JP2001227244A - 改装サッシ下枠及び改装工法 - Google Patents

改装サッシ下枠及び改装工法

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JP2001227244A
JP2001227244A JP2000283443A JP2000283443A JP2001227244A JP 2001227244 A JP2001227244 A JP 2001227244A JP 2000283443 A JP2000283443 A JP 2000283443A JP 2000283443 A JP2000283443 A JP 2000283443A JP 2001227244 A JP2001227244 A JP 2001227244A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体の出入口に介在するサッシについ
て、所謂カバー工法で改装下枠を取り付ける場合には、
既設下枠との結合部材が必要であるため、改装下枠が出
入口の一方側と他方側との間で大きな障壁として高さ方
向で介在し、車椅子での通行が不可能となり、高齢者や
小さな子供が跨ぐ際にも危険である。 【解決手段】 本発明の改装下枠2は、障子Si,So
の戸車を受けるレール21cを含む突設要素21a,2
1b,21d,22cの上端が所定の略同じ高さで形成
してある上板部21の下に、排水受け室23と固定片2
3hとが形成されている。そして、排水受け室23と固
定片23hの高さ方向に沿う長さは、固定片23hを既
設下枠12に固定した状態で、前記突設要素の上端に室
内の床面Rfと略同じ高さ位置を与える長さとして形成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設サッシ下枠を
そのまま残した状態でその上に重ねて設置する改装サッ
シ下枠と、この改装サッシ下枠を利用した所謂カバー工
法による改装工法に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、高齢者や小さな子供が躓いてしま
ったり、車椅子での通過を阻害するような段差を無くす
という“バリアフリー”が、医療福祉施設、公共施設、
教育施設は勿論のこと、マンション等の室内の仕様とし
ても要求されてきている。
【0003】ところで、こうした“バリアフリー”の要
請は室内だけでなく、室外と室内とを仕切る躯体の出入
口、例えばバルコニーと室内とを仕切るサッシ下枠につ
いても求められるようになってきている。この要請を受
けて新築される施設やマンション等の建物についてはそ
の仕様を満足するようなサッシ下枠が徐々に利用されつ
つあるものの、既設の建物についてそれを実現するのは
なかなか難しい。
【0004】既設建物について新たなサッシ下枠を取り
付ける改装工法としては、既設サッシ下枠を残したまま
その上に改装サッシ下枠を重ねて取り付けるカバー工法
が知られている。このカバー工法は、既設サッシ下枠を
完全に除去してから新たなサッシ下枠を取り付ける撤去
工法よりも工事が簡単で、工事に伴って外壁等を損傷す
る虞も低く、しかも比較的低コストで行えるという点で
優れている。しかしながら、在来のカバー工法では、先
ず既設サッシ下枠と改装サッシ下枠とを連結する結合部
材を既設サッシ下枠の上に取り付け、その上に改装サッ
シ下枠を固定するようにしている。そのため、改装サッ
シ下枠自体が、バルコニーの床面と室内の床面との間
で、あたかもハードルのように凸状に介在するような格
好となってしまうため、これでは車椅子で通過するのは
不可能であった。また、既設サッシ下枠に隣接して室内
の床面よりも一段高い膳板がが形成されている場合に
は、改装サッシ下枠の上端が膳板の上面よりも一段高く
凸状に介在して、室内の床面から見ると高さ方向で2段
の段差が生じることになる。こうなると、もちろん車椅
子では通過不可能であるが、例えば高齢者や小さな子供
が室内からバルコニーへ出ようとする際にも、持ち上げ
た足が膳板の上面から突出する改装サッシ下枠に引っ掛
かって躓いて、一段低いバルコニーへ飛び込むように転
倒してしまうようなことにもなりかねず危険であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした背景に基づい
てなされたのが本発明であって、その目的は、上述のよ
うな結合部材が不要で、取付状態で室内の床面又は膳板
の上面に対して略面一にできるような改装サッシ下枠
と、この改装サッシ下枠を利用する改装工法を提供する
ことにある。さらに本発明は、室内の床面又は膳板の上
