JP2001222586A - オンラインショッピング装置、オンラインショピング方法とそのシステムおよびその端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が自分の嗜好、こだわりに合致した商品
を容易に探し出し、さらに購入する商品を容易に決定す
ることができるオンラインショッピング環境を提供す
る。 【解決手段】各利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報を
趣味嗜好データベース２１２に予め記憶しておく。利用
者に商品を紹介する際には、この趣味嗜好データベース
２１２を参照して、その利用者の趣味に合致した商品を
案内する。各利用者の購入履歴を購入履歴管理データベ
ース２１４に記録しておき、適宜これを分析して趣味嗜
好データベース２１２の内容を更新する。また、購入商
品の選定あるいは購入すべき他の商品の紹介などのアド
バイスも行なう。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して所望の商品を販売するオンラインショッピングシス
テムに関し、特に、利用者の嗜好、こだわりなどに適応
した商品を適切に案内することのできるオンラインショ
ッピング装置、オンラインショッピング方法、オンライ
ンショッピングシステムおよびオンラインショッピング
端末装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットに代表されるよう
な広範で大規模な通信ネットワークが広く普及し、ネッ
トワークのノード装置として役目を担うパーソナルコン
ピュータが多くの家庭で利用されている。そしてこのよ
うな状況の下で、通信ネットワークを介して種々のサー
ビスが提供され始めている。そのような通信ネットワー
クを介した代表的なサービスの１つに、ネットワークを
介して所望の商品を販売する、いわゆるオンラインショ
ッピングと言われるサービスがある。

【０００３】このオンラインショッピングにおいては、
商品の生産者やメーカーあるいは販売者が、自らが開設
したウェブ上で直接商品を販売している場合もあるが、
専門のオンラインショップ事業者がネットワーク上にオ
ンラインモールと言われる仮想の商店街を開設し、そこ
に商品提供者が出店するという形態で実施されている場
合も多い。既に、出店数数百、販売商品数数万というよ
うなオンラインモールも多数実現されている。

【０００４】そのようなオンラインモールは、出店者に
とっては、多くの利用者によるアクセス（来店）が期待
でき販売機会が増えるとともに、モール事業者により一
括して決済処理が行なわれることにより決済処理の負担
が軽減されるという利点がある。また、利用者にとって
は、希望する商品を探すために各商品提供者のホームペ
ージを１つづつアクセスする煩わしさを解消できる。ま
た、実際にショッピングを行なっているような楽しさを
味わえるという利点もある。なお、そのようなオンライ
ンモールにおいては、登録を行なった会員にのみ利用を
認めている登録制をとっている場合が多い。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなオンラインショッピング環境、特に、オンラインモ
ールと言われるような膨大な商品を取り扱う環境におい
ては、あまりに商品の取り扱い数が多くなり、逆に利用
者による商品の選択が難しくなり、利用者が自分の望ん
でいる商品を適切に探し出し購入することが難しいとい
う問題が生じている。

【０００６】たとえば、パーソナルコンピュータをオン
ラインショッピングにより購入しようとしている利用者
が、パーソナルコンピュータをキーワードとして商品を
検索すると、数百機種がリストアップされることにな
る。仮に、たとえばデスクトップ型かノート型かなどと
いう細分項目で絞り込んだとしても、１００以上の機種
が残ってしまうことは通常あり得ることであり、あと
は、利用者がその１つずつの詳細なデータを参照して選
択しなければならない。そしてさらには、データを参照
しても差異が明確ではなかったり、仮にわかったとして
も細かい差異であればどちらを選択してよいかわからな
かったりすることさえ多々生じている。

【０００７】このような例は、衣類などに関しても同じ
である。たとえば、ワイシャツにネクタイ、また靴など
を購入しようとした場合、それぞれについて膨大な商品
の中から自分の好みに合った商品を何段階にもわたって
絞り込む必要がある。そして、最終的には絞り込んだ各
々数点の中から、迷いながら購入する商品を決定するこ
とになる。これが、たとえばオンラインンショッピング
ではなく通常の店舗における対面販売であれば、最終的
に購入する商品を迷った場合などには、店員が何らかの
アドバイスをしてくれる。しかし、オンラインショッピ
ングの場合には、あくまでも購入者がその商品の特徴や
性能などの情報に基づいて決定しなければならず、購入
する商品を迷うことに関する負荷は、通常の場合よりも
重いと言える。

【０００８】また、このようなオンラインショッピング
においては、その品揃えの膨大さ、多様さより、たとえ
ばおいしい天然水を購入したいとか、有機栽培された野
菜を購入したいとか、特定の色柄の錦鯉を購入したいな
ど、利用者個々の嗜好、こだわりに基づいた特化された
商品がよく売れるという傾向ガある。したがって、この
ような利用者からすると、そのような自分の趣味、嗜
好、こだわりに適合した商品を、効率よく探索したいと
いう要望がある。しかしながら、前述しように、そのよ
うな特化した商品を探索するためには、膨大な商品の中
から数段にわたる絞り込み処理を毎回行なわなければな
らず、所望の商品を探すための処理が面倒で効率が悪い
という問題もある。

