JP2001225090A - 有機性排液の処理方法および装置 - Google Patents

有機性排液の処理方法および装置

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JP2001225090A
JP2001225090A JP2000045156A JP2000045156A JP2001225090A JP 2001225090 A JP2001225090 A JP 2001225090A JP 2000045156 A JP2000045156 A JP 2000045156A JP 2000045156 A JP2000045156 A JP 2000045156A JP 2001225090 A JP2001225090 A JP 2001225090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで汚泥を減容化して系外へ排出する
汚泥量を減少させることができ、しかも処理水質の悪化
を防止し、かつ効率よく有機性排液を好気性生物処理す
る。 【解決手段】 原水11を曝気槽1に導入し、透過液移
送路12から移送される透過液32、返送汚泥13およ
び曝気槽1内の活性汚泥と混合し、好気性生物処理す
る。曝気槽1内の混合液は固液分離槽2で固液分離し、
分離汚泥18の一部21を引抜汚泥としてオゾン処理槽
3aに導入するとともに、濃縮液移送路22aから移送
される濃縮液33もオゾン処理槽3aに導入してオゾン
処理する。オゾン処理汚泥は膜分離装置4に導入し、透
過液32と濃縮液33とに分離する。濃縮液33はオゾ
ン処理槽3aに戻し、前記のように再びオゾン処理し、
透過液32は透過液移送路12から曝気槽1へ移送し、
前記のように好気性生物処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機性排液を活性
汚泥の存在下に生物処理する方法および装置、特に活性
汚泥処理系における余剰汚泥を減容化することができる
有機性排液の処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】活性汚泥処理法などのように、好気性微
生物の作用を利用して有機性排液を好気条件で処理する
好気性生物処理方法は、処理コストが安く、処理性能も
優れているため、一般に広く利用されているが、難脱水
性の余剰汚泥が大量に生成する。このため汚泥を減容化
する処理方法が注目されている。
【0003】このような汚泥の減容化を行う処理方法と
して、曝気槽または沈殿槽から汚泥を引き抜き、この引
抜汚泥をオゾン処理、加熱処理、酸またはアルカリ処理
等の改質処理により易生物分解性に改質し、改質された
汚泥を曝気槽に返送して生物分解させる方法が提案され
ている(例えば、特開平6−206088号)。
【0004】図4は、特開平6−206088号に記載
されている有機性排液の処理方法を示すフローシートで
あり、41は曝気槽、42は汚泥分離槽、43はオゾン
処理槽である。図4の処理方法では、曝気槽41に有機
性排液44および返送汚泥45を導入するとともに、オ
ゾン処理汚泥46を導入し、曝気槽41内の活性汚泥と
混合し、空気供給管47から空気を送り散気装置48か
ら散気して好気性生物処理を行う。
【0005】曝気槽41の槽内液は一部ずつ取出して汚
泥分離槽42に導入し、分離液と分離汚泥51とに分離
する。分離液は処理液50として系外へ排出し、分離汚
泥51は一部を返送汚泥45として曝気槽41に返送
し、他の一部を引抜汚泥53としてオゾン処理槽43に
導入してオゾン処理し、残部を余剰汚泥54として系外
に排出する。引抜汚泥53はオゾン処理槽43に導入
し、オゾン供給管55からオゾンを供給してオゾンと接
触させ、汚泥を酸化分解して易生物分解有機物に変換す
る。オゾン排ガスは排オゾン管56から排出し、オゾン
処理汚泥46は曝気槽41に戻して前記のように好気性
生物処理を行う。
【0006】上記図4の従来の方法では、引抜汚泥53