面と、改装サッシ下枠の上端と、バルコニーの床面とを
面一にしてバリアフリー化を実現する改装工法を提供す
ることにもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、室の内外を仕切る躯体の出入口に介在する
障子の戸車を受けるレールが、室内の床面又は該床面よ
りも一段高い位置にある膳板の上面よりも低い位置にあ
る既設サッシ下枠の上に重ねて取り付ける改装サッシ下
枠について、障子の戸車を受けるレールを含む突設要素
の上端が所定の略同じ高さで形成してある上板部と、こ
の上板部から下方に伸長して前記既設サッシ下枠に固定
される固定脚部と、を備え、固定脚部の高さ方向に沿う
長さが、固定脚部を前記既設サッシ下枠に固定させた状
態で、前記突設要素の上端に室内の床面又は膳板の上面
と略同じ高さ位置を与える長さとして形成されているこ
とを特徴としている。
【0007】この改装サッシ下枠は、上板部の突設要素
の上端が所定の略同じ高さで形成してあるので、改装サ
ッシ下枠そのものが平坦となっている。そしてこの上板
部には、既設サッシ下枠に対して直付けする固定脚部が
形成されているので、従来の改装サッシ下枠のように高
さ方向に介在する結合部材が必要なく、取付状態で改装
サッシ下枠の突出高さを小さくすることが可能で、改装
サッシ枠自体の高さ方向における開口寸法も従来の改装
サッシ下枠より大きくすることができる。しかも、固定
脚部は、その高さ方向に沿う長さが、既設サッシ下枠に
固定した状態で上板部の突設要素の上端に室内の床面又
は膳板の上面と略同じ高さ位置を与える長さとして形成
されている。従って、改装サッシ下枠の突設要素の上端
を室内の床面と面一にすることが可能で、この場合に
は、室内の床面に対する改装サッシ下枠のバリアフリー
化を実現することができる。また、改装サッシ下枠の突
設要素の上端を室内の床面よりも一段高い膳板の上面と
面一にすることも可能で、この場合には、従来の改装サ
ッシ下枠を使用するよりも室内の床面に対する段差を1
段少なくできる。
【0008】上記改装サッシ下枠の上板部の突設要素
は、すべての上端が同じ高さの場合だけではなく、車椅
子での通行に支障のないと考えられる範囲の段差がある
場合でもよい。また、固定脚部の高さ方向に沿う長さに
ついても、固定脚部を既設サッシ下枠に固定させた状態
で、突設要素の上端が室内の床面又は膳板の上面と完全
にフラットになる場合だけでなく、車椅子での通行を阻
害しない範囲で前記上端と床面又は上面との間に段差が
生じる場合でもよい。これらの段差の高さについては、
車椅子利用者の体格の相違や、手動か電動かの車椅子の
種類の相違などがあるため一概には言えないが、約20
mm程度の範囲であれば大方車椅子で通行可能であると
考えられる。
【0009】上記固定脚部は、既設サッシ下枠に固定さ
せた状態で、突設要素の上端に室内の床面又は膳板の上
面と略同じ高さ位置を与える長さとして形成してある
が、メーカーや仕様に応じてサイズや形状が一様でない
様々な既設サッシ下枠に適合させることができるよう
に、固定脚部の長さを可変長のものとして構成すること
もできる。
【0010】上記改装サッシ下枠については、水密性を
高めるために、該上板部の室内側に形成してある前記レ
ールの室外側位置に通水孔を貫通形成すると共に、この
通水孔の下側に内部が中空の排水受け室を形成すること
ができる。
【0011】この改装サッシ下枠によれば、該上板部の
室内寄りに形成してある障子の戸車受け用レールの室外
側位置に通水孔が貫通形成されているので、該レールの
周囲に溜まる雨水を室内側に浸入させることなく、確実
に排水処理することができる。従って、改装サッシ下枠
と室内の床面、或いは改装サッシ下枠と膳板の上面が、
それぞれ互いに面一であっても、改装サッシ下枠によっ
て室内側への雨水の浸入を防ぐことができる。
【0012】通水孔と排水受け室とが形成されている上
記改装サッシ下枠については、排水受け室を画成する底
壁や側壁等の壁面に、内部に溜まる雨水を外部に排出す
る排水口を穿設し、この排水口に排水管を接続して構成
することができる。
【0013】この改装サッシ下枠によれば、排水口と排
水管を通じて雨水を改装サッシ下枠(排水受け室)から
排出することができるから、排水受け室に雨水が溜まる
ことがなく、高い水密性を発揮することができる。な
お、排水管を接続しない場合であっても、例えば排水受
け室のバルコニー側の側壁や底壁に排水口を穿設し、こ
の排水口からそのまま既設バルコニーに雨水を排水する
ようにしてもよい。
【0014】また、通水孔と排水受け室とが形成されて