【０００９】したがって本発明の目的は、利用者が、自
分の嗜好、こだわりに合致した商品を容易に探し出し、
さらには購入する商品を容易に決定することができるオ
ンラインショッピング環境を提供するオンラインショッ
ピング装置を提供することにある。また本発明の他の目
的は、利用者が、自分の嗜好、こだわりに合致した商品
を容易に探し出し、さらには購入する商品を容易に決定
することができるオンラインショッピングシステムとそ
の方法を提供することにある。また本発明の他の目的
は、そのようなオンラインショッピングシステムに用い
て好適なオンラインショッピング端末装置を提供するこ
とにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のオンラインショッピング装置は、ネットワ
ークに接続され、当該ネットワークを介して任意の利用
者に対して所望の商品を紹介し販売するオンラインショ
ッピング装置であって、利用者が商品を購入する際に基
準として考慮する項目およびその考慮の程度を含む商品
購入の基準の情報を、各利用者ごとに記録する購入基準
記録手段と、前記記録されている各利用者ごとの商品選
定の基準に関わる情報に基づいて各利用者に紹介する販
売対象の商品を絞り込む商品選別手段と、少なくとも前
記絞り込まれた商品を当該利用者に紹介する商品紹介手
段とを有する。

【００１１】また、本発明のオンラインショッピング方
法は、利用者が商品を購入する際に基準として考慮する
項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基準の情報
を、予めサーバ装置に、各利用者ごとに記録しておき、
任意の前記利用者に係わる端末装置より前記サーバ装置
に対して、ネットワークを介して、商品の紹介を要求
し、前記サーバ装置において、前記記録されている当該
利用者の前記情報に基づいて、当該利用者に紹介する商
品を絞り込み、少なくとも前記絞り込まれた商品に関わ
る情報を当該利用者に関わる前記端末装置に前記ネット
ワークを介して送信し、前記端末装置において、前記送
信された絞り込まれた商品に関わる情報を参照し、購入
する商品を決定し、当該商品の購入の要求を前記サーバ
装置に送信し、前記サーバ装置において、決済処理およ
び商品の引き渡し処理を含む所定の売買処理を行なう。

【００１２】また、本発明のオンラインショッピングシ
ステムは、任意の通信ネットワークと、前記通信ネット
ワークの任意のノードに設けられ、利用者が商品を購入
する際に基準として考慮する項目およびその考慮の程度
を含む商品購入の基準の情報を各利用者ごとに記録して
おき、前記記録されている各利用者ごとの商品選定の基
準に関わる情報に基づいて各利用者に紹介する販売対象
の商品を絞り込み、当該絞り込まれた商品を当該利用者
に紹介し、任意の利用者に対して所望の商品を紹介し販
売するサーバ装置と、前記通信ネットワークの任意のノ
ードに設けられ、前記サーバ装置に対して商品の紹介を
要求し、前記サーバ装置より送信される利用者に応じて
絞り込まれた商品に関わる情報を受信し、当該情報が出
力された商品より所望の商品を選択して前記サーバ装置
に購入の申し込みを行なう複数の端末装置とを有する。

【００１３】また、本発明のオンラインショッピング端
末装置は、利用者が商品を購入する際に基準として考慮
する項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基準の
情報を各利用者ごとに記録しておき、前記記録されてい
る各利用者ごとの商品選定の基準に関わる情報に基づい
て各利用者に紹介する販売対象の商品を絞り込み、当該
絞り込まれた商品を当該利用者に紹介する機能を有し、
ネットワークを介して任意の利用者に対して所望の商品
を紹介し販売するサーバ装置と、ネットワークを介して
通信可能に接続された端末装置であって、前記サーバ装
置に対して、商品の紹介を要求する商品紹介要求手段
と、前記サーバ装置より送信される、利用者に応じて絞
り込まれた商品に関わる情報を含む任意の情報を出力す
る情報出力手段と、前記情報が出力された商品より選定
された任意の商品の購入の要求を、前記サーバ装置に送
信する購入要求手段とを有する。

【００１４】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
１〜図４を参照して説明する。まず、本実施の形態のオ
ンラインショッピングシステム１００の全体構成につい
て、図１を参照して説明する。図１は、そのオンライン
ショッピングシステム１００の構成を示すブロック図で
ある。オンラインショッピングシステム１００は、サー
ビス提供装置２００、利用者端末装置３００およびネッ
トワーク４００を有する。

【００１５】サービス提供装置２００は、ネットワーク
４００の任意のノード上に設けられ、ネットワーク４０
０の任意のノードに対して、オンラインショッピング環
境である仮想ショッピングモールを提供するサーバ装置
である。このサービス提供装置２００の構成、機能およ
び動作については、後に詳細に説明する。

【００１６】利用者端末装置３００は、ネットワーク４
００の任意のノードに設けられたパーソナルコンピュー
タなどのノード装置であり、特に、サービス提供装置２
００が提供するオンラインショッピングシステム１００
に会員として登録した利用者により操作されることによ
り、サービス提供装置２００が提供する仮想ショッピン
グモールにアクセスするための端末装置として用いられ
る。

【００１７】ネットワーク４００は、サービス提供装置
２００および利用者端末装置３００を接続する任意の通
信ネットワークであり、本実施の形態ではインターネッ
トである。

【００１８】このようにオンラインショッピングシステ
ム１００は、複数のノード装置３００が接続されたイン
ターネットなどの広域ネットワーク４００に、仮想ショ
ッピングモールを提供するサービス提供装置２００を任
意のノード装置よりアクセス可能な状態で設けることに
より構成される。

【００１９】次に、このようなオンラインショッピング
システム１００の中核となる装置であるサービス提供装
置２００の構成について、図２を参照して説明する。サ
ービス提供装置２００は、利用者管理データベース２１
０、趣味嗜好データベース２１２、購入履歴管理データ
ベース２１４、商品管理データベース２１６、アドバイ
スデータベース２１８、登録処理部２２０、利用者イン
ターフェイス部２２２、商品選択部２２４、商品提示部
２２６、アドバイス処理部２２８、購入処理部２３０、
趣味嗜好分析部２３２および制御部２４０を有する。

