JP2001227022A - 水受けタンク及び洗面化粧台 - Google Patents

水受けタンク及び洗面化粧台

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JP2001227022A
JP2001227022A JP2000040945A JP2000040945A JP2001227022A JP 2001227022 A JP2001227022 A JP 2001227022A JP 2000040945 A JP2000040945 A JP 2000040945A JP 2000040945 A JP2000040945 A JP 2000040945A JP 2001227022 A JP2001227022 A JP 2001227022A
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water receiving
cabinet
shower
receiving tank
water
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JP2000040945A
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Atsushi Yamada
篤 山田
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Inax Corp
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャワー水栓を備える洗面化粧台において、
キャビネットに引き出しを設けたために電気温水器がキ
ャビネットの背面側に配置される場合でも、シャワーホ
ースから落下する水を確実に受けることのできる手段を
提供する。 【解決手段】 キャビネット1内の電気温水器10に隣
接して水受けタンク20を配置する。水受けタンク20
は、縦長の収納本体部21の上部開口22の側方へ張り
出すように水受け部23が付設される。収納本体部21
底面は排水孔25に向かう下り勾配が付与され、水受け
部23には上部開口22へ向かう下り勾配が付与されて
いる。水受け部23を電気温水器10の上方に位置させ
ることにより、シャワーホース5に付着してキャビネッ
ト1内に持ち込まれる水を確実に収納本体部21内へ集
めることが可能である。集められた水は排水ホース26
から外部へ排出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワー水栓を備
え、且つ、キャビネット内に電気温水器が設置される洗
面化粧台に関連する技術であって、詳しくは、シャワー
水栓のシャワーホースを伝って流れる水を確実に受ける
ことのできる水受けタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、シャワー水栓3を備える洗面化
粧台Yの一例を示す。シャワー水栓3は、一端にシャワ
ーヘッド4が接続されたシャワーホース5を、洗面器2
(又は洗面カウンター)を挿通させたキャビネット1内
へ引き出し可能に収納せしめたものである。このため、
シャワーの使用中に引き出されたシャワーホース5に付
着した水が、シャワーホース5を伝ってキャビネット1
内へ持ち込まれることがしばしば起こる。そこで従来
は、キャビネット1の底面1aに水受けトレイ7を設置
すると共に、シャワーホース5が水受けトレイ7の上方
領域内に収まるようにするためのホースガイド6を設け
て、シャワーホース5から落下する水が確実にトレイ7
に集められるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図示の如
く、洗面化粧台Yのキャビネット1内に電気温水器10
を設置した場合は、前記水受けトレイ7の配置が制限さ
れるという問題が生ずる。すなわち、図6に示すよう
に、電気温水器10をキャビネット1の手前側領域に設
置できる場合は、電気温水器10の背面側領域におい
て、水受けトレイ7をシャワーホース5の直下位置に配
置することが可能である。しかるに、図7に示すよう
に、キャビネット1の一方側半部に引き出し8を設けた
場合において、キャビネット1内の残り半部を収納空間
として利用するには、電気温水器10を当該引き出し8
の背面側領域に設置しなくてはならない。そうすると、
前記従来の水受けトレイ7は、図6に示すようなシャワ
ーホース5の直下位置へ設置することができなくなると
いう問題が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗面化粧台に
おいて、引き出しを設けたために電気温水器がキャビネ