いる上記改装サッシ下枠については、上板部に、排水受
け室に連通する通水孔を貫通形成したグレージングを着
脱可能に設けるようにしてもよい。
【0015】この改装サッシ下枠によれば、上板部に対
してグレージングが着脱可能であるから、グレージング
を取り外して排水受け室に溜まる土砂等を取り除く作業
を簡単に行うことができる。そしてグレージングの裏面
に通水孔を覆う網材を貼り付けておけば、落ち葉等の比
較的大きめのゴミが排水受け室に入り込むのを阻止する
ことが可能で、特にこうしたゴミが排水管に詰まって排
水処理が阻害されるようなことはない。
【0016】さらに、通水孔と排水受け室とを形成して
ある上記改装サッシ下枠については、排水受け室を二分
する中間仕切を設けるようにし、その中間仕切には、二
分された室内どうしを連通させる貫通孔が、サッシ下枠
の長手方向における該排水受け室に対する排水管の接続
箇所とは異なる箇所に位置決めされるように形成されて
いるものとして構成できる。
【0017】この改装サッシ下枠によれば、例えば排水
管内を清掃するときのように、排水管から排水受け室へ
雨水が逆流してくる場合であっても、逆流してきた雨水
は一旦中間仕切と接触して勢いが緩衝されるので、通水
孔から噴き上げて改装サッシ下枠から室内に浸水するこ
とを防ぐことができる。
【0018】また、本発明は、上述の目的を達成すべく
上記のような本発明の改装サッシ下枠を利用する次のよ
うな改装工法を提供する。即ち、本発明は、室の内外を
仕切る出入口に介在する障子の戸車を受けるレールが室
内の床面又は該床面よりも一段高い位置にある膳板の上
面よりも低位置にある上板部が、既設バルコニーの床面
よりも高い位置にある既設サッシ下枠に、上述した何れ
かの改装サッシ下枠を重ねて取り付ける改装工法であっ
て、既設サッシ下枠に改装サッシ下枠を重ねて固定設置
し、既設バルコニーの上に床面が改装サッシ下枠の突設
要素の上端と略同じ高さ位置となるように改装床材を設
置して、室内の床面又は膳板の上面と、改装サッシ下枠
の突設要素の上端と、該改装床材の床面と、を略平坦に
形成するようにしたことを特徴としている。
【0019】この改装工法によれば、室内の床面又は膳
板の上面と、改装サッシ下枠の突設要素の上端と、改装
床材とが略平坦になるので、例えば車椅子であっても楽
にバルコニーに出ることができるし、バルコニーをあた
かも居間や部屋の一部として利用するようなことが可能
となる。
【0020】こうした改装工法で実現される室内の床面
又は膳板の上面と、該改装サッシ下枠の突設要素の上端
と、該改装床材の床面と、が“略平坦”になるとは、こ
れらがすべて完全に平坦になる場合は勿論のこと、車椅
子での通過を阻害しない範囲での段差があるような場合
も含む意味である。なお、段差の高さについては、車椅
子利用者の体格等の相違や、手動か電動かといった車椅
子の種類の相違等があるため一概には言えないが、約2
0mm程度の範囲であれば大方、車椅子での通行に支障
がないものと考えられる。
【0021】また、上記改装工法で通水孔と排水受け室
とが形成されている改装サッシ下枠を利用する場合に
は、様々な方法で排水受け室に溜まる雨水の排水処理が
可能である。その一例として本発明の改装工法では、改
装サッシ下枠の排水受け室を画成する壁面に、排水受け
室に溜まる雨水を排水するための排水口を設け、この排
水口を通じて既設バルコニーの床面に雨水を排水するも
のとして構成している。この場合には、排水口からその
まま既設バルコニーの床面に排水してもよいが、改装サ
ッシ下枠の周囲に防水モルタルを充填して水密性を高め
るようにする場合には、排水口に既設バルコニーの床面
へ通じる長さの排水管を取り付けるようにして構成する
とよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による改装サッシ下
枠と、それを利用する改装工法の実施形態について図面
を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態では、引
き違い戸用の改装サッシ枠を例示するが、片引き戸用の
改装サッシ枠として構成することも可能である。
【0023】第1実施形態;先ず第1実施形態として、
本発明の改装サッシ下枠と改装工法に基づいて、室内の
床面からバルコニーにかけて段差をなくす改装例につい
て説明する。
【0024】〔改装サッシ枠1の説明〕
【0025】図1で示すように、改装サッシ枠1は、改
装下枠2、一対の改装縦枠3及び改装上枠4で構成さ
れ、室外側の障子Soと室内側の障子Siを引違い方向
xで互いちがいに引き違えて開閉可能となっている。そ