【００２０】利用者管理データベース２１０は、サービ
ス提供装置２００が提供するオンラインショッピングシ
ステム１００に登録している利用者（会員）に関わるデ
ータが記録されたデータベースである。利用者管理デー
タベース２１０には、たとえば、利用者の住所、氏名、
連絡先情報、年齢、性別、ＩＤ、パスワード、登録年月
日、クレジットカード番号、クレジットカードの有効期
限、使用端末装置の情報などが記録される。これらの情
報は、たとえばその会員がオンラインショッピングシス
テム１００に登録する際に記録され、その後に逐次更新
される。そして、会員が仮想ショッピングモールにアク
セスした際の認証や決済処理などの際に参照される。

【００２１】趣味嗜好データベース２１２は、特許請求
の範囲の欄に記載した購入基準記録手段に相当する構成
であり、オンラインショッピングシステム１００の各会
員の趣味、嗜好、こだわりに関する種々の情報を記録す
るデータベースである。これら各会員の趣味、嗜好、こ
だわりなどが各会員が購入する商品を選定する際の重要
な基準となると考えれ、趣味嗜好データベース２１２に
は、その各内容と各重要度を示す情報が記録される。趣
味嗜好データベース２１２に記録された情報は、商品選
択部２２４において、その会員の趣味、嗜好に適合した
商品を選択する際に参照される。

【００２２】趣味嗜好データベース２１２の内容は、た
とえばその会員がオンラインショッピングシステム１０
０に登録する際などにアンケートなどを行なうことによ
り調査され記録される。また、購入履歴管理データベー
ス２１４に記録されている会員の商品購入履歴を趣味嗜
好分析部２３２が適宜解析することにより、各会員の趣
味、嗜好が検出され、これにより更新される。具体的に
は、趣味嗜好データベース２１２には、たとえば、会員
が、たとえば健康、食材、レストラン、ワイン、日本
酒、ファッション、おしゃれ、ブランド品、最新の電気
製品、音楽、絵画などの各項目に、興味があるか否か、
換言すればこだわっているか否かを示す情報が記録され
ている。

【００２３】そしてさらに、こだわっている項目につい
ては、どういう内容にこだわっているかという情報、お
よびそれに付随するさらに詳細なこだわり情報が記録さ
れている。たとえば、会員が食材にこだわっているとす
れば、それは生産方法（有機栽培であるとか、無農薬栽
培であるとか）なのか、産地（北海道であるとか、鹿児
島であるとか）なのか、あるいは生産者なのかなどの情
報、および、その具体的な内容が記録される。また、ブ
ランド品であればそれはどのブランドであるか、ファッ
ションにこだわるとすれば、それは衣料の種類なのか、
色なのか、スタイルなのか、また、その具体的内容は、
何色なのか、どういうスタイルなのかなどという情報が
記録される。

【００２４】購入履歴管理データベース２１４は、特許
請求の範囲の欄に記載した記録購入商品記録手段に相当
する構成であり、各会員ごとの購入商品に関わるデータ
を蓄積するデータベースであり、会員が商品を購入する
ごとに、その情報が購入処理部２３０より入力される。
具体的には、その商品の種類を示すコード、購入日時、
数量、価格および色、サイズ、形状、由来などのその商
品の特徴を示す情報などを記録する。そして、適宜趣味
嗜好分析部２３２により、この情報が解析されて、会員
の趣味や嗜好が調査される。

【００２５】商品管理データベース２１６は、オンライ
ンショッピングシステム１００で提供する全商品の種々
のデータが記録されたデータベースであり、大きく分け
て、商品ごとの情報と商品の関連性の情報が記録されて
いる。

【００２６】前者は、具体的には、商品名、分類コー
ド、提供数量、価格、形状、色、サイズ、性能、機能、
生産者などの商品ごとのデータであり、商品管理データ
ベース２１６内において商品データベースとして記録さ
れている。この商品データベースの情報は、利用者によ
り商品を探索される際に、また、後述する商品選択部２
２４により利用者の趣味、嗜好に合った商品を提供する
際に参照される。なお、実際に利用者に商品が紹介され
る場合には、イメージデータを用いたり詳細なデータが
添付されて提示される場合が多い。そのようなイメージ
データや、商品を探索する目的に使用される以上のより
詳細なデータなどは、仮想ショッピングモールに出店し
ている各商品提供者により提供されているデータであ
り、この商品管理データベース２１６には、そのデータ
供給先データベースへのリンクデータが記録される。も
ちろん、この商品管理データベース２１６に記録されて
いる情報をもって、利用者に対する商品の紹介情報とし
てもよい。

【００２７】また後者は、特許請求の範囲の欄に記載し
た商品関連性記録手段に相当する構成であり、たとえ
ば、特定の料理を作る場合に必要な材料の食品のグルー
プ、パーソナルコンピュータなどの装置を設置する際に
必要なディスプレイ、プリンタ、ケーブルなどのオプシ
ョン品のグループ、ワイシャツとネクタイなどコーディ
ネイトが有効な商品のグループなど、同時に購入される
場合の多い関連のある商品のグループを示す情報であ
り、商品管理データベース２１６内においては商品関連
性データベースとして記録されている。この商品関連性
データベースの情報は、後述するアドバイス処理部２２
８により参照され利用される。

【００２８】アドバイスデータベース２１８は、特許請
求の範囲の欄に記載したアドバイス記録手段に相当する
構成であり、アドバイス処理部２２８が会員に対して種
々のアドバイスを行なう際のルールなどが記載されたデ
ータベースである。アドバイス処理部２２８において
は、会員が商品を購入した際にその商品に関連する商品
の紹介を行なったり、あるいは、複数の商品を購入しよ
としている際にその組み合わせなどを提案したりという
アドバイスを行なう。アドバイスデータベース２１８に
は、これらのアドバイスを行なう場合のルールや、たと
えば一般に適切と言われているような色の組み合わせ、
各商品の細かいスタイルの組み合わせなどの情報が記録
されている。

