JP2001228691A - カートリッジ、現像剤供給ユニット及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

カートリッジ、現像剤供給ユニット及び電子写真画像形成装置

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JP2001228691A
JP2001228691A JP2000041892A JP2000041892A JP2001228691A JP 2001228691 A JP2001228691 A JP 2001228691A JP 2000041892 A JP2000041892 A JP 2000041892A JP 2000041892 A JP2000041892 A JP 2000041892A JP 2001228691 A JP2001228691 A JP 2001228691A
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developer
supply unit
memory
cartridge
image forming
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JP2000041892A
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English (en)
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Hiroaki Ogata
寛明 緒方
Shinya Yamamoto
慎也 山本
Tomomi Kakeshita
智美 掛下
Hiroshi Sasame
裕志 笹目
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なった特性の現像剤の混入する虞のある場
合には、それをメモリに記憶し、画像不良発生時にその
画像不良の原因をすばやく解析できる、カートリッジ、
現像剤供給ユニット及び電子写真画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 現像剤供給ユニット5が装着された際
に、現像剤供給ユニット5に現像剤が再充填された可能
性があることを検知し、検知結果を現像剤供給ユニット
現像剤再充填情報としてユニットメモリ20T及びカー
トリッジメモリ20Pに記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には電子写真
画像形成装置に関し、特に、画像形成装置本体に着脱可
能なカートリッジ、即ち、カートリッジ化された現像装
置或いはプロセスカートリッジと、これら現像装置など
に現像剤を供給する現像剤供給ユニットとを備えた電子
写真画像形成装置に関するものである。
【0002】本発明において、電子写真画像形成装置と
は、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
ので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成装置において
は、所謂現像剤補給方式が行われている。この現像剤補
給方式によれば、装置本体内の現像剤が消費された場合
に、現像剤供給ユニットを用いて装置本体内に現像剤を
補給する。
【0005】ところで、このような電子写真画像形成装
置では、現像剤供給ユニットに現像剤を再充填すること
が行なわれることが予測される。即ち、電子写真画像形
成装置に現像剤を補給し終えて空となった現像剤供給ユ
ニットを回収して清掃し、その後、この現像剤供給ユニ
ットに現像剤を再充填することが予測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この現像剤再充填にお
いては、現像剤供給ユニットに最初に充填されていたの
とは異なった特性の現像剤が充填される虞が考えられ
る。この場合に、その現像剤供給ユニットを用いて、装
置本体に現像剤を補給すると、装置本体内の現像装置内
に残留している現像剤とは特性の異なる現像剤が混入す
ることになる。
【0007】本発明者らの検討によると、一度使用され
た現像装置に対して、それまでに補給されていた現像剤
とは特性の異なる現像剤が補給された場合に、即ち、異
なった特性の現像剤が混入した場合に、その特性の組合
わせ、或いは、混入量等によっては、画像の濃度むら、
かぶり、或いは現像剤のボタ落ち等が発生して、画像の
品質が低下する虞があることが認められた。
【0008】勿論、このような画像の品質の低下を常に
生じるとは限らない。特性の異なった現像剤が混入した
場合であっても、特性の組合わせ、混入量等によって
は、画像の品質を低下させずに画像形成を行える場合が
多々認められる。
【0009】ここで、前述した画像品質の低下を生じる
ような現象が生じる現像剤の混入が行われた場合には、
テストパターン等を出力して、かなりの枚数のプリント
を行って、現像装置内に存在する混入した現像剤を完全
に消費すること、或いは現像装置ごと交換すること、等
によって現像装置を元の状態に回復させなければならな
かった。
【0010】しかしながら、特性の異なる現像剤が補給
されたかどうかは直ぐに判別できないため、発生した画
像不良が現像装置によるものなのか直ぐに判断すること
ができず、直ぐに上記のような対策を取るには至らな
い。又、画像不良の原因が現像装置に有ると分かり、現
像装置又は現像装置を含むカートリッジが不良品として
して回収されても、やはりその原因が特性の異なる現像
剤が補給されたためかどうか直ぐに判断できないため、
原因が解析できずに、それにより同じような画像不良が
再発する可能性がある。
【0011】従って、本発明の目的は、異なった特性の
現像剤の混入する虞のある場合には、それをメモリに記
憶し、画像不良発生時にその画像不良の原因をすばやく
解析できる、カートリッジ、現像剤供給ユニット及び電
子写真画像形成装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明にかか
るカートリッジ、現像剤供給ユニット及び電子写真画像
形成装置にて達成される。
【0013】要約すれば、第1の本発明によれば、記録
媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
いて、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成さ
れた静電潜像を現像するための現像装置とカートリッジ
メモリとを有する、画像形成装置に対して取り外し可能
に配置されるカートリッジと、ユニットメモリを有し、
前記現像装置に現像剤を供給するための現像剤供給ユニ
ットと、前記カートリッジ及び現像剤供給ユニットを画
像形成装置に対し取り外し可能に装着するための装着部
と、本体メモリと、前記装着部に前記現像剤供給ユニッ
トが装着された際に、前記現像剤供給ユニットに現像剤
が再充填された可能性があることを検知する検知手段
と、前記検知手段による検知結果を現像剤供給ユニット
現像剤再充填情報として前記ユニットメモリ及びカート
リッジメモリに記憶させる記憶手段と、を有することを
特徴とする電子写真画像形成装置が提供される。
【0014】第1の本発明の一実施態様によれば、前記
現像剤供給ユニットが、現像剤を収納する現像剤収納部
と、前記現像剤を排出するための前記現像剤収納部に設
けられた開口と、前記開口から前記現像剤収納部に収納
されている現像剤を排出するための現像剤搬送部材と、
前記ユニットメモリと、を有し、且つ前記ユニットメモ
リに現像剤供給ユニットに関する情報を記憶し、前記電
子写真画像形成装置が、前記ユニットメモリの情報を受
け取り、その情報により現像剤供給ユニットに現像剤が
再充填された可能性を検知する前記検知手段と、その検
知結果を現像剤供給ユニット現像剤再充填情報としてカ
ートリッジのカートリッジメモリ及び現像剤供給ユニッ
トのユニットメモリに記憶する前記記憶手段と、を有す
る。
【0015】第1の本発明の他の実施態様によれば、前
記電子写真画像形成装置の本体メモリに現像剤供給ユニ
ットに関する情報を記憶し、前記電子写真画像形成装置
が、前記ユニットメモリの情報を受け取り、その情報と
電子写真画像形成装置の本体メモリに記憶している現像