して、後述するように改装サッシ枠1を構成する改装下
枠2、改装縦枠3及び改装上枠4は、それぞれ既設サッ
シ枠の既設下枠12、既設縦枠13及び既設上枠14に
被せて取り付けるようになっている。
【0026】改装下枠2の説明; 改装下枠2は、アル
ミ材の押し出し成形によって、図2及び図3に表れるよ
うな断面形状として形成されている。上板部21上に
は、室外側から室内側にかけて“突設要素”としての縁
壁21aと、図示せぬ網戸の戸車を受けるレール21b
と、障子So,Siの戸車を受ける二つのレール21c
と、立壁21dが突設されており、これらの上端は所定
の同じ高さとなっている。
【0027】縁壁21aは改装下枠2の室外側端部であ
ることを示す部分である。その反対側の立壁21dは、
主として改装下枠2に対する室内の水密性・気密性を与
える機能を担っている。即ち、立壁21dの室外側の側
面には、断面コ字状に突出する取付部21eが形成さ
れ、ここに取り付けられるゴム製のエアタイト材21f
が室内側の障子Siの下枠に対して室内側から弾力的に
押接し、室内に対する水密性・気密性を与える要素とな
っている。また、立壁21dの室内側には、結露水受け
用の凹部が形成されている。
【0028】障子So,Siのレール21c,21cの
間には、断面下向きコ字状のグレージング22が取り付
けてある。グレージング22の改装下枠2に対する取り
付けは、下方に伸長する一対の係合脚22a(図3参
照)を、上板部21の下に形成されている排水受け室2
3の係合溝23aに係入させるだけで簡単に行えるよう
にしてある。グレージング22には複数の長楕円形の通
水孔22bが貫通形成されていて、レール21c,21
cの間に溜まる雨水を排水受け室23に流し落とせるよ
うにして水仕舞い性をよくしてある。
【0029】また、グレージング22の上面には、通水
孔22bよりも室内側の位置に“突設要素”としての立
壁部22cが形成されており、その側面には断面コ字状
の突出形状とした取付部22dが形成されている。この
取付部22dには、室外側の障子Soの下枠に対して室
内側から弾力的に押接するエアタイト材22eがスライ
ドにより抜き差し可能として保持されている。そのた
め、エアタイト材22eが室外側の障子Soの下枠と押
接している状態では、雨水が室内側の障子Siの下に入
り込んでくることはない。また、グレージング22が改
装下枠2から取り外せるので、エアタイト材22eを交
換する場合には、グレージング22を改装下枠2から外
してから、エアタイト材22eを取付凹部22cからス
ライドさせて抜き取り、新たなエアタイト材22eを取
付凹部22cへスライドで差し込ませるようにして交換
作業を楽に行うことができる。
【0030】また、グレージング22には、通水孔22
bを裏面側で覆うステンレス製の網材22fが取り付け
てある。この網材22fの網目は、通水孔22bの通水
性を損なわず、且つ、排水受け室23での排水処理を阻
害するような落ち葉などの比較的大きめのゴミが入り込
まない程度のサイズとなっており、本例では約1.5〜
2mm四方程度の網サイズとなっている。
【0031】そして、改装下枠2には以上の構成とした
グレージング22が2本取り付けてあり、その1本の長
さは改装下枠2の長さの半分の長さよりも若干長めのサ
イズで、他の1本の長さは半分よりも若干短めのサイズ
となっている。そして改装下枠2の内部を掃除する際に
は、例えば図3で示すように、短いグレージング22を
持ち上げて改装下枠2から取り外し露出する内部を掃除
する。次いで、長いグレージング22を短いグレージン
グ22があった位置へスライドさせて露出する内部から
ゴミ等を取り除く。また、図示は省略するが、障子S
i,Soを共に閉じた状態のまま短いグレージング22
を取り外して掃除を行ってから、長いグレージング22
を短いグレージング22のあった場所へスライドさせて
長いグレージング22のあった下側を掃除するようにし
てもよい。以上のようにすれば、グレージング22や排
水受け室23の内部を簡単に掃除できる。
【0032】上板部21の下の排水受け室23には、中
空の内部空間を上下で分割する中間仕切23bによって
上部受け室23cと下部受け室23dが形成されてい
る。中間仕切23bには貫通孔23eが形成されてい
て、上部受け室23cに流れ込む雨水はこの貫通孔23
eを通じて下部受け室23dに流れ込む。そして、その
底壁23fの排水口23gから排水管Pを伝って既設バ
ルコニーの床面Bf1へ排水されることになる。なお、
図2では示していないが、貫通孔23eを覆うように網
材22fよりも網目の細かい網材を取り付けて、網材2
