JP2001225527A - 部材の取付構造及びカバーの取付方法 - Google Patents
部材の取付構造及びカバーの取付方法Info
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- JP2001225527A JP2001225527A JP2000036457A JP2000036457A JP2001225527A JP 2001225527 A JP2001225527 A JP 2001225527A JP 2000036457 A JP2000036457 A JP 2000036457A JP 2000036457 A JP2000036457 A JP 2000036457A JP 2001225527 A JP2001225527 A JP 2001225527A
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- cover
- lower cover
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーをガタなく容易に取り付け及び取り外
すことができるとともに、衝撃によって容易に外れない
カバーの取付方法を提供すること。 【構成】 上カバー200に引っ掛け爪260を設け、
下カバー100に前記上カバー200の引っ掛け爪26
0を受ける引っ掛け受け部160を設け、該引っ掛け受
け部160の断面方向の高さを、引っ掛け爪260を傾
けたときの断面方向の高さより僅かに大きくし、引っ掛
け爪260を正規の方向に戻したときに引っ掛け爪26
0の断面方向の高さより小さくなるよう構成し、上カバ
ー200の後側を上方に上げ、手前を下方に下げる方向
に斜めにして手前側を下カバー100の手間側に取り付
けた後、後側を下方に下げて上カバー200と下カバー
100を略平行にして取り付ける。
すことができるとともに、衝撃によって容易に外れない
カバーの取付方法を提供すること。 【構成】 上カバー200に引っ掛け爪260を設け、
下カバー100に前記上カバー200の引っ掛け爪26
0を受ける引っ掛け受け部160を設け、該引っ掛け受
け部160の断面方向の高さを、引っ掛け爪260を傾
けたときの断面方向の高さより僅かに大きくし、引っ掛
け爪260を正規の方向に戻したときに引っ掛け爪26
0の断面方向の高さより小さくなるよう構成し、上カバ
ー200の後側を上方に上げ、手前を下方に下げる方向
に斜めにして手前側を下カバー100の手間側に取り付
けた後、後側を下方に下げて上カバー200と下カバー
100を略平行にして取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ等の画像形成装置の外装カバー等の取付構造及び
取付方法に関するものである。
シミリ等の画像形成装置の外装カバー等の取付構造及び
取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録手段及び画像読取手段を備え
た複合装置は図21及び図22に示すように構成されて
いる。
た複合装置は図21及び図22に示すように構成されて
いる。
【0003】図21は複合装置の分解斜視図、図22は
同複合装置の部分断面図であり、該複合装置において
は、下カバー502はシャーシも兼ねており、これには
読取ユニット505、プリンタユニット504及び電装
系ユニット506が取り付けられている。又、上カバー
501にはプリンタカバー503のヒンジ503bを受
けるヒンジ受け部501bが設けられており、該ヒンジ
受け部501bにヒンジ503bを図21の矢印方向に
嵌め込むことによってプリタカバー503はヒンジ50
3bを中心に開閉可能に取り付けられる。
同複合装置の部分断面図であり、該複合装置において
は、下カバー502はシャーシも兼ねており、これには
読取ユニット505、プリンタユニット504及び電装
系ユニット506が取り付けられている。又、上カバー
501にはプリンタカバー503のヒンジ503bを受
けるヒンジ受け部501bが設けられており、該ヒンジ
受け部501bにヒンジ503bを図21の矢印方向に
嵌め込むことによってプリタカバー503はヒンジ50
3bを中心に開閉可能に取り付けられる。
【0004】而して、下カバー502には上カバー50
1が取り付けられるが、上カバー501の左右には上カ
バー爪部501aが設けられ、下カバー502の左右に
は下カバー爪部502aが設けられており、上カバー5
01を矢印B方向(上下方向)に下カバー502に嵌め
込むことによって該上カバー501が結合される。
1が取り付けられるが、上カバー501の左右には上カ
バー爪部501aが設けられ、下カバー502の左右に
は下カバー爪部502aが設けられており、上カバー5
01を矢印B方向(上下方向)に下カバー502に嵌め
込むことによって該上カバー501が結合される。
【0005】図22に示すように、上カバー501には
隙間hが形成されており、この隙間hに工具507を差
し込むことによって下カバー爪部502aが矢印A方向
に撓み、該下カバー爪部502aの上カバー爪部501
aとの結合が外れ、上カバー501を外すことができ
る。
隙間hが形成されており、この隙間hに工具507を差
し込むことによって下カバー爪部502aが矢印A方向
に撓み、該下カバー爪部502aの上カバー爪部501
aとの結合が外れ、上カバー501を外すことができ
る。
【0006】次に、別の複合装置を図23に示す分解斜
視図に基づいて説明する。
視図に基づいて説明する。
【0007】図23に示す複合装置は図21及び図22
に示したものとは上カバー601と下カバー602のみ
が異なっている。上カバー601の引っ掛け部601a
と下カバー602の受け部602aが矢印D方向より合
わさるように構成されている。この構成の詳細を図24
に示すが、上カバー601は下カバー602に対して図
24(a),(b)に示す順で組み合わされる。そし
て、これらを合わせた後、上カバー601の爪部601
bと下カバー602の爪部602bが結合されるが、こ
れらの爪部601bと602bは図21及び図22に示
した複合装置のそれと同じ形状を有している。上カバー
601の引っ掛け部601aと下カバー602の受け部
602aが合わされた後の若干のガタと撓みによって爪
部601bと602bの箇所で上下方向に浮かすことが
でき、図21及び図22に示した複合装置と同様に上カ
バー601を下カバー602に上から嵌め込むことがで
きる。
に示したものとは上カバー601と下カバー602のみ
が異なっている。上カバー601の引っ掛け部601a
と下カバー602の受け部602aが矢印D方向より合
わさるように構成されている。この構成の詳細を図24
に示すが、上カバー601は下カバー602に対して図
24(a),(b)に示す順で組み合わされる。そし
て、これらを合わせた後、上カバー601の爪部601
bと下カバー602の爪部602bが結合されるが、こ
れらの爪部601bと602bは図21及び図22に示
した複合装置のそれと同じ形状を有している。上カバー
601の引っ掛け部601aと下カバー602の受け部
602aが合わされた後の若干のガタと撓みによって爪
部601bと602bの箇所で上下方向に浮かすことが
でき、図21及び図22に示した複合装置と同様に上カ
バー601を下カバー602に上から嵌め込むことがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図21及び図22に示
した複合装置のようなカバーの取付構造を採用した場合
には以下のような問題があった。
した複合装置のようなカバーの取付構造を採用した場合
には以下のような問題があった。
【0009】1.爪部に撓み部分が存在するため、取付
構造を構成するためにスペースが必要であり、本体の大
型化の原因になっていた。
構造を構成するためにスペースが必要であり、本体の大
型化の原因になっていた。
【0010】2.爪部が4箇所あるため、カバーを外す
際に4箇所を同時に外す必要があり、カバーを可成り外
しづらくなっていた。
際に4箇所を同時に外す必要があり、カバーを可成り外
しづらくなっていた。
【0011】3.上カバーが前部に前後方向の力を受け
ると、衝撃で該上カバーの爪部が撓んで外れてしまうこ
とがあった。
ると、衝撃で該上カバーの爪部が撓んで外れてしまうこ
とがあった。
【0012】又、図23及び図24に示した複合装置の
ようなカバーの取付構造を採用した場合には以下のよう
な問題があった。
ようなカバーの取付構造を採用した場合には以下のよう
な問題があった。
【0013】1.前部を引っ掛けた後、僅かなガタを使
って後部の爪部を嵌めるため、作業性に難があった。
って後部の爪部を嵌めるため、作業性に難があった。
【0014】2.1の作業性を改善するためにガタ量を
大きくすると、カバーを閉めたときの前部のガタが大き
くなり、カバーが外れ易くなっていた。
大きくすると、カバーを閉めたときの前部のガタが大き
くなり、カバーが外れ易くなっていた。
【0015】3.前部に前後方向の力を受けると、上カ
バーの引っ掛け部と下カバーの受け部が外れてしまうこ
とがあった。
バーの引っ掛け部と下カバーの受け部が外れてしまうこ
とがあった。
【0016】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、部材及びカバーをガタなく容
易に取り付け及び取り外すことができるとともに、衝撃
等によって容易に外れない部材の取付構造及びカバーの
取付方法を提供することにある。
で、その目的とする処は、部材及びカバーをガタなく容
易に取り付け及び取り外すことができるとともに、衝撃
等によって容易に外れない部材の取付構造及びカバーの
取付方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第1の部材に引っ掛け爪を設け、第2の
部材に前記第1の部材の引っ掛け爪を受ける引っ掛け受
け部を設け、該引っ掛け受け部の断面方向の高さを、引
っ掛け爪を傾けたときの断面方向の高さより僅かに大き
くし、引っ掛け爪を正規の方向に戻したときに引っ掛け
爪の断面方向の高さより小さくなるよう部材の取付構造
を構成したことを特徴とする。
め、本発明は、第1の部材に引っ掛け爪を設け、第2の
部材に前記第1の部材の引っ掛け爪を受ける引っ掛け受
け部を設け、該引っ掛け受け部の断面方向の高さを、引
っ掛け爪を傾けたときの断面方向の高さより僅かに大き
くし、引っ掛け爪を正規の方向に戻したときに引っ掛け
爪の断面方向の高さより小さくなるよう部材の取付構造
を構成したことを特徴とする。
【0018】又、本発明は、第1の部材に引っ掛け爪を
設け、第2の部材に前記第1の部品の引っ掛け爪を受け
る第1の引っ掛け受け部を設け、該第1の引っ掛け受け
部の断面方向の高さを、前記引っ掛け爪を傾けたときの
断面方向の高さより僅かに大きくし、引っ掛け爪を正規
の方向に戻したときに該引っ掛け爪の断面方向の高さよ
り小さくなるようにするとともに、第1の部材に第2の