剤供給ユニットに関する情報により現像剤供給ユニット
に現像剤が再充填された可能性を検知する前記検知手段
と、その検知結果を現像剤供給ユニット現像剤再充填情
報としてカートリッジのカートリッジメモリ及び現像剤
供給ユニットのユニットメモリに記憶する前記記憶手段
と、を有する。
【0016】第1の本発明の他の実施態様によれば、前
記現像剤供給ユニットのユニットメモリに前記現像剤供
給ユニット現像剤再充填情報及び現像剤供給ユニットの
個体識別情報を記憶し、前記電子写真画像形成装置が、
本体メモリに現像剤供給ユニットの個体識別情報を記憶
し、前記現像剤供給ユニットのユニットメモリに記憶し
ている個体識別情報と、電子写真画像形成装置の本体メ
モリに記憶している現像剤供給ユニットの個体識別情報
とが一致しなかった場合、現像剤供給ユニットのユニッ
トメモリに記憶している前記現像剤供給ユニット現像剤
再充填情報を、前記カートリッジのカートリッジメモリ
に記憶する。
【0017】第1の本発明の他の実施態様によれば、前
記現像剤供給ユニットのユニットメモリに前記現像剤供
給ユニット現像剤再充填情報を記憶し、前記カートリッ
ジのカートリッジメモリにカートリッジの個体識別情報
を記憶し、前記電子写真画像形成装置が、本体メモリに
前記カートリッジの個体識別情報を記憶し、前記カート
リッジのカートリッジメモリに記憶している個体識別情
報と、電子写真画像形成装置の本体メモリに記憶してい
るカートリッジの個体識別情報とが一致しなかった場
合、現像剤供給ユニットのユニットメモリに記憶してい
る前記現像剤供給ユニット現像剤再充填情報を、前記カ
ートリッジのカートリッジメモリに記憶する。
【0018】第1の本発明の更に他の実施態様によれ
ば、前記現像剤供給ユニットのユニットメモリに前記現
像剤搬送部材の駆動積算量を記憶するか、又は、前記現
像剤供給ユニットの使用開始からの形成画像の積算ピク
セルカウント、その積算ピクセルカウントを統計処理し
た値、若しくは積算ピクセルカウントをトナー量に換算
した値を記憶し、前記積算量が予め決められた一定値以
上になった場合、そのことを現像剤供給ユニット現像剤
再充填情報として前記ユニットメモリ、及びカートリッ
ジメモリに記憶させる。
【0019】第2の本発明によれば、電子写真画像形成
装置本体に着脱可能な、現像装置に現像剤を供給するた
めの現像剤供給ユニットにおいて、(A)前記電子写真
画像形成装置本体は、(a)現像剤供給ユニットを取り
外し可能に装着するための装着部と、(b)前記装着部
に前記現像剤供給ユニットが装着された際に、前記現像
剤供給ユニットに現像剤が再充填された可能性があるこ
とを検知する検知手段と、を有し、(B)前記現像剤供
給ユニットは、(a)現像剤を収納する現像剤収納部
と、(b)前記現像剤を排出するための、前記現像剤収
納部に設けられた開口と、(c)前記開口から前記現像
剤収納部に収納されている現像剤を排出するための現像
剤搬送部材と、(d)ユニットメモリーと、を有し、前
記ユニットメモリーの記憶情報を用いることによって、
前記現像装置及び現像剤供給ユニットの使用履歴を解析
されることを特徴とする現像剤供給ユニットが提供され
る。
【0020】第3の本発明によれば、 電子写真画像形
成装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、
(A)前記電子写真画像形成装置本体は、(a)現像装
置に現像剤を供給するための現像剤供給ユニットを取り
外し可能に装着するための装着部と、(b)前記装着部
に前記現像剤供給ユニットが装着された際に、前記現像
剤供給ユニットに現像剤が再充填された可能性があるこ
とを検知する検知手段と、を有し、(B)前記現像カー
トリッジは、(a)電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像するための現像装置と、(b)前記電子写真画
像形成装置本体に設けられた前記検知手段の検知結果を
記憶するためのカートリッジメモリーと、を有すること
を特徴とする現像カートリッジが提供される。
【0021】第4の本発明によれば、 電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、(A)前記電子写真画像形成装置本体は、(a)現
像装置に現像剤を供給するための現像剤供給ユニットを
取り外し可能に装着するための装着部と、(b)前記装
着部に前記現像剤供給ユニットが装着された際に、前記
現像剤供給ユニットに現像剤が再充填された可能性があ
ることを検知する検知手段と、を有する、(B)前記プ
ロセスカートリッジは、(a)電子写真感光体と、
(b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
するための現像装置と、(c)前記電子写真画像形成装
置本体に設けられた前記検知手段の検知結果を記憶する
ためのカートリッジメモリーと、を有することを特徴と
するプロセスカートリッジが提供される。。
【0022】上記各本発明にて、一実施態様によれば、
前記各メモリは、強誘電体不揮発メモリ、RAM、書き
換え可能のROMなどの電気的記憶手段、或いは、磁気
記録媒体、磁気バブルメモリ、光磁気メモリなどの磁気
的記憶手段である。
【0023】上記各本発明にて、他の実施態様によれ
ば、前記現像剤がトナーとキャリアを有する2成分現像
剤である場合は、前記現像剤供給ユニットは、トナーを
収納したトナー供給ユニットである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施例1 図1に、本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
の概略構成を示す。本実施例は、現像剤供給ユニットの
ユニットメモリと画像形成装置のメモリに記憶された情
報を比較することにより、現像剤供給ユニットに現像剤
が再充填されたことを検知し、その検知結果を現像剤供
給ユニットのユニットメモリ、及びプロセスカートリッ
ジのカートリッジメモリに記憶する電子写真方式のカラ
ーレーザープリンタの一例を示す。
【0025】又、詳しくは後述するように、現像装置は
1成分現像剤或いは2成分現像剤を使用することができ
るが、本実施例にて現像装置は、トナーとキャリアを有
した2成分現像剤を使用しており、従って、現像剤供給
ユニットにはトナーが収納されている。従って、本実施
例にて、現像剤供給ユニットは、トナー供給ユニットと
呼ぶこととする。
【0026】図1に示す本実施例のカラーレーザープリ
ンタは、複数個のプロセスカートリッジ(P−CRG)
7を有し、各プロセスカートリッジ7で形成した画像を
一旦第2の画像担持体である中間転写ベルト8に連続的
に多重転写し、その後、記録媒体、即ち、転写材に転写
してフルカラープリント画像を得る4連ドラム方式イン
ラインプリンタである。
【0027】図1において、無端状の中間転写ベルト8
は、駆動ローラ8a、テンションローラ8b及び2次転
写対向ローラ8cに懸架され、図中矢印の方向に回転し
ている。プロセスカートリッジ7は、各色に対応して4
本、中間転写ベルト8に直列に配置されている。
【0028】以下、図2を用いてプロセスカートリッジ
7について説明する。各色のプロセスカートリッジは少
なくともドラム状の電子写真感光体、即ち、感光ドラム
1を備えている。各色のプロセスカートリッジの構成及
び画像形成動作は同じであるので、ここでは第1の色成
分であるイエロー(Y)カートリッジ7を用いて説明す
る。
【0029】本実施例にて、イエローの画像を形成する
イエロー(Y)用のプロセスカートリッジ7に設けられ
た感光ドラム1は矢印方向に回転され、その回転過程で
1次帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電
処理される。次いで、図示しない画像露光手段による画
像露光3を受けることにより、感光ドラム1の表面に目
的のカラー画像の第1の色成分像(イエロー成分像)に
対応した静電潜像が形成される。本実施例で、画像露光
手段は、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応
して変調されたレーザビームを出力するレーザスキャン
による走査露光系である。この他、カラー原稿画像の反
射光などを色分解後、各色の電子写真感光体上に露光す
る結像露光光学系等を採用することもできる。
【0030】次いで、上記感光ドラム1に形成された静