2fよりも小さな砂やゴミを下部受け室23dに流れ込
まないようにしてもよい。
【0033】なお、図2では説明の便宜上、貫通孔23
eの形成位置と、下部受け室23dの底壁23fに形成
された排水管Pを接続させる排水口23gの開口位置と
が、改装下枠2の長手方向における同じ位置関係として
表してあるが、実際は貫通孔23eと排水口23gの開
口位置とは、改装下枠2の長手方向における異なる位置
関係としてある。そのため、排水管Pから逆流してきた
雨水が勢い良く下部受け室23dへ流れ込んできたよう
な場合であっても、排水口23gから噴き上げる雨水は
中間仕切23bによって勢いが緩衝されるので、中間仕
切23bの貫通孔23eから雨水が上板部21の上へ勢
い良く噴き上げてしまうような不具合はない。
【0034】排水受け室23の底壁23fには下向きに
垂下させた固定片23hが形成されている。固定片23
hにはネジ孔が穿孔してあり、ネジNによって既設下枠
12の上板部12aに突設された室外側のレール12b
に対して固定されている。そして、この固定片23hと
排水受け室23を画成する壁とによって“固定脚部”が
構成されている。これらの固定片23hと排水受け室2
3の高さ方向に沿う長さサイズは、固定片23hを既設
下枠12のレール12bに固定した状態で、改装下枠2
の“突設要素”としての縁壁21a、レール21b、2
1c、立壁21d、立壁部22dの各上端が、室内の床
面Rfと略同じ高さ位置となるようなサイズで形成され
ている。従って、室内の床面Rfに対する改装下枠2の
“バリアフリー化”が実現されている。
【0035】また、上板部21の室内側端部の裏面には
逆L字状の支持部材24を備えていて、その横板部24
aは上板部21に対してネジ固定されており、縦板部2
4bは室内の床に対してネジ固定されていて、上板部2
1に作用する荷重を支持するようになっている。なお、
本例では支持部材24を改装下枠2と別体としてある
が、その理由は改装対象とする既設サッシ下枠の上板部
12aの水平方向に対する傾斜の緩急がまちまちである
ため、特定の長さで支持部材を改装サッシ下枠と一体成
形すると、縦板部に相当する部分が長すぎて取り付けら
れないような場合があるからである。
【0036】改装縦枠3の説明; 左右一対の縦枠3
は、アルミ材の押し出し成形によって、図4で示すよう
な室外に面する外枠部31と室内に面する内枠部32と
を戸受け部33で一体的に繋げた全体形状として形成さ
れている。
【0037】外枠部31には、クランク形状の先端に防
水用シール材Seの取付段部31aが形成されている。
外枠部31の内側面には、室内に向けて突出する固定片
31bが形成されていて、この改装縦枠3を既設縦枠1
3に固定するための取付金具5(図5参照)がここに固
定されるようになっている。これと同様に、内枠部32
にも固定フランジ32aが室外に向けて形成されていて
取付金具5が固定される。
【0038】改装上枠4の説明; 上枠4は、図2で示
すように、アルミ材の押し出し成形によって、室外に面
する外枠部41と室内に面する内枠部42とを天板部4
3で一体的に繋げた全体形状として形成されている。
【0039】外枠部41の上端側は室内に向けてクラン
ク形状としたシール材Seの取付段部41aが形成され
ている。また、その下には、室内に向けて突出する固定
片41bが形成されていて、既設上枠14に対して改装
上枠4を固定するための取付金具5がここに固定され
る。これと同様に内枠部42にも、その上端に固定フラ
ンジ42aが室外に向けて形成されていて取付金具5が
固定されるようになっている。
【0040】〔取付金具5の説明〕
【0041】ここで、既設サッシ枠の縦枠13と上枠1
4に対して改装サッシ枠1の縦枠3と上枠4をそれぞれ
固定するための取付金具5について説明する。取付金具
5は、図5で示すように、略コ字状の二つの金具51,
52を背板部51a,52aどうしを対面させて組み合
わせ、各背板部51a,52aのボルト孔に挿通したボ
ルト53をナット54で止めて構成されている。そし
て、各金具51,52には、押接フランジ51b,52
bと溝状の係合部51c,52cが形成されている。な
お、押接フランジ51b,52bには、弾力性があり滑
りにくい材質の押接パッド51d,52dが取り付けて
ある。
【0042】金具51の押接フランジ51bは、既設サ
ッシ枠の縦枠13と上枠14の各内枠部13a,14a
に対して内側から押接パッド51dを介して押接し、係
合部51cには、改装サッシ枠1の縦枠3と上枠4の内
枠部32,42に形成されている固定フランジ32a,
42aが差し込まれる。