【００２９】なお、同時に購入される場合の多い関連の
ある商品グループについては、前述した商品管理データ
ベース２１６内の商品関連性データベースに記録されて
おり、アドバイスデータベース２１８にもこれと同様の
情報が記録されている。ただし、アドバイスデータベー
ス２１８には、商品管理データベース２１６の内容を補
完するような、アドバイスという観点から見て有効な商
品の関連付けの情報が記録される。

【００３０】登録処理部２２０は、特許請求の範囲の欄
に記載した購入基準情報獲得手段に相当する構成であ
り、新たに仮想ショッピングモールを利用したいという
利用者を、オンラインショッピングシステム１００の会
員として登録するための処理を行なう。具体的には、ま
ず、登録を申し込み者とネットワーク４００を介して対
話形式で通信を行い、その利用者の住所、氏名、連絡先
情報、年齢、性別、ＩＤ、パスワード、登録年月日、ク
レジットカード番号、クレジットカードの有効期限、使
用端末装置の情報などの入力を受ける。そしてこれらの
情報を、利用者管理データベース２１０に新たな会員の
レコードとして記録する。

【００３１】次に、同じく対話形式でその登録申し込み
者にアンケートを行い、趣味、嗜好、こだわりに関する
情報を獲得する。具体的には、たとえば健康に興味があ
るかあればどう言った内容か、食べ物に興味、こだわり
があるか、あればどういうこだわりか、あるいはおしゃ
れに興味があるか、あればどういう点か、とういった内
容のアンケートを行なう。このようなアンケートを行な
って得られた情報は、趣味嗜好データベース２１２にそ
の会員のレコードとして記録される。

【００３２】利用者Ｉ／Ｆ部２２２は、実際にオンライ
ンショッピングを行なうための種々の通信を、ネットワ
ーク４００を介して会員が操作する利用者端末装置３０
０との間で行なうインターフェイス部である。

【００３３】商品選択部２２４は、特許請求の範囲の欄
に記載した商品選別手段に相当する構成であり、商品管
理データベース２１６に記録され管理されている膨大な
販売対象の商品の中から、利用者が適切に所望の商品を
選択できるように、商品管理データベース２１６や趣味
嗜好データベース２１２に記録されている情報に基づい
て種々の処理を行なう。

【００３４】具体的には、たとえば会員がオンラインシ
ョッピングを行なうためにサービス提供装置２００にロ
グインできた場合に、趣味嗜好データベース２１２に記
録されているその利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報
を読み出し、また購入履歴管理データベース２１４に記
録されている過去の購入履歴を参照し、その利用者が購
入をしようとしている商品の種類を推定し、購入を意図
している可能性の高い商品が選択し易くなっているショ
ッピングサイトトップページを作成する。作成したトッ
プページのデータは、利用者Ｉ／Ｆ部２２２を介して利
用者端末装置３００に送信され、利用者端末装置３００
の画面上に表示される。

【００３５】また、利用者が何らかの商品の種類や商品
を選択したら、これに基づいて商品選択部２２４が商品
管理データベース２１６を参照して商品リストを抽出
し、さらに趣味嗜好データベース２１２を参照して商品
を絞り込む処理を行なう。そして、その絞り込んだ結果
の商品リストを商品提示部２２６に通知する。

【００３６】商品提示部２２６は、利用者Ｉ／Ｆ部２２
２とともに特許請求の範囲の欄に記載した商品紹介手段
に相当する構成であり、商品選択部２２４より入力され
る商品の情報に基づいて、その商品を利用者に紹介する
ための表示画面のデータを生成し制御部２４０および利
用者Ｉ／Ｆ部２２２を介して利用者に送信する。

【００３７】アドバイス処理部２２８は、特許請求の範
囲の欄に記載した第１のアドバイス手段および第２のア
ドバイス手段に相当する構成であり、利用者の要求に応
じて、利用者の商品購入に関わるアドバイスを行なう。
このアドバイスは、任意の方法により任意のアドバイス
を行なってよい。ここでは、本実施の形態のオンライン
ショッピングシステム１００で行なう具体的な例を説明
する。まず、アドバイス処理部２２８は、利用者が、た
とえば商品選択部２２４により選択された同じ種類の複
数の商品の中から、購入する商品を決めかねているよう
な場合、利用者からの要求に応じて、最もその利用者に
合った商品を選定して利用者に報告する処理を行なう。
この時アドバイス処理部２２８は、趣味嗜好データベー
ス２１２に記録されているその利用者の趣味、嗜好、こ
だわりに関する情報を参照し、商品管理データベース２
１６に記録されている各商品の特徴などの情報に基づい
て、選定を行なう。

【００３８】また、アドバイス処理部２２８は、利用者
が何らかの商品を購入した場合、その商品を使用するた
めに同時に購入しておく必要のある商品を検出し、これ
を利用者に紹介する。具体的には、プリンタに対してケ
ーブルや消耗品などを紹介したり、旅行の申し込みに対
して保険の紹介を行なったり、スラックスやスカートな
どに対してベルトを紹介したりする。この時アドバイス
処理部２２８は、商品管理データベース２１６の商品関
連性データベースおよびアドバイスデータベース２１８
を参照して関連商品の紹介を行なう。なお、関連商品を
紹介する際には、商品の種類のみを紹介してもよいし、
実際に商品管理データベース２１６を参照して実際に販
売する商品名を紹介してもよい。またその際には、商品
選択部２２４により、その利用者の趣味、嗜好に適した
商品のみを紹介するようにしてもよい。

