みを行な
わなければならず、操作が煩雑であるという問題があ
る。１つの商品だけを購入するのであれば大きな問題と
ならないが、複数個の商品を購入する場合には、この操
作の煩雑さは大きな課題となる。そして、オンラインシ
ョッピング環境が、スーパーマーケットなどの店舗にお
ける通常の商品販売のように利用される状態を想定する
と、むしろ１つの商品のみを購入する場合はまれで、通
常は関連する商品を含む複数個の商品を購入するものと
考えられ、効率よくショッピングできる環境が望まれて
いる。

【０００７】また、購入する商品を適切に把握すること
ができないという問題もある。店舗による販売であれば
現物を見て購入することができるが、オンラインショッ
ピングにおいては、あくまでもテキストベースで場合に
よって写真などが添付されている情報に基づいて商品を
購入するか否かを決定しなければならない。これでは、
適切に商品を把握することができず、オンラインショッ
ピングが広く普及するための障害となっている。

【０００８】また、通常の店舗による対面販売では、店
員にアドバイスを得ることができるが、オンラインショ
ッピングではそのようなアドバイスが一切ないので、自
分で全てを判断しなければならないという問題もある。
具体的には、たとえば衣料品の対面販売であれば、どの
色が似合うとか、上着とスカートなどの組み合わせであ
るとか、ワイシャツとネクタイの色の組み合わせである
とかの簡単なコーディネイトのサービスを受けることが
でき、客はこれを参考にして、自らの判断を加味して最
終的に購入商品を決定する。また、食料品店では、その
食材に適した料理や、美味しい料理の仕方、保存方法な
どのアドバイスを受けるとができるし、電気店であれ
ば、各電気製品の性能や、必要なオプション品、消耗
品、メンテナンス品などの紹介を受けることができる。
しかし、オンラインショッピングでは、これらのアドバ
イスを一切受けることができないので、利用者は、商品
の選択に戸惑ってしまうことが多く、利便性に欠けてい
る。

【０００９】したがって本発明の目的は、商品の選択を
効率よくまた適切に行うことができ、特に、関連する商
品の情報、組み合わせる複数商品の情報を適切に得るこ
とにより一連のショッピングを効率よく適切に行なうこ
とができるオンラインショッピング装置を提供すること
にある。また、商品の選択を効率よくまた適切に行うこ
とができ、特に、関連する商品の情報、組み合わせる複
数商品の情報を適切に得ることにより一連のショッピン
グを効率よく適切に行なうことができるオンラインショ
ッピング方法とそのシステムを提供することにある。さ
らに、そのようなオンラインショッピングシステムに用
いて好適なオンラインショッピング端末装置を提供する
ことにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のオンラインショッピング装置は、ネットワ
ークに接続され、当該ネットワークを介して任意の利用
者に対して所望の商品を紹介し販売するオンラインショ
ッピング装置であって、要求に応じて任意の販売対象の
商品を利用者に紹介する商品紹介手段と、少なくとも前
記紹介した販売対象の商品の指定を受け付ける利用者イ
ンターフェイス手段と、任意の基準により相互に関連す
る販売対象の商品のグループを記録した商品関連性記録
手段と、前記記録されている商品のグループのいずれか
の商品が前記指定された場合に、当該グループの他の商
品を前記利用者に対して紹介する関連商品紹介手段とを
有する。

【００１１】また、本発明のオンラインショッピング方
法は、任意の基準により相互に関連する販売対象の商品
のグループを予めサーバ装置に記録しておき、任意の利
用者に係わる端末装置より前記サーバ装置に対して、ネ
ットワークを介して所望の商品の紹介を要求し、前記サ
ーバ装置より、前記要求された商品に関わる情報を、前
記端末装置に送信し、前記端末装置において、前記紹介
された商品より特定の商品を選択し、前記サーバ装置に
おいて、前記選択された商品と同一の前記商品のグルー
プである当該商品以外の他の商品を前記利用者に紹介
し、前記端末装置において、前記選択した商品および前
記紹介された当該選択した商品と同一の前記商品グルー
プの商品より、購入する商品を決定し、当該商品の購入
の要求を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置にお
いて、決済処理および商品の引き渡し処理を含む所定の
売買処理を行なう。

【００１２】また、本発明のオンラインショッピングシ
ステムは、任意の通信ネットワークと、前記通信ネット
ワークの任意のノードに設けられ、任意の基準により相
互に関連する商品のグループを記録しておき、要求に応
じて任意の販売対象の商品を利用者に紹介し、前記紹介
した販売対象の商品の指定を受け付け、前記記録されて
いる商品のグループのいずれかの商品が前記指定された
場合に当該グループの他の商品を前記利用者に対してさ
らに紹介し、前記紹介した各商品を販売するサーバ装置
と、前記通信ネットワークの任意のノードに設けられ、
前記サーバ装置に対して商品の紹介を要求し、前記サー
バ装置より紹介される商品より所望の商品を指定し、当
該指定した商品および前記サーバ装置よりさらに紹介さ
れる前記指定した商品に関連する商品より所望の商品を
選択して前記サーバ装置に購入の申し込みを行なう複数
の端末装置とを有する。

【００１３】また、本発明のオンラインショッピング端
末装置は、販売対象の各商品の情報、当該商品の画像デ
ータおよび任意の基準により相互に関連する商品のグル
ープの情報が記録され、任意の端末装置からの要求に応
じて、要求された商品の前記情報を、必要に応じて当該
商品の前記画像データ、当該商品に関連する商品の前記
情報および当該関連する商品の前記画像データを、各々
前記利用者に送信し、当該要求された商品および関連す
る商品を販売するサーバ装置と、ネットワークを介して
通信可能に接続された端末装置であって、前記サーバ装
置に対して、所望の商品の前記情報を要求する商品情報
要求手段と、前記サーバ装置より送信される、要求を行
なった商品および当該商品に関連する商品の情報を出力
する情報出力手段と、前記サーバ装置より送信される要
求を行なった商品および当該商品に関連する商品の画像
データを出力する画像出力手段と、前記情報が出力され
た商品より選定された任意の商品の購入の要求を、前記
サーバ装置に送信する購入要求手段とを有する。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
１〜図６を参照して説明する。まず、本実施の形態のオ
ンラインショッピングシステム１００の全体構成につい
て、図１を参照して説明する。図１は、そのオンライン
ショッピングシステム１００の構成を示すブロック図で
ある。オンラインショッピングシステム１００は、サー
ビス提供装置２００、利用者端末装置３００およびネッ
トワーク４００を有する。