電潜像が第1現像器4(イエロー現像器)を用いてイエ
ロートナーにより現像され、第1色目のイエロートナー
像とされる。
【0031】ここで、図2及び図3を参照して現像器4
について説明する。
【0032】図2にて、現像器4は、本実施例では2成
分接触現像装置(2成分磁気ブラシ現像装置)とされ、
マグネットローラを内包した現像スリーブ41上にキャ
リアとトナーを含む2成分現像剤を保持している。現像
スリーブ41には所定間隙を有して現像剤規制ブレード
42が設けられる。現像スリーブ41の矢印C方向への
回転に伴い、現像スリーブ41上の現像剤は規制ブレー
ド42により規制されて、現像剤薄層とされる。
【0033】現像スリーブ41は、感光ドラム1と所定
間隙を有するように配置され、現像時、現像スリーブ4
1上の現像剤薄層が感光ドラム1に対し接触状態で現像
できるように設定されている。本実施例で用いた現像剤
にて、トナーは平均粒径6μmのネガ帯電トナーで、キ
ャリアとしては飽和磁化が205emu/cm3 、平均
粒径35μmの磁性キャリアを用いた。又、トナーとキ
ャリアを重量比8:92(トナー濃度8重量%)で混合
したものを現像剤として用いた。
【0034】現像器4内には現像剤攪拌用の撹拌スクリ
ュー43、44が配置されている。このスクリュー4
3、44は、現像スリーブ41の回転と同期して回転
し、現像器4内に補給されたトナーとキャリアを攪拌し
て、トナーに所定の摩擦帯電電荷(トリボ)を与える機
能を有している。図3は現像器4を上方から見た図であ
り、現像器4内長手方向配置と現像剤の循環状態とを示
している。現像剤は、スクリュー43、44の回転に伴
い矢印方向に循環する。
【0035】現像器4のスクリュー44の上流側壁面に
は、現像剤の透磁率変化を検出して現像剤のトナー濃度
(一定の現像剤量に対するトナー量の割合)を検知する
トナー濃度センサー45が設けられている。また、この
センサー45のやや下流側にトナー補給開口46が設け
られている。現像動作を行った現像剤はセンサー45の
部分に運ばれ、ここでトナー濃度が検知される。
【0036】画像形成装置は、その検知結果に応じて現
像剤中のトナー濃度を一定に維持するために、適宜、ト
ナー供給ユニット(T−CRG)5から現像器4の開口
46を通してトナー補給を行なう。補給されたトナーは
矢印方向にスクリュー44により搬送され、キャリアと
混ざり合い適度な帯電電荷が付与される。現像剤は、現
像スリーブ41の近傍に運ばれ、現像スリーブ41上で
薄層に形成されて現像に供される。
【0037】トナー供給ユニット5内には、図2に示す
ように、現像剤(トナー)搬送部材としてのトナー補給
スクリュー51があり、スクリュー51の回転数(又
は、回転時間)によりトナー補給量を制御している。
【0038】また、プロセスカートリッジ7及びトナー
供給ユニット5には、それぞれカートリッジメモリ20
P、ユニットメモリ20Tが設けられている。プロセス
カートリッジ7のカートリッジメモリ20Pには、
(1)プロセスカートリッジの個体識別情報PCRG−
ID、(2)後述するトナー供給ユニット5のトナー再充
填に関する情報Tc1、Tc2、Tc3、Tc4、が記
憶される。
【0039】トナー供給ユニット5のユニットメモリ2
0Tには、(1)トナー供給ユニット5の個体識別情報
TCRG−ID、(2)トナー供給ユニットの新品情報T
CRG−(使用開始前は1、使用を開始すると0が記憶
される)、(3)トナー供給ユニット5のトナー補給可
能量情報Send(本実施例では、充填されているトナー
がすべて補給されるまでのトナー補給スクリュー51の
総回転数を記憶している)、(4)トナー補給スクリュ
ー51を実際に稼動した回転数(回転時間としても良
い)を積算した積算値Ssum、(5)トナー残量が残り
少ないことを表示するためのトナー残量警告フラグT-L
ow(本実施例ではトナー補給スクリュー回転数積算値S
sumが、トナー補給可能量情報Sendの80%を越えた段
階で、T-Lowを0から1に書き換えている)、(6)ト
ナー残量がないことを表示するためのトナー残量無フラ
グT-out(本実施例ではトナー補給スクリュー回転数積
算値Ssumが、トナー補給可能量情報Sendに達した段階
で、T-Outを0から1に書き換えている)、更に、
(7)後記するトナー供給ユニット5のトナー再充填に
関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4、を記憶し
ている。
【0040】画像形成装置は、トナー補給スクリュー回
転数積算値Ssumとトナー補給可能量情報Sendと比較す
ることにより、トナー供給ユニット5のトナーの残存量
をパーセンテージ表示している。
【0041】カートリッジメモリ20P、ユニットメモ
リ20Tとしては、本実施例では、代表的なものとして
強誘電体不揮発メモリ(FeRAM)を用いた。このメ
モリ(FeRAM)20の概略構成を図4を用いて説明
する。
【0042】図4において、アンテナ23と、図示しな
いコンデンサとを備えた共振回路を組み合わせることに
より、リーダライタ25から送信される電磁波にて動作
電源が生成する。このため、カートリッジ側に電源を必
要とせず、通信を行うことが可能となる。これにより、
本体側CPU26から送出されるデータを、リーダライ
タ25を用いてメモリ20に記憶し、また、メモリ20
内の情報を本体CPU26に送出する。
【0043】又、画像形成装置本体にもメモリを持って
いる。本実施例においては、このメモリとしてEEPR
OMを用いた。この本体メモリには、画像形成動作に必
要な様々な情報の他に、本発明に関して、使用したプロ
セスカートリッジ7の個体識別情報PCRG-IDを、各
色に付き最新の1個づつをPCRG-ID-storeとして記
憶している。また、使用したトナー供給ユニット5の個
体識別情報TCRG-IDを、各色に付き最新の6個分づ
つTCRG-ID-storeとして記憶している。
【0044】本発明に使用される上記各メモリとして
は、信号情報を書き換え可能に記憶、保持するものであ
れば特に制限を受けないが、例えばRAMや、書き換え
可能なROMなどの電気的な記憶手段、更には、磁気記
録媒体、磁気バブルメモリ、光磁気メモリなどの磁気的
記憶手段が使用される。
【0045】図1において、感光ドラム1上に形成され
たイエロー画像は、中間転写ベルト8との1次転写ニッ
プ部へ進入する。各プロセスカートリッジの転写ニップ
部では、中間転写ベルト8の裏側に可撓性電極9を接触
当接させている。各転写部で可撓性電極9に独立にバイ
アス印加可能とするため、可撓性電極9には1次転写バ
イアス源9a〜9dが接続されている。
【0046】中間転写ベルト8は、1色目の転写部でま
ずイエロートナー像が転写され、次いで、上述同様の工
程を経てマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)に対応する感光ドラム1上に形成したマゼンタ、
シアン、ブラックの各色のトナー像が、それぞれの転写
部で中間転写ベルト8上に順次多重転写される。
【0047】中間転写ベルト8上で重畳して形成された
4色フルカラー画像は、次いで2次転写ローラ10によ
り記録媒体としての転写材Pに一括して2次転写され、
図示しない定着装置によってトナー像が溶融定着され
て、カラープリント画像を得る。中間転写ベルト8上に
残留した2次転写残りトナーは、中間転写ベルトクリー
ナ11でブレードクリーニングされ、次の作像工程に備
える。
【0048】中間転写ベルト8の材質としては、各色の
転写部でのレジストレーションを良くするため、伸縮す
る材料は望ましくなく、樹脂系のベルト、或いは金属芯
体入りのゴムベルト、樹脂+ゴムのベルトが望ましい。
本実施例ではPI(ポリイミド)にカーボンを分散し、体
積抵抗を108Ωcmオーダーに制御した樹脂ベルトを
用いた。その厚さは80μm、長手方向320mm、全
周は900mmであった。
【0049】又、可撓性電極9としては、十分な可撓性
と耐摩耗性を有し、低抵抗に制御できるカーボン分散高
密度ポリエチレンを用いた。その抵抗は104Ω以下、
厚さは500μmで、長手方向長さは315mmとし、
感光ドラム1とのリークを避けている。
【0050】以下、簡単に作像条件を記す。