引っ掛け爪と第2の部材に第2の引っ掛け受け部が結合
するよう部材の取付構造を構成したことを特徴とする。
設け、第2の部材に前記第1の部品の引っ掛け爪を受け
る第1の引っ掛け受け部を設け、該第1の引っ掛け受け
部の断面方向の高さを、前記引っ掛け爪を傾けたときの
断面方向の高さより僅かに大きくし、引っ掛け爪を正規
の方向に戻したときに該引っ掛け爪の断面方向の高さよ
り小さくなるようにするとともに、第1の部材に第2の
引っ掛け爪と第2の部材に第2の引っ掛け受け部が結合
するよう部材の取付構造を構成したことを特徴とする。
【0019】更に、本発明は、上カバーの後側を上方に
上げ、手前を下方に下げる方向に斜めにして手前側を下
カバーの手間側に取り付けた後、後側を下方に下げて前
記上カバーと前記下カバーを略平行にして取り付けるこ
とを特徴とする。
上げ、手前を下方に下げる方向に斜めにして手前側を下
カバーの手間側に取り付けた後、後側を下方に下げて前
記上カバーと前記下カバーを略平行にして取り付けるこ
とを特徴とする。
【0020】更に又、本発明は、上カバーの後側を上方
に上げ、手前を下方に下げる方向に斜めにして手前側の
引っ掛け爪を下カバーの手前側の爪受け部に差し込んだ
後、前記上カバーの後側を下方に下げて該上カバーと前
記下カバーを略平行にして上カバーの後側の爪と下カバ
ーの後側の爪受け部で結合させることにより、上カバー
と下カバーを取り付けることを特徴とする。
に上げ、手前を下方に下げる方向に斜めにして手前側の
引っ掛け爪を下カバーの手前側の爪受け部に差し込んだ
後、前記上カバーの後側を下方に下げて該上カバーと前
記下カバーを略平行にして上カバーの後側の爪と下カバ
ーの後側の爪受け部で結合させることにより、上カバー
と下カバーを取り付けることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0022】図1は読取記録装置をファクシミリ装置と
して構成した場合の装置の外観斜視図である。尚、読取
記録装置はファクシミリ装置として構成する以外に、例
えばパソコンへの接続を行うことによってシート原稿の
画像の読取動作と記録シートへの記録を個別又は同時に
行う原稿読取装置と記録装置とを単純に合体した所謂周
辺機器の読取記録装置としても構成することを前提とし
て設計されている。このため、記録装置、読取装置、制
御回路基板、電源等は簡単に交換及び着脱できるように
個別に構成されている。
して構成した場合の装置の外観斜視図である。尚、読取
記録装置はファクシミリ装置として構成する以外に、例
えばパソコンへの接続を行うことによってシート原稿の
画像の読取動作と記録シートへの記録を個別又は同時に
行う原稿読取装置と記録装置とを単純に合体した所謂周
辺機器の読取記録装置としても構成することを前提とし
て設計されている。このため、記録装置、読取装置、制
御回路基板、電源等は簡単に交換及び着脱できるように
個別に構成されている。
【0023】又、特に筐体はハイインパクトポリスチレ
ン樹脂やABS樹脂のような樹脂材料を使用して射出樹
脂成形金型で一体成形されることが前提になっており、
成形機にセットされるダイセットを含めると可成り膨大
な初期投資が必要となることから、その形状及び使用状
態が十分に吟味されてから最終形状が決定されることに
なる。更に、装置の製造工程において多く使用されるビ
ス螺合による固定を極力無くすことは製造コストの削減
に大いに貢献することから、原則として電気アース以外
にはビスを全く使用しないことも配慮されている。
ン樹脂やABS樹脂のような樹脂材料を使用して射出樹
脂成形金型で一体成形されることが前提になっており、
成形機にセットされるダイセットを含めると可成り膨大
な初期投資が必要となることから、その形状及び使用状
態が十分に吟味されてから最終形状が決定されることに
なる。更に、装置の製造工程において多く使用されるビ
ス螺合による固定を極力無くすことは製造コストの削減
に大いに貢献することから、原則として電気アース以外
にはビスを全く使用しないことも配慮されている。
【0024】図1に示す読取記録装置であるファクシミ
リ装置1においては、図示のように前後左右の側壁を構
成する筐体の内部に、原稿搬送式読取装置であるスキャ
ナ部300と記録装置であるシリアル記録式記録装置及
び制御基板と電源がそれぞれ内蔵されている。
リ装置1においては、図示のように前後左右の側壁を構
成する筐体の内部に、原稿搬送式読取装置であるスキャ
ナ部300と記録装置であるシリアル記録式記録装置及
び制御基板と電源がそれぞれ内蔵されている。
【0025】筐体は基本的には下側となる第1筐体であ
る下カバー100と上側の第2筐体となる上カバー20
0とで構成されている。
る下カバー100と上側の第2筐体となる上カバー20
0とで構成されている。
【0026】又、原稿台2には、原稿の幅方向を案内す
るために幅調節可能な原稿幅調整板3が設けられてお
り、この原稿幅調整板3は原稿がその片方のみを移動す
ることで中央部位を中心に移動するようにしたものであ
る。
るために幅調節可能な原稿幅調整板3が設けられてお
り、この原稿幅調整板3は原稿がその片方のみを移動す
ることで中央部位を中心に移動するようにしたものであ
る。
【0027】上記原稿台2の後方には着脱可能な原稿支
持台4が設けられており、例えばA4サイズの原稿をス
キャナ部300に向けて前方に搬送するときに該原稿の
後端が垂れ下がることがないようにしている。そして、
原稿面を下面にして前方に搬送された原稿はスキャナ部
300の下方からファクシミリ装置1の前方に搬送され
る。
持台4が設けられており、例えばA4サイズの原稿をス
キャナ部300に向けて前方に搬送するときに該原稿の
後端が垂れ下がることがないようにしている。そして、
原稿面を下面にして前方に搬送された原稿はスキャナ部
300の下方からファクシミリ装置1の前方に搬送され
る。
【0028】一方、記録装置に対して搬送される記録シ
ートは、ファクシミリ装置1の背面側に配設された記録
シート台401上に設けられた幅調整板9の移動により
幅方向が規制された後、後述のプリンタ部においてシリ
アル記録後にスキャナ部300の下方に排出される。こ
の記録シートがその長手方向が装置の前後方向になるよ
うに搬送される場合にその垂れ下がりを防ぐため、後部
の記録シート支持台5と前方の記録シート支持棒7が設
けられている。記録シート支持台5は記録シート台40
1に内蔵されており、この記録シート支持台5を適宜引
き出すことによって図示の位置になるように構成されて
いる。
ートは、ファクシミリ装置1の背面側に配設された記録
シート台401上に設けられた幅調整板9の移動により
幅方向が規制された後、後述のプリンタ部においてシリ
アル記録後にスキャナ部300の下方に排出される。こ
の記録シートがその長手方向が装置の前後方向になるよ
うに搬送される場合にその垂れ下がりを防ぐため、後部
の記録シート支持台5と前方の記録シート支持棒7が設
けられている。記録シート支持台5は記録シート台40
1に内蔵されており、この記録シート支持台5を適宜引
き出すことによって図示の位置になるように構成されて
いる。
【0029】又、上カバー200は図示のようにスキャ
ナ部300の周りを取り囲むような形状を有しており、
この上カバー200の縁部202に沿うように下カバー
100から後述のように取り外すことによってスキャナ
部300を下カバー100上に残したままの状態とする
ことができるようになっている。
ナ部300の周りを取り囲むような形状を有しており、
この上カバー200の縁部202に沿うように下カバー
100から後述のように取り外すことによってスキャナ
部300を下カバー100上に残したままの状態とする
ことができるようになっている。
【0030】スキャナ部300には、液晶表示部11と
ダイアルキー10、他の操作部が図示のように配設され
ている。ここで、装置1をファクシミリ装置以外に構成
する場合には、この操作部は適宜変更されることにな
る。同様に、スキャナ部300にモノクロ用のCCDラ
インイメージスキャナを設ける場合と、カラー用のCC
Dラインイメージスキャナを設ける場合において、スキ
ャナ部300が後述のように簡単に下カバー100から
着脱可能であるために装置1の使用変更が簡単に行える
ようになる。
ダイアルキー10、他の操作部が図示のように配設され
ている。ここで、装置1をファクシミリ装置以外に構成
する場合には、この操作部は適宜変更されることにな
る。同様に、スキャナ部300にモノクロ用のCCDラ
インイメージスキャナを設ける場合と、カラー用のCC
Dラインイメージスキャナを設ける場合において、スキ
ャナ部300が後述のように簡単に下カバー100から
着脱可能であるために装置1の使用変更が簡単に行える
ようになる。
【0031】図2は装置1の分解斜視図であり、本図で
は上カバー200を省略している。装置1では、底面と
なる基部と外観面となる側壁と該側壁で囲まれる開口面
を一体形成した下カバー100の内部に原稿の搬送を行
いつつ読み取る原稿搬送式読取装置であるスキャナ部3
00と、記録シートの搬送を行いつつシリアル記録を行
うシリアル記録式記録装置であるプリンタ部400と、
これらに接続されることによって所定の制御を行う制御
基板500と、電源600と、初期吐出で不要となるイ
ンクを吸収するインク吸収体13と、リヤカバー15
と、記録シート台8と、スピーカ16の全部が下カバー
100に対して工具類を一切使用することなく固定する
ことができる構成が採用されている。
は上カバー200を省略している。装置1では、底面と
なる基部と外観面となる側壁と該側壁で囲まれる開口面
を一体形成した下カバー100の内部に原稿の搬送を行
いつつ読み取る原稿搬送式読取装置であるスキャナ部3
00と、記録シートの搬送を行いつつシリアル記録を行
うシリアル記録式記録装置であるプリンタ部400と、
これらに接続されることによって所定の制御を行う制御
基板500と、電源600と、初期吐出で不要となるイ
ンクを吸収するインク吸収体13と、リヤカバー15
と、記録シート台8と、スピーカ16の全部が下カバー
100に対して工具類を一切使用することなく固定する
ことができる構成が採用されている。
【0032】このため、組立てを自動化する場合におい
て非常に簡単な製造ラインを実現することができるよう
になる。つまり、熟練者でなくとも組立てを行うことが
可能となる。或はロボット装置によりユニットを把持
し、下方に移動する単純な動作による組立てが可能とな
る。従って、射出成形金型を含む初期投資分を部品組立
工程の簡略化によって十分に補完できるようになる。
て非常に簡単な製造ラインを実現することができるよう
になる。つまり、熟練者でなくとも組立てを行うことが
可能となる。或はロボット装置によりユニットを把持
し、下方に移動する単純な動作による組立てが可能とな
る。従って、射出成形金型を含む初期投資分を部品組立
工程の簡略化によって十分に補完できるようになる。
【0033】一方、上カバー200も同様に工具を一切