【００１５】サービス提供装置２００は、ネットワーク
４００の任意のノード上に設けられ、ネットワーク４０
０の任意のノードに対して、オンラインショッピング環
境である仮想ショッピングモールを提供するサーバ装置
である。このサービス提供装置２００の構成、機能およ
び動作については、後に詳細に説明する。

【００１６】利用者端末装置３００は、ネットワーク４
００の任意のノードに設けられたパーソナルコンピュー
タなどのノード装置である。そして、サービス提供装置
２００が提供するオンラインショッピングシステム１０
０に会員として登録した利用者により操作されることに
より、利用者がサービス提供装置２００が提供する仮想
ショッピングモールにアクセスし、所望の商品をオンラ
インで購入するるための、サービス提供装置２００の端
末装置として用いられる。

【００１７】ネットワーク４００は、サービス提供装置
２００および利用者端末装置３００を接続する任意の通
信ネットワークであり、本実施の形態ではインターネッ
トである。

【００１８】このようにオンラインショッピングシステ
ム１００は、複数のノード装置３００が接続されたイン
ターネットなどの広域ネットワーク４００に、仮想ショ
ッピングモールを提供するサービス提供装置２００を任
意のノード装置３００よりアクセス可能な状態で設ける
ことにより構成される。

【００１９】次に、このようなオンラインショッピング
システム１００において仮想ショッピングモール環境を
各ノード装置に提供し、実質的にオンラインショッピン
グシステム１００のほとんどの機能を実現するサービス
提供装置２００の構成について、図２を参照して説明す
る。サービス提供装置２００は、利用者管理データベー
ス２１０、趣味嗜好データベース２１２、購入履歴管理
データベース２１４、商品データベース２１６、商品関
連性データベース２１８、商品表示データデータベース
２２０、登録処理部２３０、利用者インターフェイス部
２３２、商品選択部２３４、商品情報表示部２３６、ア
ドバイス処理部２３８、商品イメージ表示部２４０、購
入処理部２４２、趣味嗜好分析部２４４および制御部２
５０を有する。

【００２０】利用者管理データベース２１０は、サービ
ス提供装置２００が提供するオンラインショッピングシ
ステム１００に登録している利用者（会員）に関わる種
々のデータが記録されたデータベースである。たとえ
ば、利用者の住所、氏名、連絡先情報、年齢、性別、Ｉ
Ｄ、パスワード、登録年月日、クレジットカード番号、
クレジットカードの有効期限、使用端末装置の情報など
が利用者管理データベース２１０に記録される。これら
の情報は、たとえばその会員がオンラインショッピング
システム１００に登録する際に記録され、その後に逐次
更新される。そして、会員が仮想ショッピングモールに
アクセスした際の認証や決済処理などの際に参照され
る。

【００２１】趣味嗜好データベース２１２は、オンライ
ンショッピングシステム１００の各会員の趣味、嗜好、
こだわりに関する種々の情報が記録されたデータベース
である。これら各会員の趣味、嗜好、こだわりなどが各
会員が購入する商品を選定する際の重要な基準となると
考えられ、趣味嗜好データベース２１２には、その各内
容と各重要度を示す情報が記録される。趣味嗜好データ
ベース２１２に記録された情報は、商品選択部２３４に
おいてその会員の趣味、嗜好に適合した商品を選択する
際、および、アドバイス処理部２３８においてその会員
の趣味、嗜好に則したアドバイスを行なう際に参照され
る。

【００２２】具体的には、趣味嗜好データベース２１２
には、会員が、たとえば健康、食材、レストラン、ワイ
ン、日本酒、ファッション、おしゃれ、ブランド品、最
新の電気製品、音楽、絵画などの各項目に、興味がある
か否か、換言すればこだわっているか否かを示す情報が
記録されている。

【００２３】そしてさらに、こだわっている項目につい
ては、どういう内容にこだわっているかという情報、お
よびそれに付随するさらに詳細なこだわり情報が記録さ
れている。たとえば、会員が食材にこだわっているとす
れば、それは生産方法（有機栽培であるとか、無農薬栽
培であるとか）なのか、産地（北海道であるとか、鹿児
島であるとか）なのか、あるいは生産者なのかなどの情
報、および、その具体的なこだわりの内容が記録され
る。また、ブランド品であればそれはどのブランドであ
るか、ファッションにこだわるとすれば、それは衣料の
種類なのか、色なのか、スタイルなのか、また、その具
体的内容は、何色なのか、どういうスタイルなのかなど
という情報が記録される。

【００２４】なお、これらの趣味嗜好データベース２１
２の内容は、たとえばその会員がオンラインショッピン
グシステム１００に登録する際などにアンケートなどを
行なうことにより調査され記録される。また、購入履歴
管理データベース２１４に記録されている会員の商品購
入履歴を趣味嗜好分析部２４４が適宜解析することによ
り、各会員の趣味、嗜好が検出され、これによっても更
新される。

【００２５】購入履歴管理データベース２１４は、各会
員ごとの購入商品に関わるデータを蓄積するデータベー
スであり、会員が商品を購入するごとに、その情報が購
入処理部２４２より入力される。具体的には、その商品
の種類を示すコード、購入日時、数量、価格および色、
サイズ、形状、由来などのその商品の特徴を示す情報な
どが、各会員に対応付けられて記録される。そして、適
宜趣味嗜好分析部２４４によりこの情報が読み出され、
解析されて、会員の趣味や嗜好が調査される。