【００３９】また、アドバイス処理部２２８は、利用者
が関連した複数種類の商品の購入を意図しており、その
各商品においてどの商品を購入しようか決めかねている
ような場合に、その関連性を考慮して適切な商品を紹介
する。具体的には、たとえばワイシャツとネクタイを購
入しようとしている場合に、ネクタイの色をワイシャツ
の色に基づいて選定する場合、あるいは、カレーを作ろ
うとしている利用者がその材料のジャガイモの種類を迷
っている場合などに、カレーに適したジャガイモを選定
する場合などである。これらのアドバイスは、アドバイ
スデータベース２１８に予め記録されている情報に基づ
いて行なうのが好ましいが、場合によっては、趣味嗜好
データベース２１２などの情報を参照することにより行
なってもよい。

【００４０】なお、いずれの場合も、アドバイス処理部
２２８は、予めデータベースに記録されている情報に基
づいてアドバイスを行なっていたが、たとえば、利用者
Ｉ／Ｆ部２２２を介して利用者に新たに質問を行い、利
用者の趣味や嗜好を調査するなどしてアドバイスを行な
ってもよい。そのような場合には、アドバイス処理部２
２８の処理は、カウンセリングと言うのが適切な処理と
なる。

【００４１】購入処理部２３０は、何らかの商品の購入
を利用者が決定した場合に、利用者管理データベース２
１０よりその利用者のクレジットカード番号などの情報
を読み出し決済処理を行なうと同時に、その商品を提供
している出店元に、商品の受注の報告および商品の発送
の依頼などを行なう。また、この購入の履歴は、利用者
に対応付けられて購入履歴管理データベース２１４に記
録される。

【００４２】趣味嗜好分析部２３２は、特許請求の範囲
の欄に記載した商品購入基準検出手段に相当する構成で
あり、購入履歴管理データベース２１４より利用者ごと
の購入商品の履歴を読み出し、たとえば購入商品の傾
向、色の好み、価格に対する傾向など、その利用者の趣
味、嗜好、こだわり箇所を分析し、分析結果の情報を、
その利用者に対応付けて趣味嗜好データベース２１２に
記録する。

【００４３】制御部２４０は、前述したようなサービス
提供装置２００の各構成部が適切に処理を行い、またそ
れら各構成部間での情報、データの送受が適切に行なわ
れ、これによりサービス提供装置２００が全体として所
望の動作を行なうように、サービス提供装置２００の各
構成部の制御および各構成部間のデータの転送などを行
なう制御部である。以上が、サービス提供装置２００の
構成である。

【００４４】次に、このようなオンラインショッピング
システム１００の動作について、図３および図４を参照
して説明する。まず、新たな利用者がオンラインショッ
ピングシステム１００に会員登録する際の動作につい
て、図３を参照して説明する。まず、新たに会員登録を
行なおうとする利用者が、ネットワーク４００上の任意
のノードの利用者端末装置３００よりサービス提供装置
２００にアクセスを行なったら、登録処理部２２０がこ
れを受け付けて登録処理を開始し（ステップＳ１０）、
利用者端末装置３００に対して個人情報の入力を順に要
求する（ステップＳ１１）。すなわち、利用者の名前、
住所、連絡先、年齢、性別、ＩＤ、パスワード、登録年
月日、クレジットカード番号、クレジットカードの有効
期限、使用端末装置の情報などを順に質問する。そし
て、各項目に対して回答を得たら、これを利用者管理デ
ータベース２１０に登録する（ステップＳ１２）。

【００４５】全ての項目について回答を得たら（ステッ
プＳ１３）、次に、各個人の趣味、嗜好、こだわりに関
わる情報の入力を要求する（ステップＳ１４）。すなわ
ち、前述した個人情報の場合と同様の方法により、健康
について興味があるか否か、食べ物について興味がある
か否か、おしゃれについて興味があるか否か、それぞれ
あるとすればどのような点かなどというような質問を順
に行う。そして、各項目に対して回答を得たら、これを
趣味嗜好データベース２１２に登録する（ステップＳ１
５）。そして、全ての項目について回答を得たら（ステ
ップＳ１６）、ＩＤおよびパスワードを発行してその利
用者を会員として登録するものとし（ステップＳ１
７）、一連の登録処理は終了する（ステップＳ１８）。

【００４６】次に、会員が実際にショッピングを行なう
場合の動作について、図４を参照して説明する。まず、
既に登録を行なっている会員が利用者端末装置３００よ
りネットワーク４００を介してサービス提供装置２００
にアクセスすると、利用者Ｉ／Ｆ部２２２がこれを受け
付けて各会員ごとのオンラインショッピングサービスが
開始される（ステップＳ２０）。そしてまず、その利用
者よりＩＤおよびパスワードを獲得し（ステップＳ２
１）、利用者管理データベース２１０を参照してその利
用者の情報を読み出す（ステップＳ２２）。もしも、利
用者管理データベース２１０にそのＩＤが登録されてい
ない場合あるいはパスワードが一致しない場合には（ス
テップＳ２３）、その利用者のログインを認めず、ステ
ップＳ２１に戻って再びＩＤまたはパスワードの入力を
促す。

【００４７】利用者がログインできた場合には（ステッ
プＳ２３）、趣味嗜好データベース２１２に記録されて
いるその利用者の趣味、嗜好、こだわりの情報を読み出
し、また直接的に購入履歴管理データベース２１４に記
録されている過去の購入履歴を参照し、まず、その利用
者が購入をしようとしている商品の種類を推定する。そ
して、商品が推定できたら、そのような商品が選択し易
くなっているショッピングサイトトップページを利用者
端末装置３００に表示させ、以後、商品の選択処理を行
なわせる（ステップＳ２４）。