を易生物分解性に改質して曝気槽41に返送することに
より、易生物分解性となった改質汚泥が曝気槽41内の
微生物に資化されるので、生成する汚泥量が減少する。
この場合被処理BODから生成する汚泥量よりも多い量
の引抜汚泥53を改質して返送すると、系外へ排出する
余剰汚泥を実質的にゼロにすることができる。
【0007】しかし、上記従来の方法では、系外へ排出
する余剰汚泥をゼロにするためには、通常、生成する汚
泥量の3〜4倍程度の多量の汚泥を引抜汚泥としてオゾ
ン処理する必要がある。これは、オゾン処理により易生
物分解有機物に変換された汚泥が曝気槽に戻されて好気
性生物処理される工程で、オゾン処理により生成した易
生物分解有機物の30〜40%が再び汚泥に転換するた
めである。このためオゾン処理には多量のオゾン、薬
品、エネルギーなどが必要となり、コスト高になる。ま
た多量の汚泥を引き抜いてオゾン処理すると、オゾン処
理により活性な微生物が失活して好気性生物処理に必要
な微生物量を曝気槽内に確保できないため、SRTが短
くなり、このため処理水質が悪化したり、処理効率が低
下しやすいという問題点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低コ
ストで汚泥を減容化して系外へ排出する汚泥量を減少さ
せることができ、しかも処理水質の悪化を防止し、かつ
効率よく有機性排液を処理することができる有機性排液
の処理方法および装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の有機性排
液の処理方法および装置である。 (1) 有機性排液を曝気槽に導入して、活性汚泥の存
在下に好気性生物処理する好気性生物処理工程、曝気槽
の混合液を分離汚泥と分離液とに固液分離し、分離汚泥
の少なくとも一部を曝気槽に返送し、分離液を処理水と
して排出する第1の固液分離工程、第1の固液分離工程
で分離した分離汚泥または曝気槽の混合液から活性汚泥
の少なくとも一部を引き抜き、この引抜汚泥を易生物分
解性に改質するとともに、改質分離汚泥移送工程から移
送される改質分離汚泥を易生物分解性に改質する改質処
理工程、改質処理工程で改質した改質処理汚泥を改質分
離汚泥と改質分離液とに固液分離する第2の固液分離工
程、第2の固液分離工程で分離した改質分離汚泥を改質
処理工程に移送する改質分離汚泥移送工程、および第2
の固液分離工程で分離した改質分離液を好気性生物処理
工程に移送する改質分離液移送工程を含む有機性排液の
処理方法。 (2) 有機性排液を曝気槽に導入して、活性汚泥の存
在下に好気性生物処理する好気性生物処理装置、曝気槽
の混合液を分離汚泥と分離液とに固液分離し、分離汚泥
の少なくとも一部を曝気槽に返送し、分離液を処理水と
して排出する第1の固液分離装置、第1の固液分離装置
で分離した分離汚泥または曝気槽の混合液から活性汚泥
の少なくとも一部を引き抜き、この引抜汚泥を易生物分
解性に改質するとともに、改質分離汚泥移送装置から移
送される改質分離汚泥を易生物分解性に改質する改質処
理装置、改質処理装置で改質した改質処理汚泥を改質分
離汚泥と改質分離液とに固液分離する第2の固液分離装
置、第2の固液分離装置で分離した改質分離汚泥を改質
処理装置に移送する改質分離汚泥移送装置、および第2
の固液分離装置で分離した改質分離液を好気性生物処理
装置に移送する改質分離液移送装置を含む有機性排液の
処理装置。
【0010】本発明の課題を達成するため鋭意研究した
結果、次のことがわかった。すなわち、オゾン処理など
の改質処理を採用した従来の有機性排水処理方法では、
改質処理した汚泥を固液分離することなく全量を曝気槽
に返送しているため、有機物の好気性生物処理に寄与し
ない活性のなくなった汚泥(不活性汚泥)も曝気槽に戻
されている。この不活性汚泥は好気性生物処理では分解
されにくいため、このような不活性汚泥が曝気槽に蓄積
され、次のような問題点が生じている。
【0011】1)曝気槽に活性な微生物からなる汚泥
(活性微生物汚泥)と不活性汚泥の両方が混合してお