【0043】金具52の押接フランジ52bは、既設サ
ッシ枠の縦枠13と上枠14の各外枠部13b,14b
に対して内側から押接パッド52dを介して押接し、係
合部52cには、改装サッシ枠1の縦枠3と上枠4の外
枠部31,41に形成されている固定片31b,41b
が差し込まれる。
【0044】そして、金具51と金具52によって改装
サッシ枠1の縦枠3を既設サッシ枠の縦枠13に取り付
けるには、図6(a)で示す状態から、ボルト53を締
めていくと、図6(b)で示すように金具51,52ど
うしが相対的に離間していく。すると、押接フランジ5
1b,52bが縦枠13の内枠部13aと外枠部13b
に対して内側から押接する。その一方で係合部51cに
は、縦枠3の内枠部32の固定フランジ32aが差し込
まれ、係合部52cには縦枠3の外枠部31の固定片3
1bが差し込まれる。こうして、改装縦枠3が取付金具
5によって既設縦枠13に対して強固に固定される。な
お、改装上枠4も同じ要領で取付金具5を介して既設上
枠14に対して強固に固定される。
【0045】〔改装工法の説明〕
【0046】次に改装工法について説明する。先ず、既
設下枠12に対して改装下枠2を取り付けるが、その前
に支持部材24の縦板部24bを床材Rfにネジ止めし
ておくと共に、改装下枠2の排水口23gに排水管Pを
接続しておく。そして、改装下枠2の固定片23hのネ
ジ孔と既設下枠12のレール12bのネジ孔どうしをネ
ジ止めすると共に、改装下枠2の上板部21と支持部材
24の横板部24aのネジ孔どうしをネジ止めする。こ
れらのネジ止めは、改装下枠2の長手方向に沿って形成
されている固定片23hと上板部21の複数箇所につい
て行うようにする。こうして改装下枠2が既設下枠12
に固定される。
【0047】この固定状態で、排水管Pの先端よりもや
や室内寄りの既設バルコニーの床面Bf1の上に図示せ
ぬ型枠を設置してから、改装下枠2の下側をその長手方
向にわたって防水モルタルで充填する。こうして形成さ
れる被覆部6は、改装下枠2に作用する荷重を受けた
り、既設バルコニーの床面Bf1に溜まる雨水が改装下
枠2の下側へ浸み込んで到達することがないようにする
役割を担っている。また、この被覆部6が形成されるこ
とで、被覆部6よりも室外側の既設バルコニーの床面B
f1は、排水管Pから流れ出る雨水の側溝として利用す
ることができる。そして、改装下枠2の縁壁21aの下
端と被覆部6との間に防水用のシール材Seを打設して
から、既設バルコニーの床面Bf1の上に、床面が縁壁
21dの上端と同じ高さ位置となるような図示せぬ支持
脚材を介して改装床材7を設置していく。
【0048】そして、この改装下枠2の設置後又は設置
前に、改装上枠4を既設上枠14に取り付ける(図2参
照)。その取り付けに際しては、取付金具5を改装上枠
4の長手方向に沿って400mmピッチ程度の間隔で配
置し、上述の要領で取付金具5のボルト53を室内側か
ら締め付けて改装上枠4を既設上枠14に固定する。従
って、取付金具5のボルト53の締め付け作業を行うだ
けで改装上枠4の取付作業が済み、バーナーで溶接した
り電気ドリルでネジ孔を形成する必要がある場合と比較
して、作業労力を大幅に軽減することが可能で安全でも
ある。そして、固定が済んだら、室外側については、外
枠部41の取付段部41aにスペーサSpを押し込み、
さらに防水用のシール材Seを打設する。一方、室内側
については化粧材Sbを図示のようにネジ止めする。
【0049】次いで、改装縦枠3を既設縦枠13に取り
付けるが(図4参照)、この取り付けに際しても、上述
した取付金具5を各縦枠3の長手方向に沿って400m
mピッチ程度の間隔で配置し、上述の要領で取付金具5
のボルト53を室内側から締め付けて改装縦枠3を既設
縦枠13に対して固定する。従って、取付金具5のボル
ト53の締め付け作業を行うだけで改装縦枠3の取付作
業が済み、バーナーで溶接したり電気ドリルでネジ孔を
形成する必要がある場合と比較して、作業労力を大幅に
軽減することが可能で安全でもある。そして、固定が済
んだら、室外側については、外枠部31の取付段部31
aにスペーサSpを押し込み、さらに防水用のシール材
Seを打設する。一方、室内側については化粧材Sbを
図示のようにネジ止めする。
【0050】以上のような作業によって既設サッシ枠に
対して改装サッシ枠1を取り付けることができる。
【0051】〔実施形態の変形例〕
【0052】上記実施形態では、改装下枠2として図2
で示すものを例示したが、例えば図7で示すような改装
下枠2を利用してもよい。この改装下枠2が図2の改装
下枠2と異なる点は、排水受け室23の構成である。図