【００２６】商品データベース２１６は、オンラインシ
ョッピングシステム１００で提供する全商品の種々のデ
ータが記録されたデータベースである。具体的には、各
商品ごとに、商品名、分類コード、提供数量、価格、形
状、色、サイズ、性能、機能、生産者などのデータが記
録されている。商品データベース２１６に記録されてい
るデータは、利用者により商品を探索される際に、ま
た、後述する商品選択部２３４により利用者の趣味、嗜
好に合った商品を探索する際に参照される。なお、商品
データベース２１６に記録された情報の中には、その実
体は仮想ショッピングモールに出店している各商品提供
者のサーバにあり、商品データベース２１６にはそこへ
のリンクデータが記録されているものもあるが、そのよ
うな形態であっても問題ない。

【００２７】商品関連性データベース２１８は、たとえ
ば同時に購入される場合の多い商品グループなど、何ら
かの関連のある商品のグループを示す情報が記録された
データベースである。具体的には、たとえば、特定の料
理を作る場合に必要な材料の食品のグループ、パーソナ
ルコンピュータなどの装置を設置する際に必要なディス
プレイ、プリンタ、ケーブルなどのオプション品のグル
ープ、ワイシャツとネクタイあるいは壁紙、カーペッ
ト、カーテン、壁に飾る絵などのインテリアなど、コー
ディネイトが有効な商品のグループなどの各グループに
ついて、そのグループを構成する商品が対応付けて記録
されている。商品関連性データベース２１８の情報は、
後述するアドバイス処理部２３８により参照され利用さ
れる。

【００２８】商品表示データデータベース２２０は、利
用者に商品をよりリアルに紹介するための商品の２次元
画像データあるいは３次元画像データが記録されたデー
タベースである。商品表示データデータベース２２０に
記録されている各商品の画像データは、後述する商品イ
メージ表示部２４０により読み出され、制御コードなど
が付加されて、利用者インターフェイス部２３２を介し
て利用者端末装置３００に送信され、利用者端末装置３
００の表示装置に表示される。

【００２９】なお、商品表示データデータベース２２０
に記録される画像データは、利用者がその商品の詳細な
構造を画像から判断できるような詳細な画像データであ
ってもよいし、利用者にその商品のイメージを感じても
らうことを主眼にした大雑把な画像データであってもよ
く、商品提供者の任意の画像データでよい。たとえば、
商品がパーソナルコンピュータであれば、キーボードの
キー配列や入出力コネクタの形状などが読み取れるよう
な、各機種ごとの詳細なデータであってもよいし、設置
したイメージを表す筐体と色のイメージのみを漠然と示
すような画像イメージであってもよい。

【００３０】また、商品表示データデータベース２２０
の場合も、画像データの実体は仮想ショッピングモール
に出店している各商品提供者のサーバにあり、商品表示
データデータベース２２０にはそこへのリンクデータが
記録されているような形態であってもよい。

【００３１】登録処理部２３０は、新たに仮想ショッピ
ングモールを利用したいという利用者を、オンラインシ
ョッピングシステム１００の会員として登録するための
処理を行なう。具体的には、まず、登録を申し込み者と
ネットワーク４００を介して対話形式で通信を行い、そ
の利用者の住所、氏名、連絡先情報、年齢、性別、Ｉ
Ｄ、パスワード、登録年月日、クレジットカード番号、
クレジットカードの有効期限、使用端末装置の情報など
の入力を受ける。そしてこれらの情報を、利用者管理デ
ータベース２１０に新たな会員のレコードとして記録す
る。

【００３２】次に、同じく対話形式でその登録申し込み
者にアンケートを行い、趣味、嗜好、こだわりに関する
情報を獲得する。具体的には、たとえば健康に興味があ
るかあればどう言った内容か、食べ物に興味、こだわり
があるか、あればどういうこだわりか、あるいはおしゃ
れに興味があるか、あればどういう点か、とういった内
容のアンケートを行なう。このようなアンケートを行な
って得られた情報は、趣味嗜好データベース２１２にそ
の会員のレコードとして記録される。

【００３３】利用者Ｉ／Ｆ部２３２は、実際にオンライ
ンショッピングを行なうための種々の通信を、ネットワ
ーク４００を介して会員が操作する利用者端末装置３０
０との間で行なうインターフェイス部である。

【００３４】商品選択部２３４は、商品データベース２
１６に記録され管理されている膨大な販売対象の商品の
中から、利用者が適切に所望の商品を選択できるよう
に、商品データベース２１６や趣味嗜好データベース２
１２に記録されている情報に基づいて種々の処理を行な
う。

【００３５】具体的には、たとえば会員がオンラインシ
ョッピングを行なうためにサービス提供装置２００にロ
グインできた場合に、趣味嗜好データベース２１２に記
録されているその利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報
を読み出し、また購入履歴管理データベース２１４に記
録されている過去の購入履歴を参照し、その利用者が購
入をしようとしている商品の種類を推定し、購入を意図
している可能性の高い商品が選択し易くなっているショ
ッピングサイトトップページを作成する。作成したトッ
プページのデータは、利用者Ｉ／Ｆ部２３２を介して利
用者端末装置３００に送信され、利用者端末装置３００
の画面上に表示される。

【００３６】また、利用者が何らかの商品の種類や商品
を選択したら、これに基づいて商品選択部２３４が商品
データベース２１６を参照して商品リストを抽出し、さ
らに趣味嗜好データベース２１２を参照して商品を絞り
込む処理を行なう。

【００３７】商品情報表示部２３６は、商品選択部２３
４において選択された商品の情報を、利用者に紹介する
ための表示画面のデータを生成し制御部２５０および利
用者Ｉ／Ｆ部２３２を介して利用者に送信する。なお、
この商品情報表示部２３６による商品情報の表示は、オ
ンラインショッピングシステム１００の基本機能であ
り、利用者が後述する商品イメージ表示部２４０による
イメージを伴った商品情報の表示を受けない場合、すな
わち本実施の形態においては利用者がアドバイスやコー
ディネイトサービスを受けない場合に用いられる機能で
ある。