り、これらを分離することは不可能である。 2)曝気槽に不活性汚泥が蓄積するため、曝気槽の汚泥
濃度が高くなり、後工程での固液分離の効率が低下する
(曝気槽の汚泥濃度が高くなると沈殿しにくくなる)。 3)多くの汚泥を引き抜いて改質処理するため、改質処
理を行わない場合に比べてSRTが短くなる。例えば、
余剰汚泥の発生をゼロにするために、1日に発生する生
物汚泥の3〜4倍の汚泥を引く抜いて改質処理する場
合、SRTは改質処理を行わない場合の1/3〜1/4
程度になる。
【0012】本発明においては、改質処理汚泥を固液分
離し、この改質分離汚泥は再び改質処理し、改質分離液
のみ曝気槽に戻すことにより上記問題点を解決し、本発
明の課題を達成することができる。
【0013】本発明において処理の対象となる有機性排
液は、通常の好気性生物処理法により処理される有機物
を含有する排液であるが、難生物分解性の有機物または
無機物が含有されていてもよく、またアンモニア性窒素
等が含有されていてもよい。このような有機性排液とし
ては、下水、し尿、食品工場排水その他の産業排液など
があげられる。
【0014】本発明における好気性生物処理工程は、有
機性排液を曝気槽に導入して、活性汚泥の存在下に好気
性生物処理を行うように構成される。また第1の固液分
離工程は曝気槽から混合液(槽内液)を第1の固液分離
装置に導いて分離汚泥と分離液とに固液分離し、分離汚
泥の少なくとも一部を曝気槽へ返送し、分離液を処理水
として排出するように構成される。このような処理系お
よび処理装置としては、有機性排液を曝気槽で活性汚泥
と混合して曝気し、混合液を固液分離装置において固液
分離し、分離汚泥の一部を曝気槽に返送する標準活性汚
泥処理法における好気性生物処理および処理装置が一般
的であるが、これを変形した他のものでもよい。
【0015】改質処理工程は上記の好気性生物処理にお
ける処理系からの活性汚泥(生物汚泥)の少なくとも一
部を引き抜き、この引抜汚泥を易生物分解性に改質する
とともに、後工程の改質分離汚泥移送工程から移送され
る改質分離汚泥を易生物分解性に改質する工程である。
生物汚泥を引き抜く場合、第1の固液分離工程で分離さ
れた分離汚泥の一部を引き抜くのが好ましいが、曝気槽
から混合液の状態で引き抜いてもよい。分離汚泥から引
き抜く場合、余剰汚泥として排出される部分の一部また
は全部を引抜汚泥として引き抜くことができるが、余剰
汚泥に加えて、返送汚泥として曝気槽に返送される返送
汚泥の一部をさらに引き抜いて改質処理することもでき
る。この場合系外に排出する余剰汚泥の発生量をより少
なくし、場合によってはゼロにすることができる。引抜
汚泥と改質分離汚泥とは同じ改質処理装置で改質処理す
ることもできるし、別々の改質処理装置で改質処理する
こともできる。
【0016】なお、本発明では被処理液中の有機物が微
生物により資化されて生成される生物汚泥を生成汚泥、
第1の固液分離装置で処理液と分離されて得られる汚泥
を分離汚泥、第1の固液分離装置から曝気槽に返送され
る分離汚泥の一部を返送汚泥、改質処理されるために曝
気槽または固液分離装置から引き抜かれる汚泥を引抜汚
泥、改質処理がなされた汚泥を改質処理汚泥、改質処理
汚泥が第2の固液分離装置で分離されて得られる汚泥を
改質分離汚泥、この時得られる分離液を改質分離液、好
気性生物処理系外へ排出される汚泥を余剰汚泥、活性な
微生物からなる活性汚泥を活性微生物汚泥、活性を失っ
た微生物からなる汚泥を不活性汚泥と称する。
【0017】引抜汚泥を生物が分解し易い性状に改質す
る改質処理方法としては、任意の方法を採用することが
できる。例えば、オゾン処理による改質処理、酸処理に
よる改質処理、アルカリ処理による改質処理、加熱処理
による改質処理、高圧パルス放電処理、ボールミル、コ
ロイドミル等のミルによる磨砕処理、これらを組み合せ
た改質処理等を採用することができる。これらの処理は
公知の処理装置を改質処理装置として用いて行うことが
できる。これらの中ではオゾン処理による改質処理が、