【0051】 感光ドラム上暗電位(1次帯電による非画像部電位):Vd=−600V 明電位(レーザ露光による画像部電位):Vl=−150V 現像方法 :磁性2成分磁気ブラシ現像 現像バイアス :Vdc=−400V、Vac=1800Vpp、 周波数=2300Hz プロセススピード:117mm/sec 1次転写バイアス:1色目+400V、2色目+400V、3色目+400V 、 4色目+400V、 上記プリンタの普通紙スループットは、レター(LT
R)サイズを横送り(横寸法216mm)で24ppm
であり、イメージ間隔(紙間)は80mmである。
【0052】又、プロセスカートリッジ7及びトナー供
給ユニット5の使用可能なカートリッジ寿命値として
は、プロセスカートリッジ7がA4サイズ換算で500
00枚プリント、トナー供給ユニット5がA4サイズ且
つ印字比率5%換算で20000枚プリントに設定され
ている。
【0053】以上が、本実施例のカラーレーザープリン
タの装置概要である。
【0054】以下、本実施例の特徴を図5の構成ブロッ
ク図及び図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0055】図5は、各構成間の情報の伝達を示す構成
ブロック図である。図6は、本実施例のカラーレーザー
プリンタにおけるトナー供給ユニット5の装着を判断
し、トナー供給ユニット5にトナーが再充填されている
可能性をプロセスカートリッジPのメモリ20Pに記憶
させるまでの画像形成装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0056】先ず、画像形成装置の電源をオンとする
か、或いはトナー供給ユニット5を画像形成装置に対し
装着する(ステップ1)。画像形成装置は、トナー供給
ユニット5の装着を検知し、画像形成装置が動作可能な
状態となると、トナー供給ユニット5のメモリ20Tか
ら、「トナー供給ユニットの個体識別情報TCRG-I
D」、「トナー供給ユニットの新品情報TCRG-Ne
w」、「トナー供給ユニットのトナー補給可能量情報Se
nd」、「トナー補給スクリュー回転数積算値Ssum」、
「トナー残量警告フラグT-Low」、「トナー残量無フラ
グT-Out」を読み出す。
【0057】又、プロセスカートリッジ7のメモリ20
Pから、「プロセスカートリッジ7の個体識別情報PC
RG-ID」、「トナー供給ユニットのトナー再充填に関
する情報Tc1、Tc2、Tc3、Tc4」を読み出す。ま
た、画像形成装置本体のメモリから、「最近使用したプ
ロセスカートリッジ7の個体識別情報PCRG-ID-stor
e」、「最近使用したトナー供給ユニットの個体識別情
報TCRG-ID-store」を読み出す(ステップ2)。
【0058】先ず、画像形成装置は、装着された「トナ
ー供給ユニットの個体識別情報TCRG-ID」と、「最
近使用したトナー供給ユニットの個体識別情報TCRG
-ID-store」を比較することにより、装着されたトナー
供給ユニット5がこの画像形成装置にとって新たに装着
されたトナー供給ユニット5かどうかを判断する(ステ
ップ3)。電源オフ時はトナー供給ユニット5の取り外
し、装着は検知できないが、画像形成装置本体のメモリ
に「最近使用したトナー供給ユニットの個体識別情報T
CRG-ID-store」を記憶しておくことにより、トナー
供給ユニット装着時の電源状態に関わらず、装着された
トナー供給ユニット5が新たに装着されたものかどうか
を判断することができる。両者の情報が一致していた場
合、このトナー供給ユニット5は以前から使われていた
ものであることを示している。この場合、以下の「トナ
ー供給ユニットの使用履歴検知シーケンス」を省略す
る。
【0059】一方、本体のメモリに記憶した「最近使用
したトナー供給ユニットの個体識別情報TCRG-ID-st
ore」と、装着された「トナー供給ユニットの個体識別
情報TCRG-ID」とが一致しなかった場合、以下の
「トナー供給ユニットの使用履歴検知シーケンス」を実
行する。
【0060】この「トナー供給ユニットの使用履歴検知
シーケンス」は、新たに装着されたトナー供給ユニット
がその装着時において、どの様な使用履歴を持っている
ものなのかを判断し、その結果をトナー供給ユニット5
のメモリ20Tに記憶させるシーケンスである。このた
め、前記の判断分岐でこのトナー供給ユニット5が以前
から使われていたものであると判断された場合には、既
に一度このシーケンスを通過し、メモリ20Tにその使
用履歴検知情報が記憶されていることになる。よって、
再度このシーケンスを通過する必要が無い。
【0061】ここでいう本発明に関するトナー供給ユニ
ット5の使用履歴とは、「トナー供給ユニットのトナー
再充填に関する情報」のことである。これは以下に説明
する装着時のトナー供給ユニット5の使用履歴の状況を
レベル1〜4に分けて検知し、それぞれ各1bitのT
f1、Tf2、Tf3、Tf4の4情報として記憶され
る。この「トナー供給ユニットのトナー再充填に関する
情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」は、初期値とし
て各0が記憶されている。
【0062】以下、「トナー供給ユニットの使用履歴検
知シーケンス」を説明する(ステップ4〜ステップ1
2)。
【0063】先ず、「トナー供給ユニットの新品情報T
CRG-New」により、トナー供給ユニットが新品かどう
かを判断する(ステップ4)。TCRG-Newが1であっ
た場合、このトナー供給ユニットは新品である。この場
合、前記した「トナー供給ユニットのトナー再充填に関
する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」には初期状
態の0のまま何も書き換えず後記するステップ12に移
行する。
【0064】一方、TCRG-Newが0であった場合、こ
のトナー供給ユニット5は使用途中のトナー供給ユニッ
トである。この場合、他の画像形成装置で使用されてい
たトナー供給ユニットが使用途中で取り出され、新たに
この本体に装着されたことを示している。通常、トナー
供給ユニットを取り出して再使用するケースは少ない。
そこで、このような状態を装着時トナー供給ユニット使
用履歴状況レベル1とし、前記した「トナー供給ユニッ
トのトナー再充填に関する情報Tf1、Tf2、Tf
3、Tf4」のTf1を1に書き換える(ステップ
5)。そして、次のステップ6に移行する。
【0065】次に、「トナー残量警告フラグT-Low」に
より、トナー供給ユニットのトナー使用量が予め設定さ
れているトナー無し警告閾値(本実施例ではトナー補給
可能量情報Sendの80%としている)を越えているか
を判断する(ステップ6)。T-Lowが0であった場合、
トナー供給ユニットはまだ十分にトナーを有している。
この場合、「トナー供給ユニットのトナー再充填に関す
る情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」は、各「1、
0、0、0」のまま、後記するステップ12に移行す
る。
【0066】一方、T-Lowが1であった場合、このトナ
ー供給ユニット5はもう直ぐトナー無しになるトナー供
給ユニット5である。通常、このようなトナー供給ユニ
ット5を取り出して別の本体で使用するケースは更に少
ない。そこで、このような状態を装着時トナー供給ユニ
ット使用履歴状況レベル2とし、前記した「トナー供給
ユニット5のトナー再充填に関する情報Tf1、Tf
2、Tf3、Tf4」のTf2を1に書き換える(ステ
ップ7)。そして、次のステップ8に移行する。
【0067】次に、「トナー残量無フラグT-Out」によ
り、トナー供給ユニット5のトナー使用量がトナー補給
可能量に達しているかを判断する(ステップ8)。T-O
utが0であった場合、トナー供給ユニット5はまだ若干
のトナーを有している。この場合、「トナー供給ユニッ
トのトナー再充填に関する情報Tf1、Tf2、Tf
3、Tf4」は、各「1、1、0、0」のまま、後記す
るステップ12に移行する。
【0068】一方、T-Outが1であった場合、このトナ
ー供給ユニット5は既にトナー無しである。通常、この
ようなトナー供給ユニット5を取り出して別の本体で使
用することはない筈である。そこで、このような状態を
装着時トナー供給ユニット使用履歴状況レベル3とし、
前記した「トナー供給ユニットのトナー再充填に関する
情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」のTf3を1に書