使用することなく固定することができる構成となってい
る。図3に示すように、上カバー200を取り付ける際
には、約20°に傾けた角度で上カバー200の引っ掛
け爪260を下カバー100の引っ掛け受け部160に
挿入する。図4(a)に示すように上カバー200の引
っ掛け爪260を角度20°で下カバー100の引っ掛
け受け部160に矢印E方向に挿入した後、図4(b)
に示すように上カバー200の引っ掛け爪260を矢印
F方向に回転させれば、該上カバー200の引っ掛け爪
260が図4(c)に示すように取り付けられる。
使用することなく固定することができる構成となってい
る。図3に示すように、上カバー200を取り付ける際
には、約20°に傾けた角度で上カバー200の引っ掛
け爪260を下カバー100の引っ掛け受け部160に
挿入する。図4(a)に示すように上カバー200の引
っ掛け爪260を角度20°で下カバー100の引っ掛
け受け部160に矢印E方向に挿入した後、図4(b)
に示すように上カバー200の引っ掛け爪260を矢印
F方向に回転させれば、該上カバー200の引っ掛け爪
260が図4(c)に示すように取り付けられる。
【0034】図4(c)に示す状態では、図3に示す上
カバー200の引っ掛け爪260と下カバー100の引
っ掛け受け部160が同時に結合され、上カバー200
が図4(b)の矢印F方向とは逆方向に回らないように
構成されている。このように構成するため、上カバー2
00の引っ掛け爪260と下カバー100の引っ掛け受
け部160の図5に示す寸法は以下のようになってい
る。
カバー200の引っ掛け爪260と下カバー100の引
っ掛け受け部160が同時に結合され、上カバー200
が図4(b)の矢印F方向とは逆方向に回らないように
構成されている。このように構成するため、上カバー2
00の引っ掛け爪260と下カバー100の引っ掛け受
け部160の図5に示す寸法は以下のようになってい
る。
【0035】h3>H4>h2>h1 (h3−h1)>(h2−h1) これを具体的寸法に当て嵌めると、挿入角度を20°、
h1=4.5mm、h3=6mm、H4=4.8mmと
すると、h1=h2・cos20°であるため、h2=
4.78mmとなる。これを図4に基づいて説明する
と、 (a)上カバー200の引っ掛け爪260を角度20°
に傾けた状態で挿入は(H4=4.8)>(h2=4.
78)で可能となる。 (b)上カバー200の引っ掛け爪260を回転させる
ことにより、下カバー100の引っ掛け受け部160に
回転方向が規制され、(h3=6)>(H4=4.8)
となり、前後方向に抜けなくなる。 (c)(h3−h1=1.5)>>(h2−h1=0.
28)となり、上下方向にガタついても、前後方向に抜
けることはない。又、0.28はカバー合わせガタとし
ては適正な値であり、品位として問題はない。又、角度
は0°〜90°の間で設定すれば構成可能である。
h1=4.5mm、h3=6mm、H4=4.8mmと
すると、h1=h2・cos20°であるため、h2=
4.78mmとなる。これを図4に基づいて説明する
と、 (a)上カバー200の引っ掛け爪260を角度20°
に傾けた状態で挿入は(H4=4.8)>(h2=4.
78)で可能となる。 (b)上カバー200の引っ掛け爪260を回転させる
ことにより、下カバー100の引っ掛け受け部160に
回転方向が規制され、(h3=6)>(H4=4.8)
となり、前後方向に抜けなくなる。 (c)(h3−h1=1.5)>>(h2−h1=0.
28)となり、上下方向にガタついても、前後方向に抜
けることはない。又、0.28はカバー合わせガタとし
ては適正な値であり、品位として問題はない。又、角度
は0°〜90°の間で設定すれば構成可能である。
【0036】又、下カバー100と上カバー200は、
装置1の全体の高さのほぼ中央部でほぼ水平(図8に高
さ寸法H1,H2で示すように)に2分されるデザイン
となっている。
装置1の全体の高さのほぼ中央部でほぼ水平(図8に高
さ寸法H1,H2で示すように)に2分されるデザイン
となっている。
【0037】次に、プリンタ部400には給紙部が結合
されており、スキャナ部300はスキャナ本体部とパネ
ル部が不図示のヒンジを中心として開閉するように結合
されている。又、スキャナ部300にはヒンジ部が設け
られており、スキャナ部300は下カバー100の孔部
と回転開閉可能なように取り付けられている。制御基板
500はプリンタ部400及びスキャナ部300を総合
的に制御するためのものであり、電源600はプリンタ
部400とスキャナ部300及び制御基板500にそれ
ぞれ電源を供給する。これらの各ユニットは図示のよう
に独立して構成されており、それぞれが下カバー100
に固定される。
されており、スキャナ部300はスキャナ本体部とパネ
ル部が不図示のヒンジを中心として開閉するように結合
されている。又、スキャナ部300にはヒンジ部が設け
られており、スキャナ部300は下カバー100の孔部
と回転開閉可能なように取り付けられている。制御基板
500はプリンタ部400及びスキャナ部300を総合
的に制御するためのものであり、電源600はプリンタ
部400とスキャナ部300及び制御基板500にそれ
ぞれ電源を供給する。これらの各ユニットは図示のよう
に独立して構成されており、それぞれが下カバー100
に固定される。
【0038】図6は各ユニットを下カバー100に固定
するときにそれぞれが移動される様子を示した外観斜視
図であって、この移動のためにはロボット装置を採用す
ることができる。
するときにそれぞれが移動される様子を示した外観斜視
図であって、この移動のためにはロボット装置を採用す
ることができる。
【0039】図6において、制御基板500は矢印D1
方向に移動されて下カバー100に固定され、スキャナ
部300は矢印D2方向に移動されて下カバー100に
固定される。又、インク吸収体13は矢印D3方向に移
動されて下カバー100に固定され、プリンタ部400
は矢印D4方向に移動されて下カバー100に固定さ
れ、電源600は矢印D5方向に移動されて下カバー1
00に固定される。
方向に移動されて下カバー100に固定され、スキャナ
部300は矢印D2方向に移動されて下カバー100に
固定される。又、インク吸収体13は矢印D3方向に移
動されて下カバー100に固定され、プリンタ部400
は矢印D4方向に移動されて下カバー100に固定さ
れ、電源600は矢印D5方向に移動されて下カバー1
00に固定される。
【0040】而して、図7の下カバー100の平面図と
図8(図7のG−G線断面図)に示すように、上カバー
100は製品の高さのほぼ半分で上下に分割されてお
り、外周部で上下に嵌合している。即ち、下カバー10
0の外壁181の上部周囲には薄肉部181aが形成さ
れており、外壁181に直立するように多数の下カバー
リブ182が設けられている。
図8(図7のG−G線断面図)に示すように、上カバー
100は製品の高さのほぼ半分で上下に分割されてお
り、外周部で上下に嵌合している。即ち、下カバー10
0の外壁181の上部周囲には薄肉部181aが形成さ
れており、外壁181に直立するように多数の下カバー
リブ182が設けられている。
【0041】一方、上カバー200にも外壁周囲に薄肉
部となる縁部203が設けられているため、この縁部2
03が下カバー薄肉部181aと下カバーリブ182と
で構成される隙間に入り込み、上カバー200と下カバ
ー100の外壁同士が嵌合して前後左右の位置が決ま
り、上カバー200と下カバー100の剛性を確保して
いる。
部となる縁部203が設けられているため、この縁部2
03が下カバー薄肉部181aと下カバーリブ182と
で構成される隙間に入り込み、上カバー200と下カバ
ー100の外壁同士が嵌合して前後左右の位置が決ま
り、上カバー200と下カバー100の剛性を確保して
いる。
【0042】又、薄肉部の高さは縁部203の方が薄肉
部181aよりも所定量大きく設定されており、隙間h
が形成されるよう構成されている。即ち、上下カバー1
00,200の合わせ目横全周にスリットが入るように
し、このスリットで上下カバー100,200の合わせ
目を目立たなくし、又、製品高さを低く見せるデザイン
効果を得ている。
部181aよりも所定量大きく設定されており、隙間h
が形成されるよう構成されている。即ち、上下カバー1
00,200の合わせ目横全周にスリットが入るように
し、このスリットで上下カバー100,200の合わせ
目を目立たなくし、又、製品高さを低く見せるデザイン
効果を得ている。
【0043】一方、下カバー100の後の2隅には、外
壁内側に弾性変形するパッチン爪である係合部185が
形成されており、この係合部185に孔部185aが形
成されている。又、上カバー200には孔部185aに
嵌合する位置に三角爪状の爪部202が設けられてい
る。
壁内側に弾性変形するパッチン爪である係合部185が
形成されており、この係合部185に孔部185aが形
成されている。又、上カバー200には孔部185aに
嵌合する位置に三角爪状の爪部202が設けられてい
る。
【0044】従って、上下カバー100,200を合わ
せたとき、三角の爪部202がパッチン爪の係合部18
5を図8に鎖線にて示す185bの位置まで押し広げ、
孔部185aが爪部202の上に来たとき元の位置に戻
るようになる。この結果、上カバー200が上に外れよ
うとしても、爪部202が係合部185を持ち上げるた
め、上下カバー100,200は嵌合したまま外れな
い。
せたとき、三角の爪部202がパッチン爪の係合部18
5を図8に鎖線にて示す185bの位置まで押し広げ、
孔部185aが爪部202の上に来たとき元の位置に戻
るようになる。この結果、上カバー200が上に外れよ
うとしても、爪部202が係合部185を持ち上げるた
め、上下カバー100,200は嵌合したまま外れな
い。
【0045】一方、上カバー200の薄肉部203には
孔部201となる切欠きが形成されており、上カバー2
00を外す際は切欠き孔201から工具Tを差し込み、
パッチン爪の係合部185を内側に向けて弾性変形させ
ることによって上下カバー100,200の嵌合状態を
解除することができる。
孔部201となる切欠きが形成されており、上カバー2
00を外す際は切欠き孔201から工具Tを差し込み、
パッチン爪の係合部185を内側に向けて弾性変形させ
ることによって上下カバー100,200の嵌合状態を
解除することができる。
【0046】このように、上下カバー100,200の
嵌合を外壁周囲で行い、爪部202を外周近傍に設けて
いるために外装強度が高められ、又、上下カバー10
0,200の着脱は係合部185の弾性変形を利用する
ためにネジ螺合による固定が一切不要となって着脱作業
性が高められる。
嵌合を外壁周囲で行い、爪部202を外周近傍に設けて
いるために外装強度が高められ、又、上下カバー10
0,200の着脱は係合部185の弾性変形を利用する
ためにネジ螺合による固定が一切不要となって着脱作業
性が高められる。