処理操作が簡単かつ処理効率が高いため好ましい。
【0018】改質処理としてのオゾン処理は、引抜汚泥
または改質分離汚泥移送工程から移送される改質分離汚
泥をオゾンと接触させればよく、オゾンの酸化作用によ
り汚泥は易生物分解性に改質される。オゾン処理により
生物汚泥は酸化分解されて、易生物分解有機物に変換さ
れる。本発明の場合、後工程に第2の固液分離工程を設
けているので、汚泥を完全に易生物分解性に改質する必
要はなく、不活性汚泥が残留してもかまわない。オゾン
処理はpH5以下の酸性領域で行うと酸化分解効率が高
くなる。このときのpHの調整は、硫酸、塩酸または硝
酸などの無機酸をpH調整剤として生物汚泥に添加する
方法などを採用することができる。pH調整剤を添加す
る場合、pHは3〜4に調整するのが好ましい。
【0019】オゾン処理は、引抜汚泥または改質分離汚
泥をそのまま、または必要により遠心分離機などで濃縮
した後、オゾンと接触させることにより行うことができ
る。接触方法としては、オゾン処理槽に汚泥を導入して
オゾンを吹込む方法、機械撹拌による方法、充填層を利
用する方法などが採用できる。オゾンとしては、オゾン
ガスの他、オゾン含有空気、オゾン化空気などのオゾン
含有ガスが使用できる。オゾンの使用量は0.002〜
0.05g−O3/g−VSS、好ましくは0.005
〜0.03g−O3/g−VSSとするのが望ましい。
オゾン処理により難生物分解性のCODが生成する場合
があるが、この場合は凝集処理、吸着等により除去する
ことができる。
【0020】改質処理としての酸処理では、引抜汚泥ま
たは改質分離汚泥移送工程から移送される改質分離汚泥
を改質槽に導き、塩酸、硫酸などの鉱酸を加え、pH
2.5以下、好ましくはpH1〜2の酸性条件下で所定
時間滞留させればよい。滞留時間は、例えば5〜24時
間程度とする。この際汚泥を加熱、例えば50〜100
℃に加熱すると改質が促進される。
【0021】また、汚泥の改質処理としてのアルカリ処
理では、引抜汚泥または改質分離汚泥移送工程から移送
される改質分離汚泥を改質槽に導き、水酸化ナトリム、
水酸化カリウム等のアルカリを汚泥に対して0.1〜1
重量%加え、所定時間滞留させればよい。滞留時間は、
例えば0.5〜2時間程度とする。この際、汚泥を加熱
し、例えば50〜100℃に加熱すると改質が促進され
る。
【0022】改質処理としての加熱処理は、加熱処理単
独で行うこともできるが、酸処理またはアルカリ処理と
組み合せて行うのが好ましい。加熱処理単独で行う場合
は、例えば温度70〜100℃、滞留時間2〜3時間と
することができる。
【0023】高電圧のパルス放電処理は、電極間隔3〜
10mm、好ましくは4〜8mmのタングステン/トリ
ウム合金等のプラス極と、ステンレス鋼等のマイナス極
間に汚泥を存在させ、印加電圧10〜50kV、好まし
くは20〜40kV、パルス間隔20〜80Hz、好ま
しくは40〜60Hzでパルス放電を行い、汚泥は順次
循環させながら処理を行うことができる。
【0024】改質処理は1個の改質処理装置を用いて行
うこともできるし、2個以上の改質処理装置を用いて行
うこともできる。好ましくは2〜3個の改質処理装置を
用いて行うのが望ましい。2個以上改質処理装置を用い
る場合、装置は固液分離装置に対して直列に設けること
もできるし、並列に設けることもできる。また引抜汚泥
と改質分離汚泥とを同じ改質処理装置で改質処理するこ
ともできるし、別々の改質処理装置で改質処理すること
もできるし、これらを組み合せることもできる。
【0025】第2の固液分離工程は改質処理工程で改質
した改質処理汚泥を第2の固液分離装置に導いて改質分
離汚泥と改質分離液とに固液分離する工程である。第2
の固液分離工程で使用される固液分離装置は特に制限さ
れず、膜分離装置、デカンター、ろ過装置などの任意の
固液分離装置を用いることができる。膜分離を利用する
場合は、中空糸、チューブラー、平膜などの種々の膜形
式が利用できる。また膜分離は固形物を分離することが
目的であるため、MF、UFなどの比較的大きなポアサ