2の例では排水受け室23が中間仕切23bによって上
下方向で上部受け室23cと下部受け室23dに分割し
てあるが、図7の改装下枠2では室内側受け室23cと
室外側受け室23dに区切る中間仕切23iを上板部2
1の裏面側と底壁23fの上面側に形成された係合溝2
3jに差し込むようにしてある。そのため、上板部21
に作用する荷重を上下方向で介在する中間仕切23iに
よって支持することができるため排水受け室23の剛性
を高めることができる。また、図示は省略してあるが、
中間仕切23iの室内側受け室23c側の面に網材を張
り付けて、ゴミや砂等が室外側受け室23dに入り込ま
ないようにしておいてもよい。
【0053】また、上記実施形態では、改装下枠2に一
体成形された固定片23hを既設下枠12のレール12
bに直接固定する例を示したが、例えば図8(a)で示
すように、固定片23hが短かすぎて既設下枠12のレ
ール12bに届かないような場合には、長さを補うため
の断面L字状の補助固定片23kを固定片23hにネジ
止めし、その補助固定片23kの下側をレール12bに
対してネジ止めするようにしてもよい。また、既設下枠
12のレール12bがストレートでない場合には、図8
(b)で示すように固定してもよい。
【0054】さらに、上記実施形態では、固定片23h
を既設下枠12のレール12bに固定するようにしてあ
るが、既設下枠12の他の箇所に固定するようにしても
よい。
【0055】また、上記実施形態で形成した被覆部6に
ついては、既設バルコニーの床面Bf1の室外側端部の
近くまで形成するようにしてもよい。このようにすれ
ば、改装床材7を特別な支持部材がなくても敷設するこ
とが可能である。また、排水受け室23の下側にのみ防
水モルタルを充填するようにすると共に、排水受け室2
3を画成するバルコニー側の側壁に排水口を設け、図2
で示すような排水管Pを使用せずに、そのまま排水受け
室23から排水口を通じて既設バルコニーの床面Bf1
に雨水を流し落とすようにしてもよい。
【0056】第2実施形態; 次に第2実施形態とし
て、本発明の改装サッシ下枠と改装工法に基づいて、室
内の床面よりも一段高い膳板の上面からバルコニーにか
けて段差をなくす改装例について説明する。なお、本例
の改装下枠やこれを利用する改装工法については第1実
施形態と同じであるため、重複説明を省略する。
【0057】この第2実施形態によれば、図9で示すよ
うに室内の床面Rfには既設サッシ下枠12寄りの端部
に膳板Rsが形成されているが、膳板Rsから改装床材
7の上面にかけては面一となっている。従って、小さい
子供や高齢者が室内からバルコニーに出る際には、膳板
Rsと改装下枠2を跨いでから、これらよりも低い既設
バルコニーの床面Bf1に降りる必要はなく、膳板Rs
分の段差を登るだけでよい。そして、膳板Rsに躓いて
転んだとしても、改装床材7が既設バルコニーの床面B
f1よりも高い膳板Rsの上面と同一位置にあるので安
全である。なお、図9には示していないが、膳板Rsの
室内側に室内の床面Rfとの間に緩やかなスロープ部材
を設置して、車椅子でも通行できるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明の改装サッシ下枠によれば、室内
の床面や膳板の上面に対して改装サッシ下枠の上端を略
面一にすることができる。そしてこの改装サッシ下枠を
利用する改装工法によれば、既設の建物であっても、室
内の床面と、改装サッシ下枠と、改装バルコニーとのバ
リアフリーを実現することが可能で、改装後のバルコニ
ーを居間や部屋の一部として利用したり、車椅子であっ
ても難なくバルコニーへ出入りすることができる。ま
た、膳板の上面と、改装サッシ下枠と、改装バルコニー
とを面一にした場合には、従来の改装サッシ下枠と異な
り段差が一段だけであるので、小さな子供や高齢者でも
改装後のバルコニーへ安全に出入りすることができるよ
うになる。さらに、本発明の改装サッシ下枠と改装工法
によれば、従来の改装サッシ枠よりも改装サッシ枠の開
口寸法を高さ方向で大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内側から見た引き違い戸用の改装サッシ枠を
示す図。
【図2】図1のA−A線断面に沿う第1実施形態による
改装サッシ枠の上枠と下枠周りの施工状態を示す断面
図。
【図3】図2の改装サッシ下枠のグレージングの着脱状
態を示す説明図。
【図4】図1のB−B線断面に沿う一実施形態による改
装サッシ枠の縦枠周りの断面図。
【図5】図2と図4で示す改装サッシ枠を既設サッシ枠
に固定するための取付金具を示す外観斜視図。