ット背面側のシャワーホースの直下領域に配置される場
合でも、シャワーホースから落下する水を確実に受ける
ことのできる手段の提供を目的とするものである。本発
明が上記目的のために採用した水受けタンクの特徴とす
るところは、キャビネット内に配置される電気温水器に
隣接して取り付けられ、電気温水器の上方領域に張り出
すように形成された水受け部を上部開口に付設したこと
にある。本発明に係る水受けタンクは、上記構成に基づ
き、電気温水器がシャワーホースの直下領域に位置する
場合であっても、シャワーホースから落下する水を、上
部開口とこれに付設した水受け部で確実に受けることが
できる。
【0005】また、前記水受けタンクにおいて、上部開
口の縁部に、シャワーホースを挿通させるガイド部を形
成してもよい。かかる構成により、シャワーホースの動
作が安定し、シャワーヘッドの操作感が損なわれること
もない。さらに、シャワーホースとガイド部との間に適
宜の抜止め手段を設ければ、引き出し過ぎによりシャワ
ーホースが水受けタンク外へ飛びだすのを防止すること
ができる。
【0006】なお本発明は、シャワー水栓が備えられ、
キャビネット内に電気温水器が設置され、且つ、前記水
受けタンクが設けられた洗面化粧台の構造を提供する。
かかる構成の洗面化粧台は、キャビネットに引き出しを
設けることができ、しかも、キャビネット内の収納空間
を確保することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、シャワー水栓3を備え、
キャビネット1内に電気温水器10が設置された洗面化
粧台Xにおいて、本発明に係る水受けタンク20を設け
た例を示すものである。同図は、引き出しを設ける等の
理由により、電気温水器10がキャビネット1の背面付
近に設置される場合において、当該電気温水器10に隣
接して水受けタンク20を配置した状態を示している。
なお図面において、従来例を示す前記図5で用いたのと
同じ符号は、共通の部材を示している。
【0008】本実施形態の水受けタンク20は、図2に
示す如き構成を有している。縦長の収納本体部21の上
部開口22の側方へ張り出すように形成した水受け部2
3が付設されると共に、上部開口22の縁部に貫通孔状
のガイド部24が形成されている。水受け部23には、
上部開口22へ向かってわずかな下り勾配が付与されて
おり、ここに落下した水は収納本体部21内へ流れ込む
ようなされている。貫通孔状のガイド部24は、シャワ
ーホース5の直径よりも大きい孔径を持ち、軸線が鉛直
方向に対し適度の傾斜を有するように設定されている。
収納本体部21の側面最下部には排水孔25が形成さ
れ、該排水孔25に排水ホース26が接続されている。
この排水ホース26の先端部は、収納本体部21の該側
面上部に設けたホルダー27によって保持される。収納
本体部21の底面21aは、上記排水孔25に向かう下
り勾配が付与されている。また収納本体部21の上端に
はフランジ28が立設され、該フランジ部28にキャビ
ネットへの固定用ビス等を挿通させるための開孔29,
29が形成されている。
【0009】前記の如く構成された本発明に係る水受け
タンク20は、フランジ部28の開口29,29にビス
などを挿通してキャビネット1の背面パネル等へ固定す
ることにより取着される。このとき、図1及び図3に示
すように、収納本体部21を電気温水器10に隣接さ
せ、上部開口22の側方に付設した水受け部23を当該
電気温水器10の上方に位置させることにより、水受け
タンク20がシャワーホース5の直下領域に位置するよ
う設定する。そして図3に示すように、シャワーホース
5を収納本体部21内へ収納すると共に、上部開口22
の縁部に形成したガイド部24内に挿通させる。これに
より、シャワー水栓3の使用に伴うシャワーホース5の
動きは水受けタンク20内で行われ、電気温水器10と
の干渉を避けることができるから、シャワーヘッド4を
掴んで上げ下げする等の操作を円滑に行える。シャワー
水栓3の使用中に付着しシャワーホース5を伝ってキャ
ビネット内へ流れる水は、上部開口22から収納本体部
21内へ流れ込むか、あるいは途中で水受け部23上に
落下したのち収納本体部21内へ流れ込む。本発明の水
受けタンク20は、水受け部23を付設したことによ
り、シャワーホース5の下方領域の必要十分な範囲をカ
バーできるから、シャワーホース5に付着してキャビネ
ット1内に持ち込まれる水を全て確実に収納本体部21
内へ集めることが可能である。
【0010】このようにして収納本体部21内に集めら
れた水は、適時、排水ホース26を引き出して、先端を
水受けタンク20よりも低位に位置させることにより、
容易に外部へ排出することができる。
【0011】なお図4に示すように、シャワーホース5