イズを有する膜が好ましい。
【0026】改質分離汚泥移送工程は第2の固液分離工
程で分離された改質分離汚泥を改質処理工程に移送する
工程である。改質処理工程に2個以上の改質処理装置が
設けてある場合、任意の位置の改質処理装置に移送する
ことができ、また複数の改質処理装置に移送することも
できる。本発明では、運転操作を簡便にし、また改質処
理効率を向上させるため、引抜汚泥を改質処理する改質
処理装置とは別の改質処理装置に移送するのが好まし
い。
【0027】例えば、改質処理工程に2個の改質処理装
置が固液分離装置に対して直列に設けてある場合は、引
抜汚泥は前段の改質処理装置に導入して改質処理し、改
質分離汚泥は後段の改質処理装置に移送して改質処理す
るのが好ましい。この場合、前段の改質処理装置で改質
した汚泥はそのまま後段の改質処理装置に導入し、改質
分離汚泥と混合して改質処理する。しかし、改質処理工
程に2個の改質処理装置を固液分離装置に対して並列に
設けて、一方の改質処理装置に引抜汚泥を導入して改質
処理し、他方の改質処理装置に改質分離汚泥を移送して
別々に改質処理する方が好ましい。
【0028】改質分離液移送工程は第2の固液分離工程
で分離された改質分離液を好気性生物処理工程に移送す
る工程である。曝気槽に導入した改質分離液は、有機性
排液および槽内の活性汚泥と混合されて好気性生物処理
されるが、改質分離液は改質分離汚泥が分離され固形分
を含んでいないので、曝気槽に不活性汚泥は導入されな
い。このため、曝気槽に不活性汚泥が蓄積することもな
い。
【0029】本発明の処理方法は、改質処理した汚泥の
全量を曝気槽に返送している従来の方法に比べて、次の
点で優れている。 1)引抜汚泥を確実に減容化することができるので、改
質処理するために分離汚泥または曝気槽の混合液から引
き抜く汚泥量を少なくすることができる。例えば、従来
の方法では通常、生成する汚泥量の3〜4倍程度の汚泥
を引抜汚泥としてオゾン処理することにより系外へ排出
する余剰汚泥をゼロにすることができるが、本発明では
生成汚泥量の2〜2.5倍程度の汚泥を引抜汚泥として
オゾン処理することにより、系外へ排出する余剰汚泥を
ゼロにすることができる。このため、多くの量の活性微
生物汚泥を曝気槽内に保持することができる。これによ
り曝気槽のSRTを長くすることができるので、処理水
質の悪化を防止することができ、かつ効率よく有機性排
水を好気性生物処理することができる。 2)分解を受けにくい改質処理汚泥中の固形分(改質分
離汚泥)を繰り返し改質処理することで改質分離汚泥が
分解されやするなり、例えばオゾン使用量を少なくする
ことができる。 3)曝気槽内の不活性汚泥の量が少なくなるので、曝気
槽内の汚泥濃度(活性微生物汚泥と不活性汚泥との合計
濃度)が低くなり、このため第1の固液分離工程での固
液分離が容易になる。 4)活性微生物汚泥と不活性汚泥とを分離した状態で好
気性生物処理および改質処理を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の有機性排液の処理方法は、改質
処理工程で改質した改質処理汚泥を第2の固液分離工程
で改質分離汚泥と改質分離液とに固液分離し、この改質
分離汚泥を改質処理工程に移送して改質処理し、改質分
離液を好気性生物処理工程に移送して好気性生物処理す
るので、低コストで汚泥を減容化して系外へ排出する汚
泥量を減少させ、しかも処理水質の悪化を防止し、かつ
効率よく有機性排水を処理することができる。
【0031】本発明の有機性排液の処理装置は、改質処
理装置、第2の固液分離装置、改質分離汚泥移送装置お
よび改質分離液移送装置を備え、改質処理装置で改質し
た改質処理汚泥を第2の固液分離装置で改質分離汚泥と
改質分離液とに固液分離し、この改質分離汚泥を改質処
理工程に移送して改質処理し、改質分離液を好気性生物
処理工程に移送して好気性生物処理するように構成され
ているので、有機性排液を処理するに際し、低コストで
汚泥を減容化して系外へ排出する汚泥量を減少させ、し