【００３８】アドバイス処理部２３８は、利用者の要求
に応じて、利用者の商品購入に関わるアドバイスや複数
の商品のコーディネイトのサービスを行なう。このアド
バイスは、任意の方法により任意のアドバイスおよびコ
ーディネイトを行なってよい。たとえば、利用者が同じ
種類の複数の商品の中から購入する商品を決めかねてい
るような場合に、最もその利用者に合った商品を選定し
て利用者に報告するようなサービスを行なってよい。こ
の時アドバイス処理部２３８は、趣味嗜好データベース
２１２に記録されているその利用者の趣味、嗜好、こだ
わりに関する情報を参照し、商品データベース２１６に
記録されている各商品の特徴などの情報に基づいて、選
定を行なう。

【００３９】また、利用者が何らかの商品を購入した場
合、その商品を使用するために同時に購入しておく必要
のある商品を検出し、これを利用者に紹介するようなア
ドバイスを行なってもよい。具体的には、プリンタに対
してケーブルや消耗品などを紹介したり、旅行の申し込
みに対して保険の紹介を行なったり、スラックスやスカ
ートなどに対してベルトを紹介したりする。この時アド
バイス処理部２３８は、商品データベース２１６の商品
関連性データベースを参照して関連商品の紹介を行な
う。なお、関連商品を紹介する際には、商品の種類のみ
を紹介してもよいし、実際に商品データベース２１６を
参照して実際に販売する商品名を紹介してもよい。また
その際には、商品選択部２３４により、その利用者の趣
味、嗜好に適した商品のみを紹介するようにしてもよ
い。

【００４０】また、利用者が関連した複数種類の商品の
購入を意図しており、その各商品においてどの商品を購
入しようか決めかねているような場合に、その関連性を
考慮して適切な商品を紹介する。具体的には、たとえば
ワイシャツとネクタイを購入しようとしている場合に、
ネクタイの色をワイシャツの色に基づいて選定する場
合、あるいは、カレーを作ろうとしている利用者がその
材料のジャガイモの種類を迷っている場合などに、カレ
ーに適したジャガイモを選定する場合などである。これ
らのアドバイスは、商品関連性データベース２１８に予
め記録されている情報に基づいて、趣味嗜好データベー
ス２１２の情報を参照して行なうことになる。

【００４１】商品イメージ表示部２４０は、商品情報表
示部２３６と同様に、商品選択部２３４において選択さ
れた商品に係わる情報を利用者に送信する構成部である
が、特に、画像データにより利用者に商品を紹介する。
すなわち、商品表示データデータベース２２０より利用
者に案内すべき各商品の画像データを読み出し、利用者
端末装置３００の画面に表示する画像データを生成し、
制御部２５０および利用者インターフェイス部２３２を
介して利用者端末装置３００に送信する。この時、商品
データベース２１６を参照して得られる各商品の詳細な
情報などは、必要に応じて、サブウィンドウにテキスト
で表示する。

【００４２】なお、この商品イメージ表示部２４０によ
る商品の画像による表示は、本実施の形態のオンライン
ショッピングシステム１００においては、利用者がサー
ビス提供装置２００によるアドバイスあるいはコーディ
ネイトのサービスを利用した場合に動作されるものとす
る。すなわち、前述したアドバイス処理部２３８によ
り、複数の商品よりいずれかの商品の選定を受けた場合
や、関連する１グループの商品の紹介を受けた場合など
に、その商品およびその１グループの商品を、画像デー
タにより表示する。

【００４３】また、商品イメージ表示部２４０が表示す
る画像は、商品表示データデータベース２２０に記録さ
れている各商品の画像データに応じて、平面的な２次元
画像、複数の角度からの複数の２次元画像、所定の角度
からの３次元画像、任意の角度からの３次元画像、ある
いは、動画像など、任意の画像でよい。そしてたとえ
ば、その商品の形状を３次元モデルとして保持している
場合には、利用者からのインタラクティブな指示によ
り、その商品を任意の角度、任意の位置から見た場合の
３次元画像を、利用者に提供することができる。

【００４４】購入処理部２４２は、何らかの商品の購入
を利用者が決定した場合に、利用者管理データベース２
１０よりその利用者のクレジットカード番号などの情報
を読み出し決済処理を行なうと同時に、その商品を提供
している出店元に、商品の受注の報告および商品の発送
の依頼などを行なう。また、この購入の履歴を、利用者
に対応付けて購入履歴管理データベース２１４に記録す
る。

【００４５】趣味嗜好分析部２４４は、購入履歴管理デ
ータベース２１４より利用者ごとの購入商品の履歴を読
み出し、たとえば購入商品の傾向、色の好み、価格に対
する傾向など、その利用者の趣味、嗜好、こだわり箇所
を分析し、分析結果の情報を、その利用者に対応付けて
趣味嗜好データベース２１２に記録する。

【００４６】制御部２５０は、前述したようなサービス
提供装置２００の各構成部が適切に処理を行い、またそ
れら各構成部間での情報、データの送受が適切に行なわ
れ、これによりサービス提供装置２００が全体として所
望の動作を行なうように、サービス提供装置２００の各
構成部の制御および各構成部間のデータの転送などを行
なう。以上が、サービス提供装置２００の構成である。

【００４７】次に、このようなオンラインショッピング
システム１００の動作について、図３〜図６を参照して
説明する。まず、新たな利用者がオンラインショッピン
グシステム１００に会員登録する際の動作について、図
３を参照して説明する。まず、新たに会員登録を行なお
うとする利用者が、ネットワーク４００上の任意のノー
ドの利用者端末装置３００よりサービス提供装置２００
にアクセスを行なったら、登録処理部２３０がこれを受
け付けて登録処理を開始し（ステップＳ１０）、利用者
端末装置３００に対して個人情報の入力を順に要求する
（ステップＳ１１）。すなわち、利用者の名前、住所、
連絡先、年齢、性別、ＩＤ、パスワード、登録年月日、
クレジットカード番号、クレジットカードの有効期限、
使用端末装置の情報などを順に質問する。そして、各項
目に対して回答を得たら、これを利用者管理データベー
ス２１０に登録する（ステップＳ１２）。