き換える(ステップ9)。そして、次のステップ10に
移行する。
【0069】次に、「トナー供給ユニットのトナー補給
可能量情報Send」と「トナー補給スクリュー回転数積
算値Ssum」の比較により、トナー供給ユニット5のト
ナー使用量が予め設定されている完全トナー無し閾値
(トナー補給スクリューによる補給ムラを考慮した上
で、トナー供給ユニット内からトナーが完全に無くなる
タイミングのことである。本実施例では、トナー補給可
能量情報Sendの110%としている。)を越えている
かを判断する(ステップ10)。Ssum<Send×1.1
であった場合、「トナー供給ユニットのトナー再充填に
関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」は、各「1、1、
1、0」のまま、後記するステップ12に移行する。
【0070】一方、Ssum≧Send×1.1であった場
合、このトナー供給ユニット5はトナー補給スクリュー
による補給ムラを考慮しても完全にトナー無しの筈であ
る。通常、こようなトナー供給ユニット5を取り出して
別の本体で使用するケースも無い筈である。そこで、こ
のような状態を装着時トナー供給ユニット使用履歴状況
レベル4とし、前記した「トナー供給ユニットのトナー
再充填に関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」
のTf4を1に書き換える(ステップ11)。そして、
次のステップ12に移行する。
【0071】以上の「トナー供給ユニットのトナー再充
填に関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」のメ
モリ20Tへの書き換えが終わった段階で、画像形成装
置は本体のメモリの「最近使用したトナー供給ユニット
の個体識別情報TCRG-ID-store」に、このトナー供
給ユニットの「個体識別情報TCRG-ID」を登録する
(ステップ12)。
【0072】その後、後記するプロセスカートリッジ7
のメモリ20Pへの「トナー供給ユニットの使用履歴記
憶シーケンス」へと移行する。
【0073】ステップ3において、装着された「トナー
供給ユニットの個体識別情報TCRG-ID」と、「最近
使用したトナー供給ユニットの個体識別情報TCRG-I
D-store」が一致しており、このトナー供給ユニット1
3が以前から使われていたものであると判断された場
合、次にステップ13に移行する。
【0074】ここで画像形成装置は、装着された「プロ
セスカートリッジ7の個体識別情報PCRG-ID」と、
「最近使用したプロセスカートリッジ7の個体識別情報
PCRG-ID-store」を比較することにより、装着され
たプロセスカートリッジ7がこの画像形成装置にとって
新たに装着されたプロセスカートリッジかどうかを判断
する(ステップ13)。両者の情報が一致していた場
合、このプロセスカートリッジ7は以前から使われてい
たものであることを示している。この場合、以下のプロ
セスカートリッジ7のメモリ20Pへの「トナー供給ユ
ニットの使用履歴記憶シーケンス」を省略する。
【0075】一方、本体のメモリに記憶した「最近使用
したプロセスカートリッジ7の個体識別情報PCRG-I
D-store」と、装着された「プロセスカートリッジ7の
個体識別情報PCRG-ID」とが一致しなかった場合、
画像形成装置は本体のメモリの「最近使用したプロセス
カートリッジ7の個体識別情報PCRG-ID-store」
に、このプロセスカートリッジ7の「個体識別情報PC
RG-ID」を登録する(ステップ14)。そして、後記
するプロセスカートリッジ7のメモリ20Pへの「トナ
ー供給ユニットの使用履歴記憶シーケンス」に移行す
る。
【0076】これらのシーケンスにより、(1) 画像
形成装置に新たなトナー供給ユニットが装着されたか、
又は、(2) 画像形成装置に新たなプロセスカートリ
ッジが装着されたか、のどちらかの場合において、プロ
セスカートリッジ7のメモリ20Pへの「トナー供給ユ
ニットの使用履歴記憶シーケンス」を行なうため、常に
使用したトナー供給ユニットの使用履歴情報がプロセス
カートリッジ7に記憶されることとなる。
【0077】本実施例においてプロセスカートリッジ7
のメモリ20Pへ記憶される「トナー供給ユニットの使
用履歴情報」とは、「トナー供給ユニットのトナー再充
填に関する情報」のことである。これは、前記したトナ
ー供給ユニット5のメモリ20Tに記憶されている、レ
ベル1〜4に分類されるトナー供給ユニットの装着時の
使用履歴状況、即ち、「トナー供給ユニットのトナー再
充填に関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」を
用いている。この情報により、プロセスカートリッジ7
のメモリ20Pには、各レベルのトナー供給ユニット5
の使用個数積算値として、「トナー供給ユニットのトナ
ー再充填に関する情報Tc1、Tc2、Tc3、Tc4」の
各レベルに対応するデータがカウントアップされる。こ
の「トナー供給ユニットのトナー再充填に関する情報T
c1、Tc2、Tc3、Tc4」は、初期値として各0が記
憶されている。
【0078】この他、メモリ20Tに記憶している「ト
ナー供給ユニットのトナー再充填に関する情報Tf1、
Tf2、Tf3、Tf4」をそのまま、各レベル1bi
tの記憶情報としてメモリ20Pに記憶させることも可
能である。しかし、前記したように、プロセスカートリ
ッジ7はトナー供給ユニット5に対してカートリッジ寿
命が長く設定されているため、一つのプロセスカートリ
ッジ7の使用過程において複数のトナー供給ユニット5
が使用される。このため、本実施例のように各レベルの
トナー供給ユニット5の使用個数積算値としてカウント
アップした方が、後日解析を行なう上でより状況が把握
しやすいという利点がある。
【0079】以下、プロセスカートリッジ7のメモリ2
0Pへの「トナー供給ユニットの使用履歴記憶シーケン
ス」を説明する(ステップ15〜ステップ22)。
【0080】先ず、メモリ20TのTf4の内容を確認
する(ステップ15)。Tf4が1であった場合、メモ
リ20PのTc4に1を加算し(ステップ16)、「ト
ナー供給ユニットの使用履歴記憶シーケンス」を終了す
る。一方、Tf4が0の場合、次のステップ17に移行
する。
【0081】ステップ17では、メモリ20TのTf3
の内容を確認する。Tf3が1であった場合、メモリ2
0PのTc3に1を加算し(ステップ18)、「トナー
供給ユニットの使用履歴記憶シーケンス」を終了する。
一方、Tf3が0の場合、次のステップ19に移行す
る。
【0082】ステップ19では、メモリ20TのTf2
の内容を確認する。Tf2が1であった場合、メモリ2
0PのTc2に1を加算し(ステップ20)、「トナー
供給ユニットの使用履歴記憶シーケンス」を終了する。
一方、Tf2が0の場合、次のステップ21に移行す
る。
【0083】ステップ21では、メモリ20TのTf1
の内容を確認する。Tf1が1であった場合、メモリ2
0PのTc1に1を加算し(ステップ2)、「トナー供
給ユニットの使用履歴記憶シーケンス」を終了する。一
方、Tf1が0の場合、メモリ20Pの「トナー供給ユ
ニットのトナー再充填に関する情報Tc1、Tc2、Tc
3、Tc4」をカウントアップせずに、「トナー供給ユ
ニットの使用履歴記憶シーケンス」を終了する。
【0084】このようなシーケンスの流れにより、トナ
ー供給ユニット5の装着時の使用履歴状況レベルの違い
により、それぞれのトナー供給ユニット使用個数をメモ
リ20Pの「トナー供給ユニットのトナー再充填に関す
る情報Tc1、Tc2、Tc3、Tc4」にカウントアップ
することができる。
【0085】以上が、プロセスカートリッジ7のメモリ
20Pへの「トナー供給ユニットの使用履歴記憶シーケ
ンス」である。
【0086】これら「トナー供給ユニットの使用履歴検
知シーケンス」、プロセスカートリッジ7のメモリ20
Pへの「トナー供給ユニットの使用履歴記憶シーケン
ス」を終えた後、画像形成装置はプリント可能状態(ス
タンバイ状態)へと移行する。
【0087】プリント可能状態において、画像形成装置
は以下のことを行っている。 (1)カートリッジを交換するためのカートリッジドア
が開いているかの確認(ステップ23)。 (2)電源が切られたかの確認(ステップ24)。 (3)プリント要求があるかの確認(ステップ26)。