【００４８】すなわち、利用者の操作に従って、利用者
が何らかの商品の種類や商品を選択したら、これに基づ
いて商品選択部２２４が商品管理データベース２１６を
参照して商品リストを抽出し、さらに趣味嗜好データベ
ース２１２を参照して商品を絞り込み（ステップＳ２
４）、商品提示部２２６が、その絞り込んだ結果の商品
のリストなどを利用者端末装置３００に表示させる（ス
テップＳ２５）。そしてさらに、利用者により購入商品
が指定されたら、その購入商品のリスト、金額などの情
報を利用者端末装置３００に表示する（ステップＳ２
８）。利用者の操作に基づいて、このようなステップＳ
２４〜ステップＳ２８の処理を繰り返しながら、最終的
に購入商品を決定していく。

【００４９】このような処理を行なっている際に、利用
者が商品の選択などに困ったり、他に必要な商品を確認
したくなったりしてアドバイスを要求した時には（ステ
ップＳ２６）、アドバイス処理部２２８がアドバイスデ
ータベース２１８および商品管理データベース２１６の
商品関連性データベースを参照しながら、利用者の要求
に従ったアドバイスを行なう（ステップＳ２７）。すな
わち、たとえば利用者が、同じ種類の複数の商品の中か
ら購入する商品を決めかねているような場合には、趣味
嗜好データベース２１２および商品管理データベース２
１６を参照して、最もその利用者に合った商品を選定し
て利用者に報告する処理を行なう。

【００５０】また、利用者が何らかの商品を使用するた
めに同時に購入しておく必要のある商品の紹介を要求し
た場合には、前述したように、たとえばプリンタに対し
てケーブルや消耗品などを紹介したり、旅行の申し込み
に対して保険の紹介を行なったり、スラックスやスカー
トなどに対してベルトを紹介したりというアドバイスを
行なう。さらに、利用者が関連した複数種類の商品の各
々についどの商品を購入しようか決めかねているような
場合には、アドバイスデータベース２１８および趣味嗜
好データベース２１２を参照して、たとえばワイシャツ
とネクタイを購入しようとしている場合のネクタイの色
や、カレーを作るのに好ましいその利用者の好みにあっ
たジャガイモの選定などを行なう。

【００５１】そして、このような処理を行なって利用者
が最終的に商品の注文を行なったら、購入処理部２３０
がこれを受け付けて決済処理などを行い、また購入結果
を購入履歴管理データベース２１４に登録するなどの処
理を行い（ステップＳ２９）、その利用者に対する一連
のオンラインショッピング処理を終了する（ステップＳ
３０）。すなわち、その利用者をログアウトする。な
お、購入履歴管理データベース２１４に新たな購入履歴
のデータが記録されたら、趣味嗜好分析部２３２がこれ
を読み出して、その利用者に対する趣味、嗜好を分析す
る処理を再度行い、この結果に基づいて、その利用者の
趣味嗜好データベース２１２の内容を更新する（ステッ
プＳ４０）。

【００５２】このように、本実施の形態のオンラインシ
ョッピングシステム１００によれば、会員がサービス提
供装置２００にログインすると、その会員の趣味、嗜
好、こだわりに基づいて、その会員が購入しそうな商
品、興味を持ちそうな商品が選択し易いようにカスタマ
イズしたトップページが表示される。さらに、その後の
操作により順次具体的な商品を選択していく過程におい
ても、その会員の趣味、嗜好、こだわりなどに基づいて
絞り込みんだ商品を紹介するようにしている。したがっ
て、各会員は、膨大な販売対象の商品の中から、効率よ
く、自分の趣味、嗜好、こだわりに適した商品を探すこ
とができる。

【００５３】また、購入する商品を迷った場合には、や
はり自分の趣味、嗜好、こだわりに基づいた観点から、
どの商品がよいかアドバイスを受けることができるの
で、より一層効率よく、また、自分の趣味、嗜好、こだ
わりに合致した適切ま商品を購入することができる。ま
た、自分の趣味のみならず、たとえば色のコーディネイ
トなど、通常は、店員などの専門家から受けるようなア
ドバイスも受けることができる。したがって、より適切
な商品を購入することができる。また、購入しようとす
る商品に係わり必要となる他の商品などの紹介も行なっ
てくれるので、買い足りないものが出てきて再びサービ
ス提供装置２００にアクセスするなどの、効率の悪い処
理を防ぐことができる。

【００５４】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、趣味
嗜好データベース２１２に記録される各会員の趣味、嗜
好、こだわりなどの情報は、その会員の入会時にアンケ
ートを行い得るものとしたが、このようなアンケート
は、入会時に限られるものではなく任意の時に行なって
よい。また、直接的に趣味などを聞くアンケートでなく
ても、たとえばクイズ形式の対話を行なうなどして、間
接的にその会員の趣味などを探索するようにしてもよ
い。

【００５５】

【発明の効果】このように本発明によれば、利用者が、
自分の趣味、嗜好、こだわりに合致した商品を容易に探
し出し、さらには購入する商品を容易に決定することが
できるオンラインショッピング環境を提供するオンライ
ンショッピング装置を提供することができる。また、利
用者が、自分の趣味、嗜好、こだわりに合致した商品を
容易に探し出し、さらには購入する商品を容易に決定す
ることができるオンラインショッピング方法とそのシス
テムを提供することができる。さらに、そのようなオン
ラインショッピングシステムに用いて好適なオンライン
ショッピング端末装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の一実施の形態のオンラインシ
ョッピングシステムの構成を示す図である。