【００４８】全ての項目について回答を得たら（ステッ
プＳ１３）、次に、各個人の趣味、嗜好、こだわりに関
わる情報の入力を要求する（ステップＳ１４）。すなわ
ち、前述した個人情報の場合と同様の方法により、健康
について興味があるか否か、食べ物について興味がある
か否か、おしゃれについて興味があるか否か、それぞれ
あるとすればどのような点かなどというような質問を順
に行う。そして、各項目に対して回答を得たら、これを
趣味嗜好データベース２１２に登録する（ステップＳ１
５）。そして、全ての項目について回答を得たら（ステ
ップＳ１６）、ＩＤおよびパスワードを発行してその利
用者を会員として登録するものとし（ステップＳ１
７）、一連の登録処理は終了する（ステップＳ１８）。

【００４９】次に、会員が実際にショッピングを行なう
場合の動作について、図４を参照して説明する。まず、
既に登録を行なっている会員が利用者端末装置３００よ
りネットワーク４００を介してサービス提供装置２００
にアクセスすると、利用者Ｉ／Ｆ部２３２がこれを受け
付けて各会員ごとのオンラインショッピングサービスが
開始される（ステップＳ２０）。そしてまず、その利用
者よりＩＤおよびパスワードを獲得し（ステップＳ２
１）、利用者管理データベース２１０を参照してその利
用者の情報を読み出す（ステップＳ２２）。もしも、利
用者管理データベース２１０にそのＩＤが登録されてい
ない場合あるいはパスワードが一致しない場合には（ス
テップＳ２３）、その利用者のログインを認めず、ステ
ップＳ２１に戻って再びＩＤまたはパスワードの入力を
促す。

【００５０】利用者がログインできた場合には（ステッ
プＳ２３）、趣味嗜好データベース２１２に記録されて
いるその利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報を読み出
し、また直接的に購入履歴管理データベース２１４に記
録されている過去の購入履歴を参照し、まず、その利用
者が購入をしようとしている商品の種類を推定する。そ
して、商品が推定できたら、そのような商品が選択し易
くなっているショッピングサイトトップページを利用者
端末装置３００に表示させ、以後、商品の選択処理を行
なわせる（ステップＳ２４）。

【００５１】すなわち、利用者の操作に従って、利用者
が何らかの商品の種類や商品を選択したら、これに基づ
いて商品選択部２３４が商品データベース２１６を参照
して商品リストを抽出し、さらに趣味嗜好データベース
２１２を参照して商品を絞り込む（ステップＳ２４）。
そして、特段利用者からアドバイスやコーディネイトな
どの要請がなく（ステップＳ２５）、利用者により購入
検討商品が絞り込まれ指定されたら、商品情報表示部２
３６が、その絞り込んだ結果の商品のリストなどを利用
者端末装置３００に表示させる（ステップＳ２６）。

【００５２】一方、このような商品の選択を行なってい
る際に、利用者が商品の選択迷ったり、他に必要な商品
を確認したくなったりしてアドバイスを要求した時には
（ステップＳ２５）、アドバイス処理部２３８が、商品
データベース２１６、商品関連性データベース２１８お
よび趣味嗜好データベース２１２を参照し、利用者の要
求および趣味、嗜好に沿ったアドバイスを行なう（ステ
ップＳ２７）。たとえば利用者が、同じ種類の複数の商
品の中から購入する商品を決めかねているような場合に
は、趣味嗜好データベース２１２および商品データベー
ス２１６を参照して、最もその利用者に合った商品を選
定して利用者に報告する処理を行なう。

【００５３】また、利用者が何らかの商品を使用するた
めに同時に購入しておく必要のある商品の紹介を要求し
た場合には、商品関連性データベース２１８を参照し
て、前述したように、たとえばプリンタに対してケーブ
ルや消耗品などを紹介したり、旅行の申し込みに対して
保険の紹介を行なったり、スラックスやスカートなどに
対してベルトを紹介したりというアドバイスを行なう。
さらに、利用者が関連した複数種類の商品の各々につい
てどの商品を購入しようか決めかねているような場合に
は、商品関連性データベース２１８および趣味嗜好デー
タベース２１２を参照して、たとえばワイシャツとネク
タイを購入しようとしている場合のネクタイの色や、カ
レーを作るのに好ましいその利用者の好みにあったジャ
ガイモの選定などを行なう。

【００５４】そして、このようなアドバイスあるいはコ
ーディネイトに応じて提示された商品、あるいは、提示
された商品の中から利用者が絞り込み指定した商品は、
商品イメージ表示部２４０がその商品の画像データを含
む情報を利用者端末装置３００に表示させる（ステップ
Ｓ２７）。この時の画像データの表示は、商品表示デー
タデータベース２２０に記録されている各商品の画像デ
ータに応じて、あるいは、アドバイス、コーディネイト
の進め方などに応じて、種々の形態で行なわれる。

【００５５】たとえば、利用者がパーソナルコンピュー
タ一式を購入しようとしている場合で、アドバイス処理
部２３８より必要な周辺機器などのアドバイスを得てい
る場合には、たとえば図５（Ａ）に示すように、アドバ
イスを受けて絞り込んだパーソナルコンピュータ一式を
設置した場合の画像イメージデータを表示する。さら
に、たとえばその画像イメージが、３次元モデルに基づ
いて生成されインタラクティブな処理が可能なイメージ
データであり、かつ、各モデルごとの詳細なデータであ
った場合には、利用者の操作により、任意の角度からの
画像を表示させるようにする。これにより、たとえば図
５（Ｂ）に示すように、通常利用者が店舗で行なってい
るような、パーソナルコンピュータ本体の背面を覗きこ
んでコネクタ部分を確認するなどの行為も、利用者端末
装置３００の画面上で行なうことができる。