【0088】上記において、カートリッジドアが開いた
場合及び電源が落とされた場合、本実施例の処理シーケ
ンスは終了する(ステップ25)。
【0089】ステップ26において、プリント要求があ
った場合、画像形成装置はプリント動作を開始する。
【0090】プリント動作に伴い、プロセスカートリッ
ジ7内のトナーが消費されると、トナー濃度センサー4
5の検知結果によりトナーの補給動作が開始される。こ
こで画像形成装置は以下のことを確認する。先ず、トナ
ー供給ユニットのメモリ20Tに記憶されているTf4
を確認する(ステップ27)。Tf4が既に1であった
場合、通常通りプリント動作を継続する。そして、プリ
ント動作終了(ステップ31)と共に、前記プリント可
能状態へと戻る。
【0091】一方、Tf4が0であった場合、トナー補
給動作中においてトナー補給スクリュー51の回転数積
算値Ssumを監視する(ステップ28)。ここで、「ト
ナー供給ユニットのトナー補給可能量情報Send」との
比較により、トナー供給ユニット5のトナー使用量が予
め設定されている完全トナー無し閾値を越えてたかを判
断する。Ssum<Send×1.1であった場合、通常通り
プリント動作を継続する。そして、プリント動作終了
(ステップ31)と共に、前記プリント可能状態へと戻
る。
【0092】一方、Ssum≧Send×1.1であった場
合、このトナー供給ユニット5はトナー補給スクリュー
51による補給ムラを考慮しても完全にトナー無しの筈
である。通常、このようなトナー供給ユニット5では正
常なプリント画像を出力することはできない。そこで、
前記の「トナー供給ユニットの使用履歴検知シーケン
ス」と同じように、このような状態をトナー供給ユニッ
ト使用履歴状況レベル4とし、前記したトナー供給ユニ
ット5のメモリ20Tの「トナー供給ユニットのトナー
再充填に関する情報Tf1、Tf2、Tf3、Tf4」
のTf4を1に書き換える(ステップ29)。更に、プ
ロセスカートリッジ7のメモリ20Pの「トナー供給ユ
ニットのトナー再充填に関する情報Tc1、Tc2、Tc
3、Tc4」のTc4に1を加算する(ステップ30)。
このとき、トナー供給ユニット5又はプロセスカートリ
ッジ7装着時にカウントアップされたTc1、Tc2、T
c3のいずれかから、このトナー供給ユニット5の分の
1をカウントダウンする。そして、以後通常通りプリン
ト動作を継続する。そして、プリント動作終了(ステッ
プ31)と共に、前記プリント可能状態へと戻る。
【0093】以上が、トナー供給ユニット5にトナーが
再充填されている可能性をプロセスカートリッジ7のメ
モリ20Pに記憶させるまでの画像形成装置の動作であ
る。
【0094】このような構成により、異なった特性のト
ナーの混入の原因となるトナー供給ユニット5へのトナ
ーの再充填情報を、影響を受ける側の現像装置(本実施
例ではプロセスカートリッジ7)側のメモリ20Pに記
憶することができる。これにより、もし仮にこの状態の
まま使用を続け、トナー特性の組合わせの不一致などに
より前記したような画像の濃度むら、かぶり、現像剤の
ボタ落ち等の画像不良が発生しても、 (1)不良発生の現場で、プロセスカートリッジ7のメ
モリ20P内の、トナー供給ユニット5へのトナーの再
充填情報を読み出す。そして、その情報により異種トナ
ー混入の可能性を判断し、テストパターン等を出力して
現像装置内に存在する混入したトナーを完全に消費する
こと、或いは、現像装置、即ち、プロセスカートリッジ
7ごと交換するなどの復帰作業を行なう。 (2)画像不良の発生したプロセスカートリッジ7が回
収された際に、同様にプロセスカートリッジ7のメモリ
20P内の、トナー供給ユニット5へのトナーの再充填
情報を読み出す。そして、この情報により、異種トナー
混入の可能性を判断し、トナーの分析等により原因解析
をすばやく行なう。そして、もし異種現像剤の混入が画
像不良の原因であった場合、一つのプロセスカートリッ
ジ7に対して、そのトナーを以前のトナーと組み合わせ
て使用しないようにユーザーに注意を呼びかける。等を
短時間に行なうことができる。結果、画像不良からのす
ばやい復帰や、再発の防止を図ることができる。
【0095】プロセスカートリッジ7のメモリ20Pか
らの、トナー供給ユニット5へのトナーの再充填情報を
読み出す方法としては次の方法が挙げられる。 (1)プロセスカートリッジ7を画像形成装置に装着し
た状態で、画像形成装置の操作パネルからの操作によ
り、画像形成装置に対しメモリの読み取りを指示し、読
み取り結果を画像形成装置の表示パネルに表示させる。 (2)プロセスカートリッジを画像形成装置に装着した
状態で、ホストコンピュータの操作画面からの操作によ
り、画像形成装置に対しメモリの読み取りを指示し、読
み取り結果をホストコンピュータのディスプレイに表示
させる。 (3)プロセスカートリッジ7を画像形成装置に装着し
た状態で、画像形成装置の操作パネル、又はホストコン
ピュータの操作画面からの操作により、画像形成装置に
対しメモリの読み取りを指示し、読み取り結果をプリン
トアウトさせる。 (4)プロセスカートリッジ7を画像形成装置に装着し
た状態で、画像形成装置にサービスマン専用の操作ボッ
クスを接続し、その操作ボックスの操作により、画像形
成装置に対しメモリの読み取りを指示し、読み取り結果
を操作ボックスの表示パネルに表示させる。 (5)プロセスカートリッジ7にメモリ読み取り装置を
接続し、読み取り結果をメモリ読み取り装置の表示パネ
ルに表示させる。
【0096】本実施例においては、2成分方式の現像装
置(現像手段)と感光体とを一体的に形成し画像形成装
置に対して着脱可能なプロセスカートリッジについて述
べているが、その他の形態としては、 (1)現像手段が単独でカートリッジ化されそのカート
リッジにメモリを持つもの。 (2)現像手段がメモリを持つ画像形成装置に対し取り
付けられており、サービスマンが交換するようなもの。 (3)2成分現像方式に関わらず、現像剤を別途現像剤
供給ユニットから補給するもの(例えば、1成分現像方
式)。等が挙げられる。このような形態においても同様
な効果を達成し得る。
【0097】又、電子画像形成装置の形態としても、フ
ルカラー画像形成装置、モノカラー画像形成装置を問わ
ず、同様な効果を達成し得る。
【0098】トナー供給ユニット使用履歴状況レベル1
〜3の情報は、単独でトナー供給ユニット5へのトナー
の再充填を確実に示す情報とはなり得ないが、トナーの
再充填の行われた可能性を推測することはできる。
【0099】又、トナー供給ユニット使用履歴状況レベ
ル4が、トナー供給ユニット5の使用可能量を十分に越
えないとトナーの再充填を検知できないのに対し、これ
らの情報は、トナー供給ユニット5の再装着時におい
て、トナー供給ユニット5の使用量が使用可能量を十分
に越えていない場合であっても、その判断の参考となる
有用な情報を影響を受ける側の現像装置(本実施例では
プロセスカートリッジ7)側のメモリに記憶することが
できる。
【0100】本実施例における、トナー供給ユニット5
の新品情報は、トナー使用量がカウントアップされてい
るか否かでも判断できる。また、トナー供給ユニット5
へのトナーの再充填の可能性を判断するための情報、T
f1、Tf2、Tf3、Tf4の比較内容も、その必要性に
よりいずれか一つでも良い。また、この他に、 (1)トナー供給ユニットの取り出し回数をトナー供給
ユニットに記憶させて判断基準にする。 (2)最後にトナー補給したプロセスカートリッジ個体
識別情報を記憶し判断基準とする。 (3)最後にトナー補給した時の画像形成装置の総プリ
ント枚数等をトナー供給ユニットに記憶させて現在の値
と比較する、最後にトナー補給した時の日付、時間情報
を記憶させて判断基準とする。等があり、トナー供給ユ
ニットへ5のトナー再充填の可能性を推測でき次の行動
に繋げられるものであれば、特に制限はない。
【0101】又、トナー使用量を判断する方法として、
トナー供給ユニット5の使用開始からの形成画像の積算
ピクセルカウント、又はその積算ピクセルカウントを統
計処理した値、積算ピクセルカウントをトナー量に換算
した値などをトナー供給ユニット5のメモリに記憶し、
その記憶情報と充填トナー量と比較する、使用可能ピク
セルカウント数を設定しこれと積算ピクセルカウントを
比較する、等を用いても良い。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明の電