【図２】図２は、図１に示したオンラインショッピング
システムのサービス提供装置の構成を示すブロック図で
ある。

【図３】図３は、図１に示したオンラインショッピング
システムにおける、会員登録処理を説明するための図で
ある。

【図４】図４は、図１に示したオンラインショッピング
システムにおける、商品の購入に関わる処理を説明する
ための図である。

【符号の説明】 １００…オンラインショッピングシステム、２００…サ
ービス提供装置、２１０…利用者管理データベース、２
１２…趣味嗜好データベース、２１４…購入履歴管理デ
ータベース、２１６…商品管理データベース、２１８…
アドバイスデータベース、２２０…登録処理部、２２２
…利用者Ｉ／Ｆ部、２２４…商品選択部、２２６…商品
提示部、２２８…アドバイス処理部、２３０…購入処理
部、２３２…趣味嗜好分析部、２４０…制御部、３００
…利用者端末装置、４００…ネットワーク

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ネットワークに接続され、当該ネットワー
   クを介して任意の利用者に対して所望の商品を紹介し販
   売するオンラインショッピング装置であって、 利用者が商品を購入する際に基準として考慮する項目お
   よびその考慮の程度を含む商品購入の基準の情報を、各
   利用者ごとに記録する購入基準記録手段と、 前記記録されている各利用者ごとの商品選定の基準に関
   わる情報に基づいて各利用者に紹介する販売対象の商品
   を絞り込む商品選別手段と、 少なくとも前記絞り込まれた商品を当該利用者に紹介す
   る商品紹介手段とを有するオンラインショッピング装
   置。
2. 【請求項２】前記利用者の商品購入の基準の情報は、当
   該利用者の商品に対する趣味、嗜好、こだわりを含む情
   報である請求項１に記載のオンラインショッピング装
   置。
3. 【請求項３】各利用者ごとに、購入した商品の履歴を記
   録する購入商品記録手段と、 前記記録されている購入した商品の履歴に基づいて、当
   該利用者の前記商品購入の基準の情報を検出する商品購
   入基準検出手段とをさらに有し、 前記購入基準記録手段は、前記検出された商品購入の基
   準の情報により、当該利用者の情報を適宜更新する請求
   項２に記載のオンラインショッピング装置。
4. 【請求項４】新たな利用者がオンラインショッピングサ
   ービスを受ける旨の申し込みを行なう際に、当該利用者
   の前記商品購入の基準の情報を当該利用者から獲得する
   商品購入基準情報獲得手段をさらに有し、 前記購入基準記録手段は、前記獲得した情報を、当該利
   用者の当該商品購入の基準の情報として記録する請求項
   ２に記載のオンラインショッピング装置。
5. 【請求項５】前記商品購入基準情報獲得手段は、前記利
   用者に、当該利用者の趣味、嗜好、こだわりを含む任意
   の特徴を質問するアンケートを行い、当該アンケートの
   回答に基づいて前記情報を獲得する請求項４に記載のオ
   ンラインショッピング装置。
6. 【請求項６】前記利用者からの要求に応じて、複数の商
   品から購入して好ましい商品の選定を行ない通知する第
   １のアドバイス手段をさらに有する請求項２に記載のオ
   ンラインショッピング装置。
7. 【請求項７】前記第１のアドバイス手段は、前記記録さ
   れている各利用者ごとの商品購入の基準の情報に基づい
   て前記選定を行なう請求項６に記載のオンラインショッ
   ピング装置。
8. 【請求項８】複数の商品について、組み合わせて好適な
   各商品の特徴の情報が記録されたアドバイス記録手段を
   さらに有し、 前記第１のアドバイス手段は、前記記録されている組み
   合わせて好適な各商品の特徴の情報を参照し、前記複数
   の商品より、他に購入する所定の商品の所定の特徴に組
   み合わせて好適な特徴を有する商品を、前記購入して好
   ましい商品として選定する請求項６に記載のオンライン
   ショッピング装置。
9. 【請求項９】前記利用者からの要求に応じて、当該利用
   者が購入する商品に係わり、購入するのが好ましい他の
   商品の紹介を行なう第２のアドバイス手段をさらに有す
   る請求項２に記載のオンラインショッピング装置。
10. 【請求項１０】特定の目的を達成するために必要な販売
    対象の商品のグループを記録した商品関連性記録手段を
    さらに有し、 前記第２のアドバイス手段は、前記記録されている商品
    のグループのいずれかの商品が購入される場合に、当該
    グループの他の商品を、前記購入するのが好ましい他の
    商品として紹介する請求項９に記載のオンラインショッ
    ピング装置。
11. 【請求項１１】利用者が商品を購入する際に基準として
    考慮する項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基
    準の情報を、予めサーバ装置に、各利用者ごとに記録し
    ておき、 任意の前記利用者に係わる端末装置より前記サーバ装置
    に対して、ネットワークを介して、商品の紹介を要求
    し、 前記サーバ装置において、前記記録されている当該利用
    者の前記情報に基づいて、当該利用者に紹介する商品を
    絞り込み、 少なくとも前記絞り込まれた商品に関わる情報を当該利
    用者に関わる前記端末装置に前記ネットワークを介して
    送信し、 前記端末装置において、前記送信された絞り込まれた商
    品に関わる情報を参照し、購入する商品を決定し、 当該商品の購入の要求を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置において、決済処理および商品の引き渡
    し処理を含む所定の売買処理を行なうオンラインショッ
    ピング方法。
12. 【請求項１２】前記利用者の商品購入の基準の情報は、