【0047】次に、下カバー100は図7にも図すよう
に所定強度を確保するために各部屋になるように構成さ
れており、部屋189に電源600を収納して突起部1
89aで電源600の外周を規制して移動しないように
している。
に所定強度を確保するために各部屋になるように構成さ
れており、部屋189に電源600を収納して突起部1
89aで電源600の外周を規制して移動しないように
している。
【0048】又、部屋187は、インク吸収体13を不
動状態で収容するために外形が決定されるとともに、突
起状のリブ88が吸収体13の一部にめり込むようにし
て乾燥による形状変動に対応可能にしている。下カバー
100にはインク吸収体13の外形とほぼ同じ形状・面
積に周囲を囲った部屋187が設けられており、又、そ
の中にはそれと直交するリブ88も形成されている。そ
して、インク吸収体13は部屋187の囲いの中に入る
とともに、予め切れ目を入れたスリットがリブ88に食
い込むことで外れ防止となる。又、部屋187の高さは
インク吸収体13の高さより高く設定されており、イン
ク吸収体13に染み込んだ廃インクが溢れないように構
成されている。
動状態で収容するために外形が決定されるとともに、突
起状のリブ88が吸収体13の一部にめり込むようにし
て乾燥による形状変動に対応可能にしている。下カバー
100にはインク吸収体13の外形とほぼ同じ形状・面
積に周囲を囲った部屋187が設けられており、又、そ
の中にはそれと直交するリブ88も形成されている。そ
して、インク吸収体13は部屋187の囲いの中に入る
とともに、予め切れ目を入れたスリットがリブ88に食
い込むことで外れ防止となる。又、部屋187の高さは
インク吸収体13の高さより高く設定されており、イン
ク吸収体13に染み込んだ廃インクが溢れないように構
成されている。
【0049】制御基板500は壁193に形成された切
欠部193aに入るとともに、背後の切欠部192にコ
ネクタ555(図9参照)が位置するように起立状態で
固定される。
欠部193aに入るとともに、背後の切欠部192にコ
ネクタ555(図9参照)が位置するように起立状態で
固定される。
【0050】又、プリンタ400は左右の係合部197
により係合される孔部が本体に穿設されており、案内ガ
イド195で大まかに案内されてから本体が底面196
に位置する状態で固定される。この係合部197の下方
には貫通孔が形成されており、底面196からも工具を
入れることができる。
により係合される孔部が本体に穿設されており、案内ガ
イド195で大まかに案内されてから本体が底面196
に位置する状態で固定される。この係合部197の下方
には貫通孔が形成されており、底面196からも工具を
入れることができる。
【0051】更に、各ユニットを前後左右横行に干渉し
ない位置になるようにし、下カバー100に固定する際
の順序性が生じないために組立性が良く、又、外す際も
必要なユニットのみを外すことができるためにメンテナ
ンス性が良くなる。尚、プリンタ部400の一部で電源
600の上方向きを押える構成やスキャナ部300の一
部で制御基板500の上方向きを押える構成すれば、電
源600や制御基板500と下カバー200との固定が
簡易で済み、組立性が更に良くなる。
ない位置になるようにし、下カバー100に固定する際
の順序性が生じないために組立性が良く、又、外す際も
必要なユニットのみを外すことができるためにメンテナ
ンス性が良くなる。尚、プリンタ部400の一部で電源
600の上方向きを押える構成やスキャナ部300の一
部で制御基板500の上方向きを押える構成すれば、電
源600や制御基板500と下カバー200との固定が
簡易で済み、組立性が更に良くなる。
【0052】図9は制御基板500とプリンタ部400
の平面図である。
の平面図である。
【0053】制御基板500はメイン基板551とサブ
基板552及び基板シャーシ553が一体のユニットと
なって下カバー100に後述する取付方法によって固定
され、下カバー100の左方向(即ち、プリンタ部40
0とスキャナ部300との横)に直立して配置される。
そのため、メイン基板51において、プリンタ部400
の制御回路・コネクタ部を後ろに、スキャナ部300の
制御回路・コネクタ部を前に設けることができ、回路を
効率良く配置することができ、制御基板500が小型化
でき、ノイズにも強くなる。
基板552及び基板シャーシ553が一体のユニットと
なって下カバー100に後述する取付方法によって固定
され、下カバー100の左方向(即ち、プリンタ部40
0とスキャナ部300との横)に直立して配置される。
そのため、メイン基板51において、プリンタ部400
の制御回路・コネクタ部を後ろに、スキャナ部300の
制御回路・コネクタ部を前に設けることができ、回路を
効率良く配置することができ、制御基板500が小型化
でき、ノイズにも強くなる。
【0054】プリンタ部400においては、給紙ベース
401が不図示の支点により中板を支持されており、中
板はバネで押圧されている。給紙ベース401は、プリ
ンタ本体部にネジ止め等で固定されている。記録紙Sは
中板の上に積載され、給紙ベース401に設けられた給
紙トレイにより裏面を支えられ、又、幅方向の位置は中
板に可動に設けられたサイドガイドによって規制され
る。又、給紙ローラは記録紙Sを1枚ずつ繰り出してプ
リンタ部400へと送り出す。
401が不図示の支点により中板を支持されており、中
板はバネで押圧されている。給紙ベース401は、プリ
ンタ本体部にネジ止め等で固定されている。記録紙Sは
中板の上に積載され、給紙ベース401に設けられた給
紙トレイにより裏面を支えられ、又、幅方向の位置は中
板に可動に設けられたサイドガイドによって規制され
る。又、給紙ローラは記録紙Sを1枚ずつ繰り出してプ
リンタ部400へと送り出す。
【0055】プリンタ本体部400はインクジェット記
録部であり、411はプリンタ本体部のフレームとなる
プリンタシャーシであり、前記係合部197(図7参
照)に係合する取付方法によって下カバー100に固定
される。図11において、412は送紙ローラであり、
対向配置されたピンチローラ413の押圧で給紙部から
送られてきた記録紙Sを更に下流の印字部へと送り出
す。414は印字部での記録紙Sの裏面を支持している
プラテンであり、記録紙Sの表面では、ガイドシャフト
415に支持されて往復動するキャリッジ416に取り
付けられたインクヘッド417によって記録画像が形成
される。
録部であり、411はプリンタ本体部のフレームとなる
プリンタシャーシであり、前記係合部197(図7参
照)に係合する取付方法によって下カバー100に固定
される。図11において、412は送紙ローラであり、
対向配置されたピンチローラ413の押圧で給紙部から
送られてきた記録紙Sを更に下流の印字部へと送り出
す。414は印字部での記録紙Sの裏面を支持している
プラテンであり、記録紙Sの表面では、ガイドシャフト
415に支持されて往復動するキャリッジ416に取り
付けられたインクヘッド417によって記録画像が形成
される。
【0056】その後、記録排紙ローラ対418によって
記録紙Sはプリンタ部400から排出され、下カバー1
00に搬送積載される。
記録紙Sはプリンタ部400から排出され、下カバー1
00に搬送積載される。
【0057】尚、プリンタ部400の記録紙搬送、記録
動作等は不図示のモータやセンサ、ヘッド駆動回路等に
よって行われ、これらは制御基板500により制御され
る。又、基板421はモータやセンサ、ヘッド駆動回路
等の信号を中継して制御基板500へと転送する記録中
継基板である。そして、プリンタ部400でインクの目
詰まり防止等の動作の際に生じる廃インクを吸収保持す
るインク吸収体13は前述のように下カバー100に取
り付けられている。
動作等は不図示のモータやセンサ、ヘッド駆動回路等に
よって行われ、これらは制御基板500により制御され
る。又、基板421はモータやセンサ、ヘッド駆動回路
等の信号を中継して制御基板500へと転送する記録中
継基板である。そして、プリンタ部400でインクの目
詰まり防止等の動作の際に生じる廃インクを吸収保持す
るインク吸収体13は前述のように下カバー100に取
り付けられている。
【0058】次に、スキャナ部300を図10及び図1
1に基づいて説明する。
1に基づいて説明する。
【0059】スキャナ部300は、原稿Gに光を照射し
てその反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モー
ドに応じて他機に伝送し、又は自己のプリンタ部400
に伝送するものであり、原稿Gは原稿台2上に積載され
る。
てその反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モー
ドに応じて他機に伝送し、又は自己のプリンタ部400
に伝送するものであり、原稿Gは原稿台2上に積載され
る。
【0060】スキャナ部300において、334はスキ
ャナ部300のフレームとなって原稿Gの下側をガイド
するスキャナベースであり、このスキャナベース334
は後述する取付方法によって下カバー100に回転可能
に取り付けられている。又、スキャナベース334に
は、原稿Gを繰り出す分離ローラ335、原稿Gの画像
情報を読み取るコンタクトセンサ336、該コンタクト
センサ336に対向配置押圧されるCSローラ337等
が設けられている。
ャナ部300のフレームとなって原稿Gの下側をガイド
するスキャナベースであり、このスキャナベース334
は後述する取付方法によって下カバー100に回転可能
に取り付けられている。又、スキャナベース334に
は、原稿Gを繰り出す分離ローラ335、原稿Gの画像
情報を読み取るコンタクトセンサ336、該コンタクト
センサ336に対向配置押圧されるCSローラ337等
が設けられている。
【0061】又、パネル部は、不図示の支点によってス
キャナベース334に回動自在に取り付けられ、原稿G
の上側をガイドする上原稿ガイド338、分離ローラ3
35に対向配置されて押圧される分離片339、外装の
一部を成して上原稿ガイド338に取り付けられたパネ
ルフレーム340等が設けられている。そして、パネル
フレーム340には、操作キー341、LCD等の表示
部342、それらを実装したパネル基板343等が設け
られている。
キャナベース334に回動自在に取り付けられ、原稿G
の上側をガイドする上原稿ガイド338、分離ローラ3
35に対向配置されて押圧される分離片339、外装の
一部を成して上原稿ガイド338に取り付けられたパネ
ルフレーム340等が設けられている。そして、パネル
フレーム340には、操作キー341、LCD等の表示
部342、それらを実装したパネル基板343等が設け
られている。
【0062】又、344は原稿排紙ローラ対であり、こ
れは分離ローラ335及びCSローラ337によって搬
送されてきた原稿Gを排出する。
れは分離ローラ335及びCSローラ337によって搬
送されてきた原稿Gを排出する。
【0063】尚、ここで、スキャナ部300の原稿搬送