子写真画像形成装置によれば、記録媒体に画像を形成す
るための電子写真画像形成装置において、電子写真感光
体と;電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
ための現像装置とカートリッジメモリとを有する、画像
形成装置に対して取り外し可能に配置されるカートリッ
ジと;ユニットメモリを有し、現像装置に現像剤を供給
するための現像剤供給ユニットと;カートリッジ及び現
像剤供給ユニットを画像形成装置に対し取り外し可能に
装着するための装着部と;本体メモリと;装着部に現像
剤供給ユニットが装着された際に、現像剤供給ユニット
に現像剤が再充填された可能性があることを検知する検
知手段と;検知手段による検知結果を現像剤供給ユニッ
ト現像剤再充填情報としてユニットメモリ及びカートリ
ッジメモリに記憶させる記憶手段と;を有する構成とさ
れ、第2の本発明の現像剤供給ユニットによれば、電子
写真画像形成装置本体に着脱可能な、現像装置に現像剤
を供給するための現像剤供給ユニットにおいて、(A)
電子写真画像形成装置本体は、(a)現像剤供給ユニッ
トを取り外し可能に装着するための装着部と、(b)装
着部に現像剤供給ユニットが装着された際に、現像剤供
給ユニットに現像剤が再充填された可能性があることを
検知する検知手段と、を有し、(B)現像剤供給ユニッ
トは、(a)現像剤を収納する現像剤収納部と、(b)
現像剤を排出するための、現像剤収納部に設けられた開
口と、(c)開口から現像剤収納部に収納されている現
像剤を排出するための現像剤搬送部材と、(d)ユニッ
トメモリーと、を有し、ユニットメモリーの記憶情報を
用いることによって、現像装置及び現像剤供給ユニット
の使用履歴を解析される構成とされ、第3の本発明の現
像カートリッジによれば、 電子写真画像形成装置本体
に着脱可能な現像カートリッジにおいて、(A)電子写
真画像形成装置本体は、(a)現像装置に現像剤を供給
するための現像剤供給ユニットを取り外し可能に装着す
るための装着部と、(b)装着部に現像剤供給ユニット
が装着された際に、現像剤供給ユニットに現像剤が再充
填された可能性があることを検知する検知手段と、を有
し、(B)現像カートリッジは、(a)電子写真感光体
に形成された静電潜像を現像するための現像装置と、
(b)電子写真画像形成装置本体に設けられた検知手段
の検知結果を記憶するためのカートリッジメモリーと、
を有する構成とされ、第4の本発明のプロセスカートリ
ッジによれば、 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
なプロセスカートリッジにおいて、(A)電子写真画像
形成装置本体は、(a)現像装置に現像剤を供給するた
めの現像剤供給ユニットを取り外し可能に装着するため
の装着部と、(b)装着部に現像剤供給ユニットが装着
された際に、現像剤供給ユニットに現像剤が再充填され
た可能性があることを検知する検知手段と、を有し、
(B)前記プロセスカートリッジは、(a)電子写真感
光体と、(b)電子写真感光体に形成された静電潜像を
現像するための現像装置と、(c)電子写真画像形成装
置本体に設けられた検知手段の検知結果を記憶するため
のカートリッジメモリーと、を有する構成とされるの
で、現像剤供給ユニットのメモリ、又は、現像剤供給ユ
ニットのメモリと画像形成装置のメモリの組み合わせに
より現像剤供給ユニットへのトナーの再充填を検知し、
その検知情報を影響を受ける側である現像装置側のメモ
リに記憶させることにより、異なった特性の現像剤の混
入する虞のある場合においても、画像不良の発生時にそ
の情報をメモリから読み出し、異種現像剤の混入による
画像不良である可能性を推測することができ、画像不良
の原因解析作業の短時間化により、すばやい復帰作業
や、再発の防止等を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真画像形成装置の一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に設置されたプロセスカー
トリッジ及び現像剤供給ユニットを示す断面図である。
【図3】図2のプロセスカートリッジ内の現像器を上方
から見た図である。
【図4】本発明での非接触メモリの構成を示す概略図で
ある。
【図5】本発明の電子写真画像形成装置の一実施例に従
った各構成間の情報の伝達を説明するための構成ブロッ
ク図である。
【図6】本発明に従った作動態様の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明に従った作動態様の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の簡単な説明】
1 感光ドラム 4 現像器 5 現像剤供給ユニット(T−C
RG) 7 プロセスカートリッジ(P−
CRG) 20T、20P メモリ(FeRAM) 25 リーダライタ 26 CPU 45 現像剤濃度センサー 51 現像剤搬送部材(トナー供給
スクリュー)
フロントページの続き (72)発明者 掛下 智美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笹目 裕志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA01 DA04 DA44 DA45 DD07 EA06 EC06 EC19 ED10 GA05 GA41 HB02 HB13 2H077 AA05 AA35 AB02 AC02 AC04 AD06 AD13 AD36 BA09 CA12 DA12 DA15 DA24 DA42 DA78 DA80 DB01 DB10 EA03 EA11 EA15 GA13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成するための電子写
    真画像形成装置において、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めの現像装置とカートリッジメモリとを有する、画像形
    成装置に対して取り外し可能に配置されるカートリッジ
    と、 ユニットメモリを有し、前記現像装置に現像剤を供給す
    るための現像剤供給ユニットと、 前記カートリッジ及び現像剤供給ユニットを画像形成装
    置に対し取り外し可能に装着するための装着部と、 本体メモリと、 前記装着部に前記現像剤供給ユニットが装着された際
    に、前記現像剤供給ユニットに現像剤が再充填された可
    能性があることを検知する検知手段と、 前記検知手段による検知結果を現像剤供給ユニット現像
    剤再充填情報として前記ユニットメモリ及びカートリッ
    ジメモリに記憶させる記憶手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤供給ユニットが、現像剤を収
    納する現像剤収納部と、前記現像剤を排出するための前
    記現像剤収納部に設けられた開口と、前記開口から前記
    現像剤収納部に収納されている現像剤を排出するための
    現像剤搬送部材と、前記ユニットメモリと、を有し、且
    つ前記ユニットメモリに現像剤供給ユニットに関する情
    報を記憶し、 前記電子写真画像形成装置が、前記ユニットメモリの情
    報を受け取り、その情報により現像剤供給ユニットに現
    像剤が再充填された可能性を検知する前記検知手段と、
    その検知結果を現像剤供給ユニット現像剤再充填情報と
    してカートリッジのカートリッジメモリ及び現像剤供給
    ユニットのユニットメモリに記憶する前記記憶手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記電子写真画像形成装置の本体メモリ
    に現像剤供給ユニットに関する情報を記憶し、 前記電子写真画像形成装置が、前記ユニットメモリの情
    報を受け取り、その情報と電子写真画像形成装置の本体
    メモリに記憶している現像剤供給ユニットに関する情報
    により現像剤供給ユニットに現像剤が再充填された可能
    性を検知する前記検知手段と、その検知結果を現像剤供
    給ユニット現像剤再充填情報としてカートリッジのカー
    トリッジメモリ及び現像剤供給ユニットのユニットメモ