    当該利用者の商品に対する趣味、嗜好、こだわりを含む
    情報である請求項１１に記載のオンラインショッピング
    方法。
13. 【請求項１３】各利用者ごとに、購入した商品の履歴を
    前記サーバ装置に記録しておき、 前記記録されている購入した商品の履歴に基づいて、当
    該利用者の前記商品購入の基準の情報を検出し、 前記検出された商品購入の基準の情報により、前記利用
    者ごとの前記商品購入の基準の情報を適宜更新する請求
    項１２に記載のオンラインショッピング方法。
14. 【請求項１４】新たな利用者がオンラインショッピング
    サービスを受ける旨の申し込みを前記サーバ装置に行な
    った際に、前記サーバ装置は、当該利用者の前記商品購
    入の基準の情報を当該利用者から獲得し、 前記獲得した情報を当該利用者の当該商品購入の基準の
    情報として記録しておく請求項１２に記載のオンライン
    ショッピング方法。
15. 【請求項１５】前記利用者ごとの前記商品購入の基準の
    情報は、前記利用者に、当該利用者の趣味、嗜好、こだ
    わりを含む任意の特徴を質問するアンケートを行い、当
    該アンケートの回答に基づいて獲得する請求項１４に記
    載のオンラインショッピング方法。
16. 【請求項１６】必要に応じて、前記端末装置は前記サー
    バ装置に、所定の複数の商品から購入して好ましい商品
    の選定を要請し、 前記要請に基づいて前記サーバ装置において前記選定を
    行い、 前記選定結果に基づいて、端末装置においては購入する
    商品を決定する請求項１２に記載のオンラインショッピ
    ング方法。
17. 【請求項１７】前記選定は、前記記録されている各利用
    者ごとの商品購入の基準の情報に基づいて行なう請求項
    １６に記載のオンラインショッピング装置。
18. 【請求項１８】複数の商品について、組み合わせて好適
    な各商品の特徴の情報を前記サーバ装置に記録してお
    き、 必要に応じて、前記端末装置は前記サーバ装置に、所定
    の複数の商品から購入して好ましい商品の選定を要請
    し、 前記要請に基づいて前記サーバ装置において前記記録さ
    れている組み合わせて好適な各商品の特徴の情報を参照
    し、前記複数の商品より、他に購入する所定の商品の所
    定の特徴に組み合わせて好適な特徴を有する商品を前記
    購入して好ましい商品として選定し、 前記選定結果に基づいて、端末装置においては購入する
    商品を決定する請求項１６に記載のオンラインショッピ
    ング方法。
19. 【請求項１９】前記利用者からの要求に応じて、前記サ
    ーバ装置は、当該利用者が購入する商品に係わり、購入
    するのが好ましい他の商品の紹介を前記端末装置に行な
    う請求項１２に記載のオンラインショッピング方法。
20. 【請求項２０】特定の目的を達成するために必要な販売
    対象の商品のグループを前記サーバ装置に記録してお
    き、 前記利用者からの要求に応じて、前記サーバ装置は、前
    記記録されている商品のグループのいずれかの商品が購
    入される場合に、当該グループの他の商品を、前記購入
    するのが好ましい他の商品として紹介する請求項１９に
    記載のオンラインショッピング方法。
21. 【請求項２１】任意の通信ネットワークと、 前記通信ネットワークの任意のノードに設けられ、利用
    者が商品を購入する際に基準として考慮する項目および
    その考慮の程度を含む商品購入の基準の情報を各利用者
    ごとに記録しておき、前記記録されている各利用者ごと
    の商品選定の基準に関わる情報に基づいて各利用者に紹
    介する販売対象の商品を絞り込み、当該絞り込まれた商
    品を当該利用者に紹介し、任意の利用者に対して所望の
    商品を紹介し販売するサーバ装置と、 前記通信ネットワークの任意のノードに設けられ、前記
    サーバ装置に対して商品の紹介を要求し、前記サーバ装
    置より送信される利用者に応じて絞り込まれた商品に関
    わる情報を受信し、当該情報が出力された商品より所望
    の商品を選択して前記サーバ装置に購入の申し込みを行
    なう複数の端末装置とを有するオンラインショッピング
    システム。
22. 【請求項２２】利用者が商品を購入する際に基準として
    考慮する項目およびその考慮の程度を含む商品購入の基
    準の情報を各利用者ごとに記録しておき、前記記録され
    ている各利用者ごとの商品選定の基準に関わる情報に基
    づいて各利用者に紹介する販売対象の商品を絞り込み、
    当該絞り込まれた商品を当該利用者に紹介する機能を有
    し、ネットワークを介して任意の利用者に対して所望の
    商品を紹介し販売するサーバ装置と、ネットワークを介
    して通信可能に接続された端末装置であって、 前記サーバ装置に対して、商品の紹介を要求する商品紹
    介要求手段と、 前記サーバ装置より送信される、利用者に応じて絞り込
    まれた商品に関わる情報を含む任意の情報を出力する情
    報出力手段と、 前記情報が出力された商品より選定された任意の商品の
    購入の要求を、前記サーバ装置に送信する購入要求手段
    とを有するオンラインショッピング端末装置。
23. 【請求項２３】前記サーバ装置に対して、購入する商品
    の選定に係わる所定のアドバイスを要求するアドバイス
    要求手段をさらに有する請求項２２に記載のオンライン
    ショッピング端末装置。
24. 【請求項２４】前記サーバ装置より送信される、各利用
    者の趣味、嗜好、こだわりを含む任意の特徴を質問する
    アンケートに回答し、前記サーバ装置に送信するアンケ
    ート送信手段をさらに有する請求項２２に記載のオンラ
    インショッピング端末装置。