【図6】図5の取付金具の動作を示す図。
【図7】図1のA−A線断面に沿う他の実施形態による
改装サッシ枠の上枠と下枠周りの断面図。
【図8】既設サッシ下枠に改装サッシ下枠を取り付ける
他の実施形態を示す図。
【図9】図1のA−A線断面に沿う第2実施形態による
改装サッシ枠の下枠周りの施工状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 改装サッシ枠 2 改装下枠 21 上板部 21a 縁壁(突設要素) 21b 網戸用レール(突設要素) 21c 障子用レール(突設要素) 21d 立壁(突設要素) 22 グレージング 22b 通水孔 22c 立壁部(突設要素) 22f 網材 23 排水受け室(固定脚部) 23b 中間仕切 23c 上部受け室 23d 下部受け室 23e 貫通孔 23f 底壁 23g 排水口 23h 固定片(固定脚部) 23i 中間仕切 3 改装縦枠 4 改装上枠 5 取付金具 7 改装床材 12 既設下枠 13 既設縦枠 14 既設上枠 Rf 室内の床面 Rs 膳板 Si,So 障子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室の内外を仕切る躯体の出入口に介在す
    る障子の戸車を受けるレールが、室内の床面又は該床面
    よりも一段高い位置にある膳板の上面よりも低い位置に
    ある既設サッシ下枠の上に重ねて取り付ける改装サッシ
    下枠において、 障子の戸車を受けるレールを含む突設要素の上端が所定
    の略同じ高さで形成してある上板部と、この上板部から
    下方に伸長して前記既設サッシ下枠に固定される固定脚
    部と、を備え、固定脚部の高さ方向に沿う長さが、固定
    脚部を前記既設サッシ下枠に固定させた状態で、前記突
    設要素の上端に室内の床面又は膳板の上面と略同じ高さ
    位置を与える長さとして形成されていることを特徴とす
    る改装サッシ下枠。
  2. 【請求項2】 上板部の室内側に形成してある前記レー
    ルの室外側位置に通水孔を貫通形成すると共に、この通
    水孔の下側に内部が中空の排水受け室を形成してある請
    求項1に記載の改装サッシ下枠。
  3. 【請求項3】 排水受け室を形成する壁面に、内部に溜
    まる雨水を外部に排水する排水口を穿設し、この排水口
    に排水管を接続してある請求項2に記載の改装サッシ下
    枠。
  4. 【請求項4】 上板部に、排水受け室に連通する通水孔
    を貫通形成したグレージングを着脱可能に設けてある請
    求項2又は請求項3に記載の改装サッシ下枠。
  5. 【請求項5】 排水受け室を二分する中間仕切を排水受
    け室に設け、該中間仕切には、二分された室内どうしを
    連通させる貫通孔が形成されると共に、該貫通孔は、サ
    ッシ下枠の長手方向における排水受け室に対する排水管
    の接続箇所と異なる箇所に位置決めされるように形成さ
    れている請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の改装
    サッシ下枠。
  6. 【請求項6】 室の内外を仕切る出入口に介在する障子
    の戸車を受けるレールが室内の床面又は該床面よりも一
    段高い位置にある膳板の上面よりも低位置にある上板部
    が、既設バルコニーの床面よりも高い位置にある既設サ
    ッシ下枠に、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の
    改装サッシ下枠を重ねて取り付ける改装工法であって、 既設サッシ下枠に改装サッシ下枠を重ねて固定設置し、
    既設バルコニーの上に床面が改装サッシ下枠の突設要素
    の上端と略同じ高さ位置となるように改装床材を設置し
    て、室内の床面又は膳板の上面と、改装サッシ下枠の突
    設要素の上端と、該改装床材の床面と、を略平坦に形成
    するようにしたことを特徴とする改装工法。
  7. 【請求項7】 改装サッシ下枠の排水受け室を画成する
    壁面に、排水受け室に溜まる雨水を排水するための排水
    口を設け、この排水口を通じて既設バルコニーの床面に
    該排水受け室に溜まる雨水を排水するようにしてある請
    求項6に記載の改装工法。
  8. 【請求項8】 排水口に既設バルコニーの床面へ通じる
    排水管を取り付けてある請求項7に記載の改装工法。
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