の適所に、ガイド部24の孔径より大きい直径を有する
リング部材30を取着して、シャワーホース5の引き出
し量を規制しておけば、シャワーヘッド4を引き出し過
ぎて、シャワーホース5が水受けタンク20内から飛び
だすのを防止することができる。
【0012】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の実施形態は前述のものに限定されるので
はなく、状況に応じて適宜変更することを妨げない。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る水受けタンクは、電気温水
器の上方領域に張り出す水受け部を上部開口に付設した
ので、これを電気温水器に隣接させて取り付けることに
より、引き出し等を設けたために電気温水器がキャビネ
ットの背面パネル近くのシャワーホースと干渉を生じ得
るような箇所に設置される場合であっても、シャワー水
栓のシャワーホースを伝って流れる水を確実に受けるこ
とができる。シャワーホースは水受けタンク内に収納で
きるから、シャワーホースの直下領域に電気温水器が位
置する場合でも、シャワーホースと電気温水器との干渉
を無くすことができるので、シャワー水栓の操作性を良
好に保つことできる。またシャワーホースが水受けタン
ク内に収納されることにより、キャビネット内の収納空
間として利用できる領域が明確化される。
【0014】請求項2に記載の如く、水受けタンクにお
ける上部開口の縁部にシャワーホースを挿通させるガイ
ド部を形成した場合は、シャワーホースの動きを円滑化
することができ、また、シャワーホースの引き出し過ぎ
を防止する手段を講じるのも容易である。
【0015】さらに、本発明に係る水受けタンクを採用
することにより、シャワー水栓を備え、且つ、電気温水
器がキャビネット内に設置される洗面化粧台において、
キャビネットの一部に引き出し等を設けることが可能と
なる。従来は、シャワー水栓を備える洗面化粧台におい
て電気温水器をキャビネット内に設置する場合は、原則
としてキャビネットの扉を観音開き構造にしか出来なか
ったが、本発明によれば、上述の如く、引き出し構造を
採用し得る、という効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る水受けタンクを適用した洗面化
粧台の一例を示すものであって、キャビネットの扉を取
り外した状態の要部を示す正面図である。
【図2】 本発明に係る水受けタンクの一例を示すもの
であって、図(A)は正面断面図、図(B)は側面図、
図(C)は平面図である。
【図3】 本発明に係る水受けタンクを電気温水器に隣
接させて取り付けた状態を示す要部の斜視図である。
【図4】 本発明に係る水受けタンクにおけるガイド部
を拡大して示す要部の正面断面図である。
【図5】 従来の洗面化粧台を示すものであって、キャ
ビネットの扉を外した状態の要部を示す正面図である。
【図6】 従来の洗面化粧台における電気温水器と水受
けトレイとの配置関係を示す要部の平面断面図である。
【図7】 従来の洗面化粧台における電気温水器と水受
けトレイとの配置関係の他の例を示す要部の平面断面図
である。
【符号の説明】
X…洗面化粧台 1…キャビネット 2…洗面器 3…
シャワー水栓 4…シャワーヘッド 5…シャワーホー
ス 10…電気温水器 20…水受けタンク21…収
納本体部 21a…底綿 22…上部開口 23…水受
け部 24…ガイド部 25…排水孔 26…排水ホー
ス 27…ホルダー 28…フランジ部 29…開孔
30…リング部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面化粧台に設置されたシャワー水栓に
    おける、洗面器又は洗面カウンターを挿通してキャビネ
    ット内に収納されるシャワーホースを伝って流れる水を
    受けるためのタンクであって、キャビネット内に配置さ
    れる電気温水器に隣接して取り付けられ、電気温水器の
    上方領域に張り出すように形成された水受け部が上部開
    口に付設されていることを特徴とする水受けタンク。
  2. 【請求項2】 上部開口の縁部に、シャワーホースを挿
    通させるガイド部を形成した請求項1に記載の水受けタ
    ンク。
  3. 【請求項3】 洗面器又は洗面カウンターを挿通してキ
    ャビネット内に収納されるシャワーホースの一端にシャ
    ワーヘッドが接続されて成るシャワー水栓を備え、キャ
    ビネット内に電気温水器が設置された洗面化粧台におい
    て、請求項1又は2に記載の水受けタンクを設けたこと
    を特徴とする洗面化粧台。
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