かも処理水質の悪化を防止し、かつ効率よく有機性排水
を処理することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面により
説明する。図1は本発明の実施形態の有機性排液の生物
処理装置を示す系統図であり、改質処理としてオゾン処
理する場合の例、図2は改質処理としてオゾン処理槽を
固液分離装置に対して2個直列に設けた場合の例、図3
は改質処理としてオゾン処理槽を固液分離装置に対して
2個並列に設けた場合の例を示している。図1におい
て、1は曝気槽、2は固液分離槽、3aはオゾン処理
槽、4は膜分離装置である。
【0033】曝気槽1には原水路11、透過液移送路1
2および返送汚泥路13が連絡し、また底部には散気装
置15が設けられて、空気供給路14が連絡している。
曝気槽1から固液分離槽2に連絡路16が連絡してい
る。固液分離槽2の上部には処理水路17が連絡し、下
部には汚泥排出路18が連絡し、返送汚泥路13に連絡
している。固液分離槽2が第1の固液分離装置を構成し
ている。19は余剰汚泥排出路である。
【0034】オゾン処理槽3aには汚泥排出路18から
分岐する引抜汚泥路21、濃縮液移送路22aおよび排
オゾン路23aが上部に連絡している。またオゾン発生
機25aから連絡するオゾン供給路26aおよびオゾン
処理汚泥路27aが下部に連絡している。濃縮液移送路
22aには固形物排出路28aが連絡し、オゾン処理汚
泥路27aにはポンプ30aが設けられている。
【0035】膜分離装置4には濃縮液移送路22a、オ
ゾン処理汚泥路27aおよび透過液移送路12が連絡
し、内部には分離膜31が設けられている。膜分離装置
4が第2の固液分離装置を構成し、濃縮液移送路22a
が改質分離汚泥移送装置を構成し、透過液移送路12が
改質分離液移送装置を構成している。
【0036】図1の処理装置により有機性排液(原水)
を処理するには、原水路11から原水を曝気槽1に導入
し、透過液移送路12から移送される透過液32、返送
汚泥路13から返送される返送汚泥および曝気槽1内の
活性汚泥と混合し、空気供給路14から供給される空気
を散気装置15から散気して好気性生物処理する。
【0037】曝気槽1内の混合液は連絡路16から一部
ずつ取り出して固液分離槽2に導入し、分離液と分離汚
泥とに固液分離する。分離液は処理水として処理水路1
7から系外へ排出し、分離汚泥は汚泥排出路18から取
り出し、その一部を返送汚泥として返送汚泥路13から
曝気槽1に返送し、残部を引抜汚泥としてオゾン処理す
る。なお、系外へ排出する汚泥が生じる場合は余剰汚泥
排出路19から系外へ排出する。
【0038】オゾン処理槽3aでは、引抜汚泥を引抜汚
泥路21から導入するとともに、濃縮液移送路22aか
ら移送される濃縮液33を導入し、オゾン発生機25a
で発生させたオゾンをオゾン供給路26aから供給し、
引抜汚泥および濃縮液33と接触させてオゾン処理(改
質処理)を行う。これにより引抜汚泥中の汚泥が易生物
分解有機物化するとともに、濃縮液33中の不活性汚泥
も酸化されて易生物分解有機物に変換する。この場合、
分解されにくい濃縮液33が繰り返しオゾン処理される
ことにより分解され易くなり、効率よくオゾン処理を行
うことができ、このためオゾンの使用量を少なくして、
汚泥を確実に減容化することができる。オゾン処理汚泥
は膜分離装置4に導入する。オゾン排ガスは排オゾン路
23aから排出する。オゾン処理汚泥中に無機SS成分
が含まれる場合には、連続的または間欠的に固形物排出
路28aから排出する。
【0039】オゾン処理汚泥はオゾン処理汚泥路27a
から取り出し、ポンプ30aで加圧して膜分離装置4に
導き、分離膜31により膜分離する。この膜分離により
透過液32と濃縮液33とに分離される。濃縮液33は
濃縮液移送路22aから一部ずつ取り出してオゾン処理
槽3aに戻し、前記のようにオゾン処理する。
【0040】透過液32は透過液移送路12から一部ず
つ取り出して曝気槽1へ移送し、前記のように好気性生