    リに記憶する前記記憶手段と、を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤供給ユニットのユニットメモ
    リに前記現像剤供給ユニット現像剤再充填情報及び現像
    剤供給ユニットの個体識別情報を記憶し、 前記電子写真画像形成装置が、本体メモリに現像剤供給
    ユニットの個体識別情報を記憶し、 前記現像剤供給ユニットのユニットメモリに記憶してい
    る個体識別情報と、電子写真画像形成装置の本体メモリ
    に記憶している現像剤供給ユニットの個体識別情報とが
    一致しなかった場合、 現像剤供給ユニットのユニットメモリに記憶している前
    記現像剤供給ユニット現像剤再充填情報を、前記カート
    リッジのカートリッジメモリに記憶することを特徴とす
    る請求項1〜3に記載の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤供給ユニットのユニットメモ
    リに前記現像剤供給ユニット現像剤再充填情報を記憶
    し、 前記カートリッジのカートリッジメモリにカートリッジ
    の個体識別情報を記憶し、 前記電子写真画像形成装置が、本体メモリに前記カート
    リッジの個体識別情報を記憶し、 前記カートリッジのカートリッジメモリに記憶している
    個体識別情報と、電子写真画像形成装置の本体メモリに
    記憶しているカートリッジの個体識別情報とが一致しな
    かった場合、 現像剤供給ユニットのユニットメモリに記憶している前
    記現像剤供給ユニット現像剤再充填情報を、前記カート
    リッジのカートリッジメモリに記憶することを特徴とす
    る請求項1〜3に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤供給ユニットのユニットメモ
    リに前記現像剤搬送部材の駆動積算量を記憶するか、又
    は、前記現像剤供給ユニットの使用開始からの形成画像
    の積算ピクセルカウント、その積算ピクセルカウントを
    統計処理した値、若しくは積算ピクセルカウントをトナ
    ー量に換算した値を記憶し、 前記積算量が予め決められた一定値以上になった場合、
    そのことを現像剤供給ユニット現像剤再充填情報として
    前記ユニットメモリ、及びカートリッジメモリに記憶さ
    せることを特徴とする請求項1〜3に記載の電子写真画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記各メモリは、強誘電体不揮発メモ
    リ、RAM、書き換え可能のROMなどの電気的記憶手
    段、或いは、磁気記録媒体、磁気バブルメモリ、光磁気
    メモリなどの磁気的記憶手段であることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤がトナーとキャリアを有する
    2成分現像剤である場合は、前記現像剤供給ユニット
    は、トナーを収納したトナー供給ユニットであることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の電子写
    真画像形成装置。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    な、現像装置に現像剤を供給するための現像剤供給ユニ
    ットにおいて、(A)前記電子写真画像形成装置本体
    は、(a)現像剤供給ユニットを取り外し可能に装着す
    るための装着部と、(b)前記装着部に前記現像剤供給
    ユニットが装着された際に、前記現像剤供給ユニットに
    現像剤が再充填された可能性があることを検知する検知
    手段と、を有し、(B)前記現像剤供給ユニットは、
    (a)現像剤を収納する現像剤収納部と、(b)前記現
    像剤を排出するための、前記現像剤収納部に設けられた
    開口と、(c)前記開口から前記現像剤収納部に収納さ
    れている現像剤を排出するための現像剤搬送部材と、
    (d)ユニットメモリーと、を有し、前記ユニットメモ
    リーの記憶情報を用いることによって、前記現像装置及
    び現像剤供給ユニットの使用履歴を解析されることを特
    徴とする現像剤供給ユニット。
  10. 【請求項10】 前記ユニットメモリは、強誘電体不揮
    発メモリ、RAM、書き換え可能のROMなどの電気的
    記憶手段、或いは、磁気記録媒体、磁気バブルメモリ、
    光磁気メモリなどの磁気的記憶手段であることを特徴と
    する請求項9の現像剤供給ユニット。
  11. 【請求項11】 前記現像剤がトナーとキャリアを有す
    る2成分現像剤である場合は、前記現像剤供給ユニット
    は、トナーを収納したトナー供給ユニットであることを
    特徴とする請求項9又は10の現像剤供給ユニット。
  12. 【請求項12】 電子写真画像形成装置本体に着脱可
    能な現像カートリッジにおいて、(A)前記電子写真画
    像形成装置本体は、(a)現像装置に現像剤を供給する
    ための現像剤供給ユニットを取り外し可能に装着するた
    めの装着部と、(b)前記装着部に前記現像剤供給ユニ
    ットが装着された際に、前記現像剤供給ユニットに現像
    剤が再充填された可能性があることを検知する検知手段
    と、を有し、(B)前記現像カートリッジは、(a)電
    子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現
    像装置と、(b)前記電子写真画像形成装置本体に設け
    られた前記検知手段の検知結果を記憶するためのカート
    リッジメモリーと、を有することを特徴とする現像カー
    トリッジ。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジメモリは、強誘電体
    不揮発メモリ、RAM、書き換え可能のROMなどの電
    気的記憶手段、或いは、磁気記録媒体、磁気バブルメモ
    リ、光磁気メモリなどの磁気的記憶手段であることを特
    徴とする請求項12の現像カートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記現像剤がトナーとキャリアを有す
    る2成分現像剤である場合は、前記現像剤供給ユニット
    は、トナーを収納したトナー供給ユニットであることを
    特徴とする請求項12又は13の現像カートリッジ。
  15. 【請求項15】 電子写真画像形成装置本体に着脱可
    能なプロセスカートリッジにおいて、(A)前記電子写
    真画像形成装置本体は、(a)現像装置に現像剤を供給
    するための現像剤供給ユニットを取り外し可能に装着す
    るための装着部と、(b)前記装着部に前記現像剤供給
    ユニットが装着された際に、前記現像剤供給ユニットに
    現像剤が再充填された可能性があることを検知する検知
    手段と、を有する、(B)前記プロセスカートリッジ
    は、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光
    体に形成された静電潜像を現像するための現像装置と、
    (c)前記電子写真画像形成装置本体に設けられた前記
    検知手段の検知結果を記憶するためのカートリッジメモ
    リーと、を有することを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  16. 【請求項16】 前記カートリッジメモリは、強誘電体
    不揮発メモリ、RAM、書き換え可能のROMなどの電
    気的記憶手段、或いは、磁気記録媒体、磁気バブルメモ
    リ、光磁気メモリなどの磁気的記憶手段であることを特
    徴とする請求項15のプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記現像剤がトナーとキャリアを有す
    る2成分現像剤である場合は、前記現像剤供給ユニット
    は、トナーを収納したトナー供給ユニットであることを
    特徴とする請求項15又は16のプロセスカートリッ
    ジ。
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