や読取動作等は不図示のモータやセンサ駆動回路等によ
って行われ、又、これらの制御及びパネル部302の表
示制御等は制御基板500によってなされる。
や読取動作等は不図示のモータやセンサ駆動回路等によ
って行われ、又、これらの制御及びパネル部302の表
示制御等は制御基板500によってなされる。
【0064】次に、図12〜図14に基づいて制御基板
500と電源600及びこれらとユニットの配置と電気
的結合について説明する。
500と電源600及びこれらとユニットの配置と電気
的結合について説明する。
【0065】制御基板500は、メイン基板551とサ
ブ基板552とを金属から成る基板シャーシ553に取
り付けて構成されている。メイン基板551には、モジ
ュラジャック554、セトロコネクタ555、CPU5
56、ROM557、RAM558等が実装されてい
る。
ブ基板552とを金属から成る基板シャーシ553に取
り付けて構成されている。メイン基板551には、モジ
ュラジャック554、セトロコネクタ555、CPU5
56、ROM557、RAM558等が実装されてい
る。
【0066】ここで、部品交換の頻度の多いCPU55
6、ROM557はメイン基板551のほぼ中央より上
側に位置しており、上カバー200を外した状態で露出
する位置にある(図14参照)。又、メイン基板551
とサブ基板552とは、ケーブル559a,559bで
接続されており、メイン基板551とはほぼ中央より下
側の位置でコネクタ接続されている。ここで、サブ基板
552は、回線制御回路を集めた所謂NCUとするのが
好ましい。この場合、メイン基板551の改善無しに、
各国仕向け地に対応してサブ基板(NCU)552を交
換することによって容易に改造可能になる。
6、ROM557はメイン基板551のほぼ中央より上
側に位置しており、上カバー200を外した状態で露出
する位置にある(図14参照)。又、メイン基板551
とサブ基板552とは、ケーブル559a,559bで
接続されており、メイン基板551とはほぼ中央より下
側の位置でコネクタ接続されている。ここで、サブ基板
552は、回線制御回路を集めた所謂NCUとするのが
好ましい。この場合、メイン基板551の改善無しに、
各国仕向け地に対応してサブ基板(NCU)552を交
換することによって容易に改造可能になる。
【0067】又、図9において、560はサブ基板55
2を遮蔽する基板カバーであり、これは上カバー200
を外したメンテナンス作業時にサブ基板552にビス等
の落下や工具での破損及びプリンタ部400からの飛散
インクの付着を防止するものである。特に、サブ基板5
52がNCUであった場合、回線高圧電気回路があるた
めに事故予防効果が高い。
2を遮蔽する基板カバーであり、これは上カバー200
を外したメンテナンス作業時にサブ基板552にビス等
の落下や工具での破損及びプリンタ部400からの飛散
インクの付着を防止するものである。特に、サブ基板5
52がNCUであった場合、回線高圧電気回路があるた
めに事故予防効果が高い。
【0068】ここで、スキャナ部300の幅をプリンタ
部400の幅よりも狭くし、スキャナ部300の横にサ
ブ基板552を配置すればスペース効率が高まり、装置
全体を小型化することができる。
部400の幅よりも狭くし、スキャナ部300の横にサ
ブ基板552を配置すればスペース効率が高まり、装置
全体を小型化することができる。
【0069】又、各ユニット300,400,500,
600は下カバー100の各々で示された位置に組み込
まれ、制御基板500とは、プリンタ部400はプリン
タケーブル471で、スキャナ本体部300はスキャナ
ケーブル372で、スキャナ部300はスキャナケーブ
ル373で、電源600は配線674でそれぞれ電気的
に結合されている。
600は下カバー100の各々で示された位置に組み込
まれ、制御基板500とは、プリンタ部400はプリン
タケーブル471で、スキャナ本体部300はスキャナ
ケーブル372で、スキャナ部300はスキャナケーブ
ル373で、電源600は配線674でそれぞれ電気的
に結合されている。
【0070】図12に示すように、各ケーブル471,
372,373はメイン基板551のほぼ半分より上側
で結線されており、又、上カバー200と下カバー10
0とはほぼ半分の高さで分かれるため、上カバー200
を外しただけで各ユニット400,300,500の結
線が解除され、メンテナンス作業が容易化する。又、各
ケーブル471,372,373は各ユニット400,
300,500の制御基板500側から引き出されてい
るため、これらのケーブル471,372,373を短
くすることができ、コトダウン、ノイズに強い等の効果
が得られる。
372,373はメイン基板551のほぼ半分より上側
で結線されており、又、上カバー200と下カバー10
0とはほぼ半分の高さで分かれるため、上カバー200
を外しただけで各ユニット400,300,500の結
線が解除され、メンテナンス作業が容易化する。又、各
ケーブル471,372,373は各ユニット400,
300,500の制御基板500側から引き出されてい
るため、これらのケーブル471,372,373を短
くすることができ、コトダウン、ノイズに強い等の効果
が得られる。
【0071】次に、電源600及び手差しガイドとなる
リヤカバー15と下カバー100との固定方法について
説明する。
リヤカバー15と下カバー100との固定方法について
説明する。
【0072】図7に示すように、下カバー100には電
源600の外径より僅かに広い面積を確保して前後左右
を規制するリブ189aが設けられており、これらのリ
ブ189aの高さは電源600の高さより高く設定され
ている。従って、電源600を下カバー100の所定空
間に落とし込めば、その前後左右下の位置が定まる。
源600の外径より僅かに広い面積を確保して前後左右
を規制するリブ189aが設けられており、これらのリ
ブ189aの高さは電源600の高さより高く設定され
ている。従って、電源600を下カバー100の所定空
間に落とし込めば、その前後左右下の位置が定まる。
【0073】一方、手差しガイドとなるリヤカバー15
は電源600の上を蓋する形に位置する。下カバー10
0の位置決めボス190と手差しガイドの位置決め孔と
が嵌合して位置が決まり、三角爪が係合部185と同形
状のパッチン爪の係合部191と嵌合することによって
上方向の抜け止めとなり、同時に電源600の上方向規
制ともなる。又、リヤカバー15は下カバーリブと合わ
せて電源600を覆っており、プリンタ部400からの
飛散インクの付着を防止する。
は電源600の上を蓋する形に位置する。下カバー10
0の位置決めボス190と手差しガイドの位置決め孔と
が嵌合して位置が決まり、三角爪が係合部185と同形
状のパッチン爪の係合部191と嵌合することによって
上方向の抜け止めとなり、同時に電源600の上方向規
制ともなる。又、リヤカバー15は下カバーリブと合わ
せて電源600を覆っており、プリンタ部400からの
飛散インクの付着を防止する。
【0074】又、リヤカバー15は給紙部の下からプリ
ンタ部400へ記録紙Sを手差しで挿入するガイドとし
て機能する。
ンタ部400へ記録紙Sを手差しで挿入するガイドとし
て機能する。
【0075】次に、制御基板500と下カバー100と
の固定方法について説明する。
の固定方法について説明する。
【0076】図7に示すように、下カバー100には、
セントロコネクタ555の形状より僅かに広い切欠き1
92が設けられており、この切欠き192は制御基板5
00を上から落とし込むガイドとなっている。更に、位
置決めボス194を基板シャーシ553(図9参照)の
不図示の位置決め孔に嵌合することによって正確な位置
が決まる。又、リブ193の切欠き部193a(図7参
照)にメイン基板551とサブ基板152(図9参照)
が嵌まり、これらの基板551,152の動きが規制さ
れる。尚、上方向の外れ止めは、係合部185のような
不図示のパッチン爪を基板シャーシ553に引っ掛けて
も良く、又、基板シャーシ553をプリンタシャーシ4
11に横からネジ止めしても良く、或はスキャナ部30
0の一部で上から押えるだけでも良い。
セントロコネクタ555の形状より僅かに広い切欠き1
92が設けられており、この切欠き192は制御基板5
00を上から落とし込むガイドとなっている。更に、位
置決めボス194を基板シャーシ553(図9参照)の
不図示の位置決め孔に嵌合することによって正確な位置
が決まる。又、リブ193の切欠き部193a(図7参
照)にメイン基板551とサブ基板152(図9参照)
が嵌まり、これらの基板551,152の動きが規制さ
れる。尚、上方向の外れ止めは、係合部185のような
不図示のパッチン爪を基板シャーシ553に引っ掛けて
も良く、又、基板シャーシ553をプリンタシャーシ4
11に横からネジ止めしても良く、或はスキャナ部30
0の一部で上から押えるだけでも良い。
【0077】次に、プリンタ部400と下カバー100
との固定方法について説明する。
との固定方法について説明する。
【0078】下カバー100に設けた位置決めボス19
5とプリンタシャーシ411の位置決め孔411a(図
9参照)が嵌合することによって位置が決まる。ここ
で、位置決めボス195は先端が円錐形状を成している
ため、プリンタ部400を上から落とし込むだけで位置
が案内される。その後、受け部196(図7参照)で下
方向を支えられ、上方向の押えは、弾性変形するパッチ
ン三角爪の爪部197がプリンタシャーシ外形411b
に引っ掛かることによって外れ防止となる。
5とプリンタシャーシ411の位置決め孔411a(図
9参照)が嵌合することによって位置が決まる。ここ
で、位置決めボス195は先端が円錐形状を成している
ため、プリンタ部400を上から落とし込むだけで位置
が案内される。その後、受け部196(図7参照)で下
方向を支えられ、上方向の押えは、弾性変形するパッチ
ン三角爪の爪部197がプリンタシャーシ外形411b
に引っ掛かることによって外れ防止となる。
【0079】次に、スキャナ部300と下カバー100
との固定方法について説明する。
との固定方法について説明する。
【0080】下カバー100のスキャナ部300を受け
る面は他のユニットを受ける面より高い位置にあり、プ
リンタ部400の前方で、又、排出された記録紙Sの上
方に位置する面であり、その断面は凹凸に構成して断面
係数を大きく強度を高めている。こうした形状により、
プリンタ部400とスキャナ部300とを同一の下カバ
ー100で支持する剛性を設定することができる。
る面は他のユニットを受ける面より高い位置にあり、プ
リンタ部400の前方で、又、排出された記録紙Sの上
方に位置する面であり、その断面は凹凸に構成して断面
係数を大きく強度を高めている。こうした形状により、
プリンタ部400とスキャナ部300とを同一の下カバ
ー100で支持する剛性を設定することができる。
【0081】又、下カバー100に設けられた位置決め
ボス102とスキャナベース334の不図示の位置決め