物処理する。この場合、透過液32には不活性汚泥が含
まれていないので、曝気槽1内の不活性汚泥の量が増加
することはなく、曝気槽1内の汚泥濃度(活性微生物汚
泥と不活性汚泥との合計濃度)の増加は抑制される。こ
のため固液分離槽2での固液分離は容易になる。またオ
ゾン処理するための引抜汚泥の量を少なくすることがで
きるので、曝気槽1のSRTを長くすることができる。
これにより、処理水質の悪化を防止することができ、か
つ効率よく有機性排水を好気性生物処理することができ
る。
【0041】図1の装置では固液分離槽2の分離汚泥を
引抜汚泥として引き抜いてオゾン処理しているが、曝気
槽1から混合液(槽内液)を引抜汚泥として引き抜いて
オゾン処理することもできる。
【0042】図2の装置は、オゾン処理槽3a、3bが
膜分離装置4に対して直列に2個設けられ、改質分離液
33が後段のオゾン処理槽3bに戻されるように濃縮液
移送路22bが設けられている以外は図1と同様に構成
されている。図2の装置による処理方法は、オゾン処理
槽3aでオゾン処理したオゾン処理汚泥を後段のオゾン
処理槽3bに導入してさらにオゾン処理するとともに、
濃縮液移送路22bから濃縮液33をオゾン処理槽3b
に導入してオゾン処理する以外は図1と同様に処理す
る。図2の場合、図1と比べて、汚泥のオゾン処理効率
を向上させることが可能である。オゾン処理槽は3個以
上設けることもできる。
【0043】図3の装置は、オゾン処理槽3a、3cが
膜分離装置4に対して並列に2個設けられ、改質分離液
33が引抜汚泥をオゾン処理するオゾン処理槽3aとは
別のオゾン処理槽3cに戻されるように濃縮液移送路2
2cが設けられている以外は図1と同様に構成されてい
る。図3の装置による処理方法は、濃縮液移送路22c
から濃縮液33をオゾン処理槽3cに導入してオゾン処
理する以外は図1と同様に処理する。図3の場合、図1
および図2に比べて、さらに不活性汚泥の易生物分解有
機物化を促進することができる。なお、オゾン処理装置
3cでオゾン処理されたオゾン処理汚泥の移送路27c
はオゾン処理装置3aに接続するオゾン処理汚泥路27
aのポンプ30aの前段と連絡するようにしてポンプ3
0cを省略することもできる。オゾン処理槽は3個以上
設けることもできる。
【0044】
【実施例】次に本発明の試験例について説明する。試験
として、図1(実施例)および図4(比較例)の装置に
より原水の処理を行った。曝気槽容量は10Lとした。
ただし、いずれの装置においても、引抜汚泥は固液分離
槽の分離汚泥の代わりに曝気槽内の混合液を引き抜い
た。原水としては、炭素源として酵母エキス、肉エキス
および果糖と含むBOD濃度500ppmの合成排水を
使用した。
【0045】試験開始前にどちらの系もSRTを20日
として2か月間、オゾン処理することなく通常の活性汚
泥処理を行った。この処理の期間中、どちらの系の曝気
槽もMLVSS濃度は4〜4.5gMLVSS/L前後
であり、安定していた。また固液分離槽から流出する処
理水BODは5ppm前後であった。
【0046】比較例1 上記のような装置において、1日あたり1.5Lの混合
液を曝気槽から引き抜き、これを引抜汚泥として回分式
でオゾン処理し、その後過負荷とならないように一定の
時間で曝気槽に返送した。この処理では曝気槽のMLV
SSは4〜4.5gMLVSS/L前後で安定した。オ
ゾン処理を行った引抜汚泥の固形物は1日あたり6.7
5gで、1日あたりの生成汚泥量の3〜3.3倍、オゾ
ン処理に要したオゾン量は固形物量の1.5重量%で、
1日あたり100mgであった。なお、固液分離槽から
流出する処理水のBODは10〜15ppmで、余剰汚
泥の発生量はゼロであった。
【0047】実施例1 上記のような装置において、1日あたり1.0Lの混合
液を曝気槽から引き抜き、これを引抜汚泥として回分式
でオゾン処理したあと、オゾン処理汚泥は遠心分離によ
り固液分離し、オゾン処理分離液(上澄液)は曝気槽に
戻した。オゾン処理分離汚泥は4℃で保存し、翌日にオ
ゾン処理槽3aに戻して引抜汚泥と混合し、オゾン処理