【００５６】また、利用者がたとえば部屋の模様替えな
どを計画している場合で、アドバイス処理部２３８より
部屋の壁紙、カーテン、インテリアなどのコーディネイ
トサービスを受けている場合には、たとえば図６（Ａ）
あるいは図６（Ｂ）に示すように、仮想の部屋の各場所
に各商品を配置したコーディネイトされた結果の部屋の
イメージを表示する。これにより利用者は、それらの商
品を組み合わせて実際に配置したのと同等の印象を感じ
とることができ、商品を購入するにあたっての適切な判
断を行なうことができる。

【００５７】そして、ステップＳ２６またはステップＳ
２７において絞り込んだ商品の表示を行い、利用者によ
り購入商品が指定されたら、その購入商品のリスト、金
額などの情報を利用者端末装置３００に表示し確認を得
る（ステップＳ２８）。商品を変更したい場合などで利
用者の確認が得られなかった場合、あるいは利用者がさ
らに他の商品の購入を希望した場合などには、再びステ
ップＳ２４に戻って、ステップＳ２４〜ステップＳ２８
の処理を繰り返しながら、購入商品を決定していく。

【００５８】そして、このような処理を繰り返し、利用
者が最終的に商品の注文を行なったら、購入処理部２４
２がこれを受け付けて決済処理などを行い、また購入結
果を購入履歴管理データベース２１４に登録するなどの
処理を行い（ステップＳ２９）、その利用者に対する一
連のオンラインショッピング処理を終了する（ステップ
Ｓ３０）。すなわち、その利用者をログアウトする。な
お、購入履歴管理データベース２１４に新たな購入履歴
のデータが記録されたら、趣味嗜好分析部２４４がこれ
を読み出して、その利用者に対する趣味、嗜好を分析す
る処理を再度行い、この結果に基づいて、その利用者の
趣味嗜好データベース２１２の内容を更新する（ステッ
プＳ３１）。

【００５９】このように、本実施の形態のオンラインシ
ョッピングシステム１００によれば、利用者は、サービ
ス提供装置２００のアドバイスサービスを利用すること
により、何らかの商品を選択した場合に、その関連する
商品の情報も得ることができる。したがって、たとえば
パーソナルコンピュータシステムを導入する、所望の料
理を作る、あるいは、特定のイメージの衣料を揃えるな
どと言ったような、ある目的を達成するための一連のシ
ョッピングを行なう場合に、効率よく行なうことができ
る。

【００６０】またそのショッピングを行なう際には、各
商品、あるいは、それら商品のグループの情報を、３次
元画像データにより受けることができ、利用者端末装置
３００上で視覚的にその商品を確認することができる。
したがって、たとえば色のコーディネイト、大きさや配
置の組み合わせなど複数商品の組み合わせ状態を、直接
的かつ直観的に把握することができ、商品の適切な選択
を効率よく行うことができる。

【００６１】また、本実施の形態のオンラインショッピ
ングシステム１００においては、会員がサービス提供装
置２００にログインすると、その会員の趣味、嗜好、こ
だわりに基づいて、その会員が購入しそうな商品、興味
を持ちそうな商品が選択し易いようにカスタマイズした
トップページが表示される。さらに、その後の操作によ
り順次具体的な商品を選択していく過程においても、そ
の会員の趣味、嗜好、こだわりなどに基づいて絞り込ん
だ商品を紹介するようにしている。したがって、各会員
は、膨大な販売対象の商品の中から、効率よく、自分の
趣味、嗜好、こだわりに適した商品を探すことができ
る。

【００６２】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、アド
バイス処理部２３８によるアドバイスやコーディネイト
の処理は、利用者からの要求に応じて選択的に行なうも
のとしたが、全ての利用者に対して自動的に行なうよう
にしてもよい。

【００６３】また、本実施の形態のオンラインショッピ
ングシステム１００においては、利用者がアドバイスや
コーディネイトのサービスを受けた場合には、商品イメ
ージ表示部２４０によるイメージを伴った形式で商品情
報を利用者端末装置３００に提供し、利用者がアドバイ
スやコーディネイトのサービスを受けない場合には、商
品情報表示部２３６によるイメージを伴わない基本機能
により商品情報を利用者端末装置３００に提供するよう
にした。しかし、この商品情報表示部２３６と商品イメ
ージ表示部２４０の選択は、このような方法に限定され
るものではなく、任意の方法で選択してよい。利用者か
らの要求に応じて、利用者がアドバイスやコーディネイ
トのサービスを受けない場合であっても商品イメージ表
示部２４０によりイメージを伴う形式で商品情報を利用
者端末装置３００に提供してもよいし、全ての場合に無
条件に商品イメージ表示部２４０によりイメージを伴う
形式で商品情報を利用者端末装置３００に提供してもよ
い。

【００６４】また、前述したオンラインショッピングシ
ステム１００においては、アドバイス処理部２３８は、
予めデータベースに記録されている情報に基づいてアド
バイスを行なっていたが、たとえば、利用者Ｉ／Ｆ部２
３２を介して利用者に新たに質問を行い、利用者の趣味
や嗜好を調査するなどしてアドバイスを行なってもよ
い。また、商品表示データデータベース２２０には、オ
ンラインショッピングシステム１００で提供する全商品
の画像データが記録されていることが理想であるが、画
像データの用意されていない商品があってもよい。

【００６５】また、趣味嗜好データベース２１２に記録
される各会員の趣味、嗜好、こだわりなどの情報は、そ
の会員の入会時にアンケートを行い得るものとしたが、
このようなアンケートは入会時に限られるものではなく
任意の時に行なってよい。また、直接的に趣味などを聞
くアンケートでなくても、たとえばクイズ形式の対話を
行なうなどして、間接的にその会員の趣味などを探索す
るようにしてもよい。また、本実施の形態においてはネ
ットワーク４００はインターネットとしたが、たとえば
各地域ごとのネットワーク、会社ごとのネットワークな
どを含む、より狭い領域の任意のネットワークでよい。