孔が嵌合することによって位置が決まる。ここで、位置
決めボス102は先端が円錐形状を成しているため、ス
キャナ部300を上から落とし込むだけで位置が案内さ
れる。その後、下カバー100のスキャナ部300を受
ける面の所定受け部で下方向を支えられ、更に前後左右
の位置はスキャナベース334の外形から僅かに離れて
下カバー100に設けられた複数のリブ103によって
規制される。上方向の押えについては、スキャナシャー
シ334の三角爪が下カバー100のパッチン爪104
と嵌合することによって外れ止めとなる。
ボス102とスキャナベース334の不図示の位置決め
孔が嵌合することによって位置が決まる。ここで、位置
決めボス102は先端が円錐形状を成しているため、ス
キャナ部300を上から落とし込むだけで位置が案内さ
れる。その後、下カバー100のスキャナ部300を受
ける面の所定受け部で下方向を支えられ、更に前後左右
の位置はスキャナベース334の外形から僅かに離れて
下カバー100に設けられた複数のリブ103によって
規制される。上方向の押えについては、スキャナシャー
シ334の三角爪が下カバー100のパッチン爪104
と嵌合することによって外れ止めとなる。
【0082】以上のように、下カバー100に各ユニッ
トを組み付けるに際して下カバー100に各ユニットの
前後左右板を受ける強固なリブや壁を構成したため、パ
ッチン爪は上方向の外れ止めだけであり、弾性変形可能
なパッチン爪形状を構成することができる。
トを組み付けるに際して下カバー100に各ユニットの
前後左右板を受ける強固なリブや壁を構成したため、パ
ッチン爪は上方向の外れ止めだけであり、弾性変形可能
なパッチン爪形状を構成することができる。
【0083】又、各ユニットのベースが同一の下カバー
100であるため、製品自体の剛性を高めることができ
る。更には、各ユニットを上から落とし込んで組むこと
ができるため、組立作業性が良く、又、ユニット単体で
取り外しできるためにメンテナンス性も良い。
100であるため、製品自体の剛性を高めることができ
る。更には、各ユニットを上から落とし込んで組むこと
ができるため、組立作業性が良く、又、ユニット単体で
取り外しできるためにメンテナンス性も良い。
【0084】尚、本実施の形態において、給紙部はプリ
ンタ部400と固定した後、プリンタ部400が下カバ
ー100と固定されるが、給紙部とプリンタ部400と
を各々別ユニットとして独立させ、各々を下カバー10
0に固定しても良い。プリンタ部400と固定される場
合は、紙の基準位置が定まり易く、記録精度が高めれ
る。又、下カバー100と直接固定される場合は、プリ
ンタ部400のユニットが軽量化され、組立作業が更に
容易となる。
ンタ部400と固定した後、プリンタ部400が下カバ
ー100と固定されるが、給紙部とプリンタ部400と
を各々別ユニットとして独立させ、各々を下カバー10
0に固定しても良い。プリンタ部400と固定される場
合は、紙の基準位置が定まり易く、記録精度が高めれ
る。又、下カバー100と直接固定される場合は、プリ
ンタ部400のユニットが軽量化され、組立作業が更に
容易となる。
【0085】又、スライダカバーとなる原稿台2は上カ
バー200と結合しているが、プリンタ部400等、他
のどのユニットと結合しても良い。上カバー200と結
合している場合は、上カバー200を外した際に同時に
スライダカバー2も外れてくるため、ユニットのメンテ
ナンス作業が容易化する。又、プリンタ部400に結合
している場合は、上カバー200を取り付ける際に既に
スライダカバー2が下カバー100に結合されているた
め、上カバー200単品で取り付けることとなって軽く
作業し易い。
バー200と結合しているが、プリンタ部400等、他
のどのユニットと結合しても良い。上カバー200と結
合している場合は、上カバー200を外した際に同時に
スライダカバー2も外れてくるため、ユニットのメンテ
ナンス作業が容易化する。又、プリンタ部400に結合
している場合は、上カバー200を取り付ける際に既に
スライダカバー2が下カバー100に結合されているた
め、上カバー200単品で取り付けることとなって軽く
作業し易い。
【0086】尚、手差しガイドとなるリヤカバー15は
独立部品として下カバー100に取り付いているために
電源600の固定や遮蔽が強固であるが、下カバー10
0又は上カバー200又はプリンタ部400と一体で構
成しても良い。その場合、部品点数を削減することがで
き、特に上カバー200と一体の場合、上カバー200
を外すだけで電源600のメンテナンスができ、作業性
が高められる。
独立部品として下カバー100に取り付いているために
電源600の固定や遮蔽が強固であるが、下カバー10
0又は上カバー200又はプリンタ部400と一体で構
成しても良い。その場合、部品点数を削減することがで
き、特に上カバー200と一体の場合、上カバー200
を外すだけで電源600のメンテナンスができ、作業性
が高められる。
【0087】図11は完成後の装置1の縦断面図であ
り、図示のように各ユニットが無駄なく配置されてい
る。
り、図示のように各ユニットが無駄なく配置されてい
る。
【0088】又、図15は原稿台2を開くことによって
記録ヘッド417を交換する様子を示す装置1の縦断面
図であって、図示のように記録ヘッド417はプリンタ
部400の上方から交換される。このため、プリンタ部
400の記録ヘッド417を上方側から着脱可能にする
ためにキャリッジ416に記録ヘッド着脱機構としての
収納箱444(図16参照)が設けられており、この収
納箱444は図17(a)に示す記録動作位置と同図
(b)に示す着脱位置の間で移動可能であるとともに、
記録ヘッド417を上方斜め横から収容する部材422
を備えている。
記録ヘッド417を交換する様子を示す装置1の縦断面
図であって、図示のように記録ヘッド417はプリンタ
部400の上方から交換される。このため、プリンタ部
400の記録ヘッド417を上方側から着脱可能にする
ためにキャリッジ416に記録ヘッド着脱機構としての
収納箱444(図16参照)が設けられており、この収
納箱444は図17(a)に示す記録動作位置と同図
(b)に示す着脱位置の間で移動可能であるとともに、
記録ヘッド417を上方斜め横から収容する部材422
を備えている。
【0089】前記記録ヘッド417には、これへの通電
を行うための記録ヘッド接点部と、キャリッジ416側
に配設されたキャリッジ接点部に対して圧接する圧接力
に抗して収容箱444を記録動作位置側に移動するため
の圧縮バネ451を内蔵した操作レバー445が設けら
れており、この操作レバー445を図16の矢印K方向
に回動させる操作によって収容箱444の形状部444
bに係合するカム部445aの押圧作用でバネ450に
より左側に付勢されている収納箱444の付勢力に抗し
て該収容箱444を図17(a)の矢印L1方向に移動
させるように構成されている。
を行うための記録ヘッド接点部と、キャリッジ416側
に配設されたキャリッジ接点部に対して圧接する圧接力
に抗して収容箱444を記録動作位置側に移動するため
の圧縮バネ451を内蔵した操作レバー445が設けら
れており、この操作レバー445を図16の矢印K方向
に回動させる操作によって収容箱444の形状部444
bに係合するカム部445aの押圧作用でバネ450に
より左側に付勢されている収納箱444の付勢力に抗し
て該収容箱444を図17(a)の矢印L1方向に移動
させるように構成されている。
【0090】又、図16において、記録ヘッド417の
記録部と記録シートの記録面との間の距離Hを調整する
ために、上方側から操作可能になるようにキャリッジ4
16に調節機構が設けられているが、この調節機構は、
キャリッジ416を本体411の長手方向に沿うように
往復駆動させるために本体411の下方部位に配設され
た丸棒材415と、本体411と並設される摺動面を有
するとともに本体411の上方部位に配設された板部材
495と、この板部材495を表裏側から狭持すること
によって丸棒材415回りにキャリッジ416を回動可
能にすることによって記録ヘッド417の記録部と記録
シートの記録面との間の距離Hを調整可能にするととも
に、調整後の回動位置を段階的に保持する保持部材49
4とで構成されている。
記録部と記録シートの記録面との間の距離Hを調整する
ために、上方側から操作可能になるようにキャリッジ4
16に調節機構が設けられているが、この調節機構は、
キャリッジ416を本体411の長手方向に沿うように
往復駆動させるために本体411の下方部位に配設され
た丸棒材415と、本体411と並設される摺動面を有
するとともに本体411の上方部位に配設された板部材
495と、この板部材495を表裏側から狭持すること
によって丸棒材415回りにキャリッジ416を回動可
能にすることによって記録ヘッド417の記録部と記録
シートの記録面との間の距離Hを調整可能にするととも
に、調整後の回動位置を段階的に保持する保持部材49
4とで構成されている。
【0091】上記保持部材494には図18に示すよう
に突起部494jが形成されており、この突起部494
jがキャリッジ416の係止溝416a−1,416a
−2,416−3に落ち込むようにして摺動面の何れか
が板部材495の裏面において押圧部材499と共に狭
持されるようにして摺動するよう構成されている。
に突起部494jが形成されており、この突起部494
jがキャリッジ416の係止溝416a−1,416a
−2,416−3に落ち込むようにして摺動面の何れか
が板部材495の裏面において押圧部材499と共に狭
持されるようにして摺動するよう構成されている。
【0092】以上のように構成されるプリンタ部400
において、図19及び図20の動作説明図に示すよう
に、操作レバー445を先ず矢印K方向に回動させて収
納箱444を移動させて記録ヘッド417を収納できる
ようにする。又、上から保持部材494を所定位置にセ
ットする。
において、図19及び図20の動作説明図に示すよう
に、操作レバー445を先ず矢印K方向に回動させて収
納箱444を移動させて記録ヘッド417を収納できる
ようにする。又、上から保持部材494を所定位置にセ
ットする。
【0093】次に、図20に示すように、記録ヘッド4
17を収納箱444内に自重落下させてセットするが、
このとき部材222に衝突することによって記録ヘッド
417が矢印S1,S2方向に移動してからセットされ
るため、操作レバー445を下方に回動させることによ
って収納箱444が横方向に移動させるときに接点40
7bに対しては略水平移動するようにして接触するよう
にできる。つまり、部材222が無い場合には接点40
7bに損傷を与えることになるが、部材222を設ける
ことによってこれを防ぐことができる。
17を収納箱444内に自重落下させてセットするが、
このとき部材222に衝突することによって記録ヘッド
417が矢印S1,S2方向に移動してからセットされ
るため、操作レバー445を下方に回動させることによ