を行った。
【0048】この処理では曝気槽のMLVSSは3〜
3.5gMLVSS/L前後で安定した。またオゾン処
理槽3aの固形分濃度は20g/L程度まで増加して一
定となった。このとき、固液分離槽から流出する処理水
BODは5〜6ppmで余剰汚泥の発生はなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の有機性排液の処理装置を示
す系統図である。
【図2】本発明の他の実施形態の有機性排液の処理装置
を示す系統図である。
【図3】本発明の他の実施形態の有機性排液の処理装置
を示す系統図である。
【図4】従来の有機性排液の処理方法を示すフローシー
トである。
【符号の説明】
1、41 曝気槽 2 固液分離槽 3a、3b、3c、43 オゾン処理槽 4 膜分離装置 11 原水路 12 透過液移送路 13 返送汚泥路 14 空気供給路 15、48 散気装置 16 連絡路 17 処理水路 18 汚泥排出路 19 余剰汚泥排出路 21 引抜汚泥路 22a、22b、22c 濃縮液移送路 23a、23b、23c 排オゾン路 25a、25b、25c オゾン発生機 26a、26b、26c オゾン供給路 27a、27b、27c オゾン処理汚泥路 28a、28b、28c 固形物排出路 30a、30b、30c ポンプ 31 分離膜 32 透過液 33 濃縮液 42 汚泥分離槽 44 有機性排液 45 返送汚泥 46 オゾン処理汚泥 47 空気供給管 51 分離汚泥 50 処理液 53 引抜汚泥 54 余剰汚泥 55 オゾン供給管 56 排オゾン管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機性排液を曝気槽に導入して、活性汚
    泥の存在下に好気性生物処理する好気性生物処理工程、 曝気槽の混合液を分離汚泥と分離液とに固液分離し、分
    離汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送し、分離液を処
    理水として排出する第1の固液分離工程、 第1の固液分離工程で分離した分離汚泥または曝気槽の
    混合液から活性汚泥の少なくとも一部を引き抜き、この
    引抜汚泥を易生物分解性に改質するとともに、改質分離
    汚泥移送工程から移送される改質分離汚泥を易生物分解
    性に改質する改質処理工程、 改質処理工程で改質した改質処理汚泥を改質分離汚泥と
    改質分離液とに固液分離する第2の固液分離工程、 第2の固液分離工程で分離した改質分離汚泥を改質処理
    工程に移送する改質分離汚泥移送工程、および第2の固
    液分離工程で分離した改質分離液を好気性生物処理工程
    に移送する改質分離液移送工程を含む有機性排液の処理
    方法。
  2. 【請求項2】 有機性排液を曝気槽に導入して、活性汚
    泥の存在下に好気性生物処理する好気性生物処理装置、 曝気槽の混合液を分離汚泥と分離液とに固液分離し、分
    離汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送し、分離液を処
    理水として排出する第1の固液分離装置、 第1の固液分離装置で分離した分離汚泥または曝気槽の
    混合液から活性汚泥の少なくとも一部を引き抜き、この
    引抜汚泥を易生物分解性に改質するとともに、改質分離
    汚泥移送装置から移送される改質分離汚泥を易生物分解
    性に改質する改質処理装置、 改質処理装置で改質した改質処理汚泥を改質分離汚泥と
    改質分離液とに固液分離する第2の固液分離装置、 第2の固液分離装置で分離した改質分離汚泥を改質処理
    装置に移送する改質分離汚泥移送装置、および第2の固
    液分離装置で分離した改質分離液を好気性生物処理装置
    に移送する改質分離液移送装置を含む有機性排液の処理
    装置。
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