【００６６】

【発明の効果】このように本発明によれば、商品の選択
を効率よくまた適切に行うことができ、特に、関連する
商品の情報、組み合わせる複数商品の情報を適切に得る
ことにより一連のショッピングを効率よく適切に行なう
ことができるオンラインショッピング装置を提供するこ
とができる。また、商品の選択を効率よくまた適切に行
うことができ、特に、関連する商品の情報、組み合わせ
る複数商品の情報を適切に得ることにより一連のショッ
ピングを効率よく適切に行なうことができるオンライン
ショッピング方法とそのシステムを提供することができ
る。さらに、そのようなオンラインショッピングシステ
ムに用いて好適なオンラインショッピング端末装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の一実施の形態のオンラインシ
ョッピングシステムの構成を示す図である。

【図２】図２は、図１に示したオンラインショッピング
システムのサービス提供装置の構成を示すブロック図で
ある。

【図３】図３は、図１に示したオンラインショッピング
システムにおける、会員登録処理を説明するための図で
ある。

【図４】図４は、図１に示したオンラインショッピング
システムにおける、商品の購入に関わる処理を説明する
ための図である。

【図５】図５は、図４に示した商品購入の処理中に、商
品イメージ表示部の処理により利用者端末装置に表示さ
れる商品イメージの第１の例を示す図である。

【図６】図６は、図４に示した商品購入の処理中に、商
品イメージ表示部の処理により利用者端末装置に表示さ
れる商品イメージの第２の例を示す図である。

【符号の説明】

１００…オンラインショッピングシステム、２００…サ
ービス提供装置、２１０…利用者管理データベース、２
１２…趣味嗜好データベース、２１４…購入履歴管理デ
ータベース、２１６…商品データベース、２１８…商品
関連性データベース、２２０…商品表示データデータベ
ース、２３０…登録処理部、２３２…利用者Ｉ／Ｆ部、
２３４…商品選択部、２３６…商品情報表示部、２３８
…アドバイス処理部、２４０…商品イメージ表示部、２
４２…購入処理部、２４４…趣味嗜好分析部、２５０…
制御部、３００…利用者端末装置（ノード装置）、４０
０…ネットワーク