って収納箱444が横方向に移動させるときに接点40
7bに対しては略水平移動するようにして接触するよう
にできる。つまり、部材222が無い場合には接点40
7bに損傷を与えることになるが、部材222を設ける
ことによってこれを防ぐことができる。
【0094】尚、プリンタ部400においては、特にイ
ンクジェット記録方式の中でもインク突出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば、電気熱変換体やレーザー光等)を備
え、熱エネルギーによってインクの状態変化を生起させ
る方式を採用するプリント装置について説明したが、斯
かる方式によれば記録の高密度化及び高精細化を達成す
ることができる。その代表的な構成や原理については、
例えば、米国特許第4723129号公報、同第474
0796号公報に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型の何れにも適用可能であるが、特に
オンデマンド型は、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録上方に対応していて膜沸騰を超える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて結果的にこの駆動
信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成
できるために有効である。この気泡の成長・収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて少なく
とも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状と
すると即時適正に気泡の成長・収縮が行われるため、特
に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成できて好
ましい。
ンクジェット記録方式の中でもインク突出を行わせるた
めに利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生す
る手段(例えば、電気熱変換体やレーザー光等)を備
え、熱エネルギーによってインクの状態変化を生起させ
る方式を採用するプリント装置について説明したが、斯
かる方式によれば記録の高密度化及び高精細化を達成す
ることができる。その代表的な構成や原理については、
例えば、米国特許第4723129号公報、同第474
0796号公報に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型の何れにも適用可能であるが、特に
オンデマンド型は、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録上方に対応していて膜沸騰を超える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて結果的にこの駆動
信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成
できるために有効である。この気泡の成長・収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて少なく
とも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状と
すると即時適正に気泡の成長・収縮が行われるため、特
に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成できて好
ましい。
【0095】上記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号公報、同第4345262号公
報に開示されているようなものが適している。尚、熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号公報に開示されている条件を採用すると、更に優
れた記録を行うことができる。
特許第4463359号公報、同第4345262号公
報に開示されているようなものが適している。尚、熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号公報に開示されている条件を採用すると、更に優
れた記録を行うことができる。
【0096】記録ヘッドの構成としては、前記米国特許
に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の
組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号公報、同第445960
0号公報に開示された構成も本発明に含まれる。加え
て、複数の電気熱変換体に対して共通するスロットを電
気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−
123670号公報や、熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基づいた構成としても良い。
に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の
組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号公報、同第445960
0号公報に開示された構成も本発明に含まれる。加え
て、複数の電気熱変換体に対して共通するスロットを電
気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−
123670号公報や、熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0097】更に、記録装置が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、前記公報に開示されているような複数記
録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成
や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成
の何れでも良い。
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、前記公報に開示されているような複数記
録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成
や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成
の何れでも良い。
【0098】加えて、装置本体装着されることによって
装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供
給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、
或は記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられ
たカートリッジタイプの記録ヘッドを用いても良い。
装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供
給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、
或は記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられ
たカートリッジタイプの記録ヘッドを用いても良い。
【0099】又、本発明の記録装置の構成として設けら
れる記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定化すること
ができるために好ましい。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別
の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行うために有効である。
れる記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定化すること
ができるために好ましい。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別
の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行うために有効である。
【0100】更に、記録装置の記録モードとしては、黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー又は混色によるフルカ
ラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもでき
る。
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー又は混色によるフルカ
ラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもでき
る。
【0101】以上説明した本発明の実施の形態において
はインクを液体として説明しているが、室温やそれ以下
で固化するインクであっても、室温で軟化若しくは液化
するものを用いても良く、或はインクジェット方式では
インク自体を30℃〜70℃の範囲内で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるため、使用記録信号付与時にイン
クが液状を成すものであれば良い。
はインクを液体として説明しているが、室温やそれ以下
で固化するインクであっても、室温で軟化若しくは液化
するものを用いても良く、或はインクジェット方式では
インク自体を30℃〜70℃の範囲内で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるため、使用記録信号付与時にイン
クが液状を成すものであれば良い。
【0102】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用することによって積極的に防止するた
め、又はインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化
し加熱によって液化するインクを用いても良い。何れに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のような
熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質のイン
クを使用する場合も本発明は適用可能である。このよう
な場合、インクは特開昭54−568747号公報或は
特開昭60−71260号公報に記載されるような多孔
質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保持さ
れた状態で電気熱変換体に対して対抗するような形態と
しても良い。本発明においては、前述した各インクに対
して最も有効なものは前記膜沸騰方式を実行するもので
ある。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用することによって積極的に防止するた
め、又はインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化
し加熱によって液化するインクを用いても良い。何れに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のような
熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質のイン
クを使用する場合も本発明は適用可能である。このよう
な場合、インクは特開昭54−568747号公報或は
特開昭60−71260号公報に記載されるような多孔
質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保持さ
れた状態で電気熱変換体に対して対抗するような形態と
しても良い。本発明においては、前述した各インクに対
して最も有効なものは前記膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0103】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として一体又は別体に設けられるものの他、リーダ等
と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するフ
ァクシミリ装置の形態を採用するものであっても良い。
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として一体又は別体に設けられるものの他、リーダ等
と組み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するフ
ァクシミリ装置の形態を採用するものであっても良い。
【0104】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、部材及びカバーをガタなく容易に取り付け及び
取り外すことができるとともに、落下等の衝撃によって
も部材及びカバーの外れを防ぐことができるという効果
が得られる。
よれば、部材及びカバーをガタなく容易に取り付け及び
取り外すことができるとともに、落下等の衝撃によって
も部材及びカバーの外れを防ぐことができるという効果
が得られる。
【図1】ファクシミリ装置の外観斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の分解斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置の上カバーの取付構造を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】ファクシミリ装置の爪部の結合方法を示す部分
断面図である。
断面図である。
【図5】爪部と受け部の寸法関係を示す図である。
【図6】各ユニットを下カバーに固定する際にそれぞれ
が様子を示す分解斜視図である。
が様子を示す分解斜視図である。
【図7】下カバーの平面図である。
【図8】図7のG−G線断面図である。
【図9】制御基板とプリンタ部の平面図である。
【図10】スキャナユニットの平面図である。
【図11】ファクシミリ装置の縦断面図である。
【図12】ファクシミリ装置の上カバーを外した状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図13】各ユニットの配線状態を示すブロック図であ
る。
る。
【図14】制御基板の正面図である。
【図15】カートリッジの取り出しを示すファクシミリ
装置の縦断面図である。
装置の縦断面図である。
【図16】キャリッジ部の側面図である。
【図17】キャリッジ部のカートリッジ取り出し時の状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図18】キャリッジ部の部品取付状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図19】キャリッジ部の上面斜視図である。
【図20】装置の上カバーを開けてキャリッジを見た斜
視図である。
視図である。
【図21】装置の上カバー取付方法の従来例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図22】装置の上カバー着脱要領を示す断面図であ
る。
る。
【図23】装置の上カバー取付方法の別の従来例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図24】装置の上カバー取付構造及び取付要領の従来
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
100 下カバー(第2の部材) 160 引っ掛け受け部 200 上カバー(第1の部材) 260 引っ掛け爪
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の部材に引っ掛け爪を設け、第2の
部材に前記第1の部材の引っ掛け爪を受ける引っ掛け受
け部を設け、該引っ掛け受け部の断面方向の高さを、引
っ掛け爪を傾けたときの断面方向の高さより僅かに大き
くし、引っ掛け爪を正規の方向に戻したときに引っ掛け
爪の断面方向の高さより小さくなるよう構成したことを
特徴とする部材の取付構造。 - 【請求項2】 前記の引っ掛け爪の傾け角度は0°〜9
0°であることを特徴とする請求項1記載の部材の取付
構造。 - 【請求項3】 第1の部材に引っ掛け爪を設け、第2の
部材に前記第1の部品の引っ掛け爪を受ける第1の引っ
掛け受け部を設け、該第1の引っ掛け受け部の断面方向
の高さを、前記引っ掛け爪を傾けたときの断面方向の高
さより僅かに大きくし、引っ掛け爪を正規の方向に戻し
たときに該引っ掛け爪の断面方向の高さより小さくなる
ようにするとともに、第1の部材に第2の引っ掛け爪と
第2の部材に第2の引っ掛け受け部が結合するよう構成
したことを特徴とする部材の取付構造。 - 【請求項4】 前記第1の引っ掛け爪の傾け角度は0°
〜90°であることを特徴とする請求項3記載の部材の
取付構造。 - 【請求項5】 上カバーの後側を上方に上げ、手前を下
方に下げる方向に斜めにして手前側を下カバーの手間側
に取り付けた後、後側を下方に下げて前記上カバーと前
記下カバーを略平行にして取り付けることを特徴とする
カバーの取付方法。 - 【請求項6】 前記上カバーの傾け角度は平行な状態か
ら0°〜90°であることを特徴とする請求項5記載の
カバーの取付方法。 - 【請求項7】 上カバーの後側を上方に上げ、手前を下
方に下げる方向に斜めにして手前側の引っ掛け爪を下カ
バーの手前側の爪受け部に差し込んだ後、前記上カバー
の後側を下方に下げて該上カバーと前記下カバーを略平
行にして上カバーの後側の爪と下カバーの後側の爪受け
部で結合させることにより、上カバーと下カバーを取り
付けることを特徴とするカバーの取付方法。 - 【請求項8】 前記上カバーの傾け角度は平行な状態か
ら0°〜90°であることを特徴とする請求項7記載の
カバーの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036457A JP2001225527A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 部材の取付構造及びカバーの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036457A JP2001225527A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 部材の取付構造及びカバーの取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001225527A true JP2001225527A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18560505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000036457A Withdrawn JP2001225527A (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 部材の取付構造及びカバーの取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001225527A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003078980A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
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JP2014119820A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Nohmi Bosai Ltd | 火災報知設備用機器 |
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JP2017117879A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP2020003545A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US11281151B2 (en) | 2020-03-31 | 2022-03-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having cover |
-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036457A patent/JP2001225527A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
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US11281151B2 (en) | 2020-03-31 | 2022-03-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having cover |
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