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークに接続され、当該ネットワー
クを介して任意の利用者に対して所望の商品を紹介し販
売するオンラインショッピング装置であって、要求に応じて任意の販売対象の商品を利用者に紹介する
商品紹介手段と、少なくとも前記紹介した販売対象の商品の指定を受け付
ける利用者インターフェイス手段と、任意の基準により相互に関連する販売対象の商品のグル
ープを記録した商品関連性記録手段と、前記記録されている商品のグループのいずれかの商品が
前記指定された場合に、当該グループの他の商品を前記
利用者に対して紹介する関連商品紹介手段とを有するオ
ンラインショッピング装置。
【請求項２】前記販売対象の商品の画像データを記録す
る商品画像データ記録手段をさらに有し、前記商品紹介手段および前記関連商品紹介手段は、必要
に応じて前記記録されている画像データにより、前記商
品を前記利用者に対して紹介する請求項１に記載のオン
ラインショッピング装置。
【請求項３】前記商品の画像データは当該商品の３次元
表示が可能な３次元画像データを含む請求項２に記載の
オンラインショッピング装置。
【請求項４】前記利用者からの要求に応じて、複数種類
の商品における購入して好ましい商品の組み合わせをア
ドバイスするアドバイス手段をさらに有する請求項３に
記載のオンラインショッピング装置。
【請求項５】前記複数種類の商品は、前記商品関連性記
録手段に記録されている前記商品のグループの各商品で
ある請求項４に記載のオンラインショッピング装置。
【請求項６】前記アドバイス手段は、前記複数種類の商
品における購入して好ましい商品の組み合わせを、前記
画像データにより前記利用者に対して通知し、前記アド
バイスを行なう請求項５に記載のオンラインショッピン
グ装置。
【請求項７】利用者が商品を購入する際に基準として考
慮する項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基準
の情報を、各利用者ごとに記録する購入基準記録手段
と、前記記録されている各利用者ごとの商品選定の基準に関
わる情報に基づいて各利用者に紹介する販売対象の商品
を絞り込む商品選別手段とを有し、前記商品紹介手段は、少なくとも前記絞り込まれた商品
を当該利用者に紹介する請求項６に記載のオンラインシ
ョッピング装置。
【請求項８】前記利用者ごとの商品購入の基準の情報
は、当該利用者の商品に対する趣味、嗜好およびこだわ
りを含む情報である請求項７に記載のオンラインショッ
ピング装置。
【請求項９】前記アドバイス手段は、前記記録されてい
る各利用者ごとの商品購入の基準の情報に基づいて前記
選定を行なう請求項８に記載のオンラインショッピング
装置。
【請求項１０】新たな利用者がオンラインショッピング
サービスを受ける旨の申し込みを行なう際に、当該利用
者の前記商品購入の基準の情報を当該利用者から獲得す
る商品購入基準情報獲得手段をさらに有し、前記購入基準記録手段は、前記獲得した情報を、当該利
用者の当該商品購入の基準の情報として記録する請求項
８に記載のオンラインショッピング装置。
【請求項１１】各利用者ごとに、購入した商品の履歴を
記録する購入商品記録手段と、前記記録されている購入した商品の履歴に基づいて、当
該利用者の前記商品購入の基準の情報を検出する商品購
入基準検出手段とをさらに有し、前記購入基準記録手段は、前記検出された商品購入の基
準の情報により、当該利用者ごとの商品購入の基準の情
報を適宜更新する請求項８に記載のオンラインショッピ
ング装置。
【請求項１２】任意の基準により相互に関連する販売対
象の商品のグループを予めサーバ装置に記録しておき、任意の利用者に係わる端末装置より前記サーバ装置に対
して、ネットワークを介して所望の商品の紹介を要求
し、前記サーバ装置より、前記要求された商品に関わる情報
を、前記端末装置に送信し、前記端末装置において、前記紹介された商品より特定の
商品を選択し、前記サーバ装置において、前記選択された商品と同一の
前記商品のグループである当該商品以外の他の商品を前
記利用者に紹介し、前記端末装置において、前記選択した商品および前記紹
介された当該選択した商品と同一の前記商品グループの
商品より、購入する商品を決定し、当該商品の購入の要求を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置において、決済処理および商品の引き渡
し処理を含む所定の売買処理を行なうオンラインショッ
ピング方法。
【請求項１３】前記端末装置における特定の商品の選択
は、購入する商品の選択であり、前記サーバ装置においては、前記購入された商品と同一
の前記商品のグループである当該商品以外の他の商品を
前記利用者に紹介し、前記端末装置においては、前記紹介された他の商品よ
り、さらに購入する商品を決定する請求項１２に記載の
オンラインショッピング方法。
【請求項１４】前記販売対象の商品の画像データを前記
サーバ装置に記録しておき、前記所望の商品の紹介および前記他の商品の紹介は、前
記記録されている画像データを用いて行なう請求項１２
に記載のオンラインショッピング方法。
【請求項１５】前記商品の画像データは当該商品の３次
元表示が可能な３次元画像データを含む請求項１４に記
載のオンラインショッピング方法。
【請求項１６】前記サーバ装置においては、前記利用者
からの要求に応じて、複数種類の商品における購入して
好ましい商品の組み合わせをアドバイスし、前記端末装置においては、前記アドバイスを参照して前
記購入する商品を決定する請求項１５に記載のオンライ
ンショッピング方法。
【請求項１７】前記複数種類の商品は、前記記録されて
いる前記相互に関連する販売対象の商品のグループの各
商品である請求項１６に記載のオンラインショッピング
方法。
【請求項１８】前記アドバイスは、前記複数種類の商品
における購入して好ましい商品の組み合わせを、前記画
像データにより前記利用者に対して通知し行なう請求項
１７に記載のオンラインショッピング方法。
【請求項１９】利用者が商品を購入する際に基準として
考慮する項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基
準の情報を、さらに予めサーバ装置に、各利用者ごとに
記録しておき、任意の前記利用者に係わる端末装置より前記サーバ装置
に対して、ネットワークを介して、商品の紹介を要求
し、前記サーバ装置において、前記記録されている当該利用
者の前記情報に基づいて、当該利用者に紹介する商品を
絞り込み、少なくとも前記絞り込まれた商品に関わる情報を当該利
用者に関わる前記端末装置に前記ネットワークを介して
送信し、前記端末装置においては、前記送信された絞り込まれた
商品に関わる情報を参照し、前記商品の選択を行なう請
求項１８に記載のオンラインショッピング方法。
【請求項２０】前記利用者ごとの商品購入の基準の情報
は、当該利用者の商品に対する趣味、嗜好およびこだわ
りを含む情報である請求項１９に記載のオンラインショ
ッピング方法。
【請求項２１】前記アドバイスは、前記記録されている
各利用者ごとの商品購入の基準の情報に基づいて各利用
者の趣味に適合するように行なう請求項２０に記載のオ
ンラインショッピング方法。
【請求項２２】新たな利用者がオンラインショッピング
サービスを受ける旨の申し込みを前記サーバ装置に行な
った際に、前記サーバ装置は、当該利用者の前記商品購
入の基準の情報を当該利用者から獲得し、前記獲得した情報を当該利用者の当該商品購入の基準の
情報として記録しておく請求項２１に記載のオンライン
ショッピング方法。
【請求項２３】各利用者ごとに、購入した商品の履歴を
前記サーバ装置に記録しておき、前記記録されている購入した商品の履歴に基づいて、当
該利用者の前記商品購入の基準の情報を検出し、前記検出された商品購入の基準の情報により、前記利用
者ごとの前記商品購入の基準の情報を適宜更新する請求
項２１に記載のオンラインショッピング方法。
【請求項２４】任意の通信ネットワークと、前記通信ネットワークの任意のノードに設けられ、任意
の基準により相互に関連する商品のグループを記録して
おき、要求に応じて任意の販売対象の商品を利用者に紹
介し、前記紹介した販売対象の商品の指定を受け付け、
前記記録されている商品のグループのいずれかの商品が
前記指定された場合に当該グループの他の商品を前記利
用者に対してさらに紹介し、前記紹介した各商品を販売
するサーバ装置と、前記通信ネットワークの任意のノードに設けられ、前記
サーバ装置に対して商品の紹介を要求し、前記サーバ装
置より紹介される商品より所望の商品を指定し、当該指
定した商品および前記サーバ装置よりさらに紹介される
前記指定した商品に関連する商品より所望の商品を選択
して前記サーバ装置に購入の申し込みを行なう複数の端
末装置とを有するオンラインショッピングシステム。
【請求項２５】販売対象の各商品の情報、当該商品の画
像データおよび任意の基準により相互に関連する商品の
グループの情報が記録され、任意の端末装置からの要求
に応じて、要求された商品の前記情報を、必要に応じて
当該商品の前記画像データ、当該商品に関連する商品の
前記情報および当該関連する商品の前記画像データを、
各々前記利用者に送信し、当該要求された商品および関
連する商品を販売するサーバ装置と、ネットワークを介
して通信可能に接続された端末装置であって、前記サーバ装置に対して、所望の商品の前記情報を要求
する商品情報要求手段と、前記サーバ装置より送信される、要求を行なった商品お
よび当該商品に関連する商品の情報を出力する情報出力
手段と、前記サーバ装置より送信される要求を行なった商品およ
び当該商品に関連する商品の画像データを出力する画像
出力手段と、前記情報が出力された商品より選定された任意の商品の
購入の要求を、前記サーバ装置に送信する購入要求手段
とを有するオンラインショッピング端末装置。